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モン・サン=ミッシェルが - JP Mediajp.media.france.fr/.../Mont-Saint-Michel_Press_Kit(2015).pdfモン・サン=ミッシェルの 再発見 2015年、モン・サン=ミッシェルは、海洋環境を

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2015年 モン・サン=ミッシェルがふたたび島となる 3モン・サン=ミッシェルの再発見 3大潮の希少な体験 5新しく生まれ変わったモン・サン=ミッシェルと湾 6壮大な景観、壮大な工事 7モン・サン=ミッシェル修道院 1 0修道院の歴史 1 0中世の建築様式が包括されたパノラマ的建築 11湾を見下ろす展望台 122015年 修道院行事カレンダー 13モン・サン=ミッシェル、巡礼 1 4モン・サン=ミッシェル村 1 5 モン・サン=ミッシェル湾 1 6モン・サン=ミッシェル湾:500㎢の自然の宝 16豊かな自然生態系 17モン・サン=ミッシェル湾 横断ツアー 18223号線、海岸沿いの小道 18モン・サン=ミッシェル周辺の見どころ 1 9アヴランシュ・スクリプトリウム博物館 19アヴランシュ、サン・ジェルベ・バジリカ教会の至宝 19湾のエコミュージアム 19グランヴィル・海賊の町 20モン・サン=ミッシェル実用情報 21宿泊施設:モン島内、対岸の湾沿い、近郊 21ノルマンディーのガストロノミー 232015年 モン・サン=ミッシェル イベントカレンダー 24 お問合せ 26

目次

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réation - Fotolia.com

プレスリリース プレスリリース 1

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モン・サン=ミッシェルの 再発見2015年、モン・サン=ミッシェルは、海洋環境を復元すべく大規模工事が進められてきましたが、20年という歳月をかけた研究や科学調査と整備工事を進め、道路堤防道の撤去により、竣工を迎えました。2月の大潮で、ついにその大変革を遂げた姿が現われ、驚くべき光景に世界中から訪れた人々が歓喜しました。

この複雑な大規模整備工事は、地形状況や類まれな建造物に合わせて計画され、いまだかつてない方法が取り入れられました。訪れる人々が人類の美しい宝を発見(再発見)できるように、未来の世代に守っていくという目標を掲げ、工事が進められてきたのです。

「モン・サン=ミッシェルの素晴らしさは、自然の心を打つ美しさと、水に囲まれた場所に「山」との調和が奇跡を生み出したことである。修道僧たちの才と努力によって創りあげられた魔法の建築である。」フレデリック・ルノワール「Lapromessedel’ange(天使の約束)」の共同著者(出版AlbinMichel,2004)

ユネスコの世界遺産にダブル登録モン・サン=ミッシェルとその湾は、1979年ユネスコ世界遺産に登録されました。フランスで最も人気のある観光地の1つで、毎年250万人が訪れます。1998年には、

「フランスでのサンティアゴ・デ・コンポステラの巡礼路」として世界遺産にダブル登録されました。

「モン・サン=ミッシェルは大ピラミッドがエジプトの象徴であるのと同様に偉大なフランスの象徴である。モン・サン=ミッシェルをあらゆる毀損から保護し、島のままの状態で保存することが必要である。この大自然が生んだ芸術作品は、絶対に大切に保存しなければならない。」ヴィクトル・ユーゴー

© S-Lorkin - Anibas Photography-D

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プレスリリース

2015年 モン・サン=ミッシェルがふたたび島となる

プレスリリース 32

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新しい「発見」コース2015年は、モン・サン=ミッシェルの歴史にとって、間違いなく大切な節目の年となるでしょう。駐車場や砂の堆積により、すっかり変わってしまっていた入江の姿は、修道僧達が望んでいた力強い自然の風景と本来の姿を取り戻しました。もし以前のまま何もしなければ、本来の海の中の孤島としての姿を見ることはなかったでしょう。クエノン川の新ダムの設置と島につながる橋の建設により島に戻ったモン・サン=ミッシェルは再び輝きを放っています。この連絡通路は、モン・サン=ミッシェルを眺め、天と地と海に囲まれた空間を肌で感じながら渡っていくことができます。

この土地が持つ特性と美との深い調和…建築物の美しさと、長い歴史の重要性に加え、広大な自然の情景が、モン・サン=ミッシェルの姿を刻一刻と変化させています。つい昨日まで多量の車に侵略されていた景観ですが、自然と、土地の持つ特性の絆が再び結ばれることになりました。

モン・サン=ミッシェルは、カナダのファンディ湾に次いで世界でも2番目の大潮を見ることができる奇跡の場所です。潮位係数がある程度に達すると、モン・サン=ミッシェルは孤島となります。伝説では潮の流れが「馬のギャロップ」にたとえられています。春分の大潮には、15kmもの引き潮になります。驚きの光景が鑑賞できるはずです。

2015年、モンの大潮情報フランスでは、潮位係数が(海洋気象センターで計測)潮位差20-220の数字で表記されています。2015年3月21日は異例の119を記録しました。前回の世紀の大潮と呼ばれているのが、1997年3月10日でした。次回は2033年3月3日、2051年3月14日とされています。2015年には、潮位係数100以上になる日が、40日、110以上になる日が18日と予想されています。

モンの防壁の周りでは、100から119になると、押し寄せる波の高さが約12~13,5mにもなります。湾の入り口(カンカル、グランヴィル周辺)では14mの大波が予想されます。今回の工事により、孤島の性質を取り戻したモン・サン=ミッシェルは毎回満潮時に1時間ほど海に囲まれた島となります。(朝と夜)

潮の干満は、月と太陽が海と大洋に及ぼす作用です。「世紀の大潮」は約18年ごとに記録されますが、いくつかの天文学的要因、天体や星の並列や軌道の位置関係などが重なった時に観測されます。

大潮の希少な体験、2015年は大潮を鑑賞できる多くの機会があります。

大潮はどこで観測できますか?満ちてくる潮の様子を見るためには、満潮の2時間前に到着しなければなりません。

モン・サン=ミッシェル島内からは、修道院教会のテラスや防壁から、クエノン川に達する潮の様子が見られます。

対岸の湾側からは、アヴランシュやグランヴィルの高台や海岸から。その他以下の町から。La Roche Torin, le Gué de l’Epine au Val-Saint-Père, le Grouin du Sud à Vains-Saint-Léonard

モンの島と陸を結ぶ橋の上から。

© D.D

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©Thom

as Jouanneau

プレスリリース4 プレスリリース 5

次回の大潮の日程3/20, 21, 22, 23潮位係数111à1194/19, 20 潮位係数109à1138/30, 31, 9/1 潮位係数111à1149/28, 29, 30 潮位係数110à11710/27, 28, 29 潮位係数111à1132015年は1年に大潮が20日間、40回観測できます。1日に2回早朝と夕方に、潮位係数110以上の驚きの光景が目の前に広がります。

潮の干満表カレンダーはこちらで。www.mairie-lemontsaintmichel.fr

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新しく生まれ変わったモン・サン=ミッシェルと湾フランス観 光といえば 、ノルマンディーの歴史遺産モン・サン=ミッシェル。2 015年、文化と自然が見事に調和された新しい姿でよみがえってきました。

壮大な整備工事 1 9 9 5 年 、国とノルマンディー地 方、ブルターニュ地方の協力で始まった、壮 大 な 整 備 工 事 はいよいよ終 盤 を 迎え ました 。この 計 画 は 、人 類 の 宝 を次 世 代 に 残 し 、歴 史 遺 産 と そ の 背景となる自 然 環 境 を 保 全 して いくとい う 大 き な 目 標 を 主 として い ま す。湾 を 渡るという感 覚 で 作ら れ た 連 絡手段が選択されました。

新ダム、橋、観光インフォメーションセンター、連絡通路、駐車場、これらはすべてモン・サン=ミッシェルの景観を守るために目立たず簡素で、品良く設計されました。

新しい見方、新しい行き方、見たことのないモン・サン=ミッシェル!モン・サン=ミッシェルへの新しい発見コースは、車やバスの駐車場から始まります。観光インフォメーションセンターでは、モン・サン=ミッシェル観光、ノルマンディー地方やブルターニュ地方の観光情報をお伝えしています。受付係員の他に、マルチメディアや液晶スクリーンでも情報を提供しています。

数分後、お客様は停留所に到着します。送迎シャトルバス、また少し変わった散策をお好みの方にはマランゴット(2頭馬車)をご用意しています。新しいダムで一休み、連絡通路を徒歩でゆっくりと風景を楽しみながらモンに到着することもできます。ダムの展望台から、そして橋からの眺めは、広大な自然に引きつけられた奇跡のような風景です。

究極の再生を成し遂げた修道院で、テラスから湾を見渡してください。モン・サン=ミッシェルの再発見の最後を締めくくるのにふさわしい眺めです。

モン・サン=ミッシェルと湾は、海洋環境を復元すべく、20年の歳月をかけ研究と大規模整備が行われてきましたが、2015年ついに竣工を迎えることになりました。整備計画の施設は、美しいこの地の特性と, 技術的機能の整合性を考慮したことにより、簡素かつエレガント、周囲の風景にとけ込むように設計されました。ディトマール・フェイシュティンガーにより設計された橋は、軽さと透明感があり、神秘的な土地の風景に融和しています。建築のアプローチはまさに「持続可能な環境」への取り組みの1つとして、修道院と湾を毅然として守っていこうという決意でもあります。

壮大な景観、壮大な工事

2009 クエノン川の新ダムの発動。リュック・ワイズマンにより設計され、2006年6月公式に首相の下で始まった工事が完成しました。新ダムはこの計画の柱となり岩山の周りに堆積した砂を取り除くという目標に、効果的な結果をもたらしました。

2010-2011 この2年間は、お客様受け入れの施設(駐車場、受付サービスセンター)、島への新しい移動手段の整備が行われました。堆積物を移動させるため、水圧を与えるための、クエノン川の上流と下流の整備も始まりました。

2012 4月28日、新駐車場が対岸に出来、シャトルバスが島への移動手段となりました。

2014ディトマール・フェイシュティンガーによって設計された橋が開通。(歩行者道とシャトルバス)

2015 観光シーズンにはすべとの施設が整い、モン・サン=ミッシェルを孤島に戻すという結果に向かってきた計画がまさに実を結ぶ年です。1879年から100年の間使われてきた堤防道を取り除き、以前の海沿いの駐車場と工事現場の解体を行う最後の仕上げが行われます。2025年にはモンが、再び海に満たされるようになることでしょう。

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海洋環境を復元するための整備工事は、モン・サン=ミッシェル協同組合によって行われました。協同組合は、バス・ノルマンディー地方、ブルターニュ地方、マンシュ県、モン・サン=ミッシェル、ボーヴォワール、ポントルソンの各自治体で構成され、工事が進められました。 www.projetmontsaintmichel.fr

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20年の歳月をかけた科学調査・整備工事

整備工事の進行

工事

開始

2006 20102007 20112008 20122009 2013 20152014

クエノン川のダム、上流と下流、モワドリー入江までの整備水利工事

竣工モンへのアクセス、新施設

クエノン川のダム x クエノン川東側開放

駐車場 x 駐車場の始動

シャトルバス x シャトルバスの始動

プレスリリース プレスリリース 76

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ダム、技術とアートの融合ダムの建築は風景にとけ込むように、自然と技術と文化がまさに運命の出会いをしたと言えるでしょう。モンが海に囲まれるという目的を見事に完成させ、訪れた人々を新しい発見と感嘆の境地に誘い込みます。ダムの海洋展望バルコニーは、「メルヴェイユ(西洋の驚異)」を秘めたモン全体を舞台にした、海上に浮かぶ木の劇場のようです。2つの岸を結ぶ架け橋となり、波が向ってくる様子や時間ごとに変化する潮の満ち引きを眺めることができます。水門の開閉や放水、充水など、技術的観点からも興味深い眺望です。

「水門が開いたり、しまったり、水位が上がったり下がった り す る ご と に 、景 色 が 変 化 す る 。水門が完全に開くときの不透明から透明へと変わる瞬間、ダムが我々の視覚に与えるインパクトは、クエノン川の流動と潮の戯れが出会う、偶然性と循環性という自然のロジックとの交信である。技術のメカニズムの可動性と自然の要素の循環性との関係としてとても意味深いものである。」リュック ワイズマン ダム設計士

モンの歴史と特性を熟慮し設計されたダムのそばに、ヨーロッパの歴史、そしてその遺産でもあるモン・サン=ミッシェルの歴史が書かれた、4か国語のアルファベットの文字盤が設置されました。ヘブライ語とアラブ語は右から左、ギリシャ語とラテン語は左から右へと刻まれています。

連絡通路橋2015年、以前の堤防道は、少し左の位置に作られた湾とトンブレーヌ島が見渡せる新しい連絡通路の橋に取り換えられます。満潮でも水没することがなく、潮の流れを遮らない橋は、城壁のふもとのデッキにつながっています。デッキは潮位係数が110以上になる特別な日には(年に20日、朝夕40回の満潮)全部隠れてしまうほどです。よみがえった海洋環境の中、モンは数時間再び孤島となり、はるか昔の姿をとり戻すのです。

「モン・サン=ミッシェルは、そこにある自然から力をくみ上げて存在しています。砂浜の無限の平面性の中にある唯一の力強い塊です。このプロジェクトは、島でも半島でもない、枠組みも基準もない曖昧な場所としての特別な土地を乱さないということを大前提として考えました。見る人の目が何にも遮られることなく、無限の中に浸っていく感覚。この橋は海の遙 か 彼 方 に消え 、「 別 世 界 」へと入っていくために必要な時間と道のりなのです。」ディトマール・フェイシュティンガー 橋の設計士

Info

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連絡通路橋

デッキと浅瀬

モン・サン=ミッシェル

ダム広場

駐車場

シャトルバス乗場

アヴランシュ方面

ダムと展望台

モワドリーの入江

アクセスルート

インフォメーションセンター

ポントルソン方面

湾の水利整備

整備工事の全体図

湾のアクセス整備

連絡通路橋

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ダムの上流水利整備

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プレスリリース プレスリリース 98

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モン・サン=ミッシェル修道院は、城壁に囲まれた村と細い小道を見下ろすようにそびえ立っています。中世の高い技術力を今に伝える貴重な遺産です。修道院内は、20を超える部屋があり、プレロマネスク様式の礼拝堂、メルヴェイユと呼ばれるゴシック様式の宗教建築、ゴシック・フランボワイヨン様式の内陣によって構成されています。時の経過と火災などの被害により、幾度もの修復が行われた他、用途の変遷など様々な歴史をくぐりぬけてきた修道院は、国立歴史建造物保存局により再び公開されることになりました。観光と文化の大使としての役割を担うべく、多くの人々に向けた活動を発信しています。ガイドツアーをはじめ、コンサートや講演会、家族向け周遊から学童向けの見学まで様々な企画をご用意しています。

モン・サン=ミッシェル修道院

修道院の歴史 モン・サン=ミッシェルの長い歴史は、708年アヴランシュの司教が大天使ミカエルのお告げに従い小さな聖堂を立て、数人の修道僧を置いたことに始まります。966年、ノルマンディー公リチャード1世の命により、モンにベネディクト派の修道僧が送られました。それを機に、新しい修道院が次 と々建てられることになりました。これらの修道院がヨーロッパでも有数のキリスト教巡礼地となり、中世の宗教文化が発展する場所となりました。その時代の多くの写本が残されています。政治と知識人の十字路で、カロリング王朝の伝統とギリシャ・アラブ様式が交差します。この地で建てられた修道院は大英帝国とフランスの交流の影響も受けました。フランス革命後、修道院教会は国の所有となり、1793年監獄へと変わってしまいます。冒涜ともいえるこの出来事によって、幸いにも破壊の危機から逃れることができたのです。1863年、監獄が法令により廃止されました。1874年には、歴史建造物に指定され、1979年、モン・サン=ミッシェルとその湾(修道院、村、湾)がユネスコの世界遺産に登録されました。

中世の建築が包括されたパノラマ的建築

国立歴史的建造物センターフランス文化・通信省管轄の、国立歴史的建造物センターは、国が所有する100以上の歴史建造物の保護、保存、修復、管理、公開、推進などを行っています。修道院、城、先史時代の洞窟、考古学遺跡など、時代も様式も様々な歴史遺産を守っていくという目的で設立され、現在1300人が働いています。予算は大部分が、各歴史建造物の収入チケット、スペース賃貸、ブテッィク、出版、メセナなど)で賄われています。文化・通信省からの助成金の2/3は維持費、修復費に充てられ、センターは現在事業主としての新しい役割も果たすことになりました。

www.monuments-nationaux.fr

メルヴェイユ修道院建築のなかでも評価の高い、ノルマンディー・ゴシック建築の傑作と呼ばれるメルヴェイユの建物は、13世紀の建築技術の高さを表しています。北側の岩山の傾斜に合わせた2棟3階建ての作りになっています。修道僧の共同生活の場、巡礼者を受け入れる場所になっていました。上に行くほど軽くなるように重ねられてあり、1階は施物所、貯蔵室として全体を支えています。2階は騎士の間と呼ばれ、写本が行われていました。横の客間では、貴族の巡礼者を迎えました。カーテンで遮られた隅には大きな暖炉があり、料理が行われていました。聖王ルイやフランソワ1世など代々の王家も訪れました。13世紀の中庭は建築の冠にあたります。空と海の間に漂うような、地上の楽園です。交互に置かれた円柱、カーンの石に刻まれた彫刻はまさにノルマンディー・ゴシックの傑作です。僧達の食堂に入るとその明るさに驚きます。両側の壁に入口からは見えない窓があり、光が入るように設計されています。壁は、軽くエレガントな光のカーテンに包まれているようです。

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修道院教会は、王冠装飾の尖塔に大天使の像を掲げ、空と海の間に聳え立っています。他のどの修道院とも似ていない、中世の高い技術の証とも言える建築です。モン・サン=ミッシェル修道院は、カロリング朝、ロマネスク、ゴシックの特徴が合わさった比類ない建造物です。修道院生活の必要に合わせ、数世紀にわたり建設が続けられました。20を超える部屋の中には、プレロマネスクの礼拝堂、ロマネスク宗教建築、「メルヴェイユ」と呼ばれるゴシック建築、ゴシック・フランボワイヨン様式の内陣などが見られます。モンの島は複雑な地形で、設計士は花崗岩質の岩山に合わせ、建物を組立てなければなりませんでした。修道院教会は、その頂点として、80mの平面に作られた地下室の上に建てられました。修道僧の生活と地形の複雑さという、どうしても押さえなくてはならない2つの要因を考慮して設計されたのです。

プレスリリース プレスリリース 1110

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修道院、湾を見下ろす展望台新ガイドツアー、       「日曜、大天使の空へ」2015年2月22日~12月20日 1か月に1回

モン・サン=ミッシェルは孤島という特性を取り戻し、新たな姿を現しました。国立歴史建造物保存局の許可により、荘厳かつ驚きの展望台に入ることができるようになりました。修道院の内陣テラスです。「日曜、大天使の空へ」というツアーは、もっとも高い場所にある岩山の秘密に近づきます。尖塔につながる唯一のレースの階段を通ります。レースの階段という名前は、手すり部分の花崗岩彫刻の形から来ています。

要予約 Tel: + 33 (0)2 33 89 80 00 ツアー:2時間 最大18名

大人:13€割引料金(18歳~25歳)PASSéducation:9€18歳未満:無料

2015年修道院行事カレンダー家族向けツアー2015年1月27日~12月30日 予約制

ガイド講師が、モン・サン=ミッシェルの歴史を、遊びを交えながら楽しく語ります。禁じられた扉が開くかもしれません…2015年は、「光」という新テーマで、大人も子供も楽しみながら学ぶことができます。光というのは、自然であれ、人口であれ、建築家たちの大きなテーマの一つでした。修道院の中には、光が満ち溢れています。

「大潮」の夜2015.3/21,22, 8/31, 9/29 修道院22時まで特別開館、最終入場21時

静かな修道院で満潮になるまでの潮の満ちる様子を鑑賞しませんか。修道院教会前テラスは湾全体を見渡せる最上階特等席です。だんだんと満ちてくる潮と「モン・サン=ミッシェルのマスカレ」と呼ばれる大波はまさに自然のスペクタクルです。(満潮の2時間前から)

ナイトツアー2015.7/11~8/29日曜を除く毎晩19時から24時 最終入場は23時

日没後、モン・サン=ミッシェルはそのミステリアスな過去のベールをぬぎます。光と映像、音に彩られた驚きの光景が目の前に現われることでしょう。

ミュージック年に数回、モン・サン=ミッシェル修道院で、クラシックコンサートが行われます。教会内の荘厳な雰囲気の中で、バッハ、ヴィヴァルディ、ドゥラランド、モーツァルトの世界に浸るひとときはいかがですか。

2015.6/6(土)20時30分12の弦楽器のためのコンチェルト/バス・ノルマンディー地方交響楽団

2015.9/5(土)20時30分ルソン・ド・テネブル(クープラン)/アンサンブル・コンセールスピリチュエル、指揮Hervé Niquet

2015.10/4 (日)18時レクイエム(モーツァルト)/バス・ノルマンディー地方交響楽団お問合せ、コンサートのご予約は:[email protected]

講演会2015年4月から12月第2金曜日20時30分–講演時間:1時間30分モン・サン=ミッシェルと湾について全てをご存じでしょうか。あらゆる専門家が様々な局面から分析します。月に1度、歴史、建築、景観などのテーマで講演会を企画しています。モン・サン=ミッシェルの知られざる伝説に驚き、知識を深めてみませんか。テーマと講演者に関するお問合せは: [email protected]

西側のテラス 修道院教会の聖堂前広場と18世紀の火災で崩れ落ちた3本の身廊の円柱部分のスペースで構成されています。新しい正面玄関は1780年に再建されました。このテラスから湾が一望でき、、カンカルの岩、西のブルターニュ、東のノルマンディーの崖が見渡せます。少し離れた花崗岩の塊の2つは、南西のモンドル島、北のトンブレーヌ島です。海の彼方には、ショセー島がかすかに見えます。当時この島から修道院を作るための花崗岩を運んできたのです。このテラスは、輝く大天使ミカエルの尖塔を見上げることができる唯一の場所でもあるのです。

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www.mont-saint-michel.monuments-nationaux.fr

プレスリリース プレスリリース 1312

情報の詳細は :国立歴史建造物センターモン・サン=ミッシェル修道院Tel: + 33 (0)2 33 89 80 00/ Fax: + 33 (0)2 33 70 83 [email protected]

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中世の時代から、モン・サン=ミッシェルはサンティアゴ・デ・コンポステラとともにカトリック教徒がめざした二大聖地として知られています。当時ヨーロッパ各地から来た巡礼者たちがこの道を辿ってきました。

モン・サン=ミッシェル村は、10世紀からの修道院建築とともに変化してきました。14世紀ごろに、岩山のふもとまで村として発展しました。モンを囲む城壁は防御のための砦として作られました。100年戦争時、英国軍の攻撃に耐え抜いたモンは、国家アイデンティティーの象徴となりました。

モン・サン=ミッシェル、巡礼

モン・サン=ミッシェル村

サン=ミッシェルへの道 モン・サン=ミッシェルをめざす道は現在7通り指定され、2 500キロに渡り標識が設置されています。出発点はシェルブール、バルフルール(イギリスの道 )、カーン、ルーアン(ノルマンディー公の道 )、シャルトル、パリ、トゥールです。その他両方向に部分的標識が置かれているルートは、トゥールの道からサンジャン・ダンジェリーにつながっています。今後モン・サン=ミッシェルとサンティアゴ・デ・コンポステラがフィニステール半島を通り、結ばれる日も遠くないことでしょう。www.lescheminsdumontsaintmichel.com

現在は建築やすばらしい景色を夢見てモン・サン=ミッシェルを訪れるようになりましたが、昔の巡礼者たちは「大天使のモン」へ辿り着き、精神を浄化させるための旅でした。現在は、巡礼者も観光客もエルサレム修道会の僧により毎日行われるミサに参加することができます。2001年から修道院の一部を借り、生活をする8人の修道女と6人の修道士が日々祈り、人 を々迎え入れるという修道院の務めを行っています。

モン・サン=ミッシェルとフランスのコミューン モン・サン=ミッシェルに到着し、ブールバール扉、跳ね橋、王の扉を通り抜けると、グランドリュ(大通り)に入ります。博物館、ブティック、レストラン、民家が並ぶメイン通りです。この通りを歩くだけで満足する人も多いですが、素敵な小道を通り抜け、新しい発見をしてみてはいかがでしょうか。

エルサレム修道会 エルサレム修道会は、1975年万聖節の日、パリのサン・ジェルベ教会で、パリ大司教であったフランソワ・マルティ枢機卿の望みで、ソルボンヌ大学施設付き司祭であったピエール・マリー・デルフィユ神父が創立者となり誕生しました。

祈りと沈黙の修道院の教えに従っています。ミサは一般の方も参加でき東洋のキリスト教の影響も見られます。1日に3回修道女と修道士が多声音楽を合唱します。彼らは借り住まいで共同体の外に仕事を持っています。エルサレム修道会の教えは、まず聖書、そして伝統の修道院や、古今東西のキリスト教の教えを基に日々務めることです。

モン・サン=ミッシェル村はフランスのコミューンの1つです。

k1906年までホテル「サン=ミッシェル テットドール」があった場所に、1935年郵便局が置かれました。プーラールおばさんが最初にオムレツを焼き、巡礼者を迎えた場所です。その後お店とホテルは現在の場所に移転しました。

k 15,16世紀の民家は、番号ではなく、「きつねのしっぽ」「逃げる雌豚」など昔の特別な名前で呼ばれています。

k 観光局は、ブルジョワの警備が行われていた場所に置かれています。その前には大砲があり、司教区の住民はモンの安全を守るために見張り番をつけていました。

kサン・ピエール教会は、小道を跨いだところに祭壇があります。小さく簡素な教会で、いくつかの宗教装飾品が残っています。また修道院が監獄として使われていた頃に作成された木彫りの作品が残されています。

k墓地は「ヴィクトールとアネット・プーラール」が眠り、「よき夫婦、よき旅籠の主人夫婦」と刻まれています。プーラールおばさんの地下の穴倉は、小さな庭に掘られていましたが、墓地を大きくするために村に譲られました。

k1970年まで使われていた学校の中庭部分が今も残っています。

行事宗教祭とミサ2015.3/28~4/5聖週間のミサ詳細情報はwww.abbaye-montsaintmichel.com または Tel: + 33 (0)2 33 58 31 71

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モン・サン=ミッシェル湾は、自然遺産に指定され、今回の大規模整備計画目標の中心となりました。自然は今、その保全される権利を主張しています。湾の豊かな大自然を守っていかなければなりません。

モン・サン=ミッシェル湾

モン・サン=ミッシェル湾: 500 km2の自然の宝 モン・サン=ミッシェル湾は私達のかけがいのない遺産の中でも、最も美しい景観の1つと言っても間違いないでしょう。ヨーロッパでは唯一、これ程の大潮が見られる場所です。グランヴィルからカンカルまで面積500㎢の広大な湾です。ここでは、大地と海が交差し、海水と淡水が入り混じる、生態系の観点からも貴重な地域です。様々な生物、植物、花、あふれる光に満ちたこの土地に、自然を愛する人々が集まってくるのです。この稀なる自然は、国内また、国際的な自然保護法や条約の対象となっています。ユネスコの世界遺産にダブル登録、湿地保護国際条約(ラムサール条約)、ナチュラ2000保護区(鳥類指令、生息地指令)、自然保護区、生態学的・動物相的・植物相的価値自然区域(ZNIEFF)などで指定されています。à l

豊かな自然生態系モン・サン=ミッシェルの整備は湾の自然環境を保護するという目標で行われました。干拓地化を改善するために、水の力を有効に使い、この大規模な整備工事によって、モン・サン=ミッシェルの貴重な存在意義を見直し、自然環境を次世代へと持続することを可能にしました。数年後、モン・サン=ミッシェルは新たに砂と海に囲まれた景観を取り戻すことでしょう。海洋環境復元工事は、自然の生態系の観点からも大きな意味を持っています。モンの周囲では、波が行きかい、砂浜を取り戻し、岩山が隠れたり現われたりするでしょう。以前のふもとの駐車場と堤防道部分(15ha) を取り除き、再び美しい景観を取り戻すのです。この整備工事の直接的影響は岩山の周囲5㎢に限られ、英仏海峡に広がる湾全体500㎢の自然バランスをくずすことはありません。これまでの、湾を歩いて、または馬で渡るツアー、プレサレ仔羊の飼育、貝の養殖、潮干狩り、浅瀬漁などは続けて行われます。自然現象としての砂の堆積や浸食作用は地質学的時間を経て変化していくことでしょう。

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マスカレ(大波)「馬のギャロップの速さ」で満ちる潮というヴィクトル・ユーゴーの表現はモンの伝説となりました。マスカレというのは、河口に押し寄せる最初の高波のことです。この驚きの光景は世界でも大潮の時のみ、約60ヶ所でしか見られません。モン・サン=ミッシェル湾で潮が満ちるとき、500㎢の湾内の場所によっては、秒速1mの信じがたいスピードで進むと言われています。巨大な波は海をサーフライディングするカヤックをする人たちにとって格好の場所です。

湾に生息する象徴的生物モン・サン=ミッシェル湾は鳥類学分野で比類なき多様性を誇っています。130種以上の鳥類が確認されています。この地域に居住し、換羽し、繁殖し、冬を越す鳥もいれば、渡り鳥が羽を休めることもあります。アオサギ、シラサギは1年中モンの周りで見られますが、白ヘラサギは移動していきます。鴨、シジュウカラガン、ツクシガモなど、一万種を超えるガンガモ科の鳥たちが立ち寄り、冷たい波の時には避難所を見つけに来ます。エレガントなソリハシセイタカシギ、小型のシギ類、ミヤコドリ、オグロシギなど、サギやシギ類の水辺の鳥たちは、大西洋海岸での越冬の重要な拠点としてここに立ち寄ります。ヨーロッパ・ハイタカ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ミサゴ、ハヤブサなどの猛禽類は、モンの周りに獲物を捕りに来ます。ユリカモメやセグロカモメは泥質地やポルダーでよく見られます。

k湾に生息する魚類は百種類に上ります。ヒラメ、カレイ、エイ、ウミスズキ、ボラ… ノルマンディー・ブルターニュ湾で釣れる魚の70%がモンの湾で一時期または長期生息すると言われています。一年を通して、カレイやボラ、ハゼ、ノルウェーハゼなどが多くみられます。回遊魚はダムを通り抜け、クエノン川を遡ります。サーモンやシラスウナギと呼ばれるウナギの幼魚が生息しています。

kゼニガタアザラシも生息しています。この種は保護のために監視下に置かれています。毎年この地域で少数の繁殖が記録されています。ハイイロアザラシは居住せずに通り過ぎるだけです。

k モン・サン=ミッシェル湾では2つの地域に暗礁が見られます。エルメルという、環形動物の海底暗礁は、サンタンヌ・ドゥ・サンブロラドール礼拝堂の北約5㎞に位置しています。エルメル・ドゥ・シャンポールの暗礁地帯は、同名の崖の下、海底にあります。エルメルというのは、海中環形動物で、密集し、「海の構築者」と呼ばれ、多数の動植物が生息しています。引き潮の時に海岸に現われることがあります。エルメルの暗礁は生物のバイオ構築物を形作り、ヨーロッパ海域でよく見られ、100haに及ぶこともあります。

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モン・サン=ミッシェル湾横断ツアー

湾の特別な自然環境はアウトドア活動を愛する方や刺激を求めるアクティビティが好きな方にとって、「禁じられた遊び」とも言える場所です。モン・サン=ミッシェル湾を渡るにはいくつかの方法があります。歩いて、または小型飛行機、カヌー、気球など、忘れがたい旅の思い出となることでしょう。

徒歩横断ツアー昔の巡礼者のように旅をしたい方、自然とウォーキングが大好きな方、理由は様々ですが、それぞれに多くの発見をするでしょう。引き潮の時、モン・サン=ミッシェル湾は秘密のベールをぬぎます。豊かな生態系、光の反射、時間や季節によって常に風景が変化します。実際、湾の横断には波の流れの変化や流砂に足を取られることがあり、危険が伴いますが、経験豊富なガイドとともに、素晴らしい風景に包まれながら、泥や砂の上を裸足で歩くまたとない体験をしてみませんか。.www.manchetourisme.com/fr baie-du-mont-saint-michel/traversees-de-la-baie

カヌー、カヤックベック・ダンデヌ、シャンポー、グルイン・デュ・シュドから5㎞~16㎞のコース、またはクエノン川を通りモンに到着するコースなどがあります。初心者の方でも挑戦していただけるコースをご用意しています。(子供12歳から。大人の付き添いが必要です。)www.seakayak-fr.com ou www.kayakavranches.fr

気球、軽量飛行機ULM、オートジャイロ、小型飛行機尖塔の上にいる大天使ミカエルのそばに行って気安く話しかけようなんて、夢は見ないでください…モン・サン=ミッシェルの上空飛行には、3㎞以内には近づかないこと、900m以下で飛行しないこと、という規則があるのです…www.manchetourisme.com/fr insolites-sensations-fortes

223号線,海岸沿いの小道GR223号線は、海岸沿いの小道、税関立入り受任通路帯と呼ばれ、ヴェイ湾からモン・サン=ミッシェル湾までの430㎞続く道です。素晴らしい風景を楽しみながらのハイキングにも最適のコースです。グランヴィルからジュルヴィルの岸壁、カロル、シャンポーから、レ・デュヌ・ブロンド・ドゥ・ドラゲー、ジュネ・ル・フォンから、ヴァンス・サン・レオナール、アヴランシュ、海岸沿いの小さな村を通りながら、モン・サン=ミッシェルのふもとに辿り着きます。

田舎の岸壁、「フランスで一番美しいキロメートル」

カロルとサン・ジャン・ル・トマの間、小さなノルマンディーの田舎村が続き、美しい海岸線と岸壁に挟まれた道、モン・サン=ミッシェル湾よりも80mも高い所に位置しています。湾岸沿いを歩いていくと、ヨーロッパでも最大級のモン・サン=ミッシェル湾を一望でき、干潮時には、波が何キロも引き、太陽で輝く彫刻のような砂の塊が現われます。刻一刻と変化する光と色のスペクタクルを見ているようです。「フランスで最も美しいキロメートル」と二人の有名人がほんの数年の違いで称えた、と言われています。」アイゼンハウアー将軍、とエドゥアール・エリオット大統領.

Le Scriptorial d’Avranches

アヴランシュ・スクリプトリウム博物館アヴランシュ市の中心にある、スクリプトリウム博物館にはモン・サン=ミッシェル修道院の貴重な写本が展示されています。フランス革命以来アヴランシュはその保管所となっていました。モン・サン=ミッシェルから30分以内、博物館でかつて修道僧たちが行っていた写本の秘密に近づくことができます。中世の城壁内に作られた現代建築の博物館は、モン・サン=ミッシェルのメタファーとして設計されました。傾斜のある土地を活かし、少しずつ上る造りは、モン・サン=ミッシェルとメルヴェイユの建物に上っていく感覚をよみがえらせます。博物館学的工夫された演出で、見学者たちを謎に包まれた手書き写本の時代、本の長い歴史に誘い込みます。モン・サン=ミッシェルの写本を時代を追って見ながら最後はトレゾール(宝)と呼ばれる建物の中心部で、オリジナル手書き写本を発見するという締めくくりになっています。館内は、自由にお好きな順番でご見学いただけます。片側に、ガラスケースに入った模型が並び、間にタッチパネルの情報スクリーン、反対側には長く帯状に展示された手書き写本の文章や図像学資料、画像などがご覧いただけます。モン・サン=ミッシェル修道院は、スクリプトリウム博物館と2つの施設セット割引券をご用意しています。詳細はこちらで:www.scriptorial.fr

Le trésor de la basilique Saint-Gervaisà Avranches

アヴランシュ、サン・ジェルベ・バジリカ教会の至宝 かつての司教座アヴランシュには、ネオクラシック様式のサン・ジェルベ教会などの多くの素晴らしい宗教建築が残っています。教会の宝物を見学しに毎年多くの観光客が訪れます。特に、708年大天使ミカエルに捧げる聖堂をモンに作ったオーベール司教の頭蓋骨が有名です。詳細はこちら:www.avranches.fr

L’Ecomusée de la Baie

湾のエコミュージアムエコミュージアムは、海岸沿いの「旧長屋」づくりの建物に置かれました。グルイン・デュ・シュドの先端に位置し、湾の生態系をテーマにした自然科学センターとなっています。湾の地理、働く人々などについても学ぶことができます。人類、湾の自然、景観がそれぞれの場所 -海、大地、空- で息づいている様子が感じられます。映像や模型、タッチパネルスクリーンなどを通して、湾の形成や自然の中での人々の暮らしが発見でき、感嘆すべきエコシステムの関係に理解が深まることでしょう。お問合せ:[email protected] Tel: + 33 (0)2 33 89 06 06

モン・サン=ミッシェル周辺の見どころ

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Granville, cité corsaire

グランヴィル・海賊の町海沿いの町グランヴィルは旧市街を城壁に囲まれ、かつて海賊や新大陸発見の旅と深く切り離せない歴史を辿ってきました。デザイナー、クリスチャン・ディオールはこの町で生まれました。観光地として、多くの文化イベントやスポーツ行事が行われ、アウトドア活動も盛んです。豊富な海の幸、新鮮な地方特産の巻貝やはまぐりで、グルメの方にもご満足していただけるでしょう。ショッセー島やジェルゼー島に渡る船のツアーもあります。www.ville-granville.fr

見どころMuséeetJardinChristianDiorクリスチャン・ディオールの博物館と庭園デザイナー、クリスチャン・ディオールが幼少時代を過ごした「リュンブの家(羅針盤の風配図)」と呼ばれる家で、素晴らしい庭園があります。小高い丘の英仏海峡の島々に面した小高い丘に位置しています。www.musee-dior-granville.com

LeMaritéマリテマリテは新大陸の旅、最後のフランス船です。修復され海岸で内部見学できるようになりました。ショッセー島などへの海の周遊も可能です。www.lemarite.com

LeMuséed’artmoderneRichardAnacréon現代アート美術館リシャール・アナクレオン英仏海峡沿い唯一の現代アート美術館です。絵画、グラフィックアート、20世紀初頭の希少本などが展示されています。Tel: + 33 (0)2 33 51 02 94

LeMuséed’artetd’histoiredeGranvilleグランヴィル、アートと歴史の博物館海洋文化の貴重なコレクション。Tel: + 33 (0)2 33 50 44 10 その他の情報:www.normandie-tourisme.fr

モン・サン=ミッシェル実用情報

L’aubergeSaint-Pierreサン・ピエール オーベルジュホテルモン・サン=ミッシェル村の中心、修道院に向かう細い道沿いにあるオーベルジュホテル、サン・ピエールは16世紀の木骨組の造りで、歴史建造物に指定されています。ここでの滞在は、中世に思いを馳せる素敵な旅となることでしょう。www.auberge-saint-pierre.fr

LeslogisduChapeauBlanc

シャポー・ブランオーベルジュ、サン・ピエールの別館、シャポー・ブラン。漁師の古民家を改築した歴史を感じる宿です。全13部屋。いくつかのダブルルームから、湾を見下ろすことができます。www.auberge-saint-pierre.fr

HôtelGabriel

ホテル・ガブリエル:ポップカラー新しくできた3つ星ホテル、他とはちょっと違ったおしゃれなホテルです。2014年、モンの入り口付近にポップでモダンな雰囲気のガブリエルホテルがオープンしました。 家族連れにもお勧めです。3人、4人、5人のファミリールームがあり、子供の遊具コーナーが設置されています。www.hotelgabriel-montsaintmichel.com

DomainedelaRocheTorinホテル ロッシュ・トラン: 湾を一望モンの対岸にあるロッシュ・トランホテルは、3つ星の閑静なホテルです。自然と海に囲まれたプチシャトー、美しい海を眺めながら静かな一時をお過ごしいただけます。www.manoir-rochetorin.com

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宿泊施設 :モン島内、対岸の湾沿い、近郊...AubergedelaMèrePoulard:légendeettraditionduMontプーラールおばさんのオーベルジュホテル:モンの伝説と伝統の家Maisonモン・サン=ミッシェルの中心、歴史ある伝統建築にあるプーラールおばさんの家は、魅力あるあたたかいオーベルジュホテルです。かつてのオーベルジュを思わせる、古典的かつ気品のあるホテルです。www.merepoulard.com

プーラールおばさんの物語農家の娘、アネット・ブチオーは1872年モン・サン=ミッシェルを歴史建造物担当建築家のコロイエ氏と訪れます。彼女は建築家のお手伝いをしていたのです。そこでパン屋の息子、ヴィクトール・プーラールと出会い、1873年1月14日パリで結婚、アネット・プーラールとなりました。プーラール夫婦は、モン・サン=ミッシェルの宿屋テスト・ドール(現在の郵便局の場所)を任されることになり、巡礼者や芸術家、観光客を迎えました。その頃から、モン・サン=ミッシェルに来る人たちが、プーラールおばさんの所に集まってくるようになったのです。パリの新聞で褒められると、モン・サン=ミッシェルのカフェやレストランではこぞっておばさんのオムレツのコピーが出回るようになりました。ある日、パリのレストランから、ロベール・ヴィエル・オズという人がやって来ました。おばさんにオムレットの秘訣を尋ねると、アネットは秘密を明かさず答えます。「ヴィエルさん、オムレットの作り方は、まずボールに卵を割り、よく混ぜます。フライパンにたくさんのバター、それから卵を入れ、常にかき混ぜるんです。どうですか、このレシピ気に入っていただけるとうれしいんですが。」

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LaRamadeラマドホテル花崗岩質の美しいファサードが安心感を与え、平穏に過ごせる予感。繊細な装飾とあたたかい雰囲気の内装のラマダホテルです。ガラス張りサロンのソファーは柔らかい素材、デッキチェア、木陰の鉄アート製ベンチ、噴水など、絵画の中にいるようです。見渡す限り緑に囲まれた庭園でのやすらぎのひとときをお過ごしください。アンティークな家屋の裏、フランス庭園の中に増築した建物には、11の部屋があります。それぞれの部屋にはノルマンディーとブルターニュの町の名前が付けられています。www.laramade.fr

LeLiond’OràSaint-Hilaire-du-Harcouëtリオンドールホテル(サンチレール・デュ・アルクエ)7年間閉鎖されていましたが、その後3年間の改装工事を経て再生したリオンドール、ホテル・レストランが2014年再オープンしました。木々に溢れる庭園に建てられた名だたるホテルで、1960年代にリノ・ヴァンチュラ、フェルディナン・レノー、マリン・マリーなどの有名人も滞在しました。www.hotelleliondor.com

LeGuéduHolmeル・ゲ・デュ・オルムモン・サン=ミッシェルの近郊、サンカンタン・シュル・オムという小さなノルマンディーの村にある静かなホテルです。滞在のひとときを安らかな気持ちでお過ごしいただけるでしょう。現代的かつエレガントな内装のお部屋から庭が望める快適なホテルです。家庭的な雰囲気にあふれるホテルでは、伝統と新しさを調和させた地元食材のメニューをご用意しています。クラシックな雰囲気のレストラン、またはテラスで、季節のお料理をお楽しみください。www.le-gue-du-holme.com

L’HôtelBestWesternMontgomery:demeurehistoriqueàPontorsonベスト・ウエスタンホテルモンゴメリー:ポントルソンの旧館ガブリエルモンゴメリーの旧館。アンリII世の暗殺者として知られています。この館は1526年に建造されました。モン・サン=ミッシェルの旅の途中も、歴史物語あふれるこの館で過ごしてみてはいかがでしょうか。当時の階段、ルネッサンス様式の天井、高級な布地の調度品や装飾品などが、気品と温かみのある雰囲気を作っています。www.hotel-montgomery.com

Chambresd’hôtesleClosSaint-GillesàArdevonシャンブル・ドット(民宿)ル・クロ・サンジル(アルドゥヴォン)モン・サン=ミッシェルのふもとにあるシャンブルドット(民宿)、クロ・サン・ジルはエレガントで手入れが行き届いた宿で、庭好きの方におすすめです。3つの部屋は木を使った内装、優雅に輝く布製品、XXLサイズのシャワー、模様織の調度品、柔らかなラグマットに囲まれた広くて魅力的なお部屋です。生い茂った葉の隙間からメルヴェイユの建物が見えたり隠れたり。本物志向で自然好きな方に愛される宿です。www.leclossaintgilles.fr

MeublécontemporainauVal-Saint-Pèreムーブレ・コンタンポラン(ヴァルサンペール)ヴァル・サルペール町にあるムーブレ・コンタンポランは対岸の湾沿いにあります。1年中室内温水プール、サウナ、ウォーキングマシンなど100㎡の健康ルームがあり、禅をテーマにした庭が望めます。freitas.e-monsite.com

ノルマンディーのガストロノミーChezFrançoisàGenêtsシェ フランソワ(ジュネ):暖炉のオーブンでポークグリルジュネの町に、ポーク好きの人たちに話題のお店があります。家族的雰囲気で、地元の人も観光客も大きな暖炉のそばに集まり、チェック柄クロスのテーブルを囲んで和気あいあいと楽しめるお店です。www.chezfrancois.fr

RestaurantLeSillondeBretagneàTanisル・シヨン・ド・ブルターニュ(タニス)奥さまが美味しい料理を作り、ご主人がお客さんをお迎えする温かいレストランです。Xerri氏は、近郊農家の畑の新鮮な野菜や職人たちの手作り食材を大事に使い、季節に合ったお料理を提供します。モン・サン=ミッシェルのプレサレ仔羊と近郊農家のビオ(有機)野菜が絶品。www.sillondebretagne.free.fr

LaCroixdesGrèvesàlaBrasseriedelaBaieラ・クロワ・デ・グレーヴ:湾のブラッスリーノルマンディービールというと驚くかもしれませんが、モンの湾の近くでは昔からビール作りが行われていました。ラ・クロワ・デ・グレーヴはその土地の名をとった手作りビールです。クリストフ・ルセネシャルは白、茶、黒、ブロンドビールを独自のブレンドで作っています。www.brasseriedelabaie.com

RestaurantLePré-SaléauMont-Saint-Michelレストランプレ・サレ(モン・サン=ミッシェル)モン・サン=ミッシェル メルキュールホテル内のレストラン プレ・サレは、洗礼されたお料理でお客様をあたたかく歓迎します。地元の食材を使い、特に有名なプレサレの仔羊を使った一品など、郷土料理が中心のメニューです。www.restaurantlepresale-montsaintmichel.com

プレサレの仔羊 AOC指定モン・サン=ミッシェル名物

世界的に有名なモン・サン=ミッシェルの仔羊は、放牧地の特別な草を食むことで、独特の味わいを持っています。50種類以上の草 (ピュクシネリア、オビオヌ、サリコーン、スパルティナ草など)が塩気を帯び、それを食べた柔らかい仔羊の肉は、軽い塩味が加わり、ロゼ色で脂質の良いものになります。数世紀もの間、飼育人たちが改良してきた努力の賜物です。プレサレの仔羊はフランスで最も評価の高い肉の1つです。2010年7月9日以降、モン・サン=ミッシェルのプレサレの仔羊はAOC(生産地特定銘柄)を獲得しました。

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プレスリリース プレスリリース 2322

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村から湾を渡るコース2015.5/2 ランドネ・ブルーヴェール長距離コース44km出発/モン・サン=ミッシェル8時、終点/ドンヴィル中距離コース32km出発/サンジャン・ル・トマ10時30分、終点/ドンヴィル短距離コース24km出発/カロル、ヴォーヴァンのCaban(小屋)前11時30分、終点/ドンヴィル

お問合せとご予約:Amicale des écoles publiques Randonnée bleue et verte Tel: + 33 (0)2 33 50 12 91 - www.amirando.com

2015.5/31 モン・サン=ミッシェル・マラソン フランスのマラソン大会の中で唯一、出発地点からゴール地点が、海を越え直線で見えるコースです。ブルターニュとノルマンディーをフランスとヨーロッパ各地から集まった5千人の選手が、カンカルとメルヴェイユ(西洋の驚異)モン・サン=ミッシェルをつなぐ42キロを走り抜きます。

出発/カンカル8時30分終点/モン・サン=ミッシェルTel: + 33 (0)2 99 89 54 54www.montsaintmichel-marathon.com

2015.7/25 : 砂浜を歩く巡礼 集合Genêts(ジュネ)の橋8時お問合せ: Presbytère de Sartilly Tel: + 33 (0)2 33 48 80 37

2015年 モン・サン=ミッシェル イベントカレンダー

2015.8/16 「第6回湾岸ジャズフェスティバル」 ジュネかグランヴィルモン・サン=ミッシェルの対岸で行われる湾岸ジャズフェスティバルは約40のコンサートやイベントが行われ、2万人の観客が集まります。23㎞続く湾岸に毎年ジャズの音色が響き渡ります。www.jazzenbaie.com

2015.9/13 浅瀬漁祭り/モン・サン=ミッシェル エコミュージアム(ヴァンス)エコミュージアムはモン・サン=ミッシェル伝統の浅瀬漁を称えるお祭りが行われます。様々なイベント、湾での漁見学、漁の道具公開、地元の食材フェアなど賑やかな一日です。www.patrimoine.manche.fr/ecomusee-N.asp

2016年ツール・ド・フランス: メルヴェイユ(西洋の驚異)の建物前からスタート2016年、ツール・ド・フランス、プロトン(選手団)の最初の競技が行われ、大きな話題を呼ぶことでしょう。2016年7月2日(土)に、モン・サン=ミッシェルをスタート、3日間にわたりこの地区での競技が展開されます。選手たちはまず湾沿い、西に渡った後コタンタン半島を走り抜けます。1944年6月6日ノルマンディー上陸作戦が行われたサント・マリー・デュ・モンのウタービーチを目指します。www.letour.fr

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プレスリリース プレスリリース 2524

修道院行事カレンダー家族向けツアー2015年1月27日~12月30日 予約制

ガイド講師が、モン・サン=ミッシェルの歴史を、遊びを交えながら楽しく語ります。禁じられた扉が開くかもしれません…2015年は、「光」という新テーマで、大人も子供も楽しみながら学ぶことができます。光というのは、自然であれ、人口であれ、建築家たちの大きなテーマの一つでした。修道院の中には、光が満ち溢れています。

「大潮」の夜2015.3/21,22, 8/31, 9/29 修道院22時まで特別開館、最終入場21時

静かな修道院で満潮になるまでの潮の満ちる様子を鑑賞しませんか。修道院教会前テラスは湾全体を見渡せる最上階特等席です。だんだんと満ちてくる潮と「モン・サン=ミッシェルのマスカレ」と呼ばれる大波はまさに自然のスペクタクルです。(満潮の2時間前から)

ナイトツアー2015.7/11~8/29日曜を除く毎晩19時から24時 最終入場は23時

日没後、モン・サン=ミッシェルはそのミステリアスな過去のベールをぬぎます。光と映像、音に彩られた驚きの光景が目の前に現われることでしょう。

ミュージック年に数回、モン・サン=ミッシェル修道院で、クラシックコンサートが行われます。教会内の荘厳な雰囲気の中で、バッハ、ヴィヴァルディ、ドゥラランド、モーツァルトの世界に浸るひとときはいかがですか。

2015.6/6(土)20時30分12の弦楽器のためのコンチェルト/バス・ノルマンディー地方交響楽団

2015.9/5(土) 20時30分ルソン・ド・テネブル(クープラン)/アンサンブル・コンセールスピリチュエル、指揮Hervé Niquet

2015.10/4 (日)18時レクイエム(モーツァルト)/バス・ノルマンディー地方交響楽団お問合せ、コンサートのご予約は:[email protected]

講演会2015年4月から12月第2金曜日20時30分–講演時間:1時間30分モン・サン=ミッシェルと湾について全てをご存じでしょうか。あらゆる専門家が様々な局面から分析します。月に1度、歴史、建築、景観などのテーマで講演会を企画しています。モン・サン=ミッシェルの知られざる伝説に驚き、知識を深めてみませんか。テーマと講演者に関するお問合せは: [email protected]

www.mont-saint-michel.monuments-nationaux.fr

情報の詳細は :国立歴史建造物センター モン・サン=ミッシェル修道院Tel: + 33 (0)2 33 89 80 00/ Fax: + 33 (0)2 33 70 83 [email protected]

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>ALAMBRETCOMMUNICATION> アランブレ コミュニケーション Sabine VERGEZ & Leila NEIRIJNCKTel:+33(0)[email protected]

>COMITÉRÉGIONALDETOURISMEDENORMANDIE> ノルマンディー地方観光推進局 Edouard VALERETel:+33(0)[email protected]

>ATOUTFRANCEJAPON>フランス観光開発機構Yumiko MORI 森由美子Attachéedepresse広報担当Tel:[email protected]://jp.media.rendezvousenfrance.com/フランス観光開発機構は、日本におけるノルマンディー地方の窓口として取材・情報提供のご要望にお応えします。

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お問合せ >COMITÉDÉPARTEMENTALDUTOURISMEDELAMANCHE>マンシュ県観光協会 Sophie BOUGEARD – Claire LEHEMBRETel:+33(0)233059608+33(0)[email protected]@manche.frwww.manchetourisme.com

>MAîTRED’OUVRAGEDEL’OPÉRATIONSYNDICATMIXTEBAIEDUMONT-SAINT-MICHEL>モン・サン=ミッシェル整備工事共同組合Claire MONTÉMONTTel:+33(0)610150418presse@projetmontsaintmichel.comwww.projetmontsaintmichel.frwww.blogpressmontsaintmichel.fr

>ABBAYEDUMONT-SAINT-MICHEL> モン・サン=ミッシェル修道院Isabelle LE DORNERTel:+33(0)233898000+33(0)233898024isabelle.le-dorner@monuments-nationaux.frwww.mont-saint-michel.monuments-nationaux.fr

>OFFICEDUTOURISMEDUMONT-SAINT-MICHEL>モン・サン=ミッシェル観光局Tel:+33(0)233601430www.ot-montsaintmichel.com