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京京葉葉臨臨海海ココンンビビナナーートト人人材材育育成成講講座座
~~平平成成 2233年年度度講講座座実実施施状状況況ににつついいてて~~
11..全全体体概概要要
京葉臨海コンビナートの国際競争力強化を図るとともに、急速に進む世
代交代に対処するため、千葉大学、千葉工業大学及び企業と連携して、
①プラントのメンテナンス・安全管理業務の高度化、②高効率・低コス
ト生産への対応、③重大事故の防止・大規模災害時の危機管理、④次世
代オペレーターの短期育成といった製造現場が抱えている課題に対応で
きる中核人材の育成を図るためのカリキュラム・教材の開発を、平成1
8年度から平成19年度にかけて経済産業省の「製造中核人材育成事業」
として受託・実施しました。また、平成23年度より、千葉県・市原市
の後援事業となっております。
当講座の特徴は、下記のとおりです。
1) 受講生は、石油・化学関係企業からの参加が多いこと、また、職場が製
造現場であることから、身近なテーマ・事例等が取り上げられる講座で
す。また、受講生の職場環境もよく似ており、受講生同士の討論・グル
ープ討議(他流試合)で刺激を受けあっています。
2) 講座では、受講生に対して、講師からの質問・体験・演習・グループ討
議等が多く組み込まれており、受講生参加型の講座になっています。
3) 講師は、ベテラン大学教授・企業OB・現役技術者であり、充実したカ
リキュラムになっています。
4) オペレーターコース〔Aコース〕には、フォローアップ訪問(受講後、
講師・事務局スタッフが、受講生派遣企業担当者との話し合い)を通し
て、講座への要望、受講生の受講時の様子を伝える(フィードバック)
等、きめ細かい意見交換を行っています。これらの活動を通して、当セ
ンターでは、講座の改善に繋げると共に、受講生派遣企業では、日頃の
職場での指導や安全活動に活かしていただいています。
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平成20年度から、開発したカリキュラム・教材を活用して、主として
京葉臨海コンビナートに立地する企業を対象として有償による研修事業
「京葉臨海コンビナート人材育成事業」を実施しております。
平成23年度の講座実施状況
○ Aコース:中核オペレーター育成コース・・5科目
A1:4回開催/A2:1回開催/A3・A5:2回開催/A4:3回開催/
計124コマ
【平成22年度からの変更点】
① 科目 A1(安全体験学習)は、初級コースを入門コース、中級コースを
一般コースとし、受講対象となる方々の枠を広げた。
② 科目 A3(プラントの保安と故障の早期発見)は、事前調査での受講希
望者数が多かった為、開催回数を1回から2回に増やした。
③ 科目 A5(製造現場の安全と責任)は、事前調査での受講希望者数が多
かった為、開催回数を1回から2回に増やした。
○ Bコース:ミドルマネジメント育成コース・・5科目(閉講)
3
22..平平成成2233年年度度のの講講座座実実績績
AAココーースス〔〔オオペペレレーータターー向向けけ〕〕
中核オペレーター育成コース〔5科目、124コマ〕をのべ12回開催し、
計26社、208名の受講生を集めました。
また、事後の社内教育に資するよう、受講生の受講状況を派遣元企業の人
事・教育担当者にフィードバックしました。
科目名 開催場所 日程 受講者数
7/12~7/13(入門) 19
11/10~11/11(入門) 16
1/17~1/18(入門) 21
11/1~11/2(一般) 11
A2:製造現場トレーナーの育成 千葉工業大学 9/1~9/2 22
8/23~8/25 11
11/29~12/1 15
9/13~9/15 22
1/31~2/2 19
2/14~2/16 23
7/26~7/28 15
12/13~12/15 14
208計
千葉県立市原高等技術専門校A1:安全体験学習
A4:チームリーダーの育成 千葉大学
A3:プラントの保安と故障の早期発見 市原市五井会館
A5:製造現場の安全と責任 市原市五井会館
4
講座名 派遣企業数
① 19人 8社 ①
普段やらないことも含めてきっちりKYの幅が広げられたと思う。実
際に自分が予想していた事、イメージしていた事と違う事もあり、
現場作業での参考になった。予想していたより体験が多かったの
で、期待以上の講習だった。
② 16人 7社 ②
自主的に注意してきた事に加え、当講座を受講し、一つ一つの作業
の中にひそむ危険とその対応・改善策をグループ討議を通じて自分
の会社以外の方々の意見、工夫の仕方など学べる良い機会になりま
した。2日間まなんだ事を最大限に生かし頑張っていきたい。
③ 21人 12社 ③
全ての作業に通じる事で、保護具の着用だけではなく、取扱う物質
の性質や周囲の状態等もよく知り、正しい道具の使い方等細かい所
まで、注意と心構えが大切だと感じた。今回の経験を生かし、会社
の仲間にも広めていきたい。
④11人
〔一般〕6社 ④
実際に体験してみて現場が危険な所だと改めて感じた。知識が増え
るという事は感性が上がるという事なので、非常に良かった。他社
との交流がかなり出来たのでとても楽しかった。
計 67人 14社 ⑤
仕事でやったことのない体験で良い体験ができた。特に墜落落下で
は4㎏の物を2m上から落としたり、軽いボルトを人の頭に落とし
たりすると、死に至るという恐ろしさを知る事ができ、これを現場
力向上につながるようにしていきたい。
①
部下や後輩とのかかわり、小集団リーダーや職長へ向けて自ら手本
となる態度や姿勢が大事だという事を気づかされた。コミュニケー
ションも自分が考えている事をしっかり意思表示して伝える事が大
事で相手の立場となって理解してもらえる様に考えて会話する必要
がある。職場に帰ってもこの事を忘れずに実践していく。
②新人にうまく教えるには、目的&過程を丁寧に説明して時間をかけ
て教える事が必要だと思った。また、自分の成長も必要と思った。
① 11人 8社 ①
自社での教育は多く参加していたが、社外講座は今回が初めてだっ
た。他社の状況や討議による意見や問題点を聞く事ができ自分の職
場での長所・短所をより知る事ができた。現場の重要性を改めて認
識する事ができた。
② 15人 8社 ②機械トラブルの早期発見は、日常点検における五感が非常に大事で
あり、装置における知識・教育・改善を行なえばトラブルの少ない
プラントになると感じた。
計 26人 14社 ③設備保安体制のグループ討議では、他社での様々な取り組み方など
聞く事が出来非常に為になった。安全面での意識の持ち方、後輩指
導等に関する具体的な取組み等も話を聞く事が出来良かった。
① 22人 13社 ①
一歩引いた考え方をしようと意気込んでいたが色々な知識や考え方
を知るためには客観的に見ることが大事だと1つブレイクスルーす
る事ができ視界が少し広くなりました。リーダーの資質については
自分はT.P.型タイプで、M型の要素をどのように強めていけるか
が、今後の課題だなと目標が明確になった。
② 19人 14社 ②他社の方々と情報交換がかなり出来ました。講習でこれだけ仲良く
なる事は今までなかった。
③ 23人 15社 ③リーダーとしての手法やテクニックを学ぶ目的としていたが、講座
で学んだことを通して考え方や視点を変える事によって目指してい
く方向について考える事ができた。
計 64人 19社 ④
リーダーにもタイプがある事。無理せずに自分のリーダースタイル
によりチームをまとめるヒントを見つけた気がする。又、他事業所
の方々と話す中で色々な年代からの様々な意見(考え方)を聞けた事は
とても有意義だった。
① 15人 10社 ①トラブルを恐れるのではなくトラブルは起きるものと胆に銘じ、常
に心構えしておけるように努めたい。安全の維持ではエラー隠しの
ない職場環境の維持に努めたいと感じた。
② 14人 11社 ②会社員及び責任者としての役割を再認識する事ができた。又、グ
ループ討議において活発な意見交換ができ各社も同じような問題を
かかえている事と色々な考え方を学ぶ事が出来た。
計 29人 14社 ③OB諸先輩方々の貴重な体験談、講話を聞く事ができ、今後私のオ
ペレーター人生において非常に参考且つ勉強になった。安全活動は
リーダー(主任)が率先して行う事の必要性を理解した。
合計
平成23年度 受講生アンケート結果
受講者数 受講生アンケート
A1
安全体験学習
講師:企業OB
A2
① 22人 13社
208人*各回定員20名
A5
製造現場の安全と責任
講師:企業OB
26社*鹿島・川崎・関西地区5社
製造現場トレーナーの育成
講師:大学教授
A4
チームリーダーの育成
講師:大学教授
A3
プラントの保安と故障の早期発見
講師:企業OB
5
6
33..会会議議のの開開催催
11..連連絡絡協協議議会会
本事業の運営に資するため、行政・大学・京葉臨海コンビナート立地企業・
千葉県産業振興センターからなる連絡協議会を開催し、事業の運営方針・執
行状況、カリキュラムの改善・改良等について協議しました。
○ 第7回連絡協議会 5月27日
○ 第8回連絡協議会 12月9日
〔連絡協議会メンバー〕
千葉県、市原市、国立大学法人千葉大学、学校法人千葉工業大学、学識経験
者、出光興産株式会社、丸善石油化学株式会社、富士石油株式会社、アヅマ
株式会社、公益財団法人千葉県産業振興センター
22..意意見見交交換換会会
本事業の運営に資するため、受講生派遣企業の人事・教育担当者とセンター
事務局側との意見・情報の交換を行いました。
○ 第7回意見交換会 10月14日(参加企業数:6社)
○ 第8回意見交換会 3月9日(参加企業数:6社)
企業教育担当者コメント〔当講座への要望〕
1)今後も有益度の高い講座として位置づけ、A1~A5への最適派遣を検
討しながら計画予定。
2)各講座に共通していますが、他社の方との情報交換や討議による新鮮な
刺激や視野の拡大、また、自社の強み・弱みが把握できる機会として有
効な講座であるとの意見が多いので継続を希望する。
3)社員育成のための教育の一環として、年間教育計画に織り込ませていた
だいております。
4)受講者が社内研修では得られない満足感を痛感しており、個々の資質向
上につながったと思っています。
5)継続的に社員を参加させたい。
6)受講者から危険意識が向上した旨の報告を受けた。その後、当受講者か
らヒヤリハットで設備改善提案が出された。(A1)
7)応募可能人数を増やして欲しい。(A1)
7
8)「震災を振り返り、そのとき自分はどうすれば良かったか」というテー
マでの討議があり、自らの意見を発表したり、他社の方の意見を聞くこ
とが出来た点はよかった。身近な共通事例の討議について検討をお願い
します。(A1)
9)体験、講義、グループ討議と3つのパターンを織り交ぜての講習は、よ
り深い理解ができてよかった。(A1)
10)演習を通じて情報伝達とコミュニケーションの重要さを学ぶことがで
きた。(A2)
11)今年度新人のOJTリーダー5名を受講対象とした。教育ノウハウ的
な研修成果を4名が認めている。次年度も引き続き、新人OJTリーダ
ーを対象に派遣予定。(A2)
12)今年初めて見学をさせてもらったが、申し分のない講座だと思います。
次年度は、弊社からも受講者をお願いしたいと考えています。(A2)
13)プラント計装設備の安全設計については、受講者が運転員である事も
あり、知見が得られたと好評であった。(A3)
14)グループ討論が苦手な方はぜひとも受講との高い評価である。次年度
も同年代の派遣を予定。(A3)
15)有意義な講座なので、今後も継続して欲しい。また、応募可能人数を
増やして欲しい。(A4)
16)人と組織(班)を円滑にまとめるうえでの考え方(ヒント)の講義を受け
て、次に今迄に経験したことを人と組織に当てはめてみると裏付けが
取れ良く理解できた。技能伝承を現場技能面だけでなく、「教える側
のスキル面」でも理解が進んだそうです。分かり易い講義を今後とも
宜しくお願いいたします。(A4)
17)社外の方々との意見交換により見聞が広がり、安全について再認識出
来た事は、大きな収穫であった。継続をお願いします。(A5)
18)ルールを守る意識を向上させるには、今回の研修は非常に効果がある
と思います。(A5)
19)研修会当日の懇親会が、本音の部分と受講者が抱える課題等について
理解を深める意味で効果的であった。
8
44..講講座座風風景景〔〔平平成成2233年年度度〕〕
AA11::安安全全体体験験学学習習 ・・・・ 市市原原高高等等技技術術専専門門校校
AA22::製製造造現現場場トトレレーーナナーーのの育育成成 ・・・・ 千千葉葉工工業業大大学学
AA33::ププラランントトのの保保安安とと故故障障のの早早期期発発見見 ・・・・市市原原市市五五井井会会館館
★講義
討議しながら「危険」に対する感性を高めていく! 実体験して、「危険」を身体で感じてください!!
大学教授による現場教育理論を学習する! ゲームを通じ、現場教育に活かせる何かを掴もう!
企業OBよりプラント設備について学ぶ! とことん討論して討議に慣れてください!!
★実技体験
★講義 ★パソコン演習
★講義 ★グループ討議
9
AA44::チチーームムリリーーダダーーのの育育成成 ・・・・ 千千葉葉大大学学
AA55::製製造造現現場場のの安安全全とと責責任任 ・・・・ 市市原原市市五五井井会会館館
懇懇親親会会風風景景 ・・・・ 講講座座のの11日日目目のの夕夕方方、、受受講講生生・・講講師師をを交交ええたた懇懇親親会会をを開開催催ししてていいまますす。。
PBL(プロジェクトベース学習)ってなんだ? 受講生の目の色の変化にご注目!!
シフトリーダーの皆さん!集まってください! 各社のリーダー同志で“他流試合”ができます!
★講義 ★グループ発表
★講義 ★グループ討議
和和気気ああいいああいい((^^--^^))((^^--^^))
※※当当講講座座ホホーームムペペーージジのの““受受講講生生のの声声””にに、、講講座座風風景景【【写写真真・・ココメメンントト】】がが掲掲載載さされれてておおりりまますすののでで、、ぜぜひひごご覧覧下下ささいい!!!!