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シラス HD-OCT plus Certainty at the speed of CIRRUS

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シラスHD-OCT plusCertainty at the speed of CIRRUS

シラス HD-OCTは進化し続けています■ 高速処理演算プロセッサによる解析処理時間のスピードアップ、画像取得画面の高速化が図れます。■ 黄斑部・緑内障プログラム及び解析ソフトウェアは全て搭載され、開発による更なるプログラムの追加や将来的なソフトウェアへの拡張性を備えています。

■ オプションでOCT Angiography AngioPlexが搭載可能です。■ データマネジメントシステム「FORUM」と連携させることで、HFAや眼底カメラ等とデータを統合し「機能・構造」の両面による黄斑疾患・緑内障の解析などの新しい解析が行えます。

■ FastTrac™の有・無による画像比較

トラッキング無 トラッキング有

■ FastTrac TM眼底トラッキングシステムモデル5000では、20Hz高速LSOカメラとアライメントスキャン方式により、リアルタイムで被検眼を追尾し、固視不良・瞬目・回旋等によるアーチ

ファクトを除去した精度の高いOCT画像・Angiography画像が得られます。FastTracは初回検査でも行え、過去のスキャン画像と同一部位を

取得するリピートスキャンも行えます。

■ Smart HD スキャン高解像度ラインスキャンを行うSmart HDスキャンが搭載されました。Smart HDスキャンは全てのスキャンパターンが8フレーム以上の加算

平均付、高解像度な上にスキャン中に中心窩を自動的に捉え、常に中心のラインが中心窩を交差するため、確実に同一部位の比較が行えます。

HD Radial12本の放射状スキャンを各8回取得

HD Cross水平・垂直5本のクロスラインスキャンを各8回取得。スキャン長・間隔は変更可能

HD 21Line水平方向に21本のスキャンラインを各8回取得。スキャン長・間隔・垂直方向に変更可能

1 Line 100xHD 5 Line Rasterスキャンを1本に収束し、100フレームの加算平均によるシラスの最高解像度画像を取得垂直方向に変更可能

En Face AnalysisEn Faceの単独解析が行えます。VRI(硝子体網膜界面)、Mid-Retina(中間層)、IS/OS Ellipsoid、そしてChoroid(脈絡膜)の4種類のプリ

セット層別(スラブ)解析により手術後の ILM残存の可視化や黄斑浮腫の形状、IS/OS ellipsoidの断裂・欠損など、観察したい部位を平面像で

視覚化できます。また、カスタムでスラブやアイコンを作成出来ます。

疾患例(ERM)

❶ OCT En FaceとLSO眼底画像のオーバーレイ❷ プリセットサムネイル

❸ スラブ上方の境界線❹ スラブ下方の境界線

Macular Thickness Analysis 黄斑部網膜厚解析Auto Fovea Finderによる中心窩の自動検出とそれを基準とした網膜厚、ETDRSグリッド構築、各セクターの年齢別正常データベースとの

比較・解析を行います。 ❶ LSO眼底と網膜厚マップのオーバーレイ❷ ETDRSグリッド 正常データベースとの比較を行い各セクター毎のカラーコード表示

❸ OCT水平スキャン画像❹ OCT垂直スキャン画像❺ 網膜厚・ILM・RPE3Dマップ

Retina

Macular Change Analysis 黄斑部網膜厚変化解析

過去のスキャン画像 現在のスキャン画像レジストレーションを行い、変化量をETDRSグリッド及びカラーコードで表示

2検査間の網膜厚の変化を定量的・視覚的に比較・

解析します。解析の際、Auto Registration機能に

よる2検査のレジストレーションとAuto Fovea

Finderによる中心窩検出が行われ確実に同一部位

の比較を行い、ETDRSグリッド、カラーコードによる

網膜厚の増減を数値と色で表します。

トラッキング有のAngioPlex トラッキング無のAngioPlex

販売名:データマネジメントシステムFORUM認証番号:227AHBZX00018000

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Ganglion Cell Analysis(GCA)神経節細胞層解析プログラム極早期緑内障で有用とされる神経節細胞と内網状層複合体の厚みを計測し、正常との比較解析を行います。シラスでは、下図の楕円状の範囲内

での解析データを表示します。この領域は神経節細胞の分布に基づいており、黄斑部内の神経節細胞の微細変化を鋭敏に捉えることを目的と

します。

GCA解析範囲

4mm×4.8mm

1mm×1.2mm

❶ ❷

❶ GCL+IPL複合体厚のカラーマップ❷ ディビエーションマップ(正常データベースとの比較)

❸ GCL+IPL複合体平均厚、最小厚の表示❹ 正常データベースとの比較を行い、各セクターごとにカラー表示

網膜神経線維層厚及び視神経乳頭形状のイベント解析・

トレンド解析を行います。解析の際、Auto Centerによる

ディスク中心及びディスクとカップの検出、直径3.46mm

の円周線上解析およびAuto Registration機能による

確実なレジストレーションが行われ、ディビエーションマッ

プ、TSNITグラフでのベースラインとの比較・解析が行わ

れます。視神経乳頭リム面積、C/D比の変化を捉えます。

❶❶

GPA(網膜神経線維層厚・視神経乳頭形状 経過観察プログラム)

❶ RNFLカラーマップ(上部) ベースラインからのディビエーションマップ(下部)❷ 平均RNFL・上方・下方平均RNFL、平均C/D比の経時プロットと各パラメータ解析

❸ 各パラメータにおける進行評価

Glaucoma & Cornea

Pano Map解析

❶❷

①黄斑部GCL+IPL複合体解析(GCA)と網膜神経線維層+乳頭形状解析ONH+RNFL

解析を1画面・1ページに統合解析します。

血管照合によるオートレジストレーションされた広角表示により、直観的に緑内障診断

・フォローアップが行えます。

❶ ETDRSグリッドによる正常網膜厚値との比較❷ LSO眼底画像上にオーバーレイされた黄斑部と神経乳頭辺縁のRNFL厚の広角マップ (マップは網膜厚、RNFL厚、GLA厚のいずれかから選択できます。)❸ GCL+IPL厚セクター解析❹ GCAおよびRNFLのディビエーションマップ❺ RNFLとONHパラメータを含めたテーブル表示❻ RNFL厚グラフおよび正常値との比較

角膜スキャン・解析プログラム

浅深房・閉塞隅角例前房深度測定用ツール パキメトリーマップ *前眼部スキャンにはオプションレンズが必要となります。

Angle to Angle スキャン

例(レーシック術後の角膜)

涙液層

角膜上皮

ボーマン膜

角膜実質

角膜内皮

高解像度前房隅角スキャン

オプションレンズを用いることで、水平15.5mm×垂直14mmで前眼部(角膜~前房隅角)を一度に取得します。

全てのスキャンは加算平均した解像度の高い画像が得られます。

放射状に24本スキャンし、セクター毎の角膜厚およびマップを構築します。

ONH and RNFL OU Report 視神経乳頭形状・網膜神経線維層厚解析

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5

6

2

3

❶ 両眼のRim Area、Disc Area、平均C/D比、垂直C/D比❷ ディスク全周のRim幅グラフ表示及び正常データベースとの比較❸ 3.46mm円周のRNFL線上セクター及び正常データベースとの比較❹ RNFLカラーマップ❺ RNFLディビエーションマップ(正常との比較)❻ 3.46mm円周上のRNFL厚(正常との比較)

視神経乳頭形状解析と網膜神経線維層厚解析を同時に行い、両眼の解析

結果を同一画面・同一ページに表示します。網膜神経線維層厚解析は

6mm×6mm立方内及び直径3.46mm円周線上2つの解析を行い、同時に

年齢別正常データベースとの比較を行います。視神経乳頭形状解析は、

独自のアルゴリズムにより乳頭辺縁と陥凹の検出を行い、数値化します。

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AngioPlexは網膜毛細血管の血流をOCT信号で捉える新しいOCT技法です。血流循環に関連する疾患、異常血管、新生血管、毛細血管瘤などを

造影剤を用いずに非接触・非侵襲的に取得できます。また、網膜内層別解析で各層の血流を表示できるため、病態の構造を解明する検査としても

有用です。※AngioPlexはCirrus HD-OCT モデル5000のオプションです。モデル5000を購入後にAngioPlexの追加も可能です。

■ 毎秒68kHzの高速スキャンで約3秒 *でangiography画像を取得できます。

*トラッキングがoff時のスキャン速度です。トラッキングがonでは患者の固視状態によってスキャン速度は変動します。

■ 高速プロセッサ・グラフィックボードを搭載。高速演算処理によって画像取得後瞬時に解析できます。

■ Projection Artifact除去機能により、angiographyのアーチファクトが軽減できます。

解析画面は左側に6種類のプリセットスラブサムネール、2個のカスタムスラブ、画面中央に左サムネールで選択したスラブのAngiography画像が

表示されます。スラブに連動したOCT画像、en face画像が常に表示されるため、疾患によるものかセグメンテーションエラー、中間透光体の混濁、

その他アーチファクトなど画像に影響する要因が確認でき、Angiographyの信憑性が直感的に評価できます。

OCT Angiography 解析画面

①プリセットスラブ

②2つのカスタムスラブ

Bスキャンの画像(血管位置の可視可能)

AngioPlex解析画面

スキャンパターン内(3x3mm, 6x6mm)の同一部位を連続的に複数回OCT Bスキャンを取得し、OMAG手法(Optical Micro Angiography:同一

部位における振幅変化及び位相変化の情報を使用した)手法で網膜内血流情報を画像化します。

OCT Angiography原理

AngioPlex

AngioPlex代表症例

加齢黄斑変性症に伴う脈絡膜新生血管(AMD with CNV)スラブ:カスタム(RPE-RPE-Fit)

RPE内の脈絡膜新生血管を描出

糖尿病網膜症(PDR)スラブ:VRI

網膜硝子体界面の新生血管が描出

網膜静脈分岐閉塞症(BRVO)スラブ:Whole Retina

黄斑部左上の異常血管、その周りの

無灌流域(NPA)を描出

AngioPlex層別解析表示例

① プリセットスラブ

3層カラーコードマップ、網膜全層Angiography、網膜硝子体界面

(VRI)、網膜浅層(Superficial)、網膜深層(Deep Retina)、視細

胞層(Avascular)、脈絡膜毛細管板(Coliocapillaries)、脈絡膜

(Choroid)で構成されます。

② カスタムスラブ

任意にスラブを特定できます。作成したスラブは全ての患者に

適用可能です。

③ AngioPlexマップ

左スラブサムネールのいずれかをクリックするとそのスラブ内の

Angiographyマップが表示されます。

輝度・コントラスト調整、ムービー、画像保存が行えます。

④ en face画像

選択したスラブ内のOCTの平面画像です。

⑤ OCT画像

選択したスラブのセグメンテーションラインが確認できます。

横断面(X)

OCT Bスキャン

Y0

Y1

Y2

AngioPlex マップ

③AngioPlexマップ ④en face 画像

⑤OCT画像

カラーコードマップ 網膜浅層(Superficial) 網膜深層(Deep retina)網膜全層(Whole retina)

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詳しくは、下記のカールツァイスメディテック(株)各営業所へ お電話もしくはウェブサイトへ、または弊社器械製品取扱店へお問い合わせください。

●本製品の仕様はお断りなしに変更させていただくことがあります。 ●本カタログ中の製品の色彩は印刷のため実物とは多少異なることがあります。

カールツァイスメディテック株式会社

〒160-0003 東京都新宿区本塩町22番地

Tel 03-3355-0331Fax 03-3358-7413

大阪営業所 〒564-0062大阪府吹田市垂水町3-35-22 Tel 06-6337-5464 Fax 06-6337-5477名古屋営業所 〒465-0043名古屋市名東区宝が丘25 Tel 052-777-1411 Fax 052-777-1417福岡営業所 〒810-0062福岡市中央区荒戸2-1-5 Tel 092-713-7821 Fax 092-711-0776仙台営業所 〒980-0014仙台市青葉区本町1-12-7 Tel 022-224-5621 Fax 022-224-5626URL http://www.zeiss.com/med

医科向け

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LSO共焦点画像(モデル5000)

見やすく、よりクリアなLSOライブ眼底画像で病巣や病変、観たい

部位・スキャン部位の特定を容易に行えます。

ライブ OCT Fundus画像(モデル500)

スキャン中のOCT断層画像から構築されるLive OCT Fundusテク

ノロジーによるユニークなライブ眼底画像となります。

仕様は予告なしに変更する場合があります。 ※Ver.8.0における既存のスキャンパターンは全て27,000Aスキャン/秒です。モデル500における眼底画像は68,000/秒で取得されます。

画像方式 スペクトラルドメイン光源 スーパールミネッセンスダイオード(SLD),840nmスキャンスピード 27,000~68,000スキャン/秒※

スキャン深度 2.0mm(組織内)1024ピクセル軸(深度)方向解像度 5µm(組織内)横断面解像度 15µm(組織内)

眼底像方式 ライン式共焦点(LSO) ライブ OCT Fundus TM

光源 スーパールミネッセンスダイオード(SLD),750nm スーパールミネッセンスダイオード(SLD),840nm画角 36° W × 30° H 36° W × 22° Hフレームレート >20Hz >1.7Hz解像度 25µm(組織内) 45µm(組織内)

電源/サイズ他重量 36kg 34kg寸法 65L×46W×53H(cm)テーブル寸法 99L×56W(cm)固視灯 内部固視灯、外部固視灯焦点調整範囲 -20D ~ + 20D

コンピュータOS/プロセッサ Windows ® 7,i7 lntel ®プロセッサメモリ 16GBハードディスク 2TB

モデル 5000 モデル 500

解析ソフトウェア黄斑部 網膜厚・カラーマップ ○ ○

LSOとの重ね合わせ ○ ー加算平均画像 ○ ○EDI撮影 ○ ○網膜厚変化解析 ○ ○(アジア人)正常データベース ○ ○

Fast Tracトラッキングシステム ○ ー

En face解析 ○ ○

Smartスキャン ○ ー

Angiography オプション ー

緑内障 網膜神経線維層厚解析 ○ ○(アジア人)正常データベース ○ ○視神経乳頭形状解析 ○ ○GPA解析 ○ ○GCA解析 ○ ○Pano map解析 ○ ○

その他 前眼部撮影 オプション オプション

モデル 5000 モデル 500

販売名:シラス HD-OCT plus認証番号:224AHBZX00038000