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資料4
札幌市ICT活用戦略とチ・カ・ホでの先行取組について
平成29年1月
資料4札幌市ICT活用戦略とプラットフォーム検討会概要
1
札幌市ICT活用プラットフォーム検討会
スポーツ・観光
ICT推進部会
データ活用の推進指針オープンデータ・ビッグデータの収集・蓄積・活用の指針
・観光客の利便性向上、誘導、効果的なプロモーションに関するICT活用検討
プラットフォームの運用体制運営・維持管理組織の検討等
プラットフォームの要件機能、システム構成、個人情報保護、情報セキュリティ等
交通・雪対策
ICT推進部会
健康・子育て
ICT推進部会
・公共交通機関の利用促進、運用最適化に関するICT活用検討
・市民の健康促進、子育て環境の向上に向けたICT活用検討
・除雪事業についての市民満足度、運用効率化に関するICT活用検討
・冬季アジア大会に関する、観客、選手、運営者向けICT活用検討
(平成28年7月1日設立)
(平成28年7月25日設立) (平成28年12月13日設立) (平成28年度設立予定)
札幌市ICT活用戦略(H28年度策定予定)
資料4札幌市ICT活用戦略の位置づけ
2
北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち
互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち
目指す都市像
未来の札幌の姿
計画体系
ビジョン編
戦略編
アクションプラン2015(H27~H31)
まちづくり戦略ビジョン 計画期間:H25~H34) 10年間のまちづくりの指針
経済の活性化働く場の確保や税収増となって暮らしの充実につながる
誰もが元気に活躍街の魅力を一層高める
活動の源
誰もが安心して暮らし生涯現役として輝き続ける
街
世界都市としての
魅力と活力を創造し続ける
街
総合計画 個別計画
産業振興ビジョン
観光まちづくりプラン
第2
次都心まちづくり計画
エネルギービジョン
・・・
札幌市ICT活用戦略
まちづくり戦略ビジョンの基本的な方向性に沿って策定
●札幌市ICT活用戦略は個別計画の一つであるが、ICTはあらゆる分野で活用されるため、各計画と一体になって推進される戦略
●ICTの活用だけで目指す都市像や未来の都市像の達成は不可能であるが、ICTは札幌市にとって極めて重要な存在
総合計画である「まちづくり戦略ビジョン」、「アクションプラン2015」に基づいた個別計画のひとつとして、幅広い分野の個別施策と一体になって推進される戦略として、「札幌市ICT戦略」を策定します。対象期間としては、10年程度の中期的な将来を視野に入れ、平成29〜31年度については事業の具体化を図ります。
資料4札幌市ICT活用戦略の目標
3
<位置付け>先進的、分野横断的な取組であり、イノベーションの創出により新たな価値の創造につながるプロジェクト
<構成>• イノベーションを生む「環境」づくり• その環境のもとでの具体的な「事業」
<具体的な取組>• データを収集、管理するためのプラットフォーム(システム及び体制)構築
• 札幌駅前通地下歩行空間を先行的な実施エリアに位置付け、データ活用の取組を実施
目指すべき都市像(札幌市まちづくり戦略ビジョン)
未来の札幌の姿(札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015)
ICTの活用により、「目指すべき都市像」、「未来の札幌の姿」の実現に寄与
多様な価値を創造し、向上させた取組の成果を内外へ積極的に発信していく
札幌がICT活用のトップランナーとして注目されることで、さらなる価値の創造・向上につながる
1-1 暮らしの質の向上(生活)
1-2 安全・安心の実現(生活)
2-1 産業の振興(経済)
2-2 多様な雇用と働き方の創造(経済)
3 人材の育成(教育)
4 効率的で信頼される行政(行政)
地理的価値 人的価値 技術的価値 創造的価値
・ 北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち・ 互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち
・誰もが安心して暮らし、生涯現役として輝き続ける街・世界都市としての魅力と活力を創造し続ける街
価値の創造 価値の向上
資料4具体的な取組イメージ
4
チ・カ・ホでの先行取組(ICT活用のショーケース化)
札幌市ICT活用プラットフォーム その他の取組
集める
集まる
活かす
蓄える
収集
変換
蓄積
分析 可視化
生活の向上 経済の活性化行政の信頼性・透明性の向上
共通ID
認証
アクセス制御
データ管理 ユーザー管理
札幌市ICT活用プラットフォーム
自動制御 ・・・
行政保有データ センサー等によるリアルタイムデータ
民間保有データ
ネットワーク
提供
連携
チ・カ・ホに設置した各種センサー等からデータを収集
(移動ルート、滞留状況、属性情報など)
①誘客・案内サイネージやスマートフォンを活用した各種サービスの実施②マーケティング周辺民間事業者による活用③防災・防犯支援災害発生時の誘導支援等
都心版データプラットフォーム反映・統合
札幌市IoTイノベーション推進コンソーシアム
• 先端技術を活用した新たなビジネスを創出していくことを目指す産学官連携組織(平成28年8月設立)
• 大学・研究機関等が保有する技術シーズと企業等のビジネスニーズのマッチングやプロジェクト創出、事業化支援を実施
クリエイティブ・コンベンション「NoMaps 」
• 映像・音楽・インタラクティブ(ICT先端技術等)の3つのクリエイティブ分野を統合したビジネスイベント
• このイベントを通じて、札幌を「世界屈指のイノベーティブなまち」にすることを目指す。
実証実験事業の支援窓口に係る在り方検討
イノベーション人材の育成に係る在り方検討
イノベーション「環境」
イノベーション「事業」
資料4想定スケジュール
5
チ・カ・ホでの先行取組(ICT活用のショーケース化)
札幌市ICT活用プラットフォーム
ハード整備・システム構築
システム要件の検討等
本格運用
システム構築
反映システム統
合
H29 H30 H31 H32
運用
実証実験
資料4地下空間におけるICT活用実証実験事業(1)
【概要】⑴ICTインフラの整備センサーや双方向型サイネージ等の設置により、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)等における人流情報や属性情報を収集・蓄積することで「都心版データプラットフォーム」(いわゆるビッグデータ)を構築する。
⑵民間推進体制の推進都心版データプラットフォームを活用し、新サービスを展開する「民間推進体制」の組成・運営支援を行い、都心版データプラットフォームの民間活用を推進する。
⑶防災支援システム実証実験の実施チ・カ・ホにおいて、都心版データプラットフォームを活用し、効率的な避難誘導の実現に向けた防災支援システムの実証実験を行う。
【期待される効果】●センサー等を活用した新サービスの展開による商業振興、防災機能の強化、市民サービスアップ
●使用言語に応じた案内など、外国人観光客へのサービスアップ
●サービスの生産性向上や地域の魅力のブランド化
●ICTを活用したイノベーション創出によるビジネス活性化
チ・カ・ホを最先端のサービスが集積する「ICT活用のショーケース」とする
事業概要・効果
6
資料4
②マーケティング
地下空間におけるICT活用実証実験事業(2)
7
活用・展開イメージ
都心版データプラットフォーム
・センサー・サイネージ・アプリ など
・移動ルート・滞留状況・年代・性別・スタイル・表情、行動の様子・使用言語・好み など
下記サービスに活用
①誘客・案内 ③防災支援
「最先端ICT推進都市札幌」としてのブランディング
さらなる投資の呼び込みによるビジネス活性化
札幌でICT活用実証⇒国内・国外の他都市など域外におけるマーケット創出
資料4地下空間におけるICT活用実証実験事業(3)
8
Ⅰチ・カ・ホ Ⅱ民間施設
Ⅱ民間施設
Ⅲ地下鉄コンコースⅢ地下鉄コンコース
Ⅱ民間施設
Ⅱ民間施設
札幌駅
すすきの
都心において
段階的に実施
将来的には地上部においても展開
(Ⅱは民間での実施を誘導)
実施場所
Ⅰ札幌市北3条 広場(アカプラ)
資料4地下空間におけるICT活用実証実験事業(4)
9
スケジュール
H28年度(下期) H29年度 H30年度
防災支援システム実証実験の企画
実験の実施
チ・カ・ホ関係者による運用
民間推進体制の構築支援
システム構築
ビッグデータ活用による新サービスの展開
運営支援 ※H31年度以降は自走
都心版データプラットフォームの設計・整備
※地方創生推進交付金を活用(H28〜H30、交付率1/2)
⑴ICTインフラ整備
⑵民間推進体制推進
⑶防災支援システム実証実験
【H28年度事業内容】⑴ICTインフラの整備(一部実施。整備完了はH29年度)都心版データプラットフォームの仕様及び各種規制の検討、データ収集に必要なアプリの検討、デジタルサイネージの設置
⑵民間推進体制の組成支援等民間推進体制の組成支援及び民間施設におけるICTインフラ整備の企画・検討
⑶防災支援システム実証実験の企画・検討チ・カ・ホにおける効率的な避難誘導の実現に向けた防災支援システム実証実験を企画・検討
【H28年度事業費】●29,000千円(平成28年第4回定例市議会補正予算)●国庫支出金(地方創生推進交付金)を活用(交付率1/2、14,500千円)
H28年度事業内容・事業費