7 2000PWGPWGPWG3 3 PWG一般社団法人 インターナショナルスーパーフード協会  TEL03-5545-5789 FAX03-6733-8688 http://i-superfood.jp/ 「描いた夢をかたちに」 スーパーフードでつながる、 持続可能な社会を目指して スーパーフードを一過性のブームで 終わらせてはいけない。そんな想いで 『インターナショナルスーパーフード協会』を立ち上げた、 代表の清水みほさんにお話を伺いました。 取材・構成/岡本尚之 veggy woman インターナショナルスーパーフード協会 代表 清水 みほ 細胞矯正医学やマクロビオティックを学び、身体にとって最も有効な食べ物が FWG が提唱するスー パーフードである事に辿り着く。真のスーパーフードの啓蒙の為、世界最高レベルの健康研究機関 PWG 公認協会にあたるインターナショナルスーパーフード協会の設立に尽力する。 (社)インターナショナルスーパーフード協会認定 スーパーフードアドバイザー ベーシック検定 概要 ジュリアン・ベイルズ博士 8 年連続で米国トップ外科医として表彰され た、米国を代表する医師の 1 人。スポーツ医 学のスペシャリストで NFL 選手協会医師。脳 神経外科医として数々の奇跡の治療を施し各 種メディアでその功績の多くが語られている。 協会顧問・特別学長の紹介 ドリュー・ジョージソン博士 ワールドカップ米国代表チームドクターを一 任された外科医。スーパーフードを使用し た、人間の細胞レベルでの自然治癒力を高め た治療法を世界で先駆けて研究している数少 ない医師の代表格。 スーパーフードの定義 食育とスーパーフードの関係 栄養素と抗酸化物質について 抗酸化の美容とダイエットの影響について オーガニックとは 添加物と選食について ~添加物による酵素阻害の仕組~ 上記内容は抜粋ですが、スーパーフードについての知識の みならず、日々口にする食べ物の選食の勧めや身体の細 胞・組織の仕組みを解りやすくお伝えし、『食=生きる』 上で幅広い分野での活動のフィールドを視野に入れた知識 を身につけて頂くのが目的となっております。 9 月以降の開催予定〉 ※追加・変更の可能性もございます。 9 19 日(土)名古屋 9 21 日(月)大阪 9 27 日(日)愛媛 10 3 日(土)熊本 各会場 30 名限定/ 10:00 17:00(休憩 1 時間) 詳細・お問い合わせ・お申込先 http://i-superfood.jp 201520 調調You are what you eat 15 10 5 西77 76

スーパーフードでつながる、 持続可能な社会を目指して的 だ ろ う か と 考 え て い た 時 に 「 ス ー パ ー フ ー ド 」 と い う ワ

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Page 1: スーパーフードでつながる、 持続可能な社会を目指して的 だ ろ う か と 考 え て い た 時 に 「 ス ー パ ー フ ー ド 」 と い う ワ

的だろうかと考えていた時に「スーパー

フード」というワードをよく耳にするよ

うになりました。

「スーパーフード」とは、本来人間が持

つ身体の仕組みを正常に戻す、自然が

作った完璧なバランスの栄養素を含むも

の。昔から治癒効果を期待して食べら

れ、多くの人々を救ってきたものです。

身体が必要とするアクティブな栄養素が

バランス良く豊富に含まれ、活性酸素を

除去する抗酸化物質が多く、毎日の食事

に少量加えるだけで効率良くクリーンな

エネルギーを摂り入れられるという手軽

さも最大の魅力です。つまり忙しい私た

ち現代人の生活スタイルには理にかなっ

た食品なのです。

「スーパーフード」を軸として、目先の

美容、健康面の改善に留まらず、食から

環境、私たち子孫の未来に残す地球への

ビジョンが広がっていき、壮大なプロ

ジェクトとしてインターナショナルスー

パーフード協会を立ち上げました。

――協会としての取り組みを教えてくだ

さい。

協会の基本はスーパーフードを核とし

た7つの柱です(下図参照)。協会の認

定する資格部門でのスペシャリストの育

成、製品の認証、日本で長年スーパー

フードの生産に携わってきた方や店舗へ

の表彰制度、子どもたちの理解、関心を

深めるための農業・農村体験支援、障が

い者支援、そして最先端の栄養学に基づ

いた講座による食育の推進などの活動

を、2000名を超える医師により構成

される世界最高レベルの健康研究機関

「フィジシャンズウェルネスグループ」

(以下PWG)より認定を受けた、唯一

の公認協会として名医達との連携・監修

のもとで行っていきます。PWGは世界

最先端情報を元に手術後の回復食や病気

の予防食として、医療現場でスーパー

フードを取り入れています。

PWGトップの医師のひとり、ド

リュー博士は現役の外科医でありなが

ら、予防に重きをおくスーパーフードの

スペシャリストで、もうひとりのジュリ

アン博士は現役のシカゴ大学教授で脳神

経外科の世界的権威であり、日本でも最

近話題になっているオメガ3脂肪酸のス

ペシャリスト。従来の手術にオメガ3を

取り入れることにより、数々の奇跡を起

こした人物として、アメリカでは多数の

メディアに取り上げられています。この

お二人の医師が共同代表を務められてい

るのがPWGです。

――海外とは異なり、日本の場合はどう

しても、スーパーフード=痩せる、きれ

いになるためのものなど表層的な見方に

偏りがちです。

本協会ではスーパーフードを軸に「食

べることは生きること」という本質的な

ことをきちんと認識できる人たちを育成

することを目指しています。この大き

な柱をもって、スーパーフードを通じ

て「食育」普及と、地球にとって持続可

能な生態系のあり方を伝えることが私た

ちの役割だと思っています。食べ方と生

き方というのは表裏一体。毎日の食べる

という行為に意識を向け、選食の観点か

ら見直していく事を、そして何故今スー

パーフードなのかを改めて気付いて頂け

るよう、尽力していきます。

一般社団法人 インターナショナルスーパーフード協会  TEL:03-5545-5789 FAX:03-6733-8688 http://i-superfood.jp/

「描いた夢をかたちに」

スーパーフードでつながる、持続可能な社会を目指して

スーパーフードを一過性のブームで終わらせてはいけない。そんな想いで

『インターナショナルスーパーフード協会』を立ち上げた、代表の清水みほさんにお話を伺いました。

取材・構成/岡本尚之

veggy woman

インターナショナルスーパーフード協会 代表

清水 みほ細胞矯正医学やマクロビオティックを学び、身体にとって最も有効な食べ物が FWGが提唱するスーパーフードである事に辿り着く。真のスーパーフードの啓蒙の為、世界最高レベルの健康研究機関PWG公認協会にあたるインターナショナルスーパーフード協会の設立に尽力する。

(社)インターナショナルスーパーフード協会認定

スーパーフードアドバイザーベーシック検定 概要

ジュリアン・ベイルズ博士8年連続で米国トップ外科医として表彰された、米国を代表する医師の 1人。スポーツ医学のスペシャリストで NFL選手協会医師。脳神経外科医として数々の奇跡の治療を施し各種メディアでその功績の多くが語られている。

■ 協会顧問・特別学長の紹介

ドリュー・ジョージソン博士ワールドカップ米国代表チームドクターを一任された外科医。スーパーフードを使用した、人間の細胞レベルでの自然治癒力を高めた治療法を世界で先駆けて研究している数少ない医師の代表格。

■ スーパーフードの定義■ 食育とスーパーフードの関係■ 栄養素と抗酸化物質について■ 抗酸化の美容とダイエットの影響について■ オーガニックとは■ 添加物と選食について ~添加物による酵素阻害の仕組~

上記内容は抜粋ですが、スーパーフードについての知識のみならず、日々口にする食べ物の選食の勧めや身体の細胞・組織の仕組みを解りやすくお伝えし、『食=生きる』上で幅広い分野での活動のフィールドを視野に入れた知識を身につけて頂くのが目的となっております。

〈9月以降の開催予定〉 ※追加・変更の可能性もございます。

9月19日(土)名古屋9月 21日(月)大阪9月 27日(日)愛媛10月 3日(土)熊本

各会場 30名限定/ 10:00~ 17:00(休憩 1時間)

詳細・お問い合わせ・お申込先http://i-superfood.jp

――インターナショナルスーパーフー

ド協会を立ち上げられたのが今年の

2015年。設立に至るまでには、ど

のような経緯があったのでしょうか。

20代前半に過労で体調を崩し、その

時「薬だけに頼らない方法で健康になり

たい」という思いから、食べ物・口にす

るもので体調を整えていこうと思いまし

た。ちょうどその頃、細胞矯正医学を学

び、女性として子供を出産する前にどう

いう食生活をすることで自分のからだ作

りをしていくかを考えるきっかけにも

なりました。食べ物は自分だけではな

く、子子孫孫の繁栄にまでつながってい

くという観点から、口にするものは特に

気にするようになりましたね。「You are

what you eat

」(あなたの身体は、あな

たの食べた物からできている)という言

葉にもあるように、食べ物の質の大切さ

を実感しました。

――「食育」的な考え方は、これからと

ても大切になってきますよね。 

食育に関しては、人生のポイントポイ

ントで関わることが多くあったので自然

と意識していました。今から15年ほど前

に仕事でベルギーの小さな街にいたので

すが、ヨーロッパ各地からオーガニック

の食材を揃えているお店があり、職場の

スタッフの中でも毎日瞑想・ヨガをする

ベジタリアンなど、健康意識の高い方と

触れ合う機会が多かったです。

10年ほど前にはロンドンで5年弱生

活していました。周りにベジタリアンの

方がたくさんいましたし、当時マドンナ

のプライベートシェフだった西邨マユミ

さんのことを現地の情報誌で知り、日本

からたくさんマクロビの本を取り寄せ

て、玄米を圧力鍋で炊きはじめたのがそ

の頃。ロンドンではオーガニックを扱う

スーパーも多く、質の良いスーパーやカ

フェ、レストランの需要の高さを感じま

した。同時に食べ物に対する意識も日本

とかなり違うと、改めて実感しました。

向こうの人は値段が高くても、オーガ

ニックの食品を買うことの意味や意義、

環境に対する問題意識をしっかりと考え

ています。つまり、消費するものを倫理

的に選択するという意識がとても高いん

です。コストがかかっても抵抗なく意

味・意図を理解して購入する人がいるか

らこそ、オーガニックのチェーン店、レ

ストランがどんどん増えているのは、そ

れに賛同している消費者が増えていると

いうことであり、素晴らしい流れだと思

います。

――その一方で、日本ではそうした意識

がまだまだ浸透していない印象を受けま

す。日

本は飽食と言われますが、健康面に

何らかの課題を抱えている人が多いのも

事実です。現代人の忙しいライフスタイ

ルにあった健康的な食事として何が効果

食べることの大切さを

次世代に伝えるということ

スーパーフードは日本人の

ライフスタイルに合った

理想的な食材

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