リビジョンアップ詳細情報 - HULFTHUL7-PC-HUL-023-01 Saison Information Systems CO.,LTD. HULFT7 for Windows Ver.7.3.1 ＜改善報告＞ HULFT 132 ファイルトリガ機能の検知後ジョブに関する改善

HULFT7 for Windows Ver.7.3.1

リビジョンアップ詳細情報

＜製品一覧＞

製品名バージョン

HULFT7 for Windows-EX 7.3.1

HULFT7 for Windows-ENT 7.3.1

HULFT7 for Windows-M 7.3.1

HULFT7 for Windows-L 7.3.1

＜改善一覧＞

○ HULFT

管理番号内容対象バージョン説明書参照章

132 ファイルトリガ機能の検知後ジョブに関する改善 7.2.0～7.3.0B －

151 ファイルトリガ機能に関する改善 7.2.0～7.3.0B －

165 Windows 8 および Windows Server 2012 の評価版にインス

トールできるように改善 7.3.0～7.3.0B －

＜障害一覧＞

○ HULFT

・共通

管理番号内容対象バージョン

165

履歴検索 API（hulrlog）および履歴検索拡張 API（hulrlogex）を使用

したとき、検索が異常終了（戻り値が「0」以外）となっているにもか

かわらず、正常終了（戻り値が「0」）となる場合がある

6.0.0～7.3.0B

195 ジョブ起動情報の「起動ジョブ（JOB DEF ～ DEFEND）」に指定した環

境変数が、正しく置換されない場合がある 6.0.0～7.3.0B

199

管理画面または HULFT Managerを使用して転送状況一覧画面を参照する

と、HULFT常駐プロセスからコンソールログ（hulcon.log）にエラーメッ

セージが出力される場合がある

6.0.0～7.3.0B

・配信機能


198 配信プロセス（hulsdd）が終了できない場合がある 5.0.0～7.3.0B

227 配信処理を転送速度優先モードで実施すると転送がエラー終了する場

合がある 7.3.0～7.3.0B

・要求受付機能


194 ファイルトリガ管理スレッドが異常終了しても要求受付プロセス

（hulobs）が終了しない場合がある 7.2.0～7.3.0B

1/18 HUL7-PC-HUL-023-01 Saison Information Systems CO.,LTD.


・ユーティリティ


104 管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）実行時に、不正なパラメータ

ファイルを使用してもエラーが発生しない場合がある 5.0.0～7.3.0B

151 管理情報の二重化コマンド（utladmfileadjoin）実行時に例外が発生し

て、異常終了となる場合がある 5.0.4～7.3.0B

184 不正な管理情報を使用して複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実

行しているにもかかわらず、正常終了する 5.0.0～7.3.0B

190 結合ファイル分解コマンド（utlbreak）実行時に、不正なメッセージが

出力される場合がある 5.0.0～7.3.0B

191 複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実行しても、ファイルを結合

できない場合がある 5.0.0～7.3.0B

196

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に「-o（ジョブ実行要

求結果出力ファイル名）」パラメータを指定すると、ジョブ実行要求結

果に不正な「RC（完了コード）」が出力される場合がある

5.0.0～7.3.0B

197 外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）でエラーが発生したときに、

エラーメッセージが表示されない場合がある 5.0.0～7.3.0B

203

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に「-w（同期実行待ち

時間）」パラメータを指定すると、システム動作環境設定の「ソケット

リードタイムアウト（socktime）」の設定値を超えて無通信状態が続い

ても無通信タイムアウトが発生しない場合がある

7.0.0～7.3.0B

205 外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）実行時に、不正なエラーコー

ドで終了する場合がある 5.0.4～7.3.0B

209 管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）を実行しても管理情報が登録

できない場合がある 5.0.0～7.3.0B

・管理画面


801 状況照会の一覧画面で[上検索]ボタン、または[下検索]ボタンをクリッ

クすると、設定した検索条件がクリアされる 7.0.0～7.3.0B

812

改行が直接入力できる項目に、改行コード（0x0A）を含んだ文字列を貼

り付けると、改行コード（0x0A）が文字列として貼り付けられる場合が

ある

7.3.0～7.3.0B

841 参照権限のない画面の画面レイアウトをインポートできる場合がある 7.2.0～7.3.0B

842 コンソール画面の画面レイアウトをインポートすると、コンソール画面

がタブで表示される場合がある 7.2.0～7.3.0B

843 レイアウトをインポートした際、エクスポートしたときのレイアウトと

違うレイアウトで表示される場合がある 7.3.0～7.3.0B

941 コンソール画面を起動した状態で管理画面を終了させると、コンソール

ログ（hulcon.log）にエラーメッセージが出力される場合がある 7.3.0～7.3.0B

■ 「説明書参照章」

詳細につきましては「HULFT7 新機能・非互換説明書最新版」の該当章を参照してください。

■ 「対象バージョン」

「対象バージョン」に Ver.5、Ver.6 を含んでいる場合、Ver.5、Ver.6 のリビジョンアップで既に改善・障害対

応が完了している場合があります。また、今後対応する可能性もあります。

改善および障害内容の詳細は、下記の改善報告・障害報告を参照してください。



＜改善報告＞

○ HULFT

132 ファイルトリガ機能の検知後ジョブに関する改善

以下の条件をすべて満たすと、検知後ジョブ起動時にファイルが他のプロセスまたはアプリケー

ションで使用されていないことを確認できるまで待機します。

・「ファイル操作確認（FILECHECK）」に“する（Y）”を設定

・「ファイル操作確認待機（FILECHECKWAIT）」に“する（Y）”を設定

この待機中にファイルの監視間隔が経過してファイル変更を検知すると、重複してジョブが起動さ

れていましたが、重複したジョブが起動されないように改善しました。

151 ファイルトリガ機能に関する改善

ファイルトリガ機能を利用しない場合、ファイルトリガ管理スレッドおよびファイルトリガ実行ス

レッドを起動せずに運用できるように改善しました。

要求受付定義ファイル（service.dat）のファイルトリガ（HULTRG）を省略した場合は、ファイル

トリガ管理スレッドおよびファイルトリガ実行スレッドは起動されません。

165 Windows 8および Windows Server 2012の評価版にインストールできるように改善

以下の OSの対応に伴い、インストーラプログラムを更新しました。

・ Windows 8 評価版

・ Windows 8.1 評価版

・ Windows Server 2012 評価版

・ Windows Server 2012 R2 評価版



＜障害報告＞

○ HULFT

・共通

165

履歴検索 API（hulrlog）および履歴検索拡張 API（hulrlogex）を使用したとき、検索が異

常終了（戻り値が「0」以外）となっているにもかかわらず、正常終了（戻り値が「0」）

となる場合がある

①現象

履歴検索 API（hulrlog）および履歴検索拡張 API（hulrlogex）を使用したとき、検索が異常

終了（戻り値が「0」以外）の結果となっているにもかかわらず、正常終了（戻り値が「0」）

となる場合があります。

この障害により、管理画面および HULFT Managerから履歴の一覧を参照するときにエラーが発

生していても、正常終了する場合があります。

②対象バージョン

Ver.6.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下を実行したときに【条件 1】および【条件 2】を満たしていると、発生する場合がありま

す。

・アプリケーションから履歴検索 API（hulrlog）、または履歴検索拡張 API（hulrlogex）

を実行

・管理画面および HULFT Managerを使用して、[状況照会]メニューの一覧画面を表示

【条件 1】

・以下のいずれかの履歴スイッチファイルが存在する

・配信履歴（スイッチ）（hulsndlg.sw.dat）

・集信履歴（スイッチ）（hulrcvlg.sw.dat）

・要求受付履歴（スイッチ）（hulobslg.sw.dat）

・スケジュール履歴（スイッチ）（schlog.sw.dat）

【条件 2】

・履歴ファイル（履歴スイッチファイルも含む）の読み込みでエラーが発生する

④代替方法

ありません。

⑤修正後

履歴検索 API（hulrlog）および履歴検索拡張 API（hulrlogex）を使用したときに、正しい戻

り値で終了します。

また、管理画面および HULFT Manager から履歴の一覧を参照するときにエラーが発生すると、

エラーのダイアログが表示された後、終了します。



195 ジョブ起動情報の「起動ジョブ（JOB DEF ～ DEFEND）」に指定した環境変数が、正しく置

換されない場合がある

①現象

ジョブ起動情報の「起動ジョブ（JOB DEF ～ DEFEND）」に指定した環境変数が、ジョブ実行

時に置換されない場合があります


Ver.6.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

ジョブ起動情報の「起動ジョブ（JOB DEF ～ DEFEND）」に指定した環境変数が、以下のよう

に記述されている場合に発生します。

・複数の環境変数を、スペースおよびタブを挟まずに隣接して記述

例）$FILENM$FILEID

④代替方法

ありません。

⑤修正後

ジョブ起動情報に指定した環境変数は、ジョブ実行時に正しく置換されます。

199 管理画面および HULFT Manager を使用して転送状況一覧画面を参照すると、HULFT 常駐プ

ロセスからコンソールログ（hulcon.log）にエラーメッセージが出力される場合がある

①現象

管理画面および HULFT Manager を使用して転送状況一覧画面を参照すると、HULFT 常駐プロセ

スからコンソールログ（hulcon.log）にエラーメッセージが出力される場合があります。


Ver.6.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

管理画面および HULFT Managerを使用して転送状況一覧画面を参照すると、発生する場合があ

ります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

HULFT 常駐プロセスからコンソールログ（hulcon.log）に、エラーメッセージは出力されませ

ん。



・配信機能

198 配信プロセス（hulsdd）が終了できない場合がある

①現象

配信プロセスが終了できなくなる場合があります。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件を満たして配信プロセスの終了処理を実行すると、発生する場合があります。

・ 2つ以上の配信処理を実施

・配信プロセスを実行している OSの負荷が高い

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合でも、配信プロセス（hulsdd）を終了できます。

227 配信処理を転送速度優先モードで実施すると転送がエラー終了する場合がある

①現象

配信処理を転送速度優先モードで実施すると、転送がエラー終了する場合があります。

エラー発生時は、以下の完了コードで終了します。

334720-00000


Ver.7.3.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件を満たして配信処理を実行すると、発生する場合があります。

・配信側 HULFTのシステム動作環境設定の「電文転送タイプ（proctranstype）」に、以下

のいずれかを設定

・ “S（配信速度優先モード）”

・ “A（集配信速度優先モード）”

・集信側 HULFTのシステム動作環境設定の「電文転送タイプ（proctranstype）」に、以下

のいずれかを設定

・ “R（集信速度優先モード）”

・ “A（集配信速度優先モード）”

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件を満たした場合でも、配信処理はエラー終了しません。



・要求受付機能

194 ファイルトリガ管理スレッドが異常終了しても要求受付プロセス（hulobs）が終了しない

場合がある

①現象

ファイルトリガ管理スレッドが異常終了しても、要求受付プロセス（hulobs）が終了しない場

合があります。


Ver.7.2.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

ファイルトリガ管理スレッドが異常終了したときに発生する場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

ファイルトリガ管理スレッドが異常終了すると、要求受付プロセス（hulobs）が終了します。



・ユーティリティ

104 管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）実行時に、不正なパラメータファイルを使用し

てもエラーが発生しない場合がある

①現象

管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）実行時に、不正なパラメータファイルを使用しても

エラーが発生しない場合があります。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）で、使用するパラメータファイルの「END」行の先

頭から 3バイトが「END」という文字で、4バイト以上の文字列の場合に発生します。

例）ENDA

④代替方法

ありません。

⑤修正後

管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）実行時に不正なパラメータファイルを使用すると、

エラーが発生します。

151 管理情報の二重化コマンド（utladmfileadjoin）実行時に例外が発生して、異常終了とな

る場合がある

①現象

管理情報の二重化コマンド（utladmfileadjoin）実行時に例外が発生して、異常終了する場合

があります。


Ver.5.0.4～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件を満たして管理情報の二重化コマンド（utladmfileadjoin）を実行すると、発生す

る場合があります。

・システム動作環境設定の「管理情報の二重化（adjoinadminfile）」に“1（管理情報を

二重化する）”を設定

・メモリ資源が不足

④代替方法

ありません。

⑤修正後

管理情報の二重化コマンド（utladmfileadjoin）実行時に例外が発生せず、正常終了します。



184 不正な管理情報を使用して複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実行しているにもかか

わらず、正常終了する

①現象

不正な管理情報を使用して複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実行しているにもかかわ

らず、正常終了します。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件をすべて満たすと発生する場合があります。

・結合ファイルの「ファイルタイプ」に“m（マルチフォーマット形式）”を指定

・マルチフォーマット情報の「デフォルトフォーマット ID（DFMTID）」に指定されている

フォーマット情報のレコード長が「キー長（KEYLEN）」未満

④代替方法

ありません。

⑤修正後

不正な管理情報を使用して複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実行すると、エラーコー

ド「98」で終了します。

190 結合ファイル分解コマンド（utlbreak）実行時に、不正なメッセージが出力される場合が

ある

①現象

結合ファイル分解コマンド（utlbreak）実行時に、不正なメッセージが出力される場合があり

ます。

例）コマンド：utlbreak -infile join.dat -seqnbr 1 -outfile out -dir aaa

メッセージ：No.0001 broken up to aaa\out

※ファイルはカレントディレクトリに出力されます。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

結合ファイル分解コマンド（utlbreak）実行時に、以下のパラメータを指定すると発生します。

・「-outfile（出力ファイル名）」パラメータ

・「-dir（分解ファイルの生成フォルダ）」パラメータ

④代替方法

ありません。

⑤修正後

結合ファイル分解コマンド（utlbreak）実行時に、正しいメッセージが出力されます。

例）コマンド：utlbreak -infile join.dat -seqnbr 1 -outfile out -dir aaa

メッセージ：No.0001 broken up to out



191 複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実行しても、ファイルを結合できない場合がある

①現象

複数ファイル結合コマンド（utljoin）を実行しても、ファイルを結合できない場合がありま

す。

例）コマンド：utljoin -infile 表 b -outfile hyo.dat –r

メッセージ：utljoin:ファイルが見つかりません。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

複数ファイル結合コマンド（utlbreak）実行時に、以下の条件を満たすと発生します。

・「-infile（入力ファイル名）」パラメータに指定した入力ファイル名の最後の文字が全

角文字である

・上記文字の 2バイト目に「0x5C」が存在する

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合でも、ファイルを結合できます。

196

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に「-o（ジョブ実行要求結果出力ファイル

名）」パラメータを指定すると、ジョブ実行要求結果に不正な「RC（完了コード）」が出

力される場合がある

①現象

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に「-o（ジョブ実行要求結果出力ファイル名）」

パラメータを指定すると、ジョブ実行要求結果出力に不正な「RC（完了コード）」が出力され

る場合があります。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に、以下の条件を満たすと発生する場合があ

ります。

・「-o（ジョブ実行要求結果出力ファイル名）」パラメータを指定

・要求受付プログラムでエラーが発生

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件の場合でも、正しい完了コードが出力されます。



197 外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）でエラーが発生したときに、エラーメッセージ

が表示されない場合がある

①現象

外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）でエラーが発生したときに、エラーメッセージが

表示されない場合があります。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）実行時に、以下の条件を満たすと発生します。

・正しいパラメータを指定

・処理実行中にエラーが発生

④代替方法

ありません。

⑤修正後

外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）でエラーが発生すると、エラーメッセージが表示

されます。

203

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に「-w（同期実行待ち時間）」パラメータ

を指定すると、システム動作環境設定の「ソケットリードタイムアウト（socktime）」の

設定値を超えて無通信状態が続いても無通信タイムアウトが発生しない場合がある

①現象

リモートジョブ実行コマンド（utlrjob）実行時に「-w（同期実行待ち時間）」パラメータを

指定すると、システム動作環境設定の「ソケットリードタイムアウト（socktime）」の設定値

を超えて無通信状態が続いても無通信タイムアウトが発生しない場合があります。


Ver.7.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件をすべて満たしてリモートジョブ実行コマンド（utlrjob）を実行すると発生しま

す。

・要求受付先の HULFTが Ver.6.3.0以降

・「-w（同期実行待ち時間）」パラメータを指定

・上記の同期実行待ち時間とシステム動作環境設定の「ソケットリードタイムアウト

（socktime）」の設定値との間に、以下の関係が成立

X < Y + 60

X：「ソケットリードタイムアウト（socktime）」の設定値

Y：「-w（同期実行待ち時間）」パラメータの設定値

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記条件を満たした場合でも、システム動作環境設定の「ソケットリードタイムアウト

（socktime）」の設定値を超えて無通信状態が続くと、無通信タイムアウトが発生します。



205 外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）実行時に、不正なエラーコードで終了する場合

がある

①現象

外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）実行時に、不正なエラーコード「10」で終了する

場合があります。


Ver.5.0.4～Ver.7.3.0B

③発生条件

外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）実行時に外字テーブル展開ファイル（gtXtoX.xtd）の読み込み処理に失敗すると、発生する場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

外字テーブル展開コマンド（utlgtfextdV）実行時に、正しいエラーコード「53」で終了しま

す。



209 管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）を実行しても管理情報が登録できない場合があ

る

①現象

管理情報バッチ登録コマンド（utliupdt）を実行しても管理情報が登録できない場合がありま

す。


Ver.5.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の管理情報を登録するときに【条件 1】または【条件 2】を満たすと発生します。

・転送グループ情報

・ジョブ起動情報

・フォーマット情報

・マルチフォーマット情報

【条件 1】

・各管理情報の「DEF」から「DEFEND」の間に「DEFEND」から始まる文字列が存在する

・「DEFEND」から始まる文字列の次の行が「COMMENT=」または「END」から始まる文字列で

ある

【条件 2】

・各管理情報の「DEF」から「DEFEND」の間に以下の文字列が存在する

・ SNDFILE=

・ RCVFILE=

・ JOB=

・ GRP=

・ HOST=

・ FMT=

・ MFMT=

・ TRGID= (*1)

*1：HULFT Ver.7.2.0以降を使用する場合のみ、問題が発生します。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

管理情報が正しく登録されます。



・管理画面

801 状況照会の一覧画面で[上検索]ボタン、または[下検索]ボタンをクリックすると、設定し

た検索条件がクリアされる

①現象

状況照会の一覧画面で[上検索]ボタン、または[下検索]ボタンをクリックすると、設定した検

索条件がクリアされてしまいます。

現象が発生する状況照会の一覧画面と項目名は以下となります。

一覧画面項目名

配信状況一覧ファイル ID

ホスト名

集信状況一覧ファイル ID

ホスト名

要求状態確認サービス名

スケジュール履歴一覧スケジュール ID


Ver.7.0.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の手順で発生します。

・状況照会の一覧画面で検索条件を設定

・状況照会の一覧画面の[上検索]ボタン、または[下検索]ボタンをクリック

④代替方法

ありません。

⑤修正後

状況照会の一覧画面で[上検索]ボタン、または[下検索]ボタンをクリックしても、設定した検

索条件は保持されます。

812 改行が直接入力できる項目に、改行コード（0x0A）を含んだ文字列を貼り付けると、改行

コード（0x0A）が文字列として貼り付けられる場合がある

①現象

改行コード（0x0A）を含んだ文字列を、改行が直接入力できる項目に貼り付けると、改行コー

ド（0x0A）が削除されずに貼り付けられる場合があります。

改行が直接入力できる項目は以下となります。

・ジョブ起動情報更新画面の「起動ジョブ」

・メール連携情報更新画面の「本文」


Ver.7.3.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

改行コード（0x0A）を含んだ文字列をコピーし、改行を直接入力できる項目に貼り付けると発

生する場合があります。

④代替方法

ありません。

⑤修正後

改行コード（0x0A）を含んだ文字列を貼り付けると、改行コード（0x0A）が削除されて貼り付

けられます。



841 参照権限のない画面の画面レイアウトをインポートできる場合がある

①現象

参照権限のない画面の画面レイアウトをインポートできる場合があります。

該当する権限と画面の組み合わせは以下のとおりです。

権限画面名

システム管理参照権限プロセスコントローラ画面


Ver.7.2.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件をすべて満たすと発生します。

・システム動作環境設定の「管理画面セキュリティ（admcheck）」に“1（管理画面セキュ

リティ機能有効）”を設定

・システム動作環境設定の「パスワードチェック（password）」に“1（パスワードチェッ

クをする）”を設定

・システム管理参照権限がないユーザで管理画面にログインしている

・プロセスコントローラ画面を含む画面レイアウトをインポートする

④代替方法

ありません。

⑤修正後

参照権限のない画面の画面レイアウトをインポートすると、「参照権限がないため、以下の画

面がインポートできませんでした。」というエラーメッセージが表示されます。



842 コンソール画面の画面レイアウトをインポートすると、コンソール画面がタブで表示され

る場合がある

①現象

参照権限がない画面とコンソール画面を含む画面レイアウトをインポートすると、「ドッキン

グ状態が不正です。」というエラーダイアログが表示された後、コンソール画面がタブで表示

されます。


Ver.7.2.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の条件をすべて満たすと発生します。

・ HULFTのサービスが起動している

・システム動作環境設定の「管理画面セキュリティ（admcheck）」に“1（管理画面セキュ

リティ機能有効）”を設定

・システム動作環境設定の「パスワードチェック（password）」に“1（パスワードチェッ

クをする）”を設定

・任意の参照権限がないユーザで管理画面にログインしている

・参照権限のない画面とコンソール画面を含む画面レイアウトをインポートする

④代替方法

ありません。

⑤修正後

参照権限がない画面とコンソール画面を含む画面レイアウトをインポートすると、「参照権限

がないため、以下の画面がインポートできませんでした。」というエラーダイアログが表示さ

れ、その後、コンソール画面がドッキング状態で表示されます。



843 レイアウトをインポートした際、エクスポートしたときのレイアウトと違うレイアウトで

表示される場合がある

①現象

レイアウトをインポートした際、参照権限が与えられていない画面がレイアウトに含まれてい

ると、エクスポートしたときのレイアウトと違うレイアウトで表示される場合があります。


Ver.7.3.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下のいずれかの手順で発生します。

【手順 1】

・表示されている画面がすべてフローティング

・画面レイアウトをエクスポート

・エクスポートした画面のいくつかに対して参照権限がないユーザでインポート

【結果 1】

・参照権限のある画面がすべてドッキングされた状態で表示

【手順 2】

・表示されている画面がタブとフローティングの混在

・画面レイアウトをエクスポート

・エクスポートしたタブの画面に対して参照権限がないユーザでインポート

【結果 2】

・参照権限のある画面がすべてタブの状態で表示

④代替方法

ありません。

⑤修正後

参照権限が与えられていない画面が含まれたレイアウトをインポートしても、参照権限のある

画面は、エクスポートした際のレイアウトと同じレイアウトで表示されます。



941 コンソール画面を起動した状態で管理画面を終了させると、コンソールログ（hulcon.log）

にエラーメッセージが出力される場合がある

①現象

コンソール画面を起動した状態で管理画面を終了させるとコンソールログ（hulcon.log）に以

下のエラーメッセージが出力される場合があります。

メッセージ：X003110 (109)コンソールとのパイプが終了しました。


Ver.7.3.0～Ver.7.3.0B

③発生条件

以下の手順で操作すると、発生する場合があります。

・管理画面のメインメニューで[ツール]-[コンソール]メニューを選択し、コンソール画面

を開く

・管理画面を[×]ボタンで閉じる

④代替方法

ありません。

⑤修正後

上記発生条件を満たしても、コンソールログ（hulcon.log）にエラーメッセージは出力されま

せん。

以上


Documents

リビジョンアップ詳細情報 - HULFTHUL7-PC-HUL-023-01 Saison Information Systems CO.,LTD. HULFT7 for Windows Ver.7.3.1 ＜改善報告＞ HULFT 132 ファイルトリガ機能の検知後ジョブに関する改善