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試験研究用
MACS® Whole Blood Solution
ヒト全血からの高速 T/B/NK/単球 /好中球 /好酸球 分離
● MACSxpress® Whole Blood Neutrophil Isolation Kit ● MACSxpress Whole Blood Treg Isolation Kit (#130-109-557)
Whole Blood 8 mL Tregs ~16
非標識・好中球の高速分離Application 1
www.miltenyibiotec.com
制御性T細胞の高速分離
万個 *
Figure 1 非標識のヒト好中球の MACSxpress Whole Blood Neutrophil Isolation Kit による分離(A) ヒト全血から分離した好中球(CD15+CD16+)を、MACSQuant Analyzerで解析した。(B) 6サンプルの平均の純度(98±2%)、回収率(95±23%)、生存率(98±1%)。1 mLの血液より2.1-3.3×106 個の好中球が得られた。(C) 密度勾配遠心に比較して、単球や好酸球の混入が低い。
A B C
CD15
-PE
CD16-APC
100(%) (%)
95
90
85
80
75
70
10.58.56.54.52.50.50.2
0.1
0.0
MACSxpress密度勾配遠心
分離前 分離後
純度 回収率生存率 単球好酸
球 単球好酸球
◆ たった20分で血液から目的細胞が得られる
◆ 非標識細胞が高純度、高回収率で得られる◆ 一度に 8 mL の血液から分離可能 ◆
エアロゾルの発生が少なく、安全性が高い
MACSxpress
Separator
磁気標識とインキュ ベーション(5 min)
セパレーター内静置による磁気分離 (15 min)
非標識細胞の回収磁気標識とインキュ ベーション(5 min)
セパレーター内静置による磁気分離 (15 min)
非標識細胞の回収
好中球は調製中のちょっとした刺激で変化しやすい細胞のため、なるべく刺激の
Application 2
(#130-104-434)
少ない方法で迅速に分離する必要があります。そのニーズに 100% 応えるのがMACSxpress キットになります。
2~
◆簡単なプロトコール
今まで、どのような方法でも分離に時間を要した制御性 T細胞。MACSxpress テクノロジーとMACS MicroBeads を組合せることにより、CD4+CD25+ Regulatory T 細胞の 30 分という高速分離が可能になりました。
上清をLSカラムにアプライ後MACS bufferで洗浄 (5 min)
CD4+CD25+CD127dim/- Treg細胞の溶出
Total 30 min
* 健常人11人のサンプルより分離できたTreg数の平均値です。この値はドナーによって変動します。
Step 2 の MicroBeads 分離にはMACS Separator が必要です。
2 step 分離
autoMACS ProSeparator
MidiMACSSeparator
Separator 例
Figure ヒト全血からの CD4+CD25+CD127dim/- Treg 細胞の分離2ヒト全血から MACSxpress Whole Blood Treg Isolation Kit で分離した制御性T細胞 (CD4+CD25+CD127dim/- Treg) の回収率と純度は、用手法でも自動磁気細胞分離装置autoMACS Proでも優れた結果が得られた。
ヒト全血から20分で非標識細胞を分離できるMACSxpress Kit にはPan T Cell, CD4 T Cell, CD4 Memory T Cell, CD8 T Cell, NK CellPan B Cell, B Cell, Naive B Cell, B-CLL Cell, Eosinophilを分離するキットもあります。
Starting Kit あります!お問い合わせ下さい
磁気標識とインキュ ベーション(5 min)
セパレーター内静置による磁気分離 (15 min)
非標識細胞の回収
磁気標識とインキュ ベーション(5 min)
セパレーター内静置による磁気分離 (15 min)
非標識細胞の回収磁気標識とインキュ ベーション(5 min)
セパレーター内静置による磁気分離 (15 min)
非標識細胞の回収
分離細胞数/ mL 全血
MACSxpressによる不要細胞、および MicroBeadsによるCD25+ 細胞の標識 (10 min)
用手法(MidiMACS + LSカラム)autoMACS Pro (program: PosselS)
純度
(%)
0
10,000
20
40
60
80
100
0
20,000
30,000
セパレーター内静置による磁気分離 (15 min)
非標識CD4+ T細胞の回収(全血8 mL超なら遠心)
MACSxpress によるCD4+ T 細胞の分離に引き続いて、MicroBeadsによる CD25+ 細胞のポジティブセレクションを行います。
2018年7月現在の情報に基づきます。MACSはMiltenyi Biotec GmbHの登録商標です。記載されていない限り、Miltenyi Biotec社の製品およびサービスは全て研究用です。それ以外の目的に使用しないでください。
201807MBKK50
NEX
在庫・納期のお問い合せ
Immunological Research with MACS Products
密度勾配遠心の必要なく、大幅な時間の短縮、実験の簡素化
● StraightFrom Whole Blood MicroBeadsの特長
◆ 少量サンプル(0.25mL)からでも細胞の回収が可能
密度勾配遠心による細胞ロスがありません◆ 目的細胞集団の高い純度(平均90-95%)
製品ポートフォリオは、WEBサイトをご覧ください。
◆
CD14
CD
15
9.8 10.0
0
5
10
donor 27 donor 81 donor 94 donor 77 donor 78
RIN
val
ues
Average RIN values of RNAs from CD14 monocytes (n=5)
WBC AMP
AMP
WBC
分離前 分離後
平均
MACS分離前及び分離後のフローサイトメトリー解析
ヒト全血からの細胞分離:StraightFrom Whole Blood マイクロビーズApplication 3
● 全血 6 mLからの単球の分離 ~遺伝子解析 StraightFrom Whole Blood CD14 MicroBeads (#130-090-879)「血液」は患者検体の中では最も得られやすく、しかも複数回の採取が可能なサンプルです。また体内を循環するという性質により、病変サイトによる遺伝子発現への影響を受けやすい検体でもあります。そのため、これまでにも多くの遺伝子発現解析研究が血液サンプルを用いて行われてきました。しかしながら、全血や PBMCを用いた研究では、細胞集団構成比の変化による影響も受けてしまうというデメリットがあります。特定の細胞集団を分離して解析を行うことにより、より病態を正確に反映した詳細な遺伝子発現解析結果を手に入れることが可能です。ここでは、実際に臨床試験にも取り入れられた短時間で簡単に全血から細胞を分離する方法をご紹介します。
5人の健常人ドナーから、それぞれ採血管 3本(6 mLずつ)とPAXgene チューブ1本(2.5 mL)の血液を採取しました。【方法】
◆AMP 全血6 mLをWhole Blood CD14マイクロビーズで標識して、 autoMACS Pro Separatorで分離して得られた単球◆WBC 全血 6 mLをWhole Blood CD14マイクロビーズで標識して、 Whole BloodカラムとMSカラムで分離して得られた単球◆PBMC 全血 6 mLを Ficoll 密度勾配遠心にかけて分離した単核球画分◆ W B 全血 2.5 mL各細胞画分からtotal RNAを抽出して、Whole Genome マイクロアレイ解析 (Agilent Technologies) を行いました。
autoMACS を使用しての分離では、操作時間が短く採血から30 分で CD14+ 単球を分離することが出来ました。また、分離した細胞からは、遺伝子発現プロファイリングを行うのに十分な量と高い品質の RNAを抽出することが出来ました (Figure 1)。用手法分離とautoMACS分離では、高度に一致した遺伝子発現解析結果が得られています (data not shown)。また分離前のフラクションと比較すると、分離した単球ではより安定した遺伝子発現解析結果が得られました (Figure 2)。StraightFrom Whole Blood マイクロビーズシリーズは13 種類の製品展開があり、T, B, NK などの細胞で様々なオミックス解析が可能です。
【結果】
CD14+ monocytes PBMCs WB
CD14
TCL1A
HBA
PF4
MPO Med
ian-c
ente
red
signa
linte
nsitie
s
製品の詳細は WEBでご確認ください ミルテニー
autoMACS Pro Separator なら血液とマイクロビーズ試薬をセットして、プログラムを選ぶだけ。磁気標識から分離まで、すべて自動です。
Whole Blood カラムなら全血から分離の全工程が、40分以内に終了します。
TM
MACS® Whole Blood Solution
A B
Figure 1 ヒト単球のWhole Blood CD14マイクロビーズによる分離とRNA抽出(A) ヒト全血から分離した単球は、自動装置(AMP)でも用手法(WBC)でも平均90%以上の純度を示した。また、全血6 mLから、平均~1 x 106 個の単球が得られた。(B) 分離した単球から抽出したtotal RNAは、RIN値が最高値の10に近く、ほとんど分解のみられない非常に品質の良いRNAであることが確認できた。
Figure 2 各フラクションにおける細胞特異的マーカー遺伝子の発現全血(WB)やPBMCでは、細胞集団構成比の変化による影響を受けて発現の一定しないMPO遺伝子も、単球に分離することによって、安定した結果が得られた。
StraightFrom シリーズ Whole Blood
LRSC
Buffy Coat
Leukopac
よりダイレクトに分離!大量•多検体に対応する装置MultiMACS Cell24 Separator