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④
出願／照会先
広島大学霞地区運営支援部学生支援グループ（大学院担当）
〒734-8553 広島市南区霞一丁目2番3号 TEL（082）257-5051
E-mail：[email protected]
＊ If you need“Student Application Guidelines”in English,please you access“http://hiroshima-u.jp/bhs/admission”
霞キャンパス建物配置図
④
試 験 場 等 位 置 図
広島市位置図 至可部
広島城
県庁 バス センター
広島駅
紙屋町
向洋駅
至大阪
至三次
平和大通
市役所 医歯薬保健学研究科
国道２号線
西広島駅
広島ヘリポート 宇品
広島港
至別府 至松山
山陽本線
山陽新幹線
横川駅
至博多
広島大学大学院医歯薬保健学研究科（TEL 082－257－5051）
〒734-8553 広島市南区霞一丁目２番３号
経 路
・ＪＲ広島駅前から広電バス （５号線大学病院行）で 終点下車（所要時間約15分）
・ＪＲ広島駅前から広島バス （26－1号旭町線）で大学病院入口下車（所要時間約15分）
・ＪＲ横川駅前から広島バス （23・23－1号線大学病院行）で終点下車（所要時間約40分）
・ＪＲ西広島駅前から広電バス （10号線大学病院・旭町方面）で大学病院前下車
（所要時間約30分）
新白島駅 新白島駅
天神川駅
－1－
平成29年4月本学大学院医歯薬保健学研究科（博士課程後期）保健学専攻に入学させる学生を次のとお
り募集します。
１．選抜種別・募集人員
種 別 対 象 者 募集人員
一 般 選 抜
15名 社 会 人 特 別 選 抜 実務経験を有する者
フェニックス特別選抜 入学時に55 歳以上の者
外 国 人 特 別 選 抜 日本国籍を有しない者
※募集人員には, 社会人特別選抜,フェニックス特別選抜及び外国人特別選抜による若干名を含む。
２．出願資格
(1) 修士の学位又は専門職学位(法第104条第1項の規定に基づき学位規則(昭和28年文部省令第9号)第5
条の2に規定する専門職学位をいう。以下同じ。)を有する者
(2) 外国において，修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者
(3) 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修し，修士の学位又は専門職学位
に相当する学位を授与された者
(4) 我が国において，外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付
けられた教育施設であって，文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し，修士の学位又
は専門職学位に相当する学位を授与された者
(5) 国際連合大学の課程を修了し，修士の学位に相当する学位を授与された者
(6) 外国の学校，(4)で指定を受けた教育施設又は国際連合大学の教育課程を履修し，大学院設置基準第
16条の2に規定する試験及び審査に相当するものに合格し，修士の学位を有する者と同等以上の学力
があると認められた者
(7) 文部科学大臣の指定した者（平成元年文部省告示第118号）
① 大学を卒業し，大学，研究所等において，2 年以上研究に従事した者で，本学大学院において，当
該研究の成果等により，修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者
② 外国において学校教育における16年の課程を修了した後，又は外国の学校が行う通信教育におけ
る授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における16年の課程を修了
した後，大学，研究所等において，2年以上研究に従事した者で，本学大学院において，当該研究
の成果等により，修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者
(8) 本学大学院において，個別の入学資格審査により，修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以
上の学力があると認めた者であって，24歳に達したもの
(9) 前各号の一の資格を平成29年3月31日までに取得見込みの者
３．TOEIC®スコア証明書の提出について （フェニックス特別選抜及び外国人特別選抜受験者を除く。）
TOEIC®400点以上のスコア証明書（主催者等の証明印のあるもの）が出願時に提出できる者に限り，筆
記試験の「外国語：英語」が免除されます。有効とするTOEIC®のスコアは，TOEIC®公開テスト及びTOEIC®-IP
（カレッジTOEIC®を含む）の2種類で，平成27年2月以降に実施された試験の証明書とします。
※出願時に提出できない者は，筆記試験の「外国語：英語」を受験することとなります。
－2－
４．出願資格の認定
出願資格（7）から（8）の一に該当する出願希望者は，事前に出願資格の確認を行いますので，下記
の要領により，平成 28 年 12 月 2 日（金）午後 5 時まで(必着)に必要書類を裏表紙に記載の出願／照
会先へ提出し，出願資格の認定を受けた後，出願してください。
(1) 提出書類
① 入学試験出願資格認定申請書 本学所定の用紙を使用
② 研 究 歴 証 明 書 本学所定の用紙を使用
③ 研 究 ・ 臨 床 歴 等 概 要 本学所定の用紙を使用
④ 研 究 業 績 目 録 本学所定の用紙を使用
⑤ 卒 業 証 明 書 出身大学長（学部長）等が作成したもの
⑥ 返 信 用 封 筒 定形封筒（23.5 ㎝×12 ㎝）に82 円切手を貼付し，住所・
氏名を記入してください
(2) 認定結果は，平成28 年12 月26 日（月）に郵送により通知します。
(3) 出願資格に疑義のある場合は，裏表紙に記載の出願／照会先に問い合わせてください。
５．出願手続
(1) 出願期間
平成29 年1 月4 日（水）から平成29 年1 月11 日（水）午後5時まで（必着）
持参する場合は，平日午前8 時30 分から午後5 時までとし，土曜日，日曜日及び祝日は受付を行
いません。
なお，郵送する場合は，書留速達郵便とし，封筒には「医歯薬保健学研究科博士課程後期保健学専
攻入学願書在中」と朱書してください。
※出願書類の内，出願資格の認定の際に提出した書類は，重複して提出する必要はありません。
(2) 出願書類受付場所
広島大学霞地区運営支援部学生支援グループ（大学院担当）
〒734-8553 広島市南区霞一丁目2番3号
(3) 出願書類等
入学志願者は，次に掲げる書類を一括して出願期間内に提出してください。
出 願 書 類 摘 要
ア 入 学 志 願 票 本研究科所定の用紙を使用（①及び②）
イ 成 績 証 明 書 研究科長等が作成の上厳封したもの
ウ 修了（見込）証明書
研究科長等が作成したもの
※本学大学院医歯薬保健学研究科博士課程前期修了見込み者は提出不
要
エ 修士論文等（写）
1部（修士論文がない場合はこれに代わるもの）
※本学大学院医歯薬保健学研究科博士課程前期修了見込み者は提出不
要
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オ 修 士 論 文 等 要 旨
(a)修士の学位を有する者，あるいは平成29年3月31日までに取得見
込みの者は，修士論文要旨を1部提出
(b)修士の学位を有しない者，あるいは取得しているが，最近の研究と著
しく異なる者は，最近の研究についての研究経過の要旨を1部提出
(a)(b)とも以下の様式とする
・ A4版用紙3頁に，図表を含めて5,000字程度にまとめ，ワープロ・
パソコン等により横書きタイプしたもの
・ 余白を上3㎝，下2.5㎝，左右各2㎝以上あけること
・ 書き始めに題目，氏名，指導教員名を記載すること
※本学大学院医歯薬保健学研究科博士課程前期修了見込み者は提出不
要
カ 検 定 料
30,000円
本学所定の用紙により銀行振込（次頁（注3）を参照）
※本学大学院の博士課程前期修了見込み者は不要
キ TOEIC ®スコア証明書
（写し）
平成27 年2 月から出願時までに実施された試験の証明書のコピー（A4
版）を提出すること。
次の2 種類のうち，いずれか一つのスコア証明書を提出してください。
・TOEIC®
・TOEIC®-IP（カレッジTOEIC®を含む）
※フェニックス特別選抜及び外国人特別選抜受験者は不要
※１頁の「３．TOEIC®スコア証明書の提出について」を参照のこと。
ク 返 信 用 封 筒 受験票の送付に使用するもので，定形封筒（23.5㎝×12㎝）に82円切
手を貼付し，住所・氏名を明記すること
ケ 連絡受信先シール 本学所定の用紙を使用
コ
【外国人出願者のみ】
住民票の写し又は
住民票記載事項証明書
日本に在留している外国人は，住民票の写し又は住民票記載事項証明書
を添付すること。
※本学に在学中の者は提出不要
※ 社会人特別選抜による出願者は（サ）の書類も併せて提出してください。
サ 業 績 調 書
本学所定の用紙を使用し，以下の順にとじること
(a) 業績内容の概要（400 字程度にまとめる）
(b) 学 会 発 表 等（演題名，学会名，場所，発表年月を明記する。）
(c) 論 文 等（題名，掲載誌，巻号頁，発行年月を明記する。）
(d) 著 書（題名，担当頁，出版社，発刊年月を明記する。）
注1：特別な事情によりイ・ウの書類が提出できない場合は，これに代わるものを提出してください。
例1：外国の大学卒業の場合は，成績証明書の写，卒業証書の写など
例2：大学評価・学位授与機構から学士の学位を授与（見込）された場合は，短期大学成績証明書，
専攻科・大学各成績（学位修得）証明書及び大学評価・学位授与機構の学位授与証明書又は
学位授与申請受理証明書
注2：中国の大学を卒業した,または卒業見込みの方は,“毕业证书”及び“学士学位证书”に加え，
中国教育部認証システム(中国高等教育学历证书查询 http://www.chsi.com.cn/xlcx/bgys.jsp)
により以下の書類を取得し，併せてご提出ください。
※その他の国・地域(台湾，香港，マカオを含む)は提出不要です。
なお，発行手数料は出願者が負担してください。また，提出時点でWeb 認証の有効期限が20 日
以上残っていることを確認してください。
既卒者の場合……学歴証書電子登録票 (教育部学历证书电子注册备案表)
卒業見込み者の場合……オンライン在籍認証レポート(教育部学籍在线验证报告)
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注3：広島大学入学検定料振込依頼書（入金票）[本学専用用紙]により，入学志願票貼付用，志願者保
管用，入学検定料振込依頼書（入金票）の太ワクの中に，志願者氏名及び志願者住所を必ず記入
して，都市銀行，地方銀行等の本支店で振り込んでください。（ゆうちょ銀行及び郵便局（以下
「ゆうちょ銀行」）から振り込む場合は，ゆうちょ銀行所定の振込依頼書に転記する等，別途手
続きが必要となります。詳細は同封の振込依頼書（入金票）をゆうちょ銀行窓口に提示の上，ご
相談下さい。また，ゆうちょ銀行を含む各銀行ATM からは振り込めませんのでご注意ください。）
なお，振込手数料は振込人負担となります。
また，「受付金融機関出納印」欄には，平成29 年1 月11 日付け（願書出願期間の最終日）
までの出納印のあるものに限り有効となりますので，都市銀行，地方銀行等の窓口での受付時間
を確認のうえ振り込みを行ってください。
入学志願票貼付用（入学検定料振込証明書）は，入学志願票の「入学検定料振込証明書貼付票」
に貼付して提出してください。
(4) 身体に障害のある者の相談
身体に障害のある出願者で，受験上特別な措置及び就学上特別な配慮を必要とする場合は，次の事
項を記載した申請書（A4版用紙，様式・枚数任意）を裏表紙に記載の出願／照会先へ提出し，相談し
てください。
ア 相談の時期 平成28 年12 月2 日（金）まで
イ 申請書の記載内容
① 出願者の氏名，住所，連絡先の電話番号
② 出身大学等名
③ 障害の種類・程度（現に治療中の者は，医師の診断書を添付）
④ 受験上及び就学上特別な措置を希望する事項
⑤ 出身大学等でとられていた特別措置
⑥ 日常生活の状況
６．入学者選抜方法（学力試験）
(1) 一般選抜学力試験
① 筆記試験： ア 外国語：英語
イ 専門科目：志望する教育科目から1 問を選択して解答する
② 口述試験： 修士論文等，志望する教育科目，研究能力についての個別面接を行う
(2) 社会人特別選抜学力試験
① 筆記試験： 外国語：英語
② 口述試験： 修士論文等，志望する教育科目，研究能力についての個別面接を行う
③ 業績調書： 提出された「業績調書」により評価する
(3) フェニックス特別選抜学力試験
① 筆記試験： 小論文
② 口述試験： 志望する教育科目，研究能力等についての個別面接を行う
(4) 外国人特別選抜学力試験
① 外 国 語： 英語・日本語の口述試験
② 口述試験： 志望する教育科目，研究能力等についての個別面接を行う
注1 一般選抜学力試験及び社会人特別選抜学力試験の筆記試験（外国語）では，一般的な英和・和英
辞書（電子辞書は除く。）各1冊の使用を認めます。
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注 2 本学大学院医歯薬保健学研究科博士課程前期修了見込み者は一般選抜学力試験の口述試験のみ
で，筆記試験（外国語・専門科目）は免除します。また，本学大学院医学系研究科博士課程前期
（保健学専攻）又は本学大学院保健学研究科博士課程前期の修了者は，筆記試験のうち外国語を
免除します。
７．試験期日及び場所
月 日 時 間 試験科目 試験場
2 月10 日（金）
9:00～10:30 外国語 広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 広島市南区霞一丁目2番3号
11:00～12:00 専門科目・小論文
13:30～ 口 述 試 験
８．採点評価基準・合格判定基準
学力試験，業績調書（社会人特別選抜のみ）及び成績証明書の結果を総合して選考します。
学力試験のうち筆記試験の得点が，当該科目受験者の平均点の60％に満たない場合は不合格とします。
口述試験は，各試験委員の評価を集計して，4段階（Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄ）評価し，Ｄは不合格とします。
評価は希望する研究課題についての試問によって行います。
業績調書（社会人特別選抜のみ）は審査委員の評価を集計して，合格・不合格を決定します。評価は
著書，論文，学会発表，業務内容について総合して行います。
出身大学院等の成績証明書は審査委員が評価し，学力試験，業績調書（社会人特別選抜のみ）の結果
に加味します。
９．教育方法の特例を希望する場合
入学後，社会人として在職のまま就学する者に対し，社会人としての職務の遂行と本研究科での履修
が両立するよう大学院設置基準第14 条の特例（大学院の課程においては，教育上特別の必要があると認
められる場合には，夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法に
より教育を行うことができる。以下「14 条特例」という。）を実施し，授業科目の夜間・土曜日等の開
講により就学上の便宜を図ります。また，研究指導は夜間・土曜日，夏季・冬季休業期間等に行うほか，
情報ネットワークを利用して行うこともあります。履修計画については，指導教員の指導のもとに作成
することとなります。
なお，14 条特例の適用を希望する場合は，予め希望を入学志願票に明記してください。
また，在学途中において，14 条特例への変更を希望することとなった場合又は 14 条特例適用者が当
該適用の解除を希望することとなった場合は，いずれも所属長の承諾を得た後に研究科長の承認を得て
変更することができます。
10．合格者発表
平成29 年2 月24 日（金）10時（予定）
保健学科研究棟玄関に合格者の受験番号を掲示するとともに，合格者には郵送により通知します。
なお，電話等による合否の問い合わせには，一切応じられません。
11．注意事項
(1) 出願書類受理後は，出願書類の内容変更は認めません。
(2) 受理した出願書類及び検定料は，理由の如何にかかわらず返還できません。
(3) 出願に伴う個人情報については，入学者選抜以外には使用しません。
－6－
(4) 出願しようとする者は，必ず出願前に指導予定教員に相談してください。
(5) 試験に関する諸注意事項等の詳細は，2月9日（木）に保健学科研究棟玄関に掲示するとともに受験
票送付時に通知します。
(6) 長期履修学生制度について
職業（定職）を有している者，家庭において家事，育児及び介護を行う者又は本学フェニックス入
学制度により入学した者を対象として，標準の修業年限を超えて一定の期間にわたり，計画的に教育
課程を履修して課程を修了することができる制度があります。
この制度による授業料は，標準の修業年限分の授業料総額を計画的に履修することを認められた一
定の期間の年数で分割して納めることとなります。
なお，長期履修期間の年限等この制度の詳細については，裏表紙に記載の出願／照会先に照会して
ください。
12．入学手続
合格者は，入学手続期間内（詳細は別途通知します。）に必要書類を提出し，所定の納付金を納付しな
ければなりません。
参考事項
(1) 納付金 入学料 282,000円
授業料 （前期分） 267,900円
（年 額） 535,800円
① 既納の入学料は，いかなる理由があっても返還しません。
② 上記記載の金額は平成28年4月現在のものです。入学時及び在学中に納付金の改定が行われた
場合には，改定後の納付金を納入することになります。
③ 入学料，授業料については，選考により免除される制度があり，詳細は別途通知します。
(2) 広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップについて
広島大学では，成績優秀学生に対して後期分の授業料を免除する制度を実施しています。成績優秀学
生は在学中の研究業績等により選考します。
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広島大学大学院医歯薬保健学研究科保健学専攻（博士課程後期）概要
１ 目 的
近年，我が国の経済的な発展とともに，科学技術の急速に発展してきました。保健学，医療の分野に
おいても専門化が進み，それぞれの分野において高度な専門知識と技術を有する研究者が必要とされる
時代となりました。特に，少子・高齢社会の急速な到来は，疾病構造の変化を伴い，複雑化した疾病と
そのケアのあり方は大きな社会問題となっています。
これらを念頭に置いて，2つの講座は，以下の目的によって設立しています。
看護開発科学講座：看護学の理論と実践方法の研究・開発ができる国際的視野をもった看護学研究者
及び教育者を育成します。
心身機能生活制御科学講座：従来の理学療法学及び作業療法学の枠組みを超えた高度な専門知識と優
れた研究能力をもった教育者及び学問体系確立のための研究開発者を育
成します。
２ 保健学専攻の概要
本専攻では，2つの講座が有機的に機能するように構成されています。幅広い基礎的知識及び各領域の
高度の専門知識を身につけ，保健医療の現場で活躍できる実践家，保健医療施設等の指導者ならびに教
育者・研究者の育成を目指しています。
３ 教育課程
(1) 特 色
○ 専攻する領域において，将来的に独立して研究を続けていくに相応しい知見と能力を持つこと
を学位取得の条件としています。そのために必要な指導を効率的に実施します。
○ 授業科目は，個別の研究課題について高度な専門性を修得させることを目的とする「特講，
特講演習」と学生の研究課題に即して博士論文への発展を促す上で必要不可欠な研究指導及
び論文作成指導を行う「特別研究」があります。
○ 研究指導は，主指導教員と副指導教員の複数で行います。
○ 所定の年限（標準修業年限 3 年）で修了するために，そのプロセスを標準的なスケジュールで
提示して指針としています。
○ 学位論文作成の円滑な促進を図るために，専攻内に予備審査委員会を設け，研究課題設定や研
究計画作成の段階から論文完成までの各段階において進捗状況のチェック（指導）を行います。
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(2) 修了の要件
○ 原則として3年以上在学し，所定の単位（次に示す12単位以上）を修得し，かつ，必要な研究
指導を受けた上，博士論文を在学中に提出して，その審査及び最終試験に合格しなければなりま
せん。
ただし，在学期間に関しては，研究科教授会が優れた研究業績を上げたと認める者については，
1年（2年未満の在学期間をもって修士課程又は博士課程前期を修了した者にあっては，当該在学
期間を含めて3年）以上在学すれば足りるものとします。
○ 所定の単位の修得方法
・共通科目 （必 修）2単位
・指導教員の講義（特講） （必 修）2単位
・指導教員の演習（特講演習） （必 修）2単位
・特別研究 （必 修）4単位
・指導教員以外の講義又は共通科目等 （選択必修）2単位以上
(3) 学 位
本課程を修了した者には，学位規則（昭和28年文部省令第9号）の定めるところにより，
博士（保健学）又は博士（看護学）の学位を授与します。なお，博士（看護学）の学位授与は，看
護師の資格を有する教員の特別研究を履修した場合に限られます。
４ 修了後の進路
大学の看護学系，理学療法学系及び作業療法学系の教育者，保健医療施設等の管理者・指導者，研究
所等の研究者，WHO（世界保健機関）及びJICA（国際協力機構）等をはじめとする国際機関の専門職能人
などがあります。
５ 教育・研究の概要
次頁の別表のとおりです。
－9－
別表
教育・研究の概要
担 当 教 員 教 育 ・ 研 究 内 容
小林 敏生（Kobayashi Toshio）
電話 082-257-5345
FAX 082-257-5349
E-mail：[email protected]
研究室：健康開発科学
（健康開発科学）
1：職域・地域におけるヘルスプロモーション
2：ストレスの健康影響とストレスマネージメント，リスクマネージメント
3：国際保健医療協力
4：ポジティブ心理学と健康生成論的アプローチ
5：環境への生理的・心理的適応機序の解明
梯 正之（Kakehashi Masayuki）
電話 082-257-5350
FAX 082-257-5354
E-mail：[email protected]
研究室：健康情報学
（健康情報学）
1：集団の健康現象にかかわる数理モデルとシミュレーション（感染症の流行
と予防，検診システム他）
2：社会格差と健康，医療保険システムの分析
3：気象条件と疾病の罹患
4：健康に関連した調査・データ解析
5：保健統計データの分析（国内データ・国際データ）
折山 早苗（Oriyama Sanae）
電話 082-257-5355
FAX 082-257-5355
E-mail：[email protected]
研究室：基礎看護開発学
（基礎看護開発学）
1：看護技術のエビデンスに関する研究
2：交代制勤務者の健康管理に関する研究
3：看護管理に関する研究
大平 光子（Oohira Mitsuko）
電話 082-257-5360
FAX 082-257-5360
E-mail：[email protected]
研究室：助産・母性看護開発学
（助産・母性看護開発学）
1：親役割獲得過程の支援に関する研究
2：子育て支援プログラムに関する開発
3：周産期からの子ども虐待予防に関する研究
4：性・生殖の健康支援に関する研究
5：助産教育方法に関する研究
森山 美知子（Moriyama Michiko）
電話 082-257-5365
FAX 082-257-5369
E-mail：[email protected]
研究室：成人看護開発学
（成人看護開発学）
1：慢性疾患の疾病管理研究，ポピュレーション・ヘルス・マネジメント
2：家族看護に関する研究
3：医療提供システム，ナーシング・ケースマネジメントに関する研究
4：慢性疾患の在宅看取り・緩和ケア
祖父江 育子（Sobue Ikuko）
電話 082-257-5370
FAX 082-257-5374
E-mail：[email protected]
研究室：小児看護開発学
（小児看護開発学）
1：小児救急医療・看護の包括的評価
2：子育て支援施策の評価と政策立案
3：高次脳機能の特性に基づく小児の事故解析と事故予防教育
4：小児がん・慢性疾患の小児と家族のQOL とレジリエンス
國生 拓子（Kokusho Hiroko）
電話 082-257-5375
FAX 082-257-5375
E-mail：[email protected]
研究室：精神保健看護開発学
（精神保健看護開発学）
1：精神障害者の地域生活支援に関するケア方法の開発
2：精神的困難を持つ人への精神科看護方法の開発
3：精神療法的看護介入の研究
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片岡 健（Kataoka Tsuyoshi）
電話 082-257-5380
FAX 082-257-5384
E-mail：[email protected]
研究室：成人健康学
（成人健康学）
1：周手術期および術後合併症に関する研究
2：各種悪性腫瘍の予防医学と疫学研究
3：成人期疾病の病態と治療に関する研究
4：がん検診の精度管理に関する研究
5：がん患者の緩和医療に関する研究
中谷 久恵（Nakatani Hisae）
電話 082-257-5390
FAX 082-257-5394
E-mail：[email protected]
研究室：地域・在宅看護開発学
（地域・在宅看護開発学）
1：地域で行う保健活動の評価
2：地域における家族支援
3：保健師の基礎教育と現任教育
4：在宅ケア・在宅看護・訪問看護
5：介護保険制度とケアマネジメント
川﨑 裕美（Kawasaki Hiromi）
電話 082-257-5395
FAX 082-257-5399
E-mail：[email protected]
研究室：地域・学校看護開発学
（地域・学校看護開発学）
1：地域・学校における健康増進活動に関する研究
2：健康教育・保健指導の方法と評価に関する研究
3：子どもと家族への支援に関する研究
4：地域における健康課題，まちづくりに関する研究
宮下 美香（Miyashita Mika）
電話 082-257-5385
FAX 082-257-5385
E-mail：[email protected]
研究室：老年・がん看護開発学
（老年・がん看護開発学）
1：がんサバイバーシップ
2：がんとがん治療に関連した症状のコントロールを改善するセルフマネジメ
ント介入
3：がん患者に対する症状マネジメント介入
4：ソーシャル・サポート研究
5：高齢者とその家族への看護
浦邉 幸夫（Urabe Yukio）
電話 082-257-5405
FAX 082-257-5405
E-mail：[email protected]
研究室：スポーツリハビリテーション学
（スポーツリハビリテーション学）
1：スポーツ外傷・障害のリハビリテーション
2：運動機能に与える筋力，関節可動域，固有受容感覚，荷重運動形態等の評
価・outcome 研究
3：障がい者スポーツの支援
4：膝関節（特にACL），足関節，肩関節等のスポーツ外傷予防の研究
5：子どもから高齢者，障がい者の健康増進
6：災害に対する社会復興
7：福祉機器に関する新技術の開発
（選定中） （生体構造学）
新小田 幸一（Shinkoda Koichi）
電話 082-257-5415
FAX 082-257-5344
E-mail：[email protected]
研究室：生体運動・動作解析学
（生体運動・動作解析学）
1：歩行・動作解析
2：身体運動のバイオメカニクス
3：高齢者・障害者の転倒のメカニズムとその予防
4：運動がバランスと身体機能に及ぼす影響
－11－
濱田 泰伸（Hamada Hironobu）
電話 082-257-5420
FAX 082-257-5344
E-mail：[email protected]
研究室：生体機能解析制御科学
（生体機能解析制御科学）
1：呼吸リハビリテーションに関する研究
2：内科疾患の理学療法に関する研究
3：健康増進における運動の重要性に関する研究
弓削 類（Yuge Louis）
電話 082-257-5425
FAX 082-257-5425
E-mail：[email protected]
研究室：生体環境適応科学
（生体環境適応科学）
1：幹細胞を使った神経・軟骨等の再生医療
2：物理的環境下の生体反応
3：脳磁図，NIRS を使った神経系機能回復の評価
4：ロボットを使った新規ニューロ・リハビリテーションの開発
浦川 将 (Urakawa Susumu)
電話 082-257-5430
FAX 082-257-5430
E-mail：[email protected]
研究室：運動器機能医科学
（運動器機能医科学）
1：リハビリテーション動作時の脳活動計測
2：運動器の痛みと，リハビリテーション効果の機序解明
3：動物の豊かな環境飼育に伴う神経生理学的変化の検証
4：心疾患や糖尿病に伴う骨格筋のミトコンドリア機能障害に対するリハビリ
テーションの開発
松川 寛二（Matsukawa Kanji）
電話 082-257-5435
FAX 082-257-5439
E-mail：[email protected]
研究室：生理機能情報科学
（生理機能情報科学）
1：運動及び作業時にみられる生理機能
2：精神及び環境ストレスと自律神経
3：日常生活時および病態時の生理機能
4：脳・自律神経系による心臓循環系調節
5：神経損傷と再生
宮口 英樹（Miyaguchi Hideki）
電話 082-257-5440
FAX 082-257-5444
E-mail：[email protected]
研究室：作業行動探索科学
（作業行動探索科学）
1：作業療法の科学的根拠に関する研究
2：リスク認知とリスクコミュニケーション
3：神経リハビリテーションに関する研究
4：神経行動学的リハビリテーションに関する研究
（選考中） （身体・生活機能制御科学）
岡村 仁（Okamura Hitoshi）
電話 082-257-5450
FAX 082-257-5454
E-mail：[email protected]
研究室：精神機能制御科学
（精神機能制御科学）
1：がんリハビリテーション
2：高齢者（認知症を含む）に対するリハビリテーション
3：精神障害者に対するリハビリテーション
砂川 融（Sunagawa Toru）
電話 082-257-5455
FAX 082-257-5455
E-mail：[email protected]
研究室：上肢機能解析制御科学
（上肢機能解析制御科学）
1：手の機能障害に対する脳への介入によるリハビリテーション法の開発
2：上肢の三次元動作解析
－12－
花岡 秀明（Hanaoka Hideaki）
電話 082-257-5400
FAX 082-257-5400
E-mail：[email protected]
研究室：老年・地域作業機能制御科学
（老年・地域作業機能制御科学）
1：高齢者に対する回想法に関する研究
2：地域在住高齢者の介護予防介入に関する研究
3：認知症を含む，虚弱・障害高齢者のQOLの維持・向上に関する研究
霞キャンパス建物配置図
④
試 験 場 等 位 置 図
広島市位置図 至可部
広島城
県庁 バス センター
広島駅
紙屋町
向洋駅
至大阪
至三次
平和大通
市役所 医歯薬保健学研究科
国道２号線
西広島駅
広島ヘリポート 宇品
広島港
至別府 至松山
山陽本線
山陽新幹線
横川駅
至博多
広島大学大学院医歯薬保健学研究科（TEL 082－257－5051）
〒734-8553 広島市南区霞一丁目２番３号
経 路
・ＪＲ広島駅前から広電バス （５号線大学病院行）で 終点下車（所要時間約15分）
・ＪＲ広島駅前から広島バス （26－1号旭町線）で大学病院入口下車（所要時間約15分）
・ＪＲ横川駅前から広島バス （23・23－1号線大学病院行）で終点下車（所要時間約40分）
・ＪＲ西広島駅前から広電バス （10号線大学病院・旭町方面）で大学病院前下車
（所要時間約30分）
新白島駅 新白島駅
天神川駅
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出願／照会先
広島大学霞地区運営支援部学生支援グループ（大学院担当）
〒734-8553 広島市南区霞一丁目2番3号 TEL（082）257-5051
E-mail：[email protected]
＊ If you need“Student Application Guidelines”in English,please you access“http://hiroshima-u.jp/bhs/admission”
