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ユーザーマニュアル Vector License Client バージョン3 日本語

ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

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Page 1: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client

バージョン3日本語

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会社情報 /著作権情報

ベクター・ジャパン株式会社www.vector-japan.co.jp

ベクター・ジャパン株式会社は、本書に記載されている情報およびデータを予告なく変更する権利を有します。本書のいかなる部分も、いか

なる形態においても、いかなる手段においても、ベクター・ジャパン株式会社の書面による事前の承認を得ず複製してはなりません。すべての

技術データ、文章、図、画像、およびこれらのデザインは、法律で認められる最大限の範囲で、著作権法、さまざまな国際条約、およびその

他の準拠法により保護されています。無許可のいかなる使用も、著作権その他の準拠法または規制法規の侵害にあたる恐れがあります。

©Copyright 2018,ベクター・ジャパン株式会社 .

All rights reserved.

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ユーザーマニュアルVector License Client

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 3 -

目次

1  はじめに 4

1.1  製品の概要 5

1.2  このユーザーマニュアルについて 6

1.2.1  規則 6

1.2.2  認定規格 7

1.2.3  保証 7

1.2.4  サポート 7

1.2.5  登録商標 7

2  ユーザーインターフェイス 8

2.1  タイトルバー 9

2.2  リボン 9

2.3  一覧 10

2.4  ログ表示 12

2.5  ステータスバー 12

3  アクティベーション 13

3.1  概要 14

3.2  オンラインでのアクティベーション 14

3.3  オフラインでのアクティベーション 15

4  アクティベーション解除または再アクティベーション 18

4.1  概要 19

4.2  オンラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション 19

4.3  オフラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション 20

5  マイグレーション 22

5.1  概要 23

5.2  オンラインでのマイグレーション 23

5.3  オフラインでのマイグレーション 25

6  CSVへのエクスポート 27

6.1  CSVへのエクスポート 28

7  ライセンスターゲットの移動 29

7.1  ライセンスターゲットの移行 30

Page 4: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 1  はじめに

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 4 -

1  はじめに

この章には、以下の情報を示します。

1.1  製品の概要 5

1.2  このユーザーマニュアルについて 6

1.2.1  規則 6

1.2.2  認定規格 7

1.2.3  保証 7

1.2.4  サポート 7

1.2.5  登録商標 7

Page 5: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 1  はじめに

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 5 -

1.1  製品の概要

Vector License Clientを使用すると、ベクターツールに関するすべてのライセンスを容易に管理できます。

ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)に対して1つまたは複数のライセンスを同時

に、アクティベーション、アクティベーション解除、再アクティベーションできます。古いライセンスについては、ライセンス

ビットをマイグレーションすることで、Vector License Clientで管理することもできます。各手順は、オンラインまたはオフ

ラインで使用できます。

またVector License Clientでは、有効期限、再アクティベーションの期間、製品コード、使用可能なすべての有効

バージョンなど、お客様のライセンスに関する重要情報にすばやくアクセスできます。

また、お客様がベクターのサポート部門や販売部門にお問い合わせいただくときに情報をExcelファイルにエクスポー

トすることもできます。

注意 !人の負傷や財産の損害を防止するため、いかなるベクターネットワークインターフェイスやハード

ウェアコンポーネントでも、設置したり使用する前に必ず、対応する安全に関する注意事項と危

険に関する警告を良く読み理解してください。

参考情報

その他のトピックに関する詳細は、対応する (Web)アプリケーションのヘルプを参照してください。

Page 6: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 1  はじめに

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 6 -

1.2  このユーザーマニュアルについて

1.2.1  規則

本書で使用されている表記規則とアイコンを、以下の2つの表に示します。

スタイル 使用方法

太字 ソフトウェアのフィールド /ブロック、ユーザー/サーフェスインターフェイス要素、ウィンドウ名

とダイアログ名、特に強調する用語。

[OK]:角括弧で囲まれたボタン名

File|Save:メニューとメニューコマンド

Microsoft 法的に保護されている固有名称

Source Code ファイルとディレクトリ名、ソースコード、クラス名とオブジェクト名、オブジェクトの属性と

値。

ハイパーリンク ハイパーリンクと参照先

<CTRL>+<S> キーの組み合わせ

記号 使用方法

損傷を招く恐れのある危険

作業に役立つ注意事項やヒント

詳細情報

段階を追った説明

説明中のファイル内の、変更が可能または必要なテキスト部分。

変更してはならないファイル

ビデオクリップなどのマルチメディアファイル

Page 7: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 1  はじめに

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 7 -

記号 使用方法

特定のトピックに関する概要

基本的な説明が示されているテキスト部分

専門的な説明が示されているテキスト部分

何らかの変更が加えられた部分

1.2.2  認定規格

ベクター・ジャパン株式会社はISO 9001:2008認定を取得しています。このISO規格は、世界的に認められている

規格です。

1.2.3  保証

ベクター (ベクター・ジャパン株式会社およびVector Informatik GmbH)は、文書やソフトウェアの内容を予告なしに

変更する権利を有します。ベクターは、本書の内容が完全で間違いがないこと、また、本書を使用することによっ

て生じる損害に対して、いかなる法的責任も負いません。

1.2.4  サポート

サポートが必要な場合以下にお問い合わせください。

03-4586-1810 (技術サポートチーム)

または、問題をベクター・ジャパン株式会社Webサイトのお問い合わせフォームに入力して送信してください。

1.2.5  登録商標

本書に示されているすべての商標名は、該当各社の登録商標または未登録商標です。

Page 8: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 2  ユーザーインターフェイス

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 8 -

2  ユーザーインターフェイス

この章には、以下の情報を示します。

2.1  タイトルバー 9

2.2  リボン 9

2.3  一覧 10

2.4  ログ表示 12

2.5  ステータスバー 12

Page 9: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 2  ユーザーインターフェイス

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 9 -

2.1  タイトルバー

ボタン 説明

ウィンドウのカスタマイズメニューを開きます。このボタンをダブルクリックするとVector License Clientが閉じます。

現在使用されているVector License Clientのバージョンと著作権に関する情報を表示します。

PDF形式のヘルプを開きます。

2.2  リボン

ボタン 説明

RibbonGroup Licensing

クリックすると、 [Activate Online] と [Activate Offline]のどちらかを選択するためのドロップダウンメ

ニューが開きます。Activate Licenseダイアログを開き、1つまたは複数のライセンスをアクティベー

ションします。

ベクターまたはライセンス管理者から示された有効なアクティベーションキーがあることを確認して

ください。

1つまたは複数のライセンスのアクティベーション解除処理を開始します。ドロップダウンメニュー

で、 [Deactivate Online] と [Deactivate Offline]のどちらかを選択します。

クリックすると、 [Reactivate Online] と [Reactivate Offline]のどちらかを選択するためのドロップダ

ウンメニューが開きます。

クリックすると、 [Migration Online] と [Migration Offline]のどちらかを選択するためのドロップダウン

メニューが開きます。場合によっては、 [ContinueMigration]を選択することもできます。

RibbonGroup Context Files

前に作成したコンテキストファイルをアップロードします。

この操作が必要なのは、オフラインで手順を実行する場合だけです。

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ユーザーマニュアルVector License Client 2  ユーザーインターフェイス

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 10 -

前に作成したアップデートファイルをインストールします。

この操作が必要なのは、オフラインで手順を実行する場合だけです。

RibbonGroupMiscellaneous

アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

す。

ログ欄のメッセージを削除します。

Settings

設定を開きます。

オンラインでの手順にプロキシオプションを使用できるよう、[Proxy Settings]欄の [Use ProxySettings] を有効にします。プロキシ認証情報を入力します。[Test Proxy Settings] をクリック

してプロキシ設定値をテストします。テストの結果がカラーのアイコンで表示され、緑は成功を、

赤は失敗を示します。

[General]欄には、オフライン手順中にVector License Clientにより作成されるファイル用のデ

フォルトのファイルパスを入力できます。

2.3  一覧

列 説明

Assignment

Expiration Date 使用期限日を示し、この日付を過ぎるとこのライセンスで製品を使用できなく

なります。

ただし、リボンの [Reactivate] をクリックするとライセンスの有効期間を延長し

たり更新したりできます。

ヒント:この手順を使用できるのは「Final Expiration Date」になっていない場

合だけです (次の項目を参照 )。

下の「Reactivation Period」、「Is Reactivatable」の項目を参照してください。

Final Expiration Date 最終期限日を示し、この日付を過ぎるとこのライセンスで製品を使用できな

いだけでなく、ライセンスの再アクティベーションもできなくなります。

この日付後にライセンスを再アクティベーションしたい場合は、ベクターのサポー

ト部門または販売部門に詳細をお問い合わせください。

Is EULA ライセンスがEULA契約に基づくものであるか否かを示します (チェックボックス

が、前者はオン、後者はオフ)。

Is Perpetual ライセンスが永続的 (無期限に有効 )か否かを示します (チェックボックスが、前

Page 11: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 2  ユーザーインターフェイス

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 11 -

者はオン、後者はオフ)。

Is Reactivatable ライセンスを再アクティベーションできるか否かを示します (チェックボックスが、前

者はオン、後者はオフ)。

License Model 個々のライセンスのモデルを示します (永続的であるなど)。

License Type 個々のライセンスのタイプを示します (デバイスライセンスまたはネームドユー

ザーライセンスなど)。

Location ライセンスをアクティベーションするターゲット (コンピューター、ドングル、ベクター

ネットワークインターフェイス)を示します。

Product ライセンス供与されている製品の名前を示します。

Product Code 製品のベクターコードを示します。

Maximum Version 製品の最新バージョンを示します。このバージョン以前のすべてのバージョン

の、この製品を使用できます (次の「Minimum Version」の項目を参照 )。

Minimum Version 製品の最古バージョンを示します。このバージョン以降のすべてのバージョン

の、この製品を使用できます (前の「Maximum Version」の項目を参照 )。

Reactivation Period 再アクティベーションが要求される標準的な間隔を示します。

Status Icon ライセンスのアクティベーションに関する状態を示します。緑は有効なライセン

ス、黄色は間もなく期限切れになるライセンス、赤は期限切れのライセンスを

示します。

Vector License ID ベクターライセンスIDを示します。

ベクターサポートにお問い合わせいただく際にこの情報が必要になる場合があります。

「Status Icon」列を除くすべての列に対して、並べ替え機能を使用できます。「Status Icon」列と

「Product」列を除くすべての列は移動できます。

ドラッグ&ドロップ操作を使用して一覧をカスタマイズできます。以下の手順に従ってください。

ドラッグ&ドロップ操作によるカスタマイズ

1. 任意の列のタイトルを右クリックしてコンテキストメニューを開きます。

2. コンテキストメニューで列の選択機能を選択します。

[Customization]ウィンドウが表示されます。

3. 列を追加するには、[Customization]ウィンドウから任意のカテゴリーをドラッグして一覧表の必

要に応じた位置にドロップします。

4. 列を非表示にするには、ドラッグ&ドロップ操作により、該当する列を [Customization]ウィンドウに

直接入れるか、黒い十字線が現れるまで一覧表の外に出します。

5. 既存の列を移動するには、該当する列を必要に応じた位置までドラッグ&ドロップします。

Page 12: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 2  ユーザーインターフェイス

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 12 -

2.4  ログ表示

列 説明

Icon メッセージの特性を示します。緑は成功を、赤は失敗を示します。

Timestamp メッセージの作成時刻を示します。

Source メッセージの送信元を示します。

Message メッセージの内容を示します。

2.5  ステータスバー

ステータスバーには現在行なっている手順の状態が表示されます。

Page 13: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 3  アクティベーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 13 -

3  アクティベーション

この章には、以下の情報を示します。

3.1  概要 14

3.2  オンラインでのアクティベーション 14

3.3  オフラインでのアクティベーション 15

Page 14: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 3  アクティベーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 14 -

3.1  概要

Vector License Clientを使用してターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)のライセン

スをアクティベーションするには、次の2つのオプションがあります。

オンラインでのアクティベーション:アクティベーション操作を行うコンピューターがインターネットに接続されている場

合は、この方法を使用します。

オフラインでのアクティベーション:アクティベーション操作を行うコンピューターがインターネットに接続されていない

場合は、この方法を使用します。この場合でも、インターネットに接続されている (ターゲットでない)第2のコン

ピューター、およびオンラインのコンピューターとオフラインのコンピューターとの間でファイルを交換するための記憶

媒体にアクセスできる必要があります。Vector License Clientは、両方のコンピューターにインストールしておく必

要があります。

アクティベーションの基礎

アクティベーション操作には、ベクターまたはライセンス管理者から示されたアクティベーションキーが

必要です。詳細はベクターの販売部門にお問い合わせください。

アクティベーション操作を行うコンピューターも同時にライセンスのターゲットである場合があります。

ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)がVector License Clientによりサポートされているかを判断するには、対応するヘルプを参照してください。または、アクティ

ベーション処理中にVector License Clientが、サポートされており現在使用可能なすべてのター

ゲットを選択フィールドに自動的に表示します。

参考情報

したがって、オンラインまたはオフラインでのライセンスアクティベーション手順を初回に完了した後

は、アクティベーションキーからライセンスが消去されます。

ただし、誤ってアクティベーション解除してしまったため、あるいは別のターゲットに対してアクティ

ベーションするために、もう一度アクティベーションしたい場合は、「ライセンスターゲットの移動」の項

を参照してください。

注意 !アクティベーションの方法はいつでも変更できますが、1回のアクティベーション手順は1つの方法を

使用して完了させる必要があります。現在のアクティベーション手順の中でアクティベーションの方

法を変更してはなりません。

人の負傷や財産の損害を防止するため、いかなるハードウェアコンポーネントでも、設置したり使

用する前に必ず、対応する安全に関する注意事項と危険に関する警告を良く読み理解してく

ださい。

3.2  オンラインでのアクティベーション

インターネット接続されているコンピューターを使用して、ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークイン

ターフェイス)に対して1つまたは複数のライセンスをアクティベーションするには、以下の手順に従って操作してくださ

い。

オンラインでのアクティベーション手順

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンのActivate|[Online]ボタンをクリックします。

新しいウィンドウが開きます。

Page 15: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 3  アクティベーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 15 -

3. 上の入力フィールドにアクティベーションキーを入力します。

4. [Load] をクリックします。

このアクティベーションキーで使用可能なすべてのライセンスが表に表示されます。

5. 表の一番最初の欄で、アクティベーションすべき製品の複数のチェックボックスを有効にします。

1つのターゲットに対して異なる複数の製品を同時にアクティベーションすることもでき

ます。誤って二重にアクティベーションされることを防ぐため、特定の製品を2回選択

するとVector License Clientが警告してきます。

6. ライセンスターゲットがドングルまたはベクターネットワークインターフェイスである場合は、そのライセ

ンスターゲットをコンピューターに接続します。

7. 右上隅の [Target]の下で、ライセンスターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークイン

ターフェイス)を選択します。

Vector License Clientは、サポートされており現在使用可能なすべてのターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)を自動的にチェックして

選択フィールドに表示します。表示されないターゲットがある場合は、そのターゲット

が正しく接続されているか確認してください。

ベクターネットワークインターフェイスの場合、最新のドライバーがインストールされてい

ることを確認してください。

8. [Activate] をクリックします。

ウィンドウが閉じ、選択したライセンスが直ちに処理されます。所要時間は、上記のステップ5で選

択した製品の数により異なります。ステータスバーにはアクティベーション処理の状態が表示されま

す。

9. アクティベーションされた製品が一覧で表示されます。

Vector License Clientがベクターのサーバーに接続できない場合は、以下のオプションを試してみてく

ださい。

インターネット接続を確認する。

リボンの [Open Settings] をクリックしてプロキシ設定を確認する。

ウィンドウが開きます。[Use Proxy Settings] を有効にし、プロキシ認証情報を入力します。

[Test Proxy Settings] をクリックします。

テストの結果がカラーのアイコンで表示され、緑は成功を、赤は失敗を示します。

問題が解消されない場合は、お客様の地域担当のITサポート係にお問い合わせいただくか、プ

ロキシ設定を使用せずに処理を進めることをご検討ください。その場合は [Use Proxy Settings]を無効にしてください。

3.3  オフラインでのアクティベーション

インターネット接続されていないコンピューターを使用して、ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワーク

インターフェイス)に対して1つまたは複数のライセンスをアクティベーションするには、以下の手順 I~ IVのすべてに

従って操作してください。

Page 16: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 3  アクティベーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 16 -

はじめに

インターネット接続された第2のコンピューターにアクセスできることを確認してください。

Vector License Clientを、オンラインとオフラインのコンピューターの両方にインストールしておく必要

があります。

オンラインのコンピューターとオフラインのコンピューターとの間でファイルを交換するための記憶媒体

も用意しておく必要があります。

手順 I:オフラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンのActivate|[Offline]ボタンをクリックします。

新しいウィンドウが開きます。

3. 左上の入力フィールドにアクティベーションキーを入力します。

4. ライセンスターゲットがドングルまたはベクターネットワークインターフェイスである場合は、そのライセ

ンスターゲットをコンピューターに接続します。

5. 右上隅の [Target]の下で、ライセンスターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークイン

ターフェイス)を選択します。

Vector License Clientは、サポートされており現在使用可能なすべてのターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)を自動的にチェックして

選択フィールドに表示します。表示されないターゲットがある場合は、そのターゲット

が正しく接続されているか確認してください。

6. [...] をクリックして、次のステップで作成される転送ファイルの場所とファイル名を入力します。

7. [Create File] をクリックします。

Vector Context File.vlcファイルが作成され、保存されます。

カスタマイズ

Ribbon|Open Settings|General|[...]の中のデフォルトの場所を設定して任意のコ

ンテキストファイルを保存することもできます。注:この場合は自動的にデフォルトの

名前に設定されます。

オフラインでの手順を繰り返す場合は、1回しか使用されていない前のVLCファイル

に上書きすることもできますが、必ず手順全体を完了してから次のオフライン手順を

開始してください。

9. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLUファイルをオンラインのコンピューターにコピーします。

手順 II:オンラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Upload Context File]ボタンをクリックします。

ウィンドウが開きます。

3. [...]ボタンを使用して、前に作成したVLCファイルへのパスを選択します。

第2のウィンドウが開き、使用可能なすべてのライセンスと前の手順で入力したアクティベーション

キーが表示されます。

4. 表の一番最初の欄で、アクティベーションすべき1つまたは複数の製品のチェックボックスを有効に

します。

Page 17: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 3  アクティベーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 17 -

1つのターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)に対して、

異なる複数の製品を同時にアクティベーションすることもできますが、誤って二重にアク

ティベーションされることを防ぐため、特定の製品を2回選択するとVector License Clientが警告してきます。

5. [Select]ボタンをクリックします。

ウィンドウが消えます。

6. 最初のウィンドウの [Upload File]ボタンをクリックします。

ファイルが正常にアップロードされると、サーバーがアップデートファイル.vluを返します。このファイル

は、自動的に付加情報_Updateが付けられてVLCファイルと共に保存されます。

ヒント:[...]ボタンを使用してデフォルトの場所や名前を変更することもできます。

7. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLUファイルをオフラインのコンピューターにコピーします。

手順 III:オフラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Install Update File]ボタンをクリックします。

ダイアログが表示されます。

3. [...]ボタンを使用して、前に保存したVLCファイルへのパスを選択して入力します。

4. [Start] をクリックします。

ファイルが正常にインストールされると、受領確認ファイル.vlrが作成されます。このファイルは、自

動的に付加情報_Receiptが付けられてVLUファイルと共に保存されます。

ヒント:[...]ボタンを使用してデフォルトの場所や名前を変更することもできます。

5. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLRファイルをオンラインのコンピューターにコピーします。

手順 IV:オンラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Upload Context File]ボタンをクリックします。

ウィンドウが開きます。

3. [...]ボタンを使用して、前に作成したVLRファイルへのパスを選択します。

4. [Upload File] をクリックします。

ファイルが正常にアップロードされれば、操作は完了です。

ヒント:今回は、サーバーからアップデートファイル.vluは返されません。

アクティベーションを完了させるには、受領確認ファイルのアップロードが絶対に必要です。アクティベー

ション処理が正常に完了していない場合、ライセンスを無効にするのが難しいことがあります。

Page 18: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 4  アクティベーション解

除または再アクティベー

ション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 18 -

4  アクティベーション解除または再アクティベーション

この章には、以下の情報を示します。

4.1  概要 19

4.2  オンラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション 19

4.3  オフラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション 20

Page 19: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 4  アクティベーション解

除または再アクティベー

ション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 19 -

4.1  概要

再アクティベーションは、一定期間に1回ライセンスを再度アクティベーションすることを要求する機能です。この機能

を使うと、ライセンスキャリアが盗まれた場合またはライセンスキャリアをなくした場合にライセンスを簡単に更新でき

ます。

Vector License Clientを使用してライセンスをアクティベーション解除または再アクティベーションするには、次の2つの

オプションがあります。

オンラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション:アクティベーション解除または再アクティベーショ

ンの操作を行うコンピューターがインターネットに接続されている場合は、この方法を使用します。

オフラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション:アクティベーション解除または再アクティベーショ

ンの操作を行うコンピューターがインターネットに接続されていない場合は、この方法を使用します。この場合で

も、インターネットに接続されている第2のコンピューター、およびオンラインのコンピューターとオフラインのコンピュー

ターとの間でファイルを交換するための記憶媒体にアクセスできる必要があります。Vector License Clientは、両

方のコンピューターにインストールしておく必要があります。

参考情報

アクティベーション解除または再アクティベーションの操作には、ベクターからのアクティベーションキー

は不要です。ただし、新しいライセンスターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークイン

ターフェイス)に切り替える場合は、後述の「ライセンスターゲットの移行」の項を参照してください。

ライセンスが再アクティベーション可能かを判断するには、「一覧」の項の「Is Reactivatable」の欄

を参照してください。このオプションは対応するベクターツールの購入の詳細により異なりますので、

詳しくはベクターの販売部門までお問い合わせください。

注意 !オンラインによる方法とオフラインによる方法の間での切り替えはいつでも行えますが、1回の手順

は1つの方法を使用して完了させる必要があります。現在のアクティベーション解除または再アク

ティベーションの手順の中で方法を切り替えてはなりません。

人の負傷や財産の損害を防止するため、いかなるハードウェアコンポーネントでも、設置したり使

用する前に必ず、対応する安全に関する注意事項と危険に関する警告を良く読み理解してく

ださい。

4.2  オンラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション

インターネット接続されているコンピューターを使用して、ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークイン

ターフェイス)に対して1つまたは複数のライセンスをアクティベーション解除または再アクティベーションするには、以下

の手順に従って操作してください。

オンラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション手順

1. Vector License Clientを開きます。

2. 一覧で、アクティベーション解除または再アクティベーションする1つまたは複数のライセンスを選択

します。

3. リボンで以下の2つのボタンのいずれかをクリックします。

ライセンスをアクティベーション解除する場合はDeactivate|[Online] をクリックします。

ダイアログが表示されます。

ライセンスを再アクティベーションする場合はReactivate|[Online] をクリックします。

ダイアログが表示されます。

Page 20: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 4  アクティベーション解

除または再アクティベー

ション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 20 -

4. 必要に応じ、選択した1つまたは複数のライセンスを表で確認します。

5. [Send Request] をクリックします。

ウィンドウが閉じ、選択したライセンスが直ちに処理されます。所要時間は、上記のステップ2で選

択した製品の数により異なります。ステータスバーにはアクティベーション処理の状態が表示されま

す。

6. これで手順は完了です。

アクティベーション解除の場合:アクティベーション解除されたライセンスが一覧から消えます。

再アクティベーションの場合:有効期限が更新されます。

Vector License Clientがベクターのサーバーに接続できない場合は、以下のオプションを試してみてく

ださい。

インターネット接続を確認する。

リボンの [Open Settings] をクリックしてプロキシ設定を確認する。

ウィンドウが開きます。[Use Proxy Settings]チェックボックスを有効にし、プロキシ認証情報を入

力します。

[Test Proxy Settings] をクリックします。

テストの結果がカラーのアイコンで表示され、緑は成功を、赤は失敗を示します。

問題が解消されない場合は、お客様の地域担当のITサポート係にお問い合わせいただくか、プ

ロキシ設定を使用せずに処理を進めることをご検討ください。その場合は [Use Proxy Settings]チェックボックスを無効にしてください。

4.3  オフラインでのアクティベーション解除または再アクティベーション

インターネット接続されていないコンピューターを使用して、ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワーク

インターフェイス)に対して1つまたは複数のライセンスをアクティベーション解除または再アクティベーションするには、

以下の手順 I~ IVのすべてに従って操作してください。

準備

インターネット接続された第2のコンピューターにアクセスできることを確認してください。

Vector License Clientを、オンラインとオフラインのコンピューターの両方にインストールしておく必要

があります。

オンラインのコンピューターとオフラインのコンピューターとの間でファイルを交換するための記憶媒体

も用意しておく必要があります。

手順 I:オフラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. アクティベーション済みのすべてのライセンスが一覧に表示されます。アクティベーション解除または

再アクティベーションする1つまたは複数のライセンスを選択します。

3. リボンで以下の2つのボタンのいずれかをクリックします。

ライセンスをアクティベーション解除する場合はDeactivate|[Offline] をクリックします。

新しいウィンドウが開きます。

ライセンスを再アクティベーションする場合はReactivate|[Offline] をクリックします。

新しいウィンドウが開きます。

Page 21: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 4  アクティベーション解

除または再アクティベー

ション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 21 -

4. 必要に応じ、選択した1つまたは複数のライセンスを一覧で確認します。

5. [...] をクリックして、次のステップで作成される転送ファイルの場所とファイル名を入力します。

6. [Create File] をクリックします。

Vector Context File.vlcファイルが作成され、保存されます。

カスタマイズ

Ribbon|Open Settings|General|[...]の中のデフォルトの場所を設定して任意のコ

ンテキストファイルを保存することもできます。注:この場合は自動的にデフォルトの

名前に設定されます。

オフラインでの手順を繰り返す場合は、1回しか使用されていない前のVLCファイル

に上書きすることもできますが、必ず手順全体を完了してから次のオフライン手順を

開始してください。

6. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLUファイルをオンラインのコンピューターにコピーします。

手順 II:オンラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Upload Context File]ボタンをクリックします。

ウィンドウが開きます。

3. [...]ボタンを使用して、前に作成したVLCファイルへのパスを選択します。

4. [Upload File] をクリックします。

ファイルが正常にアップロードされると、サーバーがアップデートファイル.vluを返します。このファイル

は、自動的に付加情報_Updateが付けられてVLCファイルと共に保存されます。

ヒント:[...]ボタンを使用してデフォルトの場所や名前を変更することもできます。

5. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLUファイルをオフラインのコンピューターにコピーします。

手順 III:オフラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Install Update File]ボタンをクリックします。

ダイアログが表示されます。

3. [...]ボタンを使用して、前に保存したVLCファイルへのパスを選択して入力します。

4. [Start] をクリックします。

ファイルが正常にインストールされると、受領確認ファイル.vlrが作成されます。このファイルは、自

動的に付加情報_Receiptが付けられてVLUファイルと共に保存されます。

ヒント:[...]ボタンを使用してデフォルトの場所や名前を変更することもできます。

5. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLRファイルをオンラインのコンピューターにコピーします。

手順 IV:オンラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Upload Context File]ボタンをクリックします。

ウィンドウが開きます。

3. [...]ボタンを使用して、前に作成したVLRファイルへのパスを選択します。

4. [Upload File] をクリックします。

ファイルが正常にアップロードされれば、操作は完了です。

ヒント:今回は、サーバーからアップデートファイル (.vlu)は返されません。

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ユーザーマニュアルVector License Client 5  マイグレーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 22 -

5  マイグレーション

この章には、以下の情報を示します。

5.1  概要 23

5.2  オンラインでのマイグレーション 23

5.3  オフラインでのマイグレーション 25

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ユーザーマニュアルVector License Client 5  マイグレーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 23 -

5.1  概要

古いハードウェアベースライセンス (ベクターネットワークインターフェイス上にあるライセンス)をお持ちの場合、それらを

管理 (すなわちアクティベーション、アクティベーション解除、再アクティベーション)するため、条件によっては、VectorLicense Clientを使って古いライセンスを新しいベクターライセンスにマイグレーションする必要があります。

オンラインでのマイグレーション:マイグレーション操作を行うコンピューターがインターネットに接続されている場合

は、この方法を使用します。

オフラインでのマイグレーション:マイグレーション操作を行うコンピューターがインターネットに接続されていない場

合は、この方法を使用します。この場合でも、インターネットに接続されている (ターゲットでない)第2のコン

ピューター、およびオンラインのコンピューターとオフラインのコンピューターとの間でファイルを交換するための記憶

媒体にアクセスできる必要があります。Vector License Clientは、両方のコンピューターにインストールしておく必

要があります。

マイグレーションの基礎

マイグレーション操作には、ベクターまたはライセンス管理者から示されたアクティベーションキーが

必要です。詳細はベクターの販売部門にお問い合わせください。

マイグレーション操作を行うコンピューターも同時にライセンスのターゲットである場合があります。

ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)がVector License Clientによりサポートされているかを判断するには、対応するヘルプを参照してください。または、マイグ

レーション処理中にVector License Clientが、サポートされており現在使用可能なすべてのター

ゲットを選択フィールドに自動的に表示します。

注意 !マイグレーションの方法 (オンライン/オフライン)はいつでも変更できますが、1回のマイグレーション

手順は1つの方法のみを使用して完了させる必要があります。現在行なっているマイグレーション

手順中にマイグレーションの方法を変更してはなりません。

人の負傷や財産の損害を防止するため、いかなるハードウェアコンポーネントでも、設置したり使

用する前に必ず、対応する安全に関する注意事項と危険に関する警告を良く読み理解してく

ださい。

5.2  オンラインでのマイグレーション

インターネット接続されているコンピューターを使用して、ターゲット (ベクターネットワークインターフェイスのみ)に対し

て1つまたは複数のライセンスをマイグレーションするには、以下の手順に従って操作してください。

注意 !この手順の最中にデバイスを切り離さないでください。

この手順は取り消すことはできず、ライセンスビットはデバイスから削除されます。

ライセンスビットキャリア(ベクターネットワークインターフェイス等 )のみが接続されており、かつその他

のすべてのベクターアプリケーションが閉じていることを確認してください。

オンラインでのマイグレーション手順

1. マイグレーションすべきライセンスのライセンスビットを持っているデバイス (コンピューター、ドングル、

インターフェイス)を接続します。

2. Vector License Clientを開きます。

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ユーザーマニュアルVector License Client 5  マイグレーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 24 -

3. リボンのMigrate|[Migrate Online] をクリックします。

Migrate Licenseダイアログが表示されます。

4. デバイスを選択し、この特定のデバイスで利用可能なすべてのライセンスビットを確認します。

[OK] をクリックしてダイアログを閉じます。

Vector License Clientは、サポートされており現在使用可能なすべてのターゲッ

ト (コンピューター、ドングル、ベクターネットワークインターフェイス)を自動的に

チェックして選択フィールドに表示します。表示されないターゲットがある場合

は、そのターゲットが正しく接続されているか確認してください。

5. 対応するアクティベーションキーをActivation Key入力フィールドに入力します。

このアクティベーションキーで使用可能なライセンスの情報が表に表示されます。

6. マイグレーションするライセンスを選択します。

7. [Select...] をクリックします。

Migrate Licenseダイアログが表示され、選択したライセンスがマイグレーションできるかどうかを示

します。

8. [Send Request] をクリックします。ウィンドウが閉じ、選択したライセンスが直ちに処理されます。所要時間は、選択したライセンス

ビットの数により異なります。

ステータスバーにはマイグレーション処理の状態が表示されます。

ライセンスのアクティベーションを続けるかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。[OK] をクリック

してアクティベーションの章を続けます。

Vector License Clientがベクターのサーバーに接続できない場合は、以下のオプションを試してみてく

ださい。

インターネット接続を確認する。

リボンの [Open Settings] をクリックしてプロキシ設定を確認する。

ウィンドウが開きます。[Use Proxy Settings]チェックボックスを有効にし、プロキシ認証情報を入

力します。

[Test Proxy Settings] をクリックします。

テストの結果がカラーのアイコンで表示され、緑は成功を、赤は失敗を示します。

問題が解消されない場合は、お客様の地域担当のITサポート係にお問い合わせいただくか、プ

ロキシ設定を使用せずに処理を進めることをご検討ください。その場合は [Use Proxy Settings]チェックボックスを無効にしてください。

オンラインマイグレーション処理が何らかの理由で停止した場合、または完了できなかった場合、継

続機能を使うことができます。その他の場合、この機能を使わないでください。

1. Migrate|[Continue Migration] をクリックします。

Continue License Migrationダイアログが表示されます。

2. 完了できなかったマイグレーション処理で最初に使ったライセンスビットを保持するキャリアを選択

します。

3. [Send Request] をクリックします。

処理は即座に開始されます。

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ユーザーマニュアルVector License Client 5  マイグレーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 25 -

5.3  オフラインでのマイグレーション

インターネット接続されていないコンピューターを使用して、ターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワーク

インターフェイス)に対して1つまたは複数のライセンスをマイグレーションするには、以下の手順 I~ IVのすべてに従っ

て操作してください。

はじめに

インターネット接続された第2のコンピューターにアクセスできることを確認してください。

Vector License Clientを、オンラインとオフラインのコンピューターの両方にインストールしておく必要

があります。

オンラインのコンピューターとオフラインのコンピューターとの間でファイルを交換するための記憶媒体

も用意しておく必要があります。

注意 !この手順の間にデバイスを切り離さないでください。

この手順は取り消すことはできず、ライセンスビットはデバイスから削除されます。

ライセンスビットキャリア(ベクターネットワークインターフェイス等 )のみが接続されており、かつその他

のすべてのベクターアプリケーションが閉じていることを確認してください。

手順 I:オフラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンのMigrate|[Migrate Offline] をクリックします。

Migrate License Offlineダイアログが表示されます。

3. 上の入力フィールドにアクティベーションキーを入力します。

4. ライセンスビットを保持するライセンスターゲットがドングルまたはベクターネットワークインターフェイス

である場合は、そのライセンスターゲットをコンピューターに接続します。

5. ライセンスビットキャリア(ベクターネットワークインターフェイス等 )すなわち最後に接続したデバイス

を選択します。

6. [...] をクリックして、次のステップで作成される転送ファイルの場所とファイル名を入力します。

6. [Create File] をクリックします。

Vector Context File.vlcファイルが作成され、保存されます。

カスタマイズ

Ribbon|Open Settings|General|[...]の中のデフォルトの場所を設定して任意のコ

ンテキストファイルを保存することもできます。注:この場合は自動的にデフォルトの

名前に設定されます。

オフラインでの手順を繰り返す場合は、1回しか使用されていない前のVLCファイル

に上書きすることもできますが、必ず手順全体を完了してから次のオフライン手順を

開始してください。

9. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLUファイルをオンラインのコンピューターにコピーします。

手順 II:オンラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Upload Context File]ボタンをクリックします。

Upload Vector Context Fileダイアログが表示されます。

Page 26: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 5  マイグレーション

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 26 -

3. [...]ボタンを使用して、前に作成したVLCファイルへのパスを選択します。

Migrate Licenseダイアログが表示されます。

4. 表の一番最初の欄で、マイグレーションすべき1つまたは複数の製品のチェックボックスを有効にし

ます。

5. [Select...]ボタンをクリックします。

Migrate Licenseダイアログが表示され、選択したライセンスがマイグレーションできるかどうかを示

します。

6. [Migrate] をクリックします。

ファイルが正常にアップロードされると、サーバーがアップデートファイル.vluを返します。このファイル

は、自動的に付加情報_Updateが付けられてVLCファイルと共に保存されます。

ヒント:[...]ボタンを使用してデフォルトの場所や名前を変更することもできます。

7. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLUファイルをオフラインのコンピューターにコピーします。

手順 III:オフラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Install Update File]ボタンをクリックします。

ダイアログが表示されます。

3. [...]ボタンを使用して、前に保存したVLCファイルへのパスを選択して入力します。

4. [Start] をクリックします。

ファイルが正常にインストールされると、受領確認ファイル.vlrが作成されます。このファイルは、自

動的に付加情報_Receiptが付けられてVLUファイルと共に保存されます。

ヒント:[...]ボタンを使用してデフォルトの場所や名前を変更することもできます。

5. 記憶媒体を使用して、前に作成したVLRファイルをオンラインのコンピューターにコピーします。

手順 IV:オンラインのコンピューターでの操作

1. Vector License Clientを開きます。

2. リボンの [Upload Context File]ボタンをクリックします。

ウィンドウが開きます。

3. [...]ボタンを使用して、前に作成したVLRファイルへのパスを選択します。

4. [Upload File] をクリックします。

ファイルが正常にアップロードされれば、操作は完了です。

ヒント:今回は、サーバーからアップデートファイル.vluは返されません。

これでライセンスはマイグレーションされました。

続けて、アクティベーション、アクティベーション解除、再アクティベーションの手順を実行することもで

きます。

Page 27: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 6  CSVへのエクスポート

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 27 -

6  CSVへのエクスポート

この章には、以下の情報を示します。

6.1  CSVへのエクスポート 28

Page 28: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 6  CSVへのエクスポート

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 28 -

6.1  CSVへのエクスポート

現在アクティブなライセンスをExcelのリストにエクスポートするには、次の手順を実行します。

エクスポート手順

1. コンピューター (オンラインまたはオフライン)でVector License Clientを開きます。

2. リボンの [Export to CSV] をクリックします。

Exportダイアログが表示されます。

3. エクスポートする情報を指定します。

4. [Save...] をクリックします。

5. エクスポートファイルの場所と名前を選択します。

6. [Save] をクリックします。

7. CSVファイルが自動的に作成され、指定した場所に保存されます。

Page 29: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 7  ライセンスターゲットの移動

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 29 -

7  ライセンスターゲットの移動

この章には、以下の情報を示します。

7.1  ライセンスターゲットの移行 30

Page 30: ユーザーマニュアルVector License Client...アクティベーションされているライセンスの番号とタイプの一覧表をExcelファイルとして保存しま

ユーザーマニュアルVector License Client 7  ライセンスターゲットの移動

©ベクター・ジャパン株式会社 バージョン3 - 30 -

7.1  ライセンスターゲットの移行

1つまたは複数のライセンスをアクティベーション解除し、別のターゲット (コンピューター、ドングル、ベクターネットワーク

インターフェイス)でアクティベーションするには、以下の手順に従って操作してください。

手順の説明

ライセンスをアクティベーション解除した後、それらのライセンスは再び元のアクティベーションキーで

利用できます。しかし、それらのライセンスは元のデバイスに割り当てられたままです。つまり、ライ

センスを別のデバイスでアクティベーションする場合、割り当てを変更する必要があるということで

す。ライセンスの割り当てを変更するには、ベクターサポートにお問い合わせください。同じキーを

使ってライセンスを再びアクティベーションできます。

移行手順

1. お客様がEULAクライアントであるかELAクライアントであるかを確認してください。

一覧で [Is EULA]列を調べ、アクティベーションされている (EULA)かアクティベーション解除されて

いる (ELA)かを確認します。

2. 割り当ての削除 :a. 割り当てを削除するには、お客様がEULAクライアントである場合はベクターのサポート担当にお

問い合わせください。

b. お客様がELAクライアントである場合は、ベクターライセンスポータルのお客様の地域担当の管理

者にご連絡いただき、割り当てを削除してください。

3. 上記の手順を参照して、対応するライセンスをアクティベーション解除します。

4. 上記の手順を参照し、アクティベーションキーを使用して、新しいターゲット (コンピューター、ドング

ル、ベクターネットワークインターフェイス)に対してライセンスをアクティベーションします。

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