メール監査アーカイブ詳細設定マニュアル - OCN...Bizメール＆ウェブプロ (L1/L2/L3/Privateサーバー)・ Bizメール＆ウェブプレミアムメール監査アーカイブ

Bizメール＆ウェブプロ

(L1/L2/L3/Privateサーバー)・

Bizメール＆ウェブプレミアム

メール監査アーカイブ詳細設定マニュアル

第2.22版

本書では、『メール監査アーカイブサービスコントロールパネル』(以下『コントロールパネル』)のご利用方法についてまとめたものです。

本書内の画面例は、Internet Explorer 6 を使用しています。

ご利用のブラウザの種類やバージョンによって表示の内容が多少異なる場合がございます。コントロールパネルは以下のOSおよびブラウザでご利用いただくことをお勧めいたします。

●対応OS

・Microsoft Windows

●対応ブラウザ

・Internet Explorer 6 以上

・Mozilla Firefox 1.5 以上

２．本書の記述について

特に注意の必要な内容や、禁止事項を示します。

操作のポイントになる重要な内容や、補足事項を示します。

１．本書の内容について

「メール監査アーカイブ詳細設定マニュアル」のご利用にあたり、以下をご留意ください。

●本書をご利用いただく前に

P．2

目次

1. メール監査アーカイブの概要

1.1 メール監査アーカイブとは P5

メール監査アーカイブの概要 P5

アーカイブ対象となるメールについて P5

2. ログイン/ログアウト

2.1 ログイン P7

2.2 ログアウト P9

2.3 セッションタイムアウト(自動ログアウト) P9

3. 画面説明

3.1 メニューボタン 11

3.2 サイドメニュー P12

3.3 一覧で表示されるアイコン P13

3.4 トップページ P14

4. メール管理

4.1 メール管理画面の表示 P17

4.2 メール管理の共通機能 P18

一括選択 P18

選択メール[(再)送信/(転送)/削除] P18

選択メールのエクスポート P19

一覧のCSVエクスポート P20

メールの印刷 P21

エクスポート P22

ヘッダーの表示 P23

添付ファイルのダウンロード P24

メールの監査 P25

4.3 保留メール一覧 P26

保留メールの総数 P27

表示件数 P27

定期報告メール P27

保留メール削除時の通知メール P28

適用ルールセットの表示 P28

4.4 保留メール閲覧 P29

適用送受信ルール P30

ハイライト P30

4.5 絞り込み検索 P32

4.6 保存メール検索 P34

検索メインフォーム P35

詳細設定 P37

『対象』の検索条件 P38

『表示条件』の検索条件 P41

『表示』の検索条件 P42

検索後の検索条件 P42

結果 P43

メール通信ログ P43

4. メール管理

4.7 保存メール閲覧 P44

改竄検知機能 P45

適応ルール P45

4.8 メールインポート P46

事前確認 P48

メールのアップロード P49

アップロードの取消し P50

インポートの確認 P51

通知メール P51

5. レポート

5.1 レポート画面の表示 P53

5.2 レポートの共通機能 P54

印刷プレビュー P54

CSVエクスポート P55

表示設定 P56

統合情報 P56

ランキング P57

送受信ルールセットランキング P58

送受信ルールランキング P59

5.3 送信ランキング P60

5.4 受信ランキング P61

5.5 送信ルールセット P62

5.6 送信ルールセットランキング P63

5.7 受信ルールセット P64

5.8 受信ルールセットランキング P65

6. 基本設定

6.1 基本設定画面の表示 P67

6.2 基本設定の機能 P68

ご契約ドメインの確認 P69

送受信ルールセットの設定 P69

全文保存 P70

保留メールの自動削除 P70

保存メールの自動削除 P71

容量超過設定 P71

IPアドレス制限 P72

P．3

目次

7. ルール

7.1 ルール画面の表示 P74

7.2 ルール作成の流れ P75

7.3 送受信ルールセット一覧 P77

送受信ルールの確認 P78

コメントの編集 P79

7.4 登録ルール一覧 P80

送受信ルールセット詳細 P81

ルールのコピー P82

ルールの削除 P83

ルールの新規作成 P84

7.5 送受信ルールフィルター編集 P87

フィルター条件設定 P88

フィルター条件について P88

フィルター条件の確定 P88

宛先フィルターの条件 P89

差出人のフィルター条件 P95

件名/本文のフィルター条件 P99

ヘッダーのフィルター条件 P103

添付ファイルのフィルター条件 P108

サイズのフィルター条件 P114

登録済みのフィルター条件 P115

フィルター条件の編集 P115

フィルター条件の削除 P116

7.6 送受信ルールアクション編集 P117

アクション設定項目の内容 P118

7.7 ルール編集 P121

7.8 ルール優先順位変更 P123

7.9 キーワードリスト一覧 P124

7.10 キーワードリストの内容確認 P125

7.11 キーワードリストのコメント編集 P126

7.12 キーワードリストの内容編集 P127

キーワードの追加 P127

キーワードの編集 P128

8. メッセージ

8.1 メッセージ画面の表示 P130

8.2 通知メッセージ一覧 P131

メッセージの種類 P131

メッセージの表示 P131

メッセージの編集 P132

メッセージの編集項目 P136

9. 管理者

9.1 管理者画面の表示 P138

主管理者と副管理者について P139

副管理者の権限 P140

副管理者の追加/変更/削除 P141

管理者設定の登録項目 P142

＜補足説明＞

Ⅰ フィルタールールサンプル P144

Ⅱ 通知メッセージサンプル P154

Ⅲ SPFレコード設定 P154

P．4

1.1 メール監査アーカイブとは

1．メール監査アーカイブの概要

P．5

1.1 メール監査アーカイブとは

『メール監査アーカイブ』とは、お客さまがご契約のサーバから送受信されるメールについて、NTTコミュニケーションズで保存(アーカイブ)および監視(フィルタリング)機能を提供するサービスです。

保存されたメールは、管理画面より、高速検索、閲覧、監査、ダウンロードなどが可能です。

Bizメール＆ウェブプロ (L1/L2/L3/Privateサーバー)・ Bizメール＆ウェブプレミアム

Ｉｎｔｅｒｎｅｔ

監査アーカイブ

サーバ

メール監査アーカイブ

コントロールパネル

お客さまLAN

ストレージ

受信フィルタ

自動保存

ＮＴＴコミュニケーションズ

送信フィルタ

保存メール操作

保留メール操作

1. メール監査アーカイブの概要

メール監査アーカイブの概要

アーカイブ対象となるメールについて

アーカイブされるメールは、メール監査アーカイブサービスのご契約ドメインのメールアドレスで送受信されるメールがアーカイブの対象となります。

また、ご契約ドメインのメールアドレス同士でのメールの送受信(内部送受信)は初期設定では、『アーカイブしない』となっておりますが、設定により、アーカイブを行うようにすることが出来ます。

その場合、受信時のメールがアーカイブされます。

なお、メーリングリストでの配送については、使用するメーリングリストアプリケーションによってアーカイブされるメールの件数が異なりますので、本格運用の前に、ご利用のメーリングリストアプリケーションにて、動作の確認を行ってください。

また、送信先が、ご契約ドメインと他のドメインが混在している場合、内部配送設定のON/OFFに関わらず、ご契約ドメインに対しての受信メールはアーカイブされません。CGIスクリプト等でメールを発信するプログラムを利用する場合はアーカイブされません。

送信元内部配送設定受信先アーカイブの有無アーカイブ対象のメール

① ご契約ドメインのメールアドレス

OFF ご契約ドメインのメールアドレス

× ―

② ご契約ドメインのメールアドレス

ON ご契約ドメインのメールアドレス

○ 受信時のメール

③ ご契約ドメインのメールアドレス

ON/OFF 他のドメイン ○ 送信時のメール

④ 他のドメイン ON/OFF ご契約ドメインのメールアドレス

○ 受信時のメール

⑤ ご契約ドメインのメールアドレス

ON/OFF

他ドメイン ○ 送信時のメール

ご契約ドメインのメールアドレス

× ―

PC

＜送受信先別アーカイブ対象メール＞

P．6

2.1 ログイン

2.2 ログアウト

2.3 セッションタイムアウト(自動ログアウト)

2. ログイン／ログアウト

P．7


メール監査アーカイブの設定や機能は、『メール監査アーカイブコントロールパネル』(以下コントロールパネル）よりログインして設定していただきます。

コントロールパネルにログインするには、事前に主管理者のメールアドレスの登録が必要となります。

登録を行っていない場合は、別冊『メール監査アーカイブセットアップガイド』を参照の上、主管理者のメールアドレスの登録を行ってください。

また、副管理者のメールアドレスについては、主管理者がコントロールパネルから登録することで、コントロールパネルにログインが可能となります。

1 ブラウザより以下のURLへアクセスし、コントロールパネルログイン画面を表示させます。

＜ログイン画面＞

2 画面が表示されましたら、セットアップ時に登録した主管理者のメールアドレスとパスワード、または副管理者のメールアドレスとパスワードを入力し、【ログイン】ボタンをクリックします。

次ページへ＞＞

https://mw-archive.ocn.ad.jp

『副管理者』については、【9.2 管理者設定】」を参照してください。

2.1 ログイン

入力例：

入力例：

P．8

2.1 ログイン


＞＞前ページより

3 ログイン後、トップページが表示されます。

＜トップページ＞

P．9

2.2 ログアウト


1 各ページの右上にある【ログアウト】のアイコンをクリックします。

2 ログアウトページが表示し、コントロールパネルよりログアウトします。

再度ログインするには【ログイン画面へ】ボタンをクリックし、ログイン画面からログインしてください。

＜ログアウト画面＞

2.3 セッションタイムアウト(自動ログアウト)

コントロールパネルへログイン後、操作しないまま長時間放置しますと、【セッションタイムアウト】ページが表示されます。引き続きコントロールパネルを利用される場合は、【戻る】のリンクをクリックし、再度ログイン画面よりログインしてください。

＜セッションタイムアウト画面＞

P．10

3.1 メニューボタン

3.2 サイドメニュー

3.3 一覧で表示されるアイコン

3.4 トップページ

3. 画面説明

P．11


3. 画面説明

コントロールパネルにログインした後のトップページでは、メール監査アーカイブのご利用状況がわかるようになっており、画面上部のメニューボタンの各メニューボタンをクリックすることにより、それぞれの機能の画面に移動します。

メニューボタン

P．12


ご提供

機能詳細

保留したメールの承認や、保存されたメールの高速検索、再送信などが行えます。

【参照： 4.メール管理】

メール監査アーカイブを通過したメールの統計情報がご確認いただけます。

【参照： 5.レポート】

作成したルールの適応や、保留・保存するメールの設定を行います。

【参照： 6.基本設定】

送受信時に設定される監査ルールの設定を行います。

【参照： 7.ルール】

ルールで設定したアクションに応じて、送信されるメッセージを設定します。

【参照： 8.メッセージ】

メール監査アーカイブの管理者設定を行います。

【参照： 9.管理者】

3. 画面説明

＜ボタンの説明＞

各ページにあるをクリックするとオンラインヘルプが別画面にて表示されます。

P．13

3.2 サイドメニュー

3. 画面説明

各機能の画面では、画面の左側に以下のようなサイドメニューが表示され、詳細な機能を設定することが出来ます。

＜サイドメニュー [メール管理画面の場合]＞

サイドメニュー

P．14


3. 画面説明

【テストモード(アイコン)】

テストモードで保留されている場合は、適用ルールセット欄にテストモードのアイコンが表示されます。

【複数宛先アイコン】

複数ドメイン宛に送信した場合は、ドメイン別にまとめて一覧に表示されます。

その際、同一ドメイン宛のメールアドレスが複数件ある場合は、宛先の欄には１件のメールアドレスと、複数宛先アイコンが表示されます。

宛先欄の複数宛先アイコンにカーソルを合わせると、残りのメールアドレスを確認することが出来ます。

【添付ファイルアイコン】

添付ファイルのあるメールには、件名に添付ファイルアイコンが表示されます。

また、添付ファイルアイコンにカーソルを合わせると、添付ファイルの数を確認することが出来ます。

検索結果一覧画面などで表示されるアイコンについてご説明します。

『テストモード』については、【7.6 送受信ルールアクション設定-アクション設定項目の内容】を

参照してください。

ご利用の迷惑メールフィルタリングの設定によっては、受信時に複数宛先アイコンが表示されない場合がございます。

P．15


3. 画面説明

【改竄検知アイコン】

検索条件で、「改竄検知の一覧表示」を選択した場合のみ表示されるアイコンです。

のアイコンは、保存中のメールが改竄されていないことを示します。

改竄の可能性がある場合には、のアイコンが表示されます。

【インポートメールアイコン】

インポート機能にて取り込まれたメールに、インポートメールアイコンが表示されます。

P．16


ログイン直後のトップページ画面には、メール監査アーカイブの【ご利用状況】が表示されます。

＜トップページ＞

3. 画面説明

P．17


＜ご利用状況＞

ボタンをクリックすると、保留メール一覧画面へ遷移します。

自動削除されたメールは、配送されません。

配送の必要があるメールは、【４．メール管理】より、配送を行ってください。

保留メール処理件数現在保留されているメール数が表示されます。

自動削除メール[１日後] 保留メールの自動削除を設定している場合、翌日に削除される

メール数が表示されます。

○保留メール

○統計情報

○ディスク情報

○OCNからのお知らせ

機能の追加や、仕様変更などお知らせが表示されます。

お知らせは、上から順番に最新の情報が表示されます。

送信メール過去30日間の送信メール数が表示されます。

受信メール過去30日間の受信メール数が表示されます。

3. 画面説明

ご契約容量お客さまがご契約されているディスク契約容量（基本容量＋オプション追加量の合計値）がMBytes単位で表示されます。

ご使用容量

現在利用中のディスク容量がMBytes単位で表示されます。

ご使用容量は、保留メール、保存メール、およびメール検索用の検索データ容量の合計値になります。

メール総数現在保留および保存されているメールの総数が表示されます。

P．18

4.1 メール管理画面の表示

4.2 メール管理の共通機能

4.3 保留メール一覧

4.4 保留メール閲覧

4.5 絞り込み検索

4.6 保存メール検索

4.7 保存メール閲覧

4. メール管理

P．19

4.1 メール管理画面の表示

4. メール管理

1 各ページの上部にあるメニューボタンの【メール管理】のアイコンをクリックします。

2 メール管理画面が表示されます。

メール管理画面の機能は、サイドメニューから選択してください。

＜メール管理画面＞

【メール管理】メニューでは、保留あるいは保存されたメールを、管理(検索・閲覧・操作)することが出来ます。

保留メール、保存メール共に、閲覧時にそのメールについて管理者が監査し、その監査記録を閲覧することも出来ます。

メール管理メニューの機能

P．20


メール管理の各機能にて、以下の操作/設定を行うことが出来ます。

4. メール管理

一括選択

画面上の一括選択の【選択】のボタンを使用しますと、一覧に表示されているメールをすべて選択することが出来ます。

逆に、全ての選択を解除する場合は、【選択解除】ボタンをクリックします。

メールを全て選択して、送信/削除処理等を行う場合や、CSVファイルへのエクスポートなどにご利用いただけます。

選択メール[（再）送信/（転送）/削除]

メールの送信または転送、削除の処理を行うことが出来ます。

保留メールを扱う画面では、[送信/削除]の処理を行いますが、保存メールを扱う画面では、[再送信/転送/削除]の処理を行うことが出来ます。

メール一覧画面で本機能を利用する場合は、処理を行いたいメールにチェックを入れた上で、処理を実行してください。

1 画面上の、【選択メール[(再)送信/(転送)/削除]】プルダウンから、(再)送信、又は(転送)、削除のいずれかを選択し、【実行】ボタンをクリックしてください。

※[転送]を選択の場合は、転送先メールアドレスの入力が必要です。

2 [転送]を選択した場合は、【実行】ボタンクリック前に、転送先のメールアドレスを入力します。

この機能がある画面：保留メール一覧画面

保存メール一覧画面

この機能がある画面：保留メール一覧画面[送信/削除]

保留メール閲覧画面[送信/削除]

保存メール一覧画面[再送信/転送/削除]

保存メール閲覧画面[再送信/転送/削除]

[転送]の処理は、ご契約のドメイン宛のメールアドレスにのみ転送が可能です。

外部ドメイン宛(ご契約ドメイン以外のメールアドレス)へは転送できませんので、ご注意ください。

P．21


4 .メール管理

選択メールのエクスポート

選択した複数のメールをまとめてエクスポートすることが出来ます。

1 メール一覧より、エクスポートしたいメールにチェックをつけ、[選択メールのエクスポート]の【エクスポート】ボタンをクリックします。

2 ファイルのダウンロード画面が表示されますので、【保存】ボタンをクリックして保存してください。

ダウンロード時のファイル名は、以下のようになります。

＜複数ファイルを選択の場合＞＜１つだけ選択した場合＞

※別途、解凍ソフトが必要になります。

YYYYMMDD.zip [メールID].eml

保留メール、及び保存メールは、エクスポートした場合でも、コントロールパネル上で削除を行わない限りは、アーカイブされたままになりますので一覧から削除されることはありません。



エクスポートとは・・・

ご利用のパソコンに、データを保存することが出来る機能です。

P．22


4. メール管理

一覧のCSVエクスポート

メール一覧に表示されているメールを一覧にしたCSVファイルを作成し、エクスポートします。

この処理では、メールの選択を行う必要はありません。

1 メール一覧の[一覧のCSVエクスポート]の【エクスポート】ボタンをクリックします。

2 ファイルのダウンロード画面が表示されますので、【保存】ボタンをクリックして保存してください。

CSVファイルのファイル名は、以下のようになります。

senderec_rsv_maillist.csv

保留メール、及び保存メールは、エクスポートした場合でも、コントロールパネル上で削除を行わない限りは、アーカイブされたままになりますので一覧から削除されることはありません。





P．23


4. メール管理

メール閲覧画面で表示しているメールを印刷用に整形し、印刷を行うことが出来ます。

1 メール閲覧画面から、【印刷】ボタンをクリックします。

2 別ウィンドウで、印刷用に整形された画面が表示されます。

ブラウザの[ファイル]－[印刷]を選択して印刷を行ってください。

メールの印刷

この機能がある画面：保留メール閲覧画面

保存メール閲覧画面

P．24


表示しているメールをエクスポートすることが出来ます。

4. メール管理

1 メール閲覧画面から、【エクスポート】ボタンをクリックします。

2 保存先を訪ねるポップアップが表示されますので、保存先を指定して保存して下さい。

保存されるファイル名は、以下ようになります。

[メール管理ID].eml

エクスポート





P．25

通常は閉じた状態となっているヘッダーを表示するには、ヘッダーの【表示/非表示】ボタンをクリックします。

4. メール管理

ヘッダーの表示




ヘッダー情報が

表示されます。

P．26

閲覧中のメールに添付ファイルがある場合は、ダウンロードすることが出来ます。

4 .メール管理

1 メール閲覧画面の、[添付]から【添付ファイル名】をクリックします。

自動パスワードロックのアクションルールに該当した場合は、ロック時のパスワードも表示されます。

※アクション設定については、【7.6 送受信ルールアクション編集】を参照してください。

2 ダウンロード画面がポップアップで表示されますので、画面に従って保存してください。

ファイル名に使用できない文字「/」が含まれる場合には、「IllegalFileName.xxx」というファイル名に自動で置換されます。

ダウロード後に、ファイル名を変更して下さい。

添付ファイルのダウンロード




P．27


メール閲覧画面で、管理者がそのメールを監査し、監査記録を残しておくことが出来ます。

4. メール管理

【監査】

監査の結果、OKならば【監査OK】のボタンをクリックし、NGならば【監査NG】ボタンをクリックします。

【最終監査】

最終監査が行われた日付、時間、管理者名、監査結果が表示されます。

まだ監査が行われていない場合は、「未監査」と表示されます。

最終監査には閲覧履歴は表示されません。

【監査記録】

【表示】ボタンをクリックすると、これまでの監査記録が別画面で表示されます。

監査が行われた日付、時間、管理者名、監査結果が改行区切りで表示されます。

監査記録には、監査の際の閲覧履歴も表示されます。

＜閲覧履歴画面＞

メールの監査



P．28


予め設定した送受信ルールが適用され、アクションが「保留」となったメールの総数や、保留メールの一覧、表示条件の変更が行えます。

4. メール管理

1 メール管理画面のサイドメニューより【保留メール一覧】をクリックします。

2 現在保留となっているメールの一覧が表示されます。

保留メール一覧画面でご利用いただける機能については、次ページをご覧下さい。

[基本設定]の[保留メール]で自動削除を行う設定にしている場合、指定した保留日数を超過すると保留メールは自動的に削除されます。

基本設定については、【６．基本設定】を参照してください。

保留メールの情報は１日１回その他の情報と共にメールにて主管理者と副管理者宛てに通知されます。

『ルールセット』については、【 7.2 ルール作成の流れ】を参照してください。

P．29


保留となったメールの送受信された日時の期間を示した「表示期間」と「メール総数」が表示されます。

をクリックすると、今現在の最新の情報に更新することが出来ます。

4. メール管理

保留メール一覧に表示するメールの件数を変更することが出来ます。

表示件数は、[10／30／50／100]の中から選択します。

プルダウンより表示件数を選択しましたら、【設定】ボタンをクリックして変更を反映させてください。

メール監査アーカイブでは、１日に１回、主管理者と副管理者宛てに保留メールの状態をお知らせするメールを送信しております。

＜定期報告メールの例＞

定期報告メールでは、現在保留となっているメールの件数や、削除予定となっているメールの件数をご報告いたします。

メールをご確認いただき、定期的に保留メールの監査を行ってください。

件名：[メール監査アーカイブサービス] 定期報告メール

差出人：[email protected]

保留されたメール数・・・ 15 件

保留されたまま7日以上経過したメール数・・・ 0 件

1日以内に自動削除される保留メール数・・・ 0 件

7日以内に自動削除される保留メール数・・・ 0 件

表示件数

定期報告メール

保留メールの総数

検索条件を指定しない際の表示は、最新のメールから順に1ページ毎に最大100件まで

10ページ、合計で1000件までの表示となります。

『絞込み検索』については、【 4.5 絞り込み検索】を参照してください。

P．30


保留となったメールに適用されたルールセットの確認が行えます。

4. メール管理

適用ルールセットの表示

1 保留メール一覧画面より、ルールセットを表示したいメールの【適用ルールセット】をクリックします。

2 選択したメールに適用されたルールセットが表示されます。

ルールセットのアクション、条件は、たたまれた状態で表示されていますが、をクリックすると、詳細が表示されます。

『ルールセット』については、【 7.2 ルール作成の流れ】を参照してください。

保留メール削除時の通知メール

送信用ルールフィルターで保留されたメールを、管理者が手動で

削除した場合に、右記のような通知メッセージが送信者へ送信されます。

ただし、受信用ルールフィルターで保留されたメールを削除した場合は、右記の通知メールは送信されません。

※受信用ルールフィルターは、ご契約のドメイン間におけるメール配送の対象となります。

メールフィルターにより先ほど送付した、下記メールが「送信ルールセット名」ため「保留→削除」されました。

＜通知メッセージ例＞

P．31


4. メール管理

保留メール一覧画面から、閲覧するメールを選択しますと、メールの内容と適用されたルールセット及びルールが表示されます。

1 保留メール一覧画面から、閲覧したい保留メールの【件名】をクリックします。

2 選択したメールの詳細が表示されます。

保留メール閲覧画面でご利用いただける機能については、次ページ以降でご説明いたします。

P．32


4. メール管理

閲覧している保留メールに適応されたルールセット、ルール名、フィルター条件が表示されます。

適用送受信ルール

表示しているメールの該当したフィルター条件や、条件に一致した文言等が、画面上でマーカーされたようにハイライト(反転)表示されます。

ハイライト(反転)表示される箇所は、該当したフィルター条件によって以下になります。

ハイライト

種類タイプ対象ハイライトの部分

宛先

キーワード To,Cc,Bcc(エンベローブ) 該当したキーワード

To(ヘッダー)

Cc(ヘッダー)

Bcc

差出人

キーワード From(エンベローブ) 該当したキーワード

From(ヘッダー)

※ヘッダーのすべてがハイライトの対象となります。

件名/本文

キーワード件名(Submit) 該当したキーワード

本文

全文(ヘッダー+本文)

ヘッダー

キーワード全ヘッダー

※ヘッダーのすべてがハイライトの対象となります。

該当したキーワード

X-Mailler

X-Priority

Reqly-To

任意のヘッダー該当した任意のヘッダー

キーワードリスト任意のヘッダー該当した任意のヘッダー

1Bytes 任意のヘッダー

個数任意のヘッダー

添付ファイルファイルタイプ拡張子該当したヘッダー

Content-type 該当したキーワード

P．33

4. メール管理

1 保留メール閲覧画面の、【ハイライト】ボタンをクリックします。

2 保留メール閲覧画面上に、該当したフィルター条件がハイライト（反転)で表示されます。

ハイライト


P．34


絞り込み検索では、保留メールについての監査状況や、表示期間など詳細な条件を設定した検索が出来ます。

4. メール管理

1 メール管理画面から、サイドメニューの【絞り込み検索】をクリックします。

＜メール管理画面＞

2 絞り込み検索画面が表示されます。

検索条件を入力し、【実行】ボタンをクリックしますと、保留メール一覧画面に検索結果が表示されます。

(検索条件については、次ページを参照してください。)

＜絞り込み検索画面＞

『検索結果一覧画面』については、【4.6 保存メール検索-メール通信ログ】を参照してください。

検索条件を指定しない際の表示は、最新のメールから順に1ページ毎に最大100件まで

10ページ、合計で1000件までの表示となります。閲覧対象とするメールがそれよりも過去である場合、

更に検索条件指定が必要となりますので、ご注意ください。

「対象」で入力する文字列は、全角/半角の区別を行っておりません。

「対象」の条件を全角で設定された場合、検索対象の文字列が半角でも、同一とみなし検索結果に表示されます。

P．35


＜検索条件＞

項目設定内容

表示件数１画面で同時に表示する件数を以下の中から選択します。

[10／30／50／100]

表示データ

表示するメールの種類を選択します。

全て全ての種類のメールが検索対象。

テストモードのみテストモードのメールが検索対象。

テストモード以外テストモード以外のメールが検索対象。

監査状況

監査状況を以下の中から選択します。

全て全ての監査状況のメールが検索対象。

未監査未監査のメールが検索対象。

監査OK 監査がOKとなっているメールが検索対象。

監査NG 監査がNGとなっているメールが検索対象。

表示条件メールの送信時刻を期間、時間で指定します。

対象以下の選択肢に含む、任意の文字列を指定します。

[差出人／宛先／件名／本文の中]

サイズメール全体のサイズを指定します。

添付添付したファイルの個数を指定します。

4. メール管理

『テストモード』については、【7.6 送受信ルールアクション設定-アクション設定項目の内容】を

参照してください。

P．36

アーカイブに保存されたメールの検索を行います。

検索には、検索メインフォームからの検索と、詳細な条件を設定し、検索する詳細設定があります。

4. メール管理

1 メール管理画面から、サイドメニューの【保存メール検索】をクリックします。

2 保存メール検索画面が表示されます。

保存メール検索画面は、【検索メインフォーム】と【詳細設定】の２つの条件を設定する画面がありますので、条件を設定後、【実行】ボタンをクリックしますと検索結果一覧画面が表示されます。

(検索条件の詳細については、次ページ以降に記載しております。)


「対象」で入力する文字列は、全角/半角の区別を行っておりません。

「対象」の条件を全角で設定された場合、検索対象の文字列が半角でも、同一とみなし検索結果に表示されます。

P．37

検索メインフォームで検索条件を設定し、検索を行います。

検索結果は、保留メール一覧画面と同様に一覧で表示されます。

【条件追加】ボタンをクリックしますと、対象に検索条件を入力する項目が表示されます。

(詳細は次ページ)

検索条件を入力し、【実行】ボタンをクリックします。

この条件追加は最大８件まで追加できます。

追加した条件を削除する場合は、削除する条件の【削除】ボタンをクリックしてください。

4. メール管理

検索メインフォーム


P．38

検索メインフォームでの検索条件の他に、【詳細設定】タブより、さらに詳細な検索条件を設定することが出来ます。

詳細設定の各項目のをクリックすると、設定内容が表示されますので、検索条件を設定し、【設定】ボタンをクリックします。

詳細設定を行いましたら、【検索メインフォーム】タブの【実行】ボタンをクリックすると、検索結果が一覧で表示されます。

4. メール管理

詳細設定


詳細は【『対象』の検索条件】

詳細は【『表示条件』の検索条件】

詳細は【『表示』の検索条件】

P．39

＜検索条件＞対象の項目

4. メール管理

『対象』の検索条件


P．40

＜検索条件＞対象の項目

項目設定内容

保存手段

検索対象のメールの保存手段を選択します。

全て送受信でアーカイブされたメール、インポート機能で追加されたメール、両方が検索対象。

送受信メール送受信でアーカイブされたメールが検索対象。

インポートメールインポート機能で追加されたメールが検索対象

テストモード

テストモードのメールを検索対象とするかどうかを以下の中から選択します。

全て保存されているすべてのメールが検索対象。

テストモードのみテストモードのメールのみが検索対象。

テストモード以外テストモード以外のメールが検索対象。

改竄検知

改竄（かいざん)の可能性のあるメールを検索対象とするかどうかを指定します。

全て保存されているすべてのメールが検索対象。

改竄の可能性あり改竄されている可能性のあるメールが検索対象。

改竄の可能性なし改竄されている可能性のないメールが検索対象。

監査状況

検索条件に監査状況を指定します。

監査状態を問わず検索する場合は、全ての項目にチェックを入れてください。

未監査監査されていないメールが検索対象。

監査OK 監査がOKとなったメールが検索対象。

監査NG 監査がNGとなったメールが検索対象。

ドメイン

宛先(送信先)と、差出人のドメインを指定します。

宛先

(内部ドメインのみ)

宛先(送信先)が内部のドメインのみのメールが検索対象。

宛先

(外部ドメインのみ)

宛先(送信先)が外部のドメインのみのメールが検索対象。

宛先(内部ドメインと外部ドメインが混在)

宛先(送信先)が内部のドメインと、外部のドメインが混在しているメールが検索対象。

差出人

(内部ドメインのみ)

差出人が内部ドメインのメールが検索対象。

差出人

(外部ドメインのみ)

差出人が外部ドメインのメールが検索対象。

「宛先(内部ドメインと外部ドメインが混在)」にチェックがある場合、宛先が内部ドメインのみ、または外部ドメインのみのメールは検出されません。

例えば、宛先に内部ドメインが含まれるメールを検索する場合は、「宛先(内部ドメインのみ)」と「宛先(内部ドメインと外部ドメインが混在)」の両方にチェックを入れてください。

4. メール管理



『テストモード』については、【7.6 送受信ルールアクション設定-アクション設定

項目の内容】を参照してください。

P．41

＜検索条件＞対象の項目の続き

項目設定内容

アクション

(最終アクション)

最終的にどのようなアクションを取ったメールが検索対象となるかを指定します。

最終アクションを問わず検索する場合は、「全て選択」にチェックを入れてください。

送信送信処理を行ったメールが検索対象。

削除削除処理を行ったメールが検索対象。

保留→送信保留された後、送信処理を行ったメールが対象。

保留→削除保留された後、削除処理を行ったメールが対象。

サブアクション

アクションが「送信」または「保留」の場合に実行されるアクションを指定します。

サブアクションを問わず検索する場合は、「全て選択」にチェックを入れてください。

サブアクションなしサブアクションが設定されていないメールが検索対象

パスワードロック添付ファイルへパスワードロック操作を行われたメールが検索対象。

ヘッダーを追加ヘッダーを追加されたメールが検索対象

ヘッダーを変更ヘッダーを変更したメールが検索対象

Bccに追加管理者がBccに追加されたメールが検索対象

添付ファイル

拡張子

検索対象のメールに添付されたファイルの拡張子を指定します。

テキストエリアに検索する拡張子を入力します。複数指定する場合は図のように１件ずつ改行して入力します。

指定した全ての拡張子を含む場合は、「AND」を、いずれかを含む場合は、「OR」を選択します。

添付ファイル

パスワードロック

添付ファイルのパスワードロック状態を以下の中から指定します。

パスワードロックが掛かっていない

パスワードロックがかかっていない添付ファイルのメールが検索対象。

アーカイブでパスワードロックをかけた

アーカイブ機能でパスワードロックをかけた添付ファイルのメールが検索対象。

アーカイブ以外でパスワードロックをかけられた

アーカイブ機能以外でパスワードロックをかけた添付ファイルのメールが検索対象。

添付ファイルの

個数

メールに添付されているファイルの個数を指定します。リストボックスより個数を選択し、以上/以下を指定します。

サイズ検索対象となるメールのサイズを指定します。

基準となるサイズ(KBytes)を入力し、以上/以下をプルダウンから選択します。

4. メール管理



P．42

4. メール管理


＜検索条件＞表示条件の項目

項目設定内容

表示件数表示する件数を選択します。

ユーザー指定を選択した場合は、1から100件までの任意の数字を設定してください。

期間指定

表示する期間について選択します。

スライド過去何日分のメールの表示を行うかを指定します。

固定開始日と終了日を指定し、その期間のメールを表示します。

スライド

期間指定の項目で【スライド】を選択すると活性化され、選択することができます。

プルダウンより、過去何日分まで表示を行うかを以下の中から選択します。

[1/7/14/30/50/120]

固定期間指定の項目で、【固定】を指定すると活性化され、選択することができます。

保存されたメールが送受信された期間を指定していします。

『表示条件』の検索条件

P．43

4. メール管理


＜検索条件＞表示の項目

項目設定内容

表示

検索結果一覧に表示する項目を設定します。

・アクショ

ン

保存メールに適応されたアクションを表示します。

・ルール

セット

保存メールに適応されたルールセットを表示します。

・ルール保存メールに適応されたルールを表示します。

改竄検知の一覧表示選択した場合、一覧に改竄検知のアイコンが表示されます。

『表示』の検索条件

検索後の検索条件

検索実行後は、使用した条件がたたまれた状態で表示されます。

詳細を確認するには、をクリックしてください。

「詳細設定」のタブも同様にたたまれた状態で表示されます。

＜表示条件の検索メインフォーム＞

＜表示条件の詳細設定＞

『アクション』『ルールセット』『ルール』については、『7.2 ルール作成の流れ』

を参照してください。

P．44

4. メール管理


検索条件に一致したメールの件数と、メールの合計サイズが表示されます。

検索結果が一覧で表示されます。

結果

メール通信ログ

この項目については、【4.2 メール管理の共通

機能】をご覧下さい。

検索条件を指定しない際の表示は、最新のメールから順に1ページ毎に最大100件まで10ページ、合計で1000件までの表示となります。閲覧対象とするメールがそれよりも過去である場合、更に検索条件指定が必要となりますので、ご注意ください。

P．45

4. メール管理

保存メール一覧画面から、閲覧したいメールを選択し、詳細を表示することが出来ます。

1 保存メール一覧画面から、詳細を閲覧したいメールの【件名】をクリックします。

2 保存メール閲覧画面が表示されます。


P．46

4. メール管理

改竄検知機能

保存メール閲覧画面では、メールの改竄検知を行い、結果を表示しています。

改竄がされていない場合は、以下のように表示されます。

改竄されている場合は、以下のように表示されます。


保存メールに適応された送信/受信のルールを確認することが出来ます。

通常は、たたまれた状態になっていますが、ボタンをクリックしますと、内容を閲覧することが出来ます。

表示項目説明

適用ルールセット名適用されたルールセットの名前が表示されます。

ルール名適用されたルールの名前が表示されます。

ルールに該当しなかった場合は、「該当なし」と表示されます。

該当理由該当理由が表示されます。

ドメイン名ご契約のドメイン名が表示されます。

許可管理者アクションが「保留」だった場合、保留後に「送信」または「削除」を行った管理者が表示されます。

日時：アクション

上段上段には最初にアクションが実行された日時と、アクションを表示します。テストモードを利用した場合は、「テストモード」と表示されます。

下段下段には、アクションが「保留」だった場合、保留後に「送信」または「削除」が行われた日時とアクションを表示します。

適応ルール

『ルールセット』『ルール』については、『7.2 ルール作成の流れ』を参照してください。

P．47

4. メール管理

4.8 メールインポート

他社のサービスや、お客さまで管理されていたメールをメールインポート機能を使用して、蓄積されていたメールを本サービスへ移行することが出来ます。

1 メール管理画面から、サイドメニューの【メールインポート】をクリックします。

2 メールインポート画面が表示されます。

メールインポートの手順については、次ページをご覧ください。

※メールのインポートにはディスク使用量が70％未満である必要があります。事前にサーバのディスク空き容量をご確認ください。

P．48

4. メール管理


お客さまが蓄積されたメールをzipファイルで圧縮し、メールインポート画面よりアップロードし、インポートします。

その際、１度にアップロードできるファイルのサイズ、最大のアップロード容量には制限がございますので、ご注意ください。

アップロードしたファイルは、１日に１回、インポート処理が実行され、翌日より閲覧することが可能です。

アップロードから、確認までの手順は以下の通りです。

Step1 利用環境の事前確認

インポートを行う前に、事前にお客さまのご利用環境をご確認ください。

ご利用環境の設定によっては、インポートが行えない場合がございます。

Step2 圧縮ファイルの作成

インポートを行うメールの圧縮ファイルを作成します。

圧縮ファイルの作成には、ファイルサイズの制限などがございますので、ご確認の上、ファイルを作成してください。

Step3 圧縮ファイルのアップロード

インポート画面より、Step2で作成した圧縮ファイルをアップロードします。

バッチ処理

メールのアップロード

お客さまがアップロードされたメールのインポートをバッチ処理にて行います。

この作業は、１日１回早朝に実施されます。

Step4 インポートの確認

翌朝、アップロードされたメールの更新結果を確認します。

インポートの結果は管理者と、保存メール権限を持った副管理者宛てに送信されますので、メールをご確認ください。

Step5 メールの閲覧

インポートされたメールは、保存メールの閲覧画面より、検索・閲覧が行えます。

P．49

4. メール管理


事前確認

メールインポート機能をご利用いただくには、事前に下記の設定等をご確認のうえ、作業を行ってください。

■インポート対象のメールは、「基本設定」の「全文保存」の設定に依存します。

現在の全文保存の設定、インポートしたいメールの種類などをご確認ください。

＜全文保存の設定＞

■インポートを行える管理者は、主管理者と、保存メール権限を持つ副管理者です。

フィルタ・保留権限を持った副管理者では、インポートは行えません。

■インポート対象のメールの日付が、「基本設定」の「保存メール自動削除」で指定の日数以内であることを確認

してください。

自動削除日数以前のメールは、インポートが完了しても、自動削除の対象となり削除されます。

＜保存メール自動削除の設定＞

全文保存の設定インポートされるメール

「送信メールを全文保存する」

をチェック

Fromに契約アドレスを含むもの

「受信メールを全文保存する」

をチェック

To,Ccに契約ドメイン

アドレスを含むもの

両方にチェックヘッダーに契約ドメインアドレスを含むもの

保存日数以前のメールは、インポート後、自動的に削除されるため、画面上は表示されません。

この場合、インポート機能としてのエラーは表示されませんので、ご注意ください。

P．50

4. メール管理



1 インポートしたいメール(emlファイル)をzipファイルで圧縮します。

zipファイル以外の圧縮形式では、インポートできませんので、ご注意ください。

圧縮ファイルを作成には、以下についてご確認ください。

2 インポート画面より、手順１で作成したファイルを【参照】ボタンより、選択します。

3 選択したファイルが正しいければ、【確認】のチェックボックスをオンにして、【アップロード】ボタンをクリックします。

インポート可能なメール形式 eml形式のみインポート可能(mboxは非対応)

ファイル形式 zip形式のみ、インポートが行えます。

ファイル名に使用できる文字半角大小英数字、+、-、_(アンダースコア) 、 .(ピリオド)

zipファイルサイズ１ファイルあたり100MB

アップロード容量１ドメインにつき、最大1GBまで

Mac OS標準のメールソフトで生成したemlファイルやMac OSでZIP圧縮したファイルは正常にインポートできません。

選択例：

P．51

4. メール管理



4 アップロードが完了しましたら、「アップロード済みファイル」へアップロードしたファイル名と、完了のメッセージが表示されます。

エラーメッセージが表示される場合は、表示のメッセージをご確認の上、アップロードしたファイルの確認を行ってください。

アップロードの取消し

アップロードしていただいたファイルは、夜間でのインポート処理が行われる前であれば、取消しすることが出来ます。

取消しを行う場合は、【アップロード済みファイル】で、削除したいファイルの【選択】チェックボックスにチェックを入れ、【削除】ボタンをクリックすると、アップロードの取消しとなります。

P．52

From: POSTMASTER <[email protected]> To: 契約主管理者,契約副管理者（保存メール権限あり） Date: Mon, 28 Dec 2009 15:22:18 +0900 Subject: [メール監査アーカイブサービス]インポート結果通知メール(失敗)

ファイル名:import.zipのインポートに失敗しました。 import.zipファイル内の1件のemlファイルをインポートしました。 testmail20100106C.eml import.zipファイル内の1件のファイルはインポートできませんでした。 testmail20100106D.eml : 外部メールはインポートされません。

4. メール管理


インポートの確認

夜間のインポート作業が完了しますと、翌朝にはインポートされたメールをご確認いただくことが出来ます。

インポート作業が完了しておりますと、インポート画面の【インポート済みファイル】に、アップロードしたファイルが表示され、インポート完了の通知メールが送信されます。

ファイルのアップロード画面には、直近１０件までのアップロードしたファイルが表示されます。

インポートされたメールは、【保存メール検索】より検索し、閲覧することが出来ます。

『保存メール検索については、『4.6 保存メール検索』を参照してください。

通知メール

インポートが成功／失敗した場合、管理者と保存メール権限をもつ副管理者宛てに、それぞれ以下のようなメールが送信されます。

メールのインポートを実行された後は、ご登録のメールアドレス宛に送信されるメールもあわせてご確認ください。

■インポート成功時に送信されるメールの例

■ インポート失敗時に送信されるメールの例

From: POSTMASTER <[email protected]> To: ドメイン主管理者, ドメイン副管理者（保存メール権限あり） Date: Mon, 28 Dec 2009 15:22:18 +0900 Subject: [メール監査アーカイブサービス]インポート結果通知メール(成功) ---------------------------------

ファイル名:mg25.zipのインポートに成功しました。 mg25.zipファイル内の1件のemlファイルをインポートしました。 TEST MAIL 20091228.eml

エラーメッセージが表示されますので、そちらを参考に、再度zipファイルの作成と、アップロードを行ってください。

P．53

5.1 レポート画面の表示

5.2 レポートの共通機能

5.3 送信ランキング

5.4 受信ランキング

5.5 受信ルールセット

5.6 送信ルールセットランキング


5.8 受信ルールセットランキング

5. レポート

P．54

5. レポート

1 各ページの上部にあるメニューボタンの【レポート】のアイコンをクリックします。

2 レポート画面が表示されます。

レポート画面の機能は、サイドメニューから選択してください。

＜レポート画面＞

【レポート】メニューでは、メール監査アーカイブを通過したメールについてまとめたレポートを表示します。

よく使用されるルールの確認や、使用されていないフィルター条件の確認などを行えます。

レポートメニューの機能

5.1 レポート画面の表示

P．55

5. レポート

レポート機能で共通してご利用いただける機能をご紹介いたします。

印刷プレビュー

1 各ページの【印刷プレビュー】ボタンをクリックします。

2 別画面で、整形されたレポートが表示されます。

ウィンドウメニューの[ファイル]-[印刷]をクリックして、印刷してください。

各画面に表示されているレポートを、印刷用に整形されたウィンドウを表示します。

この機能がある画面：送信ランキング画面受信ランキング画面

送信ルールセットランキング画面受信ルールセットランキング画面

送信ルールランキング画面受信ルールランキング画面


P．56

5. レポート

CSVエクスポート

1 各ページの【CSVエクスポート】ボタンをクリックします。

2 ダウンロード画面が表示されますので、【保存】ボタンをクリックして保存してください。

ダウンロードされるファイルのファイル名は以下になります。

各画面に表示されているレポートを、CSVデータとしてエクスポートします。

送信ランキング： grp_send.csv

受信ランキング： grp_rec.csv

送信ルールセットランキング： send_ruleset.csv

送信ルールランキング： send_rule.csv

受信ルールセットランキング： rec_ruleset.csv

受信ルールランキング： rec_rule.csv





P．57

5. レポート

表示設定

１ページあたりの表示件数を設定することが出来ます。

表示項目は、[10／30 ／50 ／100]の中から選択し、【設定】ボタンをクリックしてください。

集計の対象期間を表示します。本日から30日前までが集計期間になります。

また、送信ルールセットランキング画面、受信ルールセットランキング画面では、選択しているルールセット名も合わせて表示されます。

総合情報

この機能がある画面送信ルールセットランキング画面

受信ルールランキング画面





P．58

5. レポート

受信したメールのランキング情報をグラフで表示しています。

初期表示では、【総数】が表示されていますが、各項目の【表示】ボタンをクリックすると、選択した項目のフラグが表示されます。

各項目の詳細については下記をご覧下さい。

表示項目説明

総合表示全ての集計項目を帳票表示します。

総数各ランキング毎に集計表示します。

外部宛送信ランキングでは「外部宛」に受信ランキングの場合は「外部から」それぞれ送信/受信したメール件数を集計したグラフを表示します。

内部宛送信ランキングの場合は、「内部宛」に受信ランキングの場合は「内部から」それぞれ送信もしくは受信したメール件数を集計したグラフを表示します。

削除最終アクションが「削除」となったメール件数を集計したグラフを表示します。

サイズ(KB) メールのサイズ合計を集計したグラフを表示します。

添付添付ファイルの件数を集計したグラフを表示します。

ランキング

この機能がある画面：送信ランキング画面

受信ランキング画面


P．59

5. レポート

送受信ルールセットランキング

送受信したメールをルールセット毎に集計した結果が表示されます。

表示される集計項目は、ルールセットが適応されたメールの「件数」と「サイズ(KBytes)」となります。

この機能がある画面：送信ルールセットランキング画面

受信ルールセットランキング画面


P．60

5. レポート


送受信したメールをルールセットに登録されているルール毎に集計した結果が表示されます。

ルールに該当しなかった場合は、「対象ルール名【該当なし】」と表示されます。また、ルールセットにルールが１件も登録されていなかった場合は、「該当なし」を表示します。

テストモード利用した場合は、アクションの欄に赤字で(テストモード)と表示します。

保留された後に、「送信」または「削除」のアクションがとられた場合は、アクションの欄にはそれぞれ[保留－>送信]、[保留－>削除]と表示します。

この機能がある画面：送信ルールランキング画面

受信ルールランキング画面

送受信ルールランキング

P．61

5. レポート

1 レポート画面から、サイドメニューの【送信】をクリックします。

2 送信ランキング画面が表示されます。

過去30日間に送信したメールについて総数や、容量を表示します。

送信ランキング画面の内容については、【5.2 レポートの共通機能】をご参照下さい。

5.3 送信ランキング

P．62

5. レポート

1 レポート画面から、サイドメニューの【受信】をクリックします。

2 受信ランキング画面が表示されます。

過去30日間に受信したメールについて総数や、容量を表示します。

受信ランキング画面の内容については、【5.2 レポートの共通機能】をご参照下さい。

5.4 受信ランキング

P．63

5.5 送信ルールセット

5. レポート

1 レポート画面から、サイドメニューの【送信ルールセット】をクリックします。

2 送信ルールセットランキング画面が表示されます。

過去30日間に受信したメールについて、送信ルールセット毎に集計してレポートデータを作成し、ランキングを表示します。

送信ルールセットランキング画面の内容については、【5.2 レポートの共通機能】をご参照下さい。

P．64

5.6 送信ルールセットランキング

5. レポート

送信ルールランキング画面は、ルールセットの中でメール処理時に適応されたルールとアクションのランキングが表示します。

1 送信ルールセットランキング画面から、【ルールセット名】をクリックします。

2 送信ルールランキング画面が表示されます。

送信ルールセットランキング画面の内容については、【5.2 レポートの共通機能】をご参照下さい。

P．65

5. レポート

1 レポート画面から、サイドメニューの【受信ルールセット】をクリックします。

2 受信ルールセット画面が表示されます。

過去30日間に受信したメールについて、受信ルールセット毎に集計してレポートデータを作成し、ランキングを表示します。

受信ルールセットランキング画面の内容については、【5.2 レポートの共通機能】をご参照下さい。


P．66

5.8 受信ルールセットランキング

5. レポート

受信ルールランキング画面は、ルールセットの中でメール処理時に適応されたルールとアクションのランキングが表示します。

1 受信ルールセットランキング画面から、【ルールセット名】をクリックします。

2 受信ルールランキング画面が表示されます。

受信ルールセットランキング画面の内容については、【5.2 レポートの共通機能】をご参照下さい。

P．67

6.1 基本設定画面の表示

6.2 基本設定の機能

6. 基本設定

P．68

6. 基本設定

1 各ページの上部にあるメニューボタンの【基本設定】のアイコンをクリックします。

2 基本設定画面が表示されます。

＜基本設定画面＞

【基本設定】メニューでは、メール監査アーカイブの送受信に使用するルールセットの設定や、保留・保存メールの設定を行います。

基本設定メニューの機能

6.1 基本設定画面の表示

P．69


6. 基本設定

ご契約ドメインの確認

お客さまの基本設定名(ご契約ドメイン名)が表示されます。

送受信ルールセットの設定

送信/受信時に適用するルールセットをそれぞれリストボックスから選択します。

＜送信ルールセット選択の例＞

リストボックスからルールセットを選択し、【詳細】ボタンをクリックすると選択したルールセットの内容を閲覧することが出来ます。

ルールセットの選択が完了しましたら、画面下部の【設定】ボタンをクリックして、変更を反映させてください。

ご契約時は、各ルールセットともアクションが『テストモード』(7.6 送受信ルールアクション設定-アクション設定項目の内容参照)となっておりますので、お客さまのご利用に合わせて設定を変更してください。

P．70


6. 基本設定

保留メール自動削除

送信を保留しているメールの自動削除について設定します。

【自動削除を行う】にチェックを入れ、保存期間を入力すると、保存期間より古い保留メールは自動的に削除されます。

初期値として、保存期間には30日が設定されています。

保留メール自動保存の設定を変更しましたら画面下部の【設定】ボタンをクリックして変更を反映させてください。

全文保存

メールの保存について設定を行います。

【送信メールを全文保存する】にチェックを入れると、送信メールをすべてアーカイブへ保存します。

同様に【受信メールを全文保存する】にチェックを入れると、受信メールをすべてアーカイブへ保存します。

全文保存の設定を変更しましたら、画面下部の【設定】ボタンをクリックして変更を反映させてください。

Biｚメール＆ウェブプロをご契約の場合、同一ドメイン宛に送受信されたメールについては、『全文保存』の設定だけでは保存されません。

別途、『Biｚメール＆ウェブプロポータル』の『お客さまサポート－メール監査アーカイブ内部配送設定』より、設定を行ってください。

詳細は、別冊の『セットアップガイド』をご覧ください。

なお、Biｚメール＆ウェブプレミアムをご契約の場合は『全文保存』設定のみで保存されます。

本文/添付ファイルを含むサイズが30MBytesを超えるメールは全文保存がされません。

なお、フィルタリングは有効であり、指定したアクションに応じた動作を行います。

P．71


6. 基本設定

保存メール自動削除

アーカイブに保存しているメールの自動削除について設定します。

【自動削除を行う】にチェックを入れ、保存期間を入力すると、保存日数を過ぎた保存メールは自動的に削除されます。

初期値として、保存日数には9999日が設定されています。

保存メールの自動削除設定を変更しましたら画面下部の【設定】ボタンをクリックして変更を反映させてください。

『保存メールの自動削除』機能で、保存日数を変更した場合は、ご契約のディスク容量への影響がありますので、ご注意下さい。

容量超過設定

メールの送受信により、ご契約のメール監査アーカイブの容量を超えた場合の設定を行います。

【容量を超過したら古いメールを削除する】

ご契約容量をご使用容量が超過した際に、古い日付のメールから１日単位で自動的に削除されます。

【容量を超過したら新しいメールを保存しない】

ご契約容量をご使用容量が超過した際に、新しいメールについては、保留も保存も行われなくなります。

容量超過設定を変更しましたら、画面下部の【設定】ボタンをクリックして変更を反映させてください。

なお、使用量が70%、80%を超えた場合は、管理者と、

保存メール権限を持った副管理者に右記のような使用量

警告メールが送信されます。

右図は、ディスクを10GBでご契約で、ディスク使用量が

70%を超過したときに送信されるメールのサンプルです。

80%を超過した場合も同様のメールが管理者と保存メー

ル権限を持った副管理者に送信されます。

From: [email protected]

To: 管理者

保存メール権限を持った副管理者

Subject: [メール監査アーカイブサービス]

ディスク使用量警告メール

現在、7178MBのディスクを使用しています。

ディスク使用量が10240MBに達した時点で、

古いメールから順に削除します。

＜ディスク使用量警告メールサンプル＞

P．72


6. 基本設定

ＩＰアドレス制限設定

コントロールパネルへのログイン時に、IPアドレスによるログイン制限を行う場合に、ログインを許可するIPアドレスを登録してチェックを入れます。

ＩＰアドレスを記載しても、「IPアドレスによる制御を有効にする」にチェックが入っていない場合は、設定が無効となりますので、ご注意ください。

チェックを入れた場合は、最低１つのIPアドレスの登録が必要となります。

また、登録できるIPアドレスは、20件までとなっております。

ドメイン主管理者／副管理者による本コントロールパネルへのログイン時に、「ユーザ名」「パスワード」と共に、アクセス元の「IPアドレス」（SourceIPアドレス）を認証要素として利用することができます。

これにより、特定の固定IPアドレス（端末）のみにログインを制限することができます。

・IPアドレス制限を有効にした場合、登録されていないIPアドレス（端末）からはログインできなくなりますので、設定時には十分ご注意ください。

・本機能は、お客様に動的にIPアドレスが割り当てられる環境ではご利用できません。必ず固定IPアドレス環境でご利用ください。また、Proxyサーバを経由している場合、SourceIPアドレスとしてProxyサーバのIPアドレスを登録する必要がある場合があります。

・登録可能なIPアドレスは、「xxx.xxx.xxx.xxx」の形式のみです。

(サブネットマスクの指定やワイルドカード指定はできません。）

・IPv6アドレスには対応しておりません。

・IPアドレス制限が設定できるのはドメイン主管理者のみとなります。

（ドメイン副管理者は参照のみ可能です。）

P．73

7.1 ルール画面の表示

7.2 ルール作成の流れ

7.3 送受信ルールセット一覧

7.4 登録ルール一覧

7.5 送受信ルールフィルター編集

7.6 送受信ルールアクション編集

7.7 ルール編集

7.8 ルール優先順位変更

7.9 キーワードリスト一覧

7.10 キーワードリストの内容確認

7.11 キーワードリストのコメント編集

7.12 キーワードリストの内容編集

7. ルール

P．74

7.1 ルール画面の表示

7. ルール

1 各ページの上部にあるメニューボタンの【ルール】のアイコンをクリックします。

2 ルール画面が表示されます。

ルール画面の機能は、サイドメニューから選択してください。

＜ルール画面＞

【ルール】メニューでは、メールの送受信時にフィルタリングするルールの設定、変更が行えます。

メール監査アーカイブでは複数のルールをまとめた[ルールセット]を作成し、送受信時にはそのルールセットに設定されているルールでチェックを行います。

ルールメニューの機能

P．75

メール監査アーカイブでは、監査を行う条件(フィルター条件)と、条件が適用された場合のアクション(処理)を設定

したルールを複数作成し、それらのルールをルールセットとして１つにまとめてメールのフィルタリング条件に利用します。

＜ルール適応のイメージ（送信の場合)＞

7. ルール

インターネット送信時に適応されるルールセット

ルール2：宛先チェック

ルール1：添付ファイルチェック

メールを送信

送信するメールをルールに沿ってチェック

ルールに一致した場合は

ドメイン管理者に連絡

フィルター条件

1：添付ファイルが5M以上である。

2：添付ファイルにパスワードが設定されていない。

アクション

一致した場合：メールを保留にする。

一致しない場合：次のルールのチェックを行う。


1：送信先が10箇所以上である。

2：Ccに管理者のメールアドレスが含まれていない。

アクション

一致した場合：メールを保留にする。

一致しない場合：メールを送信する。

ルールに一致しなければ、宛先へ送信


P．76

ルール作成の主な手順は以下のようになります。

各ステップの詳細は、参照項目をご覧下さい。

7. ルール

Step1 ルールセットの選択

送信/受信時に適応されるルールが設定された、ルールセットを選択します。

新しくルールセットを作成することは出来ませんので、既存のルールセットを編集して使用します。

Step2 ルール編集もしくは新規作成

Step1で選択したルールセットに登録されているルールを、お客さまのご利用状況に合わせて編集します。

ルールのフィルター条件の変更や、ルールセットからの削除、また新規にルールを作成し、ルールセットへ追加することも出来ます。

Step3 フィルター条件の設定

Step2で編集するルールに、監査の対象になるメールの条件を設定します。(以降、この条件をフィルター条件とします。)

フィルター条件では、件名の有無を指定したり、添付ファイルの上限サイズを指定したりすることが出来ます。

また、１つのルールに対して複数のフィルター条件を設定することが出来ます。

Step4 アクションの設定

ルールに一致した場合と、一致しなかった場合のメールに対する処理(アクション）を設定します。

ルールに一致したメールを保留にしたり、一致しなかったメールを削除するといった設定が出来ます。

アクションは、１つのルールに対して一致した場合/しなかった場合の２つのアクションが設定できます。

利用開始時には標準のルールセットが設定されています。

ルールセットの初期設定値については、【Ⅰ．フィルタールールサンプル】を参照してください。


参照：7.3 送受信ルールセット一覧

参照： 7.4 登録ルール一覧

参照： 7.5 送受信ルールフィルター編集

参照： 7.6 送受信ルールアクション編集

P．77


ルールの作成及び編集を行う場合は「送受信ルールセット一覧」画面より、変更したいルールセットを選択します。

ルールセットにはあらかじめ送受信時に適応されることを想定したルールが登録されていますので、お客さま独自のルールを設定したい場合は、このルールセットを編集してお使い下さい。

7. ルール

1 ルール画面のサイドメニューから【送受信ルールセット一覧】をクリックします。

＜ルール画面＞

2 送受信ルールセット一覧画面が表示されます。

＜送受信ルールセット一覧画面＞

「ルールセット１_(ご契約ドメイン)」は、送信時に適応されていることを想定しており、「ルールセット２_(ご契約ドメイン)」は、受信時に利用されることを想定したルールセットになります。

お客さま独自のルールを設定したい場合は、このルールセットを編集してお使い下さい。

ルールセットの追加は行えませんので、作成されているルールセットを編集してお使い下さい。

P．78


7. ルール

1 送受信ルールセット一覧画面で、内容を確認したい【送受信ルールセット名】をクリックします。

2 送受信ルールセット詳細画面が表示されます。

送受信ルールセット詳細画面内の、ボタンをクリックすると項目の詳細が表示されます。

(通常はボタンの項目はたたまれた状態で表示されます。)

送受信ルールの確認

P．79

7. ルール

1 送受信ルールセット一覧画面で、コメントを編集したいルールセットの【コメント編集】をクリックします。

2 送受信ルールセットコメント編集画面が表示されます。

コメントの編集を行いましたら、【設定】ボタンをクリックします。

3 設定が変更されましたら、送受信ルールセット一覧画面へ遷移しますので、コメントが変更されていることを確認して下さい。

項目設定内容

送受信ルールセット

送受信ルールセット名検索されたメールの件数と、総メールサイズが表示されま

す。

コメントルールセットに任意のコメントを付けることが出来ます。

(半角文字0から1024字、全角文字0から512字)

コメントの編集


P．80

7. ルール

送受信ルールセット一覧画面から、ルールセットに登録されているルールを確認するには、以下の手順で登録ルール一覧画面を表示します。

1 送受信ルールセット一覧画面で、ルールを確認したいルールセットの【一覧】をクリックします。

2 送受信ルールセット画面が表示されます。

送受信ルールセット画面でご利用いただける機能については、次ページをご覧下さい。

また、送受信ルールセット画面のボタンをクリックしますと、選択中のルールセットに新規でルールを追加することが出来ます。

『ルールの新規作成』については、【7.4 登録ルール一覧-新規作成】を参照してください。


P．81

7. ルール

選択しているルールセットのルールセット名と、コメントが表示されます。

送受信ルールセット詳細

既に作成されているルールをコピーして、新しいルールを作成することが出来ます。

ルールのコピー

1 送受信ルールセット一覧画面で、複製したいルールの【コピー】ボタンをクリックします。

2 選択したルールを元にコピーが作成されます。

アクション編集/フィルター条件編集画面を表示して、内容の変更を行ってください。


P．82


7. ルール

ルールセットに登録されているルールの削除を行います。

1 送受信ルールセット一覧画面で、削除したいルールにチェックを入れ、【削除】ボタンをクリックします。

2 削除確認のダイアログが表示されますので、削除してよろしければ、【OK】ボタンをクリックしてください。

3 削除が完了しましたら、登録ルール一覧画面に遷移しますので、選択したルールが削除されていることを確認してください。

ルールの削除

P．83


7. ルール

1 送受信ルールセット画面で、【新規作成】ボタンをクリックします。

2 送受信ルール新規作成画面が表示されますので、作成する送受信ルールとコメントを入力し、【次へ】をクリックします。

前の画面に戻って設定をやり直す場合は、【戻る】ボタンをクリックします。


準備されているルールセットに新しくルールを追加することで、お客さま独自のルールセットを作成することが出来ます。

新しくルールセットを追加する場合は、以下の手順に沿って登録を行ってください。

ルールの新規作成

P．84

7. ルール


3 フィルター作成画面が表示されますのでフィルター条件を設定し、【登録】ボタンをクリックして、フィルター条件を登録してください。

必要な条件を登録を行いましたら、【次へ】ボタンをクリックします。

なお、フィルター条件は最大20件まで登録することができます。


『フィルター条件』については、 7.5 送受信ルールフィルター編集を参照してください。



P．85

7. ルール


4 次にルールアクション編集画面が表示されますので、該当時/非該当時のアクションを設定し、【設定】ボタンをクリックしてください。

設定が完了しましたら、【完了】ボタンをクリックします。


『アクション設定』については、【7.6 送受信ルールアクション編集】を参照してください。



P．86


7. ルール


5 送受信ルールセット一覧画面に遷移しますので、ルールを追加したルールセットの【送受信ルール】の項目のルール件数が変更されていることを確認してください。

件数が変更されていましたら、ルールの新規作成は完了です。


P．87

ルールに登録されているフィルター条件を編集します。

新規作成で設定されるフィルター条件の登録方法も、このフィルター編集方法と同様の設定方法になります。

7. ルール

1 送受信ルール一覧画面から、フィルター条件を編集したいルールの【編集】ボタンをクリックします。

2 フィルター編集の画面が表示されます。


P．88

フィルター条件として設定されるそれぞれの条件を、全て一致した場合(AND)に、アクションをが行われるのか、いずれか一つが一致した場合(OR)に、アクションが行われるのかを設定します。

ANDまたはORを選択しましたら、【設定】ボタンをクリックして変更を反映させてください。

7. ルール

フィルター条件設定

フィルター条件について

フィルター条件タブで、設定できる項目は、以下の６種類があります。

・宛先・差出人・件名/本文

・ヘッダー・添付ファイル・サイズ

指定する条件の種類としては、プルダウンから選択する場合や、任意のキーワードを設定する場合などがあります。

任意のキーワードやファイルタイプを入力する場合は、以下の入力条件があります。

・任意のキーワードは、半角文字1～64字、全角文字1～32字

・任意のファイルタイプは半角文字1～64字

・任意のBytes数は、半角数字1～9999の範囲で入力

フィルター条件の確定

各タブで条件を設定後、条件設定タブの下に表示されている【登録】ボタンをクリックして登録を行ってください。


フィルター条件に設定する文字列は、全角/半角の区別を行っておりません。

全角でフィルター条件を設定された場合、フィルター対象の文字列が半角でも、同一とみなしフィルタリングを行います。

P．89

メールの宛先に対するフィルター条件を設定します。

条件をラジオボタンで選択し、条件を設定して下さい。

フィルター条件の設定が完了しましたら、【登録】ボタンをクリックして、変更を反映させて下さい。

7. ルール

宛先のフィルター条件


エンベローブとは：

SMTP 通信を行う際に使用した送信者及び受信者アドレス情報のことです。

ヘッダー情報のTo、Cc、From とは異なります。

P．90

7. ルール



上記のように、ルール作成時の条件にエンベローブを指定した場合は、1通ずつのメールの宛先がルールの対象となるため、該当のメールのみが、アクションの対象となります。

ヘッダーを指定した場合は、ヘッダーに記載されているメールの宛先がルールの対象となります。

ヘッダーには、同時に送信された全てのメールアドレスが記載されているため、同時に送信された全ての宛先宛のメールにアクションが適用されます。

メールを送信

＜送信時に適用されるルールセット＞

[email protected] [email protected]

ルール1

◆エンベローブとヘッダーの違い

それぞれの条件のプルダウンにて、大きくエンベローブに記載されている宛先と、ヘッダーに記載されている宛先のどちらかを選択することができます。

どちらを選択するかにより、複数の送信先を指定した場合、以下のようにルール適用対象のメールが異なります。

ルール1の宛先にエンベローブを指定した場合

＜送信時に適用されるルールセット＞

ルール1

ルール1の宛先にヘッダーを

指定した場合

[email protected]

[email protected]

[email protected]

ヘッダーには、宛先全てのメールアドレスが記載されているため、全てのメールが保留となる。

[email protected]

[email protected]

[email protected]

[email protected]

[email protected]

[email protected]

[email protected]

例)ヘッダーに[email protected]

が含まれる場合に保留とする。

＜送信先＞（複数宛先を指定）

[email protected]

[email protected]

[email protected]

例)エンベローブに[email protected]

omが含まれる場合に保留とする。

エンベローブには、１通ずつのメールアドレスが記載されているため、該当のメールのみが保留となる。

P．91

7. ルール


条件１：宛先の種類を以下の中から選択します。

条件２：条件１の宛先から検知したいキーワードを任意に設定します。

条件３：条件２で設定したキーワードの出現回数を設定します。

条件４：条件２、３で設定したキーワード、出現件数の一致条件を以下の中から選択します。

＜設定例＞

宛先に、指定ドメイン(test.jp)のアドレスが５件以上部分一致するメールを検知するフィルター条件

【キーワードを選択した場合】

部分一致した条件２で指定したキーワードが条件３で指定した回数部分一致した場合の条件を設定する際に指定します。

部分一致しない条件２で指定したキーワードが条件３で指定した回数部分一致しなかった場合の条件を設定する際に指定します。

完全一致した条件２で指定したキーワードが条件３で指定した回数完全一致した場合の条件を設定する際に指定します。

完全一致しない条件２で指定したキーワードが条件３で指定した回数完全一致しなかった場合の条件を設定する際に指定します。

TO,Cc,Bcc

(エンベローブ)

ヘッダーのTo、Cc、エンベローブ内のBccの情報が検索の対象になります。

To(ヘッダー) ヘッダーのToの情報が検索の対象になります。

Cc(ヘッダー) ヘッダーのCcの情報が検索の対象になります。

Bcc エンベローブに設定された、Bccが対象になります。

通常のBccに設定された宛先は検索の対象になりません。


P．92

7. ルール



条件２：条件１に設定した宛先から検知したいキーワードのリストをプルダウンから選択します。

【詳細】ボタンをクリックしますと、プルダウンから選択しているキーワードリストの詳細が表示されます。

条件３：条件２のキーワードリスト内の内容の出現回数を設定します。

条件４：条件３の出現回数の上限/下限設定を以下の中から選択します。

＜設定例＞

全ての宛先(To,Cc,Bcc)に、キーワードリスト_独自ドメイン名に含まれるキーワードが５件以上出現するメールを検知するフィルター条件

【キーワード(リスト)を選択した場合】

TO,Cc,Bcc







以上条件３の出現回数以上、キーワードリストの文言が出現する場合の条件を設定する際に選択してください。

未満条件３の出現回数未満、キーワードリストの文言が出現する場合の条件を設定する際に選択してください。


P．93

7. ルール


【基本設定選択した場合】


条件２：お客さまドメイン名が設定されます。

条件３：条件２のお客さまドメインの有無を以下の中から選択します。

＜設定例＞

Ccに、お客さまドメインのメールアドレスが含まれていないメールを検知するフィルター条件

TO,Cc,Bcc







がある条件1の宛先に、お客さまドメイン名が含まれている場合の条件を設定する場合に選択します。

しかない条件1の宛先に、お客さまドメイン名しか含まれていない場合の条件を設定する際に選択します。

全くいない条件1の宛先に、お客さまドメイン名が１つも含まれて居ない場合の条件を設定する際に選択します。


P．94

7. ルール



条件２：宛先の個数を設定します。

条件３：条件２の宛先の個数の上限/下限設定を以下の中から選択します。

＜設定例＞

宛先に10件以上メアドレスが設定されているメールを検知するフィルター条件

【宛先の個数を選択した場合】

TO,Cc,Bcc







見つかった条件２の宛先の個数以上見つかった場合の条件を設定する際に指定します。

見つからなかった条件２の宛先の個数以上見つからなかった場合の条件を設定する際に指定します。


P．95

7. ルール

差出人のフィルター条件

メールの差出人に対するフィルター条件を設定します。

条件をラジオボタンから選択し、条件を設定してください。



P．96

7. ルール


条件１：差出人の種類を以下の中から選択します。

条件２：条件１の差出人から検知したいキーワードを任意に設定します。



＜設定例＞

From(エンベローブ)に、指定ドメイン(test.jp)のアドレスが1件以上部分一致するメールを検知するフィルター条件


From(エンベローブ) エンベローブのFromの情報が検索対象となります。

From(ヘッダー) ヘッダーのFromの情報が検索対象となります。






P．97

7. ルール



条件２：条件１に設定した差出人から、検知したいキーワードのリストをプルダウンから選択します。


条件３：条件２のキーワードリスト内の内容の出現回数を設定します。

条件４：条件３の出現回数の上限/下限設定を以下の中から選択します。

＜設定例＞

From(ヘッダー)に、キーワードリスト_独自ドメイン名に含まれるキーワードが５件以上出現するメールを検知するフィルター条件







P．98

7. ルール


【基本設定を選択した場合】


＜設定例＞

From(ヘッダー) が空白のメールを検知するフィルター条件

【空欄を選択した場合】


条件２：お客さまドメイン名が設定されます。

条件３：条件２のお客さまドメインの有無を以下の中から選択します。

＜設定例＞

From(エンベローブ)に、お客さまドメインのメールアドレスが含まれていないメールを検知するフィルター条件



がある条件1の宛先に、お客さまドメイン名が含まれている場合の条件を設定する際に選択します。

しかない条件1の宛先に、お客さまドメイン名しか含まれていない場合の条件を設定する際に選択します。

全くいない条件1の宛先に、お客さまドメイン名が１つも含まれて居ない場合の条件を設定する際に選択します。




P．99

7. ルール

件名/本文のフィルター条件

件名と本文に対するフィルター条件を設定します。

条件をラジオボタンから選択し、条件を設定して下さい。



P．100

7. ルール

条件１：件名/本文の種類を以下の中から選択します。

条件２：条件１の件名/本文から検知したいキーワードを任意に設定します。



＜設定例＞

本文に、「添付ファイル」の文字が5回以上完全一致するメールを検知するフィルター条件


件名(Subject) 件名が検索対象となります。

本文本文が検索対象となります。

全文

(ヘッダー+本文)

ヘッダーと本文が検索の対象となります。







P．101

7. ルール



条件２：条件１に設定した件名/本文から、検知したいキーワードのリストをプルダウンから選択します。


条件３：条件２で設定したキーワードリスト内容の出現回数を設定します。


＜設定例＞

全文(ヘッダー+本文)に、関係者外秘キーワードリストの内容の文字点数の合計が5点以上記載されているメールを検知するフィルター条件

【キーワード（リスト）を選択した場合】



全文






＜設定例＞

件名が英数字等の1Byte 文字だけで作成されたメールを検知するフィルター条件

【1Byteを選択した場合】



全文




P．102

7. ルール



＜設定例＞

本文が空欄のメールを検知するフィルター条件




全文



＜設定例＞

メール形式がHTML形式のメールを検知するフィルター条件

【HTMLメールを選択した場合】

条件１：メール形式がHTMLメールの時に、フィルタリングする場合は、ラジオボタンにチェックを入れます。


P．103

7. ルール

ヘッダーのフィルター条件

ヘッダーに対するフィルター条件を設定します。




P．104

7. ルール


条件１：ヘッダーの種類を以下の中から選択します。

条件２：条件１のヘッダーから検知したいキーワードを任意に設定します。



＜設定例＞

全ヘッダーに、指定のドメイン(test.jp)が5回以上部分一致しないメールを検知するフィルター条件


全ヘッダー全てのヘッダーが検索対象となります。

X-Mailer 差出人が使用したメールソフトの名称とバージョンが記載されたX-Mailer

が検索の対象となります。

X-Priority メールの緊急度、重要度が設定されたX-Priorityが検索対象となります。

Reply-to メールの返信先であるReply-toが検索対象となります。






P．105

7. ルール


＜設定例＞

Fromに指定のドメイン(test.jp)が3回以上完全一致したメールを検知するフィルター条件

【任意のヘッダー（キーワード）を選択した場合】

条件１：キーワードのチェックを行うヘッダーを設定します。

テキストボックスの右横のボタンをクリックすると、主なヘッダーの一覧が表示されます。

条件２：条件１に設定したヘッダーから検知したいキーワードを任意に設定します。








P．106

7. ルール


条件１：キーワードのチェックを行うヘッダーを設定します。


条件２：条件１のヘッダーから検知したいキーワードを含むキーワードリストを選択します。

【詳細】ボタンをクリックしますと、選択したキーワードリストの詳細が表示されます。

条件３：条件２で設定したキーワードリストの内容の出現回数を設定します。

条件４：条件３で設定した出現件数の上限/下限設定を以下の中から選択します。

＜設定例＞

Ccから、キーワードリスト_＜お客さまドメイン名＞のキーワードリストの文字点数の合計が３点以上含まれるメールを検知するフィルター条件

【キーワード（リスト)を選択した場合】

条件１：チェックを行うヘッダーを設定します。


＜設定例＞

Encodingが英数字等の1Byte文字のみのメールを検知するフィルター条件

【1Byteを選択した場合】



＜設定例＞

Subjectが空欄のメールを検知するフィルター条件





P．107

7. ルール




条件２：条件１で設定したキーワードの出現件数を設定します。

条件３：キーワードが見つかったか/見つからなかったかを以下の中から選択します。

＜設定例＞

Content-Typeが1個以上含まれるのメールを検知するフィルター条件

【ヘッダーの個数を選択した場合】

見つかった条件２の宛先の個数以上見つかった場合の条件を設定する際に指定します。

見つからなかった条件２の宛先の個数以上見つからなかった場合の条件を設定する際に指定します。


P．108

7. ルール

添付ファイルのフィルター条件

メールの添付ファイルに対するフィルター条件を設定します。




P．109

7. ルール


条件１：検索対象を以下の中から選択します。

条件２：条件１の検索対象から検知したいキーワードを任意に設定します。



＜設定例＞

添付ファイル内に、「社外秘」が5回以上記載されているメールを検知するフィルター条件


添付ファイルの内容添付ファイルの内容が検索対象となります。

添付ファイル名添付ファイルのファイル名が検索対象となります。






条件１：チェックする添付ファイルの個数を設定します。

条件２；条件１で設定した個数が見つかったか/見つからなかったかを以下の中から指定します。

＜設定例＞

ファイルが10個以上添付されたメールを検知するフィルター条件

【ファイル個数を選択した場合】

見つかった条件１の添付ファイルの個数以上見つかった場合の条件を設定する際に指定します。

見つからなかった条件１の添付ファイルの個数以上見つからなかった場合の条件を設定する際に指定します。

P．110

7. ルール



条件２：条件１の検索対象から検知したいキーワードを含むキーワードリストを選択します。




＜設定例＞

添付ファイル内に、関係者外秘キーワードリストのキーワード記載されているメールで、キーワードの合計点数が10点以上を検知するフィルター条件









P．111

7. ルール



条件２：条件１の検索対象から検知したいファイルタイプを設定します。

テキストボックスの右横のボタンをクリックすると、主なContent-Typeの一覧が表示されます。



＜設定例＞

添付ファイルの拡張子が、zipのメールを検知するフィルター条件

【ファイルタイプを選択した場合】

添付ファイルの拡張子添付ファイルの拡張子が検索対象となります。

添付ファイルのContent-Type 添付ファイルのContent-Typeが検索対象となります。






P．112

7. ルール



条件２：条件１の検索対象から検知したいキーワードを含むキーワードリストを選択します。



条件４：条件３で設定した出現件数の件数を以下の中から選択します。

＜設定例＞

添付ファイル内に、キーワードリストのキーワードが記載されているメールで、キーワードの合計点数以上を検知するフィルター条件

【ファイルタイプ(リスト)を選択した場合】






P．113

7. ルール



条件１：添付ファイルの状態を以下の中から選択します。

＜設定例＞

添付ファイルがテキスト抽出できないメールを検知するフィルター条件

【不正なファイルを選択した場合】

全てパスワードロック済み添付したファイルが全てパスワードロックされているメールを検索する場合に指定します。

全てパスワードロック無し添付したファイルが全てパスワードロックされていないメールを検索する場合に指定します。

パスワードロック済みファイル混在

添付ファイルにパスワードが設定されているファイルと、パスワードが設定されていないファイルが混在するメールを検索する場合に指定します。

全てテキスト抽出不可である

添付したすべてのファイルが文字列(テキスト)抽出が不可のメールを検索する場合に指定します。

全てテキスト抽出不可ではない

添付したすべてのファイルが文字列(テキスト)抽出が可能のメールを検索する場合に指定します。

テキスト抽出不可ファイルの混在

添付したファイルに文字列(テキスト)抽出が不可のメールが含まれるメールを検索する場合に指定します。

上記の条件で、『文字列(テキスト)抽出可能』と判断される添付ファイルは、以下のようなファイルがございます。

[Word／Excel／PowerPoint／一太郎／富士通OASYS／Acrobat]

なお、上記の添付ファイルでも破損などしておりますと『文字列(テキスト)抽出不可』と判断される場合がございます。

『文字列(テキスト)抽出不可』と判断されるファイルは、exeファイル、zipファイルなどになります。

ご利用のファイルで、以下の設定をされている場合、メール監査アーカイブでは「添付ファイルがパスワードロックされている」と判定いたします。

・Wordの読み取りパスワード

・Excelのブック保護(保護対象がシート構成のみを選択している場合)

・PowerPointの読み取りパスワード

・PowerPointの書き込みパスワード(2007を除く)

・PDFの読み取りパスワード

・一太郎のパスワード保護

・パスワード付きzip

・パスワード付きrar

上記の設定がされているファイルは、「パスワードロック済」と判定されますので、パスワードロックのフィルターを設定する場合は、ご注意ください。

また、上記以外の形式でパスワードを設定されていても、パスワードは無しと判定されますので

ご了承くださいますようお願いします。

P．114

7. ルール

サイズのフィルター条件

メールのサイズに対するフィルター条件を設定します。



条件１：サイズチェックを行う対象を以下の中から選択します。

条件２：チェックするサイズを指定します。

条件３：サイズの単位を以下の中から選択します。

条件４：チェックするサイズが以上か、未満かを以下の中から選択します。

＜設定例＞

メール全体で5MByteを超えるメールを検知するフィルター条件

【サイズを選択した場合】

メール全体メール本文、添付ファイルなど含めたサイズが検索の対象になります。

メール本文メールの本文が検索の対象になります。

添付ファイル添付ファイルが検索の対象になります。

Bytes 条件２のサイズの単位をBytesで指定する場合に選択します。

KBytes 条件２のサイズの単位をKBytesで指定する場合に選択します。

MBytes 条件２のサイズの単位をMBytesで指定する場合に選択します。

以上条件２、条件３のサイズ以上の場合の条件を設定する際に選択してください。

未満条件２、条件３のサイズ未満の場合の条件を設定する際に選択してください。


P．115

7. ルール

登録済みのフィルター条件

画面の最下部に現在のルールセットに登録されているフィルターの情報が表示されます。

フィルター条件の編集

登録済みのフィルター条件を編集するには、【編集】ボタンをクリックします。

編集中のフィルターは、背景が赤く表示されます。

条件を編集し【変更】ボタンをクリックすると、編集内容が反映されます。編集した内容を新たに１件のフィルター条件として登録する場合は、【登録】ボタンをクリックしますと、新しいフィルター条件として追加されます。


P．116

7. ルール

フィルター条件の削除

登録したフィルター条件を削除するには、削除する条件の【削除】ボタンをクリックします。

全ての登録したフィルター条件を削除するには、【全削除】のボタンをクリックします。

削除確認のダイアログが表示されますので、削除する場合は、【OK】ボタンを、キャンセルする場合は、【キャンセル】ボタンをクリックしてください。


P．117

登録したフィルター条件に該当したとき/しなかったときのアクションを設定します。

アクションの設定方法は、全てのルールにおいて共通になります。また、該当時及び非該当時のアクション設定内容、設定方法は同一になります。

（ここでは、該当時のアクション設定を画面例として説明します。)

7. ルール

1 登録送受信ルール一覧画面から、アクションを編集したいルールの【編集】ボタンをクリックします。

2 アクションの編集画面が表示されます。

該当時アクション/非該当時アクションのタブ切り替えにより、それぞれの場合のアクションを設定することが出来ます。

詳細な設定項目については、次ページを参照して下さい。

アクションの編集を行いましたら、画面下部の【設定】ボタンをクリックし、変更を反映させてください。


P．118

項目設定内容

ルールに該当したときのアクション設定

テストモード

チェックを入れると、テストモードが有効になります。有効にした場合、

指定したアクションに関わらず、全てのメールを送受信します。

テストモードを有効にした場合、メールの処理は「送信」となりますが、

ログには本来指定したアクションが残ります。また、メニューボタンの[メー

ル管理]-[保存メール一覧]にて、適用されたアクションを確認することが出来

ます。

アクション「保留」にした場合には、[メール管理]-[保留メール一覧]側に

データが残ります。

アクション

フィルタリング設定が適用された場合の処理を以下の中から選択します。

送信メールサーバーへ送信します。

削除メールを削除します。

保留メールを保留します。保留メールは後で確認し、「送信」

または削除を行うことが出来ます。

次のルールへ次のルール判定へ移ります。

7. ルール

アクション設定項目の内容

運用を開始するに当たり、ルールのテストを行いたい場合や、「削除」や宛先(Bcc)を追加して送信といった処理を行うことに対して影響度を把握したい場合は、テストモードを有効にすることをお勧めします。

7.6 送受信ルールアクション設定

P．119

項目設定内容


[該当時のアクションが「送信」「保留」の場合に設定します。]

パスワード

添付ファイルにパス

ワードロックをかけ

る

チェックを入れると、添付パスワードをパスワードつき

のzipファイルに変換して送信します。

自動でパスワード設

定

添付ファイルにかけるパスワードを自動で作成します。

任意のパスワード添付ファイルにかけるパスワードを任意で作成します。

(半角英数字1～18字)

宛先にパスワード通

知メールを送信する

添付ファイルにかけたパスワードを相手先に通知する場

合はチェックを入れます。

また、通知する際のメッセージをプルダウンから選択し

ます。

初期設定では、《標準の通知メッセージ》が設定されて

います。

[詳細]ボタンをクリックすると、メッセージの内容を確

認することが出来ます。

差出人にパスワード

通知メールを送信す

る

添付ファイルにかけたパスワードを差出人に通知する場

合はチェックを入れます。

また、通知する際のメッセージをプルダウンから選択し

ます。

初期設定では、《標準の通知メッセージ》が設定されて

います。

[詳細]ボタンをクリックすると、メッセージの内容を確

認することが出来ます。

7. ルール



P．120

項目設定内容


[該当時のアクションが「送信」「保留」の場合に設定します。]

ヘッダーを変更

ヘッダーを変更して送信する場合、変更する項目と値を入力します。

この場合、あらかじめ設定されている置換文字列[%SUBJECT%]を利用する

ことが出来ます。

上記図のようにヘッダーを編集し、アクションが適応された場合は、以下

のように表示されます。

例)

ヘッダーを追加ヘッダーを追加して送信する場合は、追加する項目と値を入力します。

Bccに追加宛先に各管理者をBccとして追加し、送信する場合は、追加する管理者に

チェックを入れます。

通知先

通知先

設定したアクションが実行された時にメールで通知を行う場合の通知先

を指定します。

指定する通知先にチェックを入れます。

通知メッセージ

通知先へ通知するメールのメッセージを指定します。

初期設定では、《標準の通知メッセージ》が設定されています。

[詳細]ボタンをクリックすると、メッセージの内容を確認することが出

来ます。

7. ルール



メール通知を行う場合、その通知メールが再度本サービスを通過するようなメール配送（例：お客さまメールサーバからの外部転送）を行い、かつ通知メールがフィルター条件に合致する設定の場合、通知メールが無限に生成される可能性があります。

通知メールを転送する場合には、フィルター条件の設定も合わせてご確認ください。

P．121

7.7 ルール編集

7. ルール

送受信ルールのコメントを編集する機能です。

送受信ルールのコメントは、アクション設定画面またはフィルター条件画面から遷移して設定を行います。

1 送受信ルールセット画面で、コメントを編集したいコメントのアクションの【編集】または、フィルター条件の【編集】をクリックします。

または、アクション編集画面、またはフィルター条件画面で、サイドバーに表示されている【ルール編集】をクリックします。

2 送受信ルール編集画面が表示されますので、コメントと送受信ルール名を入力し、【設定】ボタンをクリック、反映させます。

項目設定内容

送受信ルール編集

送受信ルール名ルール名を入力します。

(半角文字1～64字、全角文字1～32文字)

コメント任意のコメントを入力することが出来ます。

(半角文字0～1024字、全角文字0～512文字)

P．122

7.8 ルール優先順位変更

１つのルールセットの中に複数のルールが登録されている場合、どの順番でルールを適応させるかを設定することが出来ます。

7. ルール

1 送受信ルールセット画面のサイドメニューから【ルール優先順位の変更】をクリックします。

2 登録ルールが一覧で表示されますので、順位を変更するルールを選択し、右の矢印ボタンを押して上下に移動させます。

リストの上に行くほど適応の優先順位が高くなります。

＜優先順位変更画面矢印ボタン＞

矢印ボタン説明

リストの一番上に移動します。

一つ上に移動します。

一つ下に移動します。

リストの一番下に移動します。

P．123

キーワードリストには任意のキーワードを登録し、それぞれのキーワードに点数を付けることにより、重み付けをすることが出来ます。

指定したキーワードリストの内容がメールの件名、本文などにあったかどうか、あった場合は、指定した点数以上か未満かなどの組み合わせで条件を作成することが出来ます。

例えば、企業内の開発中の製品コードや、苗字や住所を登録しルール設定にて本文中に10点以上現れたら保留するという設定を行うことが出来ます。

ご契約時にあらかじめ、「キーワードリスト_(ご契約ドメイン)」のキーワードリストが登録されております。

キーワードリストは、新規に追加することは出来ませんので、登録済のキーワードリストのキーワードを編集の上、ご利用ください。

7. ルール

初期状態ではフィルター条件には何も設定されていません。

キーワードリストはフィルター条件に設定することで動作します。

設定については、【7.5 送受信ルールフィルター編集】をご参照ください。

7.9 キーワードリスト一覧

キーワードに登録した文字列を、フィルタールールで使用する場合、全角/半角の区別を行っておりません。

キーワードに全角で設定された場合、フィルター対象の文字列が半角でも、同一とみなしフィルタリングを行います。

P．124

7. ルール

1 キーワードリストの【キーワードリスト名】をクリックします。

2 キーワードリスト詳細画面が別画面で表示されます。

キーワードリスト詳細画面では、キーワードリストのコメントと、登録されているキーワード及び点数が表示されます。

7.10 キーワードリストの内容確認

P．125

7. ルール

1 キーワードリスト一覧画面で、[キーワードリスト_(ご契約ドメイン名)]の【コメント編集】をクリックします。

2 キーワードリストの編集画面が表示されますので、コメントを編集してください。

コメントを編集しましたら、【設定】ボタンをクリックします。

3 キーワードリスト一覧画面で、コメントが編集した内容となっていることを確認してください。

7.11 キーワードリストのコメント編集

P．126

7. ルール

1 キーワードリスト一覧画面で、【編集】をクリックします。

2 選択したキーワードリストの編集画面が表示されますので、キーワードの追加、編集、削除を行います。

次ページより、それぞれの詳細な手順をご説明します。

キーワードの編集や新規追加は、キーワードリスト内容編集画面から行います。


P．127

7. ルール

新規にキーワードを追加する場合は、画面下部の【キーワード(部分一致)】の箇所にキーワードを部分一致で入力します。

また、そのキーワードに付ける点数を入力し、【追加】ボタンをクリックすると、リストに追加されます。

キーワードの追加


P．128

7. ルール

キーワードの編集

1 キーワードリスト内容編集画面で、変更したいキーワードを選択し、【↓編集】ボタンをクリックします。

2 選択したキーワードの内容がテキストボックスに表示されますので、編集を行います。

編集が完了しましたら、【↑変更】ボタンをクリックします。


P．129

8.1 メッセージ画面の表示

8.2 通知メッセージ一覧

8. メッセージ

P．130

8. メッセージ

1 各ページの上部にあるメニューボタンの【メッセージ】のアイコンをクリックします。

2 メッセージ画面が表示されます。

メッセージ画面の機能は、サイドメニューから選択してください。

＜メッセージ画面＞

【メッセージ】メニューでは、送受信ルールが適応されたときに、自動送信されるメールの文言を編集することが出来る機能です。

メッセージメニューの機能

8.1 メッセージ画面の表示

P．131

1 メッセージ画面で、内容を確認したいメッセージの【通知メッセージ名】をクリックします。

2 メッセージの内容が別画面で表示されます。

メッセージの初期値については、【Ⅱ．通知メッセージサンプル】に掲載しております。

8. メッセージ

メッセージの表示

上記のメッセージで送信されるメールは、送信専用のメールアドレスで送信されますので、返信またはメールアドレス宛へのメール送信は行わないようお願いいたします。

メッセージの種類

メッセージ画面で編集できるメッセージには、以下の３種類がございます。

送受信ルールのメッセージを変更する場合は、下記のメッセージを編集してご利用下さい。

通知メッセージ名説明

送信時の通知メール_(ご契約ドメイン) 送信ルールセットのルールが適用された場合に送付される通知メッセージです。

受信時の通知メール_(ご契約ドメイン) 受信ルールセットのルールが適用された場合に送付される通知メッセージです。

添付ファイルパスワードロック

時の通知メール_(ご契約ドメイン) 添付ファイルパスワードロックの際送付される通知メッセージです。


P．132

1 メッセージ画面で、内容を編集したいメッセージの【編集】をクリックします。

2 編集画面が表示されますので、各項目の編集を行います。

付加情報で、チェックを入れた情報があらかじめ設定されている置換文字として通知メッセージの内容に追加されます。

設定された置換文字はフィルタリングの対象となったメールの情報に置換され、通知メールに表示させることが出来ます。

＜通知メッセージ編集＞

＞＞次ページへ

8. メッセージ

メッセージの編集


P．133


3 通知メッセージ編集画面で、[内容]に追加したい項目にチェックを入れましたら、【情報追加】をクリックします。


8. メッセージ


8.3 メッセージの編集

P．134


4 選択した項目が追加されましたので、【設定】をクリックし、内容を保存します。

5 内容が確定しますと、一覧画面に遷移します。

一覧画面で、【通知メッセージ名】をクリックし、内容を確認します。

＜通知メッセージ一覧＞


8. メッセージ



P．135


6 通知メッセージ詳細画面が、変更した内容となっていることを確認してください。

＜通知メッセージ詳細＞

8. メッセージ



P．136

項目設定内容

メッセージ編集

メッセージ名編集されているメッセージのメッセージ名が表示されます。

このメッセージ名は編集できません。

コメントメッセージ一覧画面で表示されるコメントを入力します。

半角文字0～1024文字、全角文字0～512文字が入力できます。

各アクションごとのメッセージ設定

件名通知メッセージの件名(Subject)を入力します。

半角文字0～64文字、全角文字0～32文字が入力できます。

内容メッセージの内容を入力します。

半角文字1～1024、全角文字1～512文字が入力できます。

付加情報

メール

件名メールの件名を追加します。

本文メールの本文を追加します。

emlを添付メールをemlファイルで添付します。

差出人/宛先情報

エンベローブのFrom

実際のメール送受信時にメールサーバ上で取り交わしたFrom(差出元情報)を追加します。

エンベローブのTo 実際のメール送受信時にメールサーバー上で取り交わしたTo(宛先情報)を追加します。

ヘッダーのFrom メールヘッダーのFromを追加します。一般的にはメールソフトで表示される差出元情報となります。

ヘッダーのTo メールヘッダーのFromを追加します。一般的にはメールソフトで表示されるToと表示される宛先情報となります。

Cc メールヘッダーのCcを追加します。一般的にはメールソフトでCcと表示される宛先情報となります。

Bcc メールヘッダーのBccを追加します。一般的にはメールソフトでBccと表示される宛先情報となります。

管理者メールアドレ

ス

ドメイン管理者ドメイン管理者のメールアドレスを追加します。

ルール情報

適用ルールセット

名

適用されたルールセット名を追加します。

適用ルール名適用されたルール名を追加します。

適用フィルター条

件

適用されたフィルター条件を追加します。

ルール適用日付ルールが適用された日付を追加します。

該当アクション名該当アクション名を追加します。

該当基本設定名該当基本設定名を追加します。

8. メッセージ

メッセージ編集項目

メッセージの編集時に設定できる項目は、下記のようになっています。

設定できる文字数など制限がある項目もありますので、内容を確認して編集を行ってください。


P．137

9.1 管理者画面の表示

9. 管理者

P．138

9. 管理者

1 各ページの上部にあるメニューボタンの【管理者】のアイコンをクリックします。

2 管理者画面が表示されます。

管理者画面では、副管理者の登録、管理者/副管理者のパスワード変更などが行えます。

＜管理者画面＞

【管理者】メニューでは、ドメイン主管理者とドメイン副管理者(以下、主管理者、副管理者)のパスワード変更、権限の変更などが行えます。

管理者メニューの機能

9.1 管理者画面の表示

P．139

9.2 管理者設定

「メール監査アーカイブ」ではドメイン主管理者と、ドメイン副管理者(以下、主管理者、副管理者)を設定し管理を行います。

主管理者は、管理者用コントロールパネルよりログインし、登録を行います。

副管理者は、主管理者より機能を制限して登録することが出来る管理者で、権限の使い分けによる管理が行えます。

各権限で利用できる機能については、次ページをご覧ください。

副管理者でログインした場合は、管理者設定画面では、自身のパスワードのみ、変更することが出来ます。

主管理者、その他の副管理者の情報は表示されません。

＜副管理者でログイン時の管理者画面＞

管理者種別登録可能数登録/変更方法利用可能な権限

ドメイン主管理

者１アドレス

・アドレス登録/アドレス変更

→ホスティングオプションコ

ントロールパネルによる実施

全権限・パスワードの変更

→メール監査アーカイブコン

トロールパネルより実施

ドメイン副管理

者４アドレス

メール監査アーカイブコント

ロールパネルより実施

フィルタ・保留権限

保存メール権限

9. 管理者

主管理者と副管理者について

P．140

9.2 管理者設定

9. 管理者

副管理者の権限について

利用できる機能

設定権限

フィルタ・保留権限保存メール権限

フィルタリングルールの作成 ○ ×

保留メールの閲覧・操作

(削除/再送/監査等) ○ ×

保存メールの検索 × ○

保存メールの閲覧・操作

(削除/再送/監査等) × ○

レポート閲覧 ○ ○

基本設定の修正 ○ ○

通知メッセージの修正 ○ ×

管理者情報の変更自身のパスワードのみ変更可能

副管理者で利用できる機能は、設定された権限により以下になります。

なお、設定権限は、フィルタ保留権限／保存メール権限の両方を設定することもでき、両方設定しますと、副管理者の登録・変更以外は管理者と同じ権限となります。

P．141

9.2 管理者設定

管理者画面のトップページより、副管理者の追加/編集/削除を行えます。

登録、削除の方法は、以下の通りです。

各入力項目については、次ページをご参照下さい。

＜副管理者の追加＞

副管理者を追加したい場合は、管理者画面でユーザ名、パスワード、権限を入力し、【追加】ボタンをクリックします。

＜副管理者の変更＞

管理者画面で、変更したい副管理者のパスワードまたは権限を選択し、【設定】ボタンをクリックします。

＜副管理者の削除＞

管理者画面で、削除したい副管理者の【削除】ボタンをクリックします。

主管理者の変更は、管理者用コントロールパネルより行えます。

詳細は別冊「セットアップガイド」をご参照下さい。

9. 管理者

副管理者の追加／変更／削除

同一アドレスを主管理者・副管理者両方に登録することはできません。管理者種別を変更する場合には一旦登録されているアドレスを削除してから、新しい管理者種別にて再度登録してください。

P．142

項目設定内容

ユーザ名

１行目には、登録済みの主管理者が表示されます。

副管理者は、空白の箇所にユーザー名を入力します。(ドメインを含まな

いメールアカウントの部分)

既に副管理者が登録済みの場合は、登録されたメールアドレスが表示され

ます。

パスワード

主管理者でログインしている場合は、自身のパスワードの設定/変更と、

副管理者のパスワードの設定/変更を行うことが出来ます。

副管理者でログインしている場合は、自身のパスワードの設定/変更のみ

を行うことができます。

ドメイン管理主管理者/副管理者の種別が表示されます。

１つのドメインあたりで、必ず主ドメイン管理者は１名となります。

フィルタ・保留権

限

保留メールの閲覧・操作の権限の有無が表示されます。

主管理者は必ずこの権限を持ち、副管理者へ権限を持たせる場合は、

チェックを付けてください。

保存メール権限

保存メールの閲覧・操作権限の有無が表示されます。

主管理者は必ずこの権限を持っており、副管理者へ権限を持たせる場合は、

チェックを付けてください。

9. 管理者

管理者設定の登録項目

9.2 管理者設定

P．143

Ⅰ フィルタールールサンプル

Ⅱ 通知メッセージサンプル

Ⅲ SPFレコード設定

<補足説明>

P．144

フィルタールールとして、初期ご契約状態で送信用フィルターサンプルを７つ、受信用フィルターサンプルを１つご提供しています。

＜フィルタールールサンプル一覧＞

本サービスご契約時に提供するフィルタルール、および通知メッセージのサンプルをご紹介します。

これらのサンプル設定を元にお客さまのご利用方法に応じて自由に変更してご利用いただくことが可能です。

ルールセット順序ルール名フィルターの概要/目的

送信用ルールセット

① 件名が「空欄」である「件名」が無いメールの送信チェック

② 添付忘れの可能性がある添付ファイル付与忘れ対策

③ メールアドレス10個以上指定された

情報漏洩対策：宛先多数のメールに関する、情報漏洩の危険性チェック

④

添付ファイルが5MBytes以上である

通信負荷対策：添付ファイルサイズが大きなメールは、通信負荷のみならMTAに負荷が掛かるためのチェック

⑤ 「社外秘」情報が件名・本文・添付ファイルに含まれる

情報漏洩対策：情報漏洩関連の文言を件名や本文に含むメールのチェック

⑥ 「関係者外秘」情報が添付ファイルの内部に含まれる

情報漏洩対策：情報漏洩関連の文言を添付ファイルに含むメールのチェック

⑦ 添付ファイルにパスワードが無い

情報漏洩対策：添付ファイルのパスワードチェック

受信用ルールセット

①

添付ファイルサイズが5Mbytes以上である

通信負荷対策：添付ファイルサイズが大きなメールは、通信負荷のみならず、スプールサーバーに負荷が掛かるためのチェック

＜補足資料＞

Ⅰ．フィルタールールサンプル

P．145

送信用ルール①：件名空欄メールのチェックルール

ルール情報送受信用ルール名件名が「空欄」である

コメント件名が「空欄」メールの場合、当ルールが適用されます。

フィルター情報


組み合わせ OR判定


【対象】ヘッダー(ヘッダーの個数)

【内容】Subjectが１個以上見つからない

【対象】件名/本文

【内容】件名(Subject)が空欄

ルール該当時の

アクション情報

アクション設定テストモードオフ

アクション次のルールへ


パスワード

添付ファイルにパスワードをかけるオフ

パスワード生成自動でパスワード作成

パスワード通知メールを宛先に送信するオフ

通知メッセージ《標準の通知メッセージ》

パスワード通知メールを差出人に送信する

オフ


ヘッダーを変更－

ヘッダーを追加－

ドメイン管理者をBccに追加オフ

通知先

ドメイン管理者オフ

差出人(From) オフ

宛先(To,Cc,Bcc) オフ


ルール非該当時のアクション情報




パスワード


パスワード生成－

パスワード通知メールを宛先に送信する－

通知メッセージ－

パスワード通知通知メールを差出人に送信する

－




ドメイン管理者をBccに追加－

通知先

ドメイン管理－

差出人(From) －

宛先(To,Cc,Bcc) －


＜補足資料＞


P．146

送信用ルール②：添付ファイル付与忘れの可能性があるメールのチェックルール

ルール情報送受信用ルール名添付忘れの可能性がある

コメント添付忘れの可能性があるメールをフィルターします。



組み合わせ AND判定


【対象】件名/本文（キーワード)

【内容】本文に「添付します」が１回以上部分一致した

【対象】添付ファイル(ファイル個数)

【内容】添付ファイル数が１個以上見つからない






パスワード






オフ





通知先









パスワード






－





通知先

ドメイン管理－

差出人(From) －



＜補足資料＞


P．147

送信用ルール③：宛先メールアドレスが多数(10アドレス以上)登録されたメールのチェックルール

ルール情報

送受信用ルール名メールアドレス10個以上指定された

コメント ToヘッダーもしくはCcヘッダーにメールアドレスが10個以上指定された場合フィルターします。





【対象】宛先(宛先の個数)

【内容】To(ヘッダー)の数が10個以上見つかった

【対象】宛先(宛先の個数)

【内容】Cc(ヘッダー)の数が10個以上見つかった






パスワード






オフ





通知先









パスワード






－





通知先

ドメイン管理者－

差出人(From) －



＜補足資料＞


P．148

送信用ルール④：添付ファイルサイズが5MBytes以上のメールのチェックルール

ルール情報送受信用ルール名添付ファイルサイズが5MBytes以上である

コメント添付ファイルサイズが5MBytes以上の場合、フィルターします。




フィルター条件【対象】サイズ

【内容】添付ファイルのサイズが5MBytes以上






パスワード



パスワード通知メールを宛先に送信する

オフ



オフ





通知先









パスワード






－





通知先


差出人(From) －



＜補足資料＞


P．149

送信用ルール⑤：「社外秘」の情報が件名・本文・添付ファイルに含まれるメールのチェック

ルール情報

送受信用ルール名「関係者外秘」情報がヘッダーもしくは本文に含まれる

コメント「社外秘」の文字が含まれるメールをフィルターし情報漏えいの監視を行うことができます。





【対象】件名/本文(キーワードリスト)

【内容】本文に社外秘が１回以上部分一致した

【対象】件名/本文(キーワードリスト)

【内容】件名(Subject)に社外秘が１回以上部分一致した

【対象】添付ファイル(キーワード)

【内容】添付ファイルの内容に社外秘が１回以上部分一致した






パスワード

添付ファイルにパスワードをかけるオン


パスワード通知メールを宛先に送信する

オフ



オン





通知先









パスワード






－





通知先


差出人(From) －



＜補足資料＞


P．150

送信用ルール⑥：複数の「社外秘」情報が添付ファイルの内容に含まれる

ルール情報

送受信用ルール名「関係者外秘」情報が添付ファイルに含まれる

コメントキーワードリストに社外秘製品コードや都道府県等の個人情報など「関係者外秘」情報を登録することで、情報漏えいを対策することができます。




フィルター条件【対象】添付ファイル(キーワードリスト)

【内容】添付ファイルの内容に関係者外秘キーワードの内容が10点以上






パスワード






オン





通知先









パスワード






－





通知先


差出人(From) －



＜補足資料＞


P．151

送信用ルール⑦：添付ファイルにパスワードがないメールのチェックツール

ルール情報送受信用ルール名添付ファイルにパスワードがない

コメント添付ファイルにパスワードがない場合フィルターします





【対象】添付ファイル(不正なファイル)

【内容】添付ファイルが全てパスワードロックなし

【対象】添付ファイル(不正なファイル)

【内容】添付ファイルがパスワードロック済みファイルの混在






パスワード






オン





通知先









パスワード






－





通知先


差出人(From) －



＜補足資料＞


P．152

受信用ルール①：受信メールの添付ファイルサイズチェックのルール

ルール情報送受信用ルール名添付ファイルサイズが5MBytes以上である

コメント添付ファイルサイズが5MBytes以上の場合フィルターします




フィルター条件【対象】サイズ

【内容】添付ファイルのサイズが5MBytes以上






パスワード


パスワード生成自動作成




オフ





通知先









パスワード






－





通知先


差出人(From) －



＜補足資料＞


P．153

あらかじめ登録されている通知メッセージのサンプルです。

なお、下記でご紹介している《標準の通知メッセージ》は、組み込みメッセージのため、編集することは出来ません。お客さま独自のメッセージを表示したい場合には、《標準の通知メッセージ》以外のメッセージを編集し、ご利用下さい。

メッセージタイトル《標準の通知メッセージ》

件名 [通知] $Subject$ についてのご連絡

本文

メールフィルターにより

先ほど送付した、下記メールが「%RULE%」のルールが適用されたため

「%ACTION%」されました。

==================================================

差出人：$FROM$

宛先：$TO$

件名：$Subject$

本文：

%BODY%

==================================================

備考

デフォルトで契約ドメインのサンプルルールに割り当てられるメッセージです。

このメッセージはシステムで一律に使用されるメッセージのため、お客さまが変更することはできません。

メッセージタイトル送信時の通知メール_example.com

件名 [警告] $Subject$ 送信時におけるフィルターが適用されました

本文

メールフィルターにより

先ほど送付した、下記メールが%RULE%ため「%ACTION%」されました。

==================================================

差出人：%FROM%

宛先：%TO%

件名：$Subject$

本文：

%BODY%

==================================================

備考

お客さまが送信時の通知メールをカスタマイズしたい場合は、このメッセージを変更してください。

カスタマイズ後、適用したいルール機能のアクション編集画面で通知メッセージを変更してください。

(デフォルトでは、《標準の通知メッセージ》が設定されています。)

＜補足資料＞

Ⅱ．通知メッセージサンプル

P．154

＜補足資料＞

Ⅲ． SPFレコード設定

対象：お客さまでご用意されたDNSサーバを使用しているお客さま

お客さまでご用意されたDNSサーバをご使用のお客さまがメール監査アーカイブサービスを追加された場合、

メール監査アーカイブサーバを経由して配送されるメールは、送信元が変わるため、「Sender Policy Framework（SPF）」に対応しているメールサーバで受信されたとき、受信サーバの設定により拒否される可能性がありますので、以下の記載例を参考に、DNSにSPFレコードを追記されることをお薦めします。

記載例

＜お客さまドメイン名＞. IN TXT "v=spf1 +a include:mwp-spf.securesites.net ~all"

P．155

●本書の一部または全部をNTTコミュニケーションズ株式会社の許可なく複製することを禁じます。

●本書の内容は予告なく変更することがあります。

●本書における製品の記述は、情報を提供する目的で書かれたもので、これらの製品についてなんら保証もしくは推奨するものではありません。

●OCNおよびBizCITYは、NTTコミュニケーションズ株式会社の商標です。

●製品名などの固有名詞は、各メーカの登録商標または商標です。

Documents

メール監査アーカイブ 詳細設定マニュアル - OCN...Bizメール＆ウェブ プロ (L1/L2/L3/Privateサーバー)・ Bizメール＆ウェブ プレミアム メール監査アーカイブ

メール監査アーカイブ詳細設定マニュアル - OCN...Bizメール＆ウェブプロ (L1/L2/L3/Privateサーバー)・ Bizメール＆ウェブプレミアムメール監査アーカイブ