17
Hitotsubashi University Repository Title Author(s) �, Citation �, 41(4): 346-361 Issue Date 1959-04-01 Type Departmental Bulletin Paper Text Version publisher URL http://doi.org/10.15057/3734 Right

アルフレッド・マーシャル URL Righthermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/3734/1/...一 橋論叢 第四十 一 巻 第四親 (48) A 】 済 学 者 の 誰 に も

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Hitotsubashi University Repository

Title アルフレッド・マーシャル

Author(s) 馬場, 啓之助

Citation 一橋論叢, 41(4): 346-361

Issue Date 1959-04-01

Type Departmental Bulletin Paper

Text Version publisher

URL http://doi.org/10.15057/3734

Right

Page 2: アルフレッド・マーシャル URL Righthermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/3734/1/...一 橋論叢 第四十 一 巻 第四親 (48) A 】 済 学 者 の 誰 に も

7'

:

一 橋 論叢 第 四十 一 考 第四 競 ( 46 )

ド・

性椿

ド・

A-

符e

己P

誌F

巴-

(

-

志~

-

¢

N

e

著作を

通じて

しか

知ら

な、い

ずの

とっ

も、

柄を

身近

もの

して

感ずる

は、

弟子た

ちの

書い

追憶類

くに

イン

甘Fロ

=

内e

ロeS

傑れ

俸+

l

とこ

多い

停+

は、

経済畢の

形成の

秘密を

間と

深く

沈潜し

究明

うと

した

で、

類例の

少ない

傑れ

評俸で

る。

完成し

経済学

者と

して

仰ぎ

見る

く、

論創造の

程をマ

内面で

事っ

魂を

封此

重き

うと

して

る。

肉の

通っ

間像を

げて

る。

まこ

とに

調

子の

高い

的な

香気を

もっ

評停で

る。

2

はマ

許し

う書い

る。

紀末期に

徳科

学の

講座を

捨任し

人の

僚、

ー・

γ

He

ロ→

身弓

i

O

ジェ

甘2e

S

Wp

えr

く、

γ

ド・

聖人

牧師の

部額に

廃して

た。

く二

重の

性椅を

有して

時に

挙着で

あっ

た。

教者ま

牧師と

して

他の

様の

人々

別に

秀で

けで

い。

者と

は、

門の

領域に

最近百

年問に

ける

界の

第一

者で

あっ

た。

もか

ずか

身が

要視し

第一

性蒋で

あっ

た。

_

3 4 ♂

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=l

( 4 7 ) ア ル フ レア ド ・ マ ー

シ ャル

第一

自我こ

主人

るぺ

きで

第二

白故は

使で

と、

考え

た。

第二

自我は

知識の

知識を

求め

が、

第一

我は

賓際的

歩め

要に

論的

味を

属さ

た。

鷲の

銃眼と

虞巽は

道学者の

命令を

めに

呼び

返え

.れ

た。

イン

性布こ

解の

鍵と

きもの

見た

所、

自身の

標の

動揺と

カの

費、

また

封する

3

評償

すな

寄せ

られ

同感と

撥+

-こ

らは

すべ

性希に

する

だ。

う考

て、

はこ

面の

葛藤を

中心

して

間像を

的に

蓋き

して

あっ

た。

悠容大河の

流れ

感の

経済

草原理』

守軋

営首訂h

昏Q

営∋

Qh

は、

束呵

成に

讃み

情熱を

起さ

もの

ない

書物か

讃み

は、

典的な

安定感を

保っ

高み

すらい

る。

は+

うい

古典

的なマ

背後に

内面の

分裂に

苦闘する

苦行

者の

蛮を

重き

して

る。

俸+

は『

経済

草原理』

際立っ

野照

して

る。.

封照こ

そ、

社食科撃と

して

経済学の

方に

唆する

多い

経済理

論の

専門の

領域に

て、

経済学原理』

後来の

論に

よっ

批判に

らさ

れ、

論は

多くの

部面に

陳腐な

る。

もこ

原理』

背後に

潜む

経済学者と

苦闘の

要は

経済

学の

研究を

志すも

間的共

感を

呼び

起さ

ない

い。

俸+

経済

草原理』

は、

典的な

安静か

揺り

動か

て、

創造の

めの

苦闘の

録と

永く

讃み

くこ

とで

う。

最大の

批判者の

が、

俸+

よっ

経済草原理』

興味を

永績的な

高め

けで

る。

性櫓は

草者と

学者の

葛藤と

.て

経済学の

成過

程を

彩っ

た。

科学者と

資質は

何よ

ずそ

敷革研究に

た。

ト・

学び

六五

年数学優等試験を

第二

位で

通過し

は、

:ン

警告

ば、

時代の

教理

3 4 7.

■i..L

【転か〕+

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橋論叢 第 四十一

巻 第四 親 ( 4 8 )

.A】

済学者の

誰に

劣ら

ず、

数理

解析の

能力

もっ

た。

うい

うか

が、

古典汲

経済学の

分析論理

数理

的に

味し

て、

精密な

分析用

具を

鍛え

容易

なこ

あ/ノ

う。

じつ

は一

年すで

推論を

きる

数式に

翻案し

て、

に一

般性を

nU

興し

うと

努めて

る。

する

ば、

年少

すで

数理

経済学者と

して

家を

とで

う。

数理

経済聾者と

して

終始する

は、

社合哲

撃者と

して

富な

質感を

すぎ

た。

経済

畢研究の

標を

社食に

ける

間の

完成を

促進する

た。

数畢を

もっ

畢窓を

巣立

ち、

ケン

ト・

(

~七

牛)

なっ

が、

年に

ト・

し、

時代の

食哲学

者と

交わ

た。

時代は

まさ

論の

撃の

あっ

た。

間性の

形成に

及ぼ

合環

境の

響に

注目

する

が、

昔時の

潮で

あっ

た。

間の

可能的な

資質を

張さ

うな

社食環

境の

育成こ

牡合哲啓上の

基本問題で

考え

た。

境の

構成要素と

して

経済的保

件の

要さ

気づ

て、

済学研究に

志し

あっ

た。

特に

貧困

なる

能力を

伸ば

ず、

めに

涯貧困よ

脱却で

な・い

努働者の

遇の

善こ

そ、

経済畢研究に

託さ

食的目

的で

ある

見て

たの

る。

は一

年か

ら一

年に

時期

を、

経済学研

究の

徒弟時代+

呼ん

が、

誰か

人の

経済学

者に

師事し

徒弟+

なっ

けで

ない

前述した

に、

経済学原理』

傾倒し

学び

直すこ

で、

済分析の

論理を

鍛え

うと

して

けれ

ども

眞に

畢び

知ろ

うと

経済の

賓そ

もの

あっ

た。

産業産済の

事情を

廉く

調

して

勢働者の

形成を

規定

する

要因を

し、

どの

うに

ば、

労働者に

間ら

しい

活を

保護し

完成

促進

うる

知ろ

うと

た。

調

資料の

蒐集が

今日

進ん

ない

常時に

あっ

は、

欒な

仕事で

あっ

た。

経済事情を

廣般に

調

ばか

りで

く、

年に

経済調査

めに

旗行して

る。

や、

味に

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( 4 9 ) - ア ル フ レ ア 下 ・ マ ー シ ャ ′レ

身に

経済分析の

論理

も、

らの

調

資料に

て、

間生

活に

とっ

もっ

義を

する

まで

は、

経済寧上の

成果と

た。

成の

由が

ある

間生

活の

とい

虜般な

賓際的

的と

精密な

科学

的分

析と

は、

富な

資際的知識の

積を

通し

み、

その

結合の

能性が

拓か

る。

がマ

期の

見解で

あっ

た。

仕事を

すす

めて

くに

て、

箕際的知識の

累積だ

けで

は、

結合が

とどこ

なく

進行

する

もの

ない

が、

らか

なっ

た。

後述する

が、

ずれ

よ、

性格は

経済理

論の

成の

めに

骨の

折れ

仕事を

課した

なる

的の

囲が

何らか

哲草上の

論的固

式を

もっ

り、

経済の

分析理

論とを

結び

けれ

ば、

経済撃の

膿系が

成さ

とい

うの

ば、

徒弟時代+

短か

経っ

とで

う。

しか

はマ

場合で

なか

た。

形而上

畢か

倫理

寧に

樽ん

じ、

らに

痔し

経済畢研究を

志し

ない

が、

はマ

何ら

哲畢説

ない

倫理

畢説

改め

もっ

経済畢研究を

とい

意味で

ない

.マ

哲学

食哲寧ある

はベ

功利主

義説

深く

究し

賓で

が、

らの

あた

える

哲学的横国の

なか

経済学説を

組み

とい

う事賓は

ない

史学況や

義と

との

違鮎

る。

ある

もの

は、

経済学説

けで

る。

ばし

質的と

われ

を、

経済学

説の

なか

集し

した

る。

徒弟

時代+

ぎヽ

調

施行か

らの

踪圃を

もっ

終っ

とみ

は、

新しい

経済

論形成に

要な

資料

蒐集が

應の

成果を

収め

物語っ

る。

残る

仕事は

古典汲理

論の

吟味に

よっ

分析論理

賓際的

知識に

槍讃し

する

とで

る。

論髄系が

経済草原

理』

して

刊行さ

は、

なお

十五

年を

要し

た。

間、

は一

年に

移り

草主

(

~八

年)

余程清孝教授(

~八二

年)

β垂∂

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;滋

. \

♪′

0-

ヽ)(戟四第一 橋論叢 第 四十 一

経済草講師と

経済単著と

して

位を

築い

き、

八五

年に

教授の

後を

そっ

リッ

蘇り

経済学教授に

任し

る。

た一

八七

年に

第一

著作『

業経

済学』

軸旨

喜ヨ

e

旨乳

監哩

が、

著の

形で

行さ

た。

はマ

経済寧が

すで

に一

八三

年頃に

髄系的なま

見せ

始めて

る。

じつ

八八

年の

リプ

任講演で

は、

らか

経済畢の

核心

る。

学の

状+

→Fe

ロ+

e

S

e

ロ叶

冒s

EO

n

Of

E〔

ロO

m叶

論じて

経済畢の

課題と

封威する

態度を

明ら

た。

経済学に

封する

最良の

見出し

うる

講演で

ず十

紀中

葉以

衆生

進化

論の

撞頭に

伴っ

食科

挙の

法論が

欒草して

とに

注意

うな

して

る。

間性は

けっ

して

萬古不

襲の

もの

く、

政令的環

境とと

欒化

する

もの

る。

社食進化の

論を

もっ

究明

たとこ

り、

たこ

もっ

てベ

サム

流の

功利主義に

批判を

加え

ろの

もの

あっ

た。

経済

拳の

分野に

あゥ

も、

+

2托e

訂s-

-

め∂

論に

たっ

古典汲

経済畢の

間観を

批列し

た。

らの

批判の

由っ

きた

的理

由を

く理

解した

社食の

有機的

進化

信憑

して

ある

有機的進化の

想だ

経済

畢が

成さ

けの

もの

ない

経済単に

固有な

法論理

ずで

る。

はス

経済寧を

科学と

して

成立

は、

固有の

法論理

見し

めで

見る

論理の

核心

すもの

は、

経済行為

機を

慣侶を

もっ

計量する

る。

経済債値の

表彰と

幣が

社食的に

通用し

場合

は、

経済行為の

動機を

貨幣量を

もっ

る。

とは

何ら

特別な

間観と

結び

くもの

い。

社食環

境の

欒化に

伴っ

て、

間性に

もま

史的

韓が

あっ

して

も、

社食生

活の

分野に

為の

動機が

貨幣を

もっ

計量さ

とい

事資に

攣り

ない

ずで

ある

経済学者はこ

事賓に

目し

くて

ない

食の

有機

的進

する

て、

経済の

固有の

論理

無成する

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) ア ル フ レ ア F ・ マ ー シ ャ ルlり

はこ

うに

経済寧の

榎を

た。

経済尊者と

して

髄的な

仕事は

あい

橋を

すこ

あっ

た。

賓際的な

知識の

積は

疑い

くこ

架橋作業の

有力

補助

段と

う。

しか

経済資料そ

もの

は、

論に

介さ

くて

は、

何ら

意味ある

事柄を

語る

もの

ない

論に

介と

は、

とっ

て、

料の

すよ

事寛が

計量性あ

動機が

漸次均衡して

社食的事象と

着して

くこ

成立

して

きた

明ら

する

とに

ない

事茸を

特殊な

面か

象し

て、

的なも

還元

して

経済法

別の

うと

た。

茸を

知っ

とい

うだ

けで

は、

経済理

論の

髄系構

築に

要な

架橋作業が

きる

もの

■こ

束づ

くよ

うに

なっ

る。

経済畢の

状+

は、

なお

架橋作業の

慣的

容に

腐れ

ない

作業の

要さ

束づ

ない

史寧汲や

放棄し

社食現象の

すぺ

含し

髄系を

挙に

総合

社食撃と

して

樹立し

うる

うに

考え

鹿骨

聾者に

封して

批判を

加え

まる

積極的な

容が

示さ

たの

は、

まで

経済

草原理』

あっ

た。

八五

年の

夏の

暇か

らマ

経済草原理』

成稿の

取ま

めに

か、か

が、

完成し

刊行を

見た

漸く

とで

ぁっ

た。

著は

分析理

論の

核心を

衡理

論と

して

する

に、

経済祀

含の

組合

的な

論を

積み

重ね

て、

有機的

長の

過程を

明し

うと

して

る。

数学者マ

とっ

古典撃沈の

債値論を

均衡理

論と

して

型化

する

事で

かっ

ぅ。

また

道徳

哲学者マ

とっ

経済政

令の

有機

長の

想を

露する

容易なこ

う。

経済筆者マ

仕事は

面を

合する

あっ

た。

徒弟時代+

終っ

年は

仕事の

傾注さ

た。

仕事を

成就し

は、

まさ

相反

する

重の

資質を

時に

兼ね

備え

めで

ある

が、

■そ

との

えに

..▲

仕事は

難か

しい

もの

なっ

た。

年の

経済畢

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怒+

)25/

し静"四第一 橋論叢

第四 十 一 巻

原理』

初版そ

もの

も、

けっ

して

安住

して

ない

原理』

第八

版が

九二

年に

まで

理』

訂の

仕事を

けて

ある

原理』

傾倒が

第三

著作『

業と

貿易』

旨、礼

莞叶

S札

ゴ占札内

(

-

ビゼ

第四

著作

幣・

用・

業』

b

莞苧

苧乱叫

§丸

qQ

ヨヨ

等Qへ

(-

諾ぃ

)

刊行を

た。

特に

貨幣

信用

商業』

は、

すで

徒弟時

代+

創出した

新的な

貨幣理

論や

貿易理

論を

初めて

取ま

めて

蜃表した

注目

すべ

著作で

ある

が、

年の

執筆に

もの

めに

清新な

迫力

吹い

る。

して

徐年に

及ぶ

長い

涯の

牛ば

は、

他の

作を

犠牲に

専ら

理』

めに

捧げ

とい

い。

原理』

もに

飴年は

また

性椿と

闘っ

時間で

あっ

た。

りピ

編『

ド・

憶』

(

箋葛㌣

已わ

Q

ヒヽ1

き岩

ぎ岸

A.C.

好○

e

d.

}

「○

dO

+浩山

)

は、

その

第一

部に

ナ]

村e

セロe

∽、

句.

ぺ.

Ed

ge

弓○

ユダ

C.

句P

¥

A.

出ゐ

已Pロ∽

-

A.

C.勺

i

gO

る。

イン

別に

集』

(

内払

わ▲

遥わ

b叫

竜⊇+

首ぎ

PO

邑○

ロー

£山

Ze

e

中-

巴-

)

鐘さ

る。

わー.

=

村e

y

ne∽

∴へ

A-

旨e

d

呂P→

F

巴-

拘ゎ

旨篭

3

.

望遠言-

ざ、

Ze

w

e

d.

p

-

全〕

.

れり吋

訂札

.

叫Jt

A.

堺ロ

ヨpe

t

e

J

屯叶

亀葛聖

ミっ

由墓

喜→

已Q

→ゝ

岩音乳句

Ze

句○

打-

-

諾阜

まか

りマ

身の

書い

ト、

.(1

.

]

内e

q

ロe

∽、

8㌻

p.

-

竺.

)

の前

掲『

ド・

憶』

れて

る。

革新

経済草原理

展開し

慣系は

経済社食の

有機的

成長の

過程を

究明

する

に、

間の

経済行動の

分析用

具を

秩序

置し

あっ

た。

従来の

典汲

論と

封比し

ば、

ず経済社食の

秩序に

関する

念が

違して

た。

典派理

論に

あっ

は、

経済社

食に

自然秩序が

潜ん

間の

経済行

動を

規制する

社食観が

配して

た。

自然

秩序は

合理

なも

であ

る。

典畢汲

とっ

は、

秩序の

合理

性を

明ら

する

とが

論構成の

核心

為っ

て、

合理

性が

時に

周の

3 ∂β

監⊥ +

______

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( 5 3 ) ア ル フ レ プ ド ・ マ ー

シ ャル

祀食生

活に

とり

合目

的的な

もの

香か

て、

すす

吟味を

える

ろが

なか

た。

自然秩序の

合理

的な

方は

経済法別の

する

とこ

ろの

もの

ある

が、

古典畢汲が

経済法則の

的な

もの

は、

合理

的で

合目

的的と

ない

もの

多か

た。

ば、

人口

則、

収穫遮

減法

則、

賃銀基金

ど、

ずれ

間の

食的進

歩に

封する

合理

的な

制約保件を

示し

あっ

て、

歩そ

もの

促進する

質の

もの

た。

らの

合理

法則の

働い

結果も

らさ

祀合の

状態は

動態

論を

もっ

毒きだ

して

とこ

る。

疑い

澹た

姿相

して

る。

はこ

澹た

締結か

脱却する

を、

自由貿易政

策に

示そ

うと

た。

自由貿易

まさ

経済法

則の

路か

する

の、

殆ど

唯一

造で

あっ

た。

自由貿易の

合目

的性を

もの

して

提示

た.もの

は、

資本家の

本蓄積を

促過

する

とい

ぅ理

論で

あっ

た。

光明へ

道と

泊由貿易政

策も

資本家の

階級

主権の

確立とい

陥穿を

潜めて

た。

紀中

葉イ

漸次

貿

げ、

繁柴へ

道を

拓い

が、

.こ

繁柴の

動運

動は

次第に

歩を

固めて

た。

うい

事態

あっ

て、

典汲

経済畢が

祀禽的意義を

失し

得なか

は、

嘗然の

きで

た。

畢汲の

自由貿易は

賓現し

が、

典派理

論で

ない

社食問題が

らで

る。

殆ど

時を

して

社食進化の

論を

える

流の

食理

論が

新しい

撃と

して

撞頭して

きた

る。

古典撃汲の

自然秩序に

的批

判を

える

あっ

た。

古典

経済単に

封する

社食的評債

動括す

ない

象徴的に

すもの

は、

経済

畢ク

ブ+

(

勺○-

Ec

Ec

O

nO

計叫

C-

よっ

開催さ

国富論刊行百

年を

記念する

議で

あっ

た。

合議は

各国の

表的な

経済学者を

集めて

経済学の

将来を

論じ

あっ

が、

支配

的な

論調

暗い

懐疑的な

もの

た。

はジ

Wi

≡P

警p

ロー

e

q

-

e

う0

日S

合議の

傍聴鐘の

俸え

l

らか

る。

時期に

らわ

経済

J

方法

論の

数多い

も、

風潮を

蓑づ

・朗

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琴撃 野′琴喜… 郡 ぎン・・ニ琴幣 轡 毛J ∴ 幣 苧「・ Lゼナ、

ミ・≡こデ・ 胤 ご慧 準至幣 管… 即 断一 珊 賢一′

`

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さ二

三7

■て1 .ミ・三・

一 橋論叢 第四十一

巻 第 四境 ( 5 4 ) ′

舅葛

有 典 の の 科 た な し シ ら 者 求 か な る 革 お るの 汲 も 用 畢

0

祀 マ た ヤ れ の に マ つ 方 こ 新 び0

・モー 孟宗告莞菅孟嘉土云㌫㌔雷讐土㌔警差等吉宗

を 撃 は 諭 し は を ヤ が 経 一

を た ヤ 備 あ 心 た2) 撃も も ・鮪 理 て 大 拾 ル

済 般 超 も ル え っ は○

に、

つ そ れ 的 の き て は 輿 畢 謡 え の の た た、

時 封 こJ

て の る 秩 冷 な、

古 論 を に て で 『 経0

綴 代 す

宣妻妾冒貰警垂墓重要警至芸警警軍警筈墓、、

出 j祉 そ に はあ 心 な し

っ 祀 畢 得 の 書 般 『 理 現 合 の 経 懐

裏書毒重量窒軍誓書睾要撃墨書書写宣誓書、

し 済 た 核 済 ヤに

白 成○

く 経 代 潮 科 解 い 色

昌芸盲書芸芸宕琵 警7 讐肇芸 表芸警㌔習

憶 に ん 封 の 封 と 者 を 出 『 加 は 者 し こ で う 然系 深 の す 態 す っ マ の と せ 原 え 古 と て と あ な 的理 く も る 度 る て l 侍 っ な 埋 る 典 し 革 を る 固 祀論 傾 の 不 を 批 あ シ 統 て い

』こ 撃 て 新 よ

0

有 曾を 倒 で 信 異 判 ら ヤ 的 い

0

の と 汲 表 を く か の 観接 し は を に ま わ ル 埋 る 言 ど で の 面 加 知 れ 分 に

示 な な 強 し た れ の 論0

葉 こ、

俸 に え っ は 析 俵し が い め て は た 革 に 好 足 に こ 統 打 た て 科 論 存た ら

0

こ い 懐0

新 加 怠 ら も れ の ち に い 畢 理 しも

マ そ た 疑 時 は え 的 ざ 古 を 櫓 だ か た 者 に ての し 1 す

に 代 古 て な る 典 正 承 す か0

と つ い

で か シ れ か 終 の 典 い、

と・ 草 し 着 こ わ し し い る

ない

・彪

J

古典畢汲の

纏承

典畢汲に

負う

とこ

多い

典撃汲に

ら.ず

典撃沈の

して

避けて

る。

り、

俸統に

新しい

解繹を

畿展さ

者だ

考え

た。

汲に

対する

壊的な

批判は

補うの

態度

飴り

好意

的な

解揮

を、

けで

る。

汲理

論の

慣とい

形を

風潮の

欒韓の

えに

経済学に

姶し

経済学者と

は、

らの

度は

般の

経済学に

経済学の

信頼を

高め

は、

経済学の

俸統

時代の

要請に

沿っ

新しい

あっ

ら、

経済畢の

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三ニ

ー、( 55) ア ル ア レ

ッ ド マ ー

シ ャ ル

' 史、

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諺ニエ■・ 「

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′ な と れ る お 香 機 す シ 済 た の 躍 - る 性 ク そ 信一 課 が て 第

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賢∴膏讐萱,芸要義萎羞垂革き書写賢墨書妻誓き窒

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努 1 え 的 畢0

相 生 と 磯 マ て

と賢三 言£去土器警賢覧書き竺霊宝£宅誓覧豊土箸賢享…二‾

壷羞真義聾妻霊宝誓書萱雲量碧妻警芸重義肇・

展 に 待 敢 っ い 過 分 た ど+

て 的 拳 法 く 題 お 琴 見開 つ で 合 た た 程 な こ H で る 類 の を 考 に け 研 た

る。

究の

極の

標は

.経済社食の

歩と

頑祉の

関係を

分析する

應える

は、

経済社食を

え、

命力の

成熟と

衰退の

りて

解剖し

仕事で

る。

経済生

撃は

3推+

駆使し

て、

経済杜含の

もの

る。

る。

・ド

史畢汲

がロ

来、

経済解

剖学の

樹立の

は、

知る

成果を

げて

ない

分析を

掛り

て、

経済学に

もの

ある

線合

的解剖は

無準備で

企て

ない

見て

経済社食を

構成

て、

機能を

改め

分析して

法的準備と

要だ

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三芝野 書`

鸞≡撃∵照 野・一-

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潤 さ

†.; 、 諒.

・一 橋論叢 第四 十

一 巻、

第 四競 ( 5 6 ) ・ 濁毒■丁

l

去議、

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て 論 規 の ・

に 能 と の 第 原、

具 し る 第 の 類 い た ・-二苺還

表芸字義叢書.書芸宗三 碧荒完て覧三業轡)

三言 一

二・二…竜′綴 産 る し の れ 重 め の 均 の 代 表 経 た 均 を を も れ

品話芸て妄隻蓋㌔悪霊警完璧漂三雲冨㌘よ蛋 ・、‥、

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諭 し て が 衡 ・ 七こ滴-と し 要 l

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が て 因 シ 枯 淡、

は あ 経 線 走 に 楕 l お る 計 経 論生 収 で ヤ 合 理 従 代 っ き奔 は の

密 シ い○

量 済 の ′

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警護害・墓…一雷雲要言重苦警琵琶謹志望蓋筆∴+

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`ミ誓孟宗羞去慧… 莞 孟竺要一

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経 則0

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・ 、イ

モモ

済 を そ と な、

面 業 的 合 具 る と 造 ま の る 沸 こ

と 弓最 の 終 わ 生 目 組 硯 を の0

短 を な 計 こ 挙 れ ∴.壬;竜頭

経済生

よっ

て、

量的分析を

分析用具を

拓い

た。

期、

消費者飴

茸庫で

る。

計る

に、

野を

揺敬

する

織と

運営

を一

新し

産は

地・

見て

菅能力が

結果

古典液

調し

部経済の

よっ

は、

収穫遼檜が

場合も

打っ∪

注目

た。

企業は

有機髄を

とみ

て、

個々

業に

成長と

退の

有機的過

粗が

われ

考え

た。

分野で

滝、

部経済

部経済

代表

的企

業、

要費用

補足費用な

どの

しい

分析用

具を

出し

る。

第四

経済社食の

有機的成長の

論を

展開し

活基

準+

S

t

P

巴r

邑○

:罠e

上こ

経済成長の

柱で

した

活基準

は、

経済活動の

供給

態度の

あっ

て、

的に

業者や

努働者の

経済活動の

供給慣棉の

高低に

もの

ある

経済社食の

的成

長の

過程に

ける

赦脅頑祉の

問題を

要視し

配の

義の

確立に

努めた

が、

義と

超越的理

念を

自慢と

七て

論ずる

も、

義の

確立が

らしい

活を

保護する

よっ

て、

経済活動の

供給態

度を

向上

せ、

基準の

昇を

呼び

起すとい

関連

強調

する

怠っ

ない

経済騎士

道と

形で

経済

倫理の

道に

努め

が、

在的な

倫理

準で

経済を

律し

した

けで

ない

鮎、

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( 5 7 ) ア ル フ レッ ド ・ マ ー シ ャ ル

後期歴

草汲の

倫理

義と

は、

異な

用意を

もっ

た。

まで

経済学

着で

あっ

る。

要約的説明

は、

法の

制約か

ら、

基づ

けを

軟い

て、

納得の

ない

鮎も

が、

すべ

説を

補足する

はい

まの

事で

ない

論の

性格を

最も

示し

有機的

成長の

程の

方だ

て、

節を

説明

する

い。

爾餞の

鮎に

は、

4

とこ

ろに

譲る

ない

り+

弓.

S.

-

e

くO

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∴【

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已≠

岩○代

吋○

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Q

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Hi

gg∽

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山上

POロ

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-

茎汁

21ノ

著『

経済

畢の

学的

景』

(

館、

九五

年)

第六

詳しい

明が

る。

わA.

呂P

諾F

巴-

∴へ

巳e

O

ビP

ロi

O

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d

望○

聖○

トロ

已O

g-

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S

-

H0

0

日○

ヨど∽

∴)

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寛〔

F

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ZO

許‖

b叫

葛訂㌻

Q

』~

ヽ記丸

き記計

叫拙

著『

経済学の

学的

景』

章、

畢初

歩』

(

同文

昏、

九五

年)

第四

章、

経済

撃方

論』

(

社、

年)

第二

編第五

章、

経済思

想』

(

論牡

九五

年)

・第七

草第三

参腰

有機的

成長の

経済学

研究を

志し

もの

動機は

完成を

制約する

経済的

傑件の

要さ

束づ

て、

調

整の

論的接り

蔑見し

うと

する

とに

あっ

た。

間完成

念は

贋般で

て、

白債で

経済畢研究を

導く

指導的

らない

い。

界の

仕方

は、

食文

化の

なか

経済とい

う領

域を

確に

し、

γ

他の

領域との

関係を

規定

する

形を

らな

くて

ない

はこ

うい

限定

仕方

可能に

する

を、

界概

う。

ろん

的に

界概念と

う言

使っ

ない

しマ

経済学の

界概念

が、

ある

は「

基準+

概念が

考えて

る。

有機的

成長の

経済理

論+

基準と

界概念を

心と

して

組み

て.

る。

準とい

うの

は、

経済活動の

供給態度に

▲7

は、

すで

述べ

.た

とこ

が、

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、号 閤-、準

祭ラヲ睾て二・、・;渾-

L

ニー三・;

1t

橋論叢 第四 十

と は 求 れ の

l-~;・一【Y 野毛ニノ

濁 : 潤h, 轡 腎

i一軍‥い 一

Ll、,

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巻 第 四耽 ( 5 8 ) ∴;≒濁.・′・こやて一■∴渾・.

な 求 と か こ二i

言凛

;てノて竿言′;

;‾ろ■守̀ 幣撃二警桑≡腎 幣章;ギミ干苧

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デノ写野;フ野ミ

.′野J ▼′・・甥賢草野-‥撃蜜′

何 る 向 有 性 場 白 と る・を わ 上 磯 椿 合 燈 し 安

0

見 そ 充 る 怠 ら を は に れ■

二・て

・ ′瑠基 け が 的 の に で て 栄 二 る れ 足 だ 義 ば 充

し を 1一・

準 の あ 成 形 は 慣 生 基 つ○

を の け は、

足 マ よ 生 一室…ざ

括欲

求の

充足と

封此

なが

ら、

味を

うと

た。

活動+

pOt

才i

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求+

wP

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S

-

あっ

封概念な

る。

する

的で

艇済活動は

段で

ある

動そ

もの

自僅の

値は

ない

求充

足と

在的な

的に

る。

活欲

求の

多様化

深化に

て、

準の

昇が

要求さ

う。

楽基

準+

S

t

巴-

d

駕P

Of

c

O

mf

O

ユs

昇だ

して

安楽基準を

活基準か

鋭く

して

封立

する

概念なの

ある

準の

昇が

あっ

も、

経済活

動は

括欲

求の

使で

とに

攣りは

ない

値を

ち、

義あ

もの

ない

うな

経済活

動の

間性の

賓と

傑れ

成とか

ない

経済の

長と

ない

費生

活の

も、

経済の

ない

髄に

慣値の

ない

もの

が、

して

上を

計る

うか

■この

うに

考えて

くる

と、

経済の

有機的成長を

論議す

論理

的な

前提と

て、

経済活

空息

義を

認め

能度が

くて

ない

をマ

基準と

呼ん

けで

ある

経済活動を

充足の

使と

して

く、

白髄に

義あ

度で

る。

経済以

外の

食領域で

は、

垂術に

教育

治に

よ、

自慣の

償値基準が

て、

領域に

ける

動に

濁自な

意義づ

けを

る。

濁り

経済だ

けに

軟け

由は

ない

多くの

能あ

り、

見あ

人々

涯の

仕事と

して

経済活

選ん

以上

活動領域に

も、

他の

領域と

比べ

うる

慣値基

準が

くて

ない

優秀な

業組織を

り、

新た

業を

興すとい

は、

他の

動に

敵さ

うる

意義を

もっ

ずで

る。

活基

準とい

概念で

えよ

うと

は、

まさ

る。

基準の

向上

燈的要因を

経済自

由e

c

O

ロ○

ヨ訂

符e

e

dO

求め

した

食形

象を「

由な

業と

業+

ちに

出し

る。

ほい

ばマ

麿済史観を

して

る。

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同一

賢賢軍

・一‾ ~ 、 す

7 章二〕 こ‥

手′■

.∴

・■吉■J与 二′∴

・ ( 5 9 ) ア ル フ レッ F ・ マ ー シ ャ ル

準㌻二=

L■並 J

.r、、

具健的な

展開は

産業と

貿易』

うちに

果さ

る。

経済史

観を

基づ

ける

経済理

論は

済草原理』

うち

求め

ない

活基準と

界概念を

分析理

論の

うちに

内在化

指標は

経済活

動の

供給慣椿で

る。

活基

準の

高低

経済活

動の

供給償樽を

もっ

計測する

ない

供給償椅は

虞義に

賃銭

1財産

所得

除い

勤努所得

-に

計ら

る。

経済成長の

標は

勤労所得の

高揚に

る。

うい

ば、

事柄

きわ

瞭で

が、

論の

含蓄は

失わ

る。

含蓄は

何よ

ずマ

経済成長を

有機的+

成長と

呼ん

ちに

る。

有機的成長は

組織+

結び

成長で

る。

個々

経済活動の

供給償椿も

組織を

場と

し、

と一

膿と

て、

高下が

規定さ

る。

組織と

髄的に

企業組織を

考え

る。

個々

経済活動の

給償格も

優秀な

企業組織と

結び

向上

る。

優秀な

組織と

結び

くた

は、

前提と

して

うな

組織を

くて

ない

組織は

天典の

ない

れは

礎済活動の

鮨賓で

る。

うに

見て

くる

と、

活基準の

は、

第一

に、

優秀な

業組織の

創出

第二

に、

織に

関連あ

人の

経済活

動の

供給慣椿の

昇と

なっ

る。

がっ

経済の

有機的

成長の

程は

第一

に、

覿綴

形成に

伴う

業者利潤の

立、

第二

に、

潤の

賃銀へ

特化を

通し

なわ

が、

樽化

説明

する

めに

準地

代の

概念

用い

る。

組織の

創出ない

漬充は

投資を

伴うが

資本そ

もの

産性を

もっ

見て

ない

本の

使用の

仕方が

性に

関連する

ある

母ボ

グエ

賢一

ヨ・

出P

弓e

説く

うに

産期問が

高く

ば、

産性が

い。

産期間は

長く

産性の

低い

産方

法はい

くら

ある

が、

うな

産方

法は

迂同

化に

伴っ

負接が

嵩むの

で、

業組織の

ちに

癖取さ

ない

がっ

業が

採用する

迂回的な

産方

法は

利子

負据

耐え

産性の

高い

もの

OU

が、

箕を

見て

迂回生

産の

利益

説くこ

とは

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一 橋論 叢 第 四 十一

巻 第 四境、 ( 6 0 )

)

因と

結果を

準乙

謬を

すも

産方

は、

産期間が

長い

く、

部経済ない

部経済を

喚起し

組織の

善に

役立つ

りに

て、

高い

産性を

すの

る。

性の

上は

利潤を

す。

利潤は

組織の

優秀さ

謹左

る。

新投

資は

界に

て、

利潤

率が

利子

率と

均等と

まで

積け

られ

が、

業組

織に

ろん

利潤が

する

利潤は

組織の

者飴剰に

封應

する

もの

が、

組織が

確立

して

後は

複合

的な

準地

代+

形を

とっ

くる

複合的

準地

代+

とい

ぅの

は、

社食が

業を

存横さ

負増す

費用】

-

業に

投入

資本や

労働を

他の

投入

した

らば

成立

たで

収益を

保し

うる

合を

犠牲に

して

業を

存増さ

とに

で、

収益が

横合費用に

なる

が、

-

-に

此ぺ

業の

益が

超過

して

る、

る。

業が

雇用

者に

封する

勢働報酬を

げれ

ば、

業の

経費は

増大

して

純収益

業に

辟属する

分は

減少

う。

しか

的な

準地

代+

部の

形態が

襲化

した

で、

もの

減少

ない

香な

代の

態牽化こ

そ、

経済の

有機的成長の

常な

様相

凱′

見て

る。

有機的成長の

程は

的に

ば、

組織の

導入

利潤の

成立

組織確立に

伴う

利潤の

代へ

化、

準地

代の

賃銀へ

移動を

中心

する

形態

欒化

とい

梯を

辿っ

て、

経済活

動の

供給債楷を

る。

業組織を

中心

は、

産業経済の

般に

損充さ

る。

国民

所得の

程を

分析して

古典

撃沈の

賃銀基

説に

判を

は、

知る

くで

が、

賃銀の

昇は

労働者の

基準を

せ、

労働

性を

高め

て、

所得を

増大さ

とに

よっ

て、

資本蓄

積を

促が

し、

貨銀

をも

境大

くと

小ソ

携大

均衡の

過程を

葺きだ

ある

有機的成長の

程に

封應

する

慣的

側面と

て、

経済騎士

経済倫理を

唱え

た。

業者が

経済活

動に

あっ

て、

努力を

投入

組織

産する

義を

認め

て、

利潤の

樽化

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+

( 6 1〕 ア ル フ レ ア ド ・ マ ー

シ ャ ル

程を

促進

する

態度を

要請し

もの

ない

織へ

奉仕者た

本分に

徹する

説い

た。

有機貯

炭長の

経済理

論の

系論と

もい

もの

で、

経済理

論を

超え

而上

単に

顆する

ない

有機的成長の

経済理

論の

骨核は

もの

た。

社食進

化の

とし

経済成長

過程を

廉い

視野に

たっ

総合した

業績は

否定し

うぺ

5

ない

論が

分析次

て、

後来の

経済学

者に

批判に

して

も、

題の

方に

て、

政令科挙と

して

経済畢の

は、

今月

も、

率直に

認め

う。

分析理

論は

すで

過去の

もの

して

も、

経済筆者と

して

して

偉大さ

失っ

ない

涯の

事を

省み

は、

前進へ

欲を

契機に

なる

思う

りA.

胃巴-

巴-

-

七3.莞首

空Q

向芸3Q

3叫

Q

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d.

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n

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-

哲⊇Q

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-

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-

望T

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.

Il

-

O

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く.

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-

~-

た.

祁A.

呂仙

買∽

F

巴-

-

勺→叶

空音訂メ

せk

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くH

-

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F

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諾ぃ

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叶.

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くH

-

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F

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已い

~訟P

叫ゃ

n叫

叶.

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くl

-

C

F

I

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A勺pe

巴舛

りマ

績を

高く

評慣

もの

る。

(

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ヨpe

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栂丸

紅Q

Q

由Q

Q

喜∋

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心声

篭叶

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その

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なし

する

(

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句.

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岩○

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-

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喜ヨ叶

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)

封立

が、

説が

くマ

論の

棉をつ

う。

たピ

をた

期理

論+

見て

展の

論+

調し

(

A.C.勺i

gO

仁-

~ゝ

記丸

き記

訂~

N

§軋

q

弓記

叫辞

書号

叶}

卜O一

己○

諾ぃ)

比べ

て、

分な

性蒋づ

けで

考え

る。

(

橋大

教授)

3 βJ