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FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ ETERNUS DX60 S2 ディスクストレージシステム 設定用 P3AM-3182-18Z0

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)...接続でPowerHA または HACMP を使用する Reservation Conflict Response for Test Unit Ready Conflict 応答

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  • FUJITSU StorageETERNUS DX

    構築ガイド(サーバ接続編)

    ファイバチャネル/ETERNUS DX60 S2 ディスクストレージシステム 設定用

    P3AM-3182-18Z0

  • このページは、空白です。

  • はじめに

    本書は、ETERNUS DX を、各 OS (Solaris OS, HP-UX, AIX, Windows®, Linux, VMware ESX, EgeneraBladeFrame, Citrix® XenServer®, Oracle Linux, Oracle VM Server)が動作するサーバにファイバチャネル接続して使用するために必要な作業について説明しています。

    本書は、ETERNUS DX、サーバ、OS、ファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカード、およびドライバソフトウェアの説明書と併せてご使用ください。

    なお、本書に記載している製品の商標、製品名などの表記については、『構築ガイド(サーバ接続編)表記について』を参照してください。OS がサポートするストレージシステムについては、ETERNUSDX のサポート組み合わせ表を参照してください。

    第 18 版

    2018 年 4 月

    本書の内容と構成

    本書は以下に示す 2 章から構成されています。•「第 1 章 作業の流れ」(6 ページ)

    ETERNUS DX を設定する場合の作業の流れについて説明しています。•「第 2 章 ETERNUS DX の設定」(8 ページ)

    ETERNUS DX の設定について説明しています。

    3FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

    Copyright 2018 FUJITSU LIMITEDP3AM-3182-18Z0

  • 目次

    第 1 章 作業の流れ 6

    第 2 章 ETERNUS DX の設定 8

    2.1 共通設定項目 ..........................................................................................................................82.1.1 サーバとの接続形態に関する設定(FC ポートパラメーター設定) ......................................................... 8

    2.1.2 センス情報の変換(ホストレスポンス設定) ........................................................................................... 9

    2.1.3 アクセスするファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードが持つWWN の登録(FC ホスト設定) ................................................................................................................ 11

    2.1.4 LUN のグループ作成および関連付け設定(LUN マッピング設定) ....................................................... 12

    2.2 固有設定項目 ........................................................................................................................122.2.1 リセットグループ設定 ............................................................................................................................. 12

    2.2.2 サブシステムパラメーターの設定(HP-UX 接続の場合のみ) ............................................................... 13

    2.3 WWN 確認 ............................................................................................................................13

    4FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

    Copyright 2018 FUJITSU LIMITEDP3AM-3182-18Z0

  • 表目次

    表 2.1 FC ポートパラメーター設定(FC-AL 接続の場合) .......................................................................... 8表 2.2 転送速度設定値 ................................................................................................................................... 9表 2.3 FC ポートパラメーター設定(Fabric 接続の場合)........................................................................... 9表 2.4 転送速度設定値 ................................................................................................................................... 9表 2.5 ホストレスポンス設定 ...................................................................................................................... 10

    5FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

    Copyright 2018 FUJITSU LIMITEDP3AM-3182-18Z0

  • 第 1 章作業の流れ

    本書は、『構築ガイド(サーバ接続編)』の各 OS 用に記載されている作業工程のうち、「ETERNUS DXの設定」の作業を行う際に使用します。

    使用しているドキュメント

    •『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』•『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』•『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』•『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/Oracle Solaris 用』•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』 作業の流れ

    FC ポートパラメーター設定サーバとの接続形態に関する設定を行います。

    •「2.1.1 サーバとの接続形態に関する設定(FC ポートパラメーター設定)」(8 ページ)

    ホストレスポンス設定

    接続環境(条件)に応じて、ホストレスポンスの設定を行います。

    •「2.1.2 センス情報の変換(ホストレスポンス設定)」(9 ページ)

    FC ホスト設定アクセスするファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードが持つ WWN の登録を行います。•「2.1.3 アクセスするファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードが持つ WWN の登録(FC ホスト設定)」(11 ページ)

    6FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

    Copyright 2018 FUJITSU LIMITEDP3AM-3182-18Z0

  • アフィニティグループ設定

    アクセスする LUN のグループを作成します。•「2.1.4 LUN のグループ作成および関連付け設定(LUN マッピング設定)」(12 ページ)

    ホストアフィニティ設定

    各ポートに対してホストアフィニティと登録した FC ホストとの関連付けを設定します。•「2.1.4 LUN のグループ作成および関連付け設定(LUN マッピング設定)」(12 ページ)

    リセットグループの設定

    接続環境(条件)により、パスに接続される ETERNUS DX のポートを、1 つのグループに設定します。

    •「2.2.1 リセットグループ設定」(12 ページ)

    サブシステムパラメーターの設定(HP-UX 接続の場合のみ)装置の過負荷時リトライを要求するセンス応答抑止の有無を設定します。

    •「2.2.2 サブシステムパラメーターの設定(HP-UX 接続の場合のみ)」(13 ページ)

    WWN 確認サーバとの接続時に必要となる情報を確認します。

    •「2.3 WWN 確認」(13 ページ)

    本書を使用した作業(ETERNUS DX の設定作業)が終わったら、『構築ガイド(サーバ接続編)』の各 OS 用に記載されている、次の作業工程に進んでください。

    第 1 章 作業の流れ

    7FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

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  • 第 2 章ETERNUS DX の設定

    2.1 共通設定項目

    接続環境にかかわらず、すべての OS で設定が必要となる項目です。ETERNUS Web GUI の操作方法や設定方法については、『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』を参照してください。

    2.1.1 サーバとの接続形態に関する設定(FC ポートパラメーター設定)以下の内容について、接続環境に合わせて設定してください。記載のない設定項目については、初期値(Default 値)を使用してください。表 2.1 FC ポートパラメーター設定(FC-AL 接続の場合)

    設定項目 Solaris OSHP-UX, AIX, Windows®, Linux,VMware ESX, PAN Manager, CitrixXenServer, Oracle Linux, OracleVM Server

    接続形態 FC-AL 接続

    Loop-ID 設定 手動

    Loop-ID (*1) 0x10 以上の任意(0x7D は設定しないでください)

    0x00

    フレームサイズ 2048Byte(Default 値)

    転送速度 下表参照(*2)

    ホストアフィニティ 有効にする

    Reset Scope I_T_L に作用(Default 値)

    Chip リセット時のリザベーション解除

    無効(Default 値)

    *1: Loop-ID は、同一ループ内で一意になる番号を、小さい方から順に割り当てます。

    8FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

    Copyright 2018 FUJITSU LIMITEDP3AM-3182-18Z0

  • *2: 下表を参照し、適切な数値を設定してください。なお、「自動」には設定しないでください。表 2.2 転送速度設定値

    ファイバチャネルカードの最大転送速度

    転送レート設定値

    最大 8Gbit/s の転送速度対応 CA 最大 4Gbit/s の転送速度対応 CA

    8Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s

    4Gbit/s 4Gbit/s 4Gbit/s

    2Gbit/s 2Gbit/s 2Gbit/s

    1Gbit/s — 1Gbit/s

    表 2.3 FC ポートパラメーター設定(Fabric 接続の場合)

    設定項目 設定値

    接続形態 Fabric 接続

    フレームサイズ 2048Byte(Default 値)

    転送速度 下表参照(*1)

    ホストアフィニティ 有効にする

    Reset Scope I_T_L に作用(Default 値)

    Chip リセット時のリザベーション解除 無効(Default 値)

    *1: 下表を参照し、適切な数値を設定してください。なお、「自動」には設定しないでください。表 2.4 転送速度設定値

    ファイバチャネルスイッチまたはCEE/FCoE スイッチの最大転送速度

    転送レート設定値

    最大 8Gbit/s の転送速度対応 CA 最大 4Gbit/s の転送速度対応 CA

    8Gbit/s 8Gbit/s 4Gbit/s

    4Gbit/s 4Gbit/s 4Gbit/s

    2Gbit/s 2Gbit/s 2Gbit/s

    1Gbit/s — 1Gbit/s

    Fabric 接続を行う場合には、事前準備、およびファイバチャネルスイッチまたは CEE/FCoE スイッチの設定作業を必ず行ってください。設定については、『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』を参照してください。

    2.1.2 センス情報の変換(ホストレスポンス設定)サーバが、ETERNUS DX に対して行うハードウェア処理に適合させるために、ETERNUS DX がサーバに報告するセンス情報を変換する必要があります。

    表 2.5 に記載されている条件に従い、設定してください。記載のない設定項目については、初期値(Default 値)を使用してください。また、複数の条件に該当する場合は、すべての条件に従って設定を行ってください。

    第 2 章 ETERNUS DX の設定2.1 共通設定項目

    9FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

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  • ETERNUS SF Storage Cruiser を利用してアクセスパスを設定した場合、FC ホストに対するホストレスポンスは初期値に設定されます。そのため、アクセスパスの設定を行ったあとにホストレスポンスの設定を行ってください。

    表 2.5 ホストレスポンス設定

    OS 条件 設定項目 設定値

    Solaris (*1) MPxIO を使用し、かつ、マルチパス診断プログラム(またはEnhanced Support Facility 5.1 以降)をインストールしている場合

    Reservation Conflict Response forTest Unit Ready

    Conflict 応答

    センスコード変換パターン MPxIO 推奨

    上記以外で MPxIO を使用している場合

    Reservation Conflict Response forTest Unit Ready

    Conflict 応答

    センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    ETERNUS Multipath Driver または VxVM を使用している場合

    すべての項目 Default 値

    HP-UX 共通(必須設定) 特定ホスト動作 HP-UX Mode

    Integrity VM を使用する場合 センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    AIX (*2)VIOS

    共通(必須設定) 特定ホスト動作 AIX Mode

    以下のいずれかの場合

    • ETERNUS Multipath Driver 2.0を使用する

    • FJspio を使用し、シングルパス接続で PowerHA またはHACMP を使用する

    Reservation Conflict Response forTest Unit Ready

    Conflict 応答

    Windows® (*3) 以下のいずれかの場合• OS 標準マルチパスドライバ

    (msdsm)を使用する• VxVM を使用する

    センスコード変換パターン Windows(ETERNUSMultipath Driver 未使用時)推奨

    以下のいずれかの場合

    • PRIMEQUEST 1000 シリーズで SAN Boot 構成

    • PRIMEQUEST 500/400 シリーズで SAN Boot 構成

    センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    ETERNUS Multipath Driver を使用する場合

    すべての項目 Default 値

    Linux 以下のいずれかの場合• OS 標準マルチパスドライバ

    (device mapper)を使用する• VxVM を使用する• PRIMEQUEST 1000 シリーズで SAN Boot 構成

    • PRIMEQUEST 500/400 シリーズで SAN Boot 構成

    センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    上記以外の場合 すべての項目 Default 値

    第 2 章 ETERNUS DX の設定2.1 共通設定項目

    10FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

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  • OS 条件 設定項目 設定値

    VMware ESX (*3) 以下のいずれかの場合• VMware vSphere• PRIMEQUEST 1000 シリーズで SAN Boot 構成

    センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    VMware Infrastructure 3 の場合 Inquiry Standard Data Version Version 4

    センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    PAN ManagerCitrix XenServerOracle VM Server forx86Oracle Linux

    共通(必須設定) センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    VS850/IBM SVC 共通(必須設定) Byte-0 of Inquiry Response Custom

    Inquiry VPD ID Type Type 1

    Reservation Conflict Response forTest Unit Ready

    Conflict 応答

    ボリューム追加・削除 報告する

    ボリューム容量編集 報告する

    センスコード変換パターン Linux(LinuxGRMPD未使用時)推奨

    *1: • マルチパス診断プログラムに対応可能なファームウェア版数については、『マルチパス診断プログラム ユーザーズガイド』を参照してください。

    • 富士通製のファイバチャネルカードに対して、Oracle 社製のドライバを使用する製品があります。『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/Oracle Solaris 用』の留意事項および

    「Oracle 社製ドライバを必要とするファイバチャネルカード一覧」を参照し、使用するドライバをよく確認してください。

    *2: FJspio を使用したシングルパス構成の場合のみ、クラスタ構成(PowerHA/HACMP)の有無により設定値が変わります。

    *3: VMware VCB Proxy を導入し、VMware ESX と LUN を共有して動作する Windows®サーバについては、「VMware ESX」(表 2.5)の設定を行ってください。

    2.1.3 アクセスするファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードが持つ WWN の登録(FC ホスト設定)ETERNUS DX にアクセスするサーバに搭載されているファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードの、それぞれの WWN を ETERNUS DX に登録してください。同時に「2.1.2 センス情報の変換(ホストレスポンス設定)」(9 ページ)で登録したホストレスポンスをFC ホスト(WWN) に対して設定してください。FC ホスト(WWN) を登録し、あとで説明する LUN マッピング設定(ホストアフィニティ設定)を行うことで、サーバごとに ETERNUS DX に対してアクセス制限(セキュリティ)を設定することができます。

    サーバに搭載されているファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードを交換した場合、交換したファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードの WWN を ETERNUS DX に登録し直す必要があります。

    第 2 章 ETERNUS DX の設定2.1 共通設定項目

    11FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

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  • 2.1.4 LUN のグループ作成および関連付け設定(LUN マッピング設定)サーバがアクセスする LUN のグループ(アフィニティグループ)の作成を行ってください。ホストアフィニティ設定で、登録された FC ホスト(WWN) とアフィニティグループの対応付けを行い、アクセス可能な LUN を指定することで、各サーバから ETERNUS DX へのアクセス制限を設定できます。

    • WWN とファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードの 1 対1 の対応が把握できていない場合には、LUN マッピング設定を正しく実施できない場合があります。このような場合は、サーバから ETERNUS DX の論理ディスクを認識できるまで、ETERNUSDX に対する設定が繰り返し必要になることがあります。

    • OS のバージョンによっては、アフィニティグループを LUN0 から割り当てないと、サーバからETERNUS DX を認識できないことがあります。その場合には、LUN0 から昇順にアフィニティグループを割り当ててください。

    2.2 固有設定項目

    使用する OS や接続環境により、設定の必要がない場合があります。それぞれに記載されている条件をよく確認して、設定してください。

    2.2.1 リセットグループ設定以下の表を確認し、「リセットグループ設定の必要条件」に記載されている条件に、1 つでも該当する場合は、パスに接続される ETERNUS DX のポートを、1 つのグループに設定してください。条件に該当しない場合は、初期設定のまま接続してください。

    使用する OS リセットグループ設定の必要条件

    Solaris OS Cluster 構成を使用

    AIX FJspio を使用したシングルパス接続でかつ PowerHA または HACMP を使用したクラスタ構成

    VMware vSphere (ESXi 6.0, ESXi5.5, ESXi 5.1, ESXi 5.0, ESX 4.1,ESXi 4.1, ESX 4.0, ESXi 4.0)VMware Infrastructure 3 (ESX 3.5,ESXi 3.5)

    マルチパス構成を使用

    または

    複数の ESX サーバが ETERNUS DX の LUN を共有(*1)

    第 2 章 ETERNUS DX の設定2.2 固有設定項目

    12FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

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  • *1: 複数の ESX サーバを接続して LUN を共有する場合は、マルチパス構成の有無にかかわらず各サーバからの論理アクセスパスすべてに対して、ETERNUS DX のポートを 1 つのグループに設定する必要があります。

    例:複数の ESX サーバが ETERNUS DX の LUN を共有する場合は、シングルパス構成の場合でも CM#0 CA#0 Port#1 と CM#1 CA#0 Port#1 を 1 つのグループに設定します。

    Server#1

    HBA#1

    #1

    CM#1CA#0Port#1

    CM#0CA#0Port#1

    Server#2

    HBA#1

    #2

    Affinity-Group

    2.2.2 サブシステムパラメーターの設定(HP-UX 接続の場合のみ)サブシステムパラメーター設定では、Load Balance(装置の過負荷時のリトライを要求するセンス応答)の設定を「オフ」にしてください。

    HP-UX サーバの場合、センス応答を抑止しないとホストに不適切なログが記録されることがあるため、Load Balance を無効(センス応答を抑止する)に設定します。なお、Load Balance の設定を変更しても、HP-UX 以外のサーバへの影響はほとんどありません。

    2.3 WWN 確認

    サーバとの接続時に必要となる情報(ETERNUS DX の WWN)を、ETERNUS Web GUI で確認しておいてください。

    第 2 章 ETERNUS DX の設定2.3 WWN 確認

    13FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

    Copyright 2018 FUJITSU LIMITEDP3AM-3182-18Z0

  • FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)ファイバチャネル/ ETERNUS DX60 S2 ディスクストレージシステム 設定用

    P3AM-3182-18Z0

    発行日: 2018 年 4 月発行責任: 富士通株式会社

    • 本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。• 本書の内容は、細心の注意を払って制作致しましたが、本書中の誤字、情報の抜け、本書情報の使用に起因する運用結果に関しましては、責任を負いかねますので予めご了承願います。

    • 本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責を負いません。

    • 無断転載を禁じます。

  • 表紙はじめに本書の内容と構成

    目次表目次第1章 作業の流れ第2章 ETERNUS DXの設定2.1 共通設定項目2.1.1 サーバとの接続形態に関する設定(FCポートパラメーター設定)2.1.2 センス情報の変換(ホストレスポンス設定)2.1.3 アクセスするファイバチャネルカードまたはコンバージド・ネットワーク・アダプターカードが持つWWNの登録(FCホスト設定)2.1.4 LUNのグループ作成および関連付け設定(LUNマッピング設定)

    2.2 固有設定項目2.2.1 リセットグループ設定2.2.2 サブシステムパラメーターの設定(HP-UX接続の場合のみ)

    2.3 WWN確認

    奥付