ビジネス競争力を生み出す富士通の最新クラウドと活用法 - Fujitsu · 2016-05-27 · お客様のビジネス成長を支え、ともに成長していくために

2016年5月19日富士通株式会社デジタルビジネスプラットフォーム事業本部本部長太田雅浩

ビジネス競争力を生み出す! 富士通の最新クラウドと活用法

Copyright 2016 FUJITSU LIMITED 0

デジタル化の状況


ICTによって、ビジネス・社会のあり方が書き換えられる

デジタル化がもたらす破壊と創造

Copyright 2016 FUJITSU LIMITED

ソフトウェアに仕事を奪われるのか。それとも活用して利益を増幅させるのか。それはあなた次第だ。

－マーク・アンドリーセン氏ネットスケープの創業者で、テクノロジーのトレンドを作り続けている。

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デジタル革新の時代


ビジネス変化への迅速な対応に向けた最先端ICTの利活用

企業・業種の枠を超えた協業・共創

3

デジタル革新は始まっている


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デジタルビジネス・プラットフォーム MetaArc



お客様のデジタル革新を加速するプラットフォーム

Mobile・IoT・Analytics・AI等の新しい技術を活用した SoE (Systems of Engagement)の早期構築

現行の基幹系・情報系システム SoR (Systems of Record)のクラウド移行を強力にサポート

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最先端のオープン技術を採用し、当社SEの知見・ノウハウを集結

中核となるクラウド(K5)上にMobile・IoT・Analytics・AI等を実装


Analytics IoT

Cloud

AI Mobile ・・・・ Security

従来の情報システム（SoR）

ビジネスのデジタル革新（SoE）

連携

credit card

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MetaArcとは


他社クラウド

Hybrid IT Services Cloud Services Management

マルチクラウドインテグレーション・マネージドサービス

Mobile SUITE

Operational Data

Management & Analytics

IoT Platform

AI

プラットフォームサービス

・・・

クラウドサービス

K5

プライベートクラウドプロダクト

PRIMEFLEX for Cloud

共通技術

富士通グループクラウド

RunMyProcess

業種特有の部品・サービス・テンプレート

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MetaArcの中核となる「Fujitsu Cloud Service K5」


K5サービス概要


テクノロジーコンポーネントサービス

VO/生体認証/自動翻訳/Shunsaku 等

PF(基幹業務基盤サービス)

疎結合化/データ仮想化/Anti-aging

CF (クラウドネイティブ

基盤サービス)

Cloud Foundryベースの開発/実行環境

SF(システム自動構築サービス)

構成/運用/ソフトをPKG化し、流通/配備

ビジネス基盤サービス認証/顧客契約管理/料金計算/請求・決済/ワークフロー等

マッチングビジネス基盤サービス

システムリソース(openstack)

アプリケーション開発・基盤レイヤ

ビジネス共通レイヤ

インフラ/運用レイヤ

汎用コンポーネント(RDB、メッセージ、メール等)

PaaS

IaaS

API Management 安全なAPI公開/利用状況分析

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K5が提供するお客様価値


K5が提供するお客様価値


お客様のビジネス成長を支え、ともに成長していくために “既存ビジネスの成長”と“新しいマーケット創造”を両輪で回していく

新しいマーケット創造

を支える

お客様の既存ビジネス成長を支える

K5

Digital Evolvable Apps プラットフォームの実現

Digital Economy プラットフォームの実現

SoR領域 SoE領域

２つのDE(=Digital E) 12

お客様の既存ビジネス成長を支える


既存システムに対する期待の変化


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既存システム進化の第１ステップア

プリ

ケー

ション

層

イン

フラ

層

既存システム (手組み/PKG)

Cloud Enabled

インフラ所有限界

オンプレミスクラウド化(MetaArc)

オフコン Solaris SAP … オフコンクラウド

U5 (Solaris)

FLCP … K5 A5 (Azure)

インフラ個別要件

ベストプラクティスなマルチクラウド環境を提供可能

他社クラウドでは既存システムの乗り換えは難しい

多様なクラウドで、お客様のクラウドシフトを強力にバックアップ

インフラの維持コストは削減できたが

アプリの維持コストはどうする？

オフコン

Solaris


個別インフラ

ここが進化のゴールではない!

Nifty

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既存アプリケーション進化の方向性ア

プリ

ケー

ション

層

イン

フラ

層

Digitalized (ビジネススピード

との同期)

既存システム (手組み/PKG)

Cloud Enabled

SaaS

サービス利用 (電気/水道化)

インフラ所有限界

K5-PaaS利用

Design-first

Trailable

Decoupling

Exposable

オンプレミスクラウド化社会インフラ化（共存共栄）

Evolvabled

三つのルートで進化する

運用一新

Service化

Digital化

アプリ所有限界

完全アウトソース化

Connectable


クラウドインテグレーション

Sustainabled

Dig

ital T

echnolo

gy AI IoT ・・・

Mash

up

Feedback

システムも、業務も

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Sustainabledなシステムとは

エンハンスを継続できる持続可能なアプリ(Sustainabled)を実現

属人化

特定の要員にしか手が出せない

陳腐化

設計書がメンテされず読み辛いソースのみ

肥大化/複雑化

影響箇所が特定できず膨大なリグレッションテストが必要に

PF(基幹業務基盤サービス)

エンハンスに時間とコストがかかる

思いがけないトラブルが発生

既存システムの課題

リポジトリ

PaaSが提供する設計ツールで設計

設計情報を一元管理

API ロジックデータ

SEF

ルール

メソッド

ルール

Anti-aging

設計と実装がトレース可能

Trailable

もれのない影響調査

設計書が常に最新に

Design-first

人が替わっても読めば分かる

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エンハンス①

Evolvabledなシステムとは

適切な粒度でエンハンスに応える、進化可能な繋がるアプリケーション

サービス A

異なるサイクルでの開発/デリバリが必須

・・・

サービス単位に疎結合化

Decoupling

全データ

既存システム (モノリシック)

全機能

サービス

サービス

サービス

作り

変え

API管理

ワークフロー

API API API

エンハンス② エンハンス③

エンハンスサービス B

内外部のインタフェースを WebAPI化することで、接続性の向上と接続要求に備える

Connectable

実現する技術

実現する技術

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Evolvabledを実現するPFサービス

モデリング → 分散化

UC

UC

UC

API

目的を実現するAPIを設計

ロジックとデータが一体化した

サービス設計

UseCase分析 → API設計

正しいモデリングを行い、分散設計

Decoupling Connectable

適切な粒度に導くサービス化設計プロセスを提供

データを分けないデータ配置が不適切正しいデータ配置

サービス

サービス

サービス

更新

あるサービスの更新が他サービスにも影響

サービス毎に独立した開発が可能

影響サービス

サービス

1回で済むAPI呼び出しが 2回になる

サービス

ワークフローワークフロー

関連あり

サービス

サービス

手段(＝画面) から設計しない

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Digital Evolvable Apps プラットフォーム

Digitalizedな世界


既存システムとデジタルテクノロジーや外部サービスを組み合わせ、ビジネスのデジタル化を加速する

デジタルテクノロジー既存システム

PF サービス (基幹業務基盤)

API Management

Analytics

IoT Security

Mobile

API

様々なAPIを組み合せた開発

AI

外部サービス

Digitalized (ビジネススピード

との同期)

API

API

API

API

CFサービス (クラウドネイティブ基盤)

API

Mash up

APIを外部に公開

Exposable

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新しいマーケット創造を支える


新しいビジネスモデルの台頭


UBERはわずか5年で53ヶ国、282都市に展開利用者は約200万人に拡大している

利用客

UBER 従来(アメリカでは)

タクシー会社

支払いが不便 (クレジット利用不可)

利用客車の所有者

米マサチューセッツ工科大学が選ぶ「世界で最も革新的な50社」で26位

(2014年)

待ち時間が長い

トラブル (過大請求)

待ち時間が短い (車を所有している全ての人が参入可能)

支払いはクレジットのみ (UBERが決済代行)

安心できるドライバー (利用客の評価による自然淘汰)

マッチング

資産の有効利用

UBER

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デジタルビジネスにおける基底モデル

デジタル情報の高度化とその最適なマッチングにより、価値を創造するマッチングこそがデジタルビジネスにおける基底モデル


デジタル情報の高度化デジタル情報による最適なマッチング

デジタル情報の高度化により属性情報の詳細化、リアルタイム化が可能に

（位置情報、評価情報等）

高度化したデジタル情報を元に多様なニーズと供給情報を

最適にマッチング可能に

デジタル化された位置情報

デジタル化された評価情報

いつ、どこで、車にのりたい

いつ、どこで、車を提供できる

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マッチングビジネスのさらなる進化

マッチングは多様化し、更にはそれらを組み合わせることで、より高い価値を創造するサービスが新たに生まれていく


多様なマッチングサービスの勃興

スタイリストの空き時間

着ない洋服

クリーニング設備の空き時間

倉庫業者の空きスペース

スタイリストの空き時間

着ない洋服

クリーニング設備の空き時間

倉庫業者の空きスペース

【新サービス】ファッションの

レンタルサービス

多様なマッチングサービスが生まれ始めている

複数のマッチングを組み合わせ

さらに新しいサービスが生まれ

ビジネスが活性化していく

次々に新サービスが生まれる

サービスの組合せ

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Digital Economy プラットフォーム

ビジネスモデルをしっかり支える

デジタルエコノミープラットフォーム

デジタルビジネスにおける基底モデルであるマッチングビジネスへのチャレンジを支えるプラットフォーム


サービス事業者







成長を見据えしっかりしたシステムにしたい

マッチングビジネスをスピーディに立上げたい

多様なテクノロジーを簡単に使いたい

ビジネス基盤サービス


多様なテクノロジーコンポーネントを提供

テクノロジーコンポーネント

サービス（他社）

テクノロジーコンポーネントサービス

SoRの知見をベースとしたビジネスモデルを支える仕組み

多様なテクノロジーコンポーネントをマッシュアップ型で提供する仕組み

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新サービスの実践

国内初となる「縫製事業のクラウドソーシング」事業者であるシタテル様とデジタルエコノミープラットフォーム一部機能を共同検証

リソース利用可視化マッチング機能

サービス提供者管理

価格最適化

サービス生産者管理

パーソナル管理

ビジネス基盤サービス

デジタルエコノミープラットフォーム

多様なテクノロジー

(AI,IoT,BigData…)

服を作りたい人縫製工場

小ロット・短納期・低コストリソース活用の最大化

衣服の生産プラットフォーム



社内実践の状況/事例


社内実践で磨きあげたサービスを継続的に提供


グループ内約640システム (サーバ 13,000台)を移行

社内システムのクラウド移行で培った開発ノウハウなどを、ツール・環境などを含めてリファレンス化しお客様へ提供

グループ国内外すべての社内システムを次世代クラウド基盤へ刷新

２０１５年２月発表

28

パブリック型を利用して社内システムを構築


パブリック型(バーチャルプライベートホステッド)を最大限活用

富士通データセンター

バーチャルプライベートホステッド

（仮想/物理専有）

パブリック

クラウド

（仮想共有）


富士通 D社 A社 B社

1 2

クラウドサービス基盤


基本的にパブリック型を利用して構築。将来デディケーテッドに展開


デディケーテッド（クラウド基盤専有）

デディケーテッドオンプレミス

クラウド基盤専有（お客様DC設置）

FJ 遠隔監視等

E社 F社クラウドサービス

基盤

お客様データセンター


3 4



パブリック型クラウド

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パブリック型で実践する意義


システムのスリム化とコストダウン（クラウドのメリットをフルに享受）

セキュリティ保証

共通サービス活用

パブリック型活用ナレッジ展開

リソース共有効果最大化

ノウハウのリファレンス化とお客様への展開（パブリック型の可能性を追求し、K5に付加価値を与える）

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クラウドのメリットをフルに享受


共通サービス活用によりシステム保守の負担を大幅に軽減

多くの利用者とリソースを共有することで、リソースの有効活用とコスト抑止効果を最大限に享受

共通サービス活用

リソース共有効果最大化

システムA Web/AP

DB

監視

システムB Web/AP

DB

監視

現行システム(個別構築) 共通機能化(クラウド)

システムA Web/AP

DB

システムB

Web/AP

DB

監視共通機能

共通サービス化・共通サービス利用

システムA

Web/AP

DB

システムB

Web/AP

DB

通常はここまで

アベイラビリティゾーン

物理占有

VM VM VM

仮想占有

VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM

システムZ システムY

システムX

監視共通サービス移行に際して共通サービス化

共通サービス利用でシステムをスリム化

Web/AP

DB

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パブリック型の可能性を追求


十分にセキュアなシステムを構築・運用できることを自ら証明

パブリック型活用ならではのナレッジを蓄積してお客様に提供

セキュリティ保証

パブリック型活用ナレッジ展開

2017年度大部分の

移行パターンを実施ナレッジナレッジ

ナレッジ

富士通のさまざまな基幹業務システムの移行実践により、パブリック型活用のナレッジを蓄積

インターネットに接続され物理的に共有された環境であってもセキュアなシステム運用を実現

共通プロジェクトデータ連携システム

統合運用監視システム

業務プロジェクト業務システム

Web/AP (Interstage)

DB (Symfoware)

LB 負荷分散

FWaaS FWaaS FWaaS 仮想コネクタ仮想ルータ

FWaaS

インターネット

現在 65システム

2016年度 178システム

社内システムの全面的なクラウド移行を推進

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社内実践によるリファレンス化


富士通社内システムで自ら実践して得られたノウハウをリファレンス化し、継続的にサービスとして提供

FUJITSU Cloud Service K5

お客様お客様 SaaS 事業者

富士通全社 640システム

活用リファレンス化

業務システム

業務システム

社内実践社内実践業務システム …

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グローバルにリージョンを展開


UKリージョン(2016/7)を皮切りに、順次グローバルに展開

アジア 2016年度4Q～

オセアニア（検討中）

日本 2015年12月～

ヨーロッパ 2016年7月～

アメリカ（検討中）

提供中・構築中

計画中

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ロードマップ


FY2015 FY2016 FY2017

下期 1Q 2Q 3Q 4Q 上/下

全体イベント/リージョン展開

IaaS

PaaS

▼SAP対応（Windows版）

▼西日本リージョン1(八尾)

▼発表

▼正式提供

▽西日本リージョン2(明石) ▽UKリージョン

順次機能エンハンス

▼ネットワーク接続メニュー

▼仮想専有

▽その他海外展開

▼PF(基幹業務基盤) ▼CF(クラウドネイティブ基盤) ▼API Management

▼東日本リージョン(館林)

▽マルチリージョンDR支援

▼正式提供

▽IoT基盤 ▽ビジネス基盤(認証・契約管理等) ▽共通サービス(帳票) ▽マッチングビジネス基盤(β)

▽バッチ基盤(β)

▼提供済み ▽提供予定

▽SF(システム自動構築)

▽テクノロジコンポーネント (VO/生体認証等)

▽コンテンツ配信

▽mBaaS/PUSH通知(α)

▽マッチングビジネス基盤(GA)

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