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実施工プロセスを考慮した有明海北岸河川域の 浚渫泥改良盛土の検討 佐賀大学低平地研究センター 日野剛徳 佐賀大学低平地研究センター ○田口岳志

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実施工プロセスを考慮した有明海北岸河川域の浚渫泥改良盛土の検討

佐賀大学低平地研究センター 日野剛徳

佐賀大学低平地研究センター ○田口岳志

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有明沿岸道路プロジェクト

有明海

5 km

④福富鹿島道路区間(約9 km)

③佐賀福富道路区間(約10 km)

②大川佐賀道路区間(約10 km)

①大川西IC

大牟田IC

区間

km

嘉瀬

久保田

芦刈

福富東

23.8

(仮称)~

(仮称)

河川河口部に堆積する浮泥・底泥

土壌環境基準と浮泥・底泥の溶存第二種特定有害物質

ND0.05六価クロム

1.31 <ホウ素

0.20.8フッ素

0.0140.01 <ヒ素

佐嘉漁港より採取した

浮泥・底泥

土壌環境基準(mg/L)

項目

ND0.05六価クロム

1.31 <ホウ素

0.20.8フッ素

0.0140.01 <ヒ素

佐嘉漁港より採取した

浮泥・底泥

土壌環境基準(mg/L)

項目

※採水方法は間隙水の搾り出し 2

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a. 直送施工パターン

b. 仮置施工パターン

c. 2段階処理施工パターン

(浚渫直後に安定処理し,現場に運搬した後,切崩し盛土する.

(浚渫地にて仮置きし,運搬する.その後,現場で処理直後に盛土する.

(浚渫直後に安定処理し,現場に運搬した後,切崩し再度安定処理して盛土する.C. 高濃度浚渫船

浚渫パターン

B. ロングバックホー + 泥上車

A. ロングバックホーのみ

(t :初期養生時間)

切崩・破砕

切崩・破砕1次処理

運搬

仮置き

安定処理

運搬

1

運搬

2次処理 締固め・転圧

締固め・転圧

安定処理 締固め・転圧

(t :2次養生時間)2

 → 処理から盛土までの時間が長く,現場での切崩しにより強度低下が起こる.)

 → 処理から盛土までの時間が短いが,ストックヤードを必要とする.)

→ 処理から盛土までの時間は短いが,コスト高となる.)

浚渫から盛土までの流れ

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<本研究>1.佐賀低平地における施工プロセスを想定し,工事費比較を実施.2.水銀圧入型ポロシメーターにて,各処理土における間隙構造を調べ,品質評価への利用の可能性を検討.3.間隙構造の相違による溶出特性を検討する.

<問題点>1.施工プロセスを考慮した,積算基準が十分に確立されていない.

2.浚渫改良土の品質改良評価手法は十分に確立されていない.

3.下図に示すような,固化~破砕を経るプロセスにて,その強度・変形・有害物質溶出特性は明らかとされていない.

浚渫改良土を施工・管理する上での問題点

輸送

(浚渫直後に安定処理し,現場に輸送した後,切崩し再度 安定処理して盛土する → 処理から盛土までの時間は短いが,コスト高となる)

切崩・破砕 締固め・転圧2次処理1次処理

c. 2段階処理施工パターン

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図-   本庄江川流域 堆積泥 調査結果

本R1,L1

本R2.L2佐嘉漁港

本R3.L3本庄江防潮水門

本R4.L4本庄橋

本R5.L5御船小屋橋

本R6.L6

本R7.L7今重橋

本R8.L8新高橋

本R1,L1上流側 下流側

両岸b=40m h=2.0m

0 1km

本R2,L2

佐嘉漁港

上流側 下流側

両岸b=30m h=1.5m

本R3,L3

本庄江防潮水門

上流側 下流側

両岸b=20m h=1 .5m

本R4,L4

本庄橋

上流側 下流側

両岸b=10m h=1.5m

本R5,L5

御船小屋橋

上流側 下流側

両岸b=15m h=1 .0m

本R6,L6上流側 下流側

両岸b=10m h=1 .0m

本R7,L7

今重橋

上流側 下流側

両岸b=10m h=0.5m

本R8,L8

新高橋

上流側 下流側

両岸b=10m h=0.5m

浮泥・底泥の浚渫可能土量の検討

本庄江下流域における浚渫可能地点の現地踏査結果 5

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土量計算の模式図

b(m)

h(m)

堆積泥土

層厚

干潮時の露出水平距離

b(m)

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浮泥・底泥の浚渫可能土量の推定結果

本庄江川 浚渫対象堆積泥土の概算土量地点 L(m) b(m) h(m) A(㎡) Av(㎡) V(㎥)本RL1 40 2.0 40

750 31.25 23,438本RL2 30 1.5 22.5

700 18.75 13,125本RL3 20 1.5 15

750 11.25 8,438本RL4 10 1.5 7.5

1100 7.50 8,250本RL5 15 1.0 7.5

700 6.25 4,375本RL6 10 1.0 5

750 3.75 2,813本RL7 10 0.5 2.5

950 2.50 2,375本RL8 10 0.5 2.5

延長 土量計 5,700 m 62,813 ㎥

本庄江川 浚渫可能土量 ≒ 62,000㎥

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現地踏査による浮泥・底泥の浚渫条件河川名:本庄江川

地点 泥土の堆積状況 周辺状況等

R1,L1河口(有明海)側では航路周辺に、上流側は捨石前に多量の泥土が堆積している。

堤防パラペットがあり、陸側からの重機による浚渫は困難で作業船による作業と想定。運搬には管理用道路がある。

R2,L2広江漁港

船着場周辺に多量の泥土が堆積している。漁港近郊は陸上から超ロングバックホーと泥上車、それ以外は作業船による浚渫が想定。運搬路も問題はない。

R3,L3防潮水門

上流側、下流側とも積ブロック前に多量の泥土が堆積している。

陸上からの超ロングバックホー浚渫は難しく、泥上車や作業船による作業となると想定。

R4,L4本庄橋

上流側、下流側とも多量の泥土が堆積している。

陸上からの超ロングバックホー浚渫は難しく、泥上車による作業と想定。堤防道路が狭く、作業中は通行止めの可能性あり

R5,L5御船小屋橋

上流側、下流側とも多量の泥土が堆積している。

陸上からの超ロングバックホー浚渫は難しく、泥上車による作業と想定。堤防道路が狭く、作業中は通行止めの可能性あり

R6,L6上流側、下流側とも多量の泥土が堆積している。

陸上から超ロングバックホーである程度の範囲まで浚渫可能その他は泥上車の作業と想定。河川堤防道路幅は狭くバックホーが位置すると通行止めとなる。

R7,L7今重橋

上流側、下流側とも多量の泥土が堆積している。

陸上から超ロングバックホーである程度の範囲まで浚渫可能その他は泥上車の作業と想定。河川堤防道路幅は狭くバックホーが位置すると通行止めとなる。

R8,L8新高橋

上流側、下流側とも右岸に多量の泥土が堆積している。

陸上から超ロングバックホーである程度の範囲まで浚渫可能その他は泥上車の作業と想定。河川堤防道路幅は狭くバックホーが位置すると通行止めとなる。

上流側ほど,バックホー+泥上車による浚渫が可能

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施工(浚渫)事情により変動する項目

・固化材 ・・・ 材料単価

・運搬費 ・・・ 運搬距離

・浚渫方法・・・ 超ロングバックホー(掘削投入) 超ロングバックホー +泥上車

高濃度浚渫船

コストに対する影響度

有明沿岸道路建設における

コスト算出の留意点

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・浚渫地点A

・浚渫地点B

・浚渫地点C

盛土施工箇所

2km

7.5km

19.5km

超ロングバックホー

泥上車

安定処理

超ロングバックホー

安定処理へ

超ロングバックホー

泥上車

安定処理

超ロングバックホー

安定処理へ

・浚渫方法(掘削投入)・運搬費 ・・・ 運搬距離

浚渫量V=80m3/ 日

(t=4h 引潮時)

浚渫量V=80m3/ 日(t=4h 引潮時)

浚渫量V=210m3/ 日

(t=6h 満潮時)

掘削幅b1・・・短

b2 ・・・中

作業船

高濃度浚渫船安定処理

作業船

高濃度浚渫船安定処理

b3・・・長

10

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施工パターンの詳細

タイプ1

作業船

高濃度浚渫船安定処理へ

超ロングバックホー

泥上車

安定処理へ

直送施工における浚渫方法

超ロングバックホー

安定処理へ

高炉セメントB 70kg/m3

固化材量

2成分石灰 30kg/m3

運搬距離

2.0km以下(近郊から運搬)

7.0km以下(中間地点から運搬)

19.5km以下(河口付近から運搬)

運搬 締固め、転圧

運搬距離

2.0km以下(近郊から運搬)

7.0km以下(中間地点から運搬)

締固め、転圧

19.5km以下(河口付近から運搬)

安定処理 積込み

一次安定処理 積込み 運搬 積込み

二次安定処理

固化材量2成分石灰 30kg/m3

高炉セメントB 70kg/m3

固化材量2成分石灰 30kg/m3

高炉セメントB 70kg/m3

盛土工区での作業タイプ1‘

タイプ1

作業船

高濃度浚渫船安定処理へ

超ロングバックホー

泥上車

安定処理へ

直送施工における浚渫方法

超ロングバックホー

安定処理へ

高炉セメントB 70kg/m3

固化材量

2成分石灰 30kg/m3

運搬距離

2.0km以下(近郊から運搬)

7.0km以下(中間地点から運搬)

19.5km以下(河口付近から運搬)

運搬 締固め、転圧

運搬距離

2.0km以下(近郊から運搬)

7.0km以下(中間地点から運搬)

締固め、転圧

19.5km以下(河口付近から運搬)

安定処理 積込み

一次安定処理 積込み 運搬 積込み

二次安定処理

固化材量2成分石灰 30kg/m3

高炉セメントB 70kg/m3

固化材量2成分石灰 30kg/m3

高炉セメントB 70kg/m3

盛土工区での作業タイプ1‘

11

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タイプ1に関するコスト

*労務費は含んでいない。浚渫方法 浚渫費 安定処理費(円/㎥) 積込み運搬費(円/㎥) 敷均し・転圧費(円/㎥) 計(円/㎥)

(円/㎥) 2.0km以下 703 3,8132成分石灰(30kg/㎥) 2,294 7.5km以下 1,279 4,389

19.5km以下 2,253 5,363①超ロングバックホー 702 2.0km以下 703 3,483

生石灰(30kg/㎥) 1,964 7.5km以下 1,279 4,05919.5km以下 2,253 5,0332.0km以下 703 3,654

高炉セメントB(70kg/㎥) 2,135 7.5km以下 1,279 4,23019.5km以下 2,253 5,2042.0km以下 703 4,729

2成分石灰(30kg/㎥) 2,294 7.5km以下 1,279 5,30519.5km以下 2,253 6,279

②泥上車+ 1,618 2.0km以下 703 114 4,399   超ロングバックホー 生石灰(30kg/㎥) 1,964 7.5km以下 1,279 4,975

19.5km以下 2,253 5,9492.0km以下 703 4,570

高炉セメントB(70kg/㎥) 2,135 7.5km以下 1,279 5,14619.5km以下 2,253 6,1202.0km以下 703 23,453

2成分石灰(30kg/㎥) 1,379 7.5km以下 1,279 24,02919.5km以下 2,253 25,0032.0km以下 703 23,123

③高濃度浚渫船 21,257 生石灰(30kg/㎥) 1,049 7.5km以下 1,279 23,69919.5km以下 2,253 24,6732.0km以下 703 23,294

高炉セメントB(70kg/㎥) 1,220 7.5km以下 1,279 23,87019.5km以下 2,253 24,844

安定処理 積込み 運搬 締固め、転圧

固化材量生石灰 30kg/㎥特殊石灰 30kg/㎥高炉セメントB 70kg/㎥

運搬距離2.0km以下(近郊から運搬)7.0km以下(中間地点から運搬)19.5km以下(河口付近から運搬)

パターン1 概算費用浚渫方法3方法

①超ロングバックホー

②泥上車 +長ロングバックホー

③高濃度浚渫船

12

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タイプ1’に関するコスト

*労務費は含んでいない。浚渫方法 浚渫費 安定処理費(円/㎥) 積込み運搬費(円/㎥) 敷均し・転圧費(円/㎥) 計(円/㎥)

(円/㎥) 2.0km以下 703 6,3672成分石灰(30kg/㎥) 4,848 7.5km以下 1,279 6,943一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 7,917

①超ロングバックホー 702 2.0km以下 703 5,707生石灰(30kg/㎥) 4,188 7.5km以下 1,279 6,283一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 7,257

2.0km以下 703 6,049高炉セメントB(70kg/㎥) 4,530 7.5km以下 1,279 6,625一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 7,599

2.0km以下 703 7,2832成分石灰(30kg/㎥) 4,848 7.5km以下 1,279 7,859一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 8,833

②泥上車+ 1,618 2.0km以下 703 114 6,623   超ロングバックホー 生石灰(30kg/㎥) 4,188 7.5km以下 1,279 7,199

一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 8,1732.0km以下 703 6,965

高炉セメントB(70kg/㎥) 4,530 7.5km以下 1,279 7,541一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 8,515

2.0km以下 703 25,0922成分石灰(30kg/㎥) 3,018 7.5km以下 1,279 25,668一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 26,642

2.0km以下 703 24,432③高濃度浚渫船 21,257 生石灰(30kg/㎥) 2,358 7.5km以下 1,279 25,008

一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 25,9822.0km以下 703 24,774

高炉セメントB(70kg/㎥) 2,700 7.5km以下 1,279 25,350一次、二次の2回 19.5km以下 2,253 26,324

浚渫方法3方法

①超ロングバックホー

②泥上車 +長ロングバックホー

③高濃度浚渫船

パターン1’ 概算費用

一次安定処理 積込み 運搬 締固め、転圧積込み二次安定処理

固化材量生石灰 30kg/㎥特殊石灰 30kg/㎥高炉セメントB 70kg/㎥

固化材量生石灰 30kg/㎥特殊石灰 30kg/㎥高炉セメントB 70kg/㎥

盛土工区での作業

運搬距離2.0km以下(近郊から運搬)7.0km以下(中間地点から運搬)19.5km以下(河口付近から運搬)

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t.1 t.1'

2,300 2.0km以下 700 3,800 6,300

7.5km以下 1,300 4,400 6,900

4,800 19.5km以下 2,300 5,400 7,9002,100 2.0km以下 700 3,600 6,000

7.5km以下 1,300 4,200 6,600

4,500 19.5km以下 2,300 5,200 7,6002,300 2.0km以下 700 4,700 7,200

7.5km以下 1,300 5,300 7,800

4,800 19.5km以下 2,300 100 6,300 8,8002,100 2.0km以下 700 4,500 6,900

7.5km以下 1,300 5,100 7,500

4,500 19.5km以下 2,300 6,100 8,5001,400 2.0km以下 700 23,500 25,100

7.5km以下 1,300 24,100 25,700

3,000 19.5km以下 2,300 25,100 26,7001,200 2.0km以下 700 23,300 24,800

7.5km以下 1,300 23,900 25,400

2,700 19.5km以下 2,300 24,900 26,400※t.1:タイプ1,t.1':タイプ1' . ※各浚渫方法における最高を赤,最低を青で示す.

①超ロングバックホー

②泥上車+ 超ロングバックホー

1,600

700

21,300

浚渫方法浚渫費

(円/m3)

安定処理費 (円/m3)

積込み運搬費

(円/m3)

敷均し・転圧

費 (円/m3)

合計 (円/m3)

t.1' 2成分石灰(30kg/m3)

一次、二次の2回

t.1 2成分石灰(30kg/m3)

t.1' 高炉セメントB(70kg/m3)

一次、二次の2回

t.1 高炉セメントB(70kg/m3)

③高濃度浚渫船

t.1' 2成分石灰(30kg/m3)

一次、二次の2回

t.1' 高炉セメントB(70kg/m3) 一次、二次の2回

t.1' 2成分石灰(30kg/m3)

一次、二次の2回

t.1' 高炉セメントB(70kg/m3)

一次、二次の2回

t.1 2成分石灰(30kg/m3)

t.1 高炉セメントB(70kg/m3)

t.1 2成分石灰(30kg/m3)

t.1 高炉セメントB(70kg/m3)

14

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まとめ

1)本庄江下流域に堆積する浮泥・底泥の浚渫可能土量は約62,000m3と見積もられる.

2 )本庄江流域における浮泥・底泥を浚渫して有効利用する場合,河口域で

は作業船による浚渫が想定されるが,陸域へ遡上するにつれ,陸側からの浚渫が可能になる河川といえる.ただし,工事用車両の導入に伴う交通規制等の検討が必要である.

3)最終的に建設サイトにおける1m3当たりの材料コストとしては,ロングバックホーのみのプロセスが最も安価となり,これに次いでロングバックホーおよび泥上車の浚渫からなるプロセス,高濃度浚渫船からなるプロセスと順次高価となった.

4)本庄江流域に限れば,低コストにより浚渫泥を有効利用する場合,陸域からの浚渫をいかに多用できるかが重要となる.

15

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品質評価手法の検討(水銀圧入型ポロシメーター)

16

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加圧前 加圧後

間隙

加圧

水銀

水銀圧入型ポロシメーター (写真および概念図)

間隙の径,間隙容積の総和を求める

17

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試験結果

0 50 100 150 2000

500

1000

1500

生石灰

BB

MgO

土試料:浮泥・底泥初期含水比:Wn=181.7%養生日数:T

c= 7days

一軸

圧縮

強さ

qu(kPa)

安定材添加量 Qc(kg/m3)

同等の強度を有する試料

図-1 安定材が異なる場合の一軸圧縮強さquと安定添加量Qcの関係

18

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0.01 0.1 1 10 100

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

1.0

1.2

1.4

1.6 MgO 100kg/m3,q

u=142.1kPa

BB 70kg/m3,qu=255.3kPa

生石灰 50kg/m3,qu=236,6kPa

未処理土

試料:浮泥・底泥 養生日数:T

c =7日

累積

間隙

容積

ΣV

dp(m

l/g)

間隙径 dp (μm)

図-2 安定材を変化させた場合のΣVdp~dp関係

19

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0.01 0.1 1 10 100

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

生石灰:50kg/m3

BB:70kg/m3

MgO:100kg/m3

間隙

容積

Vdp(

ml/

g)

間隙径 dp (μm)

試料:浮泥・底泥 養生日数:T

c =7日

未処理土

図-3 安定材を変化させた場合のVdp~dp関係

20

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0.01 0.1 1 10 100

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

間隙

容積

Vdp(m

l/g)

間隙径 dp (μm)

土試料:浮泥・底泥 養生日数:T

c = 7日

未処理土

100 kg/m3

300 kg/m3

500 kg/m3

図-4 添加量を変化させた場合のVdp~dp関係(MgO)

21

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0.01 0.1 1 10 100

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

間隙

容積

Vdp(m

l/g)

間隙径 dp (μm)

土試料:浮泥・底泥 マグネシウム系固化材養生日数 実線:Tc= 7日 破線:Tc=28日

未処理土

Qc=100kg/m3

300kg/m3

500kg/m3

21

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0.01 0.1 1 10 100

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

未処理土 養生日数:Tc=7日

BB 70kg/m3

BB 350kg/m3

Tc=28日

BB 70kg/m3

BB 350kg/m3

土試料:浮泥・底泥

間隙

容積

Vdp(m

l/g)

間隙径 dp (μm)

高炉セメントB種の場合

23

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0.01 0.1 1 10 100

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

未処理土 養生日数:Tc=7日

石灰 50kg/m3

石灰 250kg/m3

Tc=28日

石灰 50kg/m3

石灰 250kg/m3

土試料:浮泥・底泥

間隙

容積

Vdp(m

l/g)

間隙径 dp (μm)

生石灰の場合

24

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養生 一軸圧縮試験

安定材

有明粘土

土試料

2次養生

9.5mm

4.75mm

締固め

7日間養生

破砕 25

施工プロセスを考慮した力学試験

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0 7 14 21 28 35 420

100

200

300

400

500

600

軸圧

縮強

さq u

 (k

Pa)

養生日数(t1+t

2) (days)

土試料:本庄江初期養生日数t

1=7days

安定材添加量

Qc=70kg/m3

0.25Ec

0.5Ec

1.0Ec

2.0Ec

締固・破砕無し

一軸圧縮強さquと養生日数(t1+t2)の関係(破砕・締固め)

高炉B種 生石灰

0 7 14 21 28 35 420

100

200

300

400

500

600

一軸

圧縮

強さ

qu 

(kP

a)

養生日数(t1+t

2) (days)

土試料:本庄江初期養生日数t

1=7days

安定材添加量

Qc=50kg/m3

0.25Ec

0.5Ec

1.0Ec

2.0Ec

締固・破砕無し

実験結果

強度の増加が認められる 顕著な増加が認められない

26

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0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.50

100

200

300

400

500

一軸

圧縮

強さ

q c 

(kP

a)

締固めエネルギーEc (kJ/m3)

土試料:本庄江初期養生日数t

1=7days

安定材添加量

Qc=70kg/m3

t2= 0day

t2= 7days

t2= 28days

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.50

100

200

300

400

500

一軸

圧縮

強さ

q u 

(kP

a)

締固めエネルギーEc (kJ/m3)

土試料:本庄江初期養生日数t

1=7days

安定材添加量

Qc=50kg/m3

t2= 0day

t2= 7days

t2= 28days

一軸圧縮強さquと締固めエネルギーEcの関係(破砕・締固め)

高炉B種 生石灰

0.5Ecをピークに

強度が減少 ほぼ100kPa前後

27

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0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.50

1000

2000

3000

4000

5000

コー

ン指

数q c

i (k

Pa)

締固めエネルギーEc (kJ/m3)

土試料:本庄江初期養生日数t

1=7days

安定材添加量

Qc=50kg/m3

t2= 0day

t2= 7days

t2= 28days

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.50

1000

2000

3000

4000

5000

コー

ン指

数q

ci 

(kP

a)

締固めエネルギーEc (kJ/m3)

土試料:本庄江初期養生日数t

1=7days

安定材添加量

Qc=70kg/m3

t2= 0day

t2= 7days

t2= 28days

コーン指数qcと締固めエネルギーEcの関係(破砕・締固め)

高炉B種 生石灰

0.5Ecをピークに

強度が減少

エネルギーの増加に強度が伴い減少

28

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※土木用語大辞典より抜粋

オーバーコンパクション(過転圧)

比較的含水比の高い塑性のある土の締固めにおいて、締固めエネルギーが過大になると逆に強度が低下していく現象。繰返し作用が原因と考えられ、火山灰質粘性土を重いローラーで転圧するときによくみられる。

高炉B種の場合改良土の土粒子構造が破壊された場合、同様の傾向を示す.

29

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結論

安定材の違いによる間隙特性

・佐賀低平地の浮泥・底泥を同等の強度を有するように安定処理した場合,累積間隙容積は安定材による違いはみられないが,間隙分布は安定材固有のものになり,それぞれにおいて添加量の増減が間隙分布を規則的に変化させる.

・マグネシウム系固化材で安定処理した場合,添加量の増加に伴い間隙径分布は段階的に間隙が小さなものに変化し,処理土の土構造が添加量の増加に伴い緻密化する.

30

・締固めエネルギーの増加に伴い,オーバーコンパクションを引き起こし,強度が低下するが,養生日数の増加により強度が回復し,その度合いは高炉B種の方が大きい.

施工プロセスを考慮した力学特性

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第2種特定有害物質に対する検討

(バッチコンタクト試験)

31

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溶出試験 (鉛)

0.000

0.002

0.004

0.006

0.008

0.010

0.012

養生日数直後  7日 28日

MgO 生石灰BB

0 100 300 500

溶出

量(m

g/l)

0 70 150 350 0 50 150 250

安定材添加量 (kg/m3)

全て基準値以下.最も溶出量が少なくなる添加量がある.

(土壌環境基準値)

32

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溶出試験 (六価クロム)

0.000

0.005

0.010

0.015

0.020

養生日数 直後  7日 28日

MgO 生石灰BB

0 100 300 500

溶出

量(m

g/l)

0 70 150 350 0 50 150 250

安定材添加量 (kg/m3)

未処理土での溶出量なし.BB・生石灰処理直後の溶出が多く,基準値を超える.33

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溶出試験 (ヒ素)

0.000

0.002

0.004

0.006

0.008

0.010

0.012養生日数

直後  7日 28日

MgO 生石灰BB

0 100 300 500

溶出

量(m

g/l)

0 70 150 350 0 50 150 250

安定材添加量 (kg/m3)

安定処理により溶出量が減少傾向.

(土壌環境基準値)

34

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溶出試験 (ホウ素)

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

1.0

1.2

養生日数直後  7日 28日

MgO 生石灰BB

0 100 300 500

溶出

量(m

g/l)

0 70 150 350 0 50 150 250

安定材添加量 (kg/m3)

(土壌環境基準値)

添加量を変化させた場合のバッチコンタクト試験結果(環告46号に準拠)

35

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溶出試験 (フッ素)

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

1.0

養生日数直後  7日 28日

MgO 生石灰BB

0 100 300 500

溶出

量(m

g/l)

0 70 150 350 0 50 150 250

安定材添加量 (kg/m3)

MgO・生石灰処理により溶出量減少.BBは増加傾向かも・・・

(土壌環境基準値)

36

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固化・破砕が溶出特性に与える影響

(タンクリーチング試験)

37

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7

8

9

10

11

12

0.0

0.3

0.6

0.9

1.2

1.5フッ素 (土壌環境基準0.8mg/l)

初期養生日数:t1=7days

浸水日数:tw=28days

締固めエネルギー:Ec=1.0

エアレーション

高炉B種 70kg/m3

 生石灰  50kg/m3

溶出

量(m

g/l)

エアレーション無し エアレーション有り

pH 高炉B種 生石灰

pH

38

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7

8

9

10

11

12

0.0

0.3

0.6

0.9

1.2

1.5ホウ素(土壌環境基準1.0mg/l)

初期養生日数:t1=7days

浸水日数:tw=28days

締固めエネルギー:Ec=1.0

エアレーション

高炉B種 70kg/m3

 生石灰  50kg/m3

溶出

量(m

g/l)

エアレーション無し エアレーション有り

pH 高炉B種 生石灰

pH

39

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1次処理 2次処理

Mg系固化材 ー 生石灰

Mg系固化材 ー 高炉セメントB

重金属拡散抑制を目的として下を取り上げてみた.この他にもMg系固化材との組み合わせが考えられる.

輸送

(浚渫直後に安定処理し,現場に輸送した後,切崩し再度 安定処理して盛土する → 処理から盛土までの時間は短いが,コスト高となる)

切崩・破砕 締固め・転圧2次処理1次処理

c. 2段階処理施工パターン

浚渫土を運搬のために固化処理+α(重金属の拡散抑止)

盛土材料としての機能を果たすために再固化処理

Mg系固化材の効果的な利用法の1例

40

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研究活動における地域への貢献(研究成果の社会還元・普及事業)

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← 朝日新聞(8月21日)

佐賀新聞(8月22日)

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44有明横断道路!

佐賀環状線!?

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