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© 2009 IBM Corporation
IBM i におけるアプリケーション開発テクノロジー
日本IBM
安井賢克
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IBM Power Systems
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ユーザー・インターフェース(プレゼンテーション)
プログラム・ロジック
データベース
資産として守るべきものと変革すべきもの
継承する必要がある資産であり、時間は要するが変革は可能
資産としてのこだわりは少ない特にGUI化への要求は多い
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既存アプリケーションとの連携の考え方
COBOL
JAVA
CUI 画面
画面は自由に設計リスクは大きい
インターネット対応
DB2レガシー環境
JDBC
プログラム間連携CUI 画面からの変換
画面は自由に設計JAVA-COBOL 連携
JAVA
ブラウザ対応化
レガシーと JAVA との共用
全面的に JAVA 採用
リスクはない
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内部的に生成された3270・5250手順に基づく画面情報から、HTML文書に変換
レガシー・アプリケーションの見栄えを刷新する方法~ 1
HATS WebFacingIBM 製品の例:
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画面入出力
プログラム・コール
パラメータ渡し
レガシー・アプリケーションの見栄えを刷新する方法~ 2
IBM 製品の例:CS Bridge XML Bridge
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Eclipse(RSE) による RPG 開発
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画面刷新の例
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WEB/JAVA開発画面
WEBの実行結果
RPG開発画面
タブの切り替えで両者の開発が可能タブの切り替えで両者の開発が可能
開発されたWEB画面開発されたWEB画面
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印刷環境の変更
スプールファイル(EBCDIC)
アプリケーション
OS 標準の HPT(ASCII 変換)
インターネットイントラネット
EBCDIC
ASCII 変換
ホスト・プリンター
PC プリンターASCII
ASCIIPDF 化
PC プリンター
既存環境
新規環境iPDC Infoprint Server
エミュレータ搭載 PC
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バージョン・アップすると互換性が損なわれる一度開発したアプリケーションは稼動ハードウェアと共に全く手をつけられなくなる または、コストをかけて保守をする必要が生じる
IBM i においては 1 台のマシン上で複数の JDK が稼動する
バージョン・アップにおいても上位互換性は保たれる最新のハードウェアへのアップグレードが容易
アプリケーション資産保護
頻繁に機能強化がなされているIBM i バージョン・アップの都度機能強化が図られている
言語の機能強化
基幹業務開発に使用するには未成熟(標準化されたクラス定義がない)類似処理が多い GUI やWeb 処理には適している
基幹業務開発用途としては生産性が高い (JAVA の 6 倍高いとの事例もあり)画面処理は CUI 対応が主であり、
GUI やWeb 向けの生産性は低い
開発生産性の比較
複数プラットフォームでの稼動環境提供
C/C++ をモデルとしたオブジェクト指向型言語
基幹業務開発用言語手続き型言語IBM i 向けに最適化されている
言語の性格
JAVARPG
アプリケーション開発言語比較
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V6R1 における ILE RPG の機能強化Ability to run concurrently in multiple threads
– Static (*Allthread) for fields– Serialize at the procedure level
Specify Main procedure to be called– No RPG Cycle is used
Local File support– Define files in a procedure after the ‘P’ Specification
Enhancements related to the use of files;– Qualified formats– LIKEFILE Keyword– New Template keyword– Passing files as parameters– EXTDESC to specify file to be used at compile time– Allow Data structure in the result field for EXTFMT
Significantly higher limits for the size of variables – Size of variables to 16MB from 64K– Number of elements in an array 16MB(16 million) from 32K– Length of string literals to 16MB from 32K
Relaxation of some UCS-2 rules (available since V5R3 through PTFs)Miscellaneous enhancements
– Reduce module size– Store parameter info in the program
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90%
12% 10%2%
9%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
RPG JAVA COBOL C/C++ 4GL
RPG は主力言語として利用されている
JAVA のシェアは増えているが RPG を補完する位置付けとして多く使われる
【例: 基幹業務は RPG、Web 対応は JAVA、両者を連携】
IBM i 言語シェア~ IBM ロチェスター開発部門の推測
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アプリケーション・テクノロジー
アプリケーション開発ロードマップ
レガシー環境
RPG/COBOL
52505250
RPG/COBOLILE and Java
RPG/COBOL
GUI GUI5250
ILE/Java
Java/EJB
ILE
GUI5250
5250
RPG/COBOL
52505250
RPG/COBOLILE and Java
RPG/COBOL
GUI GUI5250
ILE/Java
Java/EJB
ILE
GUI
ユーザー・インターフェース
5250
5250
WebSphereBusinessIntegrator
PDM Remote System Explorer
Remote System Explorer
Remote System Explorer
Remote System Explorer
開発ツール
iSeries Java tools
Portal Toolkit
iSeries Java Tools
iSeries Access for Web
Lotus Workplace
Lotus Workplace
Lotus Workplace
Lotus Workplace
Portal Toolkit Portal ToolkitPortal Toolkit
Remote System Explorer
= WDSc / WDSc AE
アプリケーションの展開
開発生産性向上
ブラウザ対応
レガシー・アプリと JAVA との連携
ビジネス・プロセス統合
アプリケーション統合
5250 GUI
ILE = ILE RPG / COBOL
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ビジネスの各機能はアプリケーションの中で強固に連携している
各機能は独自のインターフェースを持つために再利用が困難
プロセスの効果測定や管理を行なうのが困難
プロセスの変更が困難
新プロセスの導入は、長期の開発期間を要する
ケース・スタディー: 販売管理プロセス
事業部
オンデマンド型の柔軟なビジネスは実現できない
マーケティング 受注・出荷 売上管理
従来のビジネスプロセス
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事業部
お客様 / BP
全社共通
サプライヤー
アウトソース
事業部
SOA の実装を検討
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レガシー環境
Application Application Application Application
ApplicationApplicationApplicationApplication
インタフェース
Web サービス環境
Interface Interface Interface
Interface Interface Interface Interface
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
SOA 環境
Enterprise Service Bus
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
ApplicationService
アプリケーションとインターフェースとを分離
アプリケーションの動的な組み替えが可能になる
ビジネスの柔軟性を実現
レガシーから SOA へ
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1. 既存のRPGプログラムをWebサービス・プロバイダーへ変換オープンな技術で他システム、サービスとの連携が可能
ILE-RPG: IBM i V6R1より変換機能を提供WDScにより変換機能を提供
2. WebSphere ESBによる他システム/他サービスとの情報連携基盤の構築
WebSphere ESBがIBM iにNative対応( IBM i V5R4~、WESB V6R1~)既存のSystem iのシステムが、他システム/他サービスとSOA技術で連携既存のSystem iのDBが、他システム/他サービスとSOA技術で連携
3. WebSphere Process Serverによるビジネスプロセス最適化の実現
WebSphere Process Serverがi/OSにNative対応( IBM i V5R4~、WESB V6R1~)既存のSystem iのシステムが、他システム/他サービスと連携してプロセス管理が可能に
SO
AR
eadiness
SOA 化へのステップ
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IBM i は今後も Power Systems の主力 OS としてご提供
– IBM i 6.1を含むPOWER6の開発に2,000億円以上を投資
– IBM Rochesterでは2010年予定のIBM i次期リリース開発進行中
IBM i でのアプリケーション品揃えも進化中– 400社以上のISVの1200本以上ものアプリケーションがIBM i 6.1をサポート完了
– IBM i 6.1出荷から30日以内にOracleとSAPのサポート完了
– 発表以来2年間で1万件以上ものPHPの導入実績
IBM i の人材育成への取り組み~アカデミック・イニシアティブ
– 全世界で200超の大学で毎年2万人以上もの学生にIBM i の教育を実施
IBM i 宣言 ~ Power of i
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賛同企業 50音順アイエックス・ナレッジ株式会社株式会社アイ・オー株式会社アイ・シィ・アール株式会社アイセスアイ・ティ・エル株式会社株式会社アイ・ティ・フロンティアアイテップ株式会社株式会社アイビスインフォプリント・ソリューションズ・ジャパン株式会社ヴィンキュラム ジャパン株式会社
株式会社エイチ・シー・シー株式会社エス・イー・ラボ株式会社エス・エイ・アイエスツーアイ株式会社株式会社NTTデータ ビジネスブレインズ
株式会社エヌ・ティ・エル江守商事株式会社株式会社大阪エヌデーエス兼松エレクトロニクス株式会社キョーラクシステムクリエート株式会社株式会社クライム株式会社ケイ・アイ・エス・エスコクヨS&T株式会社サピエンス・ソリューション株式会社株式会社CSIソリューションズ株式会社シイエスシイシステムデザイン開発株式会社株式会社システムトラスト株式会社ジャパン・テック・システム株式会社セイノー情報サービスゼネラル・ビジネス・サービス株式会社セブンシステム株式会社株式会社セントラルソフトサービス株式会社創和ビジネス・マシンズ株式会社ソルパック株式会社第一コンピュータリソース株式会社高木システム株式会社テスク東京日産コンピュータシステム株式会社トッパン エムアンドアイ株式会社
日本アバカス株式会社日本システムケア株式会社日本物流開発株式会社株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
IBM i は、昨年20周年を迎えました。AS/400として世の中に登場し、その後何度か、名称こそ変更になったものの、「お客様のビジネスに真に役立つシステム」という根幹の思想と技術はまったく変わらず、先進の技術を常に貪欲に吸収し続けて、20 年目に至りました。
20 年間もユーザーの資産をかたくなに守り続け、これからも守り続けるであろうマシンを、私たちはIBM i のほかに知りません。私たちはその「コンピュータ史上の奇跡」とさえいえる素晴らしさを、その凄さを、企業の経営層の方々、各ビジネスの第一線におられる方々、そして情報システム部門の方々にお伝えしたいと思っています。
いま企業の方々は、大変なたたかいを続けておられます。そのたたかいとは一言でいうなら、従来のものを革めて新しくすること、すなわち不断の経営・業務の革新であります。そして、その革新は、今やビジネスを支えるIT の革新なくしては前進がないことも、私たちは多くのお客様に接して、また自らを顧みて確信しています。
IBM i は、単一モデルとして世界最大のユーザー数を誇っています。日経コンピュータ誌が毎年実施している「顧客満足度調査」では、10年以上連続で第1位という輝かしい記録を更新し続けています。その信頼性・安定性・投資効果の高さは、ひときわ群を抜いています
IBM iマニフェストIBM iパートナー71社の共同宣言経営・ビジネス革新のご期待に応えるために
2009年1月13日付け日本経済新聞朝刊に全面広告掲載http://www.iforum.ne.jp/images/library/File/IBMi_manifest.pdf
IBM i マニフェスト ~パートナーによる共同宣言
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ご清聴ありがとうございました。
これからも IBM i は成長を続けてまいります。