ハードウェアリファレンスガイド...1 製品の特長概要図 1-1 HP Compaq 6000 Pro All-in-One Business PCHP Compaq 6000 Pro All-In One Business PC には、以下の特徴があります。

ハードウェアリファレンスガイド

HP Compaq 6000 Pro All-in-One Business PC

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ハードウェアリファレンスガイド

HP Compaq 6000 Pro All-in-OneBusiness PC

初版：2010 年 11 月

製品番号：626271-292

このガイドについて

このガイドでは、このコンピューターの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明します。

警告！その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事項を表します。

注意：その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事項を表します。

注記：重要な補足情報です。

iii

iv このガイドについて

目次

1 製品の特長 ...................................................................................................................................................... 1概要 ...................................................................................................................................................... 1

前面の各部 ........................................................................................................................................... 3

側面の各部 ........................................................................................................................................... 4

背面の各部 ........................................................................................................................................... 5

キーボードの機能（日本向けの仕様は異なります） ........................................................................... 6

リモコンの機能 .................................................................................................................................... 7

傾斜角度および回転角度の調整 ......................................................................................................... 10

2 ハードウェアのアップグレード .................................................................................................................... 11警告および注意 .................................................................................................................................. 11

詳しい情報 ......................................................................................................................................... 12

センターアクセスパネルの取り外し .............................................................................................. 13

センターアクセスパネルの取り付け .............................................................................................. 14

電源の接続およびコネクタカバーの取り付け .................................................................................. 15

コネクタカバーの取り外し .............................................................................................................. 17

ドライブアクセスパネルの取り外し .............................................................................................. 18

ドライブアクセスパネルの取り付け .............................................................................................. 19

メモリアクセスパネルの取り外し .................................................................................................. 20

メモリアクセスパネルの取り付け .................................................................................................. 21

メモリの取り外しおよび取り付け ..................................................................................................... 22

オプティカルドライブの取り外しおよび取り付け .......................................................................... 25

既存のオプティカルドライブの取り外し ........................................................................ 25

オプティカルドライブの取り付け ................................................................................... 27

ハードディスクドライブの交換 ....................................................................................................... 29

セキュリティロックの取り付け ....................................................................................................... 34

固定器具へのコンピューターの取り付け ........................................................................................... 35

オプションの無線キーボードまたはマウスの同期 ............................................................................ 39

セットトップボックスへのコンピューターの接続 .......................................................................... 41

オプションの DisplayPort ビデオアダプターの接続 ........................................................................ 43

v

付録 A 静電気対策 ........................................................................................................................................... 44静電気による損傷の防止 .................................................................................................................... 44

アースの方法 ...................................................................................................................................... 44

付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意 .................................................... 45コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 ....................................................... 45

オプティカルドライブの使用上の注意 ............................................................................................ 46

運搬時の注意 ...................................................................................................................................... 46

索引 ..................................................................................................................................................................... 47

vi

1 製品の特長

概要図 1-1 HP Compaq 6000 Pro All-in-One Business PC

HP Compaq 6000 Pro All-In One Business PC には、以下の特徴があります。

液晶一体型オールインワン構成

21.5 インチ（対角方向）ワイドスクリーンのフル HD 対応 WLED 反射防止ディスプレイ

（1080p）

VESA 準拠の 100 mm x 100 mm 対応取り付け穴を備え、All-in-One システムを壁掛けまたは

可動アームに取り付け可能

傾斜角度および回転角度の調節が可能なスタンド

インテル® Core™ 2 Duo、Pentium®、または Celeron®プロセッサー

インテル Q43 Express チップセット

Windows® 7 Professional 32 ビット版または 64 ビット版オペレーティングシステム

概要 1

内蔵のインテルグラフィックス・メディア・アクセラレーター 4500 HD、またはオプションの

NVIDIA GeForce GT230 ディスクリートグラフィックス（一部の国または地域のみ）

内蔵ギガビット・ネットワーク・コネクション（10/100/1000 NIC）

オプションの無線接続：

802.11 b/g/n 無線 LAN モジュール

Bluetooth® 2.1（一部の国または地域のみ）

オプションのテレビチューナー

大 8 GB の DDR3 SDRAM メモリ

大 1 TB のハードディスクドライブ、またはオプションの 80 GB のソリッドステートドラ

イブ

トレイ式スーパーマルチ DVD LightScribe 対応ドライブ

6in1 メディアカードリーダー

7 基の USB コネクタ

IEEE 1394 Firewire®コネクタ

マウスおよびキーボード用 PS/2 コネクタ

オプションの HD Web カメラおよびデュアルアレイマイク

高音質ステレオスピーカー

TPM 1.2 準拠の内蔵セキュリティチップ

本体背面のパネルを取り外せるため、管理者が簡単かつ効率的にコンピューターを整備可能

HP 独自の映像および画像処理エンジンにより高音質オーディオ、高精細ビデオ、および高性能

3D アプリケーション共有を実現した、フルバージョンの HP SkyRoom による高品質なビジュ

アルコラボレーション

注記： HP SkyRoom は、Dual Core プロセッサー、2 GB 以上のメモリ、一部の Windows オ

ペレーティングシステム、および一部の Web カメラ/マイク AV を搭載したコンピューターにの

み同梱されています。

写真、音楽、ビデオ、DVD、Web カメラ、およびテレビチューナーを操作するための[HPMediaSmart]ソフトウェア

[HP ProtectTools]ソフトウェア用の自動ログイン機能対応 Face Recognition

エネルギースター®適合、EPEAT®ゴールド登録、89%の省電力を達成

BFR/CFR/PVC 不使用（電源およびコードを除く）

有線または無線のキーボードおよびマウスを選択可能

2 第 1 章製品の特長

前面の各部図 1-2 前面の各部

表 1-1 前面の各部

名称名称

1 デュアルマイクアレイ（オプション） 4 電源ボタンおよび電源ランプ

2 Web カメラ（オプション） 5 赤外線受信部およびランプ（一部のモデルのみ）

3 21.5 インチ（対角方向）16:9 ワイドスクリーンのフル

HD 対応 LED バックライト LCD ディスプレイ

6 高性能ステレオスピーカー

前面の各部 3

側面の各部図 1-3 側面の各部

表 1-2 側面の各部

名称名称

1 HP 6 in 1 メディアカードリーダー 6 トレイ式オプティカルドライブ（オプション）

2 IEEE 1394 コネクタ 7 オプティカルドライブ動作ランプ

3 USB 2.0 コネクタ（×2） 8 オプティカルドライブ取り出しボタン

4 ヘッドフォンコネクタ 9 輝度アップボタン

5 マイク/ライン入力コネクタ 10 輝度ダウンボタン

11 ハードディスクドライブ動作ランプ


背面の各部図 1-4 背面の各部

表 1-3 背面の各部

名称名称

1 ドライブアクセスパネル 10 PS/2 マウスコネクタ

2 オプティカルドライブ（オプション） 11 PS/2 キーボードコネクタ

3 セキュリティロックケーブル用スロット 12 USB 2.0 コネクタ（×4）

4 ハードディスクドライブの位置 13 ステレオオーディオライン出力

5 センターアクセスパネル 14 赤外線エミッター（ブラスター）出力（オプション）

6 メモリアクセスパネル 15 テレビチューナー同軸コネクタ（オプション）

7 電源コネクタおよびランプインジケーター 16 DisplayPort

8 RJ-45 Gigabit Ethernet コネクタ 17 メモリの位置

9 USB 2.0 コネクタ

背面の各部 5

キーボードの機能（日本向けの仕様は異なります）図 1-5 キーボードの機能（日本語キーボードのキー配列は若干異なります）

表 1-4 キーボードの機能

名称名称

1 スリープ 5 早送り

2 巻き戻し 6 音量ミュート（消音）

3 再生/一時停止 7 音量ダウン

4 停止 8 音量アップ


リモコンの機能注記：リモコンは、一部のモデルにのみ付属しています。

図 1-6 リモコンの機能

表 1-5 リモコンの機能

ボタン機能

1 オン/オフコンピューターを省電力スリープモードにしたりスリープモードから復帰させた

りします。コンピューターの電源は切れません

2 Visualization（視覚エフェクト）音楽トラックのサウンドに同調する視覚イメージを表示します

3 Music（音楽）（Windows Media Center のみ）Windows Media Center の[音楽ライブラリ]ウィン

ドウを開きます

4 Radio（ラジオ）（Windows Media Center のみ）Windows Media Center の[FM ラジオ]ウィンドウ

を開きます

5 Guide（番組表）（Windows Media Center のみ）テレビ番組表を開きます

6 Recorded TV（録画一覧）（Windows Media Center のみ）録画したテレビ番組を一覧表示する[Recorded TV]（録画一覧）ウィンドウを開きます

7 矢印カーソルを動かして項目間を移動し、項目を選択します

リモコンの機能 7

表 1-5 リモコンの機能 (続き)

ボタン機能

8 DVD Menu（DVD メニュー） Windows Media Center の[DVD の再生]ウィンドウを開くか、DVD ムービーのメイ

ンメニューを開きます（利用可能な場合）

9 Back（戻る）直前に開いていたウィンドウに戻ります

10 More Info（詳細情報）選択したメディアファイルの情報を表示し、その他のメニューを表示します

11 スタート Windows Media Center のメインメニューを開きます

12 Volume（音量）音量を上げたり（＋）下げたり（－）します

13 Mute（ミュート）コンピューターの音を消します。ミュートがオンの場合、画面に[ミュート]と表示さ

れます

14 Record（録画）選択したテレビ番組を録画し、ハードディスクドライブに保存します

15 再生選択したメディアを再生します

16 巻き戻しメディアを 3 段階の速度で巻き戻します

17 前に戻るメディアを 7 秒前に戻すか、音楽トラックや DVD チャプターの先頭に戻します

18 0～9、*、.、# 検索ボックスまたはテキストボックスに文字および数字を入力します。数字ボタ

ンを繰り返し押すと、そのボタンに割り当てられた文字が順に切り替わります。文

字を選択するには Enter（入力）を押します

19 Clear（クリア）直前に入力した文字を削除します

20 ランプ動作インジケーターランプ。このランプによって、ボタンを押したときにリモコン

が信号を発信したことを確認できます

21 Print（印刷）選択した項目を印刷します

22 Picture（画像）（Windows Media Center のみ）[画像ライブラリ]ウィンドウを開きます

23 Video（ビデオ）（Windows Media Center のみ）[ビデオライブラリ]ウィンドウを開きます

24 Live TV（テレビ放送）（Windows Media Center のみ）放送中のテレビを全画面で表示します。テレビ番組

をタイムシフト用領域の終わりまで進めて、放送中のテレビの表示を再開します

25 OK（決定）目的の機能またはウィンドウオプションを選択します。Enter キーとして機能し

ます

26 Aspect（アスペクト）画面のアスペクト比を変更します。3 種類の拡大表示の後に、全画面のアスペクト

比に戻ります

27 Slide Show（スライドショー）（Windows Media Center のみ）ハードディスクドライブ内のすべての画像を含む

スライドショーを再生します

28 Ch+（チャンネル上）および Ch–（チャンネル下）

利用可能なオプションに応じて、テレビチャンネルを変えるか、ページを上または

下に移動します。次の DVD チャプターに移動します

29 Eject（取り出し） CD または DVD を取り出します

30 Pause（一時停止）オーディオトラック、ビデオトラック、および放送中または録画済みのテレビ番

組を一時停止します

31 早送りメディアを 3 段階の速度で早送りします

32 次に進むビデオや放送中のテレビ番組を 30 秒進めるか、音楽トラックや DVD チャプターを

1 つ先に進めます


表 1-5 リモコンの機能 (続き)

ボタン機能

33 停止現在再生しているメディアを停止します

34 Enter 目的の機能、メニュー、またはウィンドウオプションを選択します

リモコンの機能 9

傾斜角度および回転角度の調整コンピューターを前（大 5 度）または後ろ（大 30 度）に傾けて、見やすい位置に設定します。

図 1-7 傾斜角度の調節

コンピューターの台の底面に回転ホイールが付いているので、コンピューターを左または右に回転させて、適な表示角度に設定します。

図 1-8 回転角度の調節


2 ハードウェアのアップグレード

警告および注意アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ずよくお読みください。

警告！感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。

作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認してください。

電話回線のモジュラージャックを本体のリアパネルのネットワークコネクタ（NIC）に接続しない

でください。

必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用するために欠かせないものです。

電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでください。

安全のために、電源コードや電源ケーブルの上には物を置かないでください。また、コードやケーブルは、誤って踏んだり足を引っかけたりしないように配線してください。電源コードや電源ケーブルを引っぱらないでください。コンセントから抜くときは、プラグの部分を持ってください。電源コードおよび電源コンセントの外観は国や地域によって異なります。

安全性を高めるため、『快適に使用していただくために』をお読みください。正しい作業環境の整え方や、作業をする際の姿勢、および健康上/作業上の習慣について説明しており、さらに、重要な電気

的 /物理的安全基準についての情報も提供しています。このガイドは、HP の Web サイト、

http://www.hp.com/ergo/から[日本語]を選択してご覧になれます。

警告！化粧だんす、本棚、棚、机、スピーカー、チェスト、またはカートなどの上に不適切にコンピューターを設置した場合、コンピューターが倒れて怪我をするおそれがあります。

コンピューターに接続するすべてのコードおよびケーブルについて、抜けたり、引っかかったり、人がつまずいたりしないように注意する必要があります。

警告！内部には通電する部品や可動部品が含まれています。

アクセスパネルを取り外す前に、電源コードをコンセントから抜き、装置への外部電源の供給を遮断してください。

装置を再び外部電源に接続する前に、取り外したすべてのアクセスパネルを元の位置にしっかりと取り付けなおしてください。

警告および注意 11

http://www.hp.com/ergo/

注意：静電気の放電によって、コンピューターや別売の電気部品が破損することがあります。以下の作業を始める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電してください。詳しくは、44 ページの「静電気対策」を参照してください。

コンピューターが電源コンセントに接続されていると、電源が入っていなくてもシステムボードには常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コンピューターのカバーを開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセントから抜いてください。

詳しい情報ハードウェアコンポーネントの取り外しと取り付け、デスクトップの管理、[コンピューターセット

アップ（F10）ユーティリティ]、およびトラブルシューティングについて詳しくは、http://www.hp.com/（英語サイトのみ）に掲載されている、お使いのモデルのコンピューターの『Maintenance and ServiceGuide』（メンテナンスおよびサービスガイド）を参照してください。

12 第 2 章ハードウェアのアップグレード

http://www.hp.com/

センターアクセスパネルの取り外しスタンドの上部に小さいセンターアクセスパネルがあります。ドライブアクセスパネル、メモリアクセスパネル、またはコネクタカバーを取り外すときは、このパネルを取り外す必要があります。

1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティデバイスをすべて取り外します。

2. CD や USB フラッシュドライブなどのすべてのリムーバブルメディアをコンピューターから

取り出します。

3. オペレーティングシステムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバイスの電源をすべて切ります。

4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外します。

注意：システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、システムボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。

5. コンピューターの前面を下向きにして安定した平らな場所に置きます。画面を傷やその他の損傷から守るため、下に毛布やタオル等の柔らかい布を敷くことをおすすめします。

6. アクセスパネルの左上にある溝にネジ回しを差し込み、パネルを矢印の方向に押し上げて固定を解除し（1）、コンピューターから取り外します（2）。

図 2-1 センターアクセスパネルの取り外し

センターアクセスパネルの取り外し 13

センターアクセスパネルの取り付け1. コンピューターの前面を下向きにして安定した平らな場所に置きます。画面を傷やその他の損

傷から守るため、下に毛布やタオル等の柔らかい布を敷くことをおすすめします。

2. アクセスパネルの下側にあるタブをシャーシのスロットに挿入し（1）、パネルが所定の位置に

収まりカチッという音がするまで、パネルの上部をまっすぐ下に押します（2）。

注記：お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。

図 2-2 センターアクセスパネルの取り付け


電源の接続およびコネクタカバーの取り付け注記：コネクタカバーは、オプションのセキュリティデバイスです。所定の位置にロックすることにより、背面のコネクタに触れられないようにし、ケーブルの接続を固定できます。


2. センターアクセスパネルを取り外します（13 ページの「センターアクセスパネルの取り外し」を参照してください）。

3. 電源ケーブルをスタンド中央の穴に通してから、電源コードの丸い方の端をコネクタカバー底面の左側にある穴に通して（1）、コネクタカバーの背面から出します（2）。

図 2-3 コネクタカバーの穴への電源コードの挿入

電源の接続およびコネクタカバーの取り付け 15

4. 電源コードをコンピューター背面の電源コネクタに接続し（1）、もう 1 本の電源コードを電源用

アダプターに接続します（2）。

図 2-4 電源の接続

5. すべての周辺機器のケーブルをスタンド中央の穴に通し、背面の I/O パネルに接続します。

6. コネクタカバーのフックを背面 I/O パネルのスロットに差し込み、動かなくなるまでコネクタ

カバーを左方向にスライドさせます。

注記：すべての周辺機器のケーブルがコネクタカバーのスロットを通っていることを確認してください。

図 2-5 コネクタカバーの取り付け

7. センターアクセスパネルを取り付けなおして（14 ページの「センターアクセスパネルの取り付け」を参照してください）、電源コードを電源コンセントに差し込みます。

8. コネクタカバーを所定の位置にロックしてケーブルの接続を固定するには、センターアクセスパネルのスロットにオプションのセキュリティロックを取り付けます。34 ページの「セキュリティロックの取り付け」を参照してください。


コネクタカバーの取り外し注記：コネクタカバーは、オプションのセキュリティデバイスです。所定の位置にロックすることにより、背面のコネクタに触れられないようにし、ケーブルの接続を固定できます。


2. コンピューターの電源を切り、電源コンセントから電源コードを抜き取ります。



5. コネクタカバーを右方向にスライドさせ、背面の I/O パネルから取り外します。

図 2-6 コネクタカバーの取り外し

コネクタカバーの取り外し 17

ドライブアクセスパネルの取り外しドライブアクセスパネルは、コンピューターの背面に向かって左側にある大きなパネルです。ハードディスクドライブまたはオプティカルドライブを出し入れするときは、このパネルを取り外す必要があります。









7. ドライブアクセスパネルをコンピューターの外側にスライドさせて固定を解除し、コンピューターから取り外します。

注記：簡単に取り外すには、センターアクセスパネルを取り外して開いた部分に指をかけ（1）、ドライブアクセスパネルをスライドさせます（2）。

図 2-7 ドライブアクセスパネルの取り外し


ドライブアクセスパネルの取り付け1. コンピューターの前面を下向きにして安定した平らな場所に置きます。画面を傷やその他の損


2. アクセスパネルの端とコンピューター背面の端を少しずらしてパネルを置き、コンピューター中央に向かってスライドさせます。

図 2-8 ドライブアクセスパネルの取り付け

3. センターアクセスパネルを取り付けます（14 ページの「センターアクセスパネルの取り付け」を参照してください）。

ドライブアクセスパネルの取り付け 19

メモリアクセスパネルの取り外しメモリアクセスパネルは、コンピューターの背面に向かって右側にある大きなパネルです。メモリを出し入れするときは、このパネルを取り外す必要があります。









7. メモリアクセスパネルをコンピューターの外側にスライドさせて固定を解除し、コンピューターから取り外します。

注記：簡単に取り外すには、センターアクセスパネルを取り外して開いた部分に指をかけ（1）、メモリアクセスパネルをスライドさせます（2）。

図 2-9 メモリアクセスパネルの取り外し


メモリアクセスパネルの取り付け1. コンピューターの前面を下向きにして安定した平らな場所に置きます。画面を傷やその他の損


2. アクセスパネルの端とコンピューター背面の端を少しずらしてパネルを置き、コンピューター中央に向かってスライドさせます。

図 2-10 メモリアクセスパネルの取り付け


メモリアクセスパネルの取り付け 21

メモリの取り外しおよび取り付けお使いのコンピューターは、ダブルデータレート 3 シンクロナス DRAM（DDR3-SDRAM）スモール

アウトラインデュアルインラインメモリモジュール（SODIMM）を装備しています。

システムボード上にあるメモリソケットには、業界標準の SODIMM を 2 つまで取り付けることが

できます。これらのメモリソケットには、少なくとも 1 つの SODIMM が標準装備されています。

大容量のメモリ構成にするために、システムボードにメモリを 8 GB まで増設できます。

システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす SODIMM を使用してください。

業界標準の 204 ピン

アンバッファード非 ECC PC3-10600 DDR3-1333 MHz 準拠

1.5 ボルト DDR3-SDRAM SODIMM

DDR3-SDRAM SODIMM は、以下の条件も満たしている必要があります。

CAS レイテンシ 9（DDR3/1333 MHz、9-9-9 タイミング）をサポートしている

JEDEC（Joint Electronic Device Engineering Council）の仕様に準拠している

さらに、お使いのコンピューターでは以下の機能やデバイスがサポートされます。

512 メガビット、1 ギガビット、および 2 ギガビットの非 ECC メモリテクノロジ

片面および両面 SODIMM

x8 および x16 デバイスで構成された SODIMM。x4 SDRAM で構成された SODIMM はサポー

トされない

注記：サポートされない SODIMM が取り付けられている場合、システムは正常に動作しません。

メモリアクセスパネルの背後にあるシステムボードには、2 つのメモリソケットがあります。メ

モリモジュールを出し入れするには、以下の操作を行います。






注意：メモリモジュールの取り付けまたは取り外しを行う場合は、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが電源コンセ

ントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリモジュールには常に電気が流れています。電気が流れている状態でメモリモジュールの着脱を行うと、メモリモジュールまたはシステムボードを完全に破損するおそれがあります。




7. メモリアクセスパネルを取り外します（20 ページの「メモリアクセスパネルの取り外し」を参照してください）。

8. 2 つ目の SODIMM を追加する場合は、上部（黒）のソケットから SODIMM を取り外し、下部

（白）のソケットにアクセスします。SODIMM の両側にある 2 つのラッチを外側に押し（1）、ソ

ケットから SODIMM を引き出します（2）。

図 2-11 メモリモジュールの取り外し

メモリの取り外しおよび取り付け 23

9. 新しい SODIMM を約 30°の角度でソケットに差し込み（1）、SODIMM を押し下げて（2）ラッ

チを所定の位置に固定します。

図 2-12 メモリモジュールの取り付け

注記：メモリモジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリモジュールのノッチ（切り込み）をソケットのタブに合わせます。

SODIMM は、上部（黒）のソケットに取り付ける必要があります。

10. 上部（黒）のソケットのメモリモジュールを取り外した場合は、取り付けなおします。

11. メモリアクセスパネルを取り付けます（21 ページの「メモリアクセスパネルの取り付け」を参照してください）。


13. センターアクセスパネルを取り外すときに外したセキュリティデバイスをすべて取り付けなおします。

14. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。コンピューターの電源を入れたときに、増設メモリが自動的に認識されます。


オプティカルドライブの取り外しおよび取り付けコンピューターには、薄型のシリアル ATA（SATA）オプティカルドライブが使用されています。オ

プティカルドライブは、コンピューターの背面に向かって左側にあるドライブアクセスパネルの裏にあります。ドライブは 1 本のネジで固定されています。

既存のオプティカルドライブの取り外し









7. ドライブアクセスパネルを取り外します（18 ページの「ドライブアクセスパネルの取り外し」を参照してください）。

オプティカルドライブの取り外しおよび取り付け 25

8. ドライブ背面の横にある、ドライブをコンピューターに固定しているセキュリティネジを取り外します。

注意：ネジを取り外すときは、本体内に落ちてしまわないようにネジをしっかりと持ってください。

図 2-13 オプティカルドライブのセキュリティネジの取り外し

9. ドライブ後部にあるスロットに工具を差し込み（1）、ドライブをベイから押し出してからスライ

ドさせてコンピューターから取り出します（2）。

図 2-14 オプティカルドライブの取り外し


10. ドライブの背面からネジおよびセキュリティブラケットを取り外します。このブラケットは後で新しいドライブに取り付ける必要があります。

図 2-15 オプティカルドライブのセキュリティブラケットの取り外し

11. 新しいドライブを取り付けるには、27 ページの「オプティカルドライブの取り付け」を参照してください。

オプティカルドライブの取り付け

1. 既存のオプティカルドライブを交換する場合は、25 ページの「既存のオプティカルドライブの取り外し」の説明に沿ってドライブを取り外します。ドライブがもともと入っていなかったベイにオプティカルドライブを取り付ける場合は、25 ページの「既存のオプティカルドライブの取り外し」の手順 1～7 を実行してから、ドライブの取り付け手順に進みます。

2. ドライブの背面にセキュリティブラケットを取り付けます。

図 2-16 オプティカルドライブのセキュリティブラケットの取り付け

オプティカルドライブの取り外しおよび取り付け 27

3. ドライブをドライブベイに挿入し、奥までスライドさせます。

図 2-17 オプティカルドライブの取り付け

4. ドライブ背面の横にセキュリティネジを取り付けて、ドライブを所定の位置に固定します。

図 2-18 オプティカルドライブのセキュリティネジの取り付け

5. ドライブアクセスパネルを取り付けます（19 ページの「ドライブアクセスパネルの取り付け」を参照してください）。




8. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。

ハードディスクドライブの交換ハードディスクドライブは、コンピューターの背面に向かって左側にあるドライブアクセスパネルの裏にあります。ドライブは 1 本の固定用ネジで固定され、取り外し可能なケージに格納されてい

ます。

注記：コンピューターの構成によって、ハードディスクドライブは 2.5 インチドライブの場合と

3.5 インチドライブの場合があります。ハードディスクドライブを交換するときは、もともと取り

付けられていたドライブと同じサイズのものと交換してください。サイズが異なると、ハードディスクドライブケージにドライブが正しく収まりません。









7. ドライブアクセスパネルを取り外します（18 ページの「ドライブアクセスパネルの取り外し」を参照してください）。

ハードディスクドライブの交換 29

8. ドライブ前面の横にある、ドライブをコンピューターに固定している固定用ネジを緩めます。

図 2-19 ハードディスクドライブのセキュリティネジを緩める

9. ハードディスクドライブケージの上部にあるハンドルをつかみ、コンピューターの外側に向かってスライドさせてから持ち上げて、コンピューターから取り外します。

図 2-20 ハードディスクドライブケージの取り外し


10. ハードディスクドライブケージからハードディスクドライブを取り外すには、ドライブをケージに固定している 4 本のネジを取り外し（1）、ドライブをスライドさせてケージの外に出し

ます（2）。

図 2-21 3.5 インチハードディスクドライブのハードディスクドライブケージからの取り

出し

図 2-22 2.5 インチハードディスクドライブのハードディスクドライブケージからの取り

出し


11. 新しいハードディスクドライブをハードディスクドライブケージにスライドさせて挿入し（1）、ハードディスクドライブのコネクタ部分とケージの切り込み部分が揃っていることを確認

してから、ドライブをケージに固定する 4 本のネジを取り付けます（2）。

図 2-23 3.5 インチハードディスクドライブのハードディスクドライブケージへの取り付

け

図 2-24 2.5 インチハードディスクドライブのハードディスクドライブケージへの取り付

け


12. ハードディスクドライブケージをベイに戻し、コンピューターの中央に向かって奥までスライドさせます。

図 2-25 ハードディスクドライブケージの取り付け

13. 固定用ネジを締めて、ハードディスクドライブケージを所定の位置に固定します。

図 2-26 ハードディスクドライブのセキュリティネジを締める

14. ドライブアクセスパネルを取り付けます（19 ページの「ドライブアクセスパネルの取り付け」を参照してください）。




17. 電源コードを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。

セキュリティロックの取り付けセキュリティロック（別売）を取り付けると、盗難や不要な変更からコンピューターを守ることができます。セキュリティロックは、鍵でロックするワイヤケーブル付きのデバイスです。ケーブルの一方の端をデスク（またはその他の固定物）に取り付け、もう一方の端をコンピューターのセキュリティスロットに取り付けます。鍵をかけて、セキュリティロックを固定します。

図 2-27 セキュリティロックの取り付け


固定器具へのコンピューターの取り付けコンピューターをスタンドから取り外して、壁に掛けたり、モニターアームやその他の固定器具に取り付けたりできます。

注意：このコンピューターは、VESA 準拠の 10 cm 間隔の取り付け穴をサポートします。このコン

ピューターに他社製の固定器具を取り付けるには、4 mm、0.7 ピッチのネジ穴が 4 個ある器具で、長

さ 10 mm のネジを使用する必要があります。これより長いネジは、コンピューターを損傷するおそ

れがありますので使用しないでください。また、取り付ける固定器具が VESA 基準に準拠しているこ

とと、コンピューターの質量を支えられる仕様になっていることを確認してください。

注記：この固定器具は、UL または CSA の認定を受けた、壁への取り付け器具で支えるように設計

されています。









7. コネクタカバーを取り外します（17 ページの「コネクタカバーの取り外し」を参照してください）。

8. コンピューターからすべてのケーブルを取り外します。

固定器具へのコンピューターの取り付け 35

9. スタンドのブラケットに刻印されている番号の順に、スタンドをコンピューターに固定している4 本のネジを取り外します。

図 2-28 スタンドのネジの取り外し

10. スタンドをロゴの方向に 2.5 cm（1 インチ）ほどスライドさせ（1）、スタンドの台を上の方に

傾けてから後ろ（ロゴと逆方向）にスライドさせて（2）、コンピューターから取り外します。

図 2-29 スタンドの取り外し


11. VESA 準拠の取り付け穴のカバーを、センターアクセスパネルから 2 つ、背面パネルのセン

ターアクセス領域の下から 2 つ取り外します。

図 2-30 VESA 準拠のカバーの取り外し

12. センターアクセスパネルを取り付けなおします。アクセスパネルの下側にあるタブをシャーシのスロットに挿入し、パネルが所定の位置に収まりカチッという音がするまで、パネルの上部をまっすぐ下に押します。

図 2-31 センターアクセスパネルの取り付け

固定器具へのコンピューターの取り付け 37

13. コンピューターをモニターアームに取り付けるには、4 本の 10 mm ネジを、モニターアーム

プレートにある穴に通してからコンピューターの VESA 準拠の取り付け穴に差し込みます。

注記： VESA 100 mm 規格に対応した他社製のモニターアームが使用できます。

コンピューターを他の固定器具に取り付けるには、固定器具に付属の説明書に沿って操作して、コンピューターを安全に取り付けてください。

図 2-32 コンピューターの取り付け

14. ケーブルを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。


オプションの無線キーボードまたはマウスの同期オプションの無線キーボードおよびマウスは簡単に設定できます。オプションの無線キーボードおよびマウスは一部の国または地域でのみ利用可能です。まずはキーボードとマウスの両方で、バッテリに付いているタブを取り外します。また、マウスの底面にある電源スイッチが「On」（オン）の位

置にあることを確認します（キーボードには電源スイッチはありません）。その後、コンピューターの電源を入れます。キーボードとマウスが正しく機能しない場合は、以下の説明に沿って手動で同期してください。

注記：マウスのバッテリ寿命を保ち、マウスを正しく動作させるには、暗い色の面や光沢の強い面でマウスを使用しないでください。また、使用しないときはマウスの電源を切ってください。

無線キーボードおよびマウスは、お使いのコンピューターで使用できるようにあらかじめ同期されています。バッテリに付いているタブを取り外して装着済みのバッテリを通電させ、マウスの電源を入れると、キーボードおよびマウスがすぐに機能するようになっています。

無線キーボードまたはマウスが機能しない場合は、手動で同期してください。同期するには、以下の操作を行います。

1. キーボードおよびマウスがコンピューターの近く、30 cm（1 フィート）以内にあり、ほかのデ

バイスの干渉を受けていないことを確認します。

2. コンピューターの電源を入れます。

3. 無線レシーバーをコンピューターの USB コネクタに差し込みます。背面 I/O パネルの電源コネ

クタと PS/2 キーボードコネクタの間にある USB コネクタにレシーバーを接続することをおす

すめします。

図 2-33 無線レシーバーの取り付け

4. マウスの底面にある電源スイッチが「On」（オン）の位置（1）にあることを確認します。

オプションの無線キーボードまたはマウスの同期 39

5. マウスの底面にある「Connect」（接続）ボタン（2）を約 5 秒間押し続けます。無線レシーバー

で同期コマンドが受信されるとレシーバーの青い動作ランプが点灯し、同期が完了すると消灯します。

6. キーボードの底面にある接続ボタン（3）を約 5 秒間押し続けます。無線レシーバーで同期コマ

ンドが受信されるとレシーバーの青い動作ランプが点灯し、同期が完了すると消灯します。

図 2-34 無線キーボードおよびマウスの同期

注記：この手順で機能しない場合は、無線キーボードおよびマウスのレシーバーをコンピューターの背面から取り外し、もう一度取り付けてから、キーボードおよびマウスを再度同期してください。


セットトップボックスへのコンピューターの接続注記：テレビチューナーは、一部のコンピューターモデルにのみ付属しています。テレビチューナーおよびセットトップボックスは、一部の国または地域でのみ利用可能です。

1. コンピューターおよびセットトップボックスの電源を切ります。

2. テレビチューナー（1）とセットトップボックス（2）を同軸ケーブルで接続します。

3. リモコンを適切に使用できるようにするには、赤外線エミッター（ブラスター）ケーブルをコンピューターの赤外線出力コネクタ（3）に接続し、ケーブルの端にあるテープから裏紙をはがし

て（4）、ケーブルの端をセットトップボックスのリモコン赤外線センサー（レシーバー）の受

光部に押し付けます（5）。

注記：赤外線エミッターケーブルは、コンピューターに接続し、セットトップボックスのリモコンセンサーを覆うように付ける、リモコン感知デバイスです。これにより、テレビのチャンネルを選ぶときに、リモコンでセットトップボックスを操作できます。

図 2-35 セットトップボックスへのコンピューターの接続

4. コンピューターおよびセットトップボックスの電源を入れます。

セットトップボックスへのコンピューターの接続 41

5. リモコンを使用するときは、セットトップボックスではなくコンピューターの前面にリモコンを向けます。

図 2-36 リモコンの使用


オプションの DisplayPort ビデオアダプターの接続2 番目のディスプレイとして DisplayPort を備えたディスプレイを追加する場合は、DisplayPort ビデ

オアダプターは必要ありません。2 番目のディスプレイとして DisplayPort を備えていないディスプ

レイを追加する場合は、お使いの構成に適した DisplayPort ビデオアダプターを HP から購入できま

す。オプションの DisplayPort ビデオアダプターは一部の国または地域でのみ利用可能です。

DisplayPort ビデオアダプターを使用すると、モニターやテレビなどの 2 番目のディスプレイをコン

ピューターに接続できます。

注記： DisplayPort アダプターおよびケーブルは別売です。DisplayPort - VGA アダプター、

DisplayPort - DVI アダプター、および DisplayPort - HDMI アダプターを HP から購入できます。

1. コンピューターの電源、およびコンピューターに接続する 2 番目のディスプレイの電源を切りま

す。

2. 背面の I/O パネルにある DisplayPort コネクタにアダプターを接続します（1）。

3. アダプター（2）と 2 番目のディスプレイ（3）をケーブル（必要に応じて VGA、DVI、または

HDMI）で接続します。

4. コンピューターおよび 2 番目のディスプレイの電源を入れます。

注記：グラフィックスカードのソフトウェアまたは Windows の[画面の設定]を使用して、2 番目の

ディスプレイにプライマリモニターと同じ画面を表示するか、プライマリモニターの画面を広げるように設定できます。

オプションの DisplayPort ビデオアダプターの接続 43

A 静電気対策

人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システムボードなど静電気に弱いデバイスが損傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがあります。

静電気による損傷の防止静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。

運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。

静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れたままにしておきます。

部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。

ピン、リード線、および回路には触れないようにします。

静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。

アースの方法アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上

の方法でアースを行ってください。

すでにアースされているコンピューターのシャーシにアースバンドをつなぎます。アースバンドは柔軟な帯状のもので、アースコード内の抵抗は、1 MΩ±10%です。アースを正しく行う

ために、アースバンドは肌に密着させてください。

立って作業する場合には、かかとやつま先にアースバンドを付けます。導電性または静電気拡散性の床の場合には、両足にアースバンドを付けます。

磁気を帯びていない作業用具を使用します。

折りたたみ式の静電気防止マットが付いた、携帯式の作業用具もあります。

上記のような、適切にアースを行うための器具がない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせく

ださい。

注記：静電気について詳しくは、HP のサポート窓口にお問い合わせください。

44 付録 A 静電気対策

B コンピューター操作のガイドラインおよ

び手入れと運搬時の注意

コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注意

コンピューターのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。

湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かないでください。

コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。また、通気が確保されるよう、コンピューターの通気孔のある面に、少なくとも 10.2 cm の空間を確保して

ください。

内部への通気が悪くなるので、絶対にコンピューターの通気孔をふさがないでください。

コンピューターのアクセスパネルを取り外したまま使用しないでください。

互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近くに置かないでください。

コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作する場合、吸気孔および排気孔がエンクロージャに装備されている必要があります。また、この場合にも上記のガイドラインを守ってください。

コンピューター本体やキーボードに液体をこぼさないでください。

通気孔は、絶対にふさがないでください。

スリープ状態を含む、オペレーティングシステムやその他のソフトウェアの電源管理機能をインストールまたは有効にしてください。

コンピューターを清掃するときは、以下の作業を行う前に、コンピューターの電源を切って電源コードを抜き取ってください。

コンピューターやモニターの外側、およびキーボードの表面が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で汚れを落とした後、糸くずの出ない柔かい布で拭いて乾かしてください。洗剤などを使用すると、変色や変質の原因となります。

ベンゼン、シンナーなどの揮発性の溶剤など、石油系の物質を含むクリーナーを画面やキャビネットの清掃に使用しないでください。これらの化学物質を使用すると、コンピューターが損傷するおそれがあります。

画面は、清潔で柔らかい、静電気防止加工のされた布で拭いてください。汚れが落ちにくい場合は、水とイソプロピルアルコールを 50：50 に混合した溶液を使用します。布にクリー

ナーをスプレーし、湿らせた布を使用して画面をそっと拭きます。決して、クリーナーを画

コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 45

面に直接吹きかけないでください。クリーナーがベゼル裏側に入ってしまい、電子部品が損傷するおそれがあります。

コンピューターの通気孔やモニター上部の通気孔は、ときどき掃除してください。糸くずやほこりなどの異物によって通気孔がふさがれると、内部への通気が悪くなり、故障の原因となります。

オプティカルドライブの使用上の注意オプティカルドライブの操作や手入れは、以下の項目に注意して行ってください。

操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作することがあります。

急に温度が変化するとドライブ内に結露することがあるので気をつけてください。ドライブの電源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切ってくだ

さい。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。

ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでください。

注意：ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピューターの電源を切り、電源コードを電源コンセントから抜いて、HP のサポート窓口に点検を依頼してください。

運搬時の注意コンピューターを運搬する場合は、以下のことを守ってください。

1. ハードディスク内のファイルのバックアップを PD ディスク、テープカートリッジ、CD、また

は USB フラッシュドライブにとります。バックアップをとったメディアは、保管中または運搬

中に、電気や磁気の影響を受けないよう気をつけます。

注記：ハードディスクドライブは、システムの電源が切れると自動的にロックされます。

2. すべてのリムーバブルメディアを取り出して保管します。

3. コンピューターと外部装置の電源を切ります。

4. 電源コンセントから電源コードを抜き取り、次にコンピューターからも抜き取ります。

5. 外付けデバイスの電源コードを電源コンセントから抜いてから、外付けデバイスからも抜き取ります。

注記：すべてのボードがスロットにしっかりとはめ込まれていることを確認します。

6. お買い上げのときにコンピューターが入っていた箱か、同等の箱に保護材を十分に詰め、コンピューターとキーボードやマウスなどの外部システム装置を入れて梱包します。

46 付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意

索引

DDisplayPort ビデオアダプター

接続 43

VVESA 基準の取り付け穴 35

う

運搬時の注意 46

お

オプティカルドライブ

使用上の注意 46取り付け 27取り外し 25

か

回転角度調節 10各部

前面 3側面 4背面 5

き

キーボード

機能 6無線の同期 39

機能

概要 1キーボード 6リモコン 7

く

詳しい情報 12

け

警告および注意 11傾斜角度調節 10

こ

コネクタカバー

取り付け 15取り外し 17

コンピューター操作のガイドライ

ン 45コンピューターの取り付け 35

し

仕様

メモリ 22

す

スタンド

取り外し 35

せ

前面の各部 3静電気対策、損傷の防止 44赤外線エミッター

接続 41セキュリティロックの位置 34センターアクセスパネル


そ

側面の各部 4

つ

通気のガイドライン 45

て

電源の接続 15テレビチューナー

接続 41

と

ドライブアクセスパネル


取り付け

オプティカルドライブ 27コネクタカバー 15セキュリティロック 34ハードディスクドライブ 29メモリ 22

取り付けガイドライン 11取り外し

オプティカルドライブ 25コネクタカバー 17スタンド 35センターアクセスパネル 13ドライブアクセスパネル 18メモリアクセスパネル 20

は

ハードディスクドライブ

交換 29背面の各部 5

ま

マウス

無線の同期 39

む

無線キーボードおよびマウスの同

期 39

め

メモリ

仕様 22取り付け 22取り外し 22

索引 47

メモリアクセスパネル


り

リモコン

機能 7

48 索引

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