35

TIME 運営・施工 ＭＣ 柿沢さん 疾風 Sammy Leung

■2／25（土）

11:00

12:00

09:00

10:00

プレイベント／当日スケジュール

準備・スタンバイ

15:00

16:00

13:00

14:00

17:00

18:00

19:00

会場入り

10:00

会場入り 11:00

11:00～18:30 サンプリング

ステージ① 13:00～

ステージ② 16:30～

15:00～15:30 プレスイベント ステージ

会場入り 14:30

リハーサル

準備・スタンバイ

ステージまわり 片付け

終了・解散

終了・解散 終了・解散

終了・解散

囲み取材 囲み取材 囲み取材対応

終了・解散

会場入り① 11:00

ステージ① 13:00～

ステージ② 16:30～

リハーサル 打合せ

ケーキ 準備

8：00 料理教室入り

昼食 着替え

準備・スタンバイ

着替え 会場入り②

料理教室入り

会場入り

13:30

14:30

10-3. 広報支援活動（事前） – プレイベント

36

■2／26（日）

プレイベント／当日スケジュール

TIME 運営・施工 ＭＣ 柿沢さん 疾風 Sammy Leung

11:00

12:00

09:00

10:00

準備・スタンバイ

15:00

16:00

13:00

14:00

17:00

18:00

19:00

会場入り

10:30

会場入り 1100

11:00～18:30 サンプリング

ステージ① 13:00～

ステージ③ 16:30～

リハーサル/調整

ステージまわり 片付け

終了・解散

終了・解散 終了・解散

ステージ① 13:00～

ステージ③ 16:30～

リハーサル/調整

ステージ② 15:00～

ステージ③ 15:00～

会場入り 11:00

打合せ

着替え

10-3. 広報支援活動（事前） – プレイベント

37

プレスイヘントステージ内容／25日

時間 ＬＡＰ 項目 内容

14：30 8’ プレス受付

15：00 1‘ 開会 司会によるオープニング

15：01 3‘ 日本食品展告知 司会によるプレイベント趣旨・概要紹介 日本食品展の概要紹介

15：04 2‘ ゲスト紹介 柿沢安耶さん、Sammy Leungさん登場、紹介

15：05 10‘ トークセッション

司会と柿沢安耶さん、Sammyさんによるトークセッション ＜トークテーマ案＞ ・日本産農産物の魅力を紹介 ・日本農産物を使った簡単でおいしいレシピ紹介 ・好きな日本農産物やイメージについて、など

15：15 10‘ 特製ケーキお披露目／フォトセッション ／試食

＜ステージ展開案＞ ・柿沢さんによる特製ケーキのお披露目 ・『謝』の文字を生クリームでデコレーション ・Sammyさんと協力して特製ケーキを完成させる （Sammyさんが謝の文字の上にイチゴを盛り付ける） ＊ケーキ完成後にフォトタイムを設ける ・別途、試食用のケーキをSammy Leungさんに食べていただき感想を頂く

15：25 2‘ 閉会 司会による閉会コメント プレイベント２日間のプログラム紹介 （三味線パフォーマンス、サンプリングなど）

15：27 10‘ 囲み取材 柿沢安耶さん、Sammyさんによる囲み取材

15：37 - 終了

10-3. 広報支援活動（事前） – プレイベント

38

10-4. 広報支援活動（事前） – その他

【ポスター掲出・風景】 日本食品展への来場促進及びPRの為、代表的な流通店舗にて、ポスター掲出を行った。

出稿媒体 掲載日・掲出期間 概要

地下鉄ＭＴＲ 2012/2/20～3/4 30秒映像

Yahoo!HongKongバナー出稿 2012/2/17～3/1 推定5,000,000imps

新聞 AppleDaily 2012/2/23、2012/3/1 カラージュニアページ

新聞 OrientalDailyＮｅｗｓ 2012/2/24、2012/3/2 カラージュニアページ

雑誌 SuddenWeekly 2012/2/24 ４Ｃ１Ｐ

雑誌 Weekend Weekly 2012/2/27 ４Ｃ１Ｐ

雑誌 NextMagazine 2012/3/1 ４Ｃ１Ｐ

フリーペーパー Headline Daily 2012/2/24 ４Ｃ１Ｐ

フリーペーパー am730 2012/2/23、2012/3/1 ４Ｃ１Ｐ

フリーペーパー sunlife 2012/2/21,28 ４Ｃ１Ｐ

出稿媒体一覧及びスケジュール

39

【総括】 ・現地購買者・メディア・一般消費者の各ターゲットに対し、情報が最も到達しやすい最適な時期・場所・手段を組み合わせたコミュニケーション設計を行い、実施した。 また、同時期にマスメディア広告（新聞・雑誌・フリーペーパー・ウェブバナー・交通広告）を展開し、流通店頭施策との連動した事前周知を図ることで、ターゲットの日本食品展への認知度や関心度を高め、予想を大幅に上回る来場人数を獲得した。 ・プレスカンファレンス、事前イベント及び日本食品展本番を一週間間隔で開催し、それぞれBtoB、BtoCという異なった内容で実施することにより、それぞれの関連性をターゲットに認識してもらう一方で、情報の重複を避けることにより、メディアでの露出を最大限まで図り、日本食品展への集客と話題を最大化することができた。 ・「香港が日本の農林水産物・食材の最大の輸出先である」、「震災から一年」などＰＲファクトを掘り起こすことでメディアに重要なフックを提供でき、記事への最大化に寄与した。 ・事前イベントでは香港の人気タレントを起用し、メディアの集客や露出に繋げた。また日本人シェフと一緒に食材で「謝」の文字を作りケーキを完成させるというＰＲストーリーを通じ、「香港への謝意を伝える」との本イベントの主旨を発信できた。 ・現地の日系メディアにも事前プロモートした結果、現地での取材誘致に成功し日本への情報還流ができた。 【問題点】 ・メディア（特に現地の日系メディア）は、「農林水産省」といった単独の機関としてではなく「日本国」としての意見を求めていることから今後、プレスリリースや取材対応などでは、「日本国」としてのステートメントが求められることが考えられる。 ・メディアからは特に特筆すべき出展者情報（例：震災被害地域の出展者、和牛、香港で初デビュー etc.）を提供してほしいとの声が多かった。今後、パンフレット等ＰＲツールを作成する際、そうした情報の事前準備が必要である。 ・現地メディアにとっては、「なぜその国・地域で開催するのか」という理由やイベントの規模感、（現地ならびに日本国双方の）要人の出席有無と、そこから伝わる日本政府の姿勢が、報道する大きなインセンティブとなるため、今後ＰＲを展開する際、上記情報の事前提供を含めて対応することが必要である。 ・同時期に、同主旨の他組織主催のイベントもあったため、本イベントの位置づけ、他イベントとの違い、日本政府の全体戦略を現地メディアに分かりやすく説明するには、事前に情報整理や各省庁・組織間との事前調整が必要である。

10-5. 広報支援活動（事前） – 【総評】

40

11-1. 来場者アンケート結果 – 市場調査

アンケート調査実施日 2012年3月2日(金)～3月4日(日)

対象者 来場者(一般消費者)

アンケート回収数 124名

目的 一般消費者の意見・動向(アンケート)をもとに、消費者マーケット、ニーズを知り、日本農林水産物及び日本食品の輸出促進へ繋げる。

性別

42%

56%

2%

男性

女性

未回答

年齢

10%

25%

18%

22%

12%

12%1%

10代

20代

30代

40代

50代

60代以上

未回答

国籍

87%

8%5%

香港人

香港人以外

未回答

1.どれくらいの頻度で日本食品を購入しますか？

2%

18%

28%41%

8%3%

購入しない

年に1回以上

月に1回以上

週に1回以上

ほぼ毎日購入する

未回答

男性 52女性 69未回答 3 男性 女性 未回答（2）10代 13 7 5 120代 31 12 1930代 22 9 1340代 28 13 1550代 15 5 9 160代以上 15 7 8未回答 1 1香港人 108 48 59 1香港人以外 10 4 6未回答 6 1 4 1

【分析・評価】 香港の消費者の食品購入における価値観は、価格至上主義ではなく、品質・味を重要視していることがアンケート結果で見えた。競争の激しい香港市場では、バイヤーの声として価格を抑える要望が強いが、市場は、必ずしも低価格のみを求めているのでない。香港人の価値観を見極めて、付加価値をつければ、香港市場で勝負ができることがアンケート結果で理解できた。 また、商品選定ポイントとして、味や価格だけでなく、健康や、新鮮さ、中でも安全性を重視していることが分かった。 また包装やネーミングで日本語との併記を望んでいる消費者が全体の5割を超えることから、現在香港においては既に日本産農林水産物への安心・安全性、品質などの信頼が回復され、高く支持されていると考えられる。

41

■質問2.どんな日本食品をよく購入しますか？■ 2.どんな日本食品をよく購入しますか？

15%

8%

9%

7%

5%23%

5%

13%

14%

1%

0%

果物

野菜

鮮魚

和牛

お米

お菓子

日本酒

調味料

飲料

その他

未回答

■質問3.購入する際に重視するものは何ですか？■

3.購入する際に重視するものは何ですか？

25%

16%

8%2%7%

11%

12%

11%

6% 2%

味

価格

賞味期限

内容量

商品名

生産地

健康

新鮮さ

新商品

未回答

■質問4.賞味期限について■

4.賞味期限について

22%

38%

24%

14%

2%

1カ月以上

3カ月以上

6カ月以上

気にしない

未回答

■質問5.価格について■

5.価格について

8%

81%

7%

2%

2%

一番安い価格の物を買う

価格が品質マッチしていれば買う

価格はあまり重視していない

価格は重視していない

未回答

■質問6.日本産食品名包装の表記について■ 6.日本産食品名包装の表記について

11%

28%

55%

6% 0%

英語が良い

広東語が良い

日本語との併記が良い

日本語だけの表記で良い

未回答

■質問7.日本食品購入の際、必要な情報は何ですか？■

7.日本食品購入の際、必要な情報は何ですか？

22%

19%

18%

23%

18%

0%

食し方

産地表示

成分表示

安全性

品質情報

未回答

11-1. 来場者アンケート結果 – 市場調査

42

【日本食品展 in Hong Kong 来場者満足度調査】

アンケート調査実施日 2012年3月2日(金)～3月4日(日)

対象者 来場者(一般消費者)

アンケート回収数 144名

目的 来場者のイベントへの満足度を測り、またイベントの中でもどのような内容が好評だったのかを今後の参考とするため。

【分析・評価】 日本食品展への来場者数は当初手探り状態ではあったが、アンケート結果から推察すると、プレスカンファレンスやプレイベント等を活用したメディア・プレスからの新聞記事掲載が効果的であったと言える。 また日本食品展でのアトラクションでは、太鼓演奏に人気があったが、それ以上に試食への満足度が高いことが分かった。香港で集客力が求められる同種イベントでは、無料で試食のできる企画を盛り込むことが大きな要素と考えられる。 平均滞在時間は、1時間～2時間であり、半数の来場者が日本食に関心があり日本食品展に参加している。

■質問1.このイベントを知ったきっかけは何ですか？■

性別

33%

59%

8%

男性

女性

未回答

年齢

4%

35%

15%

23%

6%

17%

0%

10代

20代

30代

40代

50代

60代以上

未回答

国籍

77%

21%

2%

香港人

香港人以外

未回答

1.このイベントを知ったきっかけは何ですか？

29%

13%

0%11%

18%

4%

5%

5%

11%

2%

2%

新聞広告

WEBニュース

ラジオ番組

雑誌広告

フリーペーパー

地下鉄広告

インターネットバナー広告

街頭イベント

知人/家族

ポスター/ちらし

その他

男性 48女性 84未回答 12 男 女 未回答10代 6 620代 51 18 3330代 21 12 6 340代 33 9 18 650代 9 3 660代以上 24 6 15 3未回答 0香港人 111 36 66 9香港人以外 30 12 15 3未回答 3 3

アンケート見本

11-2. 来場者アンケート結果 – 満足度調査

43

■質問2.このイベントで良かった点は何ですか？■ ■質問3.このイベントにどのくらいの時間参

加されましたか？■

3.このイベントにどのくらいの時間参加されましたか？

28%

43%

23%

6%

2時間以上

1時間以上

30分以上

30分以内

2.このイベントで良かった点は何ですか？

23%

11%

8%33%

6%

1%

6%

6%3% 3%

太鼓演奏

クッキングデモ　　　　　　　　　

クッキング体験

試食

餅つき

縁日（ヨーヨー）

縁日（射的）

縁日（コイン落とし）

縁日（スーパーボールすくい）

縁日（輪投げ）

■質問4.このイベントに参加した理由は何ですか？ ■ 4. このイベントに参加した理由は何ですか？

54%

24%

9%

13%0%

日本食への関心

日本文化への関心

試食

参加無料

その他

■質問5.このイベントに満足しましたか？■

5.このイベントに満足しましたか？

10%10%

2% 0%

78%

非常に満足

満足

普通

少し不満

不満

■質問6.またこの様なイベントがあれば参加されますか？ ■

6.またこの様なイベントがあれば参加されますか？

73%

25%

2%

参加する

内容次第

参加しない

11-2. 来場者アンケート結果 – 満足度調査

44

【出展者対象展示会全体に関するアンケート】

<アンケート見本(日本語)>

<2ページ目> <3ページ目>

<1ページ目>

アンケート調査実施日 2012年3月4日(日)

対象者 出展者

アンケート回収数 41社

目的 出展者の視点から見たイベント全体の成果、満足度を測るため。出展募集から、本番までのサービス、本事業のどの点が出展者にとって役立ったかを知る。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

【分析・評価】 出展者にとって、消費者と購買者のマーケティングが同時対応できる日本食品展は、概ね満足度が高かった。 また、香港への輸出が初めての出展者も多いことから、準備期間をもっと取って欲しいという要望が多かった。出展者によって評価は分かれるが、香港市場への期待感が、出展前より高くなっていることが、前向きな改善のコメントから推察できる。

45

■質問1. 本展示会は役に立つものでしたか？■ 1. 本展示会は役に立つものでしたか

42%

39%

7%

5%

7%

役に立った

まぁ役に立った

あまり役に立たなかった

役に立たなかった

未回答

■質問2A.自社商品・店舗のPR(認知度向上)■

2A.自社商品・店舗のPR(認知度向上)

24%

39%

10%

5%

22%

役に立った

まぁ役に立った

あまり役に立たなかった

役に立たなかった

未回答

・企画が良かった。 ・香港市場にて当社ドレッシング、お酢の評判がよく更に自信を持てた。当社商品が売れることで日本の農作物も元気になると信じてます。 ・市場調査が出来、多くのバイヤーと商談する機会が得られた。 ・バイヤーと消費者の意見を聞くことができたが、商談中に消費者の試飲の希望があり集中出来なかった事もあった。できれば日を分けて欲しい。 ・はじめての海外展示会への出展であったが、海外市場の商習慣や、自分達の商品の立ち位置を確認する意味でも非常に役立った。 ・マイナスイメージからの再出発をせざるを得ない状況下、国の応援は不可欠です。今回のイベントは再び日本食品の信頼回復に有効です。 ・個別商談会の件数は少なかったものの、現地での商品ニーズについては、今後の役立てるものになった。 ・一過性のイベントにせず定期的に開催することが日本食品の認知向上に繋がる。 ・メディアにアピール出来た。 ・企業単位ではなく、都道府県別で行うのが良い。 ・試食がメインになり過ぎる。 ・自分たちの商品を興味・理解してもらえた。

・数多くの消費者に試食を提供できた。バイヤーと商談が出来た。 ・生の消費者の声が聞けた。 ・ブランド名を覚えて頂けたと感じた。 ・既に販売されている店舗のPRが出来た。 ・香港では自社商品を売っていないので。 ・話がたくさんでき、情報をためれた。 ・サンプル数が少なかったが、直接話しが出来て良かった。

■質問2B．自社の香港市場既進出商品に対する香港消費者 の反応を直接知る(市場調査・情報収集）■

2B.自社の香港市場既進出商品に対する香港消費者の反応を直接知る(市場調査・情報収集）

29%

42%

10%

2%

17%

役に立った

まぁ役に立った

あまり役に立たなかった

役に立たなかった

未回答

・市場の他社製品の展示状況 ・バイヤーから直接コメントをもらえる機会に恵まれた。 ・考えていた様子と違ったので良かった。 ・商品の味に関しての意見を消費者から直接きける貴重な機会となった。 ・試食に群がっただけ。 ・興味のある人が多かった。 ・香港の好みがわかった。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

46

■質問2C.自社の新規商品の香港市場への導入可能性 を探る(市場調査、情報収集)■

2C.自社の新規商品の香港市場への導入可能性を探る(市場調査、情報収集)

34%

39%

10%

0%

17%

役に立った

まぁ役に立った

あまり役に立たなかった

役に立たなかった

未回答

・バイヤーとの商談内容から判断できた。 ・当社に興味を示された企業多し。 ・味噌汁以外のスープ系商品の市場性があることが分かった。 ・商品評価について直接コメントを入手できた。 ・他社との差別化を図る上で、今後自社の『取り組んでいかなければならないこと。』が分かった。 ・商品のパッケージデザインの好み等が把握できた。 ・サンプル品をその場で購入したいという来場者もいた。 ・可能性を少し感じた。 ・今後の戦略に生かせそうな情報があった。 ・関係者と情報交換が出来た。

■質問2D.日本食、食文化の普及(社会貢献の一環)■

2D.日本食、食文化の普及(社会貢献の一環)

27%

29%7%

10%

27%

役に立った

まぁ役に立った

あまり役に立たなかった

役に立たなかった

未回答

・試食、提示 ・商品の普及 ・認知度向上に繋がったと思う。 ・来場者が多かったので、日本の食文化を知って頂く良い機会だったと思う。 ・試食提供を頑張りました。 ・日本の玄米で世界の人々に健康になって喜んでもらいたい。 ・日本食の安全・安心についてアピールできた。 ・試食を配ることが食文化の普及に繋がるのか疑問。 ・PR効果が高かった。

■質問2E.商談会(商品の販路開拓)■

2E.商談会(商品の販路開拓)

17%

41%

17%

5%

20%

役に立った

まぁ役に立った

あまり役に立たなかった

役に立たなかった

未回答

・今後の商談に期待が持てる。 ・小売店からの要望あり。 ・完全新規の取引先は少なかった。 ・取引して頂けるバイヤーが見つかった。 ・ホテルやレストランなどの外食産業のバイヤーが少ない。 ・商品導入に向け商談が出来た。販路拡大成功。 ・件数をあまりこなせなかった。 ・たくさん話ができた。 ・展示・試食に時間をとられ、商談会に力を入れれなかった。 ・スーパー向けで話が進んだ。 ・一般バイヤーの名刺を多数頂きました。 ・今後に繋がる話ができた。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

47

■質問3A.出展募集の進め方■

■質問3B.電話問い合わせに対する運営事務局スタッフの対応■

3A.出展募集の進め方

17%

36%20%

12%

15%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

3B.電話問い合わせに対する運営事務局スタッフの対応

39%

39%

5%

0%

17%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・時間が短かった。 ・出展決定から説明会まで時間がなかった。 ・日程が詰まっていて厳しい面があった。 ・マニュアル等、非常に良く考えられているが、説明会の日時等時間的にあまりにも厳しかったと考える。 ・もう少し書類の提出など期間が欲しかった。 ・３次補正予算で時間がなかった事は理解するが、もう少し余裕を持った段取りにしてほしかった。 ・準備が慌しかった。 ・特に問題なし

・親切だった。 ・イレギュラー対応も快く対応して頂けた。 ・大変丁寧に対応頂き感謝している。 ・写真の変更などが出来ていなかった。 ・的確に答えてくれた。 ・柔軟に対応して頂けた。 ・こまめに連絡してくれた。 ・時間の無い中、頑張ってくれた。

■質問3C.日本食品展のコンセプト■

3C.日本食品展のコンセプト

29%

46%

5%

10%

10%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・良かった。 ・バイヤーのみの日を一日作って欲しかったです。 ・素晴らしい ・日本産品のイメージアップを図り、そこへバイヤーを招聘し、商談・成約につなげる。このスタイルを継続してほしい。 ・消費者向けのイベントと商談を一緒にするのは難しい。 ・農林水産省が望むものと、出展者募集にズレがあったように思う。 ・中途半端な感じがする。 ・行政をもっと巻き込んで欲しい。 ・改めて安全性や品質の高さを再認識にてもらえた。 ・商品の輸送費負担の仕方が違えば、もっとボリューム感があり、盛り上がったのでは。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

48

■質問3D.料理デモンストレーションなどまとまりのある商品群について それぞれブースを設けての運営方法■

3D.料理デモンストレーションなどまとまりのある商品群についてそれぞれブースを設けての運営方法

15%

41%

10%

0%

34%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・販売出来ないのか?との要望が多かった。 ・あまりまとまりや一体感はなかったかも。 ・お茶のメーカーの横並びはちょっと・・・・ ・消費者が分かり易く良かったと思う。 ・楽しそうで良かったと思う。 ・良いと思います。

■質問3E.日本食コンテストの実施■

3E.日本食コンテストの実施

15%

37%

5%0%

43%満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・見ていないので分からない。 ・楽しそうで良かったと思う。 ・よく分からなかった。 ・もっと広めたい。

■質問3F.試食商品について、出展者がデモンストレーションする運営方法■

3F.試食商品について、出展者がデモンストレーションする運営方法

12%

44%

5%2%

37%満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・生の声が聞けるのは良かったが、バイヤーと話していても消費者が割り込んでくるのに困った。 ・プロモーションの仕方によって集客に差が出てたので勉強になった。 ・ステージで各ブース商品をもっとアピールして欲しい。 ・一般客の対応に困った。 ・楽しそうで良かったと思う。 ・良いと思いますが、人気のあるブース同士は離したほうが良い。 ・十分な試食を用意できなかった事が反省点。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

49

■質問3G.(商談会があった場合)相談･商談サポート■

■質問3H.出展ブースのデザインやレイアウト■

3G.(商談会があった場合)相談･商談サポート

12%

47%7%

5%

29%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

3H.出展ブースのデザインやレイアウト

22%

39%

20%

2%

17%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・商品を盗まれる。 ・少し暗かったため華やかさがないと感じる。 ・他のブースの列がブースの前まで延びてしまい少し迷惑だった（2日目から改善してもらった） ・ちょうどいい ・レイアウトはいい。デザイン全体は少し冷たい感じ。会場が広いのでブース全体が暗いイメージだった。 ・もっと自社で考えればよかった。 ・準備不足は否めない。 ・ブースの位置によって映えない所があった。 ・商品にライトが当たる設計になっていなかった。

・事前連絡（通訳など）が不足 ・急遽商談するバイヤーの情報がなくヒアリングするだけで時間がかかった。 ・大変頼りになりました。 ・通訳の人も十分に理解できないことがあった。 ・出展者の意図が明確に伝わったのか少し不安。 ・通訳の方がしっかりしていて、助けて頂けた。 ・事前の予定と違うスケジュールで急に面談となり困りました。 ・通訳レベルというか、商品説明に難があった。 ・商談サポートは良かった。 ・即対応してくれた。 ・もっとサポートが必要だった。（通訳等） ・５分前に商談の連絡があった。せめて３０分前にしてほしい、

■質問3I.各コーナー、各ブースの広さ■

3I.各コーナー、各ブースの広さ

34%

36%

10%

5%

15%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・奥行きがもう1m欲しかった。 ・ちょうど良い大きさ。 ・各ブースは、出展者数を多くするため奥行きを2mとしてあるが、狭く試飲を行うのに不便であった。 ・1人で参加したのでOK。 ・日本に比べたら広い。 ・十分でした。 ・展示用冷蔵庫が大きくブースが狭くなった。 ・適度な広さと設備があった。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

50

■質問3J.クッキングデモでの日本食の普及■

3J.クッキングデモでの日本食の普及

9%

28%

11%11%

41% 満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・出展者の材料を使っていたのでしょうか？ ・出展者に対して詳しいアナウンスを希望します。柿沢さんや柴田さんにブースを回って欲しかった。 ・見ていないのでわからない。 ・楽しそうで良かった。 ・良かったと思う。

■質問3K.会場でのスタッフの対応■

■質問3L.アシスタントのレベルや対応■

3K.会場でのスタッフの対応

24%

52%

5%

2%

17%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

3L.アシスタントのレベルや対応

29%

40%

5%

2%

24%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・スタッフの皆様のご対応には大変感謝している。 ・親切 ・色々質問しても満足な答えは返ってこなかった。 ・人数か少なかった。 ・良く働いていた。 ・良かった。 ・段取りが悪い。 ・対応が早かった。 ・良かったと思うが、もう少し現地でのフォローがあれば良かった。

・通訳にかなり差がある。商談なのである程度の用語等は知っていて欲しい。 ・通訳の方が積極的に対応してくれて非常に助かった。 ・親切。つたない英語でも対応してくれた。 ・親切で的確でした。 良かったと思う。 ・通訳が不満

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

51

■質問3M.開催会場の立地■

■質問3N.プレスへの露出■

3M.開催会場の立地

29%

2%

0%

20%

49%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

3N.プレスへの露出

22%

40%2%

2%

34%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・一等地、無問題 ・イベント会場としてよい ・人が集まるには良い立地 ・わからない ・アクセスしやすい ・良い ・良いと思いますが、現地調達するのに不便でした。 ・広くて目立つから良い。

・地元のプレスが想像より少なかった。 ・人数は集まりますが、バイヤーの来場には？ ・現地新聞社の取材を受けた。 ・ポスターなどを地下鉄などで見かけた。 ・新聞、駅構内でのＰＲを頻繁に見た。 ・商品が載っていて嬉しかった。 ・地元の人が多いと言っていた。 ・現地関係者に聞いたところ、誰も知らなかった。 ・広くＰＲできた。

■質問3O.セキュリティーに関する措置■

3O.セキュリティーに関する措置

29%

35%

2%

5%

29%

満足

まぁ満足

やや不満

不満

未回答

・出入り口に柵をつける事や、透明の陳列カバーなどあればよかった。 ・パスがなくても入れた。 ・ロッカーがありとても良かった。 ・安心して展示会に挑めた。 ・きっちりしてました。 ・十分でした. ・夜間冷蔵庫のプラグが抜けていた。 ・わからない ・展示品が盗られた。 ・鍵が壊れていたが、すぐに対応してくれた。

12-1. 出展者アンケート結果 – 食品展全般

52

商談会対象日時 2012年3月2日～4日 食品展会期中

アンケート回答者 出展者 41社

総商談会件数 417件

内容 商談会に対する意見、満足度などを図るため、商談会のみのアンケートを別途回収し、今後の参考とする。

【分析・評価】 B to BとB to Cの同時開催のイベントでは、商談会対応が中途半端になる傾向があることから、商談会に集中しやすい環境と質の高い商談機会の提供としてアポイント型個別商談会で実施 した。出展者からはアポイント型商談への高い評価がある一方、期待していたバイヤーとの商談機会がご破算になるケースもあった。特に、輸出が初めての出展者や1人参加の出展者にとっては、時間の読める、商談先の情報を事前に知っていることが不安を払拭していた。今後は、更にアポイントの精度を高めていくことが商談成約という結果に結びついて来ると考える。

12-2. 出展者アンケート結果 – 商談会

■質問1. 商談会について■

商談会について

34%

27%

22%

7% 10%

満足

ほぼ満足

普通

それほど良くなかった

良くなかった

バイヤーについて

12%

42%24%

17%

5%

満足

ほぼ満足

普通

それほど良くなかった

良くなかった

■質問2.バイヤーについて■

・日本を強調でき自社製品のイメージが良くなった ・取扱店が増えたため、もう少し新規の商談企業がきてほしい ・ブランドの浸透 ・バイヤーと一般消費者両方の意見を聞くことが出来た。 ・できれば日を分けて欲しかった ・予約商談が計画どうり進まなかった（商談数が減った） ・集客力・商談ルームの準備・アトラクション等、ほとんど全ての面で満足というか 感謝しております。しいて言うならばバイヤーでない一般来場者の対応につい て、もう一歩工夫が出来ると思います。 ・２～３件くらい成果がありそうです ・呼びに来る時間がもう少し前もって教えて欲しかったです。 ・日本茶に関心があり、市場のニーズにマッチすればチャンスがあると感じた。 ・商談数が少ない ・直接バイヤーの方の意見を聞くことが出来たから（その中で催事販売など、具体 的な提案も頂けたから） ・たくさん来られて、良い機会だった ・自社製品の認知度向上の目的はほぼ達成できた ・内容はＯＫ。時間が予定と違った。何のために予定表を作ったのか？

・今後の商談に繋がるバイヤーが多かった ・当社の商品に興味があるバイヤーと商談できた ・Ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｅｒが多かった印象、末端ユーザーとの商談がもう少し欲し ・もっと詳しい情報を事算に欲しかった。市場の本当の情報が分からなかった ・前向きに話を聞いていただけた ・事前バイヤーに関しては商談スケジュールをもう少し確実に決めておく必要があると考えます。バイヤーの質は全く問題なし。ＷＡＬＫ ＩＮ Ｂｕｙｅｒを他の見学者と判別しやすくするためのタグを用意する等の工夫があれば良かった ・日本食に理解・関心があり、またほとんどのバイヤーが日本語ＯＫだったので非常にやりやすかった。 ・とても正直に意見を言ってくださるバイヤーが多かった ・木・金・土の日程が良いのではないか？ ・バイヤーの都合もありますが、行き当たりばったり過ぎると感じます。 ・予定した人が来ない ・スーパーから問屋まで様々なバイヤーなので、すごく良かった ・バイヤー同士のつながりがあり難しかった

53

また商談会に参加したいか

20%

7%

73%

はい

いいえ

未回答

■質問3. またこの様な機会があれば参加したいですか■

香港以外の輸出ターゲット国

台湾, 14中国, 13

タイ, 9アメリカ, 9

東南アジア, 6ベトナム, 4インドネシア, 4

韓国, 3オーストラリア, 3フランス, 3

フィリピン, 2マレーシア, 2イタリア, 2ＥＵ, 2ロシア, 2ドバイ, 2

インド, 1ＵＡＥ, 1マカオ, 1インド, 1カナダ, 1全世界, 1

シンガポール, 21

0 5 10 15 20 25

1

全世界

カナダ

インド

マカオ

ＵＡＥ

インド

ドバイ

ロシア

ＥＵ

イタリア

マレーシア

フィリピン

フランス

オーストラリア

韓国

インドネシア

ベトナム

東南アジア

アメリカ

タイ

中国

台湾

シンガポール

・企業独占で予算的に参加は難しい。 ・即売、マッチングが充実していれば参加したい ・日本のすばらしい食品を世界の人々に発信して日本の自信になるよう、一企業として貢献したい ・一般ユーザーへの商品案内が出来るから参加したい ・新たなバイヤーと出会える貴重な機会だから ・販路拡大が見込めそう ・出展会社が同じくらいのサイズの中小企業であり、色々な部分で「志」が似ているため、動きやすかったと感じます。また農水省はもとより、ＪＴＢ者の段取りのすばらしさと予算が充分にある様に感じました。またオーガナイザーの皆様の日本の文化と食品を外国へ伝えてやろうという熱い「心意気」を感じられました。非常にすばらしい機会を与えていただきました。この他、「東南アジア」の展示会にもぜひ参加したいです ・海外営業の良いきっかけ。繋がりができ、営業促進にもつながる。 ・商談が難しくてもマーケットを知る上では重要でした。 ・輸出拡大のチャンス ・個別商談会の件数を多くしてもらえたら検討する ・小企業では単独でなかなか出来ないため ・一度で成功するような商品ではないので、何度か足を運んだ上で成功させたいという考えだから ・個別で行くより有意義である ・イベントを一過性にせず、継続してほしい ・マッチング商談もしくはバイヤーのみにしてほしい ・積極的に輸出をしたいので是非出たい ・ビジネスと直結しないなら参加しない ・Ｃｌｏｓｅｄの商談会のみ検討

12-2. 出展者アンケート結果 – 商談会

54

・日本食への関心が高く、不安は少なそうだった。 ・試食があるなら販売しないと意味がない。販売は無いのかと問い合わせが多かった。 ・試食目当ての一般来場者が多く何度も同じ人が来た。 ・一般来場者が試食した際に感想を聞けず試食の意味がなかった。 ・試食中心になり、販売直結には疑問が残る。 ・日本食が非常に好評を得ている ・反応が良くてビックリした。 ・日本市場よりも商品のパッケージやデザイン等が重要だと感じた。 ・健康に関心が高いことが分かった。 ・マナーの悪い人が気になった。

会場にお越しになった方におかれましては、訪問者の反応の傾向などお気づきの点をご記入願います。

香港市場でビジネスを展開する上で課題と感じられた点をご記入願います。

・現地対応ラベルについて ・ビジネスパートナー選び。バイヤー同士でのテリトリーの問題がある。 ・輸送の問題・コストが高すぎる。冷凍流通の確立・物流が難しい。 ・現地に販売拠点がないと難しい。 ・食べ方の提案。 ・語学力。想像以上に英語が通じなかった。 ・価格。競争が厳しい。 ・賞味期限 ・ローカルに合ったコンセプト・レシピが必要。 ・業務用商品の開発。 ・一般消費者向けのプロモーションのため広東語が必要。 ・他社との差別化

今後、同様の消費者を対象とした見本市に参加を希望されますか?

・専門業者対象の展示会を優先したい。 ・チャンスがあれば希望。 ・イメージアップには貢献すると思うが、ビジネスでは反映されないので希望しない。 ・消費者向けのメイン商材が開発されれば検討したい。 ・同時にバイヤー商談もあれば希望。 ・商談重視の見本市希望。 ・市場浸透期にある企業がすべきことだと思うので希望しない。 ・同じような見本市に参加したい。 ・販売があれば検討する。 ・積極的に参加したい。 ・コスト的に難しい ・ブランド認知度向上の為につながるので希望。 ・開催場所による。

12-3. 出展者アンケート結果 – その他意見

55

・対応はいつも丁寧で取り組みやすかった。 ・普通 ・自社搬送 ・大変親切で助かりました。 ・コストが高い ・問題なし ・大変なご助力を頂き、感謝している。 ・ブースでもサポートして頂き、助かった。 ・良かった。コンサル的で今後に期待できる。 ・決め細やかな対応に大変感謝しています。 ・対応には問題ないが、独占という事で価格に問題あり。検討して欲しい。 ・親切・丁寧。値段が高くなければもっといい。

出展商品の輸送を行ったコーディネーターの対応はどうでしたか。

事務局のｻｰﾋﾞｽについて、改善点等をご自由に感想をご記入下さい。

・海外でのイベントで大変だと思うが、事務局の対応は良かった。今後も頑張って欲しい。 ・祭りブースが行列で邪魔になる場面があったので、改善が必要。 ・パンフレット・袋・カレンダーが多く、経費が効率的に使われたのか疑問がある。 ・バイヤーとの商談を多くして欲しい ・大変満足。 ・昼食の弁当、レストランの案内が欲しかった。 ・非常に丁寧な対応に感謝している。 ・短期間でこれだけの企画を実施成功させたＪＴＢの力を実感しました。 ・ブースレンタル機材の故障があったり、夜間にプラグが抜けていたりと問題が多かった。 ・商談スケジュールが曖昧だった。 ・展示会の規模ではなく、誠意が感じられた。今後の対応を期待している。 ・出展者及び主催者のコミュニケーションの場が欲しかった。 ・スケジュールがハードだったので、次回からはもう少しゆとりを持って準備させて欲しい。 ・説明会の内容と実際の内容に相違があった。 ・準備段階でのフォロー等、より向上を望みます。

12-3. 出展者アンケート結果 – その他意見

56

14. 総括

日本食品展 in Hong Kongは一般入場者数の目標1万人に対して、入場者数 1万7,981人、出展者の目標40社に対して41社となりいずれも目標を達成した。来場バイヤー数については174社、商談件数は417件、成約見込み額は16,938,000円にのぼった。 一般消費者とバイヤーの両方に同時に対応する展示イベントであったため、いずれの対応が不十分になる可能性もあった。前段の各種アンケートにおいて、一般消費者の満足度は88％となり、出展者の81％がこの展示会が役にたったと答えている。 以上から、当イベントの目的である、香港の購買者及び消費者へのPR活動を通じて信頼回復をはかること、について 一定の成果をおさめたと言える。 成果をおさめた主な要因として、日本食品展 in Hong Kongの開催コンセプトそのものが、関係者から良い評価を受けているとまず考えられる。出展者の募集開始が、開催の1ヵ月半前というスケジュールにもかかわらず、目標設定数を17社も超える出展申込みがあったことは、その他商談会のそれと比較しても、特筆すべきものであった。 消費者については、香港の皆様に感謝をあらわすことに重点をおき、福島県からの迫力ある霊山太鼓やクッキングデモ、縁日、餅つきなど、日本文化への理解を深めるイベントを隙間なく展開した。さらに入場無料としたことで、年代に関わらず多くの人が来場したため、開催初日に100名以上が開始前に入場待ちをすることとなった。最終日のセレモニーまで、人が絶えることがない賑やかなイベントとなり、香港の皆様も満足しているようであった。 イベント運営はスムーズに進行していた。香港人のスタッフも日本食品展 in Hong Kongのコンセプトを良く理解し、消費者から、スタッフ対応について指摘を受けることはなかった。展示装飾についても、日本の祭をイメージするものに出来上がり、日本文化を想起させるものとなった。 東北地方から2社の出展者を含む計41社が出展をし、バイヤーとの交渉、消費者に対する試食、告知活動を熱心に行った。各出展者の香港での取扱実績の有無などにより、当イベントにおけるプロモーション活動は様々であったが、概して、香港への輸出経験のある企業が、消費者やバイヤー対応などについて、より評価の高い結果となっている。 今後、同様のイベントを実施する場合において、次のような課題について検討することが必要と考える。 ①開催形態について 一般消費者に対するプロモーション活動とバイヤーとの商談会を今回のように併設した場合、消費者とバイヤーの意見がまとめて聞けることもあり、良い点も多かったが、出展者の負担なども大きかった。バイヤーと一般消費者を別日程で開催することの検討が必要である。 ②出展者の費用負担について 小規模メーカーの育成の観点から、今までどおり出展料は無料が良いと思われる。同様のイベントが連続開催されることで、展示会自体のブランド化が進んだのちに、有料化を検討することも考えられる。 ③出展者の事前準備に対するスケジュールについて 輸出促進に取り組んでもらうために、現地の十分なマーケティング情報や流通の実態を理解してもらう必要があり、輸出経験のない企業には、より丁寧な対応が求められる。 ④出展者の商談会終了後の営業に関するフォローについて 商談会終了がビジネスの始まりであり、事務局が終了後も一定期間バイヤーに対してもフォローを行うことは、出展者の持続的な活動を促進する。 ⑤事前イベントや告知活動について 事前イベントや告知活動は費用対効果を分析し、ノウハウを積上げることで、より効果的な広告を常に考える必要がある。 ⑥イベント内容について 開催国に在住している、日本文化の伝承できるタレント、著名人の活用により、交通費などのコスト削減につながる。

以 上

57

参考資料

58

14. ＜参考資料＞広報支援活動 – プレカンファレンス 風景

59

媒体名 : Apple Daily 掲載日 : 2012年2月16日 媒体換算額： ￥211,000

（1香港ドル＝10.55円にて換算、以下同）

【掲載2】

14. ＜参考資料＞広報支援活動 – プレカンファレンス 掲載実績

媒体名 : Oriental Daily News 掲載日 : 2012年2月16日 媒体換算額： ￥553,875

【掲載3】

媒体名 : 日本農業新聞 掲載日 : 2012年2月16日

【掲載1】

60

媒体名 : The Sun 掲載日 : 2012年2月16日 媒体換算額： ￥263,750

【掲載4】

媒体名 : Hong Kong Economic Times 掲載日 : 2012年2月16日 媒体換算額： ￥174,075

【掲載5】

14. ＜参考資料＞広報支援活動 – プレカンファレンス 掲載実績

61

媒体名 : Hong Kong Commercial Daily 掲載日 : 2012年2月16日 媒体換算額： ￥200,450

【掲載6】

媒体名 : Sing Pao Daily 掲載日 : 2012年2月16日 媒体換算額： ￥84,400

【掲載7】

14. ＜参考資料＞広報支援活動 – プレカンファレンス 掲載実績