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取 扱 説 明 書
このたびはマキタ製品をお買い上げ賜わり厚くお礼申し上げます。ご使用に先立ち、この取扱説明書をよくお読みいただき本製品の性能を十分ご理解の上で、適切な取り扱いと保守をしていただいて、いつまでも安全に能率よくお使いくださるようお願いいたします。なお、この取扱説明書はお手元に大切に保管してください。
充電式ファンジャケット立ち襟モデル
モデル FJ210D/FJ216D/FJ310D/FJ410D/FJ416D
フード付きモデルモデル FJ211D/FJ311D/FJ411Dフルハーネス安全帯対応モデルモデル FJ412D/FJ418D/FJ419D草刈機・刈払機対応モデルモデル FJ414D/FJ420Dカジュアルウェアタイプモデル FJ212Dワーキングウェアタイプモデル FJ213D高視認性タイプモデル FJ214Dつなぎタイプモデル FJ502Dベスト・ジャケット兼用タイプ
モデル FJ218D充電式ファンベストモデル FV210D/FV211Dフルハーネス安全帯対応モデルモデル FV410D※ ファンジャケット / ベスト、バッテリ、
バッテリホルダは別販売品です。
2
目次・シンボルマークについて - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3・主要機能 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4・充電式製品共通の安全上のご注意 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 5・充電式ファンジャケット安全上のご注意 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 11・各部の名称 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 12・別販売品のご紹介 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 28・バッテリ(別販売品)について - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 30・使い方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 32
・ファンユニットの取り付け方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 32・ファンユニットの取りはずし方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 35・フィルタセット品(別販売品)の取り付け方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 35・バッテリホルダ(操作スイッチ)について - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 37・スイッチの操作 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 41・バッテリ保護機能について - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 41・風の通路調整(FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D のみ) - - 42・バッテリホルダから携帯機器に充電する場合 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 45
・作業方法(FJ412D/FJ418D/FJ419D/FV410D) - - - - - - - - - - - - 46・充電式ファンジャケット(フルハーネス仕様)について - - - - - - - - - - - - - - - - - 46・ランヤード取出口の使い方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 47・D リング型フックホルダの使い方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 49・フックホルダ取出口(胸ポケット内)の使い方 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 50
・作業方法(FJ414D/FJ420D/FJ502D) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 51・充電式ファンジャケット(農作業仕様 / つなぎタイプ)について - - - - - - - - - - - 51・肩掛けバンド装着時のファンジャケット着用方法 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 52
・保護機能 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 53・本製品およびバッテリの保護機能 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 53
・故障かな?と思ったら - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 54・保守・点検について - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 55
・ファンユニットのお手入れ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 55・ファンジャケットのお手入れ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 55・修理の際は - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 55
※ 本書の説明文中では、充電式ファンジャケット、充電式ファンベストを総称して、「充電式ファンジャケット」「ファンジャケット」「ジャケット」と表記しています。
3
シンボルマークについて製品および取扱説明書にシンボルマークを記載しております。このシンボルマークの意味をご理解の上ご使用ください。
ご使用の前に取扱説明書をよくお読みください。
底 面 温 度 150 °C 以 下でアイロンをかけられます。(中温)
家庭洗濯ができます。洗濯機は、液温 30°C 以下で弱く洗濯してください。
底 面 温 度 110 °C 以 下でアイロンをかけられます。(低温)
家庭洗濯ができます。洗濯機は、液温 40°C 以下で弱く洗濯してください。
アイロンは使用できません。
漂白剤は使用できません。 ドライクリーニングはできません。
回転式乾燥機は使用できません。
日陰でつり干しをしてください。
日陰でぬれつり干しをしてください。
• 単独でお洗いください。• 柔軟剤を使わないでください。• 中性洗剤のみご使用ください。• 洗濯後はすぐに洗濯機から取り出してください。• 洗濯の際は、前ファスナーを閉じてください。• 汗をかいた状態で長時間日光に当たりますと、まれに変色することがあ
ります。(FJ310D/FJ311Dのみ)• 汗の付着した商品は、日光の下に放置したりせず、速やかに洗濯をして
ください。(FJ310D/FJ311Dのみ)
4
主要機能
ファンユニット
バッテリホルダ および
使用可能バッテリ
(別販売品)
スライド式10.8 V 用バッテリ ホルダ
14.4 V/18 V 用バッテリホルダ
ファン ジャケット用バッテリ※ 1
BL1015BL1040B
BL1415NBL1430
BL1430BBL1440BL1450
BL1460B
BL1815NBL1820BBL1830
BL1830BBL1840BL1850
BL1850BBL1860B
BL07150B
USB 電源端子
出力電圧 直流 5.0V-出力電流 直流 2.1A
形状 USB A タイプ連続使用
時間(使用バッ
テリ)
[モード](BL1040B)(BL1460B)(BL1860B)(BL07150B)[High](強) 約 5.0 時間 約 8.5 時間 約 13.5 時間 約 6.5 時間[Medium] 約 9.0 時間 約 16.0 時間 約 24.5 時間 約 12.5 時間[Low](弱)約 13.0 時間 約 21.0 時間 約 33.0 時間 約 18 時間
モデル
部位別素材
FJ210D / FJ211D
FJ310D / FJ311D
FJ410D / FJ411D / FJ412D / FJ414D
FJ212D / FJ213D / FJ214D / FJ216D / FJ218D / FJ420D / FV210D / FV211D
FJ416D / FJ418D / FJ419D / FV410D
FJ502D
表地 ポリエステル 100% 綿 100% ポリエステル
100% ※ 2ポリエステル
100%ポリエステル 100% ※ 2
ポ リ エ ス テ ル 65% + 綿 35%
裏地 ポリエステル 100% 綿 100% ポリエステル
100%ポリエステル
100% (FJ216D 以外)
ポリエステル 100%
ポリエステル 100%
ポケット 綿 100% 綿 100% 綿 100% ポリエステル 100%
ポリエステル 100%
ポ リ エ ス テ ル 65% + 綿 35%
肩パッド ー ー ポ リ エ ス テ ル 65% + 綿 35% ー ナイロン
100% ー
• 改良のため、主要機能および形状などは変更する場合がありますので、ご了承ください。
• 使用時間は、USB 電源端子を未使用時の参考値です。バッテリの種類や充電状態、使用環境により異なります。
※ 1 バッテリホルダは必要ありません※ 2 紫外線・赤外線反射加工
5
充電式製品共通の安全上のご注意JPA027-4
• ご使用前に、「取扱説明書」と「安全上のご注意」すべてをよくお読みの上、正しく使用してください。
• 感電、火災、重傷などの事故を未然に防ぐために、この「安全上のご注意」を必ず守ってください。
注意文の 警告 ・ 注意 ・ 注 の意味について
ご使用上の注意事項は 警告 と 注意 ・ 注 に区分していますが、それぞれ次の意味を表します。
警告 :誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容のご注意。
注意 :誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容のご注意。なお 注意 に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってください。
注 :製品および付属品の取り扱いなどに関する重要なご注意。
6
警告作業環境1. 作業場は、整理整頓してください。また、十分に明るくし、いつもき
れいに保ってください。 • ちらかった暗い場所や作業台は、事故の原因となります。
2. 可燃性の液体・ガス・粉じんのある所で使用しないでください。 • 充電式製品から発生する火花が発火や爆発の原因になります。
3. 使用中は子供や第三者を作業場に近づけないでください。 • 注意力が散漫になり、操作に集中できなくなる可能性があります。 • 作業者以外、充電式製品や充電器のコードに触れさせないでください。
電気に関する安全事項1. 充電器の電源プラグは、電源コンセントに合ったものを使用してくださ
い。電源プラグを改造したり、電源プラグをアダプタプラグなどで接続しないでください。また、接地付きプラグは確実にアースをしてください。
• 改造していない電源プラグおよびそれに対応するコンセントを使用すれば、感電のリスクが低減されます。
2. 充電工具、バッテリおよび充電器は、雨ざらしにしたり、湿った、または濡れた場所で使用したり、充電したりしないでください。
• 充電工具や充電器内部に水が入り、感電やバッテリが短絡(ショート)する恐れがあります。
• バッテリ内部に水が入り短絡(ショート)すると、発熱、発火、破裂の恐れがあります。
3. 充電器の電源コードを乱暴に扱わないでください。 • 電源コードを持って充電器を運んだり、引っ張ったりしないでください。また、
電源プラグを抜くために電源コードを利用しないでください。 • 電源コードを熱、油、角のある所、動くものに近づけないでください。電源コー
ドが損傷したり、身体に絡まって感電する恐れがあります。4. 使用環境に適した延長コードを使用してください。5. USB 電源端子付き製品の場合、USB 電源部の端子間を短絡(ショート)
させないでください。 • 針、針金が USB 電源端子部に入ると、短絡(ショート)して発煙、発火の恐
れがあります。
充電式製品の使用と手入れ1. スイッチ付き製品の場合、スイッチに異常がないか点検してください。
• スイッチで始動および停止操作のできない充電式製品は危険です。使用せず修理をお申し付けください。
2. 充電式製品の誤始動を防ぐために、使用後はスイッチを切り、バッテリを本製品から抜いてください。
3. 使用しない充電式製品は、バッテリを抜いて保管してください。 • 子供の手の届かない安全な所、乾燥した場所で鍵のかかる所に保管してくださ
い。4. 極端な高温や低温の環境下では十分な性能を得られません。
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警告バッテリに関する安全事項1. バッテリを挿し込む際に、スイッチが入らないようにご注意ください。
• 意図しない起動は事故につながります。2. バッテリは専用充電器以外では充電しないでください。
• ほかのバッテリ用の充電器を流用すると、火災、発熱、破裂、液漏れの恐れがあります。
3. マキタが指定した専用バッテリ以外使わないでください。また、改造したバッテリ(分解してセルなどの内蔵部品を交換したバッテリを含む)を使用しないでください。
• 本製品の性能や安全性なども損なう恐れがあり、火災やけが、故障、破裂などの原因になります。
4. バッテリの端子部を金属などで接触させないでください。 • バッテリを金属と一緒に工具箱や釘袋などに保管しないでください。短絡
(ショート)して発熱、発火、破裂の恐れがあります。 • 本製品または充電器からはずした後は、バッテリにバッテリカバーを必ず取り
付けてください。( バッテリー付きの場合 )5. 高温などの過酷な条件下ではバッテリから液漏れすることがあります。
漏れ出た液体に不用意に触れないでください。 • 万が一、バッテリの液が目に入ったら、直ちにきれいな水で十分洗い医師の治
療を受けてください。 • バッテリの液は炎症ややけどの原因になることがあります。
6. バッテリはマキタ製品以外に取り付けて使用しないでください。 • 火災、発熱、破裂、液漏れの恐れがあります。
7. バッテリは、火への投入、加熱をしないでください。 • 発火、破裂の恐れがあります。
8. バッテリに釘を刺す、切る、潰す、投げる、落とす、硬い物で叩くなど衝撃を与えないでください。
• 発熱、発火、破裂の恐れがあります。9. 分解・改造をしないでください。
• 発熱、発火、破裂の恐れがあります。10. 使用時間が極端に短くなったバッテリは使用しないでください。11. バッテリを火のそばや炎天下など高温の場所で充電・使用・保管しな
いでください。 • バッテリを周囲温度が 50 ℃以上に上がる可能性のある場所(金属の箱や夏の
車内など)に保管しないでください。バッテリ劣化の原因になり、発煙、発火の恐れがあります。
12. バッテリを水のような導電体に浸さないでください。またバッテリの内部に水のような導電体を侵入させないでください。
• バッテリ内部に水のような導電体が侵入すると短絡(ショート)し、発熱、発火、破裂の恐れがあります。
13. 落としたり、何らかの損傷を受けたバッテリは使用しないでください。 • 損傷、または使用できなくなったバッテリは回収しております。お買い上げの
販売店、または当社営業所へご持参ください。
8
警告14. 使用済みのバッテリは一般家庭ゴミとして棄てないでください。
• 棄てられたバッテリがゴミ収集車内などで破壊されて短絡(ショート)し、発火・発煙の原因になる恐れがあります。
15. バッテリは、電力量が 100 Wh を超える場合、危険物に分類されます。
• 輸送の際は、輸送会社にお問い合わせの上、指示に従ってください。
• 電力量は、バッテリ裏側の注意ラベルに記載されています。(右図の○部分)
16. 使用中、使用後にバッテリが熱くなることがあります。火傷、低温火傷の原因になるため注意してください。
• 使用直後は製品の端子部に触れないでください。熱くなっているため火傷の恐れがあります。
17. バッテリに切りくず、ほこり、土などがたまらないようにしてください。 • 性能が低下したり、故障の原因になります。
整備1. 充電式製品は、専門家による純正部品だけを用いた修理により安全性
を維持することができます。 • 本製品、充電器、バッテリを分解、修理、改造はしないでください。発火した
り、異常動作して、けがをする恐れがあります。 • 本製品が熱くなったり、異常に気づいたときは点検・修理に出してください。 • 本製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないでください。 • 修理は、必ずお買い上げの販売店、または当社営業所にお申し付けください。 • 修理の知識や技術のない方が修理すると、十分な性能を発揮しないだけでなく、
事故やけがの恐れがあります。
9
警告その他の安全事項1. 損傷した部品がないか点検してください。
• 使用前に損傷がないか十分点検し、正常に作動するか、また所定機能を発揮するか確認してください。異常がある場合は、使用する前に修理を行ってください。
• 破損した部品の交換や修理は、取扱説明書に従ってください。取扱説明書に記載されていない場合は、お買い上げの販売店、または当社営業所に修理をお申し付けください。スイッチが故障した場合は、お買い上げの販売店、または当社営業所に修理をお申し付けください。
• 異常・故障時には、直ちに使用を中止してください。そのまま、使用すると発煙・発火、感電、けがに至る恐れがあります。<異常・故障例> • 電源コードや電源プラグが異常に熱い。 • 電源コードに深いキズや変形がある。 • 電源コードを動かすと、通電したりしなかったりする。 • 焦げくさい臭いがする。 • ビリビリと電気を感じる。
• スイッチを入れても機能しないなど不具合を感じた場合は、すぐにバッテリを抜いてお買い上げの販売店、または当社営業所に点検、修理をお申し付けください。
2. 正しい付属品やアタッチメントを使用してください。 • この取扱説明書および当社カタログに記載されている付属品やアタッチメント
以外のものを使用すると、事故やけがの原因となる恐れがあるので使用しないでください。
3. ラッカー、ペイント、ベンジン、シンナー、ガソリン、ガス、接着剤などのある場所では充電しないでください。
• 爆発や火災の恐れがあります。4. 火災の恐れがあります。次のようなことをしないでください。
• ダンボールなどの紙類、座布団などの布類、畳、カーペット、ビニールなどの上では充電しないでください。
• 風窓のある充電器は、充電中に風窓をふさがないでください。また風窓に金属類、燃えやすいものを差し込まないでください。
• 綿ぼこりなど、ほこりの多い場所で充電しないでください。5. 充電器のバッテリ装着部には充電用端子があります。金属片・水など
の異物を近づけないでください。 • そのまま充電を続けると発煙、発火、破裂の恐れがあります。
6. 充電器は充電以外の用途には使用しないでください。7. 充電中、発熱などの異常に気が付いたときは、直ちに電源プラグを抜
いて充電を中止してください。 • そのまま充電を続けると発煙、発火、破裂の恐れがあります。
10
警告8. 正しく充電してください。
• 充電器は定格表示してある電源で使用してください。 • 昇圧器などのトランス類や直流電源では使用しないでください。異常に発熱し、
火災の恐れがあります。 • ラベルに の表示がある充電器はエンジン発電機(当社インバータ制御付
エンジン発電機は除く)では使用しないでください。異常に発熱し、火災の恐れがあります。
• 周囲温度が 10 ℃未満、または周囲温度が 40 ℃以上ではバッテリを充電しないでください。破裂や火災の恐れがあります。
• バッテリは、換気のよい場所で充電してください。バッテリや充電器を充電中、布などで覆わないでください。破裂や火災の恐れがあります。
• 充電器の電源コードが踏まれたり、引っかけられたり、無理な力を受けて損傷することがないような場所で充電してください。発煙、発火、感電の恐れがあります。
• 充電器を使用しないときは、電源プラグを抜いてください。9. ぬれた手で電源プラグに触れないでください。
• 感電の恐れがあります。10. 充電製品を高圧電線の近くで使用しないでください(高圧電線対応製
品は除く)。 • 誤動作や故障する恐れがあります。
11. 充電器で使用する延長コードの太さ(導体公称断面積)と長さの目安 • 充電器の使用時に延長コードが必要な場合、充電器を最高の能率で支障なくご
使用していただくために十分な太さの延長コードをできるだけ短くお使いください。
太さ(導体公称断面積) 長さの目安2.0 mm2 30 m
この取扱説明書は、大切に保管してください。 • お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる所
に必ず保管してください。 • ほかの人に貸し出す場合は、一緒に取扱説明書もお渡しください。
11
充電式ファンジャケット安全上のご注意先に充電式製品として共通の注意事項を述べましたが、ファンジャケットとして、さらに次の注意事項を守ってください。
JPB242-4
警告1. 幼児、子供、高齢者、ご自分で着脱が困難な方、また温感に障害をお
持ちの方は、ファンジャケットを使用しないでください。2. ファンジャケットを着用したまま眠らないでください。急激な体温低
下のために、健康上の障害を負う恐れがあります。3. 発熱時などの体調不良のときや飲酒後はファンジャケットを使用しな
いでください。4. 外気温が 50℃を超える環境下では、ファンジャケットを使用しないで
ください。熱風による火傷の恐れがあります。5. ファンジャケットを着用していないときにスイッチを入れないでくだ
さい。6. 異常を感じたら、ファンジャケットの着用を中止してください。7. ファンユニットに指や物などを入れないでください。
• けがをする恐れがあります。8. マキタが指定したバッテリホルダ以外は使用しないでください。9. ファンユニットに火花が入るような状態で使用しないでください。
• 火花を吸い込んで火傷・発火の恐れがあります。10. ファンジャケットを着用して高所作業をされる際は、工具やバッテリ
などが落下しないように十分気を付けて作業を行ってください。 • 事故の原因になります。
11. ファンユニット、バッテリホルダはマキタ製以外のファンジャケットに取り付けて使用しないでください。
12. グラインダを使用した作業、溶接作業時にはファンジャケットを使用しないでください。
• ファンユニットに火花が吸い込まれて、火傷・発火の恐れがあります。13. ファンユニットに髪、マフラーやショールの端などを近づけないでく
ださい。 • ファンユニットの回転部に巻き込まれてけがをする恐れがあります。
12
各部の名称(FJ210D/FJ211D)
特長• 優れた透湿性と撥水性で各種作業に幅広く使用できます。
フードすべり止め[FJ211D]
メッシュ
ボタン留め
バッテリポケット
腕章ループ
ファンユニット
ジャック
保冷剤収納用内ポケット
13
特長• 優れた透湿性と撥水性で各種作業に幅広く使用できます。
バッテリポケット
ファンユニット
保冷剤収納用内ポケット
各部の名称(FJ216D)
14
特長• 着心地、肌触りがよく、吸湿性に優れています。
フードすべり止め[FJ311D]
名札用ループメッシュ
ボタン留め
バッテリポケット
腕章ループ
ファンユニット
ジャック
注 • 綿製品は多少の色落ち、縮みが発生する場合があります。
他の衣料品と一緒に洗濯しないでください。• 色移りの恐れがあります。
各部の名称(FJ310D/FJ311D)
15
特長• 主に直射日光の当たる屋外作業、肩に荷物を担ぐ作業などの作業現場に
最適です。
フードすべり止め
[FJ411D]
名札用ループ
メッシュ
バッテリポケット
腕章ループ
保冷剤収納用内ポケット
※ファスナーをはずして、 半そでにできます。
※ボタンを留めて、袖口を 絞ることができます。
ファンユニット
肩パッド
ジャック
各部の名称(FJ410D/FJ411D)
16
特長• 主に直射日光の当たる屋外作業、肩に荷物を担ぐ作業などの作業現場に
最適です。
名札用ループ
腕章ループ
ファスナーをはずして、半そでにできます。
ファンユニット
肩パッド
ジャック
各部の名称(FJ416D)
17
各部の名称(FJ412D)
特長• 高所作業や直射日光の当たる屋外作業、肩に荷物を担ぐ作業などの作業
現場に最適です。
フックホルダ取出口・フルハーネス安全帯のフックホルダを取り出せます。・フックホルダにはフルハーネス安全帯のフックを掛けることができます。・左右両方の胸ポケットにフックホルダ取出口があります。
フックホルダ固定用ホック
肩パッド
バッテリポケット
名札用ループ
腕章ループ
※ボタンを留めて、 袖口を絞ることが できます。
※ファスナーをはずして、 半そでにできます。
Dリング型フックホルダ・フルハーネス安全帯のフックを掛けることができます。
18
ファンユニット
ジャック
ランヤード取出口・フルハーネス安全帯のランヤードを取り出せます。・上下のダブルファスナーでお手持ちのフルハーネス安全帯に合わせた位置でランヤードを取り出せます。
保冷剤収納用内ポケット
各部の名称(FJ412D)
19
各部の名称(FJ418D)
特長• 高所作業や直射日光の当たる屋外作業、肩に荷物を担ぐ作業などの作業
現場に最適です。
名札用ループ
腕章ループ
ファスナーをはずして、半そでにできます。
Dリング型フックホルダ・フルハーネス安全帯のフックを掛けることができます。
肩パッド
20
ファンユニット
ランヤード取出口・フルハーネス安全帯のランヤードを取り出せます。・上下のダブルファスナーでお手持ちのフルハーネス安全帯に合わせた位置でランヤードを取り出せます。
各部の名称(FJ418D)
21
各部の名称(FJ419D/FV410D)
特長• 高所作業や直射日光の当たる屋外作業、肩に荷物を担ぐ作業などの作業
現場に最適です。
名札用ループ
腕章ループ
ファスナーをはずして、半そでにできます。
Dリング型フックホルダ・フルハーネス安全帯のフックを掛けることができます。
肩パッド
(イラストはFJ419D)
22
ファンユニット
ランヤード取出口
襟ボタン
(イラストはFJ419D)
・フルハーネス安全帯のランヤードを取り出せます。
各部の名称(FJ419D/FV410D)
23
各部の名称(FJ414D)
特長• 直射日光の当たる屋外作業現場に最適です。• 草刈機・刈払機用の肩掛けバンドを装着したまま使用できます。
ファンユニットジャック
バッテリポケット
名札用ループ
腕章ループ
保冷剤収納用内ポケット
※ボタンを留めて、袖口を 絞ることができます。
※ファスナーをはずして、 半そでにできます。
・刈払機などの肩掛けバンドを取り出せます。
肩掛けバンド取出口
24
特長• 直射日光の当たる屋外作業現場に最適です。• 草刈機・刈払機用の肩掛けバンドを装着したまま使用できます。
ファンユニット
名札用ループ
腕章ループ
ファスナーをはずして、半そでにできます。
・刈払機などの肩掛けバンドを取り出せます。・上下のダブルファスナーで肩掛けバンドを取り出す位置を調整できます。
肩掛けバンド取出口
各部の名称(FJ420D)
25
(イラストはFJ212D)
ファンユニットジャック
面ファスナー
フード
各部の名称(FJ212D/FJ213D/FJ214D/FV210D/FV211D)
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特長• つなぎ服仕様です。
ファンユニット
ウエスト調整タブ
ヒップファスナー
・上下のダブルファスナーで肩掛けバンドを取り出す位置を調整できます。
肩掛けバンド取出口
各部の名称(FJ502D)
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特長• 袖の取り外しでベストにもなるジャケットです。• 多数のポケットを備えており、収納性に優れています。
ペン挿し用穴
ファスナーをはずして、ベストにできます。
ファンユニット
※右と左とでファスナーの色が異なります。袖を取り付ける際は、胴体側と袖側のファスナーの色を合わせて取り付けてください。
各部の名称(FJ218D)
28
• 別販売品の詳細につきましてはカタログを参照していただくか、お買い上げの販売店、または当社営業所へお問い合わせください。
• バッテリBL1015(10.8 V)部品番号 A -59841
• バッテリBL1040B(10.8 V)部品番号 A -59863
• バッテリBL1415N(14.4 V)部品番号 A -58235
• バッテリBL1430B(14.4 V)部品番号 A -60698
• バッテリBL1450(14.4 V)部品番号 A -59259
• バッテリBL1460B(14.4 V)部品番号 A -60660
• 保冷剤(2個入)部品番号 A -65056
• 保冷剤ベスト LL、3L、4L 兼用部品番号 A -68694
• スライド式10.8 V用バッテリホルダ(USB 電源端子・スイッチ付き)部品番号 GM00001490
• 14.4 V/18 V用バッテリホルダ(USB 電源端子・スイッチ付き)部品番号 GM00001489
• ファンジャケット用バッテリBL07150B部品番号 A -68507
• バッテリBL1815N(18 V)部品番号 A -60311
• バッテリBL1820B(18 V)部品番号 A -61715
• バッテリBL1830B(18 V)部品番号 A -60442
• バッテリBL1850B(18 V)部品番号 A -59900
• バッテリBL1860B(18 V)部品番号 A -60464
• 保冷剤ベスト S、M、L 兼用部品番号 A -68688
• 保冷剤ベスト 5L、6L、7L 兼用部品番号 A -68703
別販売品のご紹介
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• フィルタセット品部品番号 A -67430
• フィルタ(20枚入り)部品番号 A -67446
フィルタフレーム
フィルタ
別販売品のご紹介
30
バッテリについて• お買い上げ時は、バッテリは十分に充電されていないため、バッテリ保
護機能が働いている場合があります。(スイッチを操作すると本製品は動く恐れがありますので注意してください。)ご使用前に充電器で正しく充電してからご使用ください。
• 使用しないときはバッテリカバーをかぶせてください。バッテリを水やほこりから保護するのに役立ちます。
• 使用しないときは本製品からバッテリを抜いて保管してください。バッテリを長持ちさせるには• 工具の力が弱くなってきたと感じたら使うのをやめ、充電してください。• 満充電したバッテリを再度充電しないでください。• 充電は周囲温度10 ℃~ 40 ℃の範囲で行ってください。• 使用直後などの熱くなったバッテリは、充電器に差し込んで冷却し充電
することをおすすめします。• 長期間(6ヶ月以上)ご使用にならない場合、リチウムイオンバッテリは
充電してから保管することをおすすめします。バッテリの回収について• 使用済みバッテリはリサイクルのため回収しております。お買い上げの
販売店、または当社営業所へご持参ください。
バッテリ(別販売品)について
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バッテリの取り付け・取りはずし方
警告バッテリは確実に差し込んでください。ボタン上部の赤色部が見えている場合は完全にロックされていません。赤色部が見えなくなるまでしっかり差し込んでください。• 差し込みが不十分の場合、はずれて事故の原因になります。
• バッテリをバッテリホルダの溝に合わせ、奥まで挿入してください。
• この際、ボタン上部の赤色部が見えている場合は完全にロックされていません。赤色部が見えなくなるまで、奥まで確実に挿入してください。
• バッテリをバッテリホルダから取りはずす場合は、1. バッテリ正面のボタンを下げながら2. スライドさせると取りはずせます。
注 • ファンジャケット用バッテリ BL07150B は、バッテリホルダへの取り
付けは必要ありません。
12
赤色部ボタン
バッテリ
バッテリホルダ(別販売品)
バッテリ(別販売品)について
32
警告落下防止のため、必ずファンユニット固定用ベルトを使ってファンユニットを固定してください。ファンユニットが落下すると、怪我や故障の原因になります。
ファンユニットの取り付け方
FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D の場合
FJ212D/FJ213D/FJ214D/FJ218D/FJ416D/FJ418D/FJ419D/FJ420D/FJ502D/FV210D/FV211D/FV410D の場合
1. ファンジャケットの内側にある 面 フ ァ ス ナ ー を 開 き ま す。
1. ファンジャケットの内側にあるファスナーを開きます。
(ファスナーはどちらからでも開きます。)
2. リングのフックを引きながら矢印方向に回し、リングをはずします。リングの△マークがファンユニットの凹部に重なるまで回してください。
凹部
ファンユニット リング
△マーク(リング)
フック
引く
使い方
33
3. ファンユニットをジャケットの外側から穴にとおします。
ファンユニット
4. リングをファンユニットの凹部に取り付けます。5. リングを矢印方向に回し、ファンユニットの△マーク②の位置に合わせ
ます。
△マーク①(ファンユニット)
ファンユニット
△マーク(リング)
リング
凹部
△マーク②(ファンユニット)
注 • △マーク①(ファンユニット)は、別販売品のフィルタセット品を取り
付ける場合のリング合わせ位置です。
6. ファンユニット固定用ベルトをベルト通しにとおし、ボタンをとめます。
ファンユニット固定用ベルト
ベルト通し
ボタン
7. 同じ方法で、もう一つのファンユニットをジャケットに取り付けます。
使い方
34
FJ210D/FJ211D/FJ216D/FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D の場合
FJ212D/FJ213D/FJ214D/FJ218D/FJ416D/FJ418D/FJ419D/FJ420D/FJ502D/FV210D/FV211D/FV410D の場合
8. コードをファンユニットに接続し、コード用面ファスナーでコードを固定します。
コード
コード用面ファスナー
9. ファンジャケットの面ファスナーを閉じます。
(FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D のみ)
8. コードをファンユニットに接続し、コード用面ファスナーでコードを固定します。
コード
コード用面ファスナー
9. ファンジャケットのファスナーを閉じます。
10. ジャックとバッテリホルダのプラグを接続します。
バッテリホルダ ジャックプラグ
注 • コードは必ず 2 つのファンユニットに接続してください。1 つだけでは
保護機能が働き電源が入りません。
使い方
35
ファンユニットの取りはずし方ファンユニットを取りはずすときは、取り付け方と逆の手順で行います。
フィルタセット品(別販売品)の取り付け方フィルタは、粉じんがジャケットの中に侵入するのを防ぎます。粉じんが多い場所ではフィルタのご使用をおすすめします。
下図のとおり、フィルタフレームは、ジャケットとファンユニットとの間に取り付けます。
フィルタ(別販売品)ファンユニット
フィルタフレーム(別販売品)ジャケットの穴
リング
1. フィルタフレームをファンユニットに取り付け、ファンユニットをジャケットの穴にとおします。
使い方
36
2. リングを取り付け、リングを矢印方向に回し、ファンユニットの△マーク①の位置に合わせます。
△マーク②(ファンユニット)△マーク①(ファンユニット)
△マーク(リング)
凹部
注 • △マーク②(ファンユニット)は、ファンユニットのみ取り付ける場合
のリング合わせ位置です。
3. フィルタをフィルタフレームにかぶせます。
注 • なるべく多くの粉じんを防ぐために、フィルタフレームとジャケットの
間に隙間ができないようにフィルタで完全に覆ってください。
使い方
37
使い方
バッテリホルダ(操作スイッチ)についてバッテリホルダとの接続(ベルトに固定する場合)
警告落下防止のために、ストラップホールにひもなどを通して固定してください。プラグをぬれた手や油分などで汚れた手で抜き差ししないでください。プラグやコードを口に入れたり、くわえたりしないでください。プラグやコードが損傷している場合は使用しないでください。
1. ジャケット内側からジャックを引き出します。2. バッテリホルダのベルトフックをベルトに差し込み、ジャックとバッテ
リホルダのプラグを接続します。
ストラップホール
バッテリホルダジャックプラグ
ベルトフック
コード
*14.4 V/18 V用バッテリホルダにおすすめ
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バッテリホルダの落下防止機能(14.4 V/18 V 用バッテリホルダ)• 14.4 V/18 V用バッテリホルダには、バッテリホルダの抜け落ちを防ぐ
機能を備えています。
使い方• 取り付けるときは、図のように突起
がベルトをまたいでいることを確認します。
• 取りはずすときは、ロック解除ボタンを押しながら引き抜きます。
突起
ベルト
ロック解除ボタン
ベルト
使い方
39
使い方
バッテリホルダとの接続(ジャケット内側のバッテリポケットに収納する場合)
FJ210D/FJ211D/FJ216D/FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D の場合
1. ジャケット内側からジャックを引き出します。2. ジャックとバッテリホルダのプラグを接続した後、バッテリポケットに
収納します。
バッテリポケット
コード
プラグ
ジャック
バッテリホルダ
*スライド式10.8 V用バッテリホルダにおすすめ
(バッテリポケットの位置・数はモデルによって異なります。)
注 • バッテリの落下を防ぐため、ポケットのファスナーを閉じるか、または
ボタンを留めてください。
40
FJ212D/FJ213D/FJ214D/FJ218D/FJ416D/FJ418D/FJ419D/FJ420D/FJ502D/FV210D/FV211D/FV410D の場合
1. ジャックをコード出し口に通し、ポケット内に引き出します。2. ジャックとバッテリホルダのプラグを接続した後、ポケットに収納しま
す。
ポケット
コード
プラグ
ジャック
バッテリホルダコード出し口
*スライド式10.8 V用バッテリホルダおよびファンジャケット用バッテリにおすすめ
(ポケットの形状はモデルによって異なります。)
注 • バッテリの落下を防ぐため、ポケットのファスナーを閉じるか、または
ボタンを留めてください。
使い方
41
スイッチの操作
モードインジケータ
スイッチターボボタン
スイッチを長押し(約 1.5 秒)すると [High] モードで電源が入ります。ターボボタンを押すと最大風量が約 1 分間得られ、その後は元のモードに戻ります。
モード (弱)
モード
モード (強)
スイッチを押すたびにモードが順番に切り替わります。
※どのモードでも、再びスイッチを長押しすると電源が切れます。
バッテリ保護機能について• バッテリ寿命を長くするために、ファンジャケットには、出力を自動停
止する保護機能がついています。ファンジャケットを使用中に、バッテリの残容量が少なくなると送風を自動停止します。これはファンジャケットのバッテリ保護機能によるものであり、故障ではありません。バッテリホルダよりバッテリを取りはずし、充電を行ってください。
使い方
42
風の通路調整 (FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D のみ)1. 首すじへの風の出口を確保するため、ジャケット内側のボタンを留めて
ください。
ボタン
風の出口
注 • ファンジャケットの襟周りや袖口をふさがないでください。
• 風の出口がなくなるために熱気がジャケット内にこもり、涼しく感じられなくなります。
2. 下記の要領で風の通路を調整します。首すじに風を送りたい場合
(FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D のみ)ジャケット内側にある両脇のファスナーを閉じます。• ファンから送られる風のほとんどが首すじに流れます。
[ファスナーを閉じたときの風の通路]
使い方
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首すじと腕に風を送りたい場合 (FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D のみ)
ジャケット内側にある両脇のファスナーを開けます。• ファンから送られる風が首すじと両腕に分けられます。
[ファスナーを開けたときの風の通路]
フード付きモデルの場合 (FJ211D/FJ311D/FJ411D のみ)
フードをヘルメットの上からかぶせます。• ファンから送られる風がフードの中を流れてヘルメット内部に風を送
り、頭部を涼しくします。
[フードを利用した頭部への風の通路]
使い方
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つなぎタイプの場合 (FJ502D のみ)
ジャケットの腰部にあるファスナーを開けると、下半身にも風が流れます。
[ファスナーを閉じたときの風の通路]
[ファスナーを開けたときの風の通路]
使い方
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バッテリホルダから携帯機器に充電する場合USB ケーブルとバッテリホルダの接続1. ご使用の携帯機器に合った市販の USB ケーブルをジャケット内側に引き
廻します。2. バッテリホルダの端子カバーを開けて、USB ケーブルを接続します。3. スライドスイッチを「ON」にします。• 使用後はスライドスイッチを「OFF」にしてUSBケーブルをはずし、
バッテリホルダの端子カバーを戻してください。
注 • 万一の場合に備えて、ご使用になる携帯機器の内部データを必ず事前に
バックアップしてください。接続した携帯機器の内部データが(予測できない問題により)破損・消失する可能性があります。
• 携帯機器の種類によっては動作しない、または充電できない機種があります。
• スライドスイッチが「ON」の状態ではバッテリを消耗するため、ご使用にならないときはスライドスイッチを「OFF」にしてください。
• 携帯機器に接続したままファンの電源を入れると、その間ファンジャケットの連続使用時間が減少する場合があります。
バッテリホルダ
スライドスイッチ
USBケーブルUSBケーブル
端子カバー
携帯機器
( 胸 の 携 帯 機 器 収 納 用 ポ ケ ッ ト は、FJ310D/FJ311D/FJ410D/FJ411D/FJ412D/FJ414D のみにあります。)
使い方
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充電式ファンジャケット(フルハーネス仕様)について
警告作業前に、ファンジャケットがお手持ちのフルハーネス安全帯のフックホルダやランヤードに合うかご確認ください。合わない場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
作業前にファンジャケットを着用したまま安全帯が機能するかご確認ください。安全帯が機能しなかったり、作業を阻害したりする場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
ファンジャケットを着用して高所作業をされる際は、工具やバッテリなどが落下しないように十分気を付けて作業を行ってください。• 事故の原因になります。
ランヤード取出口、フックホルダ取出口および D リング型フックホルダは取扱説明書に記載されていない使い方はしないでください。• 事故の原因になります。
作業前に、ファンジャケットがお手持ちの装備と合うかご確認ください。合わない場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
作業前にファンジャケットを着用したまま緊急離脱装置が操作できるかご確認ください。緊急離脱装置が操作できなかったり、作業を阻害したりする場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
フックホルダに重い物を吊るさないでください。• ファンジャケットが壊れたり、身体ごと落下したりする原因になります。
• お手持ちのフルハーネス安全帯を装着したまま、ファンジャケットを着用できます。
• フルハーネス安全帯を装着しないときは、ファスナーを閉じたまま屋外作業用のファンジャケットとして使用できます。
(イラストはFJ412D)
作業方法(FJ412D/FJ418D/FJ419D/FV410D)
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ランヤード取出口の使い方• フルハーネス安全帯のランヤードを取り出せます。
使用手順1. お手持ちのフルハーネス安全帯を装着した上から、ファンジャケットを
着用します。2. ジャケット背中のダブルファスナーを開き、ランヤードを引き出します。
ランヤード取出口
ダブルファスナー
3. 前ファスナーを閉じ、ファンのスイッチを入れてお使いください。
警告作業前に、ファンジャケットがお手持ちのフルハーネス安全帯のフックホルダやランヤードに合うかご確認ください。合わない場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
作業前にファンジャケットを着用したまま安全帯が機能するかご確認ください。安全帯が機能しなかったり、作業を阻害したりする場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
4. ランヤードの使用が終わりましたら、逆の手順でランヤードを抜き取り、背中のダブルファスナーを閉じてください。
作業方法(FJ412D/FJ418D/FJ419D/FV410D)
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作業方法(FJ412D/FJ418D/FJ419D/FV410D)FJ419D/FV410D の場合• お使いのモデルは、襟ボタンによって、襟の後ろ側を開閉できる仕様に
なっています。以下のような着用の仕方が便利です。
1. あらかじめ襟ボタンをはずし、ファスナーを開けます。
2. お手持ちのフルハーネス安全帯を装着し、ランヤード取出口にフルハーネスを通しつつ、ファンジャケットを着用します。
3. 襟ボタンをとめます。
ボタンをとめる
襟ボタンランヤード取出口
ファスナー
49
D リング型フックホルダの使い方• フルハーネス安全帯のフックを使用
しないときにひっかけることができます。
注 • D リング型フックホルダには重い物
をひっかけたりしないでください。
Dリング型フックホルダ
Dリング型フックホルダ
作業方法(FJ412D/FJ418D/FJ419D/FV410D)
50
FJ412D のみ
フックホルダ取出口(胸ポケット内)の使い方• フルハーネス安全帯のフックホルダを取り出せます。• フルハーネス安全帯のフックを使用しないときにひっかけることができ
ます。
使用手順1. お手持ちのフルハーネス安全帯を装着した上から、ファンジャケットを
着用します。2. 胸ポケットのファスナーを開き、フックホルダ固定用ホックをはずします。3. フルハーネス安全帯の胸付近のフックホルダを、フックホルダ取出口か
ら通して、フックホルダ固定用ホックで留めつけてください。※構造上、風が若干漏れだす場合があります。
4. 取りはずすときは逆の手順で取りはずしてください。
作業方法(FJ412D/FJ418D/FJ419D/FV410D)
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充電式ファンジャケット(農作業仕様 / つなぎタイプ)について
警告作業前に、ファンジャケットがお手持ちの肩掛けバンドに合うかご確認ください。合わない場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
作業前にファンジャケットを着用したまま緊急離脱装置が操作できるかご確認ください。緊急離脱装置が操作できなかったり、作業を阻害したりする場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
肩掛けバンド取出口は取扱説明書に記載されていない使い方はしないでください。• 事故の原因になります。
作業前にファンジャケットを着用したまま安全帯が機能するかご確認ください。安全帯が機能しなかったり、作業を阻害したりする場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
• お手持ちの刈払機などの肩掛けバンドを装着したまま、ファンジャケットを着用できます。
• 肩掛けバンドを装着しないときは、ファスナーを閉じたままファンジャケットとして使用できます。
作業方法(FJ414D/FJ420D/FJ502D)
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肩掛けバンド装着時のファンジャケット着用方法1. お手持ちの刈払機などの肩掛けバン
ドを装着した上から、ファンジャケットを着用します。
2. 右脇にあるファスナーを開き、肩掛けバンドを通し、刈払機などを吊るして使用できます。※ 構造上、風が若干漏れだす場合が
あります。
警告作業前に、ファンジャケットがお手持ちの肩掛けバンドに合うかご確認ください。合わない場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
作業前にファンジャケットを着用したまま緊急離脱装置が操作できるかご確認ください。緊急離脱装置が操作できなかったり、作業を阻害したりする場合はファンジャケットを着用しないでください。• 事故の原因になります。
緊急離脱のときは、製品の支持に細心の注意を払ってください。• 製品のコントロールを失うと、作業者自身または第三者が死亡あるいは重傷を
負う可能性があります。
作業方法(FJ414D/FJ420D/FJ502D)
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本製品およびバッテリの保護機能本製品を使用中、下記状態になりますとモータが自動停止しますが、これは保護機能によるものであり故障ではありません。
保護機能 • 本製品およびバッテリの温度が高温になるとモータが自動停止します。
• 使用を中断して本製品よりバッテリを取りはずし、冷却ファン付きの充電器で充電および冷却をしてください。
• バッテリを冷ましても本製品が動作しない場合は、本製品を冷ましてください。
• バッテリの容量が少なくなるとモータが自動停止します。• 本製品よりバッテリを取りはずし、バッテリを充電してください。
• 本製品が過負荷状態になるとモータが自動停止します。• いったんスイッチを放し、本製品よりバッテリを取りはずした後、
過負荷の原因を取り除いてください。原因を取り除けば再びご使用になれます。
★マークについて図のようにバッテリに★マークがあるバッテリは保護機能を搭載しています。
★マーク
保護機能
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修理を依頼される前に、下記項目を点検してください。
● 本製品が停止する
● 始動しない
保護機能※が働き、本製品またはバッテリが機能停止している可能性があります。
スイッチを切って、再度入れてください。
バッテリを充電するか、充電済みのバッテリと交換してください。
本製品を十分に冷ましてください。
お買い上げの販売店、または当社営業所まで修理をお申し付けください。
解消しない
解消しない
解消しない
症状
原因
解消方法
※保護機能については 53 ページ参照。
• 修理をお申し付けの際は、製品、バッテリ、充電器を一緒にお持ちください。
故障かな?と思ったら
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警告点検・整備の際には必ずスイッチを切り、バッテリを抜いてください。• バッテリを接続したまま行うと、事故の原因になります。
ファンユニットのお手入れ• 清潔な布を使用してほこりやごみなどを取り除いてください。• お手入れする際にファンユニットを分解しないでください。
注 • 水洗いは絶対にしないでください。
• 本製品内部に水が入り、故障の原因になります。 • ガソリン、ベンジン、シンナー、アルコールなどは変色、変形、ひび割
れの原因となりますので使用しないでください。
ファンジャケットのお手入れ• ジャケットを洗濯するときは、ジャケットに付いている洗濯注意タグの
内容に従ってください。
注 • ジャケットを洗濯するときは、ファンユニット、バッテリホルダおよび
バッテリをはずしてください。 • 綿製品は多少の色落ち、縮みが発生する場合があります。
他の衣料品と一緒に洗濯しないでください。• 色移りの恐れがあります。
• 洗濯機で洗うときは洗濯ネットを使用してください。 • 柔軟剤を使用しないでください。 • 中性洗剤のみご使用ください。 • 洗濯した後はすぐに洗濯機からジャケットを取り出してください。 • 洗濯する前に必ずファスナーを閉じてください。
(FJ214D のみ) • 反射板は洗濯によって摩耗し、機能が劣化する可能性があります。 • 洗濯機の弱水流で洗ってください。(洗濯回数は 5 回までです。) • ジャケットの寿命は洗濯回数だけでなく使用方法・お手入れ方法・保管
状態によって異なります。 • 反射板や布地が劣化した場合は新しいジャケットに交換してください。
修理の際は• 修理はご自分でなさらないで、必ずお買い上げの販売店、または当社営
業所にお申し付けください。
保守・点検について
881C32B2 愛知県安城市住吉町 3-11-8 〒 446-8502
IWT TEL.0566-98-1711 (代表)