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Sustainability Report 2018 GRI Report 49 マネジメント 個人(お客様) 地域社会 環境 個人(お客様) 活動的 / 健康的な生活習慣 正しい知識・製品情報の提供 清涼飲料メーカーとしてお客様の健康への関心に応 える責任を認識し、健康的な生活習慣に役立つ正しい 知識の提供と理解の促進に努めています。 製品の成分に関する情報については、製品パッケージ やWEBサイトなどを通じて情報を公開し、お客様に分 かりやすくお伝えできるよう工夫と改善を重ねてい ます。 2012年からはお客様がご自身のニーズに合った製品 を選択する際の参考情報として、ほぼすべての コカ・コーラ社製品パッケージで、裏面の栄養成分表示 だけでなく、前面にも分かりやすくカロリー情報を表 示しています。 製品選択におけるサポートを目指す専門サイト 「コカ・コーラ トクホ・機能性表示食品 飲料ガイド」を WEBサイトで展開しています。啓発活動の一環とし て、一般消費者向けに、混同しがちで分かりにくい特 定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品のそれぞれ の特徴や違いを、イラストやインフォグラフィックス を活用することで分かりやすく紹介しています。 また、清涼飲料や水分補給に関する学術情報、研究機 関や政府機関などによる専門情報までを幅広く扱う サイト「飲料アカデミー」 などを提供しています。これ は、健康の維持増進など予防医療に携わる専門家(特 に管理栄養士、保健師、薬剤師)の信頼できる科学的根 拠に基づく情報源となるとともに、健康に高い関心を 持つお客様の食生活における客観的な判断をサポー トするためのサイトです。 コカ・コーラ トクホ・機能性表示食品 飲料ガイド コカ・コーラ トクホ・機能性表示食品 飲料ガイドの詳細はこちら LINK 前面のカロリー表示 パッケージ上での製品情報公開

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Sustainability Report 2018 GRI Report 49

マネジメント 個人(お客様) 地域社会 環境

個人(お客様)活動的 / 健康的な生活習慣

正しい知識・製品情報の提供

清涼飲料メーカーとしてお客様の健康への関心に応

える責任を認識し、健康的な生活習慣に役立つ正しい

知識の提供と理解の促進に努めています。

製品の成分に関する情報については、製品パッケージ

やWEBサイトなどを通じて情報を公開し、お客様に分

かりやすくお伝えできるよう工夫と改善を重ねてい

ます。

2012年からはお客様がご自身のニーズに合った製品

を選択する際の参考情報として、ほぼすべての

コカ・コーラ社製品パッケージで、裏面の栄養成分表示

だけでなく、前面にも分かりやすくカロリー情報を表

示しています。

製品選択におけるサポートを目指す専門サイト

「コカ・コーラ トクホ・機能性表示食品 飲料ガイド」を

WEBサイトで展開しています。啓発活動の一環とし

て、一般消費者向けに、混同しがちで分かりにくい特

定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品のそれぞれ

の特徴や違いを、イラストやインフォグラフィックス

を活用することで分かりやすく紹介しています。

また、清涼飲料や水分補給に関する学術情報、研究機

関や政府機関などによる専門情報までを幅広く扱う

サイト「飲料アカデミー」 などを提供しています。これ

は、健康の維持増進など予防医療に携わる専門家(特

に管理栄養士、保健師、薬剤師)の信頼できる科学的根

拠に基づく情報源となるとともに、健康に高い関心を

持つお客様の食生活における客観的な判断をサポー

トするためのサイトです。

コカ・コーラ トクホ・機能性表示食品

飲料ガイド

コカ・コーラ トクホ・機能性表示食品飲料ガイドの詳細はこちら

LINK

前面のカロリー表示

パッケージ上での製品情報公開

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Sustainability Report 2018 GRI Report 50

マネジメント 個人(お客様) 地域社会 環境

個人(お客様)活動的 / 健康的な生活習慣

スポーツ振興・健康啓発

コカ・コーラシステムでは、活動的で健康的な生活習慣を提案する企業として、水分補給や食育

の認知・普及活動をはじめ、スポーツイベントの開催や協賛をしています。

スポーツイベントの協賛

コカ・コーラシステムでは、事業展開する世界の各国でさまざまなスポーツ大会・イベント等に

積極的に参画しています。

グローバルなイベントとしては、サッカーの世界最高峰の舞台であるFIFA ワールドカップ

(1978年〜)、知的発達障がいのある方たちによるスポーツトレーニングの成果を発表するスペ

シャルオリンピックス(1968年〜)などがあります。

日本国内では2015年に公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)と、 日本ラグビー

代表オフィシャルスポンサー契約を締結しました。

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Sustainability Report 2018 GRI Report 51

マネジメント 個人(お客様) 地域社会 環境

個人(お客様)活動的 / 健康的な生活習慣

ザ コカ・コーラ カンパニーの責任あるマーケティングポリシー

ザ コカ・コーラ カンパニーは、自社製品の責任あるマーケティングに取り組んでいます。

ザ コカ・コーラ カンパニーはその歴史を通じて、サスティナビリティー(持続可能性)や事業活

動の目標、そしてザ コカ・コーラ カンパニーの価値観に適う商慣行のもとに事業を行ってきま

した。「責任あるマーケティングポリシー」では、この点におけるザ コカ・コーラ カンパニーの方

針を次のように定めています。

ザ コカ・コーラ カンパニーは親や保護者の役割を尊重し、12歳未満の子どもを直接対象とする

広告を展開しません。具体的には、テレビ番組、印刷媒体、ウェブサイト、ソーシャルメディア、映

画、SMS/メールマーケティングです。ザ コカ・コーラ カンパニーの定義で「12歳未満の子ども

を直接対象とする媒体」とは、媒体に接触する人のうち12歳未満の子どもが35%以上を占める

媒体です。この定義は、媒体接触者に関する情報が得られる場合に適用されます。

ザ コカ・コーラ カンパニーは、マーケティングコミュニケーションを設計するにあたり、12歳

未満の子どもに直接訴求することのないよう配慮しています。具体的には、本ポリシーを適用後に

制作するいかなるコミュニケーションにおいても、次の素材を使用しません。

◦主に12歳未満の子どもを訴求対象とする著名人やキャラクター。

 ただし、すでに使用しているコカ・コーラ社製品のブランドキャラクターは除きます

◦主に12歳未満の子どもを訴求対象とする映画とのタイアップ

◦主に12歳未満の子どもを訴求対象とするゲームやコンテスト

◦主に12歳未満の子どもを訴求対象とするブランドの玩具

◦大人がそばにいない状態で12歳未満の子どもがザ コカ・コーラ カンパニーの製品を

 飲用している画像

◦主に12歳未満の子どもを対象とするスポーツやエンターテインメントのイベントで、

 ブランドを掲げたスポンサーシップ

ザ コカ・コーラ カンパニーはグローバル企業として、教育現場に特有の環境を認識し、これを尊

重して「コマーシャルフリーな教室」(校内の広告宣伝ゼロ)を信条としています。したがって、小

学校では商業広告を展開しません。

コカ・コーラシステムは、世界各地で12歳未満の子どもが対象の教育プログラム、特に「活動的で

健康的な生活習慣」の促進に重点を置いたプログラムを支援しています。子どもが対象のプログ

ラムでブランドを掲げるのは、あくまで資金援助やスポンサーシップを示すためであり、宣伝が

目的ではありません。

ザ コカ・コーラ カンパニーは、責任あるマーケティングポリシーを遵守し、第三者の検証結果を

公表していきます。

日本のコカ・コーラシステムもザ コカ・コーラ カンパニーの定めたポリシーを遵守しています。