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クラウドにお けるデータ管 理の必要性 クラウド化を進めるリー ダー達がハイブリッドデー タ管理に期待する理由

クラウドにお けるデータ管 理の必要性 · 2019-09-18 · ク(Mario Suykerbuyk )氏は、複数のクラ ウドを管理するためには複雑さを軽減するこ

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クラウドにおけるデータ管理の必要性クラウド化を進めるリーダー達がハイブリッドデータ管理に期待する理由

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目次

クラウド化への道:決定的なチャンス 03

第1部:変化の正体:5つの変化 06 – アプリケーション層の複雑化 08 – 導入オプションの多様化 09 – 業務担当者には新たなデータアクセス方法が必要 10 – 新しい統合パターン 11 – IT部門に対する期待の変化 12

第2部:戦略的プラクティスとしての統合 14

第3部:俊敏性と制御性の両立 17

第4部:ハイブリッドデータ管理:次世代 21

結論:データ管理者の時代 26

参考文献 28

インフォマティカについて 29

ヒント: クリックすると任意のセクションに直接

移動できます。

02

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はじめに

クラウド化への道: 決定的なチャンス

03

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クラウド化への道: 決定的なチャンス

今やほとんどの企業 1 が自社のコア IT インフラストラク

チャをクラウドに移行しています。 これは企業として当

然のことでしょう。 クラウドに移行することで、 非常

に意欲的なデジタルトランスフォーメーションイニシア

チブを推進できると共に、 業務担当者はイノベーション

をより簡単に実現できるようになり、 IT 部門は俊敏性を

高めることができます。

クラウドへの移行には多くのメリットがあります。ただし、 クラウドへの移行は必ずしも簡単な作業ではありません。

1 Cisco Global Cloud Index: Forecast and Methodology, 2015-2020

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長年にわたり IT に従事してきたユーザーであれ

ば、 今後自分や自分のチームの前にどのような

機会が待ち受けているのか、 不安を感じるかも

しれません。 様々な物事が変化していることは、

誰の目にも明白です。しかしその変化が、これまで

に習得してきた統合/データ管理スキルにどの

ような影響を与えるかはそれほど明白ではあり

ません。

ただし、 これだけは事実として言えます。

今は、データ管理にとってかつてない最適な時期

であるということです。現在の企業はかつてないほ

どデータを重視しています。データはデジタルトラ

ンスフォーメーションの要です。JLL 社 2、PostNL社 3、日産 4 など、多くの世界有数の企業がデータ

を基盤に事業を運営しています。

そのため、 統合/データ管理スキルを持つ人材

の重要性もかつてないほど高まっています。

各業界において、IT 部門の多くが、オンプレミス

システムからハイブリッドや「クラウド第一」の戦

略への進化を迫られているのは事実です。そしても

ちろん、この変革をサポートするデータ管理者の

役割も進化することになります。しかし、データ主

導型のデジタルトランスフォーメーションイニシア

チブ(クラウド化への道)の最終的な目標は、企

業が持つ貴重なデータ資産を活用して、生産性の

向上、コストの管理、事業の拡大を実現し、イン

テリジェントに市場へ破壊的イノベーションをもた

らすところにあります。

そのためには、データがどこに置かれているのか

に関係なく(オンプレミス、クラウド、その中間)、

IT 部門はアクセス性、セキュリティ性、関連性に

優れたデータを提供しなければなりません。クラウ

ド化への道を成功に導く上で、データ管理者は不

可欠な存在です。

この状況は、 データ管理者にとってもキャリア

アップの非常に大きな機会となります。

本電子ブックでは、 このような機会を捉えるた

めに何をすべきなのかを分かりやすく説明しま

す。 また、 変化の正体、 新しいテクノロジー

の可能性、 ハイブリッドデータ管理のベストプ

ラクティスについても詳細に見ていきます。さら

に、革新的な企業がどのように市場に破壊的イノ

ベーションをもたらしているのかを紹介します。

データ主導型のデジタルトランスフォーメー

ションの原動力として、 データ管理およびデー

タ管理者に大きな期待が集まっています。 この

電子ブックを読み終える頃には、 そのことを納

得していただけると確信しています。

2 JLL 社の成功事例。 informatica.com3 PostNL 社の成功事例。 informatica.com4 日産の成功事例。 informatica.com

05

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第 1 部

変化の正体: 5 つの変化

06

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データ管理環境は、 変貌しつつあります。 自社の変革

を推進するためには、 社内の中核部門だけでなく、 デー

タ管理リーダーもデータに対するアプローチを変えなけ

ればなりません。 もちろん、 IT において変化は日常茶

飯事です。

そこで、 データ管理の進化へ目を向ける前に、 まずは

IT 部門と業務部門が直面している大局的な変化について

見ていきましょう。

具体的には 5 つの大きな変化があります。

変化の正体: 5 つの変化

07

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今日の企業は多数のアプリケーション (オンプ

レミス、 クラウド、 またはその中間) を使用

しています。 データ管理者の役割は、 これら

のアプリケーションをすべて統合して、 全社の

総体的なビューを確立し、 データ主導型のデジ

タルトランスフォーメーションを推進すること

です。

大規模企業の場合、 平均 1,000 近くのクラウド

サービスを使用しています。 5 さらに、 多くの

企業では記録用システムとして多数のオンプレ

ミスアプリケーションも使用しています。

データ管理者の役割は、 あたかも毛糸のように

絡み合ったサービス/アプリケーションをほぐ

して接続することで、社内全体のコラボレーショ

ン、 自己学習、 セルフサービスを推進すること

です。 統合担当者として、API 管理、アプリケー

ション統合、 データ統合を通じて、 複数のクラ

ウドアプリケーションと複数のオンプレミスアプ

リケーションを接続する必要があります。 これ

は、 かつてないほど困難な作業であると同時に、

かつてないほど価値ある作業でもあります。

アプリケーション層の複雑化

Misys 社がハイブリッドなアプローチで統合 を推進

Misys 社は、 世界 130 か国 2,000 以上の銀

行と金融機関にサービスを提供する金融ソフ

トウェアプロバイダーです。 同社のグローバ

ルビジネスアプリケーションプラットフォー

ム担当ディレクターのキンバリー・ ジャン

セン (Kimberley Jansen) 氏は、 クラウド

ベースの統合を進めることで自社の事業に対

する理解が深まると考えました。

ジャンセン氏は次のように述べています。

「Informatica Intelligent Cloud Services には多

数のコネクタがあらかじめ組み込まれている

ため、 私たちが Misys エンドツーエンドプ

ラットフォームと呼んでいるプラットフォー

ムを構築することができました。 これによっ

てすべてのプロセスとシステムを統合して、

PowerCenter® ですべての情報を引き出し、

Cognos で BI レポートを作成できるようにな

りました」

「これまでは、 金額、 買掛金、 売掛金に関

する可視性を獲得すること (資金の所在地

を把握する) が非常に困難で、 複数の人間

が複数のソースに基づいてレポートを作成す

る必要がありました。 お陰で全体として非

常に大きなメリットを手にすることができ、

取引成立 (契約から入金) までに要する時

間も大幅に短縮されました」

詳細はこちら Misys 社の成功事例。

5 Mary Meeker’s Internet Trends Report. Kleiner Perkins 社、 2017 年

08

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導入オプションの多様化

世界的に、 パブリック/プライベートクラウド

への IT 支出額は、 従来のデータセンターインフ

ラストラクチャへの IT 支出額に匹敵するレベル

にまで増えてきています。 6 中にはすでに逆転

している企業もあるでしょう。 これは、 オンプ

レミス、 プライベートクラウド、 パブリックク

ラウド、 ハイブリッドといった環境が混在して

いる状況に対処しなければならないことを意味

します。

このようなインフラストラクチャのシフトは突

然始まったわけではありませんが、 大きな意味

があります。 なぜなら、 今やオンプレミスの

Hadoop クラスタからパブリッククラウドのデー

タリポジトリまで、 あらゆる場所に保存された

データを管理しなければならないからです。 こ

のような新しいプラットフォームに及び腰にな

ることもあるかもしれません。しかし、データの統合、

クレンジング、マスター化、保護のスキルを有する

人材であれば、今ほど必要とされているときはあり

ません。

6 Mary Meeker’s Internet Trends Report. Kleiner Perkins 社、 2017 年

PostNL 社 - 複数のクラウドを管理

PostNL 社はオランダの郵便小包サービスに

おける最大手で、 世界で最も革新的なデー

タ主導型企業の 1 社でもあります。 数年前、

クラウドオンリーの IT アプローチを採用し、

Microsoft Azure、 Amazon Web Services、プライベートクラウドを使用してデータの管

理方法を変えました。 これにより、 同社は

自らのペースで拡張することが可能になりま

した。

しかし、 データソリューションズ担当マネー

ジングディレクターのマリオ・ サイカーバイ

ク (Mario Suykerbuyk) 氏は、 複数のクラ

ウドを管理するためには複雑さを軽減するこ

とが必要だと考えていました。

同氏は次のように語っています。 「レガシー

システムをクラウドに移行することは可能で

す。 何の問題もありません。 しかしクラウ

ドは 1 つだけではないので、 異なる複数のク

ラウドで統合を実現することが、 最も大き

な課題になります」

「当社は、 この分野で最高のソリューショ

ンで、 このような複雑さを管理するツール

を提供してくれる Informatica Master Data Management(MDM)を選びました。 次に、

データの流れを監視できるように、 セキュリ

ティ層を含む API 管理層を実装しました」

詳細はこちら PostNL 社の革新的な 「Data Roundabout」。

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「データの民主化」 は、 概念として優れてい

るだけでなく、実際の業務上の価値ももたらします。

アナリティクスプログラムの効果は、セルフサービ

ス機能を備えているかどうかで大きく変わります。7

アナリストや一般の統合担当者にセルフサービス

機能を提供するためには一定の適合作業が必要

ですが、 データ管理スキルを有する人材にとっ

ては絶好の機会となります。

これまでは、 すべてのデータを完璧な状態で保

存する必要がありました。これからは、「必要十分」

なデータを簡単かつ実験的に使用できるように

なります。 重要なことは、 タイムリーで実行

可能なデータにアクセスできることです。 依然

として、IT 部門が特定のデータセットを一元的に

管理/保護する必要はあるものの、業務担当者が

レポートを何週間も待つ必要はなくなります。

業務担当者には新たなデータアクセス方法が必要

SulAmérica Seguros 社がセルフサービスアナ リティクスのためのデータレイクを構築

SulAmérica Seguros 社は創業 100 年を超える

ブラジル最大の独立系保険会社です。 これだ

けの歴史を有する企業が、 つい先頃一元化

した顧客ハブを初めて構築したことは、 特

筆に値します。 このイニシアチブを担当し

たビジネスインテリジェンスマネージャーの

ホセ・ ギレルメ (José Guilherme) 氏は、

変革の一環として、 IT 部門と業務部門の連

携方法も改善しました。

「私が最も感銘を受けたのは、 セルフサービ

ス機能です。 以前は多くの業務担当者が IT部門の対応を待たなければなりませんでした

が、 今はセルフサービス環境を喜んで活用

しています。 業務担当者は、 求める情報へ

アクセスすることを求めいたのです」

「IT 部門がボトルネックになるわけにはいき

ません。 そこで私たちはデータレイクを構

築し、 最新のデータがほぼリアルタイムで

入るようにしました。 いずれかのデータベー

スで変更があった場合、 その新しい情報は

わずか 3 時間でデータレイクで利用できるよ

うになります。 以前は、 45 日もかかってい

ました」

詳細はこちら SulAmérica 社の一元化した顧

客ハブ。

7 Analytical enablement. Forbes Insights、 2016 年

10

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統合パターンも、 変化しています。 これまで

は少数のベストプラクティスのパターンを使用

してきたかもしれませんが、 現在はリアルタイ

ムや B2B 統合などの新たなニーズにも対応しな

ければなりません。 例えば、 Genesis Housing社は最近、 新しい顧客向けモバイルアプリをわ

ずか 4 か月で開発しました。 8 これだけ短期間

で開発できたのは、 新しいデータ統合ハブを構

築して、 関連するすべてのシステムを連携させ

たからです。

統合しているシステム、 そのシステム内のデー

タ、 統合方法 (API など) のすべてが変化し

ています。 この事実は決して見過ごすことはで

きません。 なぜなら、 一般の統合担当者の担う

責任が増すのに伴い、 ベストプラクティスに基

づく既定のパターンを必要に応じて周知しなけ

ればならないためです。

新しい統合パターン

8 データ統合ハブを活用したGenesis社のデジタルトランスフォーメーション、 インフォマティカのブログ

Carbonite 社がクラウドを活用してパートナーと連携

Carbonite 社は、クラウドのバックアップ/復元

ソリューションを提供しています。同社の代理

店は、注文システムになかなか接続できない状

態が続いていました。同社のビジネスアプリケー

ション担当マネージャーのジャスティン・ドンロ

ン(Justin Donlon)氏は、手動/半自動のプロ

セスはあまりにも遅く、拡張性に欠けると考えて

いました。

API 統合の選択肢はなかったため、 同社は代

理店が使い慣れている電子データ交換 (EDI)によるアプローチでソリューションを構築す

ることにしました。 インフォマティカのポー

トフォリオには、 クラウド対応の EDI 機能も

含まれています。

ドンロン氏は次のように述べています。「私たち

は機能検証(POC)を行い、かなり短期間で作

り上げることができましたが、これこそがクラウ

ドのメリットです。これはあくまでも付加的なソ

リューションですが、わずか数か月で完成させ

ることができました」

ドンロン氏は EDI に馴染みがなかったため、もち

ろん不安はありました。 構築したソリュー

ションをある代理店に見せたところ、 非常に

驚いていました。 その代理店が 10 年かけて

成熟させてきたソリューションを Carbonite 社

はわずか数か月で構築してしまったからです。

「とにかく、 本当に安心しました。 クラウ

ドを通じて、 SaaS 製品によって、 迅速かつ

円滑にソリューションを構築できたのです」

詳細はこちら: クラウド連携のための

Carbonite 社のアプローチ。

11

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最後に、IT部門の役割も進化しています。これまでは、

IT 部門は要件を把握して、適切なデータを収集し、

実装していました。しかし、もうこのモデルは通用

しません。業務部門のすべての要求に対応できるだ

けの帯域幅がないからです。また、業務部門も IT部門の対応を待っている余裕はありません。

IT 部門の役割は、 自らすべてを実行することで

はなく、 業務部門が自由にイノベーションを推

進できるように支援することです。 連携すべき

データやシステムが増えるかもしれません。しかし、

一般の統合担当者やアナリスト、 データサイエ

ンティスト、 開発者、 IT 部門の間の役割分担

も進みます。 IT 部門は、これまでよりも簡単に、

その価値を全社に広げることが可能になります。

IT 部門に対する期待の変化

12

The Travel Corporation 社がクラウドを活用し て迅速な市場展開を実現

The Travel Corporation 社は世界各地に 30 の

ブランド、 60 のオフィスを展開し、 年間

200 万人の顧客にサービスを提供していま

す。 旅行業界では、 リード情報を営業へ報

告するのに 3 日もかけている余裕はありませ

ん。 そこで、 同社の 360 エンゲージメント

担当グローバルディレクターのジョン・ピク

ルズ (Jon Pickles) 氏はクラウドに目を向

けました。

具体的には、迅速にデータを収集して、レポー

トを作成する方法を探しました。また、変更を

システムへ反映するのに 3 ~ 8 週間を要してい

る状況も改善する必要がありました。

ピクルズ氏は次のように述べています。 「私

たちは、 よりアジャイルなソリューショ

ン を 必 要 と し て い ま し た。 Cloud MDM Customer 360 for Salesforce を見たとき、 そ

れまでの開発者主導のイニシアチブから業務

部門主導のイニシアチブに移行できると実感し

ました。現在は、 IT 部門の支援の下で業務担

当者が自ら項目やデータを追加できるように

なりました」

「迅速な営業は極めて重要です。 これまでは

グローバルデータの実装に 3 日を要していま

したが、 今は Cloud MDM Customer 360 for Salesforce のお陰で 58 分に短縮することが

できました」

詳細はこちら The Travel Corporation 社におけ

るイニシアチブの成功。

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これらの変化はひとつひとつが大きなものですが、

すべてが合わさることで、 まったく新しいパラ

ダイムが誕生します。

幸いにもこのような変化は、企業の変革を推進す

るデータ管理リーダーにとっての力となります。

データ管理さえ適切に行っていれば、 安全性と

関連性に優れたデータに、 より多くのユーザー

が、 より迅速にアクセスできるようになり、 IT部門はこれらのデータを活用して業績の改善を

支援できるようになります。 これは極めて大き

なメリットです。

それでは、 このような環境を実現する方法を見

ていきましょう。

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第 2 部

戦略的プラクティスとしての統合

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IT 部門の役割が大きく変化している中、 これまでにデー

タ管理リーダーとそのチームが確立してきた統合とデー

タ管理のスキルがもはや役に立たなくなるのではないか

と不安を感じるかもしれません。

戦略的プラクティスとしての統合

15

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実際には、これらすべての変化によって、統合や

情報に関するスキルの重要性はこれまで以上に

増すことになります ― 必要なのはそのスキルを

適応させることです。

– これからは、 オンプレミスのワークロードだ

けでなく、 ハイブリッド環境にも対応でき

る統合スキルが必要になります。 新たに導入

したアプリケーションを既存の記録システム

に接続できるか?

– IT 部門は、 業務部門が推進する重要なイニ

シアチブのボトルネックになるのではなく、

プロジェクトを促進する存在にならなければ

なりません。 新規ユーザーが自ら統合を進

めるためのツールと領域を提供できるか?

– IT 部門は、重点的に管理するデータセットを

提供してプロジェクトをサポートするだけでなく、

業務担当者が簡単にセルフサービスと実験を

行えるよう支援しなければなりません。 アナ

リストがその場で仮説を検証できるよう支援

できるか?

これらの質問への回答は、 すべて 「イエス」

です。 そして、 これらの新しいユーザーやイニ

シアチブに対して必要なスキルを提供できるの

は、 過去 10 年間にわたってデータを管理して

きたデータ管理者なのです (すでにインフォマ

ティカの製品を中心にコンピテンシーセンター

を構築している場合は、 インフォマティカの

Intelligent Cloud Servicesおよびビッグデータポー

トフォリオでも既存のスキルを活用できます)。

ただし、これらの変化をすべて実現するためには、

考え方を少し変える必要があります。

自問すべきなのは、 「データ管理者はクラウ

ドへの移行に貢献できるか」 ではありません。

当然、貢献できるからです。 重要なのは、「ど

うすればデータ管理者はクラウドへの移行を加

速できるか」 です。

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第 3 部

俊敏性と制御性の両立

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従来のデータ管理では、 IT 部門が企業データを管理する

能力と、 業務部門がそのデータを自由に使用する能力は、

トレードオフ (二律背反) の関係にありました。

この状況が長年にわたって解消されなかったのは、データ管

理に必要なテクノロジーを使用できたのが、一部の専門家

(データ管理者など) のみに限られていたからです。

今日、 IT 部門は俊敏性と制御性の両方を実現しなければ

なりません。クラウドへの移行を加速させるには、業務部門

の俊敏性を高める新しいデータ管理方法が必要になります。

俊敏性と制御性の両立

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幸いなことに、 もはや俊敏性と制御性はトレー ドオフの関係にはありません。それを可能にしたのが、 次の 3 つの技術的進化です。

1. クラウドによるテクノロジーの民主化

現在では、 クレジットカードさえあれば誰でも

驚異的な処理能力を簡単に利用できます。 これ

は、 業務担当者は大規模な処理能力が求められ

るプロジェクト (高度なアナリティクスなど)

に必要なコアリソースを獲得できることを意味

します。 さらに、 iPaaS (Integration-Platform-as-a-Service) は使いやすさを念頭に設計されて

いるため、 業務担当者はセルフサービス環境で

データにアクセスできます。 IT 部門は引き続

き必要に応じてデータを一元管理でき、 業務部

門は IT 部門が定めたベストプラクティスの統合

「レシピ」 に従うことで適切に使用できます。

2. 機械学習によるメタデータの有効活用

機械学習と統合メタデータ管理を組み合わせる

ことで、 革新的なインテリジェンスを獲得でき

ます。 Amazon と同じスマートな提案機能 (非

構造化データの適切なスキーマなど) により、

これまで手動で行っていたタスクを迅速に実行

できると共に、 移動中の機密データを監視する

ことでより効率的に保護することができます。

さらに、 業務担当者はデータセットをドメイン

別 (「顧客」 など) に検索できるため、 デー

タのプロファイリングと探索が簡素化されます。

これらの飛躍的な技術的進歩により、 データを

使用するすべてのユーザーが大幅に生産性を高

めることができます。

iPaaS(Integration-Platform-as-a-Service)

iPaaS は、 アプリケーション/データ統

合 (およびその他の統合/データ管理機

能) を組み合わせたクラウド統合プラッ

トフォームです。 オンプレミスまたはク

ラウドベースのアプリケーションに加え、

従来のデータプロトコルと新しいデータプ

ロトコルの両方で、 統合ワークフローの

開発、 実行、 ガバナンスが実現します。

iPaaS は、 バッチとリアルタイムの統合

サービス、 幅広いネイティブ接続、 堅牢

な API フレームワーク、 マスターデータ

管理、 テストデータ管理、 データ品質、

セキュリティなどの機能を総合的に提供し

ます。

iPaaS は、 俊敏性と制御性のトレードオ

フの解消に不可欠なソリューションです。

iPaaS の詳細は、 iPaaS の機能を分かり

やすく説明した各種資料ご覧ください。また、

インフォマティカのクラウド統合ソリュー

ションを 30 日間の無料体験版で体験でき

ます。

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3. モジュール式のプラットフォーム

データ管理のプラットフォームがあれば、 すべ

てのユーザーが共通のメタデータ基盤を獲得でき

ます。 しかも、 柔軟性に欠ける従来のモノリ

シックなプラットフォームとは異なり、 最新の

マイクロサービスベースのアーキテクチャでは、

特定のニーズに応じてプラットフォームを各自

のペースで増分的に構築できます。 従量課金モ

デルによって、 多額の初期投資を行うことなく、

必要なときに必要なサービスだけを購入できま

す。 例えば、 あるプロジェクトでクラウドベー

スの統合だけが必要な場合は、 クラウドベース

のデータ品質に対する投資は必要になるまで先

送りできます。

つまり、 クラウドによって業務担当者の生産性

が向上し、 機械学習によって IT 部門の生産性

が高まる結果、 多くの時間や資金をかけること

なく、 ベストプラクティスのデータ管理を実現

できます。

トレードオフは、 もう過去の話です。

IT 部門は、データの安全性、アクセス性、関連性

の確保に必要なものをすべて手にしながら、クラウ

ドへの移行を加速できます。

インテリジェントなデータ管理を実現するため

の環境は整っています。

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第 4 部

ハイブリッドデータ管理: 次世代

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ハイブリッドデータ管理は、 データ資産を最大限活用し

ながらクラウドに移行するためのアプローチです。 この

アプローチは、 データをクラウド内に保存 (または一

時的に保存) することを前提としており、 新しいテクノ

ロジーによって現在および将来のニーズに対応します。

このアプローチでは、 データを中央の 1 か所には保存し

ないため (複数のクラウドおよび従来型システムに分散

する)、 適切な一元管理が必要になります。

その際、 オンプレミスのテクノロジーだけに頼るのでは

なく、 前のセクションで見てきた技術的進化をすべて活

用します。

ハイブリッドデータ管理: 次世代

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ハイブリッドデータ管理アプローチは次の 5 つの ベストプラクティス特性を備えています。

1. ハイブリッド

多くの企業のアプリケーション、データ、インフラ

ストラクチャはオンプレミスおよび複数のクラ

ウドに分散されています。 そのため、 クラウド

への移行のペースに関係なく、クラウド、オンプレ

ミス、 ハイブリッドのワークロードを管理する

必要があります。

オンプレミスのワークロードについては、 引き

続き既存のデータ統合、 データ品質、 マスター

データ管理システムを使用できます。 既存のシ

ステムにはすべてのビジネスロジックやメタデー

タが格納されているので、 これらのシステムを

移行することは、 現時点では費用対効果の面か

らも最優先事項ではないでしょう。

しかし、 クラウド/ハイブリッドのワークロー

ドについては、クラウドベースのデータ管理ツー

ル (iPaaS など) を推奨します。 なぜなら業

務担当者のサポートを簡素化したり、 既存のメ

タデータやロジックを使用したり、 既存のスキ

ルを再利用したりできるからです。

既存のデータ管理システムを使用する場合でも、

新しいシステムを使用する場合でも、 オンプレ

ミスとクラウドの両環境のワークロードを管理

できるようになります。

2. 総体的

たとえクラウドを一時的に利用するだけであっ

ても、データが存在する限り、必ず総体的なデー

タ管理は必要になります。 総体的なデータ管理

とは、データ統合、アプリケーション統合、デー

タ品質、 データセキュリティ、 マスターデータ

管理、 メタデータ管理、 データプロファイリ

ング、 ガバナンスなどの各種ツールを組み合わ

せたソリューションです。

最初のうちは、 特定のプロジェクトのためのア

プリケーション統合またはデータ統合だけで十分

かもしれません。 しかし最終的にインフラスト

ラクチャ、 データ、 アプリケーションをクラウ

ドへ移行する際には、 より総体的なアプローチ

が必要になります。

そしてこれは、データ品質、マスターデータ管理、

メタデータ管理などの重要なデータ管理スキルの

価値を実証するための絶好の機会となります。

業務担当者は、 初めのうちはプロジェクトや部

門固有の限られたデータビューさえあれば十分

だと考えるかもしれません。 しかし、 必要な

データや使用するアプリケーションが増えるの

に伴い、 総体的なデータ管理の必要性を実感す

るようになるでしょう。

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インフォマティカが言う「ハイブリッド」とは

「ハイブリッド」 という言葉は、 クラウ

ドベースのテクノロジーとオンプレミスの

テクノロジーの組み合わせという意味で使

われます。 パブリックとプライベートの

クラウドインスタンスの組み合わせを意味

する場合もあります。

本電子ブックにおいて 「ハイブリッド」

とは、 クラウドおよびオンプレミスのデー

タソースにあるデータを管理するための、

クラウドテクノロジーとオンプレミステク

ノロジーの組み合わせを意味します。

3. モジュール式

ハイブリッドデータ管理を導入するための適切

なロードマップを策定する際には、 IT 部門が

支援することでさまざまな戦略的優位性を獲得

できます。ハイブリッドデータ管理の導入は決して

「オール・オア・ナッシング」ではありません。

現在のプロジェクトに必要なツールから開始して、総

体的なビジョンをモジュール式に構築していくこと

が可能です。

技術面においては、 マイクロサービスアーキテ

クチャを使用して、 必要なときに必要な新機能

を追加できるため、 プラットフォームへの大規

模な投資は不要です。

運用面においては、 新しいツールをテストして

からロールアウトできるように、 一部のプロセ

スを変更する必要があるかもしれません(クラウド

サービスの最大のメリットの 1 つは、 このよう

なテストを低コストで実行できることです)。これ

により、 データ管理に関する長期的な展望を見

据えながら、 各自のペースでクラウドに移行で

きます。

4. セルフサービス優先

クラウドへの移行のペースに関係なく、今日の企

業にはデータ主導型のセルフサービス環境が必要

不可欠です。セルフサービスにより、戦略的データ

資産へのアクセスを民主化して、IT 部門の負担を

軽減し、業務担当者によるイノベーションを推進で

きます。

ハイブリッドデータ管理アプローチにより、業務担

当者は自らデータセットを統合するためのツールと、

自由に実験できる領域(データレイクやオンプレミ

スの Hadoop クラスタなど)を獲得できます。

統合の面では、クラウドベースのツール(iPaaSなど) があれば使いやすく、 ベストプラクティ

スを広く浸透させることができます。 IT 担当者

と業務担当者が共通のメタデータ基盤にアクセ

スできれば、 既定の 「レシピ」 に沿った統合

パターンを使用して、 自らの作業を加速させな

がら他の担当者から学ぶことができます。

さらに、 機械学習のインテリジェンスにより、

推奨のデータセット (類似のユーザーが使用し

たデータセットなど) やスキーマを使用して、

より迅速に作業を進めることができます。

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5. データ中心のセキュリティ

データ中心のインテリジェントなセキュリティ

によって、 機密データの保存場所やその移動方

法を把握することができます。単に大規模なファ

イアウォールを構築するのではなく、 社内での

データの使用方法を把握できるセキュリティを

構築します。

そのためには、 まず機密データの暗号化とライ

ブビューによって移動中のデータを保護します。

これによって、 機密データが流出するとアラー

トが発せられます。 さらに、 データ中心のイ

ンテリジェントなセキュリティではデータマス

キングとアクセスコントロールを使用するため、

業務担当者は、 個人を特定できる情報を公開す

ることなく、 自身の分析にデータを組み込むこ

とができます。

このようなデータ中心のアプローチは、 コンプ

ライアンスにおいても大変役立ちます。 なぜな

ら、 メタデータを適切に管理していれば、 デー

タの監査可能性を簡単に確保できるためです。

例えば、データリネージを追跡して、データの出

所を特定し、コンプライアンスを実証できます。

データの保存場所が社内であろうと社外であろう

と、 信頼できるビューがなければ安全を確保す

ることはできません。 だからこそ総体的なデー

タ管理ビューが重要になります。データプロファ

イリングツールの名称には 「サイバーセキュリ

ティ」 などの文言は含まれていないかもしれま

せんが、 コンプライアンスやセキュリティの確

保に欠かせません。

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結論

データ管理者の時代

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IT 部門の役割が大きく変化していることは事実

です。 データ、アプリケーション、実装、ユー

ザー、統合パターンは以前とは様相が一変しました。

しかし、 こうした変化は時代がデータ主導型

のデジタルトランスフォーメーションに向かっ

ていることの表れでもあります。 IT 部門はより

戦略的な役割を担い、 社内の最も優秀な人材

が必要なデータへ簡単にアクセスして、 インテ

リジェントなデータに基づいて自由にイノベー

ションを推進できる環境が実現します。

これは、 目指すべき価値のある将来像です。

問題は、 この環境をどうやって実現するかとい

うことです。 幸いなことに、 クラウドや機械

学習、 マイクロサービスアーキテクチャを活用

した革新的なデータ管理により、 俊敏性と制御

性のトレードオフに悩まされることはなくなり

ました。

また、ハイブリッドデータ管理アプローチにより、

自らのペースでクラウドへの移行を進めることがで

きます。総体的なデータ管理というビジョンを見据

えながら、そのビジョンをモジュール式に実行して

いくことが可能なのです。

そして何よりも、 データ管理者は自らのスキル

をこれまで以上に発揮することができます。

クラウドへの移行は、 企業にとって極めて重要

な作業となります。

ハイブリッドデータ管理を通じて移行を加速さ

せることで、 データ中心の事業運営を実現する

ことが可能になります。

そして、 すべての IT 業務において中心的な役

割を果たすのが、 データ管理チームなのです。

データ管理者の時代

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ハイブリッドデータ管理アーキテクチャ実装のベ

ストプラクティス

データ主導のデジタルトランスフォーメーション

は、 IT 部門にとって非常に大きなチャンスをも

たらします。このチャンスを最大限活用するには、

ハイブリッドデータ管理アーキテクチャを実装で

きるようにする必要があります。

そのためのベストプラクティスおよびインテグ

レーションコンピテンシーセンターを進化させる

方法を分かりやすく説明したインフォマティカの

ホワイトペーパーをご覧ください。

参考文献

ホワイトペーパーはこちら

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トで利用したいという期待が高まっているのです。 企業も状況に

応じて変化する必要があります。 そしてそのヒントは 「データ」

にあります。

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しいソリューションの開発を実現するための洞察を通じて、 あら

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