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ARK INNOVATION CO., LTD. 株式会社アーク・イノベーション 2014.09 ヘルスケアとICTの本格的融合の中での事業機会探索 ~ウェアラブルデバイスを起点とする診断・ヘルスケア分野の大変革~ (マルチクライアント プロジェクト)

ヘルスケアとICTの本格的融合の中での事業機会探索 ...ARK INNOVATION CO., LTD. 株式会社アーク・イノベーション 2014.09 ヘルスケアとICTの本格的融合の中での事業機会探索

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  • ARK INNOVATION CO., LTD.

    株式会社アーク・イノベーション

    2014.09

    ヘルスケアとICTの本格的融合の中での事業機会探索

    ~ウェアラブルデバイスを起点とする診断・ヘルスケア分野の大変革~

    (マルチクライアント プロジェクト)

  • Strictly Private and Confidential

    ご提案の背景および趣旨

    2

    現在、ICT分野においては、①スマートフォン、タブレット等の「スマートデバイス」、②Facebook, LINE等の「SNS」、③システムのオフバランス化であ

    る「クラウドコンピューティング」、の3大プラットフォームの普及と進化が加速しております。また、これにセンシング、コントロール、オートメーション、データアナリシス等の要素技術の進展が加わり、スマートカー、植物工場、EMS、IOT等、多くの新産業群が勃興しつつあります。

    医療・ヘルスケアの分野においても、こうした技術的進展を背景として、ウェアラブル端末が登場し、その周辺機器の出現とともに、日々のバイタルデータのセンシングとデータアナリシスを通じて、これまでにないレベルでの健康介入とQOL向上を可能とする、ICTとヘルスケア融合型の新ビジネ

    スが急速に立ち上がろうとしております。これらは、これまでのヘルスケアデータの検査・診断の市場のみならず、医薬品開発の在り方をも大きく変

    革してゆく可能性を秘めております。

    また、こうした高いポテンシャルは、すでに多くの周辺産業にも影響を与えつつあり、通信・住宅・自動車・保険・医薬・介護・旅行・美容・食品・ス

    ポーツ等の分野におきましても、ヘルスケア分野との連動を志向した、それぞれ独自の動きが見られつつあります。これは非常に広範な動きでもあり、通信事業者・保険事業者等の巨大なプラットフォームを持つ企業も巻き込んで新たなビジネス、事業モデルが創生されつつあります。

    弊社では、2008年以降、いち早く産業融合というキーワードに着目し、特にヘルスケアとICTの融合分野について、日米欧亜における最新の動

    向を、マクロからミクロまでの視点で調査・分析を重ねて参りました。

    つきましては、ICTとヘルスケア分野の融合の現状および今後の分析の必要性を感じておられる企業様、このタイミングでのヘルスケア分野への新

    規参入をご検討しておられる企業様のニーズにお応えすべく、

    ① ウェアラブル等、診断・ヘルスケア分野における注目される最新動向の整理

    ② 主要プレーヤー、研究機関における研究開発動向、注目すべき研究開発テーマの整理

    ③ 今後重要になると思われる要素技術、キーとなる素材・デバイス、各レイヤーにおける開発ニーズ等の洗い出し

    ④ 周辺諸産業(通信・住宅・自動車・保険・医薬・介護・旅行・美容・食品等)への拡がりとインパクト分析

    ⑤ 今後想定される異業種間提携のシナリオの分析、想定される新たなビジネスモデル等についての整理・分析

    ⑥ 各国政府政策との整合性、法的リスク、規制緩和等、外的環境についての留意事項の整理

    ⑦ このタイミングでのヘルスケアビジネス参入についてのポイントの整理

    を目的および成果物とする、マルチクライアント・システムでの調査・分析プロジェクトを立ち上げることと致しました。

    本プロジェクトにおいて、現在大きく進展しつつあるウェアラブルデバイスを起点とした、診断・ヘルスケア分野とICT分野の本格的融合と、周辺産

    業を巻き込んだダイナミックな動向を深く洞察することを通じて、クライアントの皆様方の戦略判断、新規参入戦略の構築、提携シナリオの構築等

    に資することを祈念いたしております。

    ご検討のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • Strictly Private and Confidential

    分析・調査内容 各国政府政策・主要プレーヤー・注目ベンチャー・最新技術・新ビジネスモデル等

    本プロジェクトにおける調査・分析項目は以下の通り。

    3.

    上記構造変化の周辺諸産業(通信・住宅・自動車・保険・医薬・介護・旅行・美容・食品等)への拡がりとインパクトの調査分析

    保険・住宅・自動車・食品・美容分野からの医療・ヘルスケアへの参入ポイントの整理

    今後想定される異業種間提携のシナリオの分析(通信キャリア-ICT-診断-住宅、自動車-ICT-診断-保険等)

    ICTと診断・ヘルスケアの融合モデル等のビジネスモデルの予測分析

    BtoC, BtoB, BtoGの各分類における「WHO PAYS?」「WHY PAYS?」を明確にしたビジネスモデル案の整理

    各国政策との整合性、法的リスク、規制緩和等、外的環境についての留意事項の整理

    このタイミングでのヘルスケアビジネス参入についてのポイントの整理

    2. 注目すべき技術・研究 開発動向の調査・分析

    主要プレーヤー、研究機関における研究開発動向、注目すべき研究開発テーマの調査

    ウェアラブルの出現による、新たな派性的診断ニーズの調査・分析

    今後重要となると思われる要素技術、キーとなる素材・デバイス等の洗い出し

    素材・部品メーカーから見た医療・診断分野における代表的な開発ニーズの整理

    医療、介護分野におけるロボティクス活用ニーズの整理

    注目すべき診断・ヘルスケアベンチャーの動向整理

    注目される日米欧中アジアのベンチャー企業のロングリスト化

    通信・住宅・自動車・保険・医薬・介護・旅行・美容・食品等、周辺諸産業のキープレーヤーの研究開発動向の調査・分析

    1. 業界動向の調査・分析

    ウェアラブル等、診断・ヘルスケア分野における注目される最新動向の整理

    日米欧中の診断・ヘルスケア分野における政策動向の整理、注目すべき政府・自治体プロジェクトの調査

    通信キャリア、アップル・グーグル・サムソン・中国スマホメーカー等、世界のICTプレーヤーの動向整理

    グローバル中核医療機関、有力介護事業者、医療・診断分野における診断機器メーカー、医薬品メーカー等、キープレーヤーの製品・サービス等の事業化動向・変革動向の調査・分析

    通信・住宅・自動車・保険・医薬・介護・旅行・美容・食品等、関連する周辺諸産業の最新動向の調査

    日米欧中アジアにおける検査・診断ニーズの現状調査(各国固有ニーズを中心に)

    分析・調査項目

    想定される新規ビジネス モデル等の予測・分析

    3

  • Strictly Private and Confidential

    プロジェクトは約2.5ヶ月にて、スケジュールは、以下を想定しております。

    スケジュール

    最終報告会 中間報告会

    1.業界動向の調査・分析

    2.注目すべき技術・研究開発動向の調査・分析

    3.想定される新規ビジネスモデル等の予測・分析

    ~10月 11月 12月 1月

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    ※ クライアントの皆さまのご希望が多数あれば、最終報告会終了後にネットワーキングを目的とした名刺交換会・懇親会の設定を検討いたします。

  • Strictly Private and Confidential

    プロジェクトへのご参加方法、金額、お支払い等は以下の通りとさせていただきました。

    お見積金額

    お見積り

    調査・分析期間

    プロジェクト金額

    約 2.5 ヶ月間(2014年11月15日~2015年1月31日)

    調査・分析費用 450万円

    参加方法・お支払い時期等

    ご参加は、添付の参加申し込み書にご記名・押印のうえ、弊社担当(井上、池田)宛てにご送付をお願い申しあげます。 お問い合わせ等は[email protected]までお気軽にご連絡のほど、お願い申しあげます。 お支払いは、下記を銀行振り込みにてお支払頂けますよう、 お願い申し上げます。 着手金11月20日 200万円 最終報告翌月20日 250万円

    備考 プロジェクト成果物として、中間報告書、最終報告書を提出いたします。 金額には業務に必要となる関連資料購入費、出張交通費等の諸経費を含みます。

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  • Strictly Private and Confidential

    プロジェクトマネジャー

    プロジェクトマネージャー: 井上 潔 (株式会社アーク・イノベーション代表取締役)

    大阪府立天王寺高校卒、東京大学経済学部卒

    富士通㈱ 【経営戦略室課長】 社長経営方針原稿策定(8年)、全社中期事業計画策定、新規事業計画立案、海外M&A案件、中国投資等に従事。 社内ベンチャー制度、スピンオフ制度のデザイン、海外VCファンドへの投資(8ファンド 50億円、本投資は8年間で350億円の キャピタルゲインを創出)の検討ならびに実行。これらを通じて富士通のオープン・イノベーション戦略の基盤をデザイン

    2000年 経営戦略室課長時に退社。

    2001年 独立系インキュベーションファーム設立 【代表取締役CEO】 同社を6年で、バイオテック、マテリアルを中心とした運営ファンド150億円超のハイテク系VCに育成。 アーリー段階からのインキュベーション機能が特徴(主なスタートアップとしてリプロセル、ネオモルガン研究所等) 個人による発掘ならびにファンド投資先のIPO実績は日米で計12社(リボミック、タケエイ、パピレス、GNi、リニカル、リプロセル

    等)。 ※タケエイ:東証一部上場。環境ベンチャーのトップ。売上240億円、純利益20億円。 ※パピレス:日本最大級のオンライン電子書籍配信サービス事業を展開するベンチャー。同分野でのリーディングカンパニー。 ※GNi:グロ-バルに活動する創薬ベンチャー。時価総額600億円超。 ※リニカル:2013年3月東証一部に指定替え、上場企業中トップのROEで著名。 ※リプロセル:IPS細胞等の事業化に取り組むベンチャー。2013年6月にJASDAQ市場で上場(上場時時価総額1500億円以上)

    2008年 ㈱アーク・イノベーション 【代表取締役】 研究開発型製造業に特化した戦略コンサルティングファームの代表。 前職を含めたこれまでの戦略系コンサルティングのプロジェクトマネジメント実績として、トヨタ自動車、デンソー、豊田合成、東

    芝、東芝マテリアル、パナソニック、SONY、キヤノン、コニカミノルタ、オムロン、住友電工、古河電工、東レ、カネカ、旭硝子、住 友ゴム、JSR、日本ゼオン、日本触媒、味の素、資生堂、明電舎、日新電機、ダイヘン、伊藤忠エネクス 新日鉄住金エンジニア リング、JX日鉱日石エネルギー、東京電力、大阪ガス、東京ガス他多数 (敬称略)。

    ※中央教育審議会(中教審)大学部会委員、科学技術・学術審議会の産学官連携・地域科学技術部会委員、地域イノベーショ ン推進事業審査・評価委員、同フォローアップアドバイザー、国際科学技術イノベーション拠点事業審査委員、センター・オブ・ コミュニティ事業(COC)審査委員、JST起業支援室・推進プログラム・オフィサー、JST産学共同実用化支援事業審査委員、の 諸委員に就任。 これまで内閣府、文部科学省、経済産業省、JST、NEDO等の政府、愛知県・京都府他の自治体の委員・アドバイザーを歴任。 ※主な著書に「新規事業創出とビジネスモデル構築の戦略」(共著)。 (社)企業研究会、創立50周年記念出版、研究叢書№107

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  • Strictly Private and Confidential

    コア・コンピタンシー アーク・イノベーションの強み

    アーク・イノベーションは、国内外に保有する良質なネットワークを活用し、事業会社における事業経験のあるコンサルタントが現実的なソリューションをご提供します。

    アーク・イノベーションの強み

    1.国内外に保有する良質なネットワーク

    大手製造業を中心に、技術担当役員・経営企画・技術戦略・新規事業開発等へのone knock open channelを保有。

    国内外における政府機関、アカデミア、企業、金融機関等への豊富なネットワークを保有。

    <米国>ICT・バイオテック・クリーンテック領域のトップレベルのVC、、インキュベーション機関、アカデミア等へのネットワーク

    <中国>国家機関・アカデミア、企業等のネットワーク(国務院、国家発展委員会、国家エネルギー委員会、工業情報化部、科技部、建設部、衛生部、科学院、有力大学、等)。

    <欧州>欧州各地域の政府投資誘致局(イギリス・フランス・ドイツ・ベルギー・スペイン・北欧等)、政府系研究機関(ドイツ・フラウンホーファー研究機構(FhG)、フランス・原子力・代替エネルギー庁(CEA)、スペイン国立研究委員会(CSIC)、イタリア国立研究評議会(CNR)等)、産業クラスター(ドイツ・電機電子産業企業連盟、ドイツBayern Chemical Cluster、フランスインテリア建築士協会(CFAI)、イギリス王立建築家協会等)、VC、大学・教育機関、 建築家・デザイナー等。

    2.研究開発型製造業様に対する多数の事業/R&D戦略コンサルティング実績

    研究開発製造業、商社における事業経験のあるメンバーが中心。

    環境・エネルギー、材料、エレクトロニクス、ライフサイエンス、アグリ領域における事業開発経験と知見。

    上記分野での新規事業立ち上げの経験や各分野における高度な専門知識。

    戦略構築から遂行支援の実務フェーズに大きな強み。

    知的財産の各種分析、知財戦略策定から知財収益化(ライセシング、譲渡)までのサポート力。

    3.事業会社でのオープン・イノベーション体制の構築、M&Aプロセスの総合的支援実績

    VCやM&Aファームとの密接な連携、CVCファンド運営等によるオープン・イノベーション体制の構築実績。

    経営戦略、事業戦略、研究開発戦略という上流から捉えたM&A戦略の立案。ストラクチャー立案から、対象企業・事業に対するビジネス・財務デューデリジェンス、契約交渉のバックアップなど一連のプロセスを総合的に支援。

    4.総合的な投資・育成能力/プロジェクト価値評価力と複数社の上場実績

    総額150億円のマテリアル、ライフサイエンス、ヘルスケア系ファンド運用経験。

    投資先への積極的なハンズオンによる、北米2社、国内9社の上場実績。大企業によるM&A4社の実績。

    実ビジネスに金融をbuilt-inしたビジネスモデルのデザインにも強み。

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  • Strictly Private and Confidential

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    サンプルスライド

  • Strictly Private and Confidential

    医療・ヘルスケア産業の変化

    9

    新興国での高齢化の進展と医療ニーズ増大、グローバルな医療費高騰とその抑制に向けた制度改訂、新薬開発におけるR&D費の増大、アンメットメディカルニーズの充足を中心とした治療薬開発へのシフトなどにより、医療・ヘルスケア関連企業のビジネスモデルは、その周辺分野を含めた大きな変革期にある。

    今後10年間における医療の方向性

    医療の方向性 医薬・医療関連企業の対応

    早期診断・検査、早期治療による予防的医療(先制医療)

    健康診断高度化、高付加価値化(遺伝子検査等)製品の開発、疾病予防の為のワクチン開発強化、セルフメディケーションに対応するOTCへのスイッチ等が進む

    1.

    コンパニオン診断・治療 分子標的薬の増加、抗体医薬普及による医療費増加、及び大型薬剤の副作用の表面化により、より効果と安全性の高い患者を絞り込んで薬剤開発を進める流れが加速。

    3.

    新規がん治療方法の確立 ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)、重粒子がん治療法といった新規治療法が実用化され、関連機器も含めてがん治療に関する市場構造が大きく変わる可能性

    4.

    アンメットメディカルニーズを対象としたバイオ医薬の拡大

    多数の患者を対象にした低分子・ブロックバスター戦略から、治療充足度の低い癌、中枢神経疾患、自己免疫疾患、感染症等の疾患を対象にしたバイオ医薬へ、開発の重心がシフト

    2.

    ジェネリックの本格的普及拡大 新薬企業によるジェネリック市場への参入に加え、既存薬の投与経路変更によるパッチ薬の開発、バイオジェネリック等、従来よりも付加価値の高いジェネリックの開発が進む

    5.

    介護ビジネスの成長 先進国のみならず、今後は新興国における高齢化が急速かつ高度に進行。介護に関連したソリューションニーズが高まる。ロボティクスへの期待大。

    7.

    破壊的イノベーション(3Dプリンタ技術、次世代シーケンサ、ウェアラブル端末の出現など)

    3Dプリンタ技術による埋め込み型医療機器での少量生産/オーダーメイド対応、次世

    代シーケンサによる疾患予測、ウェアラブル端末による迅速簡便なバイタル情報取得など様々な破壊的イノベーションが医療業界にもたらされつつある

    8.

    在宅医療へのシフト 医療費削減の視点から在宅医療のニーズも高まっている。クリニック⇒家庭等の遠隔監視技術などITを活用した周辺技術の整備も整ってきており、診断・医療全体が大きく在宅化の方向へシフトする可能性が高い。

    6.

    出典:ARK INNOVATION

    医療・ヘルスケアビジネス全体のソリューション化

    ビジネス全体が予防から診断・治療、予後管理に至るまでを包含した、全体的な ソリューションビジネス化の方向に進みつつある。

    9.

    0.

    世界的な高齢化、医療費の高騰、ICT等の基盤技術の進展

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    アメリカの医療保険制度改革は、今後、周辺諸産業も含め、様々な影響を産み出す可能性が高い。

    日本経済新聞(2013年12月17日)

    アメリカの医療保険制度改革の影響

    アメリカの医療保険制度改革の恩恵を受けるとしたとして2013年1月

    に導入された「医療機器税」だが、オバマケアの展開が進まず、医療機器メーカに負担がのしかかっている状態。

    ※「医療機器税」:オバマケア導入コストの一部をカバーするため、アメリカ国内で販売される医療機器の売り上げに対して2.3%の税金を課すもの。

    オバマケアの各産業への影響

    出典:JETRO資料よりARK INNOVATIONで作成

    製薬産業

    ・先発医薬品メーカーは負担を最低限にとどめたほか、バイオ医薬品の独占使用期間を12年間勝ち取るなどの恩恵。 ・後発(ジェネリック)医薬品メーカーへの影響は、同法が実際にどのように運用されるかに左右される。

    医療機器産業

    ・ 医療機器税の影響で負担大きい ・ ヘルスケア改革法には再入院や院内感染など、医療の質においての条項がある。医療の質の確保に役立つ技術を提供できるメーカーにはビジネス機会が生まれる可能性

    保険産業

    ・民間保険会社は今回の改革で最も多くの制約を受けると言われている。 ・新たな被保険者を増やし、ヘルスケア改革法の条項に沿って保険の適用範囲 を広げなければならない一方で、コスト削減の課題にも直面。

    病院

    ・ヘルスケア改革法から恩恵を受けるのは予防医療業界、特にワクチンの製造会社 などは保険適用範囲の拡大により大きな恩恵。予防医療業界は、これまで長い間臨床予防サービスの活用を推奨。ヘルスケア改革法により150億ドルの予防・公衆 衛生基金が新設され、また血圧測定、HIV、性病検査などの臨床予防サービス費用が保険適用されるようになることを歓迎。

    医療IT産業 ・医療IT産業へのマイナスの影響は特に無い。むしろ同法によって、医療機関と民間保険会社の協力関係が新たなビジネスモデル、新たなビジネス機会を生む可能性

    欧米医療機器メーカーの日本への投資も増加しつつある。

    グローバルトレンド

    10

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    Copyright 2014 ARK INNOVATION

    創薬開発のシフト(アンメット・メディカル・ニーズ 2010年) POINT

    11

    出典:日本製薬工業協会ほか

    製薬メーカーの開発ターゲットはメタボ関連から癌、中枢神経疾患などアンメットニーズの高い疾患へとシフトしている。

    生活習慣病関連

    癌、中枢神経疾患、 自己免疫疾患、感染症

    医薬品開発の重要度(ニーズが高い領域)

    多数の患者を対象にした低分子・ブロックバスター戦略から、治療充足度の低い癌、中枢神経疾患、自己免疫疾患、感染症等の疾患を対象にしたバイオ医薬へ、開発の重心がシフトし、生活習慣病等、患者満足度の高い分野は全てジェネリックへ。

    対象疾患のシフト 治療満足度の低い疾患へ

    アンメットメディカルニーズ

    メタボ関連から癌や精神疾患など アンメットニーズの高い疾患へとシフト

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    遺伝子検査について

    遺伝子検査自体の市場は、体外診断(免疫、血液検査など)の中で3%程度でしかなく、今後の遺伝子検査装置の進歩により、一人一人が個人のフルゲノム情報を所持する時代に。その際に最も重要なのは、遺伝子と他のパーソナル情報を組み合わせたデータによって何が提供できるか?といった総合的なデータ解析によるサービスの内容であると考えられる。

    遺伝子検査種類と市場規模

    出典:Visiongain、各種HPよりARK INNOVATIONで作成

    医療目的

    ヒト

    以外

    医療機関

    ビジネス

    ヒト遺伝子

    複数のDTC業者(ジェネシスへ

    ルスケア、ヤフー、DHC等)

    ・感染症、ウィルスの確定診断

    ・遺伝性疾患の診断

    ・ガンなど病気の発症リスク

    ・薬の効果予測

    ・がんや糖尿病などの生活習慣病のかかりやすさ

    ・肥満などの体質

    ・長寿に関する判定

    ・運動能力や芸術才能

    ・親子鑑定など

    検査目的 種類 事業者 検査種類 市場規模

    150億円

    遺伝子検査市場全体でみても体外診断市場全体の約3%程度でしかない。

    1500億円

    2500億円

    (第4世代候補)

    Ion Proton

    ・pH変化で検出

    (蛍光物質不要)

    ・電気泳動不要

    (リアルタイム解析)

    遺伝子検査種類と市場規模

    ■シーケンス検査技術の進展とともに検査自体の価格は下がり続け、個人が自身のホールゲノム情報を持つことになると1度

    の遺伝子検査で基本的に再度の検査は不必要になる。

    その際には、遺伝子検査結果からどのようなサービスが追加で提供できるかが重要なポイントとなる。

    12

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    生分解性プラスチックを素材に3D印刷した人工気管手術が成功。

    3Dプリンターはカスタマイズしやすい為、装具やインプラントなど医療用途への開発が行われている。まだ革新的な試みであるが、人工気管埋込手術成功例もある。

    医療器具への応用例 POINT

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    出典:ARK INNOVATION

    顎の骨のインプラント 体の動きをサポートする器具 カスタム義足 聴覚のサポート

    顔の人工骨移植 人工気管 患者の体モデルを印刷 様々なインプラント

    107gのチタン製顎インプラント。 空洞化により軽くて高耐久性。

    先天性多発性関節拘縮症患者のための補助器具

    カスタマイズした義足 カスタマイズされた補聴器。既に1,000万人の人が利用。

    カスタマイズした人工骨を、3Dプリンタで印刷して移植。

    頭蓋骨を損傷してしまった際にも、プリンタでつくったパーツで補修。

    身体や臓器のモデルを印刷することで手術の練習等に利用。

    医療材料・医療機器

    3Dプリンタの医療応用

    SAMPLE

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    ウェアラブル端末は高機能化・小型化が進み、ウォッチ型・メガネ型・コンタクトレンズ型への機能特化、AR(拡張現実)機能等、ネットとの融合により多様な用途に応じた新たな価値提供を実現しつつある。

    ウェアラブル端末の多様な形態

    様々なモバイル端末のアプリケーション

    スマートWatch(Apple Watch) スマートグラス(Google Glass) スマートWatch(Gear Live)

    出典:各種情報よりARK INNOVATION作成

    スマートコンタクトレンズ(Google Eyes)

    指輪型端末 (ログバー社:日本) ナビゲーション健康管理 杖 (富士通) スマートコンタクトレンズ (Innovega社) 赤ちゃん用の靴下 Owlet

    赤ちゃん用の靴下。心拍数や体温などをデータを計測する

    ヘッドマウントディスプレイ(HMD)方式の拡張現実ウェアラブルコンピュータ。

    「Apple Watch」 本体横の「デジタル・クラウン」で、画面ズーム・スクロールの操作、弱い振動を送る等によりコミュニケーションも可能。iPhone接続でフィットネス端末としても機能。

    スマートウォッチ「Gear Live」 スマートフォンと連携。オートフォーカスカメラ、マイク、スピーカー、加速度計、ジャイロスコープ、Bluetoothを内蔵。

    装着者の涙から血糖値を監視できる「スマート・コンタクトレンズ」の試作品。

    拡張現実コンタクトレンズ 「iOptik」 レンズに映し出される映像と、周りの風景の両方に、同時に焦点を当てることが可能。HUD技術と2重構造のフィルター技術を用いる。

    あらゆるコミュニケーションや、コントロールを指のジェスチャーで完結。 「TV」と文字を書くだけでテレビがON。金額を書いてシュッとすれば電子決済が完了などを実現。。2014年販売開始目標。

    杖型のナビゲーション端末 「The Aid」 杖の部分が受信機、ヘッドセットでナビゲーションを聞きながら移動できる。脈を感知し体調管理を行うことが可能。

    14

    ウェアラブル端末

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    ヘルスケアとICTの融合 Google:ICTを通じたヘルスケアサービス

    日米大手各社がウェアラブル型端末を発売しており、ICTとの融合によって新たなヘルスケアサービスの市場が急速に立ち上がりつつある。Googleは、先進的なコンタクトレンス型を発表。いち早く製薬大手ノバルティスと提携し、ウェアラブル機器による血糖値測定から投薬へのソリューションもにらみつつ、ビジネススコープの拡大を進めつつある。

    各社スマホの次の端末としてウェアラブル端末の発表が続く。

    ウェアラブル端末の特徴として、音楽や映像等のエンターテイメントだけでなく、脈拍、血糖値などライフログを継続的に取得、分析することで遠隔医療につなげる試みが行われている。

    製薬大手のノバルティスもグーグルと提携することで、血糖値測定から投薬へのソリューションも加わることで、更に加速する。

    出典:日経新聞記事等よりARK INNOVATION作成 15

    Google、製薬大手のNovartisと提携―血糖値測定コンタクトレンズなどを5年以内に実用化へ 2014.07.16 POINT

    Googleは大手製薬会社のNovartisに対して血糖値を測定できるスマート・コンタクトレンズのテクノロジーを

    ライセンスしたことを発表した。このコンタクトレンズが実用化されれば、糖尿病患者が苦痛なしに連続的に血糖値をモニタできるようになる。今後の開発はNovartisのAlconアイウェア事業部が担当する。NovartisのCEO、Joe JimenezはFinancial Timesのインタビューに答えて、「商用化に5年以上かからないよう期待している」と述べた。GoogleとNovartisはまた別種のスマート・コンタクトレンズの開発でも協力していくという。これは現在、2焦点の遠近両用眼鏡を必要している人々がコンタクトレンズを利用できるようにする自動焦点調節機能を備えたコンタクトであるらしい。

    有力テクノロジー企業が次々にヘルス、医療分野に参入する中で、今回明らかになったGoogleのアプローチは全く異なるものだった。NovartisのCEOはFTに対して、Googleの支援によって開発される血糖値測定や自動焦点調節機能を備えたスマート・コンタクトの市場は年間100億ドルから10年後には500億ドルにも上るだろう(アメリカの糖尿病患者数は増加を続けている)と述べた。

    Googleの血糖値測定センサーとワイヤレス・チップの研究はマスコミに大きく取り上げられたが、本当に巨大な市場となる可能性が高いのは視力補正のスマート・コンタクトだ。もしGoogleが現在のデジタルカメラに

    備わっているようなオートフォーカス機能を備えたコンタクトレンズの開発に成功するなら、遠視、近視など目の焦点調節能力の障害の度合いに応じて、また読書や運転など用途に応じて多種類の固定焦点レンズを必要とする現在の不便が一挙に解消される。誰もが一種類のコンタクトレンズですむという理想的な解決策が得られる。

    視力補正アイウェアは現在アメリカで100億ドルの市場となっている。Novartisとの提携でGoogleはこの市場で強力な地位を築くことを狙っているようだ。

    Googleは規制のクリアや販売、サポートという膨大な手間のかかる非テクノロジー的作業にリソースを費やすことを避け、十分なノウハウを蓄積したNovartisのような有力パートナーにそれを分担させるというアプローチをとる。

    Chip. sensor and

    antenna mounted

    Electronics ring

    embedded in contact

    lens

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    Appleは次期導入予定のiOSにヘルスケア管理アプリ「Health」を標準搭載すると発表。自社端末に加え、他社製のヘルスケア機器との連携を強化し、健康データの集約を加速。これらのプラットフォームを元に、大手保険会社等と協業を拡大、医療保険の削減や医療カルテ情報への展開を狙う。

    アップル、「Health」アプリケーションで医療保険会社とも協議か(CNET Japan 2014/8/25) POINT

    ※Appleの開発者イベントWWDCでの発表より。

    「Health」アプリで、消費カロリー量

    や睡眠時間などウエアラブルや専用機器で計測されたデータを表示する機能や、氏名、アレルギー、服用薬、緊急時の連絡先など利用者の個人情報を格納する機能などを提供する。

    後者は、緊急時に医師が閲覧することで、簡易カルテとして機能する。既に、有名医療機関と連携して、アプリの実証実験を進めている。

    <その他米有力医療機関と連携(例)>

    ヘルスケアとICTの融合 Apple:ヘルスケアアプリ「Health」

    ICT×医療・ヘルスケア領域での 事業化・競争が本格化

    出典:CNET、その他公開情報

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    Appleは「Health」アプリケーションを2014年内に「iOS 8」とともに提供する予定で、それに向けて以前から準備をしている。このため、Appleは米国のヘルスケア業者や健康関連アプリの開発者と話し合いを少し前から進めていたが、米国の大手医療保険会社とも交渉をしていたようだ。

    Appleが医療保険会社と協議しているという話は、Bloombergが米国時間8月22日に報じたものだ。この

    記事は、企業が費用を負担して職場でのウェアラブルデバイス着用を勧める例が増えているという興味深い内容で、記事によれば、Appleは米国最大手の医療保険会社UnitedHealth Groupや、同じく医療保険を手がけるHumanaと話を進めているという。

    Bloombergがこの記事で焦点を当てているのは、この医療保険会社2社が、ウェアラブルデバイスの利用

    を自社の保険契約に組み込んだプログラムも開発しているという話だ。このプログラムの目的は、自社のシステムと共有されたデバイスから得られたデータに基づいた報奨制度を作ることだという。

    Appleが新しい健康関連アプリ以外に何を話し合ったのか、確かなことは分かっていない。ただし、Bloombergの記事では、保険会社や企業がFitbit製品などのフィットネストラッカーを使用して医療費の高騰

    に取り組む例が詳しく紹介されている。これは、従業員の健康保険料を負担することの多い米国の雇用主にとって、医療費の増大は問題となっているためだ。

    また、記事によれば、英石油大手のBPは、健康保険にかかる費用を削減するために2万5000台のFitbit製デバイスを従業員向けに購入したという。BPのプログラムでは、100万歩の歩数を達成した従業員は、安い健康保険料の適用を受けるために必要な点数(1000ポイント)の半分を獲得できる。BPは、従業員がこの歩数を達成したかどうかを確認するため、Fitbitで各従業員の総歩数を確認するという。

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    ヘルスケア機器の機能集約 ウェアラブルデバイスの普及に伴って、他のヘルスケアデバイス(検査機器)も、小型化や機能集約化によって、医療機関→家庭、家庭→個人へと後塵への求心力が進む。今後は、CTやX線のように医療機関に機能が残存するものと卓上デバイス化してくるものと二分化してくると考えられる。

    ヘルスケアデバイスの構造変化

    ヘルスケアデバイス

    活動量計

    CT

    PET

    活動量計

    X線

    MRI

    医療機関に機能が 残存する領域

    ウェアラブル スマホ

    家庭

    病院

    アミラーゼ モニター

    携帯尿糖計

    卓上血液検査機

    尿

    唾液

    血液

    X線(携帯型)

    スマートフォン、ウェアラブル デバイスに集約される領域

    睡眠

    脈波

    脳波

    個人 心電

    体温

    血圧計

    CT

    PET X線

    MRI

    万歩計

    体組成計

    家庭

    病院

    個人

    体組成計

    血圧計

    血液検査

    尿検査

    睡眠

    脈波

    心電計

    脳波計

    従来の検査機器類の分布 スマートフォン・ウェアラブルデバイスへの機能集約化

    出典:ARK INNOVATION 17

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

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    「放駒前相撲協会理事長、虚血性心疾患により急死」 (14年5月18日 日本経済新聞)

    「サムスンイ・ゴンヒ会長が心筋梗塞」 (14年5月11日 日本経済新聞)

    {26日発表によると意識回復とのこと }

    従来予測不能な疾患へのアプローチ 恒常的に健康に留意していたであろう、サムスン会長、前相撲協会理事長やクボタ代表が、虚血性心疾患等突然の疾患に罹患。総合的なライフログモニタリングは、従来予測不能であった疾患や各種発作に対してのアプローチの一つとして注目される。

    従来予測不能な疾患

    出典:日本経済新聞

    「クボタ会長兼社長の益本康男氏、風呂場で急死(死因不明)」 (14年6月5日 日本経済新聞)

    SAMPLE

  • Strictly Private and Confidential

    全体のビジネスフロー パーソナルデータ→分析→ソリューションの流れ

    個々の検診等のデータと日々の活動データを組み合わせ、それを分析し、最適なソリューションを提供することで、各種疾病のリスクを回避し、個々のQOLや日々の生活へのポジティブな取り組みに繋げる。そのバリューチェーンの中でどこを事業として位置づけるかが重要となる。

    バリューチェーンのイメージ図

    個人の検診等の データのデータベース

    データ蓄積、解析

    運動量

    食事

    睡眠時間

    ストレス

    サプリメント

    1.

    2.

    3.

    4.

    遺伝子データ

    検診、人間ドッグ

    疾病、投薬履歴

    各種バイタルデータ

    ソリューション提供

    日々の生活からのリスク判定

    ……

    検診データ

    日々の活動量

    各種個人のデータと 日々の活動量のマッチング

    2.

    3.

    4.

    睡眠

    血圧

    心拍数

    1. 運動量

    医師による診断

    投薬

    パーソナルなソリューション

    医療機関でのソリューション

    各種治療

    過去のデータベース

    QOLに貢献

    心疾患

    脳血管疾患

    突発性の疾患

    随時モニタにより突発的発作回避

    高血圧症

    肥満症等

    糖尿病

    各種生活習慣病用

    日々の生活習慣により進行回避

    ダイエット

    美容

    美容、健康維持

    日々の生活改善で体質改善

    アンチエンジング

    出典:ARK INNOVATION

    より高いレベルのソリューションを提供出来るかがポイント(結局、運動しよう、食事に気を付

    けよう、ではバリューが発生しない)

    19

    SAMPLE

    https://www.google.co.jp/url?q=http://a-cherry-blossom.com/axis/category5/entry11.html&sa=U&ei=VKiIU9apGIm6lAWf1YGADQ&ved=0CDQQ9QEwAw&sig2=AzBWwK3k1Qn6YnmxImftBg&usg=AFQjCNHxKfeK6xiFvDTDBp-norQGWQTqpA

  • Strictly Private and Confidential

    医療・ヘルスケア産業の面的な広がり

    POINT 医療・ヘルスケア産業の面的な広がり

    これまで一連の流れに沿って、それぞれ点的に形成されていた医療関連産業は、医療・ヘルスケア分野の全体プロセスがシームレスな繋がりをみせ、また、他の産業との融合化によって、新たな参入企業を生み出し、産業が面的な広がりをみせる可能性がある。

    また、総合的なソリューションとしての価値を提供する新規のプレイヤーの登場によってさらに大きく飛躍する可能性もある。

    健康 予防 診断 治療 予後 介護

    現状

    医薬品 医療機器

    サプリ メント

    シームレス化

    新しい技術・領域

    医療・ヘルスケア産業の変化によって・・・

    個々に分断した形で産業形成

    ウェアラブル

    クラウド

    SNS

    コンパニオン診断薬

    次世代シークエンサー

    3Dプリンター

    医療ロボット

    モニタリングシステム

    介護ロボット 再生医療

    産業の面的な広がり

    全体プロセスのシームレス化

    健康から介護までそれぞれ点的に形成されていた医療関連産業は、ウェアラブル機器等の普及によって、分野の全体プロセスがシームレスな繋がりをみせ、また、他の産業との融合化によって、新たな参入企業を生み出し、産業が面的な広がりをみせる可能性がある。

    出典:ARK INNOVATION 20

    SAMPLE

  • 株式会社 アーク・イノベーション

    〒100-6313 東京都千代田区丸の内2-4-1

    丸の内ビルディング 13階

    Tel:03-5224-6750

    Fax:03-5224-6751

    URL:http://www.ark-i.com/

    http://www.ark-i.com/http://www.ark-i.com/http://www.ark-i.com/http://www.ark-i.com/