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−280− コンピュータ理論 小林 俊和 リテラシー〈コンピュータ〉 講義 1〜4年次 前期 2単位 授業目的・方針、到達目標 コンピュータの構造を明らかにし、特に、社会との関わりの中から、コンピュータを 理解し学ぶことを目的としています。社会の情報化やユビキタス化など、これからの社 会の発展に対応するには、「社会」と「コンピュータ」の発達を対にして考えられるよう になっておく必要があります。この講義では、このような視点に基づいて、コンピュー タの基本原理とはどのようなものなのかを説明できるようになることを目標とします。 授業内容 1:コンピュータ概論−コンピュータ理論から考える芸術・文化化する社会 第1部 情報化社会のコンピュータ理論 2:インターネットとユビキタスネットワーク 3:ネットワーク 4:データとマルチメディア 5:情報セキュリティ 6:情報リテラシーと情報倫理 7:第1部の確認テストと解説 第2部 コンピュータの基礎理論とシステム 8:情報表現(二進法) 9:CPUと記憶装置 10:入出力装置 11:オペレーティング・システム 12:システムとアルゴリズム(1) 13:システムとアルゴリズム(2) 14:第2部の確認テストと解説 15:まとめ 「2進法の世界」と「知識を共有する文化」の融合 準備学習 テキストには毎回の授業内容を要約した文章があるので、読んでおくこと。また、学 習した内容は、十分復習して理解しておくこと。理解度を確認するための確認テストを 2回実施する。 評価方法 定期試験60%、コンピュータや情報通信に関する基礎的知識を修得しているかを確認 する。小テスト 40%(確認テスト)。 使用テキスト 『ワークブック 知識社会のコンピュータ理論』小林俊和著(地人舎)2012年 参考テキスト 『コンピュータ科学の基礎』稲垣耕作著(コロナ社)1996年 各自準備物 テキスト。ワークブックにメモを直接書き込んでもらいます。 その他 この講義は、情報処理関係の資格取得に必要な基礎知識の学習にも対応しています。 この機会を活かして、資格取得の基盤を形成しておきましょう。

コンピュータ理論 - 神戸芸術工科大学 · 6:情報リテラシーと情報倫理 7:第1部の確認テストと解説 第2部 コンピュータの基礎理論とシステム

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Page 1: コンピュータ理論 - 神戸芸術工科大学 · 6:情報リテラシーと情報倫理 7:第1部の確認テストと解説 第2部 コンピュータの基礎理論とシステム

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基礎分野

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コンピュータ理論小林 俊和リテラシー〈コンピュータ〉 講義 1〜4年次 前期 2単位

授業目的・方針、到達目標 コンピュータの構造を明らかにし、特に、社会との関わりの中から、コンピュータを理解し学ぶことを目的としています。社会の情報化やユビキタス化など、これからの社会の発展に対応するには、「社会」と「コンピュータ」の発達を対にして考えられるようになっておく必要があります。この講義では、このような視点に基づいて、コンピュータの基本原理とはどのようなものなのかを説明できるようになることを目標とします。授業内容 1:コンピュータ概論−コンピュータ理論から考える芸術・文化化する社会第1部 情報化社会のコンピュータ理論  2:インターネットとユビキタスネットワーク 3:ネットワーク 4:データとマルチメディア 5:情報セキュリティ 6:情報リテラシーと情報倫理 7:第1部の確認テストと解説第2部 コンピュータの基礎理論とシステム 8:情報表現(二進法) 9:CPUと記憶装置 10:入出力装置 11:オペレーティング・システム 12:システムとアルゴリズム(1) 13:システムとアルゴリズム(2) 14:第2部の確認テストと解説 15:まとめ 「2進法の世界」と「知識を共有する文化」の融合準備学習 テキストには毎回の授業内容を要約した文章があるので、読んでおくこと。また、学習した内容は、十分復習して理解しておくこと。理解度を確認するための確認テストを2回実施する。評価方法 定期試験60%、コンピュータや情報通信に関する基礎的知識を修得しているかを確認する。小テスト 40%(確認テスト)。使用テキスト 『ワークブック 知識社会のコンピュータ理論』小林俊和著(地人舎)2012年参考テキスト 『コンピュータ科学の基礎』稲垣耕作著(コロナ社)1996年各自準備物 テキスト。ワークブックにメモを直接書き込んでもらいます。その他 この講義は、情報処理関係の資格取得に必要な基礎知識の学習にも対応しています。この機会を活かして、資格取得の基盤を形成しておきましょう。