広報ふそう 2014 年 6 月号 ー 26 ー From LIBRARY 扶桑町図書館 ☎ (93)8630 開館時間 午前 10 時~午後 6 時 ! と き 催しもの 8 日(日) 11:00 ~、 14:00 ~ 子どもビデオ劇場 14 日(土) 14:00 ~ 夏のおはなし会 15 日(日) 11:00 ~、 15:00 ~ 父の日のカードづくり 5 日、12 日 19 日(木) 10:00 ~ 12:30 あかちゃんクラブ ラッコルーム 7 日、21 日 (土) 14:00 ~ 「おはなし」と 「あそび」の広場 コンピュータの入替と蔵書点検による休館について 休館期間:6 月 23 日(月)~ 7 月 4 日(金) これに伴い 6 月 9 日(月)から 22 日(日)まで の間、貸出期間を4週間とします。 6 月の催しもの その他の本 西フェルマーの最終定理、リーマン 予想、ポアンカレ予想…。数学を進 化・発展させてきた大問題と、未だ 解くことができない偉大な問題を、 難しい数式を使わず平易に解説し、 現代数学の最前線を明らかにする。 著者であるイアン・スチュアート 氏はウォーリック大学数学部教授で 英国の第一線の数学者。著書に「数 学の秘密の本棚」「自然界の秘めら れたデザイン」等がある。 「パラドクス」に興味をもった小 学生トリオが、パラドクス探偵団を 結成。ふしぎな現象の調査に乗り出 すが、そこには恐ろしい大悪魔の存 在が…。算数のパラドクスをテーマ にした、算数ぎらいをなおす物語。 著者である小島寛之氏は1958 年東京生まれ。東京大学大学院経済 学研究科博士課程修了。経済学博士 であり、帝京大学経済学部経済学科 教授。数学エッセイストとしても活 躍している。著書に「キュートな数 学名作問題集」等がある。 数学教師が本業だったルイス・ キャロルには数学や倫理の書き物が 沢山あり、また文学作品にも豊かな 数学的素養が色濃く反映している。 キャロルの不思議な世界を、数学の 目で完全に解読した楽しい読み物集。 著者である細井勉氏は 1937 年 静岡生まれ。東京大学大学院理学研 究科修士課程修了。同大学、津田塾 大学、東京理科大学に勤めた。著書 に「集合・倫理」「計算の基礎理論」 等がある。 14 ◆「13歳の娘に語るガウスの黄金定理」  金 重明/著 ◆「数学は歴史をどう変えてきたか ~ピラミッド建設から無限の探求へ~」  アン・ルーニー/著 吉富 節子/訳 ◆「数のモンスターアタック」 芳沢 光雄/著 はらだ ゆきこ/絵 ◆「数字の国のミステリー」 マーカス・デュ・ソートイ/著 冨永 星/訳 ◆「スカイツリーから目薬 ~森羅万象をとらえる数学~」 関沢 正躬/著 ◆「素晴らしき数学世界」 アレックス・ベロス/著 田沢 恭子 他/訳 ◆「黄金比 自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話~」 スコット・オルセン/著 藤田 優里子/訳

From LIBRARY 数についての本...キャロルの不思議な世界を、数学の 目で完全に解読した楽しい読み物集。 著者である細井勉氏は1937年 静岡生まれ。東京大学大学院理学研

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Page 1: From LIBRARY 数についての本...キャロルの不思議な世界を、数学の 目で完全に解読した楽しい読み物集。 著者である細井勉氏は1937年 静岡生まれ。東京大学大学院理学研

広報ふそう 2014 年 6 月号ー 26 ー

From LIBRARY 扶桑町図書館 ☎ (93)8630 開館時間 午前 10 時~午後 6 時  

数についての本 ~

知らなきゃ損!

とっても面白い数学の世界~

       

と き 催しもの

 8 日(日)11:00 ~、14:00 ~ 子どもビデオ劇場

14 日(土) 14:00 ~ 夏のおはなし会

15 日(日)11:00 ~、15:00 ~ 父の日のカードづくり

5 日、12 日19 日(木)

10:00 ~ 12:30

あかちゃんクラブ    ラッコルーム

7 日、21 日(土) 14:00 ~「おはなし」と

  「あそび」の広場

コンピュータの入替と蔵書点検による休館について ▼休館期間:6 月 23 日(月)~ 7 月 4 日(金) これに伴い 6 月 9 日(月)から 22 日(日)まで の間、貸出期間を4週間とします。

6 月の催しもの その他の本

     

「岩魚釣」    ふそう俳句会

 首すじに冷気を受くや岩魚釣     吉野 童子

 耳よせて水琴窟や著し

ゃが莪

の花   

  

佐藤 美智

 窓に描く想ふ人の名梅雨に入る    野田 美子

            

扶桑川柳クラブ

 絵手紙に時期が外れた花が咲き    尾関ときよ

 ハート書くアクロバットの飛行隊  

大西 陽子

 畑仕事携帯電話じゃまをする     高木 節子

     

「水琴窟」    ふそう短歌会

  水滴の澄みし音ね

響く水琴窟

    めぐりつかの間清しさおぼゆ 

松井みつ子

 宗教画たまらなく観み

たき春の午後

    フィレンツェの街の雨懐かしむ 村雲たみえ

 垂れさがり小さく大きく枝に揺る

    かの方程式うかべよと毛虫   中山 哲也

    「青葉の笛」   松口月城 

 一の谷の軍営

遂つい

に支えず

 平家の末路

人をして悲しましむ

 戦雲収まる処

残月あり

 塞さ

いじょう上

笛は哀し

吹きし者は誰ぞ 

  「意」 一の谷の合戦で、平家の軍勢は源氏に押されて、けっ

     

きょく支えきれずに敗走するに至った。その哀れな末

     

路は聞く人を悲しませずにおかない。明け方の空には

     

残月がかかっていて、平家の陣営のほうから聞こえて

     

くる笛の音が悲しい。激しい戦いの場にあってかくも

     

見事に笛を吹く者はいったい誰であろうか。

   

       

正風流二代目家元 山内 正風

詩吟

短歌

俳句

川柳

 フェルマーの最終定理、リーマン予想、ポアンカレ予想…。数学を進化・発展させてきた大問題と、未だ解くことができない偉大な問題を、難しい数式を使わず平易に解説し、現代数学の最前線を明らかにする。 著者であるイアン・スチュアート氏はウォーリック大学数学部教授で英国の第一線の数学者。著書に「数学の秘密の本棚」「自然界の秘められたデザイン」等がある。

 「パラドクス」に興味をもった小学生トリオが、パラドクス探偵団を結成。ふしぎな現象の調査に乗り出すが、そこには恐ろしい大悪魔の存在が…。算数のパラドクスをテーマにした、算数ぎらいをなおす物語。 著者である小島寛之氏は 1958年東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士であり、帝京大学経済学部経済学科教授。数学エッセイストとしても活躍している。著書に「キュートな数学名作問題集」等がある。

 数学教師が本業だったルイス・キャロルには数学や倫理の書き物が沢山あり、また文学作品にも豊かな数学的素養が色濃く反映している。キャロルの不思議な世界を、数学の目で完全に解読した楽しい読み物集。 著者である細井勉氏は 1937 年静岡生まれ。東京大学大学院理学研究科修士課程修了。同大学、津田塾大学、東京理科大学に勤めた。著書に「集合・倫理」「計算の基礎理論」等がある。

「数学を変えた

14の偉大な問題」

イアン・スチュアート/著

水谷 

淳/訳

「すうがくと友達にな

る物語1

~大悪魔と

の算数決戦~」

   

小島 

寛之/著

   

大高 

郁子/絵

「ルイス・キャロル解読

 

~不思議の国の

    

数学ばなし~」

細井 

勉/著・訳

◆「13 歳の娘に語るガウスの黄金定理」                   金 重明/著◆「数学は歴史をどう変えてきたか  ~ピラミッド建設から無限の探求へ~」        アン・ルーニー/著 吉富 節子/訳◆「数のモンスターアタック」   芳沢 光雄/著               はらだ ゆきこ/絵◆「数字の国のミステリー」      マーカス・デュ・ソートイ/著 冨永 星/訳◆「スカイツリーから目薬  ~森羅万象をとらえる数学~」 関沢 正躬/著◆「素晴らしき数学世界」 アレックス・ベロス/著               田沢 恭子 他/訳◆「黄金比  ~自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話~」    スコット・オルセン/著 藤田 優里子/訳