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坂戸市清掃センター解体工事
鴻 池 組
発 注 者 : 埼 玉 県 坂 戸 市
工 事 概 要 説 明
岡野第二橋
岡野第一橋
説 明 会
施 工 者 : ㈱ 鴻 池 組
日時:①令和2年5月10日(日)
1 8 時 0 0 分 ~
②③令和2年5月24日(日)
1 0 時 0 0 分 ~
1 3 時 0 0 分 ~
工事監理:㈱日本環境工学設計事務所
式 次 第1.出 席 者 紹 介
2.工 事 概 要
3.平面図・主要施設図
4.現 況 写 真
5.工 事 工 程 表(予 定)
6.施工方法について・ステップ(平面)図の説明
・主要施設断面図の説明
7.安全対策および環境対策について・搬入出車両の出入りについて
・生活環境モニタリングについて(粉塵・ダイオキシン・騒音・振動)
8.質 疑 ・ 応 答
1.出席者紹介
主催者:埼玉県坂戸市(発注者)
環境産業部 澁谷 務 部長
廃棄物対策課 佐藤 佳則 課長
同上 尾澤 裕昭 課長補佐
同上 金子 芳広 主任
㈱日本環境工学設計事務所(工事監理)
技術部 隈井 直人 課長
㈱鴻池組(施工者)
土木部 越智 創 工事部長
環境ソリューション部 山田 善紀 主任
現場代理人 下大薗 誠 所長
-1-
2.工 事 概 要
工 事 名 称 : 清掃センター解体工事
埼玉県坂戸市泉町二丁目26番地
令和2年3月19日~令和3年3月18日
埼玉県坂戸市(当該施設所有者)
㈱日本環境工学設計事務所
¥321,186,000 (税込¥353,304,600-)
ごみ処理施設概要
坂戸市清掃センターは、平成6年度に施設休止し、平成9年度にごみ処理施設
(60t/8h)(40t/8h)の煙突及び平成15年度にごみ処理施設(40t/8h)の撤去
が完了している。
1.処理能力 60t/8h(20t/8h×3基)
発 注 者 :
工 事 場 所 :
契 約 工 期 :
工 事 監 理 :
請 負 金 額 :
計 画 概 要 :
工 事 内 容 :
本工事は残置されているごみ処理施設(60t/8h)及びその付属機器・設備の撤去と敷地境界囲障工事を行うものである。
2.建築構造 鉄筋コンクリート造・鉄骨造3階
3.建築面積 508.7㎡工事数量1.直接仮設工事2.アスベスト撤去工事3.ダイオキシン類除染工事4.60t焼却建築関連施設解体工事5.排ガス・灰処理建築関連施設解体工事6.外構関連解体撤去工事7.60t焼却その他施設解体工事8.プラント設備解体工事9.跡地整備工事10.発生材運搬・処分
一式 (足場 2,296架㎡ 他)
一式 (除染 830㎡ 他)一式 (調査・養生・汚染物除去・プラント運転管理・汚染物処理 等)
一式 (管理施設・ピット 等)
一式 (灰ピットクレーン室・煙突基礎 他)
一式 (L型擁壁・間知ブロック万年塀・側溝・舗装)
一式 (外灯基礎・タンク基礎・トラックスケール基礎・沈殿槽 他)
一式 (機械設備・電気設備)
一式 (焼却施設等構内整地・囲障工事)
一式 (コンクリート・アスファルト等各種発生材運搬)-2-
3.平面図・主要施設図
坂戸市清掃センター施工名今回施工対象施設① ごみ焼却施設② 灰ピットクレーン室③ 外灯④ コンプレッサー室⑤ 余剰利用設備基礎⑥ マルチサイクロン⑦ ガス冷却室基礎⑧ ごみピット汚水槽⑨ 室内ばいじん除去装置基礎⑪ スキップホイストピット・バンカー⑫
1㎥タンク⑬トラックスケール⑭60t煙突基礎
重油タンク
L型擁壁
井戸装置㉖
⑮⑰㉓㉔㉕
㉗
㉘
60t沈殿槽基礎
50t受変電盤60t受変電盤
制御盤
消臭装置㉙㉚㉛㉜
倉庫煙道及びダクト洗車機便所
施設平面図
⑪
⑥
⑨ ⑤
④
③
②
①
⑦
⑧
⑬
⑭
⑮
⑰ ㉓
㉔ ㉕
㉖
㉗
㉘
㉙
㉚
㉛㉜
⑫
-3-
4.現 況 写 真
建屋全景(北面) 建屋全景(西面)
搬路スロープ
建屋全景(東面)
ピット・炉 焼却炉
機械設備(コンベアー) 機械設備(トラックスケール) 便所
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5.工 事 工 程 表
-5-
(1)作業時間について1)作業時間は原則、朝8:00から夕方17:00とします。(前後30~60分程度、準備と片付けを行う場合があります。)2)12:00から13:00は昼休みとします。(状況により、時間が前後することもあります。)
(2)休工日について1)日曜日と祝日は原則として、休工とします。2)土曜日は、状況により作業を行います。
7:30 8:00 12:00 13:00 17:00 18:00
準備 作業時間 昼休み 作業時間 片付け
-6-
6.施工方法について
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6.施工方法について
-8-
6.施工方法について
集塵機を使用し、テント内を負圧(陰圧)にすることにより、内部の気圧が外部より下がるので、テント内の粉塵の外部への拡散を防ぎます。-9-
6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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6.施工方法について
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主要施設断面図(ごみ焼却施設 管理棟・貯蔵ピット撤去時)
ごみ焼却施設の撤去は上図のように外周に足場を組み、シートで破砕材の養生を施しながら重機械にて解体します。内装(一部外装)に石綿の使用が確認されており、アスベスト飛散を養生(散水養生)しながら人力にて解体し、発生廃材は適正に処分します。
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類似案件施工状況写真
写真② 外周足場組立写真① 先行解体
写真③ 外周パネル組立 写真④ 頂部シート設置-20-
類似案件施工状況写真
写真⑥ 集塵機写真⑤ 外周テント組立完了
写真⑦ クリーンルーム 写真⑧ 除染状況-21-
類似案件施工状況写真
写真⑩ 発生廃棄物搬出写真⑨ テント内 対象物解体状況
写真⑪ モニタリング(粉塵) 写真⑫ モニタリング(土壌)-22-
7.安全対策および環境対策について(1)安全対策1)搬入出時の注意点
搬入・搬出は下図のように処理場の北側の出入口を使用します。登校時間を避けるため、搬入出車両は8:30以降に進入させます。
交通誘導員を適切に配置し、事故防止に努めます。
:退場(搬出)ルート
:進入(搬入)ルート-23-
2)仮囲いについて処理場外周に仮囲い(高さ
3.0m)を設置します。仮囲いのコーナー部で見通
しが利きづらい場所は、透明の部材を使用し、可視化を図ります。
-24-
(2)環境対策1)ダイオキシン・アスベスト・PCBの取り扱いについて・ダイオキシン清掃センターの焼却炉やダクトには焼却の過程で発生したダイオキシン類が付着しています。解体はダイオキシン類の飛散を抑制するため、当該範囲に大規模テントを設置し、負圧状態を
確保しながら高圧洗浄機にて除染を行います。換気設備は排気の環境基準に適合するような設備とします。(排気は除染中、随時ばいじん測定し、数値を監視します。)除染で発生する廃棄物はドラム缶に密閉し場外へ搬出、適正に処分いたします。
・アスベスト(廃石綿)清掃センターの外壁の一部・管理棟の床・管路のパッキン等に石綿の含有が確認されています。廃石綿は気中に飛散し易いものからレベル1(吹き付け材など)・レベル2(断熱材など)・
レベル3(成形板など)に区別されますが、本工事に該当するものは、最も飛散しにくいレベル3に区分されます。撤去は当該部位が細かく分解しないように取り外し、ブルーシートなどで覆った状態で場内に
一時保管します。一定の量が発生した後、場外搬出し、適正に処分いたします。
・PCB清掃センター各所に使用されている蛍光灯の安定器や電気設備のコンデンサーのうち、大半は
型式・銘板にてPCB無含有と判断できましたが、一部、型式・銘板の判読が困難なものなど点在しており判断のできないものは、高濃度PCB廃棄物としての扱いとなります。本工事では、発生した高濃度PCB廃棄物は密閉容器に保管し、発注者へ処分を引き継ぐこと
となります。
-25-
2)粉塵対策土ぼこりなど粉塵の
発生の恐れがある場合は散水養生を施します。また、工事車両が公
道を汚すことが無いように、搬出時にタイヤの洗浄を行います。
3)騒音・振動対策騒音・振動対策として、解体に使用する重機は、低騒音型の機械を選定します。また、構造物解体に際し、周囲を囲うパネルは防音タイプのものを使用します。解体工法も、可能な限り油圧による圧砕工法を選定し、騒音の低減に努めます。
写真① タイヤ清掃(高圧洗浄) 写真② タイヤ洗浄機(スパッツ)
写真③ 低騒音型重機械 写真④ 防音パネル 写真⑤ 油圧圧砕機
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4)モニタリング・粉塵及びダイオキシン場内の境界沿い4箇所(下図 )で、粉塵(除染中随時)・大気中のダイオキシン類
(除染前/中/後)・土壌のダイオキシン類(解体前/後)を計測し、測定結果を坂戸市へ報告するとともに、仮囲い外面に掲示板等にて掲示いたします。
・騒音・振動場内の境界沿い2箇所(下図 )で、騒音・振動計測を行い、計測値を電光掲示
いたします。(環境基準 騒音:85dB以下 振動:75dB以下)
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8.質疑・応答
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説明は以上です。
安全に工事を執り行わせていただきます。
ご清聴、ありがとうございました。
E N D