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誕生日のプレゼントに届いた、 恐竜の着ぐるみパジャマ。 ぼくは、うれしくて来たまま、公園へ 遊びに行きます。 ところが、本物の恐竜がやってきて 「ぼくたちの世界へ遊びにおいでよ!」 だって。 公園の遊具のトンネルをくぐると、そこは恐竜 の世界。 草食恐竜の島でおいしい果物を食べ たり、遊んでいると、こわーいティラノサウルスが 襲ってきました。 そこでぼくは勇気を出して立ち 上がります。 ぼくは、この危機を乗り越えること ができるでしょうか?! お母さんは生まれたばかりの 赤ちゃんをだっこしながら歌います。 赤ちゃんはどんどん大きくなって 2才になり、9才になり、 ティーンエイジャーになりました。 でも、夜になり少年がぐっすり 眠っているのを確かめると お母さんは子どもをだっこしな がら歌うのでした…。 「あいさつ」って大切と誰もが言うけれど…どんな時 にどんな「あいさつ」をしたらいい のかな…?? あいさつをする相手 によって、言葉を変えるといいの かな…どう思う? 大人だって、きちんとあいさつ できない人もいる。 これはカッコ 悪い。 子どものうちからあいさつ になれておくと、きっといいことが ある!お互いをわかりあうのに 役に立つ!さあ、やってみよう! 新たに家族が加わった 新鮮な驚き、戸惑いと、 やがて生まれる兄弟の絆が ユーモアあふれる表現で 描かれています。 『トリケラトプスの大逆襲』 著: 黒川 みつひろ (小峰書店) トリケラトプスのリトルホーン兄妹が泉へ 水を飲みに行くと、恐ろしいにくしょく恐竜 軍団がおそいかかってきました。 しかし仲間の石落とし作戦で、にくしょく恐竜 軍団は逃げていきました。 『ちいさなくれよん』 作: 篠塚 かをり 絵: 安井 淡 (金の星社) 知りたがりやのジョージは黄色い ぼうしのおじさんと大の仲良し。 そのジョージがどうやって大都会 ニューヨークにやってきたかを知って いますか? 知りたがりやのジョージのまわりに はトラブルがいっぱい!! 『おっぱい星人あらわる』 作: 井窪 豊 ((社)生命保険協会) 小さくなって捨てられて しまった黄色いクレヨンが、 ひよこをぬり、自動車をぬ り、小石をぬり、最後に 消えそうな星をぬるために 夜空に飛んで行きました。 “立派に世の中の役に立 って消えていった”という お話です…。 『挨拶絵本(あいさつえほん)作: 五味 太郎 (ブロンズ新社) 『ぼくがきょうりゅうだったとき』 著: 松岡 達英 (ポプラ社) 『ラヴ・ユー・フォーエバー』 作: ロバート・マンチ 絵: 梅田 俊作 (岩崎書店) 『おさるのジョージ』 作: H.A. レイ (岩波書店)

『トリケラトプスの大逆襲』ぼうしのおじさんと大の仲良し。 そのジョージがどうやって大都会 ニューヨークにやってきたかを知って

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Page 1: 『トリケラトプスの大逆襲』ぼうしのおじさんと大の仲良し。 そのジョージがどうやって大都会 ニューヨークにやってきたかを知って

 

 

誕生日のプレゼントに届いた、

恐竜の着ぐるみパジャマ。

ぼくは、うれしくて来たまま、公園へ

遊びに行きます。

ところが、本物の恐竜がやってきて

「ぼくたちの世界へ遊びにおいでよ!」 だって。

公園の遊具のトンネルをくぐると、そこは恐竜

の世界。 草食恐竜の島でおいしい果物を食べ

たり、遊んでいると、こわーいティラノサウルスが

襲ってきました。 そこでぼくは勇気を出して立ち

上がります。 ぼくは、この危機を乗り越えること

ができるでしょうか?!

しょうか?!

お母さんは生まれたばかりの

赤ちゃんをだっこしながら歌います。

赤ちゃんはどんどん大きくなって

2才になり、9才になり、

ティーンエイジャーになりました。

でも、夜になり少年がぐっすり

眠っているのを確かめると

お母さんは子どもをだっこしな

がら歌うのでした…。

「あいさつ」って大切!

と誰もが言うけれど…どんな時

にどんな「あいさつ」をしたらいい

のかな…?? あいさつをする相手

によって、言葉を変えるといいの

かな…どう思う?

大人だって、きちんとあいさつ

できない人もいる。 これはカッコ

悪い。 子どものうちからあいさつ

になれておくと、きっといいことが

ある!お互いをわかりあうのに

役に立つ!さあ、やってみよう!

新たに家族が加わった

新鮮な驚き、戸惑いと、

やがて生まれる兄弟の絆が

ユーモアあふれる表現で

描かれています。

『トリケラトプスの大逆襲』

著: 黒川 みつひろ (小峰書店)

トリケラトプスのリトルホーン兄妹が泉へ 水を飲みに行くと、恐ろしいにくしょく恐竜 軍団がおそいかかってきました。 しかし仲間の石落とし作戦で、にくしょく恐竜 軍団は逃げていきました。

『ちいさなくれよん』

作: 篠塚 かをり 絵: 安井 淡 (金の星社)

知りたがりやのジョージは黄色い

ぼうしのおじさんと大の仲良し。

そのジョージがどうやって大都会

ニューヨークにやってきたかを知って

いますか?

知りたがりやのジョージのまわりに

はトラブルがいっぱい!!

『おっぱい星人あらわる』

作: 井窪 豊 ((社)生命保険協会)

小さくなって捨てられて

しまった黄色いクレヨンが、

ひよこをぬり、自動車をぬ

り、小石をぬり、最後に

消えそうな星をぬるために

夜空に飛んで行きました。

“立派に世の中の役に立

って消えていった”という

お話です…。

『挨拶絵本(あいさつえほん)』

作: 五味 太郎

(ブロンズ新社)

『ぼくがきょうりゅうだったとき』

著: 松岡 達英 (ポプラ社)

『ラヴ・ユー・フォーエバー』 作: ロバート・マンチ 絵: 梅田 俊作 (岩崎書店)

『おさるのジョージ』

作: H.A. レイ (岩波書店)

Page 2: 『トリケラトプスの大逆襲』ぼうしのおじさんと大の仲良し。 そのジョージがどうやって大都会 ニューヨークにやってきたかを知って

 

 

一匹の探しありが女王アリに 見つけ一つづつもちかえり

差し出したクリスタルを食べた ます。

女王アリはこれをもっと食べる しかし、二匹のありはその

ことが私の望むことですと 場に残りクリスタルを食べ

アリ達に告げました。 続けてしまいます。

アリ達はもっとたくさんクリスタ 二ひきのありははたして

ルを手に入れるために危険な どうなってしまうのか?

もりの中を旅してクリスタルを

しゅくだいは、「だっこ」。

ほんとうにそんな宿題があったらいいですね!

そんな「だっこ」の宿題を、一緒にやるのがお母さ

んだけではなく、「おばあちゃんにもしゅくだいを

手伝わせておくれ」と周りがかかわっているところ

がとってもすてき。

こどもだけではなく、忙しいお母さんに読んで

ほしい本でもあります。

『しゅくだい』

作: 宗正 美子

絵: いもと ようこ (岩崎書店)

シャープでスリリング、そして

やさしさに満ちて最後は思わず

笑えるSF物語。

ショートショートとよばれるとても

短いお話31編を集めた本です。

『きまぐれロボット』

作: 星 新一 絵: 和田 誠 (理論社)

『ばけものづかい』

作: せな けいこ (童心社)

『宇宙からの声』 作: 葉 祥明 (佼成社)

私たちはどこから来たの

か。なぜ生きているのか。

壮大な愛にみちあふれた

宇宙からの「声」が今、

その真実を伝えます。

すべては「愛」から始まり

高次の宇宙へとつながっ

ています。

『海賊モーガンは僕の友だち』

作: 那須 正幹 (ポプラ社)

ケチで人使いのあらい

旦那がばけものがでると

いう屋敷に引っ越してきま

した。 毎晩いろいろなばけ

ものが現れますが、ご隠

居さんは、ばけものをこき

つかいます。あまりにも

こき使われたばけものは

どうしたのでしょうか…?

『2ひきのいけないあり』

作: C.V.オールズバーグ 訳: 村上 春樹 (あすなろ書房)

時刻を知らせる電話サービス会社のアヒルの

メアリー・アリスは仕事にムダがありません!

そんなある日風邪を引いてしまい仕事を休むこと

に…後がまを狙って動物達がやって来ますが、

さてさてどうなるでしょうか?

少年の果てしない想像力と、亡くなった

おじいさんとの心のつながりが、温かい

感動を呼び起こします。

『メアリー・アリス いまなんじ?』

文: ジェフリー・アレン

絵: ジェームズ・マーシャル 訳: 小沢正 (童話館出版)

Page 3: 『トリケラトプスの大逆襲』ぼうしのおじさんと大の仲良し。 そのジョージがどうやって大都会 ニューヨークにやってきたかを知って

『とっておきの詩』

作: 村上 しいこ

絵: 市居 みか (PHP研究所)

 

 

ボタンとうけとりぐちがあるだけの じどうはん

ばいき。 にじいろをしていて、「あなたのみかた」

って かいてある。 ほしかったモノや、ぼくをたすけ

てくれるモノが、なんでもでてくる。

ぼくだけのみかたのじどうはんばいきに、わくわく

していたのに、ある日とつぜん きえてしまった。

どうして…???

『まほうのじどうはんばいき』

作: やまだ ともこ 絵: いとう みき (金の星社)

この本は、少しおくびょうな男の子

(豆太)が大切なおじいさんを助ける

ために勇気を出して夜道を走ってお

医者さんを呼びに行くお話です。

豆太は、その帰り道に勇気のあるこ

どもしか見ることのできないという

モチモチの木を見ることができたので

す。言葉が昔話調なのでちょっと読み

づらいかも知れませんが、豆太とおじ

いさんの心温まるお話です。

『青い鳥』

作: メーテルリンク 絵: いもと ようこ

人はだれも「しあわせ」を求

めています。

しあわせを呼ぶといわれる

青い鳥。 チルチルとミチルも

「しあわせの青い鳥」を探しに

出かけます。

しあわせの青い鳥はどこにい

るのでしょう。

人のしあわせは身近な場所に

もきっとあるはず。

公園であそんだ

かえり道、けいこは

森にまよいこみ、“もりのかくれんぼう”

という男の子に出会います。

そこで、森の動物たちもいっしょに

かくれんぼをすることになりました。

みんなじょうずにかくれていますよ。

見つけることできるかな~?

そしてその森って、ほんとうは…

この本を読むと、「house is not

home」というアメリカのことわざを

思い出します。

コールテンくんは、ごうかなデパート

のお部屋を見て「おしろだ!すんで

みたい!」と思うのですが、自分を

お店からつれていってくれた女の子

の部屋を見て「これが‘うち’ってもん

だな」と思うところがとてもよいです。

そして、思いやりのある友のいる場

所こそが家とよべる場所なのだとい

う、皆の共通の思いがこめられてい

る、とてもよい絵本です。

『モチモチの木』

作: 斎藤 隆介

絵: 滝平 二郎 (岩崎書店)

『手ぶくろを買いに』

作: 新美 南吉 絵: 黒井 健 (偕成社)

「詩」を作るという、冬休みの宿題。

とってもむずかしかったのに、ついに!

ステキなことがおこりました。

とにかく「詩」をつくってみたくなる…

関西弁も楽しいお話です。

『もりのかくれんぼう』

作: 末吉 暁子 絵: 林 明子 (偕成社)

『くまのコールテンくん』

作: ドン・フリーマン 訳: 松岡享子

(偕成社)

きつね親子のすんでいる森にさむい冬が

やってきました。 かあさんぎつねはつめたい

子ぎつねの手にあう毛糸の手ぶくろを買って

やりたいと思いますが、こわい思い出があり

人間のいる町へはどうしても行くことができ

ず、子ぎつねだけが行くことに…。

子ぎつねは、あたたかい手ぶくろを手に

入れることができるのでしょうか…。