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20125ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の ご紹介 1

クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と...2012年5月 ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の

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2012年5月

ネットアップ株式会社

クラウド基盤を支える

ストレージ最新技術と

System Center連携の

ご紹介

1

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2

はじめに

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NetApp の近況概要

ワールドワイドでのハイライト:

150の国と地域に製品を出荷

約12,000名の従業員

5年間の年平均成長率は20%

世界中で180,000台以上のNetAppストレージが稼働中

$2.1B

$2.8B

$3.3B $3.5B

$3.9B

$5.1B

FY'06 FY'07 FY'08 FY'09 FY'10 FY'11

売上高の推移

Q2 FY12(2011/8~10)の実績:

15.1億ドルの売上

20%の売上成長(うち、80%は間接販売)

ネットアップ株式会社のハイライト:

7四半期連続で、2桁成長(過去最高実績)を更新中

3

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NetApp FAS /Vシリーズ製品ファミリー

4

432 TB 144ドライブ

408 TB 136ドライブ

4,320 TB 1,440ドライブ

6 TB Flash Cache

4,320 TB 1,440ドライブ

8 TB Flash Cache

1,800 TB 600ドライブ

1 TB

Flash Cache

3,600 TB 1,200ドライブ

3 TB Flash Cache

2,880 TB 960ドライブ

2 TB Flash Cache

720 TB 240ドライブ

512 GB

Flash Cache

真のユニファイドを実現

業界最高レベルの

ストレージ効率性

卓越した柔軟性

FAS/V3210

FAS2040

FAS/V6240

FAS/V6280

FAS/V3240

FAS/V6210

FAS/V3270

FAS2240

ユニファイド・ストレージ・アーキテクチャ

New !

共通OS

Data ONTAP

Management Softwareファミリー

OnCommand 製品群

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クラウドへの対応こそが成長へのキーポイント

5

昨年度20%を超える成長率を出せている大きな要因がクラウド事業者様へのシステム導入にあります

導入実績を重ねることでいくつかのキーポイントが見えてきました

– Big Data の対応

– Non Stop オペレーション

– 統合システム管理

この3点はクラウド基盤の「安定」かつ「柔軟な」システム運用を行う上で重要なポイントとなっています

またNetAppストレージはエントリーからハイエンド

まで全て同じOS「Data ONTAP」で動作していますので

ハイエンドで培われた技術をそのままエントリーモデルで

使えることも大きなメリットです

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6

クラウド基盤を支える

ストレージ最新技術 ONTAP 8.1 Cluster-mode

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クラウド基盤に求められるストレージ要件

ビッグデータへの対応

– スモールスタートからのスケーラビリティ

– 柔軟な容量管理

– 容量効率の向上とコスト削減

– 用途にあわせたパフォーマンスの提供

ノンストップオペレーション

– 24時間365日の運用性

– 極力システムを止めずにアップデート

– 無停止で機器をリプレース

7 NetApp Internal and NDA Partner Use Only

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Data ONTAP 8.1 Cluster-Mode スケールアウト志向のストレージOS

8

クラウド時代に最適なストレージ基盤

スケーラブル

ノンストップ

ユニファイド

Storage Efficiency

セキュアマルチテナンシー

アプリケーションビュー 1つのストレージシステム 複数のコンテナ マルチプロトコルアクセス

アプリケーションビュー 複数のシステム 複数のコンテナ

スケールアップ スケールアウト

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仮想サーバ A

Cluster-modeによるシームレスな拡張

成果

シームレスに容量を追加

リソースの再分配が可能

新しいシステムを迅速に導入

課題

データの「ディスクフル」エラー

将来の容量ニーズの増加を予想したオーバープロビジョニング

新規ストレージへのアクセスの管理

メリット

オンラインのボリューム移動で クライアントやホストに透過的

ネームスペースとLUNの マッピングは変更なし

共有ストレージインフラ

A1

C1

LUN LUN

B2

B

A1

A3

R C

LUN

B1

C1

LUN LUN

A A2

B C A1

A2 A3 B1

B2 C1

LUN LUN

仮想サーバ B 仮想サーバ C

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Aggregate (Storage Pool)

FlexVolによる柔軟な容量管理

データストアのサイズを瞬時に変更

拡張だけではなく縮小も可能

– 他社のストレージを使って実現するには現実的に厳しい

ディスクの増設・データの再配置をおこなわずにデータストア用の新規領域の作成が可能

10

volume1 volume2 volume3

利用率 : 低 利用率 : 高

Aggregate (Storage Pool)

volume1 volume2 volume3

Free Space V

HD

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D 縮小

拡大

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

VH

D

ストレージリソースの 再配置

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HA HA

容量効率の向上とコスト削減

重複排除

圧縮

FlexClone®

シンプロビジョニング

B

A1

A2

B1 B2

C1

A C

R

D D ‘

A C

B2

適用前と適用後

使用済み 空き領域

NetApp Confidential – Limited Use

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統合ストレージの階層化

ストレージの階層化

– ディスクのコストとパフォーマンスに合わせたデータ管理

– 同じ共有リソースプール内で複数のレイヤを管理

– Flash Cache:自動インテリジェント・キャッシング

– 上位モデルと下位モデル、異なる世代、他社ストレージなど様々なストレージを混在可能

シーケンシャルI/Oアプリケーション

– SATAの価格でSASのディスクパフォーマンス

– RAID-DP®により信頼性の高い運用が可能

HA

C1

LUN LUN

B2

B

C

LUN B1

NFS / CIFS / iSCSI / FC / FCoE

高パフォーマンス ストレージ

HA

A A1

A3

R

A2

低コスト ストレージ

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運用ライフサイクルへの対応

成果

ダウンタイムなし

処理の中断なし

クライアントの変更なし

課題

ストレージシステム全体の アップグレード

ボリューム移動中も24時間運用を実現

手法

影響を受けるボリュームとLUNを確認

システムを停止することなくボリュームを移動

テクノロジ更新の実施

ノードの強化とクラスタの再統合

新しいノードにボリュームを戻す

上記手順を繰り返す

B2

A B

A1 A3

R C

LUN

A2

B1 C1

LUN LUN

NetApp Confidential – Limited Use

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VS2

仮想化ストレージによる分割管理の実現

SANホスト / NASクライアント

HA

LIF2 LIF3 LIF4 LIF2 LIF1 LIF1

ワークロードの分離

VS1

ファイルサーバの仮想化により、共通のリソースプール上に複数のストレージドメインを実現

論理的な分離を実現

各ストレージドメインを異なるお客様、異なる部署へ割り当てることにより、管理の委譲が可能

HA

NetApp Confidential – Limited Use

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Cluster-Mode の論理イメージ

15

Vserver - A Vserver - C Vserver - B

C C1 C2 C3 A A1 A3

A2

Vserv

er

B B1 B2 B3

Vserv

er

ホストやクライアントは論理レイヤーの Vserver をストレージとして利用

論理的なストレージである Vserver は論理ボリューム(FlexVol)と論理インターフェース(LIF)から構成される

物理的なストレージリソースを プール化することで物理リソースの柔軟かつ動的な変更(追加/削除)が可能に

R

R

R

Cluster = ストレージ(FAS/Vシリーズ)のリソースプール HAペア単位でリソースプールへの 物理リーソースの追加/削除が可能

物理レイヤー

論理レイヤー

A3

A

A1 A2

C

C1 C2 C3 B B1 B2 B3

R R R

LIF LIF LIF LIF LIF LIF LIF LIF

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物理レイヤ(リソースプール)

クラスタ・インターコネクトとして冗長化された10GbEを使用

各コンポーネントは7-modeと同じ実績のあるテクノロジを使用

– コントローラは2つ1組としてHAペアを構成

– NVRAMをミラーリング

– ディスクはRAID-DPで構成

– RAID-DP上にWAFLを展開、アグリゲートとボリュームを作成

リソースプールとして必要な高い信頼性を確保

NetApp Confidential – Limited Use

データネットワーク

SAN / NAS

管理ネットワーク

クラスタ・インターコネクト

10 GbE

HA HA

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VS1

論理レイヤ: Vserver

NASネームスペースとLUNに対応する柔軟かつ安全な仮想化されたファイルサーバ

すべてのデータアクセスは、 1つ以上のプロトコルをサポートするVserverを通して行われる

FlexVol®、LUN、論理ネットワーク・インターフェイス(LIF)を必要に応じて 割り当て

Vserverはノードあたり125をサポート可能

SANホスト / NASクライアント

統合共有アーキテクチャ

論理インターフェイス

FlexVol

Vserver

LIF2 LIF1

HA

NetApp Confidential – Limited Use

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Vserverのネームスペースに各ボリュームをマウント

単一のNFSマウントまたはCIFS共有を使用してアクセス可能

ネームスペースはボリュームが移動しても変更され ない

管理・変更が容易

数ペタバイトまでシームレスに拡張

RAID障害時のパフォーマンスインパクトが極小化

B

A2

A3

A1

B1

B2

A

R

C A4

単一のNFSマウント / CIFS共有

論理レイヤ: ネームスペース

A B

A1

A2 A3 B1 B2

R

C

A4

NetApp Confidential – Limited Use

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論理レイヤ: LIFとLIFマイグレーション

クラスタ内の任意の物理ポートを動的割り当て可能な論理ネットワークI/F

HA HA

LIF2 LIF3 LIF4 LIF1

負荷分散 NASクライアント

アクセス

ホストやクライアントは無停止

クライアントアクセスを 再配分

継続的なデータアクセス NFS、SMB 2、SAN

NetApp Confidential – Limited Use

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ネットワーク・アクセスの負荷分散

LIFは物理ネットワークポートに紐づいていない

2つの負荷分散オプション

– DNSルックアップを使用して、最も負荷の少ないLIFに 新規クライアントを割り当て

– 負荷の変化に応じて、ノード間でLIFを自動または手動で再分配

ノードの平均負荷

LIFへのトラフィック

NetApp Confidential – Limited Use

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透過的なボリューム移動 Transparent Vol Move (Non-Disruptive Vol Move)

B

C A2

A3

C1 A1

B1

B2

A

R

C2

LUN

LUN LUN

A B C

A1

A2 A3

B1 B2

C1

R

LUN LUN

中断のないアクセス

バックグラウンドで差分コピー。トラフィックが少ないタイミングで切り

替え

クラスタ内のどの場所でも任意のアグリゲート間で、

オンラインで ボリュームを移動

重複排除、圧縮、ミラー関係、Snapshotなどは

変更なし

NFS / CIFS / iSCSI /FC / FCoE

HA HA

NetApp Confidential – Limited Use

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Cluster-modeのまとめ

ビッグデータへの対応

– ディスクシェルフの追加によるスケールアップ、コントローラの追加によるスケールアウトの両方が可能なストレージシステム

– FlexVolによる柔軟な容量管理

– 重複排除、圧縮などによる容量効率の向上

– 仮想化ファイルサーバによる分割管理の実現

ノンストップオペレーション – Transparent Vol Moveによる無停止 データ移動

– システムを止めずにノードの追加・削除 が可能

22 NetApp Internal and NDA Partner Use Only

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23

クラウド環境の運用管理

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管理・監視の課題

仮想化を進めるとシステム障害に対するインパクトは増大します。また、監視すべき機器の種類も多岐に渡り、管理負荷や手順が多くなる傾向にあります

多くの管理対象機器

仮想マシン 物理マシン ネットワーク スイッチ

ストレージ App & OS

24

サーバ・ストレージ・ネットワーク等の統合管理を行うことで、 仮想化環境の管理がより効率化されます

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OnCommand Plug-in for Microsoft により、System Centerから透過的な構成/管理/監視が可能に

– 標準添付のProvisioning/Cloning Commandletにより、 容易にストレージを配備

– 実現可能な機能

– ONTAPに関するアラート

– ストレージの性能などの統計情報

– PRO機能

– 仮想マシンの高速クローン

– Disaster Recovery

– 無償にてダウンロード可能

25

OnCommand Plug-in for Microsoft (OCPM)

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OnCommand Plug-in 3.0 for Microsoft (OCPM) と連携する Microsoft System Centerファミリー

26

OCPM連携

運用自動化 (SCO)

構成管理 (SCCM) サービス管理 (SCSM)

SMB向け統合管理基盤

バックアップ&リカバリ (SCDPM)

稼働監視 (SCOM) 仮想環境管理 (SCVMM)

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SCOM Management Pack

– SCOMによるNetApp FASストレージのモニタリング

– Data ONTAP用 SCVMM PRO Tipsを提供

Cloning/Provisioning Cmdlet

– テンプレートまたは指定したVMのHyper-V VM のクローンVMの作成

– 仮想マシン領域のプロビジョニング

– Disaster Recovery

Opalis Integration Pack

– Clonging/Provisioning Cmdletの機能を、Opalis Integration Packとして提供

27

OnCommand Plug-in 3.0 for Microsoft 概要

Page 28: クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と...2012年5月 ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の

SCOM Management Pack 概要

28

DataONTAP

DataONTAP.Reporting

DataONTAP.Virtualization.Reporting

DataONTAP.Virtualization

DataONTAP.PRO

DataONTAP.MetroCluster

監視と警告の基本機能を提供

SCOM Reports機能

Virtualization Integration

SCVMM PRO Tips

MetroCluster用ツールキット

SCOM Reports機能

SCOMを利用して、NetAppストレージの検出・監視・レポートを可能にする管理パックを提供

単一コンソールによるNetAppストレージを含めた統合管理を実現

下記管理パックがSCOMサーバにインストールされ、自動的にインポート、有効となります

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29

SCOM 管理者による容易なストレージ管理

SCOM Management Packをインストールすると、SCOMの監

視ツリー内にData ONTAPメニューが表示される

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ドリルダウン形式での障害箇所の特定

30

Controller、ストレージから提供されるオブジェクト、およびHyper-V仮想環境

で利用されるNetAppストレージを検出

ドリルダウンによる障害箇所の特定

OCPM3.0ではvFilerも可視化

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Data ONTAPの監視

31

NetAppが監視のベストプラクティスを管理パック化

NetAppストレージの状態を監視するためのルールをSCOMに多数提供

最適構成でない場合に、SCOMにアラートを生成

実行間隔などユーザによるルールの調整が可能

ヘルスエクスプローラによる障害内容の確認

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Data ONTAP パフォーマンス情報の可視化

32

コントローラレベルのパフォーマンスカウンタを監視

グラフィカルなパフォーマンスビュー

ユーザ設定可能な閾値を超過した場合アラートを生成

代表的なパフォーマンスカウンタ CPU Utilization / Volume or LUN Latency / 各プロトコル OPS その他のカウンタの情報はInstall and Administration Guideを参照

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Hyper-V環境のストレージ利用状況を可視化

33

Hyper-V環境へのNetAppストレージ利用状況の可視化

ミスアライメント検出

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Data ONTAPに関するReport機能を提供

CSVやPDF等ユーザ指定フォーマットにて、統計情報を定期的(日次・週次・月次)にメール等でレポートする機能

17 種類のレポートフォーマットがインストールされる(詳細は次ページ参照)

Reportメニューは SCOM > Report (tab) > OnCommand Data ONTAP に出現

34

Page 35: クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と...2012年5月 ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の

提供されるData ONTAPのReport

35

Page 36: クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と...2012年5月 ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の

Microsoft System Center PRO機能連携 Performance and Resource Optimization (PRO) 機能とは

36

リソースの使用状況に問題があった場合にSCVMMから「PRO ヒント」を生成し、問題概要と発生場所、最適な問題解決方法を提示するMicrosoft System Center SCOMとSCVMMの連携機能

「PRO ヒント」には解決方法の処理自体が組み込まれており、[実装] ボタンをクリックするだけで対処を実行することができるものも存在

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Microsoft System Center PRO機能連携 Data ONTAP が提供するPROヒント

ボリューム容量のしきい値監視警告

LUN、igroup のミスコンフィグレーション

Thin provisioning LUN space reservation

シンプロボリュームに対する Snapshot auto delete 設定の有効化

シンプロボリュームに対する auto grow 設定の有効化

アライメント未修正のVMを検出、など

37

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ミスアライメント問題

ミスアライメント

– ゲストOSのファイルフォーマットとストレージが提供するブロック間の「ズレ」

– ズレがある場合、ゲストOSにて十分なパフォーマンスが出せず、ストレージに過度な負荷がかかることがあります

– あらゆるストレージにて発生します

Microsoft KB929491

– http://support.microsoft.com/kb/929491

– 複数のディスクを使用するとディスク パフォーマンスが予想より低下することがある

38

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32256 Byte

32768 Byte

MBR + Unused space

MBR + Unused space

Guest OS VHD File

Data ONTAP Filesystem (4KB/Block)

Guest OS VHD File

Data ONTAP Filesystem (4KB/Block)

古いバージョンのWindows OS(Windows2003, XPなど)を通常の手順でインストールした場合にはオフセットが調整されていない (misalignment)状態で OSがインストールされてしまう問題 ※Linuxなども同様の現象

mbrtools (mbralign)

ブロックのずれが余計な I/Oが発生させてしまう

32,256/4096 = 7.875 × 4KB blocks (WAFLのブロックサイズ4KBで割り切れない値)

Windows 2003 Windows XP

32,768/4096 = 8 × 4KB blocks (WAFLのブロックサイズ8個分)

パーティション開始オフセットの調整

39

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ブロックのズレによるオーバーヘッド

I/O(1) I/O(2) I/O(3) I/O(4) I/O(5)

Guest OS VHD

NetApp Filesystem

(Storage I/O Block)

部分書込みを実行 するために該当 ブロックを読み出し

先に読み込んだ 更新データを

マージして書込み

ストレージ側にその まま書き込むことが できない状態

更新

1ブロックのWrite I/O(1回)が 4倍(4回)に膨れ上がる!

40

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ゲストOSの初期オフセットサイズ

41

Windows XP, 2003

– オフセットを最適化する必要あり

Windows 7, 2008

– オフセットの最適化は不要

※XP,2003などからのOS Upgrade時は最適化が必要

OS Type Aligned Offset mbralign

Windows XP NO 32256 必要

Windows 2003 NO 32256 必要

Windows 7 YES Part#1:1048576 Part#2:105906176

不要

Windows 2008 R2 YES Part#1:1048576 Part#2:105906176

不要

RedHat EL5 NO 32256 必要

RedHat, Solaris

– オフセットを最適化する必要あり

– Mbralign後、GRUBの設定変更が必要

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Windows プログラム msinfo32.exe コンポーネント > ディスク >「パーティション開始オフセット」を確認

不適切なサイズ 32,256Byte

適切なサイズ 32,768Byte

パーティションオフセットの確認(Windows)

42

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LUN・VHD ミスアライメントの検出

43

Windows (Hyper-V) 環境のミスアライメントの検出機能 (OCPM独自機能)

OCPMによりLUN/VHD のミスアライメントを検出、監視、警告(SCOMもしくはPROヒント)

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ミスアライメント修正ツール:mbralign

44

C:¥Program Files¥NetApp¥Windows Host Utilities>mbralign.exe -h mbralign - Align MBR partition table based VHD files to NetApp storage system's 4k block size. Version: 6.0.4108.1214 Usage: mbralign [OPTIONS] [-vm <hostname>]... or: mbralign [OPTIONS] SourceFileName DestinationFileName

mbralign

– NetAppストレージ上のVHDディスクに対する修正ツール

– NetAppから無償提供するWindows Host Utilitiesに含まれます

– 可変VHDディスクは非サポート

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NetApp FlexCloneによる仮想マシンの高速デプロイ

ストレージ内部でポインタ情報のみをクローン

– Hyper-V サーバへ負荷をかけずにクローンを作成

– 高速かつ少ない容量でクローンを作成可能

Hyper-Vや System Center はその機能を有効活用可能

46

少ない 容量

短時間での展開

PowerShell コマンドで System Center から利用

Page 47: クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と...2012年5月 ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の

47

運用の自動化

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仮想マシン運用の自動化における課題

• 仮想マシンの運用が進むと、次のステップとして運用の自動化が視野に入ってきます

• 運用の自動化は単に管理作業を少なくするためだけではなく、人が作業することで環境にばらつき(各種パラメータの差)がでてしまう状況を防ぐためにも重要な要素になっています

申請 自動作成

申請者 サービスポータル 仮想環境の提供

48

テンプレートからクローンを生成したり、オーケストレーションツールと連携することにより、仮想化環境の運用自動化を進めることが可能

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Opalis Integration Pack 概要

Opalis (System Center Orchestrator)との連携ツール

OCPM に含まれる Opalis Integration Pack をインストールすることで、NetAppストレージ連携可能なCloningやProvisioning機能を提供

49

Page 50: クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と...2012年5月 ネットアップ株式会社 クラウド基盤を支える ストレージ最新技術と System Center連携の

OCPMより提供されるNetApp連携機能

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ディザスタリカバリ関連作業の自動化

仮想マシン作成時の処理の自動化

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System Center 2012の対応

OCPM3.1でSystem Center 2012に対応

– System Center 2012 Operations Manager

集中管理

– System Center 2012 Virtual Machine Manager

クローン作成・展開

– System Center 2012 Orchestrator

自動化

OCPM3.1は2012年6月にリリース予定

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Windows Server 2012新機能の対応(予定)

SMI-S

– ONTAP7.2.x以降のバージョンで対応済み

ODX

– ONTAP8.2以降で対応予定

SMB3.0

– ONTAP8.2以降で対応予定

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まとめ

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まとめ

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ビッグデータへの対応

– 単に大きなデータを格納できる事だけが、ビッグデータの対

応では無く、増えるデータ・減るデータに柔軟に対応できる

事こそがビッグデータへの対応

– システム変更のは無停止で実施

統合監視

– 各機器に特化した監視ツールは重大なトラブルを起こした時

に必要だが、毎日使うのは非効率

– 日々の運用・管理は極力集中化して運用工数を下げる

自動化

– 自動化は運用負荷の軽減だけでなく、環境の統一の目的も重

要。人為ミスを防ぐ事が可能

NetAppストレージの導入により、 「安定かつ柔軟な」システム運用 が可能になります

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Microsoftとのアライアンス

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Microsoft & NetApp 15年以上におよぶ緊密なパートナーシップ

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2008 Windows 2008, Hyper-Vソリューションの出荷開始

Hyper-V 50% Guarantee Program の開始

2009 NetAppが Microsoft Storage Solution Partner of the Yearに選出

両社間での3カ年の戦略的提携を締結

2010 MicrosoftがNetApp Innovation awardに選出(Office 2010開発におけるNetApp活用)

NetAppはMicrosoft partner award 3部門にてファイナリストに選出

SharePoint, Exchange, SQL Server, Hyper-V の各最新版に対応したソリューションの出荷開始

2011 Microsoft Hyper-V Cloud Fast track

プログラムにCISCO社と協業参加

1996 Microsoft がNetAppに、CIFS RFCのサポートを要請

1997 NetAppがCIFSプロトコル対応を実施

2000 NetApp内にMicrosoftアライアンスチームを設置

2001 Microsoft Certified Partnerに参加 Exchange向けソリューションの提供開始

2002 FC-SAN製品におけるWindows ロゴ取得

2003 iSCSIの共同開発

iSCSI製品におけるWindowsロゴ取得

Exchange, SQL Server向けソリューションの出荷開始

2005 Gold Certified Partner に参加

2007 SharePointソリューションの出荷開始

WW MTC プログラムに参加

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Microsoft Technology Center(MTC)

MTC

– エンタープライズ企業のシステムライフサイクルの最適化を包括的に支援することを目的に、企業のCIO・システム部門・実際のエンドユーザ部門の意思決定者向けに、対話型・体験型のブリーフィングを提供

NetAppとMTC

– NetAppは、大手町MTC内にFASストレージとMicrosoft アプリケーションに関するデモを常設

– Microsoftに関する重要な商談クローズの場(プレゼンテーション、ブリーフィング、検証など)として利用可能

– http://www.microsoft.com/japan/business/otc/default.mspx

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Microsoft Private Cloud Fast Track

(Hyper-V Fast Track)

Microsoftのプライベートクラウド向けリファレンスアーキテクチャ

事前検証済みであり、検証工数の削減、導入時間の短縮、システムリスクの低減などの効果を見込める

マルチベンダー構成のクラウド向けアーキテクチャ

NetApp、Cisco、Microsoftの協同成果

Microsoftソフトウェア(Hyper-V, System Center SCVMM, SCOM, SCSM, Opalis)

Cisco UCSサーバとNexusスイッチ

NetApp FASとストレージソフトウェア

System Center 2012対応版をいち早くリリース

http://www.netapp.com/jp/company/news/news-rel-20120502-339083-ja.html

Cisco® UCS B-Series

Blade Servers and UCS

Manager

Cisco Nexus®

Family Switches

NetApp FAS

Storage Systems

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NetApp Hyper-V Cloud Fast Track with Cisco

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NetApp Hyper-V Cloud Fast Track with Cisco ご紹介資料

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