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< ク ボ タ 青 果 物 品 質 評 価 装 置 >
フ ル ー ツ セ レ ク タ ー 型式:K-BA100R
取 扱 説 明 書
ご 使 用 前 に 必 ず 熟 読 の 上 、 大 切 に 保 管 し て く だ さ い 。
7I13 -06 112 -0
こ の た び は 、 ク ボ タ 青 果 物 品 質 評 価 装 置 「 フ ル ー ツ セ レ ク タ ー : 型
式 K - B A 1 0 0 R 」( 以 降 、本 製 品 と 呼 び ま す )を お 買 い 求 め い た
だ き 、 誠 に あ り が と う ご ざ い ま し た 。 本 製 品 は 、 近 赤 外 光 線 を 測 定 対 象 物 に 照 射 す る こ と で 、 近 赤 外 光 線
の 特 性 で あ る 、 官 能 基 ( C - H、 N - H、 O - H 等 ) に お け る 光 の 吸 収 を
求 め 、 青 果 物 の 成 分 含 有 量 と の 相 関 関 係 か ら 非 破 壊 で 成 分 定 量 推 定
を 可 能 に し て い ま す 。 本 説 明 書 ( 以 降 、 本 書 と 呼 び ま す ) で は 、 本 製 品 の ご 使 用 に あ た っ
て の 、 安 全 上 の ご 注 意 、 正 し い 取 り 扱 い 方 法 、 簡 単 な 点 検 及 び お 手
入 れ に つ い て 説 明 し て い ま す 。 ご 使 用 前 に 、 必 ず 本 書 を よ く お 読 み
い た だ き よ く 理 解 さ れ 、 お 買 い 上 げ の 製 品 が 性 能 を 十 分 発 揮 し 、 か
つ 安 全 な 作 業 を 行 う た め に ご 活 用 く だ さ い 。 な お 、 製 品 改 良 ・ 仕 様 変 更 な ど に よ り 、 ご 使 用 し て い た だ く 製 品 と
本 書 の 内 容 が 一 致 し な い 場 合 が あ り ま す の で 、 あ ら か じ め ご 了 承 く
だ さ い 。
安 全 第 一 本 書 に 記 載 し た 注 意 事 項 や 製 品 に 貼 ら れ た の「」表 示 が あ る 警
告 ラ ベ ル は 、 人 身 事 故 の 危 険 が 考 え ら れ る 重 要 な 項 目 で す 。 よ く
読 ん で 必 ず 守 っ て く だ さ い 。
本 書 記 載 事 項 以 外 に つ い て も 、 安 全 に は 細 心 の 注 意 を 払 っ て く だ
さ い 。
■ 注 意 表 示 に つ い て
本 書 及 び 製 品 の 注 意 表 示 は 、 以 下 の よ う に 使 い 分 け て い ま す 。
[危 険 ]: 重 大 な 傷 害 と な る 、 差 し 迫 っ た 危 険 を 示 し て い ま す 。
[警 告 ]: 重 大 な 傷 害 と な る 潜 在 的 な 危 険 を 示 し て い ま す 。
[注 意 ]: 傷 害 と な る 潜 在 的 な 危 険 を 示 し て い ま す 。
重 要 : 操 作 や 管 理 上 重 要 な 事 項 を 示 し ま す 。
正 確 な 測 定 を 行 う た め 、 機 械 の 損 傷 ・ 故 障 を 防 ぐ た め
に 必 ず 守 っ て い た だ き た い 事 項 で す 。
はじめに
◇はじめに
◇安全に使用するために ▼ 警 告 事 項 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 ▼ 注 意 事 項 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 ▼ 注 意 銘 板 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 3
◇保証とサービスについて ― ― ― ― ― P 4
1 章 . 取 り 扱 い 上 の 注 意 事 項 ― ― ― ― ― ― ― P 5 2 章 . 各 部 の 名 称 と 機 能 ▼ 本 体 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 7 ▼ 測 定 部 詳 細 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 8 ▼ 付 属 品 及 び オ プ シ ョ ン ― ― ― ― ― ― P 9 ▼ 操 作 キ ー 部 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 0 ▼ 表 示 画 面 - ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 1 3 章 . 電 源 に つ い て ▼ 電 源 の 接 続 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 3 ▼ 接 続 可 能 な 電 源 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 4 4 章 . 測 定 の ル ー ル ▼ 測 定 値 の 補 正 ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 5 ▼ サ ン プ ル の セ ッ ト ― ― ― ― ― ― ― ― P 1 8 ▼ 外 乱 光 の 遮 光 に つ い て ― ― ― ― ― ― P 1 9 ▼ 測 定 部 の 点 検 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 1 5 章 . 測 定 モ ー ド ▼ 電 源 の 入 れ 方 / 切 り 方 ― ― ― ― ― ― P 2 2 ▼ ホ ッ ト ス タ ー ト ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 3 ▼ サ ン プ ル 測 定 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 4 ▼ 測 定 結 果 画 面 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 5 1 . 品 目 表 示 エ リ ア ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 5 2 . 糖 度 表 示 エ リ ア ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 5 3 . 酸 度 /他 表 示 エ リ ア ― ― ― ― ― ― P 2 5 4 . 情 報 表 示 エ リ ア ― ― ― ― ― ― ― ― P 2 6 5 . 測 定 条 件 表 示 エ リ ア ― ― ― ― ― ― P 2 9 6 . デ ー タ N O 表 示 エ リ ア ― ― ― ― ― P 3 3
目 次
6 章 . 設 定 メ ニ ュ ー
▼ 設 定 機 能 一 覧 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 3 4 ▼ 基 本 操 作 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 3 5 ▼ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ ― ― ― ― ― ― P 3 7 ▼ 2 : ガ イ コ ウ O N / O F F ― ― ― ― P 3 9 ▼ 3 : バ イ ア ス セ ッ テ イ ― ― ― ― ― ― P 4 1 ▼ 4 : サ ン プ ル N O ― ― ― ― ― ― ― ― P 4 6 ▼ 5 : ブ ザ ー O N / O F F ― ― ― ― ― P 5 0 ▼ 6 : デ ー タ O U T ― ― ― ― ― ― ― ― P 5 2 ▼ 7 : L C D コ ン ト ラ ス ト ― ― ― ― ― P 5 4 7 章 . お 手 入 れ ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 5 5 8 章 . 製 品 の 保 管 に つ い て ― ― ― ― ― P 5 6 9 章 . 定 期 点 検 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 5 7 1 0 章 . ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ ▼ チ ェ ッ ク 事 項 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 5 8 ▼ メ ッ セ ー ジ 画 面 ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 5 9 ▼ エ ラ ー 画 面 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 6 2 ▼ ヒ ュ ー ズ の 交 換 ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 6 3 1 1 章 . 補 足 ▼ デ ー タ ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 6 4 ▼ エ ラ ー コ ー ド ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 6 6 ▼ デ ー タ の 引 き 出 し ― ― ― ― ― ― ― ― P 6 7 ▼ 青 果 物 の 特 性 に つ い て ― ― ― ― ― ― ― P 6 8 1 2 章 . パ ー ツ リ ス ト ― ― ― ― ― ― ― P 7 2 1 3 章 . 主 仕 様 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― P 7 3
目 次
1
この章では、本製品を安全に使用するために、ぜひ守っていただ
きたい事項を取り上げています。また、これ以外にも本文中に
「」サインとして説明のつど取り上げています。
[:警告] ◆本製品は、防水構造ではありません。湿気が異常に多い場所や水分
のかかりやすい場所での使用や保管はしないこと。
感電、火災などの事故や故障の原因になります。
◆本製品に濡れた手で触ったり、水をかけたりしないこと。
感電、火災などの事故や故障の原因になります。
◆サービスマン以外は、外装ケースの分解や製品の改造・修理をしな
いこと。
感電、火災などの事故や故障の原因になります。
◆電源ケーブルのプラグは、濡れた手で抜き差ししないこと。
感電の原因になります。
◆電源ケーブルは、タコ足配線にしないこと。
コンセントが過熱し火災の原因になります。
◆定格値以外の電源を接続しないこと。
ショートや過熱による感電、火災の原因になります。
◆ヒューズの交換をする場合は、必ず電源ケーブルのプラグを本体か
ら抜いてから行うこと。
感電の原因になります。
◆本製品内部に水分や金属類、燃えやすいものなどを入れないこと。
回路がショートして火災の原因になります。
◆本製品から異臭・異常音・煙などが発生した場合は、必ず電源ケー
ブルのプラグをコンセントから抜くこと。
異常状態のまま使用すると火災や事故の原因になります。
◆本製品を携帯した状態で脚立の上など高所に上らないこと。
転倒や落下によるけがの危険があります。
◆命綱や安全柵など安全対策の無い高所で、本製品を携帯したままの
作業は絶対にしないこと。
転倒や落下によるけがの危険があります。
安全に使用するために
▼警告事項
2
[:注意] ◆使用中は、排気口をふさがないこと。
内部が高温になり火災や故障の原因になります。
◆長期間使用しない場合は、電源を切り電源ケーブルを製品及びコン
セントから抜いてください。
◆斜面や不安定な場所に置かないこと。
本製品が落下してけがの危険があります。
◆本製品を携帯するときは、下記に注意ください。
転倒、製品の落下によるけがや他者に製品をぶつけたりする危険があ
ります。
◇携帯時は、専用のストラップを必ず使用し、落下防止のため「たす
きがけ」にすること。
◇ストラップの長さは使用者の体格に合わせ、調節して使用すること。
◇ストラップの長さ調節や取り外しは、本製品を安定した場所に置い
てから行うこと。
◇測定操作をしない場合、測定部はストラップ上の所定の場所に固定
しておくこと。
◇携帯したままで走ったりしないこと。
◇その他、無理な姿勢での作業や移動は避けること。
◆測定部やストラップを持って本体を振り回さないこと。
けがや他者に製品をぶつけたりする危険があります。
◆測定部やストラップを首に巻き付けないこと。
窒息やけがの危険があります。
◆測定部を使って、本体を移動させたり携帯したりしないこと。
製品の転倒によるけがの危険があります。
◆測定光は非常にまぶしいので、測定部を顔や他人に向けて測定操作を
しないこと。
安全に使用するために
▼注意事項
3
[:注意銘板]
■本製品には、下図の位置に注意銘板が貼られています。
注意銘板はいつもきれいにして、傷つけないようにしてくださ
い。汚損したり、はがれたりした場合は、お買い求めの販売店
にご連絡して貼り直してください。
新しい銘板を貼り直す場合は、汚れを完全にふき取り乾いた状
態して元の場所に貼ってください。
安全に使用するために
▼注意銘板
4
■製品の品質保証について 本製品には、品質保証書が添付されています。 保証内容については、品質保証書に記載しています。 保証期間は、設置の日から換算して満 1 ヵ年ですので、品質
保証書は大切に保管してください。 ■定期点検 本製品では、定期的にランプ光源部品の交換や検量式データ
の更新などの点検/更新が必要です。 弊社では、本製品の品質/性能維持のため、1年に1回の 定期点検(有償)を推奨しております。 ■製品に関するお問い合わせ先 ご 使 用 中 の 故 障 、サ ー ビス 及 び 定期 点検 や 、ご 意 見 ・ご 不
満・ご要望などについてのお問い合わせ先は、裏表紙に記載
しています。 ■型式と製造番号 本製品の型式と製造番号は下記の位置に記載されています。 お問い合わせの際には、これらも併せてご連絡ください。
保証とサービスについて
5
この章では、本製品の性能を十分に発揮させるために、ご使用
になられる前によく知っていただきたい事項をあげています。
警告:
本製品は、防水構造ではありません。
高湿度・水分のかかりやすい場所での使用や設置、水をか
けたり、ぬれた手で触ったりする行為はしないでくださ
い。感電や火災の危険があります。
重 要:
本製品は、高精度の光学部品を使用した精密機器です。
強い衝撃や振動を与えないでください。
重 要:
本製品は以下の環境条件で使用してください。
周囲雰囲気温度:15~35℃
相対湿度 :25~80%
重 要:
熱による悪影響を防ぐため、直射日光や冷暖房機の近くな
ど温度変化の激しい環境下での使用や設置はしないでく
ださい。
重 要:
モーター、コンプレッサ、スピーカなど、磁気を発生する
機器の近くでの使用や設置はしないでください。
重 要:
粉塵・振動が発生する場所での使用や設置はしないでくだ
さい。
重 要:
本製品を設置するときは、吸排気口を塞がないよう
15cm以上の空間を確保してください。
重 要:
寒いところから、暖かいところに移動させると結露が発生
する可能性があります。
冬場に屋外から暖房のある屋内に持ち込んだ時など、急激
な温度変化を与えた場合は、1時間以上周囲環境になじま
せてからご使用ください。
重 要: 長時間、直射日光のあたる場所に本製品を放置しないでく
ださい。
重 要: 近くで雷がなりだしたら、電源コードをコンセントから抜
いてください。
1章.取り扱い上の注意事項
6
重 要 :本製品は、光が透過した部分の平均的な成分を推定してい
ます。光が透過できる範囲は、品目の大きさ、皮の厚さに
より異なりますが、サンプルの半分程度です。 そのため、本製品では光の情報と下記のサンプル分析値の
相関関係より求めた値を測定値として表示していす。 「分析サンプル」
サンプルの測定部位側の半分(柑橘系は皮を除く、メロ
ン・小玉スイカは果底部の一部、イチゴは1個丸ごと)
をミキサーで破砕し、果汁を搾り出した後ろ紙でろ過し
たもの、または遠心分離を行い固形物を除いたものを使
用。
「成分測定値」
糖度→Brix% 屈折糖度計示度
酸度→0.1N 水酸化ナトリウムを用いた中和滴定酸度の
有機酸換算値。
(リンゴ;リンゴ酸、トマト、ミカン;クエン酸) 重 要 :本製品の光の透過特性や青果物の損傷、1個体中での成分
のばらつきなどにより、以下の場合測定結果が影響される
可能性があります。 ◇同一のサンプルで違う部分を測定した場合。 ◇青果物の損傷部位を測定した場合。 (組織破壊により、光の透過が影響される) ◇サンプルの表面に水分や異物がついていた場合。
重 要 :本製品の測定結果と破壊式の実測値を比較する場合、青果
物内の成分分布を考慮し、下記に注意してください。
◇本製品の測定部位と実測部位は同じところを使用する。 ◇測定対象部位はよく破砕する。 ◇本製品が採用する分析方法で分析した実測値を使用する。
重 要 :本製品をご使用していただくには、本製品の測定値を実サ
ンプルの成分値(破壊式の測定値)に合わせ込む補正 (バイアス補正)が必要になります。 詳細はP15「4章.測定のルール」をご参照願います。
◆青果物の特性の影響について ■本書P68「11章.補足(青果物の特性)」では、代表的な
品目について記載しています。
1章.取り扱い上の注意事項
7
1
2
34
5
6
7
8
9
10
12
11
名 称 機 能
1 本体 光学センサやコンピュータが入っています。
2 測定部 サンプルを測定するところです。⇒詳細P8
3 表示画面 測定結果を表示します。⇒詳細P25
4 操作キー 測定操作や設定の入力ができます。⇒詳細P10
5 排気口 本体の熱を逃がすところです。
6 吸気口 冷却用の空気取り入れ口です。⇒詳細P55
7 ストラップ 製品の運搬、使用時に肩にかけます。
8 ホルダ 測定部を収納するところです。
9 外部通信コネクタ RS232C仕様の外部通信コネクタです。
10 電源スイッチ 電源のスイッチです。
11 電源端子 付属の電源ケーブルを接続します。⇒詳細13
12 ヒューズホルダ ヒューズが入っています。⇒詳細P63
2章.各部の名称と機能
▼本体
8
名 称 機 能
13 測定スイッチ 測定開始のスイッチです。
14 クッション
サンプルを傷つけないようにします。
ご購入時には、予備品(2個)が同梱されていま
す。
15 受光ファイバ サンプル測定光を本体に導きます。
16 発光リング サンプルへ光を照射します。
17 ファイバキャップ 測定部のファイバのカバーです。
サンプル測定時には、取り外します。
18 シャコウキャップ
(大)
測定部に取り付け、太陽光などの強力な光を遮光
します。⇒詳細P19
(メロンなど直径 130mm超えるサンプル用)
19 シャコウキャップ
測定部に取り付け、太陽光などの強力な光を遮光
します。⇒詳細P19
(メロン以外の直径 130mm以下のサンプル用)
2章.各部の名称と機能
▼測定部詳細
⑰
⑬
⑭ ⑮⑯
⑲ ⑱
9
付属品
名 称 機 能
1 ACアダプタ 本製品をAC100Vに接続する時に使用します。
⇒詳細P13
2 ACアダプタ用
ACケーブル
ACアダプタ用の電源ケーブルです。
2P-3Pの変換プラグが付属しています。
3 取扱説明書 本書
オプション
4 ケース 本製品や付属品を収納する専用ケースです。
5
バッテリケーブル
(シガーライタ型
ソケット付)
AC10 0V以 外の 外部電源 やバッ テリ を接続
する時に使用します。
6 シャコウカバー 測定部と サンプ ルを 覆い太陽 光など の強 力な光
を遮光します。
2章.各部の名称と機能
▼付属品及びオプション
①
③
④
⑥
⑤
②
10
機 能
<測定モード> サンプルの測定が行えます。
<設定メニュー> 各 種 機 能 の 設 定 変 更 が 行 え ま
す。
情 報 表 示 エ リ ア の 表 示 内 容 を
変更します。
「測定モード」から 「設定メニュー」への切り替え
ができます。
「設定メニュー」から 「測定モード」への切り替えが
できます。
サ ン プ ル 測 定 の 開 始 ス イ ッ チ
です。 選 択 し た 項 目 や 変 更 内 容 を 確
定します。
情報表示エリアの 「リレキ」、「ヘイキン」
のデータをクリアします。
選 択 し た 項 目 や 変 更 内 容 の 取
り消しができます。
液晶画面の色が濃くなります。項 目 の 選 択 や 入 力 す る 数 字 の
カウントアップができます。
液晶画面の色が薄くなります。項 目 の 選 択 や 入 力 す る 数 字 の
カウントダウンができます。
2章.各部の名称と機能
▼操作キー部
表示
メニュー
測定 ENTER
CLEAR
+
-
セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
▼ 7 : L C D コ ン ト ラ ス ト
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 3 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 1
0
1 2 . 0 0
. 5 0
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 3 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 1
0
1 2 . 0 0
. 5 0
11
■測定モード画面 サンプル測定が行える状態です。
⇒P25「5章.測定モード」
■設定メニュー画面
測定の条件や表示設定が行える状態です。 ⇒P35「6章.設定メニュー」
2章.各部の名称と機能
▼表示画面
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
▼ 7 : L C D コ ン ト ラ ス ト
糖 度
酸度/他
サブデータ
データNo.
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 3 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 1
0
サブデータ
1 2 . 0 0
. 5 0
データNo.
糖 度
酸度/他
12
■メッセージ画面
本製品の規定外の操作を行った場合に表示されます。 ⇒P59「10章.トラブルシューティング」
■エラー画面 本製品に異常が発生した場合に表示されます。
⇒P62「10章.トラブルシューティング」
2章.各部の名称と機能
▼表示画面
エ ラ - N o . X
データNo.
酸度/他
サブデータ
糖 度
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 3 /1 0
1 1 .5 0
1 .3 0* *
データNo.
サ ン フ ゚ ル イ シ ゙ ョ ウ
サブデータ
糖 度 * * . * *
酸度/他 * * .
13
警告:
濡れた手で電源ケーブルの抜き差しをしないでください。
感電の原因になります。
警告:
本製品の仕様に合った電源を使用してください。 感電や火災の危険、製品の故障の原因になります。
注意:
長期間使用しない場合は、電源を切り電源ケーブルを製品
及びコンセントから抜いてください。 注意:
電源ケーブルを本体に接続するときは、必ず本体の電源ス
イッチが[OFF]状態であることを確認してください。
感電や製品の故障の原因になります。
注意: 電源ケーブルを接続するときや外すときは、プラグ部やコ
ンセント部をもって行ってください。
コードを引っ張るとコードが傷つき、火災や感電、故障の
原因になります。
■本製品の定格電源は、DC12Vです。
■本製品を使用するには、専用ACアダプタもしくは外
部バッテリ(オプション)が必要です。
■本製品の電源端子の仕様は下記です。
■電源ケーブルを接続するときは、プラグをねじ込み確
実にロックをかけてください。
3章.電源について
▼電源の接続
RS232C
DC12V 6A + ー
ロック
14
本製品では、下記の電源の接続が可能です。
<1>AC100Vを使用する場合
■AC100V電源を使用するときは、本製品付属のAC
アダプタを使用してください。
■ACアダプタの入力電源仕様
AC100V±10% 50/ 60Hz 100VA 以上
■ACアダプタは、独立したコンセントに使用ください。
大消費電力の機器やモーター、コンプレッサ等の付いた
機器と同じコンセントに接続した場合、本製品の誤動作
を招くことがあります。
<2>専用バッテリ(オプション)を使用する場合
■専用バッテリ「型式:FB1600-K」では、約1時
間から1時間半の運転が可能です。(フル充電状態を使用) ■専用バッテリ「型式:FB1600-K」の本製品への
取り付け、詳細仕様についてはバッテリ付属の取扱説明
書をご参照ください。
<3>自動車のシガーライタを使用する場合
■接続できる電圧仕様は、 DC10~13.5V です。
■ 接 続 時 に は 、 オ プ シ ョ ン の 専 用 ケ ー ブ ル( シ ガ ー ラ
イ タ 型 ソ ケ ッ ト 付 ) を 必 ず 使 用 し て く だ さ い 。
<4>その他バッテリ等を使用する場合
■接続できる電圧仕様は、DC10~13.5Vです。
■使用可能なバッテリに関しては、お買い求めの販売店ま
たは、裏表紙問い合わせ先までご連絡ください。
■本製品の接続には、バッテリに自動車用のシガーライタ
型のソケットが付属しているものに限ります。 ■バッテリ容量と動作時間の目安はとして、
DC12V/6.0Ahで約1時間となります。
■ バ ッ テ リ と の 接 続 に は 、 オ プ シ ョ ン の 専 用 ケ ー ブ ル
(シガーライタ型ソケット付)を必ず使用してください。
■接続可能なバッテリの一例として、下記があります。
大自工業(株)
商品名:ポータブル電源 アクティブパワー
型 式:SG-1000
サイズ:160(W)×160(H)×70(D)mm/ 3.2kg
→ 本製品は約1時間運転できます。
3章.電源について
▼接続可能な電源
15
実測値
表示
値
目標値
バイアス補正値(実測値と表示値の差の平均)
表示値
この章では、本製品の特性をよく理解していただき、正しく測
定を行うために熟知していただきたい事項をあげています。
重 要 :本製品をご使用していただくには、本製品の測定値を実サ
ンプルの成分値(実測値:破壊式の測定値)に合わせ込む
補正(バイアス補正)が必要になります。 本製品では、下記を考慮し原則ユーザー様での確認/補正
をお願いしております。 1)青果物は品種、産地、時期などの違い(皮の厚み、水分、
日当たりの良し悪しなど)で成分の分布や物性が異なります。
(出荷時には、入手可能なサンプルでの補正は行っていま
すが、入手できる地域、時期に限度があるため最終的には
現地確認が必要です。) 2)納品時の設定では、ユーザー様が従来採用されていた評価
方法や測定部位に差異が生じる場合があります。
◆バイアス補正の概念
■目標値(=実測値)に製品の測定結果が近づくように、 測定結果に補正値(バイアス補正値)を加減算します。 その際、本製品の測定値と予め設定された成分値との 相関関係の傾きは変わりません。 ■補正は操作時に設定されている品目のみに反映されます。
複数の測定品目がインストールされている場合は、それぞ
れの品目毎に補正を行う必要があります。
4章.測定のルール
▼測定値の補正①
16
◆補正が必要な時
■補正の必要性の判断は、表示値と実測値との比較によ
る確認が必要になります。 測定対象物(品目・品種)、使用状況などにもよります
が、以下のような場合は確認/補正が必要となります。
(1)初めて使用するとき。 (2)同一品目でも品種が変わったとき。 (ハウス物⇔路地物、早生品種⇔普通品種… など)
(3)定期点検後、ランプ交換後。 (4)シーズン前など長期にわたり使用しなかったとき。
◆補正の手順
■本製品で測定した値と、実際に破壊して測定した値(実
測値)との差の平均値を求め、両者が合うように補正し
ます。 ■補正には、5個以上のサンプルを使用してください。 使用個数が多いほど正確な調整ができます。 手順1.サンプルを本製品で測定し、その値を記録する。 (以降に記載したサンプル測定のルール及び操作方法を
ご参照の上、対象のサンプルを測定してください。) 手順2.測定したサンプルの実測値を下記に注意し測定する。 ◇本製品の測定部位と破壊する部位は同じところを使用
する。 ◇青果物内の成分のばらつきを考慮し、破壊式の測定を
行うサンプルはよく破砕する。 ◇本製品が採用する成分分析方法で分析した実測値を
使用する。 ◇青果物内の成分分布や測定部位について P 6 8「 1 1 章 .補 足( 青 果 物 の 特 性 )」も 併 せ て
参 照 く だ さ い 。
参 考 本製品で、1サンプルの対角2ヶ所を測定した結果の平
均値と1サンプル丸ごと搾汁した値を比較することも有効
な方法です。
4章.測定のルール
▼測定値の補正②
17
手順3.以上で求めた、目標値(=実測値)と本製品の測定結果
よ り 、補 正 値( バ イ ア ス 補 正 値 )を 下 記 要 領 で 計 算 し
ま す 。
■目標値(=実測値)と測定結果の差の傾向が極端に違う
場合(±が逆など)、そのサンプルを外して平均値を求
める方が、良好な結果が得られます。
手順4.P41「6章.3:バイアスセッテイ」を参照し補正値
の入力を行います。
■その他、ご不明な点がありましたら、お手数ですが裏表
示問い合わせ先までご連絡ください。
4章.測定のルール
▼測定値の補正③
補正前 補正後(②+④)サンプルNo ①目標値 ②対象機 ③差(①-②) ⑤対象機 差(①-⑤)
1 4.5 5.7 -1.2 4.3 0.22 4.9 6.1 -1.2 4.7 0.23 4.3 5.8 -1.5 4.4 -0.14 5.2 6.8 -1.6 5.4 -0.25 5.6 6.9 -1.3 5.5 0.1
④補正値=差の平均→ -1.4
3
4
5
6
7
3 4 5 6 7
目標値
対象
機
補正前
補正後
18
重 要 :測定サンプルの損傷、表面の水分や汚れは、測定結果に悪
影響を及ぼす可能性がありますので、測定するサンプルの
表面に損傷や汚れがないことをよく確かめてください。
重 要 :測定サンプルと受光ファイバに隙間が あると、正確な測定ができません。 サンプルは、測定部のクッションと密着 させてください。
◆測定サンプルのセット方法
4章.測定のルール
▼サンプルのセット
密着
サンプル
●リンゴ、トマト、柑橘類、 モモ、ナシ、カキ、イチゴ… など丸い品目は赤道部に受光
ファイバをあてます。
●ブドウ… セ ン タ ー に 受 光
フ ァ イ バ を あ て
ます。
●メロン、小玉スイカ… など大きい品目は、果底 部に受光ファイバをあて ます。
19
重 要 :本製品は、高精度の光センサを使用しているため、屋外や
窓際などでは、本体を外乱光除去モードに設定し測定部に
付属品の「遮光キャップ」を取り付けてください。 重 要 :直射日光がサンプルに直接あたる場合は、測定部が影にな
るようにしてください。
◆遮光パーツの必要性の判断 ■サンプル全体を、黒い布等の光が通らない布で覆って測定
すると測定値が変わる場合は、外乱光の影響を受ける状態
であると判断してください。 ■「 遮 光 キ ャ ッ プ 」は 、測 定 作 業 に 支 障 が な い 場 合 、常 に
装 着 し て お く こ と を お 勧 め し ま す 。 ◆外乱光除去設定パ
■ 外 乱 光 除 去 モ ード の 設定 は P 39 「6 章 .2 : ガ イコ ウ
ON/OFF」を参照ください。 直射日光があたる場合は、悪影響が出やすいので、測定部
が影になるようにして測定してください。 ■外乱光除去モードは、屋内での測定で使用しても測定値へ
の影響はありませんが、測定時間が長くなります。 ◆遮光キャップの取り付け パ
■シャコウキャップは2種類あります。測定品目にあわせて
使い分けします。
■シャコウキャップは左図 のように、測定部の溝に 確実にはめ込みます。
4章.測定のルール
▼外乱光の遮光について
シ ャ コ ウキ ャ ッ プ( 大 ) メ ロ ン 、小 玉 ス イカ な ど 直 径 が 130mm を 超 え る 品目
シ ャ コ ウキ ャ ッ プ メ ロ ン 、小 玉 ス イカ 以 外の 直 径 が 130mm 以 下 の 品 目
シ ャ コ ウキ ャ ッ プ
シ ャ コ ウキ ャ ッ プ( 大 )
20
◆屋外など外乱光が強い場合の測定 パ
(1)2種類のシャコウキャップを組み合わせて、外乱光が
測定部に入りにくくします。
(2)上記2種類のシャコウキャップの組み合わせに加え、 光を通さない布等で測定部やサンプルを覆います。 トマトや温州ミカンなど、太陽光がサンプルを透過し
ますのでサンプル側を覆う方が効果的です。
4章.測定のルール
▼外乱光の遮光について
シ ャ コ ウキ ャ ッ プ
シ ャ コ ウキ ャ ッ プ( 大 )
21
重 要 :精度よく安定した測定のためには、ご使用される前に必ず
測定部のお手入れを行ってください。
◆測定部の点検 ■発光リングや受光ファイバに、水分や汚れなどが付着
した状態では正確な測定ができません。 ■水分や汚れが付着している場合は、水を含ませたやわ
らかい布・綿棒等で、発光リングや受光ファイバを傷
つけないよう清掃してご使用ください。 (シンナーやベンジン等の有機溶剤、化学雑巾は使用し
ないでください。) ■測定可能品目以外のサンプルや、濡れたサンプルを、
測定したり測定部に置いたりしないでください。
◆クッションの点検 ■クッションが、はがれた状態では正確な測定ができま
せん。取れそうなときは、本製品に付属する予備品に
取り替えてください。 ⇒P55「7章.お手入れ」
■クッションは、直接サンプルに触れる部品です。
常に清潔にしてください。
4章.測定のルール
▼測定部の点検
受光ファイバ
発光リング クッション
22
この章では、測定モードの機能や操作方法について説明してい
ます。
◆電源を入れる
1.P13「3章.電源について」を参照し、使用され
る電源を本体に接続してください。
2.本体の電源スイッチを[ON]側に倒す。
3.電源を入れて15分間、ウォーミングアップを行い
ます。
■ウォーミングアップ中は、他の操作はできません。
◆電源を切る
■ 電源スイッチを[OFF]に倒してください。
5章.測定モード
▼電源の入れ方/切り方
月 / 日 時: 分: 秒
ウ ォ ー ミ ン ク ゙ ア ッ フ ゚ ・ ・
23
重 要:10分以上電源を切った状態から測定作業を行う際は、必ず
ウォーミングアップを行ってください ■本製品を使用する場所の移動や外部バッテリ交換時な
ど、作業途中で電源を一旦切った状態から再度電源を
入れ直すときにウォーミングアップをスキップさせる
機能です。
■操作方法
1. 表示 キーを押した状態で本体の電源を入れる。
2.タチアゲジュンビが表示されたら 表示 キーか
ら指をはなしてください。
5章.測定モード
▼ホットスタート
月 / 日 時: 分: 秒
タ チ ア ケ ゙ シ ゙ ュ ン ヒ ゙ ・ ・
24
注意:測定中は、測定部より強力な光が発生します。非常にまぶしい
ので、直視したり他人に向けたりしないこと。
重 要:測定中は、サンプルを動かさないでください。 ■操作方法 1.P37「6章.1:ヒンモクセッテイ」を参照し、
はかりたい品目を設定してください。
2.P18「4章.測定のルール」を参照し、はかりた
いサンプルを正しくセットしてください。
3 . 測 定 部 の [ 測 定 ス イ ッ チ ]( P8 参 照 ) も し く は
測 定 / ENTER キ ー を 押 し て く だ さ い 。
4.測定結果が液晶画面に表示されます。
5章.測定モード
▼サンプル測定
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 0 /1 0
0 0 .0 0
0 .0 0
A 0 0 0 0 0 1
0 0 . 0 0
0 . 0 0
ソ ク テ イ チ ュ ウ
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 0 /1 0
0 0 .0 0
0 .0 0
A 0 0 0 0 0 1
0 0 . 0 0
0 . 0 0
ソ ク テ イ チ ュ ウ
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 1 /1 0
1 2 .0 0
0 .4 0
● A 0 0 0 0 0 2
4 00 .
1 2 . 0 0
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 1 /1 0
1 2 .0 0
0 .4 0
● A 0 0 0 0 0 2
4 00 .
1 2 . 0 0
25
品目表示エリア
測定が可能な品目を表示します。 ⇒品目を変更する P37「6章.1:ヒンモクセッテイ」
糖度表示エリア
測定したサンプルの糖度(B rix%)を表示します。 表示範囲は、(1.00~25.50%)です。 この範囲を超えた場合は、上下限値の表示になります。
酸度/他表示エリア
測定したサンプルの酸度(中和滴定酸度の有機酸換算値)
または、その他の測定値 (例えば、障害度 )を表示します。
表示範囲は、セットされている検量線で決まります。 例えば、酸度の表示範囲は (0.00~10.00% )です。 範囲を超えた場合は、上下限値の表示になります。
5章.測定モード
▼測定結果画面①
1
2
3
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
データNo.
0 0
酸度/他 0 . 4 0
糖 度 1 2 .
サブデータ1
2
3
4
6 5
26
情報表示エリア(サブデータ表示)
■測定した結果の履歴や平均値の情報を表示します。
■ 表示 キーを押すと、情報表示エリアの表示内容を
切り替えることができます。
■ CLEAR キーを押すと、各情報の内容をクリアできま
す。 ■電源を切ると、各情報の内容はクリアされます。
5章.測定モード
▼測定結果画面②
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 5 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 6
0
1 2 . 0 0
. 4 0
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 5 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 6
0
1 2 . 0 0
. 4 0
4
[ ヒ ン モ ク ] サ ン / ホ カ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
0 . 5 0
0 .6 0
0 . 7 0
0 .3 0
0 . 4 0
● A 0 0 0 0 0 6
1 2 . 0 0
0 . 4 0
[ ヒ ン モ ク ] サ ン / ホ カ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
0 . 5 0
0 .6 0
0 . 7 0
0 .3 0
0 . 4 0
● A 0 0 0 0 0 6
1 2 . 0 0
0 . 4 0
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
0 0
0 . 4 0
1 2 .
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
0 0
0 . 4 0
1 2 .
27
情報表示エリア(リレキ表示)
■いままでに測定した結果( 新の5回)を画面の上方向
から順番に表示していきます。
■ 表示内容は「糖度」か「酸度 /他」のいずれかになり
ます。
■ 表示内容の変更は、 表示 キーを押すことによっ
て変更できます。
5章.測定モード
▼測定結果画面③
4
←1回前 ←2回前
←3回前
←4回前
←5回前
←表示内容 [ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
0 0
0 . 4 0
1 2 .
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
0 0
0 . 4 0
1 2 .
28
5章.測定モード
▼測定結果画面④
情報表示エリア (ヘイキン表示)
■いままでの測定結果の平均値を表示します。
⇒平均回数は 10 回が 大です。
■測定回数が平均回数を超えていない場合は、現在の測
定回数での平均値になります。 例:5回の測定の平均値を表示しています。
■測定回数が平均回数を超えた場合は、 近の平均回数
分の平均値を表示します。 例: 近の10回分の平均値を表示します。
ヘ イ キ ン
1 0 / 1 0
ヘ イ キ ン
5 / 1 0
←測定回数 /平均回数
カ ウ ン トア ッ プ され て いく
カ ウ ン トア ッ プ され な い
← 酸 度 / 他の平均
←糖度の平均
4
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 5 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 6
0
1 2 . 0 0
. 4 0
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 5 /1 0
1 1 .5 0
0 .4 0
A 0 0 0 0 0 6
0
1 2 . 0 0
. 4 0
29
測定条件表示エリア
■設定メニューで設定した機能を表示します。 ⇒P34「6章.設定メニュー」
5章.測定モード
▼測定結果画面⑤
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
5
②温度補正機能表示 (A固定 )
④データOUT設定
③外乱光除去設定
①測定光量チェック表示
⑤ブザー設定
30
①測定光量チェック表示
測定条件表示エリア ①
測定時の光量チェックの結果を表示します。 本製品は測定時の光量が設定範囲外のとき、自動的に測
定条件を変更して再測定を行います。 ⇒P64「11章.補足」
表示なし――測定光量は正規の範囲 ● ――再測定を自動的に行った結果、光量が設定
範囲になった。 「サンプルイジョウ」――光量が設定範囲でなく、測定不可能 .
もう一度測定するか、サンプルを変
えてください。
重 要: メッセージ画面が頻繁にでるとき。
◆サンプルセット方法を誤っている可能性があります。 ⇒P18「4章.測定のルール」 ◆ランプ光源の劣化の恐れがあります。
⇒お買い求めの販売店または、裏表紙問い合わせ先までご
連絡ください。
5章.測定モード
▼測定結果画面⑥
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
①測定光量チェック表示
5
データNo.
サ ン フ ゚ ル イ シ ゙ ョ ウ
31
測定条件表示エリア ②、③
雰囲気温度による測定結果の変動を補正する機能の設定
状態を示します。通常、Aで固定です。 ⇒P64「11章.補足」
A ――自動(5分間隔)で補正機能がはたらく。 (工場出荷時の設定)
外乱光の影響を少なくする機能の設定状態を表示します。 ⇒機能の設定を変更する
P39「6章.2:ガイコウ ON/OFF」
表示なし――OFF <機能しない> (工場出荷時の設定)
★ ――ON <機能する>
5章.測定モード
▼測定結果画面⑦
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
5
②温度補正機能表示
②温度補正機能表示
③外乱光除去設定
③外乱光除去設定
32
④データOUT設定
測定条件表示エリア ④、⑤
測定結果をRS-232Cからリアルタイムに出力する
機能の設定状態を表示します。荷受管理ソフト(オプシ
ョン)を使用するときなどに設定します。 ⇒機能の設定を変更する P52「6章.6:データOUT」 表示なし――OFF <データ保存しない>
(工場出荷時の設定) O ――ON <測定毎にデータを出力する>
測定中にブザーを鳴らす機能の設定状態を表示します。 ⇒機能の設定を変更する
P50「6章.5:ブザーON/OFF」 表示なし――OFF <ブザーは鳴らない>
(工場出荷時の設定) ――ON <測定中にブザーが鳴る>
5章.測定モード
▼測定結果画面⑧
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
⑤ブザー設定
⑤ブザー設定
5
④データOUT設定
33
データNO表示エリア
測定結果データの保存時のサンプル番号を表示していま
す。 ⇒P65「11章.補足」
■保存される定量結果のデータヘッダーに、データNo
が付加されます。 ■サンプルNOは(000001~999999)の範
囲で、測定毎にカウントアップされます。 ⇒サンプルNOを設定する
P46「6章.4:サンプルNO」
5章.測定モード
▼測定結果画面⑨
6
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
34
この章では、設定メニューの項目および設定変更の操作方法に
ついて説明しています。 NO 機能名 機 能 初期設定
1 ヒンモクセッテイ
⇒P37
測定するサンプルの品目を設定で
きます。 ※
2
ガイコウ
ON/OFF
⇒P39
ソフト演算処理による測定値への
外乱光の影響を少なくする機能を
ON/OFFできます。
OFF
3
バイアスセッテイ
⇒P41
測定結果にバイアス補正を加減算
して表示させます。
⇒P15「4章.測定のルール」
★
4
サンプルNO
⇒P46
内部メモリーに保存するデータ
NOが設定できます。
⇒P65「11章.補足」
設定したデータNOは、定量結果
データのヘッダに反映されます。
000001
5
ブザー
ON/OFF
⇒P50
測定中にブザーを鳴らす機能の
ON/OFFの設定ができます。
OFF
6
データOUT
⇒P52
測定毎に測定結果をRS-232
Cより出力します。荷受管理ソフ
ト(オプション)を使用するとき
に設定します。
OFF
7 L C D コ ン ス ト ラ
スト ⇒P54
表示画面のコントラストが設定で
きます。 9
■セッテイメニューでの設定内容は、電源を切っても内
部メモリーに保持されています。
※印のヒンモクセッテイの項目には予めご注文頂いた品
目が工場出荷時に設定されています。
★印の項目には予め工場出荷調整時の定数値が入力され
ています。
6章.設定メニュー
▼設定機能一覧
35
設定メニューの設定内容の変更に必要な基本操作です。
■設定変更画面の入り方
1.測定モードから メニュー キーを押して、設定メニ
ューに入り、 + や - キーで、設定したい
項目を反転させます。
2. 測定/ENTER キーを押すと、
設定変更画面に入ることができます。
6章.設定メニュー
▼基本操作
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
< カ ゙ イ コ ウ シ ゙ ョ キ ョ >
シ ゙ ョ キ ョ : O F F
E N T E R ▲ ▼
設定内容 表示エリア
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
▼ 7 : L C D コ ン ト ラ ス ト
36
■設定変更画面の抜け方
◇変更内容を確定して、設定変更画面から抜ける場合
⇒測定/ENTER キーを押してください。
◇変更内容を確定しないで、設定変更画面から抜ける
場合
⇒ CLEAR キーを押してください。
■測定モードに戻る
メニュー キーを押すと設定変更内容 をメ モリーに
書き込み測定モードに戻ります。
◇設定メニューの操作についての注意 設定メニューで2分間以上キー操作を行わなかった場
合、自動的に、「測定モード」に戻ります。 それまで行った変更内容は、無効になりますので、再
度設定の変更を行ってください。
6章.設定メニュー
▼基本操作
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
37
■測定できるサンプルの品目を設定できます。
■例:測定品目をトマトからリンゴに変更します。 1.P35「基本操作」を参照し、
1:ヒンモクセッテイ設定変更画面に入る。
2.「リンゴ」が表示されるまで + もしくは
- キーを押す。
6章.設定メニュー
▼1:ヒンモクセッテイ①
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ヒンモクセンタク>
ト マ ト
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ヒンモクセンタク>
リ ン コ゛
E N T E R ▲ ▼
38
3. 測定/ENTER キーを押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻る。
4.表示画面の品目が[リンゴ]に変わっていることを
確認してください。
◇測定可能品目は購入仕様によって異なります。
6章.設定メニュー
▼1:ヒンモクセッテイ②
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
0. 0 0 0 0 . 0 0
0. 0 0
0. 0 0 0 . 0 0
0. 0 0
0. 0 0
A 0 0 0 0 0 1
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
39
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<カ゛イコウシ゛ョキョ>
シ゛ョキョ:OFF
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<カ゛イコウシ゛ョキョ>
シ゛ョキョ:ON
E N T E R ▲ ▼
■例:外乱光の影響を少なくする機能をONにします。
1.P35「基本操作」を参照し、
2:ガイコウON /OFF設定変更画面に入る。
2.ジョキョ:ONが表示されるまで + もしくは
- キーを押す。
6章.設定メニュー
▼2:ガイコウON/OFF①
40
3. 測定/ENTER キーを押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻る。
4.表示画面の測定条件エリアに、★マークが表示さ
れたことを確認してください。
6章.設定メニュー
▼2:ガイコウON/OFF②
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
0. 0 01 1 . 5 0
0. 0 0
0. 0 0 1 . 2 5
0. 0 0
0. 0 0
A★ 0 0 0 0 0 1
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
41
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 1.26 ]
2:サン [ -0.32 ]
E N T E R ▲ ▼
( B )
■測定結果にバイアス補正値を加減算して表示できるよ
うにします。
バイアス補正値⇒P15「4章.測定のルール」
■ 設定値は、測定モードで設定されている品目のみ反映
されます。
■例:リンゴの測定結果に、以下のバイアス補正を行い
ます。
糖度:+2.53%、酸度:-1.25%
1.測定モードでリンゴが測れる状態になっていること
を確認する。(他の品目が設定されている場合は、
P37を参照しリンゴ測定状態にします。)
2.P35「基本操作」を参照し、 3:バイアスセッテイ設定変更画面に入る。 予め入力されている定数が表示されます。
3.新たに入力する定数を下表の要領で決定します。
予 め 入 力 さ れ
ている定数 (A)
加減算 したい値 (B)
新しく入力する
定数 (A)+(B)
トウ +1.26 +2.53 +3.79 サン -0.32 -1.25 -1.57
6章.設定メニュー
▼3:バイアスセッテイ①
入 力 欄 に
は 下 線 が 点 滅
( A )
42
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 1.79]
2:サン [ -0.32]
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 1.29]
2:サン [ -0.32]
E N T E R ▲ ▼
4. トウ [1.26 ]の状態で + キーを押し
トウ [1.29 ] に変更する。
5. 測定/ENTER キーを押すと点滅線が、
トウ [1.29 ] に移動します。
この状態で + キーを押し、
トウ [1.79 ] に変更する。
6章.設定メニュー
▼3:バイアスセッテイ②
43
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 3.79]
2:サン [ -0.32]
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 3.79]
2:サン [ -0.32]
E N T E R ▲ ▼
6. 測定/ENTER キーを押すと点滅線が、
トウ [1.79 ] に移動します。
この状態で + キーを押し、
トウ [3.79 ] に変更する。
7. 測定/ENTER キーを押すと点滅線が、
サン [-0.32 ] に移動します。
6章.設定メニュー
▼3:バイアスセッテイ③
44
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 3.79]
2:サン [ -0.37]
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 3.79]
2:サン [ -0.57]
E N T E R ▲ ▼
8.この状態で - キーを押し、
サン [-0.37 ] に変更する。
9. 測定/ENTER キーを押すと点滅線が、
サン [-0.37 ] に移動します。
この状態で - キーを押し、
サン [-0.57 ] に変更する。
6章.設定メニュー
▼3:バイアスセッテイ④
45
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<ハ゛イアス ヘンコウ>
1:トウ [ 3.79]
2:サン [ -1.57]
E N T E R ▲ ▼
10. 測定/ENTER キーを押すと点滅線が、
サン [-0.57 ] に移動します。
この状態で - キーを押し、
サン [-1.57 ] に変更する。
11. 測定/ENTER キーを押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻ります。
6章.設定メニュー
▼3:バイアスセッテイ⑤
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
▼ 7 : L C D コ ン ト ラ ス トセ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
▼ 7 : L C D コ ン ト ラ ス トセ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
46
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<サンフ゜ルNO.ニュウリョク>
000001
E N T E R ▲ ▼
■内部メモリーに保存するデータNOを設定します。
⇒P65「11章.補足」
設定したデータNOは、定量結果データのデータヘ
ッダーに反映されます。
■例:データNOを下記のように設定します。
[123456]
1.P35「基本操作を」参照し、4:サンプルNO 設定変更画面に入る。
2..[000001]の状態で + キーを押し、
[000006]に変更する。
6章.設定メニュー
▼4:サンプルNO①
入 力 欄 に
は 下 線 が 点 滅
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
● A ★ O 0 0 0 0 0 2
データNo.
47
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<サンフ゜ルNO.ニュウリョク>
000056
E N T E R ▲ ▼
3.測定/ENTER キーを押すと点滅線が左に移動します。
[000006]の状態で + キーを押し、
[000056]に変更する。
4.上記の3の操作を繰返し[123456] にする。
6章.設定メニュー
▼4:サンプルNO②
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<サンフ゜ルNO.ニュウリョク>
123456
E N T E R ▲ ▼
48
5. 測定/ENTER キーを押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻ります。
6.液晶画面のデータNOエリアが変更されていること
を確認してください。
6章.設定メニュー
▼4:サンプルNO③
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
0. 0 0 1 1 . 5 0
0. 0 0
0. 0 0 0 . 4 5
0. 0 0
0. 0 0
A ★ 12345 6
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
49
■データNOは、測定毎に+1カウントアップされます。
(000001~999999)
6章.設定メニュー
▼4:サンプルNO④
[ ヒ ン モ ク ] セ ゛ ン カ
リ ン コ ゛ ( ト ウ )
0.0 0 1 1 . 5 0
0.0 0
0.0 0 1 . 2 5
0.0 0
0.0 0
A ★ 12345 6
[ ヒ ン モ ク ] セ ゛ ン カ
リ ン コ ゛ ( ト ウ )
0.0 0 1 1 . 5 0
0.0 0
0.0 0 1 . 2 5
0.0 0
0.0 0
A ★ 12345 7
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
12 .0 01 2 . 5 0
11.5 0
0.0 0 0 . 4 5
0.0 0
0.0 0
A ★ 12345 8
50
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<フ゛サ゛―シュツリョク >
シュツリョク:OFF
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<フ゛サ゛―シュツリョク >
シュツリョク:ON
E N T E R ▲ ▼
■例:測定時のブザー出力をONに設定します。
1.P35「基本操作」を参照し、
5:ブザーON /OFF設定変更画面に入る。
2.シュツリョク:ONが表示されるまで + もし
くは - キーを押す。
6章.設定メニュー
▼5:ブザーON/OFF①
51
3. 測定/ENTER キーを押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻る。
4.表示画面の測定条件エリアに、 マークが表示さ
れていることを確認してください。
6章.設定メニュー
▼5:ブザーON/OFF②
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
0 0
0 . 4 0
1 2 .
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
1 1 . 5 0
1 2 .3 0
1 4 . 7 0
1 6 .4 0
1 0 . 2 0
● A 0 0 0 0 0 6
0 0
0 . 4 0
1 2 .
52
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<テ゛-タOUTセッテイ>
シュリョク:OFF
E N T E R ▲ ▼
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<テ゛-タOUTセッテイ>
シュリョク:ON
E N T E R ▲ ▼
■荷受管理ソフト(オプション)を使用する場合に設定し
ます。
■測定毎にRS-232Cより測定結果をパソコンへ出
力します。
■パソコンに接続せずにONに設定していると測定時間
が長くなります。
1.P35「基本操作」を参照し、
6:データOUT設定変更画面に入る。
2. + もしくは - キーを押して
シュツリョク:ONを表示させる。
6章.設定メニュー
▼6:データOUT①
53
3. 測定/ENTER を押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻ります。
4.表示画面の測定条件エリアに、Oマークが表示され
ていることを確認してください。
6章.設定メニュー
▼6:データOUT②
[ ヒ ン モ ク ] ト ウ
リ ン コ ゛ ( リ レ キ )
0. 0 0 1 1 . 5 0
0. 0 0
0. 0 0 1 . 2 5
0. 0 0
0. 0 0
A O 0 0 0 0 0 2
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
54
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ - ]
<LCDコントラストセッテイ>
レヘ゛ル : 9
E N T E R ▲ ▼
■表示画面のコントラストを調整します。
1.P35「基本操作」を参照し、
7:LCDコントラスト設定変更画面に入る。
+ もしくは - キーを押して表示画面の濃
淡を調整してください。
2. 測定/ENTER キーを押して変更を確定し、
メニュー キーを押して、測定モードに戻ります。
3.表示画面のコントラストが設定通り変更されている
ことを確認してください。
6章.設定メニュー
▼7:LCDコントラスト
[ セ ッ テ イ メ ニ ュ ー ]
▲ 1 : ヒ ン モ ク セ ッ テ イ
E 2 : カ ゙ イ コ ウ O N / O F F
N 3 : ハ ゙ イ ア ス セ ッ テ イ
T 4 : サ ン フ ゚ ル N o .
E 5 : フ ゙ サ ゙ ー O N / O F F
R 6 : テ ゙ ー タ O U T
セ ッ テ イ カ キ コ ミ チ ュ ウ
55
注意:お手入れや部品の交換を行うときは、必ず電源を切り電源
ケーブルを製品及びコンセントから抜いてください。
感電の危険があります。
■本製品が汚れた場合は、きれいな水または、中性洗剤
を含んだ布をかたくしぼったものを用いて拭いてく
ださい。シンナーやベンジンなど揮発性の有機溶剤や
化学雑巾は、使用しないでください。 製品表面の損傷の原因になります。
■測定部の清掃 発光リングや受光ファイバに、水分や汚れなどが付着
した状態では正確な測定ができません。 水を含ませたやわらかい布・綿棒等で、発光リングや
受光ファイバを傷つけないよう清掃してください。 クッションが取れかかったり、汚損したりした場合は、
付属の新品と交換してください。
■フィルタの掃除 フィルタ(部品名:フィルタマエ)が汚れた場合は、
本体から取り外し清掃してください。
■新たに部品が必要な場合
⇒P72「12章.パーツリスト」
7章.お手入れ
▼
M3ネジ
フィルタ
フィルタマエ 品番: 4C12-13033
クッション 品番: 7I11-01504
56
■長距離/時間の移動や保管をするときは、製品を傷つ
け な い よ う専 用 ケース (オ プ シ ョン )に 入れ る こ と を
お勧めします。
■本製品を保管する場合は、下記条件の場所に行ってく
ださい。
●保管場所の周囲温度が0~50℃の場所
●保管場所の相対湿度が80%以下の場所
●直射日光の当たらない場所
●粉塵・振動が発生していない場所
8章.製品の保管について
▼
57
重 要:精度よく安定した測定のためには、定期的にランプ光源部品
の交換や検量式データの更新等の点検/更新が必要です。 重 要:弊社では、製品の品質/性能維持のため、1年に1回の定期
点検を推奨しております。詳しくは、お買い求めの販売店ま
たは、裏表紙問い合わせ先にご相談ください。
■本製品で使用されているランプ光源の寿命は、電源
ON/OFF回数や使用環境温度等の使用条件にもよ
りますが、約2000時間( 1 日10時間の使用で2
00日)です。 ■ランプ光源を交換する場合には、測定光量や検量式デ
ータの調整が必要になります。 ランプが切れたときは、必ずお買い求めの販売店また
は、裏表示問い合わせ先までご連絡ください。 ■青果物は品種、産地、収穫時期等の違いにより成分値
及び物性が異なることがあります。
そのため、それらの影響を考慮した検量式データの更
新が必要な場合があります。
9章.定期点検
▼
58
■故障かなと思ったら、まず下記の項目をチェックして
ください。
現象 チェック事項 対 処 電源を入れても 画面になにも表示
されない。
電 源 ケ ー ブ ル が 正 し く
接続されていますか? 電源ケーブルを正しく接
続する。 ⇒P13 「3章.電源について」
ウォーミングアッ
プ画面が消えない。 タ コ 足 配 線 を し て い ま
せんか? 独立したコンセントに電
源 ケ ー ブ ル を 接 続 し 直
す。 ⇒P13 「3章.電源について」
メッセージ画面が
表示された。 メ ッ セ ー ジ 内 容 を 確 認
してください。 ⇒P59 「メッセージ画面」
エラー画面が表示
された。 メ ッ セ ー ジ 内 容 を 確 認
してください。 ⇒P62 「エラー画面」
本書に記載されて
ない現象が起きた
とき…
電源を切って、もう一度
入れ直してくさい。 そ れ で も 直 ら な い 場 合
は、直ちに電源を切り、
電源コードをコンセント
から外し、お買い求めの
販売店または、問い合わ
せ 先 ま で ご 連 絡 く だ さ
い。
10章.トラブルシューティング
▼チェック事項
59
■メッセージ画面は、本製品の規定外の操作を行った
場合に表示されます。
◇サンプルイジョウ 測定可能品目以外のサンプルを測定したリ、サンプ
ルセット方法を誤ったりした場合に表示されます。 対処⇒P18「4章.測定のルール」をご参照のうえ、測
定をもう一度やり直してください。
◇ホセイデータソクテイチュウ
温度補正機能が動作中にサンプル測定を行おうとし
た時に表示されます。
対処⇒補正動作が終了するまでお待ちください。
10章.トラブルシューティング
▼メッセージ画面①
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 10/10
* * . * *
11.41
* * . * *
0.41
サ ン フ ゚ ル イ シ ゙ ョ ウ
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 10/10
1 0 . 5 0
11.41
3 . 0 0
0.41
ホセイテ゛―タソクテイチュウ
60
◇POWER DOWN 外部バッテリを使用しているときなどで、本体に供
給される電圧低下が発生したときに表示されます。 ◇供給電圧が9.5V以下:
メッセージが表示されます。 ◇供給電圧が9.0V以下:
メッセージ画面の点滅とブザー警告音が発生し、
自動的に本体の電源が切れます。
対処⇒本体の電源をOFFにし、新しい電源を接続し直し
てください。
10章.トラブルシューティング
▼メッセージ画面②
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 10/10
1 0 . 5 0
11.41
3 . 0 0
0.41
POWER DOWN
61
◇オンドイジョウ
本体内部の温度が高温になりすぎた場合に表示され
ます。 ◇内部温度が65℃以上:
メッセージが表示されます。 ◇内部温度が70℃以上:
メッセージ画面の点滅とブザー警告音が発生し、
自動的に内部のランプの電源が切れます。
対処⇒▽本体の電源をOFFにし、本製品を涼しい場所
に移動させ放熱させてください。 ▽頻繁にメッセージ画面が表示される環境での使
用は控えてください。
◇メッセージ画面が頻発したり、本書に記載されていな
いメッセージが表示されたりした場合は…
対処⇒▽本体の電源を一旦OFFにし、再度電源を入れな
おしてください。 ▽メッセージ画面が頻繁に表示される場合は、
(1)直ちに本製品の電源を切り、電源ケーブル
をコンセントから抜く。 (2)表示されるメッセージ及び発生した状況を、
お買い求めの販売店または、裏表紙問い合
わせ先までご連絡ください。
10章.トラブルシューティング
▼メッセージ画面③
[ ヒ ン モ ク ] ヘ イ キ ン
リ ン コ ゛ 10/10
1 0 . 5 0
11.41
3 . 0 0
0.41
オント゛イシ゛ョウ
62
■本製品に異常が発生した場合に表示されます。
対処⇒▽本体の電源を一旦OFFにし、再度電源を入れな
おしてください。
▽再度エラー表示される場合は、 (1)表示されたエラーNOを記録し、直ちに本
製品の電源を切り、電源ケーブルをコンセ
ントから抜く。 (2)表示されたNO及び発生した状況を、お買
い求めの販売店または、裏表紙問い合わせ
先までご連絡ください。
▽表示されるエラー内容 (一例 ) エラーNO エラー内容
06 モーターの原点復帰異常 07 生データの測定異常 11 生データの測定値レベル異常
エラーコード⇒P66
10章.トラブルシューティング
▼エラー画面
エ ラ ー N o . ××
63
警告:ヒューズの交換をする場合は、必ず電源ケーブルのプラグを本体
から抜いてから行うこと。
感電の原因になります。
■ヒューズを取り出すには、マイナスドライバー等で、
ホルダを矢印の方向へまわす。
■ヒューズを取り付けるには、ホルダを矢印の反対方向
にねじ込む。
10章.トラブルシューティング
▼ヒューズの交換
品名:メイン管ヒューズ 品番:0A84 -00178 -0 <仕様> B種溶断型 定格電圧:12V 定格電流:10A
64
■ここでは、本製品や本書に使用されている専門的な用語やデ
ータについて説明しています。 光量データ=生データ( 本製品では、各波長の光の強さを受光センサで波長に対応した
電圧値(単位:V)に換算した値を取り扱っています。 本製品では、この電圧値のデータを「生データ」と呼びます。
●データの種類
1.サンプルデータ: サンプルを計測した時の生データ 測定光量チェックで、設定範囲<2 .5~7 .0 V>外になった
場合に、自動再測定になります。
2.ダークデータ: 受光センサに光をあてないときの生データ
(センサノイズデータ)
3.リファレンスデータ: 温度補正機能に用いられるリファレンスフィルタの生データ
4.V10データ:
温度補正機能に用いられる波長校正フィルタの生データ 検 量 式 測定した光量データから、サンプル成分値を演算するためのソ
フトです。測定可能品目を設定するには、この検量式が必要と
なります。 温度補正機能
近赤外分光分析計では、雰囲気温度の変化による受光センサの
素子の温度特性や、熱膨張による光学部品の位置変動などの影
響により成分定量値が変動してしまいます。 そのため、これらを補正するために本製品では、特定波長で決
まった吸収をもつ波長校正フィルタ(V10フィルタ)と基準
物質(リファレンス)の2つのフィルタを装置内部で自動的に
測定しています。 これらの測定結果をもとに演算処理することで、雰囲気温度に
よる光学系の変動による成分定量値の変動を補正しています。
11章.補足
▼データ①
65
内部メモリーに保存されるデータ
本製品の内部のメモリーに保存されるデータは2種類あります。 それぞれのデータは、専用ソフト (オプション )を使用すること
により市販の表計算ソフトへ取り込み編集できます。
1.定量結果データ:
測定結果や測定品目などのデータです。測定毎に自動的に保存
され、最大約4000件までデータを蓄積します。 (4000件を超えると自動的に上書きになります。)
◆データの形式: 1つの定量結果データファイルに、測定毎に下記の項目が加算
されていきます(1回の測定分が1行に相当)。 サンプル№ 品目 糖度 酸度/他 その他1 その他2 内部温度
451 32 8.9 0.75 0 0 38.3452 32 8.9 0.74 0 0 38.3
月 日 時 分4 7 19 7
サンプル№ 品目 糖度 酸度 その他1 その他2 内部温度453 32 8.8 0.86 0 0 38.1
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
BA100R起動時に記録されます。
◆日時のみでデータのない項目は、 BA100R起動 (電源投入 )時を
示しています。 ◆上表その他1・2は、予備用のデータ領域です。通常は0が入
力されます。 ◆品目の項目は、検量式ファイルで設定された数字が出力されま
す。 (例 1 :トマト、2 :リンゴ、4 :モモ・・・ )
2.エラー Log データ:
使用中の機体の動作状態に関する情報を記録したデータです。 最大約8000件までデータを蓄積します。 (8000件を超えると、自動的に上書きになります。) 機体の動作や測定値に異常があった場合、エラー Log データの
内容を問い合わせ先にお知らせ下さい。
◆データの形式: 1つのエラー Log データファイルに下記項目が加算されます。
(エラー Log ファイルには、月、日等の項目名はつきません。 ) 月 日 時 分 秒 コードNo.
7 5 8 16 38 07 5 8 24 43 CF
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
11章.補足
▼データ②
66
エラーLog コード表
コ ー ド 内 容 画面表示 エ ラーN O
0001 生 デ ー タ 測 定 異 常 N O . 7
00C3 モ ー タ ー の 原 点 復 帰 異 常 N O . 6
0110 サ ン プ ル レ ベ ル 下 限 異 常
0111 サ ン プ ル レ ベ ル 上 限 異 常
0120 リ フ ァ レ ン ス レ ベ ル 下 限 異 常
0121 リ フ ァ レ ン ス レ ベ ル 上 限 異 常
0130 V 1 0 フ ィ ル タ レ ベ ル 下 限 異 常
0131 V 1 0 フ ィ ル タ レ ベ ル 上 限 異 常
0140 ダ ー ク レ ベ ル 下 限 異 常
0141 ダ ー ク レ ベ ル 上 限 異 常
0150 サ ン プ ル オ フ セ ッ ト レ ベ ル 下 限 異 常
0151 サ ン プ ル オ フ セ ッ ト レ ベ ル 上 限 異 常
N O . 1 1
コ ー ド 内 容 画面表示 メ ッセー ジ
0000 電 源 投 入 -
00A5 測 定 中 断 処 理 の 実 行 - 00B5 補 正 デ ー タ 取 り 込 み タ イ ム ア ウ ト - 00C5 ウ ォ ー ム ア ッ プ の ピ ー ク 未 安 定 - 00CF ウ ォ ー ム ア ッ プ の ピ ー ク 安 定 完 了 - 0100 空 測 定 異 常 ( 判 別 式 の し き い 値 )
0101 生 デ ー タ の レ ベ ル 上 限 異 常 サンプル イジョウ
01B1 検 量 式 0 件 異 常 ケンリョウシキ ミトウロク 01B2 ス テ ー ジ に 対 す る 検 量 式 異 常 ステージ ERROR
01B3 検 量 式 の 値 異 常 ケンリョウシキ アタイイジョウ 01B4 検 量 式 の パ ラ メ ー タ 異 常 - 01C1 強 制 補 正 デ ー タ 取 り 込 み の 実 行 - 01C2 再 測 定 指 示 の 実 行 - 0201 温 度 に よ る 動 作 停 止 オンド イジョウ 0202 バ ッ テ リ 電 圧 に よ る 動 作 停 止 POWER DOWN
0F01 受 光 セ ン サ の FIFO ク リ ア 異 常 -
0F02 受 光 セ ン サ デ ー タ 読 み 出 し 件 数 異 常 -
0F03 受 光 セ ン サ デ ー タ 取 込 タ イ ム ア ウ ト -
0F04 受 光 セ ン サ の デ ー タ 読 出 異 常 -
0301 バ イ ア ス 変 更 -
11章.補足
▼エラーコード
67
内部メモリーからのデータの引き出し
■本製品の内部メモリーから、保存されたデータを引き出す
には、パソコンと専用ソフト(オプション)及び接続ケー
ブル (RS232C クロス )が必要になります。
■内部メモリーに保存したデータをパソコンに転送するとき
には以下の操作を行って本体をPC通信モードにして下さ
い。
1.測定モード画面で、 表示 キーを押したまま、
メニュー キーを押します。次に、メニュー キーを
放してから、 表示 キーを放します。
これで PC 通信モード画面に入ることにより、パ
ソコンからの指示まち状態になります。
2.パソコンとの通信が終了したら、1 .と同じキー操
作を行い、測定モードに戻ります。 表 示 キ ー を 押 し た ま ま 、 メ ニ ュ ー キ ー を 押
し、次に、メニュー キーを放してから、 表示 キ
ーを放します。
11章.補足
▼データの引き出し
月 / 日 時: 分: 秒
[ P C ツ ウ シ ン モ ー ト ゙ ]
V e r . X . X R
P C ⇔ K - B A 1 0 0 R
68
10.56%
10.92%
11.51%
果梗部
赤道部
果頂部
★糖度傾向は 果頂部 > 赤道部 > 果梗部★酸度傾向は 赤道部 > 果梗部 > 果頂部
糖度
11.02
10.93
10.28
10.90
11.05
11.15
11.19
11.28
11.27 10.91
横断面
じょうのうにより最大で1%以上の差がある
a
b
中心部分 表皮部分
★糖度傾向は 中心部分 < 表皮部分★酸度傾向は 中心部分 > 表皮部分
■製品は、光が透過した部分の平均的な成分を推定しています。 (光が透過できる範囲は、品目の大きさ、皮の厚さにより異なりますが、 サンプルの半分程度です。)
そのため、同一のサンプルでも違う部分を測定したとき、品物の個体中
での成分のばらつきの影響により、測定結果が多少違ってくる場合があ
ります。 ■本製品の測定結果と破壊式の成分測定結果を比較する場合、青果物の特
性や破壊式の測定法の影響を受けることをご理解ください。
(1)例:温州ミカンの場合 <A:成分の分布>
◆例えば、左図aとbを測定した
場合、測定値に違いが生じる可能 性があります。
11章.補足
▼青果物の特性について①
69
表皮付近 : 糖度・酸度が低い
中心付近 : 表皮付近より
糖度(1%)・酸度(0.15%)高い
搾り方の程度により搾汁の濃度が異なる
取り出した1つのじょうのう内部でも糖度のバラツキがあるため、搾り方の程度により、糖度が1%以上変動することにも注意しなければいけません。
<B:成分分布の影響を小さくするために> ■実際の有効的な使い方
①下図の様に、1サンプルの対角方向で測定したデータの平均値 をサンプルの代表値として採用する。
②荷受やほ場測定では、複数個のサンプルを測定した結果の平均 値をロットやほ場(木)の代表値として採用する。
■破壊式の測定値と比較する場合、軽く搾る方が思い切り搾る
方に比べ糖度は高くなり、酸度は低くなる傾向があるため、こ
れを考慮する必要があります。
■本製品では温州ミカンの場合、成分分布や搾り方の違いの影響 を小さくするため、赤道部を測定した光量データと、測定部位 側の半分(光が透過する範囲)を皮をむいた後ミキサー破砕後
ろ紙でろ過した果汁の相関関係から成分値を求めています。
■その他柑橘類、リンゴ、トマト、ナシ、モモ、カキも同様です。
11章.補足
▼青果物の特性について②
★じょうのう内のばらつきは平均1%以上あるが 対角の2点測定による平均値は差が少ない
11.02 10.93
10.28
10.90
11.05
11.15
11.19
11.28
11.27
平均11.04%
平均11.10%
平均10.78%
平均11.05%
平均11.03%
10.91
70
14.5%
13.0%
12.0%
13.1%
14.0%
1
2
3
4
測定部位 サンプルA サンプルB サンプルC
① 14.2 13.7 13.8
② 14.1 13.0 14.4
③ 14.6 13.5 14.0
④ 14.6 13.6 15.0
平均 14.4 13.5 14.3
花痕部 12.8 11.9 12.7
垂直断面 水平断面
11 12 13 14 15
花痕部糖度
11
12
13
14
15
①~
④平
均糖
度
メロン部位間の糖度の関係
約1.5%
クボタ実測糖度(花痕部) φ40でくりぬき、果肉 部分をすり潰してBrix 糖度測定
(2)例:メロンの場合 <A:糖度成分の分布> ■部位により、2%以上の違いがあります。 <B:成分分布の影響を小さくするために>
■本製品ではメロンの場合、光の透過性やメロン部位間の糖度の
相関関係を考慮し、果底部(花痕部)で測定した光量データと
測定部位をくりぬき、すり潰した果汁の相関関係から成分値を
求めています。
■ユーザー様で評価される部位と差異がある場合、サンプル糖度
分布の相関を確認した上でバイアス補正をお願いしています。
■小玉スイカも同様の測定方法を採用しています。
11章.補足
▼青果物の特性について③
71
(3)例:イチゴの場合 <A:糖度成分の分布>
<B:成分分布の影響を小さくするために>
■ 本 製 品 で は イ チ ゴ の 場 合 、 測 定 部 の 中 心 に 置 き 測 定 し た 光 量 デ
ー タ と サ ン プ ル 全 て を ミ キ サ ー 破 砕 後 ろ 紙 で ろ 過 し た 果 汁 の 相
関関係から成分値を求めています。
(4)その他の品目についての測定可能性や、ご不明な点がございま
したら、お手数ですが販売店またはメーカーまでお問い合わせく
ださい。
11章.補足
▼青果物の特性について④
① ② ③
①
②
③
① ②
③ ④
サンプル①
実測値
① 8.52%
② 8.72%
③ 9.72%
サンプル②
実測値
① 8.52%
② 9.91
③ 8.72%
サンプル③
実測値
① 8.31%
② 8.76%
③10.29%
④ 9.74%
72
■消耗品 汚れがひどくなったときに交換/ご注文していただく
部品です。ご購入の機体番号をご確認のうえ、お買い
求めの販売店に注文してください。 ⇒P55「7章.お手入れ」
■定期交換部品 本製品で使用されているランプ光源は、約2000時
間( 1 日10時間の使用で200日)の寿命ですので、
定期的に交換する必要があります。ランプ光源を交換
する場合には、メーカーでのランプフィルタ部品の交
換や測定光量、検量式データの調整等が必要になりま
す。 ※精度良く安定した測定のためには、1回/年の点検
交換をお勧めします。 ■交換可能部品
破損したり紛失したりしたときに、ユーザー様で交換
ができる部品です。 ご購入の機体番号を確認のうえ、お買い求めの販売店
に注文してください。 ※ 改 良 の た め 、 部 品 仕 様 を 変 更 す る 場 合 が あ り ま す の で 、 ご
注 文 の 際 は 必 ず 機 体 番 号 を お 申 し 出 く だ さ い
■オプション等 本体以外のオプション品につきましては、別途納入品
リストを参照願います。
12章.パーツリスト
▼
部品品番 部品名称 1 7I11-01504 クッション 2 4C12-13033 フィルタマエ
部品品番 部品名称 1 7I12-01502 ファイバキャップ 2 7I13-06111 BA100Rストラップ 3 4C12-13043 シャコウキャップ 4 4C12-13070 シャコウキャップ大 5 0A84-00178 メイン管ヒューズ 6 4C12-12005 ACアダプタ 7 4C12-13047 PLステッカー(本体) 8 4C12-13048 PLステッカー (ス イ ッ チ )
73
測定対象
糖度・酸度:ミカン、リンゴ、トマト 等 糖度 :モモ、ブドウ、カキ、ナシ、
メロン、イチゴ等 (測定可能品目は購入仕様によって異なります)
測定方式 近赤外分光分析(インタラクタンス方式)
測定時間 2秒~ (測定品目によって変わります)
使用環境 周囲温度:15~35℃ 相対湿度:25~80% (結露なきこと)
保存環境 0~50℃
使用電源
本体入力:DC12V-6A 外部接続:AC100V(50/60 Hz) 100VA以上 :DC12V
外形寸法 高さ240×幅300×奥行118(mm)
重量 約5kg(本体のみ)
※改良のため、予告なく変更することがあります。
13章.主仕様
久宝寺事業センター 制御システム部 〒 5 8 1 - 8 6 8 6 大 阪 府 八 尾 市 神 武 町 2 番 3 5 号 T E L 0 7 2 9 - 9 3 - 2 0 9 6 F A X 0 7 2 9 - 9 3 - 5 0 8 4
本製品に関するお問い合わせ先…
[販売店]