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ユーザーズガイ ド - 日本語 Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 2011 4 月版

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ユーザーズガイ ド - 日本語

Integrated Mirroring Enhanced SASユーザーズガイ ド

2011 年 4 月版

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Copyright FUJITSU LIMITED 2011

お届けまでの日数は在庫状況によ って異な り ます。 技術的修正の権利を有し ます。

使用されているハー ド ウ ェ ア名と ソ フ ト ウ ェ ア名は、 各メ ーカーの商標名および商標です。

– 本書の内容は、 改善のため事前連絡な しに変更する こ とがあ り ます。

– 本書に記載されたデータの使用に起因する、 第三者の特許権およびその他の権利の侵害に

ついては、 当社はその責を負いません。

– 無断転載を禁じ ます。

Microsoft、 Windows、 Windows Server、 Windows Vista、 Hyper-V は、 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Linux は、 Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。

Red Hat および Red Hat をベース と し たすべての商標と ロゴは、 米国およびその他の国にお

ける Red Hat, Inc. の商標または登録商標です。

LSI 、 Integrated Mirroring Enhanced は、 米国 LSI Corporation の登録商標または商標です。

その他の各製品名は、 各社の商標、 または登録商標です。

その他の各製品は、 各社の著作物です。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド

本書をお読みになる前に

本書は、 アレ イ コ ン ト ローラ (Integrated Mirroring Enhanced SAS) をご使用になるための説明書です。

安全な使用のために

このマニュアルの取り扱いについて

このマニュアルには本製品を安全に使用し ていただ く ための重要な情報が記載されています。 本製品を使用する前に、 このマニュアルを熟読し理解し たう えで当製品を使用し て く だ さい。 また、 このマニュアルは大切に保管し てく だ さい。

富士通は、 使用者および周囲の方の身体や財産に被害を及ぼすこ と な く 安全に使っていただ く ために細心の注意を払っています。 本製品を使用する際は、マニュアルの説明に従って く だ さい。

本製品について

本製品は、 一般事務用、 パーソナル用、 家庭用、 通常の産業用などの一般用途を想定し て設計 ・ 製造されている ものであ り、 原子力核制御、 航空機飛行制御、 航空交通管制、 大量輸送運行制御、 生命維持、 兵器発射制御など、 極めて高度な安全性が要求され、 仮に当該安全性が確保されない場合、 直接生命 ・ 身体に対する重大な危険性を伴う用途 (以下 「ハイセイ フテ ィ 用途」 とい う ) に使用されるよ う 設計 ・ 製造されたものではございません。 お客様は、当該ハイセイ フ テ ィ 用途に要する安全性を確保する措置を施すこ と な く 、 本製品を使用し ないで く だ さい。 ハイセイ フ テ ィ 用途に使用される場合は、 弊社の担当営業までご相談 く だ さい。

添付品の保管について

添付品はサーバの運用上必要にな り ますので、 大切に保管し て く だ さい。

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本書の構成

本書をお読みになる前に

安全にお使いいただ く ための注意事項や、 本書の表記について説明し ています。 必ずお読み く だ さい。

第 1 章 概要

デ ィ スクアレ イの概要と、 構成についての注意事項、 アレ イ構成の流れについて説明し ます。

第 2 章 BIOS Utility (LSI Corp Config Utility)

BIOS Utility の設定手順について説明し ます。 BIOS Utlity は、 接続されているデバイスの確認や、 アレ イ コ ン ト ローラの設定と管理を行う ための基本的なユーテ ィ リ テ ィ です。

第 3 章 ご使用前の準備

デバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト 方法について説明し ます。

第 4 章 ハー ド デ ィ スクの交換

ハー ド デ ィ スクの交換方法など、 メ ンテナンスに関する こ と を説明し ます。

付録 A アレ イ コ ン ト ローラ交換時の 動作について

アレ イ コ ン ト ローラ交換時に自動で行われるバッ クグラウン ド処理について説明し ます。

付録 B BIOS メ ッ セージ一覧

本製品における POST 中のメ ッ セージの意味と対処方法について説明し ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド

本書の表記

本文中の記号

本文中に記載されている記号には、 次のよ う な意味があ り ます。

キーの表記と操作方法

本文中のキーの表記は、 キーボー ド に書かれているすべての文字を記述するのではな く 、 説明に必要な文字を次のよ う に記述し ています。

例 : 【Ctrl】 キー、 【Enter】 キー、 【→】 キーなど

また、 複数のキーを同時に押す場合には、 次のよ う に 「+」 でつないで表記し ています。

例 : 【Ctrl】 + 【F3】 キー、 【Shift】 + 【↑】 キーなど

「CD/DVD ド ラ イブ」 の表記について

本書では、 CD-ROM ド ラ イブ、 DVD-ROM ド ラ イブなどを 「CD/DVD ド ラ イブ」 と表記し ています。 お使いの環境に合わせて、 ド ラ イブ名を読み替えてく だ さい。

重要 お使いになる と きの注意点や、 し てはいけないこ と を記述し ています。必ずお読み く だ さい。

操作に関連する こ と を記述し ています。 必要に応じ てお読み く だ さい。

xx ページ 参照ページや参照マニュアルを示し ています。

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コマン ド入力 (キー入力)

本文中では、 コマン ド入力を次のよ う に表記し ています。

– ↑の箇所のよ う に文字間隔を空けて表記し ている部分は、 【Space】キーを 1 回押し て く だ さい。

– 使用する OS が Windows または DOS の場合は、 コマン ド入力を英大文字、 英小文字のどち らで入力し てもかまいません。

– ご使用の環境によ って、 「¥」 が 「\」 と表示される場合があ り ます。

– CD/DVD ド ラ イブのド ラ イブ文字は、 お使いの環境によ って異なるため、 本書では [CD/DVD ド ラ イブ] で表記し ています。 入力の際は、お使いの環境に合わせて、 ド ラ イブ文字を入力し て く だ さい。

[CD/DVD ドライブ]:¥setup.exe

画面例およびイ ラス ト について

表記されている画面およびイ ラス ト は一例です。 実際に表示される画面やイラス ト 、 およびフ ァ イル名などが異なる こ とがあ り ます。 また、 このマニュアルに表記されている イ ラス ト は説明の都合上、 本来接続されているケーブル類を省略し ている こ とがあ り ます。

連続する操作の表記

本文中の操作手順において、 連続する操作手順を、 「→」 でつないで表記し ています。

Server Core イ ンス ト ールオプシ ョ ンについて

本書では、 Windows Server 2008 オペレーテ ィ ングシステムを Server Coreイ ンス ト ールオプシ ョ ンにてイ ンス ト ールし た環境を Server Core と表記しています。

例 : 「ス ター ト 」 ボタ ンを ク リ ッ ク し、 「すべてのプログラム」 をポイ ント し、 「アクセサリ」 を ク リ ッ クする操作

「ス ター ト 」 ボタ ン→ 「すべてのプログラム」 → 「アクセサリ」 の順にク リ ッ ク し ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド

製品の呼び方

本文中の製品名称を、 次のよ う に略し て表記し ます。

製品名称 本文中の表記

Integrated Mirroring Enhanced SAS 本アレ イ コ ン ト ローラ、 本製品

Microsoft® Windows Server® 2008 StandardMicrosoft® Windows Server® 2008 EnterpriseMicrosoft® Windows Server® 2008 Standard without Hyper-V™

Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise without Hyper-V™

Windows Server 2008 または

Windows Server 2008 (32-bit)、Windows Server 2008 (64-bit)

Windows

Microsoft® Windows Server® 2003, Standard EditionMicrosoft® Windows Server® 2003, Enterprise EditionMicrosoft® Windows Server® 2003 R2, Standard EditionMicrosoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise Edition

Windows Server 2003

Microsoft® Windows Server® 2003, Standard x64 EditionMicrosoft® Windows Server® 2003, Enterprise x64 EditionMicrosoft® Windows Server® 2003 R2, Standard x64 EditionMicrosoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise x64 Edition

Windows Server 2003 x64

Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) Red Hat Linux Linux

RHEL6(x86)

Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) RHEL6(Intel64)

Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) RHEL5(x86)

Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) RHEL5(Intel64)

Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86) RHEL-AS4(x86)

Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for x86) RHEL-ES4(x86)

Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T) RHEL-AS4(EM64T)

Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T) RHEL-ES4(EM64T)

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参考情報

PRIMERGY 情報の提供について

各種ド ラ イバや BIOS、 フ ァームウ ェ ア、 添付ソ フ ト ウ ェ アなどの 新モジュールを、 次の弊社イ ン ターネ ッ ト 情報ページにて提供し てお り ます。 システム安定稼動のため、 常に 新モジュールを適用し て運用される こ と を推奨し ます。http://primeserver.fujitsu.com/primergy/なお、 新モジュールのダウンロー ド、 および適用作業につきま し ては、 お客様自身で実施いただきますよ う お願いいた し ます。弊社にて作業実施をご依頼されるお客様は、 有償にて承ってお り ます。 弊社担当営業、 または販売店までお問い合わせ く だ さい。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド

目次

1 概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11

1.1 アレ イ コ ン ト ローラ ご使用の流れ . . . . . . . . . . . . . . . . 11

1.2 デ ィ スクアレ イ構成の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 131.2.1 アレ イ コ ン ト ローラの仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 131.2.2 デ ィ スクアレ イ とは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 141.2.3 RAID レベル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 141.2.4 ロジカルド ラ イブ (Logical Drive) . . . . . . . . . . . . . . . 181.2.5 ハー ド デ ィ スクの状態確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19

1.3 デ ィ スクアレ イ構成における機能 . . . . . . . . . . . . . . . . 211.3.1 ロジカルド ラ イブの初期化 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 211.3.2 リ ビルド (Rebuild) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 221.3.3 ホ ッ ト スペア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 231.3.4 メ デ ィ アベ リ フ ィ ケーシ ョ ン (Media Verification) . . . . . . . 241.3.5 ハー ド デ ィ スクの故障予測機能 (PFA / S.M.A.R.T.) . . . . . . 241.3.6 ロジカルド ラ イブの書き込みキャ ッ シュ設定 . . . . . . . . . . 24

1.4 運用前の留意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 251.4.1 利用可能な機能に関する留意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . 251.4.2 使用ハー ド デ ィ スクの留意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . 251.4.3 2TB を超える容量のロジカルド ラ イブを使用する場合の

留意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26

1.5 運用中の留意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 271.5.1 アレ イ コ ン ト ローラ使用時の留意事項 . . . . . . . . . . . . . 271.5.2 ServerView RAID Manager の使用について . . . . . . . . . . . 28

2 BIOS Utility (LSI Corp Config Utility) . . . . . . . . . . . . . 29

2.1 BIOS Utility の起動と終了 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 292.1.1 BIOS Utility の起動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 292.1.2 BIOS Utility の終了 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31

2.2 BIOS Utility の画面構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33

2.3 各情報の参照 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 342.3.1 アレ イ コ ン ト ローラ情報の参照 . . . . . . . . . . . . . . . . . 342.3.2 ロジカルド ラ イブ情報とハー ド デ ィ スク情報の参照 . . . . . . 37

2.4 ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除 . . . . 44

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2.4.1 ロジカルド ラ イブの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 452.4.2 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 492.4.3 ロジカルド ラ イブの削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 512.4.4 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54

2.5 ハー ド デ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト . . . . . . . . . . . . 56

2.6 接続デバイスの確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60

3 ご使用前の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63

3.1 デバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト . . . . . . . . . . . . . . . . . 633.1.1 ド ラ イバのア ッ プデー ト (Windows Server 2008) . . . . . . . . 63

4 ハー ド デ ィ スクの交換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65

4.1 ハー ド デ ィ スクの交換方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 654.1.1 対象ハー ド デ ィ スクの確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 654.1.2 故障し たハー ド デ ィ スクの交換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 674.1.3 ハー ド デ ィ スクの予防交換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69

付録 A アレ イ コ ン ト ローラ交換時の動作について . . . . . . . . . . . . 75

付録 B BIOS メ ッ セージ一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 11

1 概要

デ ィ スクアレ イの概要と、 構成についての注意事項、 アレ イ構成の流れについて説明し ます。

1.1 アレ イ コ ン ト ローラご使用の流れ

● 内蔵バッ クア ッ プ装置を接続する場合は、 本作業は不要です。

● ハー ド デ ィ スク とバッ クア ッ プ装置を本製品 1 枚に同時に接続するこ とはできません。

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アレ イ コ ン ト ローラご使用の流れ

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デ ィ スクアレ イ コ ン ト ローラ を使用する際の作業の流れは次のとお り です。

アレ イ タ イプのサーバ (アレ イ コ ン ト ローラおよび OS がイ ンス ト ールされた タ イプ) を購入され、 サーバの開封処理中に管理ツールのイ ンス ト ールまで完了し た場合は、 次の 5 以降を実施し て く だ さい。また、 Linux イ ンス ト ール代行サービスバン ド ルタ イプをご購入の場合は、OS および管理ツールのイ ンス ト ールは終了し ていますので、 次の 5 以降を実施し て く だ さい。

OS

OS BIOS Utility

OS

ServerView RAID Manager

RAID

ServerView

Installation Manager

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 13

デ ィ スクアレ イ構成の概要

1.2 デ ィ スクアレ イ構成の概要

デ ィ スクアレ イの概要 (RAID レベルと ロジカルド ラ イブ) と機能について説明し ます。

1.2.1 アレ イ コ ン ト ローラの仕様

本書で説明するアレ イ コ ン ト ローラの仕様は、 次のとお り です。

項目 内容

製品名 型名な しオンボー ド搭載 (LSI SAS1068E)

RAID 0/1 SAS 8P (LSI SAS1068E)

型名な しオンボー ド搭載(LSI SAS1064E)

RAID 0/1 SAS 4P (LSI SAS1064E)

サーバへの接続イ ン タフ ェース

オンボー ド(PCIe 接続)

PCIex8 (物理的)x4 (電気的)

オンボー ド(PCIe 接続)

PCIe x8 (物理的)x4 (電気的)

SAS イ ン タフ ェース

SAS (Serial Attached SCSI) 3GB/s、 1.5GB/s

SAS ポー ト 数 大 8 8 大 4 4

SAS コネク タ サーバ仕様により異なる

SFF-8087 × 2 サーバ仕様により異なる

SFF-8087 × 1

サポー ト RAIDレベル

RAID 0、 RAID 1、 RAID 1E

ホ ッ ト スペア 対応

キャ ッ シュメ モ リ

な し

サポー ト OS サーバ本体がサポー ト する OS

管理ツール BIOS Utility

アレ イ コ ン ト ローラに内蔵されているユーテ ィ リ テ ィ です。 OS がインス ト ールされていない状態でも使用可能です。

ServerView RAID Manager

OS 上でアレ イ コ ン ト ローラ を監視、 管理するためのソ フ ト ウ ェ アです。

管理ツールは障害発生時の早期検出や問題箇所の解析に必要と な り ます。 デ ィ スクアレ イ をご使用の際は ServerView RAID Manager を イ ンス ト ールする こ と を強 く 推奨し ます。

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1.2.2 デ ィ スクアレ イ とは

デ ィ スクアレ イまたは RAID (Redundant Array of Independent Disks) は、 アレ イ コ ン ト ローラ と複数のハー ド デ ィ スク を用いて、 単体ハー ド デ ィ スク より も性能および信頼性を向上させるシステムです。

各ハー ド デ ィ スクに対するアクセスはアレ イ コ ン ト ローラによ って制御されます。 制御方法には、 い く つかの異なる種類があ り、 RAID レベルと し て定義されています。

また、 冗長性を持つ RAID レベルを使用する こ とによ り、 1 台のハー ド デ ィスクが故障し た と きでも、 データ を損失せずにシステムを継続し て運用できます。

1.2.3 RAID レベル

RAID レベルには、 い く つかの種類があ り、 それぞれ異なった性質を持っています。

本アレ イ コ ン ト ローラでは、 下記の RAID レベルをサポー ト し ています。

冗長性の有無にかかわらず、 万一の場合に備えてデータのバッ クア ップはできるだけ頻繁に実施し て く だ さい。

RAID レベル ハー ド デ ィ スク台数 使用できる総容量 冗長性

RAID 0 2 台以上 ハー ド デ ィ スク 1 台の容量×ハー ド デ ィ スク台数1

1 RAID 管理用領域と し て容量の一部を使用するため、 OS 上から使用可能な容量は若干小さく な り ます。

な し

RAID 1 2 台 ハー ド デ ィ スク 1 台の容量 1 あ り

RAID 1E 3 台以上 ハー ド デ ィ スク 1 台の容量×ハー ド デ ィ スク台数÷ 2 1

あ り

(非 RAID)2

2 RAID を使用せず、 ハー ド デ ィ スク をそのまま OS から使用する運用形態です。 1 台のアレイ コ ン ト ローラ内で RAID 状態のハー ド デ ィ スク と非 RAID のハー ド デ ィ スク を混在させて使用する こ とが可能です。

1 台 ハー ド デ ィ スク 1 台の容量 な し

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 15

デ ィ スクアレ イ構成の概要

RAID レベルによる信頼性、 性能について

どの RAID レベルを選択するかは、 以下に示す RAID レベルの信頼性や性能について比較検討し て決定し て く だ さい。 推奨する RAID レベルは RAID 1 です。 RAID 1 では、 他の RAID レベルと比較し て、 データの救済性に優れています。 RAID 1 でロジカルド ラ イブの容量が不足する場合は、 大 2 個の RAID 1 ロジカルド ラ イブを構成可能です。

◎ : 特に優れています   ○ : ほぼ同等です   △ : やや劣り ます   × : 劣り ます 1 ハー ド デ ィ スク 1 台が故障し てアレ イから切り離された場合のデータの保全性です。2 ハー ド デ ィ スク故障以外の原因で、 ハー ド デ ィ スクが 2 台以上切り離された場合のデー タの救済の可能性です。 RAID 1 はデータが分割されずに書き込まれるため、 別の装置等 からデータ を読み出すこ とができる場合があ り ます。 ただ し、 必ず救済できるわけでは あ り ません。

RAID 0 (ス ト ラ イ ピング)

データ を分割し て複数のハー ド デ ィ スクにそれぞれ分配し て書き込むこ と をス ト ラ イ ピングといいます。 例えば 9 ブロ ッ ク分のデータ (D1 ~ D9) の書き込みを行う場合、 ハー ド デ ィ スク を 3 台使っていたら、 各データ をハー ドデ ィ スクに分配し て書き込みます (下図参照)。

RAIDレベル

データの信頼性 性能 容量 備考

冗長性 1 救済性 2 書き込み 読み出し

RAID 0 × × ◎ ◎ ○ 読み出し / 書き込みの性能と容量が も優れていますが、 データの冗長性がないため推奨し ません。 ハー ド デ ィスクの故障によ りデータ を消失する危険性はアレ イ を構成するハード デ ィ スク台数に比例し て高 く な り ます。

RAID 1 ○ △ ○ ◎ × データの救済性が高いため、 特に重要なデータ を扱う場合に推奨します。

RAID 1E ○ × ◎ ◎ × 冗長性を確保しつつ、RAID 1 では容量が不足する場合に適し ています。

(非 RAID) × × ○ ○ ○ データの冗長性がないため推奨し ません。

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16 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

デ ィ スクアレ イ構成の概要

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1 台のハー ド デ ィ スクに 9 ブロ ッ ク分のデータ を順番に書き込むよ り、 3 台のハー ド デ ィ スクに分配し て書き込む方が性能は上がり ます。

重要 :

● RAID 0 の場合は冗長性機能がないため、ハー ド デ ィ スクが 1 台でも故障する とすべてのデータ を損失し て し まいます。 また、 システム運用も停止し ます。

● ハー ド デ ィ スクの予防交換時には、 ロジカルド ラ イブ内のすべてのデータのバッ クア ッ プ と リ ス ト アが必要にな り ます。 ハー ド デ ィ スクの予防交換については、 69 ページ の 「ハー ド デ ィ ス クの予防交換」 をご覧 く だ さい。

RAID 1 ( ミ ラーリ ング)

ミ ラー リ ングとは、 ま った く 同じデータ を 2 台のハー ド デ ィ スクに二重化して書き込む機能です。 RAID 1 のデ ィ スクアレ イ構成で運用する場合、 ハー ドデ ィ スクの冗長化によ り、 常に 2 台のハー ド デ ィ スクには同一のデータが書き込まれています。 片方のハー ド デ ィ スクが故障し て冗長性がな く なった状態 (ク リ テ ィ カル状態) でも運用は継続されます。

RAID 1 は必ず 2 台のハー ド デ ィ スクで構成され、 実際に使用できる容量はハー ド デ ィ スク 1 台分の容量にな り ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 17

デ ィ スクアレ イ構成の概要

重要 :

RAID 1 では、 片方のハー ド デ ィ スクが故障し た状態 (ク リ テ ィ カル状態) でも運用は継続されます。 しかし、 ハー ド デ ィ スクが 2 台と も故障し た場合は、 データが失われて し まいます。 ロジカルド ラ イブがクリ テ ィ カル状態になった と きは、 できるだけ早 く 故障し たハー ド デ ィスク を交換し、 冗長性を回復させて く だ さい。

ハー ド デ ィ スクの交換方法については、 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧 く だ さい。

RAID 1E ( ミ ラーリ ング+ス ト ラ イ ピング)

RAID 1E は、 ミ ラー リ ングによ り冗長性を持たせたデータ を、 複数のハー ドデ ィ スクに分割し て書き込みます。 構成に必要なハー ド デ ィ スクは 3 台以上と な り ます。

例えば、 3 台のハー ド デ ィ スクで構成された RAID 1E アレ イに、 6 ブロ ッ ク分のデータ (D-1 ~ D-6) の書き込みを行う場合、 各データ と二重化し たデータ をハー ド デ ィ スクに分配し て書き込みます。 データ を分配する こ と で読み出し性能を上げ、 二重化し たデータによ り冗長性を持たせています。 実際に使用できる容量は、 全ハー ド デ ィ スク容量の半分にな り ます。

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18 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

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RAID 1E では、 1 台のハー ド デ ィ スクが故障し て、 冗長性がな く なった状態 (ク リ テ ィ カル状態) でも運用は継続されます。 しかし、 ハード デ ィ スクが 2 台以上故障し た場合は、 データが失われて し ま う 場合があ り ます。 ロジカルド ラ イブがク リ テ ィ カル状態になった と きは、できるだけ早 く 故障し たハー ド デ ィ スク を交換し、 冗長性を回復させて く だ さい。

ハー ド デ ィ スクの交換方法については、 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧 く だ さい。

1.2.4 ロジカルド ラ イブ (Logical Drive)

ロジカルド ラ イブ とは、 デ ィ スクアレ イ を構成し た場合に作成される論理的なハー ド デ ィ スク空間のこ と です。 OS 上からは単体ハー ド デ ィ スク と同じよ う に認識されます。

次の図のよ う に、 RAID 1 では、 2 台のハー ド デ ィ スク を使って 1 つのロジカルド ラ イブを構成し ますが、 OS 上からは 1 台のハー ド デ ィ スクが接続されているよ う に認識されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 19

デ ィ スクアレ イ構成の概要

重要 :

● ロジカルド ラ イブ内のハー ド デ ィ スクは原則と し て同一型名 (同容量、 同回転数) のものを使用し て く だ さい。

● 本アレ イ コ ン ト ローラがサポー ト し ているロジカルド ラ イブの数は、 大 2 個です。

ハー ド デ ィ スク故障時の状態

例えば、 1 台のハー ド デ ィ スクが故障し た とする と、 ロジカルド ラ イブは冗長性がない状態 (ク リ テ ィ カル状態) にな り ます。

さ らにも う 1 台のハー ド デ ィ スクが故障する と、 ロジカルド ラ イブは使用不可能 (オフ ラ イ ン状態) と な り ます。

1.2.5 ハー ド デ ィ スクの状態確認

ハー ド デ ィ スク と ロジカルド ラ イブの状態を常に把握し、 故障や故障予測が検出されている場合は交換し て く だ さい。

● 状態表示は、 各管理ツールによ り異な り ます。 表示については、 ご使用の管理ツールの説明箇所をご覧 く だ さい。

– BIOS Utility

37 ページ の 「ロジカルド ラ イブ情報とハー ド デ ィ スク情報の参照」

– ServerView RAID Manager

ServerView RAID Manager のマニュアルをご覧 く だ さい。

● ServerView RAID Manager が正し く 動作し ている と、 ロジカルド ライブやハー ド デ ィ スクに異常が発生し た場合にイベン ト と し てログに記録し ます。

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20 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

デ ィ スクアレ イ構成の概要

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ロジカルド ラ イブの状態

ロジカルド ラ イブには、 次の状態があ り ます。

ハー ド デ ィ スクの状態

ハー ド デ ィ スクの状態には、 次の状態があ り ます。

本アレ イ コ ン ト ローラでは、 ロジカルド ラ イブを構成するハー ド デ ィスクに対し て、 冗長性管理のための優先順位 (プ ラ イマ リ およびセカンダ リ) が設定されます。

状態 意味

オン ラ イ ン ロジカルド ラ イブは正常に稼動し ています。

ク リ テ ィ カル 冗長性のあるロジカルド ラ イブ (RAID 1) が、 1 台のハード デ ィ スクの故障によ り、 冗長性のない状態で稼動し ています。 故障し たハー ド デ ィ スク をできるだけ早 く 交換し、オン ラ イ ン状態に修復する作業 (リ ビルド) を行って く ださい。 ハー ド デ ィ スクの交換と リ ビルドの実行方法については、 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧く だ さい。

オフ ラ イ ン ロジカルド ラ イブが稼動し ていないこ と を示し ます。 ロジカルド ラ イブ中のハー ド デ ィ スクが複数台故障し た場合に発生し、 この場合はロジカルド ラ イブ中のデータは失われます。

状態 意味

オン ラ イ ン デ ィ スクアレ イに含まれてお り、 正常に動作し ています。

故障 故障し ているため、 データの読み書きが不可能な状態です。 ハー ド デ ィ スク を交換し、 リ ビルド を実行し て く だ さい。 ハー ド デ ィ スクの交換については、 65 ページ の「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧 く だ さい。

リ ビルド ハー ド デ ィ スクに対し て リ ビルドが実行されています。

故障予測 現在は正常に動作し ていますが、 近い将来に故障する可能性があ り ます (PFA/S.M.A.R.T. 機能による故障予測の状態)。 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 なるべ く 早 く ハー ド デ ィ スクの予防交換を行って くだ さ い。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 21

デ ィ スクアレ イ構成における機能

ハー ド デ ィ スクが故障し た場合は、 故障し ていない側のハー ド デ ィ スクがプ ラ イマ リ に設定されます。 また、 リ ビルドはプ ラ イマ リ側からセカ ンダ リ側に対し て実行されます。

1.3 デ ィ スクアレ イ構成における機能

デ ィ スクアレ イ構成における、 各機能について説明し ます。

1.3.1 ロジカルド ラ イブの初期化

RAID 1 のロジカルド ラ イブを BIOS Utility を用いてデータ保存モー ド で作成し た場合は、 2 台のハー ド デ ィ スクのそれぞれに保存されているデータが正し く 二重化されているかが不明確であるため、 データ を完全に一致させるための初期化処理が必要と な り ます。

アレ イ コ ン ト ローラはロジカルド ラ イブを作成し た直後に、 自動的に リ ビルド を開始し ます。 これによ りハー ド デ ィ スク内の全領域において、 データが二重化された状態にし ます。

上記以外のロジカルド ラ イブを構築し た場合は初期化は実行されません。

重要 :

● 初期化が完了するまで、 ロジカルド ラ イブは冗長性のない状態になっています。 初期化中にプ ラ イマ リ側のハー ド デ ィ スクが故障する と、 データは失われます。

● 初期化中はロジカルド ラ イブの状態はク リ テ ィ カルと な り ます。 また リ ビルド動作が行われているため、 セカ ンダ リ側ハー ド デ ィ スクのハー ド デ ィ スク故障ラ ンプが点滅し ます。

● 初期化完了前にサーバを再起動または電源をオフ ・ オンする と次の起動時に 初から初期化が開始されます。 初期化が完了するまではサーバを起動し た状態に保って く だ さい。

● 初期化中は I/O 性能が 大約 50% 程度低下し ます。

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22 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

デ ィ スクアレ イ構成における機能

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1.3.2 リ ビルド (Rebuild)

あるロジカルド ラ イブ中の 1 台のハー ド デ ィ スクが故障し ても、 冗長性を持っている場合 (RAID 1、 RAID 1E) は、 ク リ テ ィ カル状態で稼動し ます。しかし、 さ らにハー ド デ ィ スクがも う 1 台故障し て し ま った場合は、 ロジカルド ラ イブは使用不可能 (オフ ラ イ ン状態) になって し まいます。 リ ビルド(Rebuild) とは、 ク リ テ ィ カル状態のロジカルド ラ イブを正常状態 (オン ライ ン状態) に修復する機能です。

リ ビルド処理は、 通常 I/O と並行し てバッ クグラウン ド で処理されます。 リビルド実行中は、 ロジカルド ラ イブがク リ テ ィ カル状態と なってお り、 冗長性は失われたままです。 リ ビルド が完了し た時点でオン ラ イ ンに戻り ます。

リ ビルド実行時の注意

リ ビルド中に、 サーバのシャ ッ ト ダウンや再起動を行う と、 次回起動時に初から リ ビルドが開始されます。 リ ビルド を完了させるためには、 リ ビルド完了まで連続運用する必要があ り ます。

リ ビルド完了までに必要な時間は下表を参照し てお見積も り く だ さい。

● 上記は目安の時間であ り、 実際に リ ビルド 完了までに要する時間は、 I/O 負荷やハー ド デ ィ スクの種類など、 ご使用の環境によ り異な り ます。

● リ ビルド 速度は、 RAID レベルやロジカルド ラ イブを構成するハード デ ィ スクの台数にはほとんど依存し ません。

● リ ビルド 中は、 通常 I/O 処理を行いながら リ ビルド動作が行われるため、 ロジカルド ラ イブに対する I/O 性能が低下し ます。 本アレ イコ ン ト ローラでは、 I/O 性能が 大約 50% 程度低下し ます。

● 複数の故障ハー ド デ ィ スク を一度に交換し た場合は、 リ ビルド は 1台ずつ実行されます。

ハー ド デ ィ スクの種類 リ ビルド時間 (無負荷時)1

1 無負荷時 : リ ビルド中、 ロジカルド ラ イブへのア クセスが一切ない場合の完了時間。

リ ビルド時間 (高負荷時) 2

2 高負荷時 : リ ビルド中、 常にロジカルド ラ イ ブへ高負荷のアクセスを続けた場合の完了時間。

SATA ハー ド デ ィ スク 約 100GB/ 時間 約 50GB/ 時間

SAS ハー ド デ ィ スク 約 100GB/ 時間 約 50GB/ 時間

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 23

デ ィ スクアレ イ構成における機能

1.3.3 ホ ッ ト スペア

冗長性のある RAID レベルを構成するハー ド デ ィ スクが 1 台故障し て、 冗長性がな く なった状態で稼動し ている状態では、 さ らにも う 1 台のハー ド デ ィスクが故障する とデータが失われて し まいます。 そのため、 ハー ド デ ィ スクが故障し た場合には、 できるかぎ り早急に新しいハー ド デ ィ スク と交換し てリ ビルド を実行する こ とが必要です。 本作業を自動的に行う ための機能がホ ッ ト スペアで、 あらかじめ予備のハー ド デ ィ スク をサーバに追加搭載し ておき、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクに設定し てお く と、 故障が発生し た場合には自動的に リ ビルドが行われます。

重要 :

● 予備のハー ド デ ィ スクはあらかじめスペアデ ィ ス ク と し て設定し てお く 必要があ り ます。 スペアデ ィ スクの作成は BIOS Utility またはServerView RAID Manager から実施し ます。

● スペアデ ィ スクは故障し たハー ド デ ィ スクの代わり と な り ます。 原則と し てロジカルド ラ イブに含まれるハー ド デ ィ スク と同一型名(同容量、 同回転数) のものを使用し て く だ さい。

● ホ ッ ト スペアデ ィ スクに対し て リ ビルドが開始された後で、 故障したハー ド デ ィ スク を新しいハー ド デ ィ スク と交換する と、 新し く 搭載し たハー ド デ ィ スクはホ ッ ト スペアデ ィ スクに設定されます。 ロジカルド ラ イブを構成するハー ド デ ィ スクの搭載ベイがリ ビルド前と異なった状態にな り ますのでご注意 く だ さい。

ロジカルド ラ イブが 2 個存在し ていて、 それぞれが容量の異なるハード デ ィ スクで構成されている場合、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの動作は以下のよ う にな り ます。

例 :147GB ハー ド デ ィ スクで構成された RAID 1 のロジカルド ラ イブ と 300GB ハー ド デ ィ スクで構成された RAID 1E のロジカルド ラ イブが存在する場合。

147GB のハー ド デ ィ スクでホ ッ ト スペアデ ィ スク を作成し た場合、そのホ ッ ト スペアデ ィ スクは RAID 1 に対し てのみ動作し ます。

300GB のハー ド デ ィ スクでホ ッ ト スペアデ ィ スク を作成し た場合、そのホ ッ ト スペアデ ィ スクは両方のロジカルド ラ イブに対し て動作し ます。 ただ し、 147GB のハー ド デ ィ スクが故障し てホ ッ ト スペアデ ィ スクに対し て リ ビルドが動作し た後で、 故障し たハー ド デ ィスク を新しい 147GB のハー ド デ ィ スク と交換する と、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクは 147GB と な り、 その後 300GB のロジカルド ラ イブ

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デ ィ スクアレ イ構成における機能

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が故障し ても リ ビルド は開始されません。 そのため、 基本的にそれぞれの容量に対し て 1 個ずつのホ ッ ト スペアデ ィ スク を用意し ておいて く だ さい。 上記の例の場合は 147GB と 300GB の 2 台のホ ット スペアデ ィ スク を用意し ておいて く だ さい。

1.3.4 メ デ ィ アベ リ フ ィ ケーシ ョ ン (Media Verification)

メ デ ィ アベ リ フ ィ ケーシ ョ ン (Media Verification) とは、 ハー ド デ ィ スクの媒体エ ラーをあらかじめ検出し、 冗長構成されている他のハー ド デ ィ スク上のデータ を利用し て、 検出し た媒体エラーの修復を行う機能です。

本アレ イ コ ン ト ローラでは、 ロジカルド ラ イブがオン ラ イ ンのと きは常に メデ ィ アベ リ フ ィ ケーシ ョ ンが実行されています。

リ ビルド時、 交換し なかったハー ド デ ィ スクに媒体エラーがあった場合、 リビルド を行っても媒体エラーが発生し た部分のデータ を復元する こ とはできません。 メ デ ィ アベ リ フ ィ ケーシ ョ ンは事前に媒体エラーを検出および修正する こ とによ り、 上記のよ う な リ ビルド 時のデータ損失が発生する確率を低減させます。

1.3.5 ハー ド デ ィ スクの故障予測機能 (PFA / S.M.A.R.T.)

PFA / S.M.A.R.T. 機能とは、 ハー ド デ ィ スクの持つ故障予測機能で、 障害の事前予測を行い、 故障の可能性が高いと判断し た と きに警告を通知する機能です。

故障予測が通知された状態でも、 ハー ド デ ィ スクは正常に動作し ていますが、近い将来そのハー ド デ ィ スクは故障する可能性が高いため、 早期にハー ドデ ィ スク を予防交換する こ と をお勧めし ます。 交換手順については、 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧 く だ さい。 故障予測が発生し ているハー ド デ ィ スクは、 管理ツールまたはイベン ト ログで特定する こ とができます。

1.3.6 ロジカルド ラ イブの書き込みキャ ッ シュ設定

ServerView RAID Manager を使用する と、 ロジカルド ラ イブご とに書き込みキャ ッ シュ設定の有効/無効を切り替える こ とができます。

本設定を有効にする と、 ロジカルド ラ イブを構成するハー ド デ ィ スクの書き込みキャ ッ シュが使用され、 運用によ っては書き込み性能を大幅に向上させる こ とができます。 しかし、 その一方で電源系の故障などによ り OS を正し

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 25

運用前の留意事項

く シャ ッ ト ダウンせずに、 サーバの電源が突然切断された場合には、 キャ ッシュ上に残っていた未書き込みデータが消失し て し ま う危険性が発生し ます。また、 この際に冗長性のある RAID レベルにおいては冗長化データの不整合が発生する恐れがあ り、 この状態を確実に解除するためには一度全データ をバッ クア ッ プ し て リ ス ト アする操作が必要にな り ます。

データの信頼性を優先する場合は本設定を無効にし てご使用 く だ さい。

重要 :

設定を変更し た場合は、 一度サーバを再起動し て く だ さい。

1.4 運用前の留意事項

運用を開始する前に、 次の内容をご確認 く だ さい。

1.4.1 利用可能な機能に関する留意事項

搭載するサーバ本体によ って、 利用可能な機能が制限されている場合があ ります。

サーバ本体のマニュアルも併せてご覧 く だ さい。

1.4.2 使用ハー ド デ ィ スクの留意事項

使用するハー ド デ ィ スクには次の留意事項があ り ます。 あらかじめご確認 くだ さい。

● 使用できるハー ド デ ィ スク

ロジカルド ラ イブを構成するハー ド デ ィ スクは、 原則と し て同一型名 (同容量、 同回転数) のハー ド デ ィ スク を使用し ます。 搭載されているハー ドデ ィ スクが同容量、 同回転数である こ と を確認し て く だ さい。 また、 使用するハー ド デ ィ スクは、 必ずサーバで搭載可能なハー ド デ ィ スクである こと を確認し て く だ さい。

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● ハー ド デ ィ スク を再利用する場合

データが書き込まれているハー ド デ ィ スクには、 パーテ ィ シ ョ ン情報やアレ イ構成情報が含まれている こ とがあ り、 そのまま使用する と予期不能な問題が発生する こ とがあ り ます。 使用実績のあるハー ド デ ィ スク を使用する場合は、 そのハー ド デ ィ スク を使用し ていたシステム側で、 ローレベルフ ォーマ ッ ト などの方法でデータ を完全に消去し てから、 本アレ イ コ ン トローラに接続し て く だ さい。

また、 本製品で使用し たハー ド デ ィ スク を他のシステムで使用する場合も、 同様に注意が必要です。 必要に応じ て 56 ページ の 「ハー ド デ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト 」 をご覧にな り、 ハー ド デ ィ スク内の情報を完全に消去し てから、 他のシステムで使用し て く だ さい。

● ハー ド デ ィ スク取り出しについて

サーバ本体の電源が入っている状態では、 次の場合を除いてハー ド デ ィ スクの取り出しは行わないで く だ さい。

– 故障し たハー ド デ ィ スク を交換する場合

– ハー ド デ ィ スクの予防交換を行う場合

● デバイス接続について

本アレ イ コ ン ト ローラ配下には、 弊社指定のデバイス以外を接続し ないでく だ さい。

1.4.3 2TB を超える容量のロジカルド ラ イブを使用する場合の留意事項

2TB (2 tera byte = 2048GB) を超える容量のロジカルド ラ イブを作成する場合は、 使用するサーバおよび OS が 2TB 以上のド ラ イブの使用をサポー ト しているかを事前にご確認 く だ さい。

2TB を超える ド ラ イブの全容量を扱う には、 OS が GPT パーテ ィ シ ョ ン形式をサポー ト し ている必要があ り ます。 また OS の起動用ド ラ イブ と し て使用する場合にはサーバが GPT パーテ ィ シ ョ ン形式をサポー ト し ている必要があり ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 27

運用中の留意事項

1.5 運用中の留意事項

本アレ イ コ ン ト ローラ を使用し てシステムを運用中における留意事項について説明し ます。

1.5.1 アレ イ コ ン ト ローラ使用時の留意事項

デ ィ スクアレ イ構成で Windows 環境を利用し ている場合、 次のよ う なログがイベン ト ビ ューアのシステムログに記録される こ とがあ り ます。

これらのログはデバイス ド ラ イバで内部リ セ ッ ト が発行されたこ と を示し ていますが、 OS による リ ト ラ イによ って復旧し ているため、 そのままお使いく だ さい。

ただ し、 目安と し て 10 分間に 2 回以上とい う頻度で継続し て発生し続けた場合は、 ハー ド ウ ェ アが故障し ている可能性があ り ますので、 修理相談窓口にご連絡のう え、 アレ イ コ ン ト ローラ またはハー ド デ ィ スクの確認を行ってく だ さい。

ソース : lsi_sas

種類 : 警告

イベン ト ID : 129

説明 : イベン ト ID(129) (ソース :lsi_sas 内) に関する説明が             見つかり ませんで し た。

          (以降省略)

ソース : lsi_sas

種類 : エラー

イベン ト ID : 11

説明 : ド ラ イバは、 ¥Device¥RaidPortN で コ ン ト ローラ エ ラー             を検出し ま し た。

          (以降省略)

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28 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

運用中の留意事項

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1.5.2 ServerView RAID Manager の使用について

ロジカルド ラ イブまたはホ ッ ト スペアデ ィ スク を ServerView RAID Managerを使用し て OS 稼動中に作成/削除する場合には、 OS が認識する ド ラ イブがダイナ ミ ッ クに変化するため注意が必要です。 特に RAID 0、 RAID 1E の場合には、 ハー ド デ ィ スクの中にパーテ ィ シ ョ ン情報が残っている と、 不整合な状態のパーテ ィ シ ョ ン情報が OS に認識されます。 OS のデ ィ スク取り扱い動作および RAID 内のデータ格納方式に精通し ていない場合は、 これらの作成/削除の操作は BIOS Utility を用いて行う こ と を推奨し ます。

● ロジカルド ラ イブ作成/削除時の動作

● ホ ッ ト スペアデ ィ スク作成/削除時の動作

重要 :

OS がイ ンス ト ールされているハー ド デ ィ スクやロジカルド ラ イブに対し て誤って作成/削除を実行し た場合は、 OS のハングア ッ プ、シャ ッ ト ダウン、 データの消失等の恐れがあ り ます。

作成時 : それまで非 RAID と し て OS から認識されていたハー ド デ ィ スクが消失し、 新たに RAID のロジカルド ラ イブが OS から認識されます。 作成時にフ ァ ス ト 初期化を実施する と各ハー ド デ ィスクの先頭領域がゼロデータに初期化されます。

削除時 : それまで RAID ロジカルド ラ イブ と し て OS から認識されていた ド ラ イブが消失し、 すべてのハー ド デ ィ スクが非 RAID 状態で OS から認識されます。

作成時 : それまで非 RAID と し て OS から認識されていたハー ド デ ィ スクが消失し ます。

削除時 : 解除し たハー ド デ ィ スクが非 RAID 状態で OS から認識されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 29

2 BIOS Utility(LSI Corp Config Utility)

BIOS Utility の設定手順について説明し ます。 BIOS Utlity は、 接続されているデバイスの確認や、 アレ イ コ ン ト ローラの設定と管理を行う ための基本的なユーテ ィ リ テ ィ です。

2.1 BIOS Utility の起動と終了

BIOS Utility の起動/終了方法を説明し ます。 BIOS Utility は、 使用する コ ンピ ュータに OS がイ ンス ト ールされているかど うかに左右される こ と な く 、システム起動時に BIOS から起動できます。

重要 :

本書で表記されている用語のう ち 「ロジカルド ラ イブ」 と 「アレ イ コン ト ローラ」 は、 BIOS Utility 上ではそれぞれ 「Array」 と 「Adapter」と表示されます。 必要に応じ て、 BIOS Utility 上での表示を読み替えてく だ さい。

2.1.1 BIOS Utility の起動

次の手順に従って作業を行って く だ さい。

1. サーバ本体の電源を入れた後、 次のよ う な メ ッ セージが画面に表示されている間に 【Ctrl】 + 【C】 キーを押し ます。

LSI Logic Corp. MPT SAS BIOS

MPTBIOS-x.xx.xx.xx (xxxx.xx.xx)

Copyright xxxx-xxxx LSI Logic Corp.

Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility

Press Ctrl-C to start LSI Logic Configuration Utility

Press Ctrl-C to start LSI Corp Configuration Utility

Ctrl + C

BIOS

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30 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

BIOS Utility の起動と終了

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次のメ ッ セージが表示され、 サーバ本体の POST 完了後に BIOS Utility が起動し ます。

重要 :

次のメ ッ セージが表示された場合は、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。

この場合は、 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 ハー ド デ ィ スクの状態を確認し て く だ さい。 故障し ているハー ド デ ィ スクがある場合は、 ハー ド デ ィ スクの交換と リ ビルド を行って く だ さい。

BIOS Utility が起動し、 「Adapter List」 画面が表示されます。

画面左端に表示されるアダプ タ名称は 「SAS1068」、 「RAID 0 1 SAS」 の他、 製品によ って表示が異な り ます。

Please wait, invoking SAS Configuration Utility.

xxxx enter the LSI Logic Configuration

Utility to investigate!

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 31

BIOS Utility の起動と終了

2.1.2 BIOS Utility の終了

BIOS Utility を終了する場合は、 次の手順で行って く だ さい。

1. 「Adapter List」 画面を表示させます。

他の画面が表示されている場合は、 各画面で 【Esc】 キーを押し て「Adapter List」 画面まで戻り ます。

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32 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

BIOS Utility の起動と終了

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2. 【Esc】 キーを押し ます。

終了メ ニューが表示されます。

3. 「Exit the Configuration Utility and Reboot」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

BIOS Utility が終了し、 システムが再起動し ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 33

BIOS Utility の画面構成

2.2 BIOS Utility の画面構成

BIOS Utility の画面は、 大き く 分けて 3 つのエ リ アから構成されています。また、 表示される内容は選択し た機能によ って切り替わり ます。

BIOS Utility は、 各画面で 【Esc】 キーを押すと前の画面に戻り ます。

● ヘ ッ ダーエ リ ア

上段には、 本ユーテ ィ リ テ ィ の名称と版数が表示されます。下段には、 現在の画面の名称が表示されます。

● メ イ ンエ リ ア

各画面のメ イ ン部分です。 設定可能な項目値と メ ニューは黄色の文字で表示され、 カーソルをキーボー ド で操作し て作業を行います。

● フ ッ ターエ リ ア

現在表示されている画面のヘルプです。 操作キーの説明などが表示されています。

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34 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

各情報の参照

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2.3 各情報の参照

BIOS Utility では、 アレ イ コ ン ト ローラ、 ロジカルド ラ イブ、 ハー ド デ ィ スクの各種情報を参照できます。

34 ページ の 「アレ イ コ ン ト ローラ情報の参照」

37 ページ の 「ロジカルド ラ イブ情報とハー ド デ ィ スク情報の参照」

2.3.1 アレ イ コ ン ト ローラ情報の参照

アレ イ コ ン ト ローラの情報は、 「Adapter Properties」 画面、 および 「Global Properties」 画面で参照し ます。

Adapter Properties

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 35

各情報の参照

Adapter List 画面に戻るには、 【Esc】 キーを押し て く だ さい。 この際、 何らかの設定変更の操作を行っていた場合は、 確認画面が表示されます。 「Discard changes then exit this menu」 を選択し て く ださい。

項目 説明

Adapter アレ イ コ ン ト ローラの名称が表示されます。

PCI Slot アレ イ コ ン ト ローラが搭載されている PCI のスロ ッ ト番号が表示されます。

PCI Address アレ イ コ ン ト ローラの PCI ア ド レスが表示されます。左から順に、 バス番号、 デバイス番号、 フ ァ ン クシ ョン番号を示し ています。フ ァ ン クシ ョ ン番号は表示されない場合があ り ます。

MPT Firmware Revision

アレ イ コ ン ト ローラのフ ァームウ ェ ア版数が表示されます。

SAS Address アレ イ コ ン ト ローラの SAS ア ド レスが表示されます。

NVDATA Version アレ イ コ ン ト ローラの NVRAM の版数が表示されます。

Status アレ イ コ ン ト ローラの状態が表示されます。

Enabled アレ イ コ ン ト ローラの BIOS は有効な状態で動作し ています。

Disabled アレ イ コ ン ト ローラの BIOS は無効な状態で動作し ています。

Error アレ イ コ ン ト ローラの BIOS が何らかの異常によ り動作し ていません。

Boot Order 複数のアレ イ コ ン ト ローラが搭載されていた場合の、アレ イ コ ン ト ローラ間のブー ト 順序が表示されます。

Boot Support 本アレ イ コ ン ト ローラの制御設定が表示されます。 本アレ イ コ ン ト ローラでは 「Enabled BIOS & OS」(BIOS と OS 上ド ラ イバの双方から、 本アレ イ コ ン トローラの制御が可能) に設定されています。 設定は変更し ないで く だ さい。

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36 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

各情報の参照

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Global Properties

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューが選択されている こ と を確認し、 【Alt】 + 【N】キーを押し て 「Global Properties」 メ ニューを選択し ます。

「Global Properties」 画面が表示されます。

項目 説明

Pause When Boot Alert Displayed

アレ イ コ ン ト ローラの POST (Power On Self Test)時に異常を検出し た場合、 処理を一時的に中断するか否かを示し ます。初期値は 「No」 に設定されています。

Boot Information Display Mode

アレ イ コ ン ト ローラの POST 時に表示するハー ドデ ィ スクなどの情報範囲を示し ます。初期値は 「Display adapter & installed devices」 に設定されています。

Support Interrupt INT 13h 割り込みを受け付けるか否かを示し ます。初期値は 「Hook interrupt, the default」 に設定されています。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 37

各情報の参照

重要 :

本画面上の設定項目は、 初期値から変更し ないで く だ さい。 誤って変更し た場合は、 「Restore Defaults」 を選択し て 【Enter】 キーを押し、 初期値に戻し て く だ さい。

Adapter List 画面に戻るには、 【Esc】 キーを押し て く だ さい。 この際、 何らかの設定変更の操作を行っていた場合は、 確認画面が表示されます。 「Discard changes then exit this menu」 を選択し て く ださい。

2.3.2 ロジカルド ラ イブ情報とハー ド デ ィ スク情報の参照

ロジカルド ラ イブ とハー ド デ ィ スクの情報は、 「View Array」 画面で参照するこ とができます。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

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38 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

各情報の参照

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3. 「RAID Properties」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Select New Array Type」 画面が表示されます。

すべてのハー ド デ ィ スクがアレ イ構成に含まれている場合、 本画面が表示されず、 手順 4 に進む場合があ り ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 39

各情報の参照

4. 「View Existing Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「View Array」 画面が表示され、 ロジカルド ラ イブ情報や、 ロジカルド ライブを構成し ているハー ド デ ィ スク情報などが表示されます。

ロジカルド ラ イブが作成されていない場合は、 「View Existing Array」 が表示されません。

ロジカルド ラ イブ情報についての詳細は 39 ページ の 「ロジカルド ラ イブ情報」、 ハー ド デ ィ スク情報についての詳細は 41 ページ の 「ハー ド デ ィスク情報」 をご覧 く だ さい。

5. 参照が終わったら、 【Esc】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面に戻り ます。

ロジカルド ラ イブ情報

ロジカルド ラ イブ情報の、 各項目の意味について説明し ます。

ロジカルド ラ イブに関する情報は、 「View Array」 画面のメ イ ンエ リ ア上部に表示されます。

● Array

現在、 何番目のロジカルド ラ イブを表示し ているかと、 アレ イ コ ン ト ローラ上に存在し ているロジカルド ラ イブの総数が表示されます。

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40 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

各情報の参照

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● Identifier

ロジカルド ラ イブを識別する名称が表示されます。 通常は「LSILOGICLogical Volume 3000」 と表示されます。

● Type

ロジカルド ラ イブの種別が表示されます。 「IS」、 「IM」、 または 「IME」 と表示されます。

● Scan Order

複数のロジカルド ラ イブ間で行われる、 スキャ ンの順序を示し ます。 数値の小さい方のロジカルド ラ イブが先にスキャ ン されます。

● Size (MB)

ロジカルド ラ イブの総容量が表示されます。

● Status

ロジカルド ラ イブの現在の状態が表示されます。 各種状態の意味は、 次のとお り です。

RAID レベル 表示

RAID 0 IS

RAID 1 IM

RAID 1E IME

Status の表示 意味

Optimal ロジカルド ラ イブは正常な状態で運用されています。

Degraded 1 台のハー ド デ ィ スクが故障し たなどの原因で、 ロジカルド ラ イブは冗長性のない状態で運用されています。65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧になり、 早急に故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

Failed 複数のハー ド デ ィ スクが故障し ているため、 ロジカルドラ イブが使用できない状態になっています。 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 早急に故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

xx% Syncd ロジカルド ラ イブに、 リ ビルド または初期化が実行されています。 進捗率が % で表示されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 41

各情報の参照

ハー ド デ ィ スク情報

ハー ド デ ィ スク情報の、 各項目の意味について説明し ます。

ハー ド デ ィ スクに関する情報は、 「View Array」 画面の下部に表示されます。

● Slot Num

ハー ド デ ィ スクが搭載されている物理スロ ッ ト の番号が表示されます。

● Device Identifier

ハー ド デ ィ スクのベンダー名、 モデル名、 フ ァーム版数等が表示されます。

● RAID Disk

対象ハー ド デ ィ スクが、 ロジカルド ラ イブ構成に含まれているか否かがYes / No で表示されます。

● Hot Spr

対象ハー ド デ ィ スクが、 ホ ッ ト スペア と し てアサイ ン されているか否かがYes / No で表示されます。

Inactive 他のシステムで使用し ていたロジカルド ラ イブであ り、このロジカルド ラ イブに含まれているハードデ ィ スク内に他のシステムで使用した際の情報が含まれているため、使用できません。 51 ページ の 「ロジカルド ラ イブの削除」 をご覧にな り、 ロジカルド ラ イブを削除してから、 新たにロジカルド ラ イブを構成し て く ださい。

Status の表示 意味

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42 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

各情報の参照

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● Drive Status

ハー ド デ ィ スクの現在の状態が表示されます。 各状態の意味は、 次のとおり です。

Status の表示 意味

-------- ハー ド デ ィ スクは正常に稼動し ていますが、 ロジカルドラ イブには含まれていません。

Primary ハードデ ィ スクは正常に稼動し ており、 RAID 1 を構成するプ ラ イマ リ側デ ィ スク と し て設定されています。

Secondary ハードデ ィ スクは正常に稼動し ており、 RAID 1 を構成するセカ ンダ リ側デ ィ スク と し て設定されています。

Missing ハー ド デ ィ スクが故障し ているため、 応答があ り ません。65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧になり、 故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

Failed ハー ド デ ィ スクが故障し ています。65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧になり、 故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

Offline ハー ド デ ィ スクはオフ ラ イ ン状態のため、 データの読み出しが禁止されています。 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 オフ ラ イ ン状態のハー ドデ ィ スク を交換し て く だ さい。

Initing ハー ド デ ィ スクはフ ォーマ ッ ト 中です。

Inactive ハー ド デ ィ スク内に他のシステムで使用し た際の情報が含まれているため、 使用できません。56 ページ の 「ハードデ ィ スクのローレベルフ ォーマ ット 」 をご覧にな り、 ハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト を行ってから、 このハー ド デ ィ スク を使用し て く だ さい。また、 認識されているハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧になり、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている場合は、 早急に故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

Page 43: Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイドmanuals.ts.fujitsu.com/file/10157/CA97232-0087-01.pdfIntegrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイド 本書の表記

Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 43

各情報の参照

Not Syncd ハー ド デ ィ スクはロジカルド ラ イブに含まれていますが、初期化も し く はリ ビルドが完了し ていません。 初期化もし く はリ ビルドが完了し ているにも関わらず、 ハー ドデ ィ スクがこの状態の場合は、 ハー ド デ ィ スクが故障しています。65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧になり、 故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

Wrg Type ハー ド デ ィ スクの種類が異常、 も し く は適合品ではないため、 ロジカルド ラ イブの一部と し て使用できません。ハー ド デ ィ スクがこの状態の場合は、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。 65 ページ の 「ハー ドデ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 故障し たハー ドデ ィ スク を交換し て く だ さい。

Too Small ハー ド デ ィ スクの容量が小さすぎるため、 ロジカルド ライブの一部と し て使用できません。ハー ド デ ィ スクがこの状態の場合は、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。 65 ページ の 「ハー ドデ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 故障し たハー ドデ ィ スク を交換し て く だ さい。

Max Dsks ハー ド デ ィ スクの数が、 ロジカルド ラ イブを構成可能な大数を超えています。 ハー ド デ ィ スクがこの状態の場

合は、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧になり、 故障し たハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

No SMART ハー ド デ ィ スクが S.M.A.R.T. (故障予測) 機能をサポート し ていないため、 使用できません。ハー ド デ ィ スクがこの状態の場合は、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。 65 ページ の 「ハー ドデ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 故障し たハー ドデ ィ スク を交換し て く だ さい。

Wrg Intfc ハー ド デ ィ スクのイ ン ターフ ェースがサポー ト 対象外のため、 ロジカルド ラ イブの一部と し て使用できません。ハー ド デ ィ スクがこの状態の場合は、 ハー ド デ ィ スクが故障し ている可能性があ り ます。 65 ページ の 「ハー ドデ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 故障し たハー ドデ ィ スク を交換し て く だ さい。

Status の表示 意味

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44 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

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● Pred Fail

ハー ド デ ィ スクが PFA (S.M.A.R.T.) のし きい値を超えて、 稼動し ているか否かが Yes / No で表示されます。

重要 :

Pred Fail が 「Yes」 と表示されているハー ド デ ィ スクは、 PFA (S.M.A.R.T.) のし きい値を超えてお り、 近い将来に故障する可能性が高 く なっています。 65 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの交換」 の章をご覧にな り、 早期にハー ド デ ィ スクの予防交換を行って く だ さい。

● Size

ハー ド デ ィ スクの容量が MB 単位で表示されます。

2.4 ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

ハー ド デ ィ スク を RAID と し て使用する場合は、 事前に BIOS Utility またはServerView RAID Manager でロジカルド ラ イブを作成し てお く 必要があ り ます。

また、 ロジカルド ラ イブを削除する と、 ロジカルド ラ イブを構成し ていたハー ド デ ィ スク を、 未構成 (非 RAID) の状態に戻すこ とができます。

重要 :

ロジカルド ラ イブを 2 個作成する場合、 ロジカルド ラ イブのスキャ ン順 (Scan Order の値) は作成時のハー ド デ ィ スクのベイ番号に依存して決められます。 スキャ ン順は変更できませんので、 システムのイ ンス ト ール先のロジカルド ラ イブは、 ベイ番号の も小さいハー ド デ ィスク を含むよ う に構成し て く だ さい。

ロジカルド ラ イブの作成と同時にホ ッ ト スペアデ ィ スク を作成する ことが可能です。 ホ ッ ト スペアデ ィ スクはロジカルド ラ イブの作成後に追加する こ と も可能です。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 45

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

2.4.1 ロジカルド ラ イブの作成

次の手順に従ってロジカルド ラ イブを作成し ます。

RAID 1 のロジカルド ラ イブを作成し た場合は、 作成方法によ っては自動的に初期化処理が開始されます。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

3. 「RAID Properties」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Select New Array Type」 画面が表示されます。

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46 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

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4. 作成する RAID レベルに対応し た メ ニューを選択し ます。

「Create New Array」 画面が表示されます。

5. ロジカルド ラ イブに組み込むハー ド デ ィ スクの 「RAID Disk」 フ ィ ールドにカーソルを移動し、 【Space】 キーを押し ます。

表示が [No] から [Yes] に変わり ます。

本操作はロジカルド ラ イブに組み込むすべてのハー ド デ ィ スクに対し て行って く だ さい。

RAID 1 を作成する場合のみ、 1 台目のハー ド デ ィ スクで 【Space】 キーを押し た後に次のよ う なロジカルド ラ イブ作成方法の選択画面が表示されます。

RAID レベル 選択する メ ニュー名 必要なハー ド デ ィ スクの台数

RAID 0 Create IS Volume 2 台以上

RAID 1 Create IM Volume 2 台

RAID 1E Create IME Volume 3 台以上

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 47

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

ハー ド デ ィ スク内の既存データ を残し たままロジカルド ラ イブを構築する場合は 【M】 キーを押し て く だ さい。 この場合はロジカルド ラ イブ作成後に自動的に初期化処理が開始されます。

ハー ド デ ィ スク内のデータ を消去し ても良い場合は 【D】 キーを押し て くだ さい。 この場合は初期化処理は不要であるため、 初期化は開始されません。

● RAID 1 以外を作成する際はハー ド デ ィ スクのデータは必ず消去されます。

● 選択し たハー ド デ ィ スクの先頭部分にデータが記録されている場合には、 以下のよ う にハー ド デ ィ スク内のデータが削除される こ と を示す画面が表示される場合があ り ます。 何かキーを押すとハー ド デ ィ スクが選択された状態でハー ド デ ィ スク選択画面に戻り ます。 データ を削除し た く ない場合は再度 「RAID Disk」 フ ィ ールド で 【Space】 キーを押し て、 表示を [No] に変更し て く だ さい。

● ハー ド デ ィ スク内の既存データの内容によ っては 【M】 が選択できない場合があ り ます (データ を残すと その後の動作に問題が発生する可能性がある場合等)。 この場合は 【D】 を押し てデータ を消去する方法でロジカルド ラ イブを作成し て く だ さい。

WARNING! Data was found on the selected disk,...

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48 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

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6. 必要に応じ てホ ッ ト スペアデ ィ スク を作成し ます。

ホ ッ ト スペアデ ィ スク を同時に作成する場合は、 「Hot Spr」 フ ィ ールド にカーソルを移動し、 【Space】 キーを押し ます。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクは 大 2 台まで作成できます。

7. ロジカルド ラ イブに組み込むすべてのハー ド デ ィ スク を選択完了し たら、【C】 キーを押し ます。

ロジカルド ラ イブ作成の 終確認画面が表示されます。

ロジカルド ラ イブの作成を中止する場合は、 【Esc】 キーを押し て「Adapter Properties」 画面に戻り ます。 ハー ド デ ィ スク を一度選択し た後で 【Esc】 キーを押すと終了確認画面が表示されます。「Discard changes then exit this menu」 を選択し て く だ さい。

8. 「Save changes then exit this menu」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

ロジカルド ラ イブの作成が開始されます。 作成には数秒~数十秒程度かかり ます。 作成が完了する と、 「Adapter Properties」 画面が表示されます。

重要 :

RAID 1 をデータ保存状態で作成し た場合 (作業途中で 【M】 キーを押し た場合) は、 作成後に初期化が開始されます。 初期化中の注意事項については、 21 ページ の 「ロジカルド ラ イブの初期化」 をご確認 く だ さい。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 49

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

2.4.2 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成

すでに作成済みのロジカルド ラ イブに対し て、 後からホ ッ ト スペアデ ィ スクを作成する方法について説明し ます。

ロジカルド ラ イブが存在し ていない状態で、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクだけを作成する こ とはできません。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

3. 「RAID Properties」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Select New Array Type」 画面が表示されます。

4. 「View Existing Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「View Array」 画面が表示されます。

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50 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

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5. ロジカルド ラ イブが 2 個存在し ている場合は、 目的のロジカルド ラ イブが表示されているか確認し ます。

目的のロジカルド ラ イブでない場合は 【Alt】 + 【N】 キーを押し て、 ロジカルド ラ イブを変更し て く だ さい。

6. 「Manage Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Manage Array」 画面が表示されます。

7. 「Manage Hot Spares」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

8. 表示されたハー ド デ ィ スクの一覧の中から、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクに作成し たいハー ド デ ィ スクの 「Hot Spr」 フ ィ ールド にカーソルを移動し、【Space】 キーを押し ます。

表示が [No] から [Yes] に変更されたこ と を確認し て く だ さい。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクに設定できないハー ド デ ィ スク を選択し て【Space】 キーを押すと画面が切り替わり、 警告メ ッ セージが表示されます。 何かキーを押すと前の画面に戻り ます。

9. 【C】 キーを押し ます。

ホ ッ ト スペア作成の確認画面が表示されます。

10.「Save changes then exit this menu」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクが設定され、 作業が完了する と 「Manage Array」画面が表示されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 51

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

2.4.3 ロジカルド ラ イブの削除

ロジカルド ラ イブを削除し、 ロジカルド ラ イブを構成し ていたハー ド デ ィ スク を未構成の状態に戻し ます。 次の手順で操作を行います。

重要 :

● ロジカルド ラ イブを削除する と、 ハー ド デ ィ スク上のデータに正しく アクセ スできな く な り ます。ご注意 く だ さい。

● ホ ッ ト スペアデ ィ スクが存在する状態でロジカルド ラ イブを削除した際、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの動作対象と なるロジカルド ラ イブがすべて削除される と、 そのホ ッ ト スペアデ ィ スクの設定が解除されます。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

3. 「RAID Properties」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Select New Array Type」 画面が表示されます。

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52 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

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すべてのハー ド デ ィ スクがアレ イ構成に含まれている場合、 本画面が表示されず、 手順 4 に進む場合があ り ます。

4. 「View Existing Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「View Array」 画面が表示されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 53

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

5. ロジカルド ラ イブが 2 個存在し ている場合は、 目的のロジカルド ラ イブが表示されているか確認し ます。

目的のロジカルド ラ イブでない場合は 【Alt】 + 【N】 キーを押し て、 ロジカルド ラ イブを変更し て く だ さい。

6. 「Manage Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Manage Array」 画面が表示されます。

7. 「Delete Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

ロジカルド ラ イブ削除の確認画面が表示されます。

Page 54: Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイドmanuals.ts.fujitsu.com/file/10157/CA97232-0087-01.pdfIntegrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイド 本書の表記

54 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

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8. 【 Y 】 キーを押し ます。

ロジカルド ラ イブの削除が開始されます。 削除には数秒~数十秒程度かかり ます。削除が完了する と、 「Adapter Properties」 画面が表示されます。

2.4.4 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの削除

ホ ッ ト スペアに設定されているハー ド デ ィ スク を未構成の状態に戻し ます。次の手順で操作を行います。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

3. 「RAID Properties」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Select New Array Type」 画面が表示されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 55

ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除

すべてのハー ド デ ィ スクがアレ イ構成に含まれている場合、 本画面が表示されず、 手順 4 に進む場合があ り ます。

4. 「View Existing Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。 「View Array」画面が表示されます。

5. ロジカルド ラ イブが 2 個存在し ている場合は、 目的のロジカルド ラ イブが表示されているか確認し ます。

目的のロジカルド ラ イブでない場合は 【Alt】 + 【N】 キーを押し て、 ロジカルド ラ イブを変更し て く だ さい。

6. 「Manage Array」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Manage Array」 画面が表示されます。

7. 「Manage Hot Spares」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

8. 表示されたハー ド デ ィ スクの一覧の中から、 削除し たホ ッ ト スペアデ ィ スクの 「Hot Spr」 フ ィ ールド にカーソルを移動し、 【Space】 キーを押し ます。

表示が [Yes] から [No] に変更されたこ と を確認し て く だ さい。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクに設定されているハー ド デ ィ スクは、 「Drive Status」 フ ィ ールド に 「Hot Spare」 と表示されています。

9. 【C】 キーを押し ます。

ホ ッ ト スペア削除の確認画面が表示されます。

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56 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト

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10.「Save changes then exit this menu」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクが削除され、 作業が完了する と 「Manage Array」画面が表示されます。

2.5 ハードデ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト

BIOS Utility でハー ド デ ィ ス クのローレベルフ ォーマ ッ ト を行う 方法について、 説明し ます。他のシステムで使用し ていたハー ド デ ィ スク を再利用する場合は、 次の手順に従ってハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト を行って く だ さい。

重要 :

● ハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト を行う と、 ハー ド デ ィ スク上のデータはすべて消去されます。

● フ ォーマ ッ ト 中にサーバの電源を切った り、 再起動し た り し ないでく だ さい。 ハー ド デ ィ スクが故障し、 使用できな く な り ます。

● ハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト には長時間を必要と し ます。 ハー ドデ ィ スクの種類によ って所要時間は異な り ますが、 1 分あた り 1GBから 5GB の処理速度と な り ます。 フ ォーマ ッ ト を開始する と途中で中断する こ とはできませんので、 時間に十分余裕がある と きに作業を行って く だ さい。

所要時間の例

重要 :

同種別のハー ド デ ィ スクでも、 製品によ り フ ォーマ ッ ト 時間は大き く 異な り ます。 フ ォーマ ッ ト を行う際は十分な余裕を持って開始し て く だ さい。

ハー ド デ ィ スクの種類 ハー ド デ ィ スクの種類

SATA 1TB 約 3 時間

SATA 2TB 約 14 時間

SAS 300GB 約 1 時間 30 分

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 57

ハー ド デ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト

● ハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト は、 ロジカルド ラ イブに含まれないハー ド デ ィ スクにのみ実行できます。 ロジカルド ラ イブに含まれているハー ド デ ィ スク を フ ォーマ ッ ト する場合は、 51 ページ の 「ロジカルド ラ イブの削除」 をご覧にな り、 ロジカルド ラ イブを削除してから、 本手順に従ってフ ォーマ ッ ト を行って く だ さい。

● 複数台のハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト を同時に実行する こ とはできません。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから操作対象のアレ イ コ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

3. 「SAS Topology」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「SAS Topology」 画面が表示されます。

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58 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト

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4. 「Direct Attached Devices」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

接続されているデバイスの一覧が表示されます。

5. フ ォーマ ッ ト を行うハー ド デ ィ スク を選択し、 【Alt】 + 【D】 キーを押し ます。

「Device Properties」 画面が表示されます。

Page 59: Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイドmanuals.ts.fujitsu.com/file/10157/CA97232-0087-01.pdfIntegrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイド 本書の表記

Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 59

ハー ド デ ィ スクのローレベルフ ォーマ ッ ト

6. 「Format」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「Device Format」 画面が表示されます。

7. 【F】 キーを押し ます。

ハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ ト が開始され、 画面下に進捗率が表示されます。進捗率が 100% になる と (プログレスバーが右端まで到達する と)、フ ォーマ ッ ト は完了です。

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60 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

接続デバイスの確認

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8. 【Esc】 キーを 4 回押し て、 「Adapter Properties」 画面に戻り ます。

2.6 接続デバイスの確認

アレ イ コ ン ト ローラに接続されているデバイスを確認する方法について説明し ます。

1. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動」

すでに BIOS Utility が起動され、 他の画面が表示されている場合は、【Esc】 キーを押し て 「Adapter List」 画面まで戻り ます。

2. 「Adapter List」 メ ニューから確認対象のコ ン ト ローラ を選択し て、【Enter】 キーを押し ます。

「Adapter Properties」 画面が表示されます。

3. 「SAS Topology」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

「SAS Topology」 画面が表示されます。

4. 「Direct Attached Devices」 または 「LSILOGICLogical Volume 3000」 を選択し、 【Enter】 キーを押し ます。

接続されているデバイスの一覧が表示されます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 61

接続デバイスの確認

– アレ イが構築されていない場合の表示例

– アレ イが構築されている場合の表示例

5. 【Esc】 キーを押し て、 「Adapter Properties」 画面に戻り ます。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 63

3 ご使用前の準備

デバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト 方法について説明し ます。

3.1 デバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト

サーバにイ ンス ト ールされているデバイス ド ラ イバをア ッ プデー ト し ます。

新のド ラ イバ情報は以下の URL をご覧 く だ さい。

http://primeserver.fujitsu.com/primergy/downloads

3.1.1 ド ラ イバのア ッ プデー ト (Windows Server 2008)

デバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト 手順は、 フルイ ンス ト ールの場合と Server Core イ ンス ト ールの場合で異な り ます。

● フルイ ンス ト ールの場合

1. 管理者権限で Windows にログオン し ます。

2. デバイス ド ラ イバのフ ァ イル一式 (または同フ ァ イルが格納された媒体)をア ッ プデー ト 対象のサーバ上に用意し ます。

3. 「サーバー マネージャ」 から 「診断」、 「デバイス マネージャ」 を選択し ます。

4. 「記憶域コ ン ト ローラ」 をダブルク リ ッ ク し ます。

コ ン ト ローラの一覧が表示されます。

5. 次のデバイスをダブルク リ ッ ク し ます。

– 「LSI Adapter, SAS 3000 series,…」 で始まる もの

6. 「ド ラ イバ」 タ ブを選択し、 「ド ラ イバの更新」 を ク リ ッ ク し ます。

「ド ラ イバ ソ フ ト ウ ェ アの更新」 画面が表示されます。

7. 「コ ンピ ュータ を参照し て ド ラ イバ ソ フ ト ウ ェ アを検索し ます」 を ク リ ック し ます。

8. 「コ ンピ ュータ上のデバイス ド ラ イバの一覧から選択し ます」 を ク リ ッ クし ます。

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64 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

デバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト

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9. 「デ ィ スク使用」 を ク リ ッ ク し ます。

10.「参照」 を ク リ ッ ク し、 デバイス ド ラ イバ内の lsi_sas.inf フ ァ イルを選択し ます。

11.「OK」 を ク リ ッ ク し、 一覧に ド ラ イバが表示されている こ と を確認し た後、 「次へ」 を ク リ ッ ク し ます。

12. ド ラ イバの更新が完了し たら、 「閉じ る」 を ク リ ッ ク し 「ド ラ イバ ソ フ トウ ェ アの更新」 画面を閉じ ます。

13.「OK」 を ク リ ッ ク し て、 プロパテ ィ 画面を閉じ ます。

14.複数のアレ イ コ ン ト ローラが搭載されている場合は、 すべてのデバイス ドラ イバをア ッ プデー ト し ます。

すべてのデバイス ド ラ イバのア ッ プデー ト が完了するまで、 手順 5 ~ 13を繰り返し行って く だ さい。

15. システムを再起動し ます。

● Server Core イ ンス ト ールの場合

1. 管理者権限で Windows にログオン し ます。

2. デバイス ド ラ イバのフ ァ イル一式 (または同フ ァ イルが格納された媒体)をア ッ プデー ト 対象のサーバ上に用意し ます。

3. コマン ド プロンプ ト から次のコマン ド を実行し ます。

4. システムを再起動し ます。

pnputil -i -a [デバイスドライバのファイルパス]¥lsi_sas.inf

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 65

4 ハー ド デ ィ スクの交換

ハー ド デ ィ スクの交換方法など、 メ ンテナンスに関する こ と を説明し ます。

4.1 ハー ド デ ィ スクの交換方法

ハー ド デ ィ スクの交換方法など、 メ ンテナンスに関する こ と を説明し ます。

4.1.1 対象ハー ド デ ィ スクの確認

ハー ド デ ィ スクの交換を行う前に、 交換対象ハー ド デ ィ スク番号を確認し ます。

1. ServerView RAID Manager を起動し、 ログイ ン し ます。

ServerView RAID Manager の使用方法については、 ServerView RAID Manager のマニュアルをご覧 く だ さい。

2. ツ リービ ューでハー ド デ ィ スクのアイ コ ン表示を確認し ます。

故障し ているハー ド デ ィ スクは、 / アイ コ ンで表示されます。

故障予測が通知されているハー ド デ ィ スクは、 アイ コ ンで表示されます。

スロ ッ ト 番号は、 ハー ド デ ィ スクアイ コ ン上の次の位置で確認できます。

重要 :

リ ビルド中のハー ド デ ィ スク ( と表示) が存在する場合は、リ ビルドが完了するまでお待ち く だ さい。 完了後、 再度ハー ド デ ィスクの確認を行って く だ さい。

ハー ド デ ィ スク番号はこ こ を確認。この場合は 「2」

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66 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクの交換方法

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3. 詳細を確認する場合は、 オブジ ェ ク ト ウ ィ ン ド ウの 「全般」 タ ブの表示内容を確認し ます。

選択し ているハー ド デ ィ スクの詳細情報が表示されます。「ステータ ス」 に 「SMART エラー」 と表示されている場合は、 故障予測(S.M.A.R.T.) が通知されています。

ハー ド デ ィ スクの故障状態によ っては、 詳細情報を表示できない場合があ り ます。

4. 故障、 または故障予測のハー ド デ ィ スクが存在する場合は、 それぞれ次の方法でハー ド デ ィ スク を交換し ます。

– 故障し ているハー ド デ ィ スクが存在する場合

67 ページ の 「故障し たハー ド デ ィ スクの交換」 をご覧にな り、 故障し たハー ド デ ィ スクの交換作業を行って く だ さい。

– 故障予測の通知されているハー ド デ ィ スクが存在する場合

69 ページ の 「ハー ド デ ィ スクの予防交換」 をご覧にな り、 故障予測の通知されているハー ド デ ィ スク を交換し て く だ さい。

重要 :

1 台が故障、 も う 1 台が故障予測の場合

先に故障し ているハー ド デ ィ スクの交換、 および リ ビルド を行ってく だ さい。 その後、 交換し たハー ド デ ィ スクの状態を参照し、 故障表示が消えたこ と (ロジカルド ラ イブのステータ スが 「オン ラ イン」 と なっている こ と) を確認し てから、 故障予測が表示されているハー ド デ ィ スクの予防交換を行って く だ さい。故障ハー ド デ ィ スクの交換前に、 故障予測のハー ド デ ィ スクの予防交換を行う と、 リ ビルドが実行できな く な り、 データが失われて しまいます。

BIOS Utility から故障ハー ド デ ィ スクの確認を行う こ と もできます。BIOS Utility を起動し、 「View Array」 画面で確認し て く だ さい。 詳細は37 ページ の 「ロジカルド ラ イブ情報とハー ド デ ィ スク情報の参照」をご覧 く だ さい。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 67

ハー ド デ ィ スクの交換方法

4.1.2 故障し たハー ド デ ィ スクの交換

ハー ド デ ィ スクが故障し た場合、 できるだけ早 く 新しいハー ド デ ィ スク と交換する必要があ り ます。

ハー ド デ ィ スクの取り外し、 取り付け方法については、 サーバ本体のマニュアルをご覧 く だ さい。

重要 :

● 交換用の新しいハー ド デ ィ スクは、 原則と し て故障し たハー ド デ ィスク と同一型名 (同容量、 同回転数) のものをご用意 く だ さい。

● サーバ本体の電源が入っている状態では、 故障し たハー ド デ ィ スクを交換する場合を除いて、 ハー ド デ ィ スクの取り出しは行わないでく だ さい。

1. 故障し たハー ド デ ィ スクの番号を確認し、 搭載位置を特定し ます。

65 ページ の 「対象ハー ド デ ィ スクの確認」 の手順 1 ~ 2 で特定し たスロ ッ ト 番号に 1 を加算し た数がベイ番号にな り ます。

例 : スロ ッ ト 番号が 2 の場合は、 ベイ 3 が搭載位置にな り ます。

2. サーバ本体で、 故障表示のハー ド デ ィ スクに対応し ているベイの、 ハー ドデ ィ スク故障ラ ンプが点灯し ているか確認し ます。

ベイおよびハー ド デ ィ スク故障ラ ンプの場所については、 サーバ本体のマニュアルをご覧 く だ さい。

3. 故障ハー ド デ ィ スク を 1 ~ 3cm だけ引き出し、 コネク タ との接続を切ります。

ハー ド デ ィ スクの取り外し方法については、 サーバ本体のマニュアルをご覧 く だ さい。

重要 :

こ こでは、 ハー ド デ ィ スク をサーバ本体から完全に引き抜かないでく だ さい。

4. そのまま 1 分以上 (ハー ド デ ィ スクユニ ッ ト のモータ回転が停止するまで) 待ちます。

5. 故障ハー ド デ ィ スク を、 ハー ド デ ィ スクベイから完全に引き抜きます。

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68 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクの交換方法

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6. 新しいハー ド デ ィ スク を、 故障ハー ド デ ィ スクが搭載されていた位置に搭載し ます。

しばら く する と自動的に リ ビルドが開始されます。 リ ビルドが開始されると、 搭載し たハー ド デ ィ スクの 「ハー ド デ ィ スク故障ラ ンプ」 が点灯から点滅に変わり ます。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクが設定されていた場合は、 リ ビルドはすでに完了し ているか、 実行中と なっています。 搭載し たハー ド デ ィ スクはホ ッ ト スペアデ ィ スクにな り ます。

7. リ ビルドが完了する と、 ハー ド デ ィ スク故障ラ ンプが消灯し ます。

リ ビルド完了後、 ServerView RAID Manager のツ リービ ューで、 交換し たハー ド デ ィ スクのアイ コ ンを選択し、 オブジ ェ ク ト ウ ィ ン ド ウで、 ステータ スが 「オン ラ イ ン」 になっている こ と を確認し て く だ さい。

● OS イベン ト ログ、または ServerView RAID Manager のイベン トウ ィ ン ド ウに次のイベン ト が記録されていたら、 リ ビルドは完了し ています。(x はリ ビルドが実行されていたハー ド デ ィ スクの番号を示し ます。)

– イベン ト ウ ィ ン ド ウの場合

– OS イベン ト ログの場合

● リ ビルド完了までのおおよその時間については、 22 ページ の「リ ビルド (Rebuild)」 をご覧 く だ さい。

ID : 10267

Event : < コ ン ト ローラの種類と番号>:Rebuild complete on disk X

ソース : Fujitsu ServerView Services

種類 : 情報

イベン ト ID : 1

説明 : < コ ン ト ローラの種類と番号 >:Rebuild

complete on disk X

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 69

ハー ド デ ィ スクの交換方法

● リ ビルド中に再起動やシャ ッ ト ダウンを行った場合は、 次回起動時に 初から リ ビルド が実行されます。 リ ビルド が完了するまで、 サーバを稼動状態に保って く だ さい。

4.1.3 ハー ド デ ィ スクの予防交換

ハー ド デ ィ スクの故障予測機能 (PFA / S.M.A.R.T.) によ り、 ハー ド デ ィ スクの状態が 「SMART エラー」 になった場合、 近い将来そのハー ド デ ィ スクが故障する可能性が高いこ と を示し ます。 ハー ド デ ィ スクの状態が 「SMART エラー」 と なった場合は、 ハー ド デ ィ スクの予防交換を行って く だ さい。

ハー ド デ ィ スクの予防交換手順は、 交換対象のハー ド デ ィ ス クが構成するロジカルド ラ イブの RAID レベル (冗長性の有無) によ り異な り ます。

● ロジカルド ラ イブに冗長性がある場合 (RAID 1、 RAID 1E)

70 ページ の 「冗長性があるロジカルド ラ イブ構成のハー ド デ ィ スクの予防交換」

● ロジカルド ラ イブに冗長性がない場合 (RAID 0)

73 ページ の 「冗長性がないロジカルド ラ イブ構成のハー ド デ ィ スクの予防交換」

ハー ド デ ィ スクの取り外し、 取り付け方法については、 サーバ本体のマニュアルをご覧 く だ さい。

重要 :

● 予防交換用の新しいハー ド デ ィ スクは、 原則と し て故障し たハー ドデ ィ スク と同一型名 (同容量、 同回転数) のものをご用意 く だ さい。

● ハー ド デ ィ スク を予防交換する前に、 データ をバッ クア ッ プする こと をお勧めし ます。

● 故障予測の出ているハー ド デ ィ スクが 2 台以上存在する場合は、1 台ずつ予防交換を行って く だ さい。

● リ ビルド中のハー ド デ ィ スクが存在する場合には、 リ ビルドが完了するまで待って く だ さい。

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Page 70: Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイドmanuals.ts.fujitsu.com/file/10157/CA97232-0087-01.pdfIntegrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイド 本書の表記

70 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクの交換方法

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冗長性があるロジカルド ラ イブ構成のハー ド デ ィ スクの予防交換

予防交換対象のハー ド デ ィ スクが RAID 1 または RAID 1E のロジカルド ラ イブを構成する場合は、 次の手順でハー ド デ ィ スクの予防交換を行って く だ さい。

1. ServerView RAID Manager で故障予測 ( ) が表示されているハー ドデ ィ スクの番号を確認し、 搭載位置を特定し ます。

65 ページ の 「対象ハー ド デ ィ スクの確認」 の手順 1 ~ 2 で特定し たスロ ッ ト 番号に 1 を加算し た数がベイ番号にな り ます。

例 : スロ ッ ト 番号が 2 の場合は、 ベイ 3 が搭載位置にな り ます。

重要 :

このと き、 他に故障し たハー ド デ ィ スクが存在する場合は、67 ページ の 「故障し たハー ド デ ィ スクの交換」 をご覧にな り、 先に故障し ているハー ド デ ィ スクの交換作業を行って く だ さい。 また、 リ ビルド中のハー ド デ ィ スクが存在する場合には、 リ ビルドが完了するまで待って く だ さい。

2. ツ リービ ューで故障予測の発生し ているハー ド デ ィ スク ( ) を選択し ます。

選択し ているハー ド デ ィ スクの詳細情報がオブジ ェ ク ト ウ ィ ン ド ウに表示されます。「ステータ ス」 に 「SMART エラー」 と表示されている場合は、 故障予測(S.M.A.R.T.) が通知されています。

Page 71: Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイドmanuals.ts.fujitsu.com/file/10157/CA97232-0087-01.pdfIntegrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイド 本書の表記

Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 71

ハー ド デ ィ スクの交換方法

3. ツ リービ ューで対象ハー ド デ ィ スク を選択し た状態で右ク リ ッ ク し、 表示された メ ニューから 「搭載位置の確認 (LED 点滅)」 を ク リ ッ ク し、 サーバ本体の対象ハー ド デ ィ スク位置を確認し ます。

対象ハー ド デ ィ スク位置のハー ド デ ィ スク故障ラ ンプが点滅、 または点灯し ます。

こ こで確認し たハー ド デ ィ スクが、 故障予測が通知されているハード デ ィ スク (予防交換を行うハー ド デ ィ スク) です。位置を間違えないよ う に、 何らかの印を し てお く こ と をお勧めし ます。

4. 位置の確認ができたら、 ツ リ ービ ューで対象ハー ド デ ィ スク を選択し た状態で右ク リ ッ ク し、 表示された メ ニューから 「搭載位置の確認を終了(LED 消灯)」 を ク リ ッ ク し ます。

ラ ンプが消灯し ます。

5. ツ リービ ューで対象ハー ド デ ィ スク を選択し た状態で右ク リ ッ ク し、 表示された メ ニューから 「オフ ラ イ ンにする」 を ク リ ッ ク し ます。

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72 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクの交換方法

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6. 確認のためのウ ィ ン ド ウが表示されるので、 「yes」 と入力し て 「了解」 をク リ ッ ク し ます。

7. オブジ ェ ク ト ウ ィ ン ド ウで、 対象ハー ド デ ィ スクのステータ スが 「オフ ライ ン」 に変わっている こ と を確認し ます。

8. 手順 3 で位置を確認し たハー ド デ ィ スク を 1 ~ 3cm だけ引き出し、 コネク タ との接続を切り ます。

ハー ド デ ィ スクの取り外し方法については、 サーバ本体のマニュアルをご覧 く だ さい。

重要 :

● 取り外すハー ド デ ィ スク を間違えないよ う に し て く だ さい。データ を損失する可能性があ り ます。

● こ こ では、 ハー ド デ ィ スクユニ ッ ト をサーバ本体から完全に引き抜かないで く だ さい。

予防交換対象のハー ド デ ィ スクの 「ハー ド デ ィ スク故障ラ ンプ」 が点灯し ています。

9. そのまま 1 分以上 (ハー ド デ ィ スクユニ ッ ト のモータ回転が停止するまで) 待ちます。

10.故障予測の出ていたハー ド デ ィ スク を、 ハー ド デ ィ スクベイから完全に引き抜きます。

11.新しいハー ド デ ィ スク を、 故障ハー ド デ ィ スクが搭載されていた位置に搭載し ます。

しばら く する と自動的に リ ビルドが開始されます。 リ ビルドが開始されると、 搭載し たハー ド デ ィ スクの 「ハー ド デ ィ スク故障ラ ンプ」 が点灯から点滅に変わり ます。

ホ ッ ト スペアデ ィ スクが設定されていた場合は、 リ ビルドはすでに完了し ているか、 実行中と なっています。 搭載し たハー ド デ ィ スクはホ ッ ト スペアデ ィ スクにな り ます。

12. リ ビルドが完了する と、 ハー ド デ ィ スク故障ラ ンプが消灯し ます。

リ ビルド完了後、 ServerView RAID Manager のツ リービ ューで、 交換し たハー ド デ ィ スクのアイ コ ンを選択し、 オブジ ェ ク ト ウ ィ ン ド ウで、 ステータ スが 「オン ラ イ ン」 になっている こ と を確認し て く だ さい。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 73

ハー ド デ ィ スクの交換方法

● OS イベン ト ログ、または ServerView RAID Manager のイベン トウ ィ ン ド ウに次のイベン ト が記録されていたら、 リ ビルドは完了し ています。(x はリ ビルドが実行されていたハー ド デ ィ スクの番号を示し ます。)

– イベン ト ウ ィ ン ド ウの場合

– OS イベン ト ログの場合

● リ ビルド中に再起動やシャ ッ ト ダウンを行った場合は、 次回起動時に 初から リ ビルド が実行されます。 リ ビルド が完了するまで、 サーバを稼動状態に保って く だ さい。

● リ ビルド完了までのおおよその時間については、 22 ページ の「リ ビルド (Rebuild)」 をご覧 く だ さい。

冗長性がないロジカルド ラ イブ構成のハー ド デ ィ スクの予防交換

予防交換対象のハー ド デ ィ スクが RAID0 のロジカルド ラ イブを構成し ている場合、 データのバッ クア ッ プ、 デ ィ スクアレ イ構成の再構築およびデータの復元が必要にな り ます。

次の手順に従って、 ハー ド デ ィ スクの予防交換を行って く だ さい。

重要 :

予防交換用の新しいハー ド デ ィ スクは、 原則と し て故障し たハー ドデ ィ スク と同一型名 (同容量、 同回転数) のものをご用意 く だ さい。

ID : 10267

Event : < コ ン ト ローラの種類と番号 >:Rebuild complete on disk X

ソース : Fujitsu ServerView Services

種類 : 情報

イベン ト ID : 1

説明 : < コ ン ト ローラの種類と番号 >:Rebuild

complete on disk X

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74 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

ハー ド デ ィ スクの交換方法

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1. 本アレ イ コ ン ト ローラに接続された、 すべてのハー ド デ ィ スクのデータ をバッ クア ッ プ し ます。

2. ServerView RAID Manager で故障予測 ( ) が表示されているハー ドデ ィ スクの番号を確認し、 搭載位置を特定し ます。

重要 :

このと き、 他に故障し たハー ド デ ィ スクが存在する場合は、67 ページ の 「故障し たハー ド デ ィ スクの交換」 をご覧になって、先に故障し ているハー ド デ ィ スクの交換 ・ リ ビルド作業を行って くだ さい。 また、 リ ビルド中のハー ド デ ィ スクが存在する場合は、 リビルドが完了するまで待って く だ さい。

3. サーバ本体を再起動し ます。

4. BIOS Utility を起動し ます。

29 ページ の 「BIOS Utility の起動と終了」

5. 交換するハー ド デ ィ ス ク を含むロジカルド ラ イブを削除し ます。

44 ページ の 「ロジカルド ラ イブ、 ホ ッ ト スペアデ ィ スクの作成と削除」

重要 :

後から削除前と同じ構成でロジカルド ラ イブを作成する必要があ ります。 削除する前にロジカルド ラ イブの構成を確認し ておいて く ださい。

6. BIOS Utility を終了し て、 サーバ本体の電源を切り ます。

7. 故障予測の出ていたすべてのハー ド デ ィ スク を、 新しいハー ド デ ィ スク と交換し ます。

ハー ド デ ィ スクの交換方法については、 サーバ本体のマニュアルをご覧 くだ さい。

8. サーバの電源をオン し、 BIOS Utility を起動し ます。

9. BIOS Utility でロジカルド ラ イブを作成し ます。

10.バッ クア ッ プデータの復元を行います。

Page 75: Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイドmanuals.ts.fujitsu.com/file/10157/CA97232-0087-01.pdfIntegrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイド 本書の表記

Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 75

付録 A アレ イ コ ン ト ローラ交換時の動作について

本アレ イ コ ン ト ローラで冗長性のある RAID レベル (RAID 1、 RAID 1E) をご使用になっている際に、 コ ン ト ローラに何らかの不具合が発生し、 コ ン トローラ を交換し た場合に、 以下に示すよ う に整合性を確保するためのバッ クグラウン ド 処理が自動的に開始されます。

これは、 通常の動作中は、 整合性が壊れないよ う にコ ン ト ローラ上の不揮発性 RAM (NVRAM) に保存されて運用されている情報が、 コ ン ト ローラ を交換する こ と で失われるために、 冗長化データ部分をハー ド デ ィ スク全体に対し て再構築する必要があるためです。

● RAID 1 の場合

初期化処理が開始されます。 初期化中も ロジカルド ラ イブへのアクセスは通常通り行えますが、 初期化を行っていない状態と比較する と処理速度が低下し ます。 初期化動作および注意点の詳細については、 21 ページ の「ロジカルド ラ イブの初期化」 をご覧 く だ さい。

● RAID 1E の場合

整合性をチ ェ ッ クする処理が開始されます。 本処理中も ロジカルド ラ イブへのアクセスは通常通り行えますが、 整合性確認を行っていない状態と比較する と、 大で約 50% 程度処理速度が低下し ます。

重要 :

整合性チ ェ ッ ク中の留意事項

● 処理中はロジカルド ラ イブの冗長化データ部の整合性が保証できないため、 状態が 「ク リ テ ィ カル」 にな り ます。 処理が完了する と状態は 「オン ラ イ ン」 に戻り ます。 も し、 処理中にハード デ ィ スクが 1 台故障し た場合でも ロジカルド ラ イブは継続して利用できます。

● 処理中にサーバ本体のリ セ ッ ト や電源の切断が行われる と、 次回サーバ起動時には整合性確認処理が 初から開始し ます。 整合性確認が完了するまでサーバを稼動状態に保って く だ さい。必要な処理時間の目安はリ ビルド と同等です。 22 ページ の「リ ビルド (Rebuild)」 をご覧 く だ さい。

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76 ユーザーズガイ ド Integrated Mirroring Enhanced SAS

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作業が完了する と、 ServerView RAID Manager によ り以下のイベント がログされます。

● ロジカルド ラ イブが 2 個存在する場合

初期化処理または整合性確認処理は各ロジカルド ラ イブについて順番に行われます。 1 つ目のロジカルド ラ イブの処理が完了するまで、 2 つ目のロジカルド ラ イブは初期化または整合性確保処理の開始待ち状態と なっており、 このと き、 ロジカルド ラ イブの状態は 「ク リ テ ィ カル」 と な り ます。

State change on logical drive X from degraded to operational

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 77

付録 B BIOS メ ッ セージ一覧

本製品における POST 中のメ ッ セージの意味と対処方法について説明し ます。

BIOS メ ッ セージ 意味 対処方法

Initializing... BIOS Utility が初期化を待っている間に表示されます。

BIOS Utility が起動されるまで、 お待ち く だ さい。

Adapter removed from boot order!

「Boot Order」 に入っていた SAS カー ド または SAS アレイ コ ン ト ローラ カー ドがシステムから取り外されたか、別のスロ ッ ト に移動されまし た。

必要な し。

Adapter configuration may have changed, reconfiguration is suggested!

本製品が、 搭載された、 取り外された、 または搭載位置が変更されま し た。

必要な し。

SAS Address NOT programmed on controller in slot (X) ERROR! Adapter Malfunctioning!

スロ ッ ト X のコ ン ト ローラの SAS ア ド レスが 「0」 である こ と を示し ます。 これが原因で初期化中にエラーが発生し ます。

本製品の故障と考えられます。修理相談窓口へご連絡 く ださい。

MRT BIOS fault XXh encountered at adapter PCI (XXh, XXh, XXh)

PCI Address (XXh, XXh, XXh) にエラーが発生し ています。

本製品またはサーバ本体で問題が発生し ています。修理相談窓口へご連絡 く ださい。

Adapter(s) disabled by user

BIOS 設定が無効になっています。

通常は有効にし て使用し ます。 BIOS Utility を起動し て、34 ページ の 「アレ イ コ ン トローラ情報の参照」 に示すBoot Support 欄を確認し てく だ さい。

LSI Corporation MPT boot ROM, no supported devices found

接続デバイスのスキャ ンで問題が発生し ま し た。

BIOS Utility を起動し て本製品および接続デバイスが正し く 動作し ているか確認して く だ さい。

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Integrated Mirroring Enhanced SAS ユーザーズガイ ド 79

索引

AAdapter Properties 34

BBIOS Utility 29

アレ イ コ ン ト ローラの参照 34画面構成 33起動 29終了 31ハー ド デ ィ スクの参照 37ハー ド デ ィ スクのフ ォーマ ッ

ト 56ロジカルド ラ イブの参照 37

GGlobal Properties 36

LLogical Drive 18

MMedia Verification 24

PPFA 24PFA Count/S.M.A.R.T 69

RRAID 14RAID レベル 14Rebuild 22

SS.M.A.R.T. 24ServerView RAID Manager 28

あアレ イ コ ン ト ローラ

交換時の動作 75, 77ご使用の流れ 11仕様 13詳細情報 (BIOS Utility) 34

注意事項 27デバイス ド ラ イバのア ッ プデー

ト 63

き起動

BIOS Utility 29

し状態

ハー ド デ ィ スク 20ロジカルド ラ イブ 20

てデ ィ スクアレ イ 14デバイス ド ラ イバ

ア ッ プデー ト (Windows Server 2008) 63

はハー ド デ ィ スク

BIOS Utility による参照 37RAID レベル 14交換 67注意事項 25予防交換 69ローレベルフ ォーマ ッ ト 56

ハー ド デ ィ スクの故障予測機能 24

ほホ ッ ト スペア 23

削除 54作成 49

みミ ラー リ ング 16

めメ デ ィ アベ リ フ ィ ケーシ ョ ン 24

りリ ビルド 22

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編集

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G_I

ME

SA

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G\fm

\IME

SA

S_U

GIX

.fm

リ ビルド実行時の注意 22

ろロジカルド ラ イブ 18

RAID レベル 14書き込みキャ ッ シュ設定 24削除 51参照 (BIOS Utility) 37初期化 21リ ビルド 22