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アースクリーン1、流出油の回収 オイルフェンス等で拡散防止を行い、オイル吸着マット等で油の回収を行う。2、アースクリーンでの残油処理

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二次汚染防止洗浄剤

アースクリーン

使用前には必ずオイル吸着マットで油を回収すると効果的です。

必ず希釈して使用してください。

ブラッシングの場合 【希釈倍率:10~30倍の洗浄液を作る】

① バケツや専用容器に原液を入れ洗浄液を作る。

② 汚れた部分に洗浄液を散布する。

③ デッキブラシ等で、汚れた部分をブラッシングする。

④ 多量の水ですすぎ流す。

高圧洗浄の場合 【希釈倍率:30~50倍の洗浄液を作る】

① 油吸着マットで、出来る限り油を回収する。

② 容器に原液を入れ 30~50倍の水で薄める。

③ 洗浄機をセットし、流出した部分をなぞる様に、水面なら叩く様にして油を混和させ

る。

※いずれも希釈しないと効果がでませんのでご注意下さい。

流出油の種類 洗浄液の使用量

ガソリン・軽油・灯油 漏れた油の3倍以上の量の洗浄液を使用

重油・エンジンオイル・潤滑油 漏れた油の5倍以上の量の洗浄液を使用

□希釈率の見方は、流出した油量の3~5倍のアースクリーン希釈液が必要です。

□安全データーシート及びラボテストのデータが必要な場合はお問合せください。

付則

「中和剤」での河川、湖沼、田畑での流出油処理は地方条例上できなくなっている状況で

す。流出した場合は河川敷等の管理責任者の判断が必要となりますので、個人の判断での

使用は罰則の対象となりますので注意が必要です。

「アースクリーン」は中和剤ではありませんが、そこの管理者、責任者の了解を得た上で

使用ください。地方条例について詳細は、各自治体、消防署にお尋ねください。

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1、流出油の回収

オイルフェンス等で拡散防止を行い、オイル吸着マット等で油の回収を行う。

2、アースクリーンでの残油処理

※ 河川、海、土壌、道路等の使用箇所で希釈倍率が変わります。※ B・C重油は寒い時は固形化します。一度固まった油はこれで溶解させることはできません。

(1) 河川、海での作業手順

① 油回収後、アースクリーン原液を30~50倍に希釈する。② 流出箇所に広範囲に散布する。

(大型噴霧器や高圧洗浄機を使用すると効果的です。)③ 油紋、油膜が消えれば完了です。

油紋、油膜が残っている場合は2~3回散布作業を繰り返してください。

(2) 土壌の場合

① 回収できず残った油の、2~3倍の量の希釈液(20倍希釈)を作る。② これを流出箇所に散布後、同量程度の水を散布する。③ 上記作業を一日に2~3回実施し、これを3~4日繰り返し作業する。

また、土壌を撹拌すると効果的です。

(3) コンクリート、アスファルト上での作業

① 回収できなかった残油の2~3倍の量の希釈液(5~10倍希釈)を準備する。② 流出箇所に散布しブラシ等でこすり洗いする。 その後、水でよく洗い流す。

油紋、油膜が残っている場合は、上記作業を2~3回繰り返してください。

また、高圧洗浄機の作業では、20倍希釈で行ってください。

(4) 田への流出の場合

① 田植えの終わっている場合は、動噴で稲等の根元を洗い流すすように撒布する(40倍~50倍)② 用水路に水が流れている場合、用水路を止めて水を溜め、アースクリーンを適量いれてエンジンポンプ  で噴霧撒布すると効果的です。(40倍~50倍) 前記の機械が無いときは、ジョーロやバケツ等で油の浮  いている場所をまんべんなく撒布する。③ 稲刈り後の水の入ってない場合は、油のこぼれた所の土を薄く取り除き、周囲に防波堤を作り、アース  クリ-ンを撒布し、水を入れて油を浮上させた後に吸着マット等で回収する(30倍~50倍)

  【使用上の注意】

  ・必ず、水で希釈してから使用する。  ・対象は鉱物油ですが、水溶性切削油など対応できないものがあります。  ・流出した場合は、対処方法について流出した河川・湖沼・道路等の管理者の判断・了解が   必要となります。 個人の判断での使用は罰則の対象となることがありますので注意が必要です。  ・アースクリーンを廃棄する場合は100倍以上に薄めて排出してください(MSDS参照)。

  【参考】

  河川、湖沼、田畑での流出油処理に「中和剤」を使用することは地方条例等で禁止されている場合  があります。  「アースクリーン」は中和剤ではありませんが、そこの管理者・関連者の了解を得た上で使用ください。  地方条例等については、各自治体窓口や消防署にお問合せください。

『 流出油に対する作業手順』

◆従来の中和剤は -ほとんどが石油生成品(石油独特の臭い) -乳化(エマルジョン)という現象でなじませるだけ -白濁現象引き起こす -アスファルト舗装をぼろぼろにする -再凝集するから、河川に流せない

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油漏出事故においての『アースクリーン(希釈タイプ)』使用例

■油処理の準備

●『アースクリーン』をあらかじめ約10~20倍に希釈しておいてください。希釈水は

どんな水でも構いません。

散水車を使用する場合も同様に、散水車のタンク内に『アースクリーン』の希釈液を作っ

ておいてください。

●攪拌用にデッキブラシ等をご準備ください。

●攪拌したあとの流水用に水(できるだけ大量)を用意してください。

●漏出した油が大量の場合は、『アースクリーン』を散布する前に、オイル吸着マットやウ

ェス等を使用して漏出油をできる限り回収してください。

エンジン付噴霧器によるアースクリーン散布

(JH広島管理事務所にて)

■使用方法

漏出した油1に対して約3分の1から

2分の1の『アースクリーン』※希釈済み

を散布し、ブラッシングしてください。

ブラッシングにより油は微細化され分

解していきます。ゆえに十分に攪拌する

ことをお勧めします。

高圧洗浄であれば噴射の力で攪拌能力

を補うことができます。

十分に攪拌した後、多量の水で流してや

ると微細化された油がさらに分散され、

油紋のギラギラが消えていきます。

水で流したあと、漏出油が再浮上するよ

うであれば、上記の作業を可能な限り繰

り返し行います。

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使用上の注意

アースクリーンKシリーズ