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大阪工業大学(学長:井上正崇)は11月25日(火)、大宮キャンパス(大阪市旭区)で米国・スタ ンフォード大学講師陣による“デザイン思考”ワークショップを開催しました。William Cockayne博 士(スタンフォード大講師)とTamara Carleton博士(CEO & founder, Innovation Leadership Board LLC)が講師として来学し、工学部教員24人、大学院工学研究科学生5人の他、企業の方に もご参加いただきました。ワークショップではスタンフォード大学機械工学科で実施されている 「ME310」と呼ばれるプログラムの概要説明とグループワークによるデザイン思考体験を行いました。 ME310とはスタンフォード大を中心とした国際的な大学連携によるデザイン思考実践プログラムで、 世界中の学生と企業が参加し、多国籍・多分野チームによる課題解決型プロジェクト活動です。企業が 投じた課題を①課題分析、②多様なアイデア創出、③プロトタイプ製作によるアイデアの可視化と評価 のプロセス、を短期間に何度も繰り返し、革新的な製品やサービス提案を目指します。学生は、約9カ 月間の取り組みを通じてデザイン思考による課題解決手法と、どのような難題にも恐れず積極的に取り 組む精神を体得します。 グループワークでは1チーム5人が計6チームに分かれ、高齢者用支援機器や未来の家具など、そ れぞれの課題について、「コンテキストマップ」というツールを用いて重要要件を抽出。ブレインスト ングで出たアイデアを、粘土色紙使って可視化したり、非常識的なアイデアもストックして 革新的な側面を抽出するなど、スタンフォードのデザイン手法を学ました。 学では、ロクス&デザインセンターなどで、今後のような国際的なワークショップを開 催し、日今後拡大するデザイン思考教プログラムをいち早く構築していです。のような 新しい工学教化し、社会の多様な課題に貢献できる実践る学生の出を目指します。 ワークショップの様<送信枚数:本紙含む 1 枚> ■内容に関するお問い合わせ 大阪工業大学工学部事務室担当:西川森本TEL.06-6954-4419 535-8585 大阪市旭区大宮5-16-1 ■取材のお申し込み・本件発信部署 法人常翔園広報室 担当:油井、板谷TEL.06-6954-4026 スタンフォード大講師 スタンフォード大講師 スタンフォード大講師 スタンフォード大講師陣による による による による “デザイン思考” “デザイン思考” “デザイン思考” “デザイン思考”ワークショップを開催 ワークショップを開催 ワークショップを開催 ワークショップを開催 シリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場に シリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場に シリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場に シリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場に 報道機関各位 2014 12月2日配信 No.27 NEWS NEWS NEWS NEWS RELEASE RELEASE RELEASE RELEASE 2017 年4月、梅田キャンパス開設予

スタンフォード大講師スタンフォード大講師陣 陣陣陣による …...士(スタンフォード大講師)とTamara Carleton博士(CEO & founder, Innovation

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Page 1: スタンフォード大講師スタンフォード大講師陣 陣陣陣による …...士(スタンフォード大講師)とTamara Carleton博士(CEO & founder, Innovation

大阪工業大学(学長:井上正崇)は 11 月 25 日(火)、大宮キャンパス(大阪市旭区)で米国・スタ

ンフォード大学講師陣による“デザイン思考”ワークショップを開催しました。William Cockayne 博

士(スタンフォード大講師)と Tamara Carleton 博士(CEO & founder, Innovation Leadership

Board LLC)が講師として来学し、工学部教員 24 人、大学院工学研究科学生 5 人の他、企業の方に

もご参加いただきました。ワークショップではスタンフォード大学機械工学科で実施されている

「ME310」と呼ばれるプログラムの概要説明とグループワークによるデザイン思考体験を行いました。

ME310 とはスタンフォード大を中心とした国際的な大学連携によるデザイン思考実践プログラムで、

世界中の学生と企業が参加し、多国籍・多分野チームによる課題解決型プロジェクト活動です。企業が

投じた課題を①課題分析、②多様なアイデア創出、③プロトタイプ製作によるアイデアの可視化と評価

のプロセス、を短期間に何度も繰り返し、革新的な製品やサービス提案を目指します。学生は、約 9 カ

月間の取り組みを通じてデザイン思考による課題解決手法と、どのような難題にも恐れず積極的に取り

組む精神を体得します。

グループワークでは 1 チーム 5 人が計 6 チームに分かれ、高齢者用支援機器や未来の家具など、そ

れぞれの課題について、「コンテキストマップ」というツールを用いて重要要件を抽出。ブレインスト

ーミングで出たアイデア群を、粘土や色紙を使って可視化したり、非常識的なアイデアもストックして

革新的な側面を抽出するなど、スタンフォード流のデザイン手法を学びました。

本学では、ロボティクス&デザインセンターなどで、今後もこのような国際的なワークショップを開

催し、日本で今後拡大するデザイン思考教育プログラムをいち早く構築していく計画です。このような

新しい工学教育を強化し、社会の多様な課題に貢献できる実践力のある学生の輩出を目指します。

ワークショップの様子

<送信枚数:本紙含む 1 枚>

■内容に関するお問い合わせ

大阪工業大学工学部事務室(担当:西川、森本) TEL.06-6954-4419

〒535-8585 大阪市旭区大宮 5-16-1

■取材のお申し込み・本件発信部署

学校法人常翔学園広報室 (担当:油井、板谷) TEL.06-6954-4026

スタンフォード大講師スタンフォード大講師スタンフォード大講師スタンフォード大講師陣陣陣陣によるによるによるによる

“デザイン思考”“デザイン思考”“デザイン思考”“デザイン思考”ワークショップを開催ワークショップを開催ワークショップを開催ワークショップを開催 シリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場にシリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場にシリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場にシリコンバレーのイノベーション創出手法を工学教育の場に

報道機関各位

2014年 12 月 2 日配信 No.27

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2017 年4月、梅田キャンパス開設予定