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ファイルシステム
各自自分のファイルシステムは
各自しっかり把握し、整備は自分で行う
*自分のファイルシステムで迷子になる(1)どこにどのファイルがあるのか分からなくなる(2)今自分はどこで作業しているのか(つまりカレントディレクトリはどこか)分からなくなるのが、実習がうまくできない主な原因のひとつです。迷子になったらFinderで自分のファイルシステムを確認するのが良いでしょう。
Finderのサイドバー設定
• Finderの環境設定、サイドバー
•「最近使った項目」のチェックを外す:自分は便利に使える、という人はチェックを外さず使って下さい。
•「_Mac」(ホーム、家の印)にチェックを入れよう。
先週の後始末など
•デスクトップはキレイに使った方が良いと思います。
(1)Finderを使ってDocumentsフォルダに「Day1」という名前のフォルダを作る。
(2)先週デスクトップで使ったフォルダやファイルをDay1フォルダに移そう。
•圧縮ファイルを作る練習Day1フォルダのファイルを圧縮ファイルに束ねる練習をしてみましょう。
Documentsフォルダの使い方(ご提案)
Documents/ドキュメント
IL2
Day1
他の授業や作業 他の授業や作業ファイル
フォルダUnix用語では
ディレクトリ
前回作業したファイルやフォルダ
第二の実習のための基礎知識● ファイルとフォルダ
● さまざまなファイル
ディスク上のデータ
•コンピュータに憶えさせるあらゆるデータは、ディスク上に、ファイル単位で置かれる。
•物理的にはどのような媒体の上にあるファイルでも、WindowsのエクスプローラやMac OS XのFinderを使えば、ディスクの中身は「階層化されたフォルダの中にファイルが入っている」という同じ論理構造(ファイルシステム)で見たり、管理できる。
ファイルシステム、絶対パス•フォルダに複数のファイルが格納できることを利用して、コンピュータ内のファイルは階層構造で格納されている
根元のフォルダ(ルート)
ファイル
ファイル
ファイル
ファイル
フォルダ
フォルダ
フォルダ
ファイル
* Finderの窓の上に中身を表示中のフォルダの名前が表示されている。そのフォルダ名を、マウスで右クリックすると、そのフォルダのルートからの階層(絶対パス)が分かる。パスバーを表示していれば常時見える。 * ファイル=ファイル名+ファイル拡張子
ファイルのパス名• フォルダを使って整理されたファイルの階層構造での、あるファイルの在所を表す方法
(ファイルの)絶対パス名
ディスク:¥フォルダ¥・・¥フォルダ¥ファイル名.拡張子
●ディスク名はc:はPCのハードディスク本体、d:やf:はメモリスティックなどの大記憶容量デバイス
●ファイル拡張子は、ワード文書「.docx」、エクセル「.xlsx」、パワーポイント「.pptx」、webページ「.html」、javaソースは「.java」、rubyソースは「.rb」、Cソースは「.c」、各種画像ファイル「.jpg」「.png」「.gif」など、ファイルの種類を表すもの
/Documents/2017/IL2q/bunsho.docx
このwordファイルの絶対パス
根元のフォルダ(ルートディレクトリ)「/」 TSUBAMEの各自のホームディレクトリ
2018
IL2
ファイル
フォルダUnix用語では
ディレクトリフォルダ
デスクトップ
ファイル
bunsho.docx
今回皆さんが使用するファイルシステム
_Macフォルダ:Finderのホーム_Winフォルダ
Documentsダウンロードピクチャ
ファイルの相対パス名•フォルダを使って整理されたファイルの階層構造で、今いる場所(カレントディレクトリ/フォルダ)からの相対的な言い方で、各々のファイルやフォルダの在所を表す方法。
•「.」 今いる場所(カレントディレクトリ)
•「..」 ひとつ上の場所
•「~」 各自のファイルシステムのルート(ホームディレクトリ)
などの記号を用いて、ルートから全部の指定を記述しないで済む指定方法
ファイルについて(まとめ)•ユーザがコンピュータのディスクを使って覚えさせるものの基本単位
•ファイル=ファイル名+ファイル拡張子
•コンピュータにとって最もシンプルな基本のファイルは、テキストファイル(ファイル拡張子 .txt)
•ファイルの指定は、2通りの方法で可能。
絶対パス名:
ファイルシステム上のルートからの位置
相対パス名:
カレントディレクトリからの相対的な位置
ファイルの扱い(まとめ)
•テキストファイルを新規に作ったり、中身を編集するツールはテキストエディタ。
•ファイルやフォルダは、Finderで調べたり各種操作(コピー、移動、削除など)する。
Finder
•フォルダやファイル名をマウスで右クリックすると可能な操作の一覧が表示される。「情報を見る」で、そのフォルダやファイルの詳細表示や属性設定をする。
補足: Finderで行える操作は、ターミナル窓からコマンドでも行うことができる。OS Xのコマンド操作はUnix流のコマンド。
●アプリケーションとファイルの種類●テキストファイルの扱い●画像ファイルの扱い
ファイルの扱い(基本1)
•アプリケーションを利用する
•作業結果や作ったものは、ファイル名を付けてファイルに保存する(保存しないと残らない)
•まず必ず、そのアプリケーション固有のファイルの形式・種類で保存する。ファイル拡張子も、そのアプリケーション固有の拡張子が付く。
Word文書は.docx、Excelは.xlsx、PowerPointは.pptx、
GIMP画像ツールは.xcf、tex文書は.tex・・・
•アプリケーション固有の形式で保存したファイルは、後でまた、そのアプリケーションで読み込んで利用できる。
ファイルの扱い(基本2)
•アプリケーションからは、必要に応じて(アプリケーション固有の形式以外の)他の形式のファイルも作ることができる。
•どの形式のファイルが作れるかは決まっているので、ファイルを作る操作の時に確認する。
•作りたいファイルの形式やそのファイル拡張子を指定して、保存/書き出し/エクスポートの操作 をする。
テキストファイルは最も基本のファイル•コンピュータにとって最も基本のファイルは、キーボードから入力できる文字が並んだもの。文字情報以外の一切の余分な情報を含まないファイルがテキストファイル。
•各文字は、文字コードと呼ばれる数に対応させられ、その数を二進表現したものがテキストファイルの内容となる。
•日本語の文字を含むテキストファイルのためには、複数の文字コード体系がある。利用する日本語文字コードが異なると、テキストファイルの中身は全然違うもの。
•テキストファイルのファイル拡張子は、 .txt。どの文字コードを利用したテキストファイルかは拡張子では区別しない。
テキストファイルの扱い
•テキストファイルを扱うツールは、テキストエディタ。
•まともなテキストエディタには、テキストファイルの読み込みや書き出しの時に利用する文字コード(と改行コード)を指定できる機能がある。
→ テキストファイルの文字コードの解釈や変換には、テキストエディタを使う。
•アプリケーションやOSの違う環境でも、テキストファイルを使えば、文字情報のみについてはやり取りができる。
.csvファイル(カンマ区切りファイル)
•表計算ソフトはExcel以外にもいろいろある。.csvは、テキストのデータをカンマで区切って並べた形式のファイル。どの表計算ソフトでも読み込め、表計算ソフトで表示すると、中身のテキストデータは表の形で表示される。
• .csvは、ただのテキストファイル。(表計算ソフトではなく)テキストエディタで表示すると、カンマ区切りのデータで見える。
画像ファイルの扱い
•画像ファイルは、画像情報の表し方(データの圧縮方式も含む)によってさまざまな形式がある。どの形式の画像ファイルかはファイル拡張子を見れば分かる。
•それぞれの画像表現形式の特徴を知っておく。
•用途に応じて、どの形式の画像ファイルが使えるか、決まっているのが普通。
•画像ファイルを、自分が利用したい他の形式の画像ファイルに変換する方法を知っておく。機能豊富な画像ツールを利用する方法は、そのひとつ。
画像の表し方と画像ツール
•ビットマップ画像 点の集まりとして表現
•ベクトル形式画像 図形の組み合わせとして表現
•ペイント系ツール ビットマップ画像、イラストや写真用
•ドロー系ツール ベクトル形式画像、作図向き
PDFファイル:文書の共有• Portable Document Format: JISやISOにも採用されている文書共有の標準規格。中身は画像。
• .docx文書だとMicrosoft Officeでないと扱えないが、PDF文書は、 OSやアプリケーションに依存することなく、フリーソフトAdobe Readerにより広く閲覧される。 Adobe Readerではファイルの編集はできないので、文書は勝手に書き換えられることがない。
• PDF文書の編集にはAdobe Acrobatなどの有償ソフトが必要。PDF文書は、署名を付けることができたり(署名の確認はReaderで可能)、改ざんされれば分かるような仕掛けが利用できる。
• .pdfファイルはweb上でも公開・閲覧ができ、検索対象にもなる。
圧縮ファイル(.zip形式)•複数のファイルやフォルダを束ねたものを、ひとつのファイルのように扱うことができる。圧縮ファイルはアーカイブと呼ばれることもある。
圧縮ファイルを作る 圧縮する :束ねる複数のものをマウスで指定し、マウスの右
ボタンを押して「(項目を)圧縮(する)」を選ぶだけ。フォルダひとつだけを圧縮したらそのフォルダ名で.zipファイルができるが、アーカイブ.zipという名前でできてきたら名前は付け替えて使おう。
圧縮ファイルを使う 解凍・展開する:圧縮フォルダの上でマウスのダブルクリックをす
ると同じ名前で通常のフォルダに展開される。
暗号化圧縮ファイル
•圧縮ファイルを作る時、パスワードを指定して暗号化圧縮ファイルを作れる。暗号化圧縮ファイルを作れる圧縮ツールを使うようにしよう。
•メールに添付するファイルや、自分のパソコンに置いておくファイルを、暗号化圧縮ファイルにすると盗み見られない。
第二の実習のための基礎知識● コマンド操作