Close up 「つながり、共感し、協力するためのソーシャルメディア」 国際文化学科 一戸信哉 インカレ アーチェリーとバドミントンで優勝! 敬和祭・ふれあいバラエティを開催 新発田朝市十二斎市/エコファッションショウ 保護者との懇談会・企業懇談会/骨髄バンク提供者の声 退職する教員からのメッセージ 69 敬和カレッジ・レポート 敬和学園大学と地域社会をつなぐコミュニケーション誌 発行/敬和学園大学後援会 敬和学園大学広報委員会 January 2012 クリスマス燭火礼拝 REPORT

Keiwa Campus Report Vol.69

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Page 1: Keiwa Campus Report Vol.69

Close up「つながり、共感し、協力するためのソーシャルメディア」 

 国際文化学科 一戸信哉

インカレ アーチェリーとバドミントンで優勝!

敬和祭・ふれあいバラエティを開催

新発田朝市十二斎市/エコファッションショウ

保護者との懇談会・企業懇談会/骨髄バンク提供者の声

退職する教員からのメッセージ

第69号敬和カレッジ・レポート

敬和学園大学と地域社会をつなぐコミュニケーション誌

発行/敬和学園大学後援会 敬和学園大学広報委員会

January 2012

クリスマス燭火礼拝

REPORT

Page 2: Keiwa Campus Report Vol.69

 聖籠町からのご招待をうけ、敬和学園大学の留学生たちが「ぶどう狩り交歓会」に参加しました。 聖籠町は果樹の里、10月はぶどう狩りのシーズンでした。当日は聖籠町長、中国駐新潟総領事館総領事の方々と、もぎたてのぶどうを味わいながら楽しい歓談の時を持ち、日本と中国の架け橋となる留学生たちの想いを共有しました。最後は、聖籠町長から参加者一人ひとりにぶどうのお土産をいただき、聖籠町の秋の味を満喫した一日となりました。

CONTENTSClose up ……………………………………………… 1 「つながり、共感し、協力するためのソーシャルメディア」一戸信哉

インカレ アーチェリーとバドミントンで優勝! ……… 4

敬和祭・ふれあいバラエティのご報告 ………………… 6 卒業生と母校をつなぐ ホームカミングデー

新発田朝市十二斎市・エコファッションショウのご報告 … 8 あたたかい心のつながり サンタ・プロジェクト

1・2年生保護者との懇談会・企業懇談会を開催 … 10 学生情報発信チーム「KEIWA CREW」が発足しました

骨髄液提供で実感した命の大切さ………………… 12

2011年度オープン・カレッジのご報告 ………… 13

退職する教員からのメッセージ…………………… 14 共生社会学科 久島公夫、人文学部 吉沢彩子

新発田学研究センター講演会と阿賀北ロマン賞授賞式のご案内 … 15

卒業生リレーエッセイ○…………………………… 16 「同窓会は宝さがし」近伸之(1期生)

キャンパス日誌(10月~12月) ………………… 17

もくじ

〈表紙写真〉1人1人のロウソクに火が灯されました

聖籠町のぶどう園で国際交流

21

Page 3: Keiwa Campus Report Vol.69

1

Clo

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国際文化学科

一戸 信哉

つながり、共感し、協力するためのソーシャルメディア

Close up

 

敬和学園大学に「情報」科目の担

当として着任して、五年が経ちまし

た。これまでの五年間、前例にとらわ

れず、変動する情報社会に適応でき

る学生を育てようと努力してきまし

た。せっかくの機会をいただきまし

たので、学内外でのソーシャルメディ

アを利用したこれまでの取り組みを、

ご紹介させていただこうと思います。

●着任当時の新潟のネット事情

 

着任当時ネット業界では、「Web

2.0」という言葉がもてはやされ、

インターネットは次の時代に向かう

という機運にあふれていました。こ

の言葉はあまり使われなくなりまし

たが、「ソーシャルメディア」という

昨今使われ始めた言葉が意味すると

ころもまた、当時言われていたこと

の発展形といっていいでしょう。情

報の送り手と受け手の分断された関

係が終わりを告げ、ユーザの活動自

体がコンテンツになるという潮流は、

今も変わらず、社会の中で進行する

現象そのものです。

 

当時新潟には、あるいは敬和学園

大学の中でも、新しいウェブの潮流

が広がっていく機運は、ほとんどあ

りませんでした。しかし人文系の敬

和だからこそ、学生や教職員の活動

を支えるような、先進的なネット文

化を育てられるのではないか。そう

考えた私は、少しずつ新しいウェブ

の世界を授業の中に取り入れていき

ました。残念ながら、当初の学生の

反応はあまり芳しくありませんでし

た。二〇〇七年度から一部の授業で

学生たちにも教え始めたTwitt

erは、まだメニュー部分が英語で

したし、学生たちの多くは、授業の後、

普段から使っているmixiに戻り

ました。今思えば不遇の時代でした。

 

この間、私自身はしばしば上京し

て、ブロガーの集まる各種勉強会やイ

ベントなどに積極的に参加して、進

取の精神にあふれた人々にお会いし

ました。こうした経験の中で、学生

がこの流れについてくるまでには少

し時間がかかるかもしれないが、ま

ずは新潟県内の社会人を対象に、コ

ミュニティを作ってみようと考える

に至りました。

●フォトウォークをきっかけに

 

手始めに二〇〇九年から、当時の

二年ゼミ(現四年)の学生たちと「新

潟フォトウォーク」をスタートさせ

ました。フォトウォークは、決まっ

たコースをみんなで歩き、それぞれ

の視点で写真を撮るイベントで、撮っ

Page 4: Keiwa Campus Report Vol.69

最初の新潟フォトウォーク(新潟市本町通)

2

Clo

se up

た写真をFlickrなどの写真共有サ

イトにアップロードします。最初のフォ

トウォークは、二〇〇九年六月に新潟市

の上古町で開催しました。さまざまな

サービスを通じて告知をしましたが、最

初の参加者は一〇名でした。その後、T

witterやFacebookが新潟

でも普及するようになったことで知名度

もあがり、徐々に参加者も増えるように

なりました。これまで開催したのは、村

上市、新発田市、五頭温泉(阿賀野市)、

新潟市、燕市、田上町、栃尾(長岡市)、

弥彦村、高柳(柏崎市)、佐渡市。最近

は、開催地までの距離にもよりますが、

毎回おおよそ三〇名以上の参加がありま

す。九月に新潟市古町で開催した際には、

五〇名もの参加がありました。

 

新潟フォトウォークで撮られた写真は

毎回一、〇〇〇枚以上あり、位置情報の

ついたデータも多いので、アプリを利用

して、iPhoneやiPadで地図か

ら写真を見ることも可能です。単に写真

を撮って歩くというだけでなく、地域の

共有データベースを作っていくという

「社会貢献」としての要素も、この活動

には含まれていると考えています。

●大学広報の取り組みとNSMCの発足

 

二〇〇九年には、新潟でも徐々にTw

itterのユーザが増え始め、こうし

た人たちがフォトウォークにも参加して

くれたり、小規模ながらリアルイベント

も開催されたりするようになります。私

自身もこのころから少しずつ、各種メ

ディアなどで「Twitterに詳しい」

敬和学園大学の教員として登場させてい

ただくようになります(「Twitte

rに詳しい」という形容は、ちょっと恥

ずかしいのですが)。二〇〇九年一二月

には、敬和学園大学のTwitterア

カウント @

keiwaco

llege

が本格運用と

なり、大学の広報担当者から、さまざま

な情報発信が行われるようになります。

 

こうした機運を受けて、二〇一〇年一

月二九日、新潟のコミュニティ「新潟ソー

シャルメディアクラブ」(略称

NSM

C)がスタートします。この日の参加者

は七〇人ほど。ちょうどテレビ局もTw

itterについて取材していて、この

時の様子はテレビで放映されました。N

SMCは私を含む七名のスタッフが運営

していますが、会員組織を作るわけでは

なく、毎回オープンに誰でも参加できる

形で開催しています。これまで九回のイ

ベントを開催、新潟フォトウォークも

NSMC主催として実施していますの

で、すでに二〇回以上のイベントを、N

SMCとして開催していることになりま

す。イベントには、メディアジャーナリ

ストの津田大介さん、ビデオジャーナリ

ストの神田敏晶さん、テーブルマーク広

報(当時)の末広栄二さん、アルファブ

ロガーのコグレマサトさん・いしたにま

さきさんなどをお招きし、お話を伺うと

共に、さらなる交流につなげてもらって

います。私自身、これらの活動を通じて、

多くの人々と知り合いになり、新潟県内

各地に頼れる友人ができました。

 

NSMCというコミュニティの目的

は、孤立する「アーリーアダプタ」(新

しいウェブのサービスをいち早く試そう

とする人たち)を支援すること。「アー

リーアダプタ」の多くは、ネットオタク

で話の通じない人たちではなく、むしろ

非常にオープンで、コミュニケーション

能力も高い人が多いのですが、新潟では

まだまだ少数派です。新しいツールを自

社の仕事の中でも積極的に活用しようと

して、社内で理解を得られず、苦しんで

いる人も多いです。NSMCはこうした

人たちをバックアップし、交流するため

の「場」を提供し続けたいと思います。

Page 5: Keiwa Campus Report Vol.69

ゼミ生によるUstream番組「Keiwa Lunch」

3

Clo

se up

●「風通しのよい」大学

 

ソーシャルメディアが普及する中で、

敬和学園大学の中でも学生たちの理解が

進み、TwitterやFaceboo

kの利用が広がっています。Twitt

erは二〇一〇年から、必修の「情報処

理論一」と「情報メディア論一」の授業

で全員に教えるようになりました。使い

方を教えるにとどまらず、「ハッシュタ

グ」という共通のキーワードを設定して、

授業中の情報共有にも活用しています。

学生のその場での書き込みをスクリーン

に表示しながら進行しますので、講義内

容の要約や質問が飛びかうことになりま

す。学生たちも、最初は戸惑いますが、

みんなで情報を共有することの価値に、

徐々に気付いてくれます。授業以外で

も、教務課から休講情報が発信されると

共に、その他ささいな相談ごとも、差し

さわりのない範囲でTwitterで共

有されています。学生への普及が進んだ

結果、広報、入試、就職などの各部門も、

学生や地域の皆さんと交流するツールと

して、TwitterやFaceboo

kを活用していますし、教員の中にもT

witterやFacebookを使う

メンバーが増えてきました。ソーシャル

メディアを通じた「風通しのよい」大学

が、ますます実現しつつあります。

●大学から社会に広がるネットワーク

 

私のゼミ生たちには、Ustream

というインターネット生放送サービスを

利用して、お昼休みの生配信番組「Ke

iwa

Lunch」を放送してもらっ

ています。企画からゲストへの出演交渉、

当日の進行まで、学生たちに全部自力で

やってもらっています。この取り組みは

新潟日報の紙面でも大きく取り上げてい

ただきました。ゼミ生たちには、新潟ソー

シャルメディアクラブのイベントにも、

できる限り参加するように指示していま

す。遠出をしたり、懇親会に出るのには

お金がかかるのですが、それ以上に得る

ものも多いと思います。県内各地の商工

会議所などが主催するTwitter・

Facebook講習会に、私が講師と

して伺う際にも、できるだけ学生たちを

アシスタントとして連れて行き、社会人

のソーシャルメディアへの関心を肌で感

じてもらうようにしています。

 

これらの取組みは、「ネットに強い学

生を育てる」という単純な意味で行って

いるものではありません。社会のあり方

が変わり、一人一人が組織を離れても生

きていける力が求められる中で、自ら発

信し、人々とつながっていく力のある学

生を育てていこうというのが、本当の狙

いです。その上で大学では、検索エンジ

ンで調べればわかることを教えるのでは

なく、その先を学生と教員が一緒に切り

開いていく教育を行う必要があると考え

ています。

 

ソーシャルメディアを利用した「風通

しのよい」環境づくりは、敬和の掲げる

リベラル・アーツ教育の本質の一部です。

「敬和カレッジ・レポート」の読者の皆

さんとも、TwitterやFaceb

ookでますますつながりや共感を深

め、協力関係を深められるようになりた

いと思います。

Profile一戸信哉 准教授 プロフィール

●最終学歴

早稲田大学大学院法学研究科

公法学専攻修士課程 修了

●こんな授業をしています

新しいウェブテクノロジーは、人々

の情報共有や情報流通の形式を、革

新的に変化させてきています。こう

した変化を楽しみつつ、社会変化の

波に柔軟に対処できる大学、大学生

を作っていきたいと思っています。

Page 6: Keiwa Campus Report Vol.69

フィールドアーチェリーは森の中で戦います

屋根の上から的を射ます

中心に矢を集めました

決勝ラウンド終了

監督とチームメイトと一緒に

4

敬和スポーツ

 

敬和学園大学では、学業とスポーツの

両立を通じて、視野をひろげ、教養を深

め、人間らしい心を備えた人間を育てて

いくことを目指しています。二〇〇八年

からは、「アーチェリー」「バドミントン」

「硬式テニス」を強化指定種目に位置づ

け、学生たちの活動を応援しています。

 

今年度秋に行われた全日本学生選手権

大会(インカレ)では、これまでのスポー

ツ強化の活動が実を結び、本学からアー

チェリー、バドミントンの二種目で優勝

者を輩出することができました。

 

一〇月一六日に行われた「全日本学生

フィールドアーチェリー選手権大会」で

は、国際文化学科二年の星亜沙美さんが、

女子の部で優勝しました。星さんは、初

の全国タイトル獲得となりました。

 

一〇月二〇日に行われた「全日本学生

バドミントン選手権大会」では、国際文

アーチェリー部

星さん、バドミントン部

武下さんが優勝!!

全日本学生選手権大会(インカレ)

リラックスしてつかんだ勝利

国際文化学科二年

 

星 亜沙美

●インカレで優勝して

―フィールドアーチェリーは四回目

の出場で経験が少なかったのですが、

リラックスして楽しみながら競技に

望み、力を発揮することができまし

た。これからはじまるインドアや春

からのターゲットアーチェリーの大

会に向けて調子を維持していきたい

です。

●佐藤百合子監督から一言

―森や林のある自然環境の中で行う

フィールドアーチェリーは、通常の

ターゲットアーチェリーとは勝手が

違うのですが、星は少ないながらも

これまでの経験を活かして、堂々と

プレイできました。タイトル獲得に

向けた、普段の練習からの前向きな

姿勢が結果に結びついたと思います。

●今後の目標について

―二月に全日本学生インドアアー

チェリー選手権大会に出場します。イ

ンドアに対して苦手意識を持ってい

るのですが、練習の中で試合のイメー

ジを取り入れて克服し、優勝を狙い

ます。また、一番の目標としている

ターゲットアーチェリーでは、早く

全日本出場のための基準点をクリア

し、初の決勝ラウンド進出を狙って

いきます。

Page 7: Keiwa Campus Report Vol.69

インカレ決勝戦

先輩のプレーを見つめる

優勝が決まった瞬間

表彰式

一緒に戦った仲間たちと

5

敬和スポーツ

アーチェリー部

星さん、バドミントン部

武下さんが優勝!!

化学科四年の武下利一さんが、男子シン

グルスの決勝にて、日本体育大学の和田

周選手を二対〇で下し、優勝を決めまし

た。武下さんは、インカレでは悲願の初

優勝となりました。

 

それぞれの種目とも、星さん、武下

さんに続く選手の育成も進んでいます。

アーチェリー部では、二月一七、一八日

に行われる「全日本学生室内アーチェ

リー個人選手権大会」に星さんと共に、

国際文化学科二年の阿部一真さんの出場

も決まりました。バドミントン部も、北

信越リーグで一部への昇格を果たし、イ

ンカレ団体戦では、一回戦で北海道の強

豪の北翔大学に勝利しています。

 

今後とも強化スポーツ種目をはじめと

した、”敬和スポーツ

“の更なる活躍に

ご期待、応援くださいますようお願いい

たします。

悲願のインカレ優勝

国際文化学科四年

 

武下

 利一

年続けて三位でした。社会人を含め

た大会である全日本ランキングサー

キットでは二連覇し、その後のニュー

ジーランドインターナショナルチャ

レンジでも優勝しています。プレッ

シャーがかかる中、我慢して優勝す

ることができました。

●今後の目標について

―ここで慢心せず、全日本総合選手

権大会で勝てる選手になれるように、

これからもしっかり練習を続けてい

きます。

●インカレで優勝して

―前の試合から時間が空いたので、身

体がきつかったです。その分余計な

ことを考えず、試合に集中すること

ができました。応援ありがとうござ

いました。

●松浦進二監督から一言

―力的には武下が大学生の中では抜

き出ていましたが、インカレでは三

 

武下利一さんは、二〇一二年度の

ナショナルチーム入りが決まりまし

た。トナミ運輸(株)への就職も決

まり、四月からは、実業団チームの

選手としてプレーを続けます。

Page 8: Keiwa Campus Report Vol.69

Keiwa Festival 2011

Home Coming Day

まちカフェメンバーは特製カレーライスを提供

 

敬和祭を一〇月二二、二三日に開催い

たしました。残念ながら雨模様でしたが、

多くの方々からご来場いただきました。

今回は同窓会のご支援により、二二日に

ジャーナリストの池上彰さんをお招き

し、普段お目にかかれない年齢層の方々

が多数ご来場されました。二三日のザブ

ングルさんのお笑いライブも盛況で、大

成功の二日間となりました。大勢の来場

者に恵まれたことで、敬和祭を目標に準

備してきた各サークルも、持てる力を全

て出し切ることができたと思います。こ

れも協賛してくださいました皆さま、同

窓会の方々、支えてくださった地域の

方々、教職員の皆さまのお陰と深く感謝

申し上げます。  (敬和祭実行委員会)

大成功に終わった敬和祭

私たち完全燃焼できました

アニメ研究部の挑戦

 

私たちアニメ研究部は、敬和祭でアニ

メダンスを披露しました。これまで敬和

祭に参加したことはなかったのですが、

普段あまり目立たない活動をしているの

で、少しでも盛り上げることができたら

と思い、この出し物を企画しました。

 

アニメ研究部は運動する機会がなく、

もちろんダンス経験もないので、部員の

楽しく踊りたいという熱意だけで練習を

続けてきました。そのため自分のキレの

なさに絶望し、難しい振り付けを覚える

ことにとても苦労しながら、毎日練習に

励みました。どのくらいの人が見にきて

くれるのか、この出し物についてまわり

がどのような反応をするのかなど、見当

もつかないまま本番を迎えました。しか

し、当日は予想以上の人に集まっていた

だき、掛声をかけてくれたり、一緒に踊っ

てくれる方たちもいて、とても盛り上

がって楽しく踊ることができました。終

了後も、たくさんの方から温かい声をか

けていただけたので、敬和祭に参加して

本当によかったと感じました。

 

今後も、アニメ研究部は学内のイベン

ト等に積極的に参加して、敬和を盛り上

げていきたいと思います。

  アニメ研究部部長

 加村

 苑子

敬和祭

6

 

卒業生同士の旧交を温め、母校と

のつながりを深めようと、敬和祭初

日の一〇月二二日、ホームカミング

デーを開催しました。二回目となる

今回は、本学にジャーナリストの池

上彰氏をお迎えし、「わかりやすく伝

えるとは」というテーマでご講話い

ただいた後、池上氏を交えたシンポ

ジウム「今、一番若者に伝えたいこ

と」を行いました。夜は新潟市内の

ホテルに会場を移して、卒業生と教

職員によるパーティーを行いました。

講演会には三〇〇名以上、パーティー

には約六〇名ご参加いただき、盛況

裡に終えることができました。たく

さんのご参加ありがとうございまし

た。        (同窓会 

皆川)

ホームカミングデーを開催

卒業生と母校をつなぐ

学長とのジャンケンゲームで盛り上がりました

Page 9: Keiwa Campus Report Vol.69

Home Coming Day

施設利用者の方と笑顔でふれあう

 

今年も敬和ふれあいバラエティが開催

されました。四年生の本間悟実行委員長

と、野澤ともこ副委員長を中心に、ほぼ

一年をかけてじっくりと、しかも精力的

に準備が進められました。開学以来継続

して行われ、ほぼ完成されたこのイベン

トをどう改善して実施するのかを、今年

も楽しみにしていました。今年は、震災

ボランティアとして活躍したKeiwa

HOPEのメンバーも、スタッフとして

力を発揮してくれました。

 

さまざまな経験を重ねながら、学生は

成長していきます。今回の「ふれバラ」

で学生たちは、その努力が実を結ぶさま

をみせてくれました。

(ボランティアコーディネーター

池田)

ふれあいバラエティを開催しました

地域の福祉施設の皆さまとの交流

きっかけを生むイベント

 

私は一年生のときから毎年、ふれあい

バラエティに参加しています。今年は実

行委員会の中心メンバーのひとりとして

携わることができました。

 

例年は四年生の先輩方を中心にこのイ

ベントを企画し、成功させてきたのです

が、今年はすべての学年のメンバーの意

見を盛り込み、実行委員と有志スタッフ

全員がかかわれるよう注意を払いまし

た。参加経験のあるメンバーからのアド

バイスに加え、初めて参加する学生たち

からの意見を取り入れていくことで、全

員に向上心が生まれ、まとまりもできて、

イベントは大成功だったと思います。

 

ふれあいバラエティは、大学近隣の福

祉施設の方々をお招きし、参加してくだ

さる施設利用者さんと楽しくコミュニ

ケーションをとることが大きな目的で

す。しかし、毎年学生主体で作り上げる

このイベントは、先輩に憧れを抱いたり、

自分の中に目標ができたりと、私たちに

とって大学生活のさまざまなきっかけを

与えてくれるものになっています。今年

のふれあいバラエティが参加してくれた

学生のみんなの中で、なんらかのきっか

けとして活きてくれたらうれしいです。

ふれあいバラエティ実行委員

 

加藤

 絋子

7

ふれあいバラエティ

 

第二回となったホームカミング

デーに参加させていただきました。

母校で久しぶりに友人たちと過ごし、

敬和学園や地域の方々の温かさに触

れ、学生生活を思い出し懐かしく思

いました。

 

仕事や子育てなどで参加すること

のできない友人が多く、知っている

人がいなかったらという不安もあり

ましたが、第二部のパーティーでは、

出席した同窓生の名前を使ったビン

ゴゲームが行われ、在学中にあまり

交流のなかった同期生や卒業生と新

しいつながりを持つことができたこ

とを大変うれしく思っています。

 

学生時代を同じ場所で過ごし、勉

学に励んだ友人は貴重な財産です。

大学を卒業してから、「敬和学園大学

出身」であることで、初対面でも一

気に心の距離が縮まることが幾度も

ありました。同窓の力は偉大です。

これからも敬和学園につながる絆を

大切にしていきたいと思います。

 

来年のホームカミングデーが今か

らとても楽しみです。

敬和学園につながる絆の温かさ

二〇〇四年度卒業

 

 渡邉

 佳寿美

Page 10: Keiwa Campus Report Vol.69

  

大澤サンタから本が手渡されました

あたたかい心のつながり

第七回目となった新発田朝市十二斎市

地域を活性化

 

昨年一〇月に七回目となった十二斎市を終えることができました。回を重ねるにつ

れ、目新しいことが要求されていることを肌で感じるようになってきました。さらな

る飛躍のためには、学生だけではなく、市民の皆さんも巻き込んで開催することが、

新発田市中心市街地の活性化につながると考えています。   (国際文化学科 

神田)

 

今年度の十二斎市では、新しい試みを

行ったことが大きかったと感じていま

す。五月の第六回では、被災地の復興支

援として岩手県宮古市の黒森神楽に関係

する獅子頭、また六・七回を通して福島

県の野菜を仕入れ販売し、それぞれ売上

を寄付させていただきました。また第六

回からはエクアドルで卒業生がつくって

いるバナナの販売もしました。回毎に珍

しいものをつくることで認知度が上が

り、私たちが望む定期市に一歩近づいて

きました。今後も新しい企画や試みを取

り入れることで、広くこの朝市について

知ってもらえたらと思います。

 

今回は岩手、福島の被災地支援や、聖

籠町にあるジャパンサッカーカレッジさ

んとの企画ブースを設置したことで、新

発田市以外の地域の方もいらしてくださ

り、多くの方に十二斎市を知っていただ

けたと思います。出店申込み数も年々増

え、新発田市商店街の活性化という目的

に少しずつ近付いているのではないかと

感じました。しかし、今後も学生中心と

なって運営していくためには学内での認

知を広げていくことも重要です。多くの

学生に興味を持ってもらい、一緒に活動

していくメンバーが増えていくことを

願っています。

国際文化学科三年

 

月 華子

国際文化学科三年

 渡邊

 舞

8

新発田朝市十二斎市

8

5月は雨の中で開催でした

市に集まった人の賑わい

地域の方々と学生たちによる演奏

 

病気の子どもたちに本のプレゼン

トを贈ろうという「サンタ・プロジェ

クト」は敬和学園大学のチャペルか

ら始まりました。二年前のアドベン

ト、山﨑由紀先生が話してくれた米

国のクリスマスの体験を受けて、「こ

れはよい、ぜひ新発田でもやろう」

といって始まったのが「サンタ・プ

ロジェクト・しばた」です。

 

書店の店頭に置かれたクリスマス

ツリーには、病院で過ごす子どもた

ちのためのカードが下げられていま

す。お客さんは自由にそれを取って

ふさわしい本を選び、寄せ書きをし

て代金を払うと、本はきれいにラッ

ピングされてクリスマスの日に子ど

もたちに届けられます。本を贈った

人にはサンタ認定証が渡されます。

 

最初の二〇〇九年は新発田市内の

Page 11: Keiwa Campus Report Vol.69

  

ご協力いただいたコメリ書房様

思い思いのエコファッションに身を包んだモデルの皆さん

 サンタ・プロジェクト

 

イオンモール新発田を会場に、本学国

際文化学科主催、㈱ハードオフコーポ

レーション共催の「エコファッション

ショウ」を、一一月一九日に開催しまし

た。貴重な資源としての衣服の価値を見

直すことで、エコロジー精神を地域の若

年層に浸透させることが主旨でした。

 

当日には、会場に一〇〇人を超える観

客が集まり、テレビ局や新聞社も多数取

材に訪れ、とりわけスタッフやモデルと

して参加してくれた学生たちの特筆すべ

き活躍のお陰で、眩いばかりの輝きを放

つ、華やかなショウを上演することがで

きました。   (国際文化学科 

佐藤)

エコファッションショウを開催

衣服のリユースをとおしたエコロジー

苦労を共にして深めた絆

 

私はこのエコファッションショウに企

画部として参加させていただきました。

エコファッションショウのお話を二月に

いただき、同じ部の佐久間清貴くんと協

力して土台をつくってきました。

 

まずモデルやスタッフとして協力して

くれる人がなかなか集まらず苦労しまし

た。その後もモデルやスタッフ、ゲスト

で出演してくれたダンスサークル「Fr

eeスタイラーズ」の人たちには、ミー

ティングの内容をはじめ、準備段階のさ

まざまな場面で迷惑をかけてしまいまし

た。それでもこの一大イベントを成功さ

せるために、煮詰めなければいけないこ

とが多ければ多いほど、状況が大変であ

ればあるほど、私たちは結束を強めて取

り組むことができたと思います。

 

ハードオフコーポレーションの山本太

郎経営企画室長様、イオンモール新発田

の方々、大学の教職員の皆さま、そして

何より協力してくれた学生の仲間たちの

力があってこそ、このファッションショ

ウは成功できたのだと思います。この

ショウを通じて協力することの素晴らし

さ、そしてそこから生まれる絆というも

のを知ることができ、とても貴重な機会

となりました。皆さん本当にありがとう

ございました。

企画部部長

  

東條

 訓之

9

エコファッションショウ

コメリ書房と未来屋書店が参加し、

善意の市民からのプレゼントが二六

冊、県立がんセンター病院の子ども

たちに届けられました。二〇一〇年

には新発田病院小児科病棟も加わっ

て合計四五冊。三年目の今年は新潟

市でもプロジェクトが始まり、新潟

大学病院の子どもたちに四一冊の本

が届けられました。今年の「サンタ・

プロジェクト・しばた」ではこれま

での二つの病院に加え、大震災で被

災した福島赤十字病院小児科病棟も

含めて全部で四〇冊を贈ることがで

きました。

 

敬和学園大学のチャペルから始

まった、あたたかい心のつながりが、

街々に広がっていくことを実感した

二〇一一年のクリスマスでした。

(宗教部長 

大澤)

Page 12: Keiwa Campus Report Vol.69

 「一・二年生保護者懇談会」を一一月五

日、本学を会場に開催いたしました。

 

第一部では鈴木佳秀学長のごあいさつ

に続き、桑原ヒサ子教務部長が本学の教

育内容について「敬和学園大学の教育」

と題しお話しいたしました。引き続き行

われた第二部は立食の懇談会で、保護者

の皆さまと常日頃アドヴァイザーとして

お子さまと接している本学教員との間

で、学業成績や学生生活等について有意

義な意見交換を行うことができました。

 

懇談会当日に皆さまからいただきまし

たご意見を今後の参考とさせていただき

ますと共に、貴重なお時間をご一緒に過

ごさせていただきましたことに、深く感

謝いたします。     (教務委員会)

ご家族と連携した学生指導

保護者の皆さまとの情報交換

「KEIWA CREW」のメンバー

学生の立場で敬和の魅力を発信

 「KEIWA

CREW」は、今年度

後期に発足した新しい団体です。学

生の立場を活かして「敬和の魅力」

を発信していくことが目標です。

 

敬和のバドミントン部やアーチェ

リー部が有名なことを知っている人

は多いと思います。しかし、野球部

やチアリーダー部、ブラスバンド部

などのサークルも活発に活動してい

ます。敬和には、まだあまり知られ

ていない魅力がたくさんあります。

 

私は、その魅力をもっと多くの人

に伝え、興味を持ってもらいたいと

思い、この活動に参加しました。私

たち「KEIWA

CREW」が、今

の敬和にない新しい風を吹き込む存

在になりたいと思っています。

学生一人一人を大切にする大学

 

娘は、いい大学に入学できて本当によ

かったと感じた懇談会でした。

 

鈴木学長の「小規模校だからこそでき

る、学生一人一人に対して細かい気配り

のある大学にしていきたい」という考え

が先生方全員に伝わっていることを感じ

ました。娘のゼミを担当している先生か

ら、大学での娘の勉強に対する姿勢や生

活の様子を教えていただき、一人一人の

学生を大切に思って見守ってくださって

いる学校の姿勢が伝わりました。また、

子どもが普段どんな風に大学で過ごして

いるのかが分かりとても安心しました。

 

それから、娘がある日「大学のバスの

運転手の方が突然自分の名前を呼んでく

れて驚いたけど、とてもうれしかった」

という話をしてくれたことがあります。

ゼミの担当の先生にこの話をしたとこ

ろ、普段から先生方だけではなく、学生

に関わる皆さまが学生の名前を覚えよう

と仕事の合間に顔写真と名前を見てくだ

さっているエピソードを聞いて、うれし

く思いました。学園全体で学生を優しく

包み込む温かい環境の中で、娘が勉強で

きていると分かり、とても安心しました。

一年生保護者

   

酒井

 夏枝

英語文化コミュニケーション学科三年

 

佐藤

 泰一

一・

二年生保護者との懇談会を開催

10

保護者との懇談会

Page 13: Keiwa Campus Report Vol.69

学生たちにも就職への心構えを指導いただきました

学長から任命状をいただきました

「KEI

WA

CREW」発足しました

 

私たち「KEIWA 

CREW」

の活動は、ツイッタ―やフェイスブッ

ク等のソーシャルメディアによるつ

ぶやきを意識的に行い、さらに敬和

学園大学や新発田市の魅力を伝える

フリーペーパーを製作していくこと

です。今、みんなで冊子の内容を検

討しているところですが、学生だか

らこそ見える敬和のよいところをか

き集めていこうと思っています。

 

毎日通っている大学を退屈に感じ

る人もいるかもしれません。しかし、

何もないと感じるようなことでも、

見方を変えれば特別なことに感じる

ことがきっとあるはず、と信念を持っ

てやっていくつもりです。学内の皆

さま、取材の際はご協力よろしくお

願いします。

国際文化学科二年

 

星野

 拓郎

 

八一社一〇九名の企業人事担当の方々

をお招きし、再来春採用を念頭においた

就職懇談会を、一一月九日に開催しまし

た。就職活動を開始する三年生はもちろ

ん、最後まであきらめずに就職活動を続

ける四年生への追加募集についても情報

をいただき、心より御礼申し上げます。

 

本学の教育の特徴についてご理解いた

だくため、昨年に引き続き、神田より子

教授のゼミ生が「大震災の復興支援と

十二斎市」と題し、地域に密着した教育

活動とフィールドワークを紹介してくれ

ました。大学生活で身につけた社会人と

しての力を就職活動でも大いに発揮して

欲しいと思います。(就職委員長 

杉村)

就職にむけた企業懇談会を開催

学生たちの社会人としての力を披露

信頼される誠実で豊かな人間性

 

敬愛の心と人間性豊かな教養人を育む

リベラル・アーツ教育を受けられた敬和

学園大学の多くの学生の皆さんが、自然

豊かな新発田の学び舎から社会に巣立た

れ、弊社に在籍する貴学卒業生も、現在

では一八名を数えるまでに至っておりま

す。

 

地域社会に安全、安心を提供する弊社

にとって、誠実で豊かな人間性を兼ね備

えた人財を育てることは、お客さまのご

信頼をいただく上で、欠くことのできな

い命題でございます。その点、幅広い職

種で活躍している貴学の卒業生の適応力

の広さは、確かな教育の成果と敬服して

いるところでございます。私共も、さら

に人財育成には研鑽を重ね、ご期待に添

えるよう、努力して参る所存でございま

す。

 

学生の皆さまにおかれましては、例年

以上に、就職活動は厳しさを増すことが

懸念されておりますが、どうか企業研究

を積み重ね、そして、これからの人生を

共に生きる企業選択を、自らの思いで成

し得ますことを切に願っております。

 新潟綜合警備保障株式会社

 

人事部長

 上田和正

11

企業との懇談会

Page 14: Keiwa Campus Report Vol.69

12

骨髄バンク

いよいよ本番!入学試験のご案内

 

新しい年と共に、受験シーズンも本

番を迎えました。一般入試では、A

日程・B日程・C日程と三回の募集が

あり、それぞれ、英語と国語二教科の

学力試験の結果により合否を判定しま

す。また、センター利用入試では、一

月中旬に全国一斉に実施された大学入

試センター試験の成績を利用して合否

を判定します。

 

大学進学を考えている方がいらっ

しゃいましたら、お気軽に広報入試課

までお問い合わせください。

(入試委員会)《お問合せ先》敬和学園大学広報入試課  0120-26-3637

人の命を救うということ

命の大切さを実感

 

私は人一倍注射が苦手です。骨髄液を

提供するには、病院に入院する必要があ

るし、注射もされるし、怖いことも少な

くないのですが、自分の意思でだれかを

救うということは一番身近なボランティ

アだと思い、ドナー登録をしました。

 

法律で患者さんと提供者が会うことは

禁止されていますが、病院を通して手紙

をもらいました。痛くて本当に辛かった

けれど、患者さんがよくなったことを聞

き、痛みなんて忘れてしまいました。こ

れまで気付けなかった命の大切さを感じ

ました。

 

まだ日本で登録されている骨髄ドナー

の数は少なく、病気で命を落としている

人が多いのが現状です。一人でも多くの

人がドナー登録し、提供に困らない世の

中になったらいいなと思います。

国際文化学科三年

 

野口

 佳織

骨髄液提供で実感した命の大切さ

多くの学生が骨髄バンクドナーに登録

 

骨髄バンクとは、白血病などの治療で骨髄移植が必要な患者さんのために、ドナー

の登録を募り、適合する型の血液を持つ方を見つけ、骨髄液の提供を行う仕組みです。

 

敬和学園大学では毎年一回、チャペル・アッセンブリ・アワーの時間に、骨髄移植

推進財団等の方からご講演いただくことに加え、年に二回、献血と合わせて骨髄バン

クのドナー登録会を実施しています。多くの学生たちが骨髄ドナー登録に協力してく

れ、今年度二名の学生の血液の型が一致し、骨髄液の提供を行うことができました。

 

私が骨髄バンクに登録したのは去年、

大学のチャペル・アッセンブリ・アワー

で荒井善正さんから骨髄移植のお話を聴

いたことがきっかけでした。

 

私は身近な人の死に触れた経験がな

かったので、人の命を救うことについて

よくわからず、受け身の姿勢で手術の日

を迎えていました。しかし、手術をする

前の日に、母からメールが届き、そこに

は私の叔母が乳癌で亡くなったことが記

されてありました。何度もお世話になっ

た叔母の死に強いショックを受けまし

た。そこで初めて私は死のことや、人の

命を救うことについて実感し、よい心構

えで手術に臨むことができました。

 

死のことと、人の命を救うことの両方

を実感できる貴重な体験をさせていただ

き、感謝しています。

国際文化学科三年

 

関 恵児

Page 15: Keiwa Campus Report Vol.69

13

オープン・カレッジ 

 

敬和学園大学では、英検・TOEI

C、入試の成績に応じて授業料を支援

する特待生・奨学金制度を設けていま

す。

 

英語でがんばった成果を評価する

「新入生資格特待生制度」では、実用

英語検定二級または、TOEICの得

点五三〇点以上を達成した受験生を対

象に、授業料六九万円を二年間免除し

ます。この制度を利用して一昨年は

一四名、昨年は六名の資格特待生が

入学しています。入学後も、実用英

語検定準一級以上または、TOEIC

七三〇点以上を達成した方は、次年度

から授業料六九万円を免除します。

 

また、一般入試(A日程)の成績上

位三位までの方には授業料の半額、セ

ンター試験利用入試で七〇%以上の得

点を挙げた方のうち上位三位までの方

には授業料の全額、四位から一〇位の

方には授業料の半額を給付する「奨学

金制度」を用意しています。

 

受験生の努力を評価し、学業を後押

しする制度です。奮って挑戦していた

だき、ご活用ください。(入試委員会)

特待生・奨学金制度のご紹介

がんばった受験生たちの授業料を支援

●お問合せ先 

広報入試課

 

〇一二〇-

二六-

三六三七

吉田先生のユーモアあふれるお話を愉しみました

二〇一一年度オープン・カレッジのご報告

多くのご参加に感謝!

 

今年度のオープン・カレッジは、春か

ら夏にかけて、本学を会場にした「絵本

の愉しみ5」、「英検二級・準二級一次・

二次試験対策英語集中講座」(春・秋)、

新発田市での「フォトウォーク」、聖籠

町では「夏休み子ども陶芸教室」を開講

しました。吉田新一先生の「絵本の愉し

み」は今年で五回目を迎えました。「ピー

ターラビット絵本」に見られる欽定訳聖

書やシェイクスピアの影響について学

び、絵本の中に生き続ける思想や文体の

鉱脈へと導かれた思いです。陶芸教室は

今年も盛況でした。子どもたちの独創的

な作品にはいつも感心してしまいます。

 

秋には新発田市で「私たちが生きる世

界の今」と題し、中国、ドイツ、アメリ

カの歴史と今、日本との関係について学

びました。新潟市北区では、「『愛』とい

う名のもとに~婚活から終活まで~」と

いう公民館企画のテーマで、結婚や恋愛、

熟年世代の生き方、終わり方など愛につ

いて多面的に考えました。

 

このほか、児童英語教育セミナー、地

域福祉関連の講演会を開催、また高等教

育コンソーシアムの公開講座にも参加し

ました。

 

高校生向けの英検対策講座は、今年か

ら年二回の開講となりました。受講生の

ほとんどが直近の英検受検を視野に入れ

ており、真剣に受講していました。「二

級の出題方法や問題形式、合格するため

の勉強も分かったため、これからの自主

勉強に生かしたい」「どんな学習法で勉

強をしたらよいか、抑えるポイントを丁

寧に教えていただいてよかった。面接練

習も、大学入試のための模範になってと

てもためになった」などの感想をいただ

きました。なお、本学には高校卒業時ま

でに英検二級を取得した入学者対象に新

入生資格特待生奨学金があります。二年

間学費を免除される中で、在学中にさら

に上の級を目指して欲しいと思います。

 

本学オープン・カレッジにご協力、ご

来場くださいました皆さまに心より御礼

申し上げます。  (広報委員長 

金山)

Page 16: Keiwa Campus Report Vol.69

 

恒例の高校・大学合同のクリスマス・

研修会を、一一月二六日に敬和学園高

校で行いました。

 

基調講演では東日本大震災で被災

し、原発事故による被害を受けておら

れる栃木県那須塩原市のアジア学院校

長の大津健一先生から、震災被害につ

いてご講演をいただきました。アジア

から多くの研修生を受け入れ、安全な

食を提供してこられたアジア学院が、

大きな苦難に直面しつつも、キリスト

につながるさまざまな共同体からの支

援を受けて、そのミッションを確認し

ながら希望を抱きつつ前進される様子

を、当事者の視点からうかがい、その

希望の歩みに感銘しました。食という

人間の生きる根幹に関わる事業に力を

注いで来られたアジア学院の復興を心

より願います。

 

講演後は、学校経営や高大連携など

テーマごとのグループに分かれ、高校・

大学の教職員が意見交換する時を持ち

ました。そこで蒔かれた種が、今後の

連携に発展することを願います。

 

また、二〇年以上勤続された永年勤

続者の表彰が行われました。大学開学

初年度に着任された教職員の表彰があ

り、二〇年という時の重みを感じまし

た。 

高大合同クリスマス・研修会のご報告

震災による苦難と希望を共有

14

共に築き、感動を共にした学舎

Brother’s

keeper

 

初代北垣宗治学長からのお声がけで、

私は開学と同時に郷里の敬和学園大学に

赴任しました。私の担当はスポーツ・健

康系ですが、当時はまだ体育施設がな

く、聖籠町の体育館や新発田市のテニス

コートをお借りしていました。学生は学

バスで移動し、倉庫は私の車でした。二

年後にグランドが整地され、新発田市の

中学校移転に伴い空き体育館をお借りす

ることができ、ひとまず専用の体育施設

ができました。小さい体育館で男女六〇

人以上の学生たちが、割れんばかりの歓

声をあげてスポーツを楽しんでいた姿が

脳裏に浮かんできます。今では体育施設

も徐々に整い、各クラブが活発に活動し

て好成績を収めています。今後も、学生

の皆さんがそれぞれの分野で力を伸ば

し、活力に満ちた学園生活を送られるよ

う願っています。二一年間、共に過ごし

た学生たちや教職員の方々のご協力、地

域の皆さまのご支援に感謝いたします。

 

また、約一〇年間の学生部長在任中、

うれしいこと、悲しいこと、たくさんの

出来事に出合いました。学生たちそれぞ

れが悩みを抱え、それを解決し意欲を引

き出していくことは困難でした。学生支

援のシステムが、更に柔軟に充実したも

のになっていくことを願っています。

 

英語に

Bro

ther’ s keep

er

という表

現があります。聖書に由来するフレーズ

で、他人でも兄弟のように面倒を見、守

り、責任を持つという意味で使われます。

 

三年半前に着任し、

Welco

me to

Keiw

a Fam

ily

と迎えていただいてから

敬和学園大学は大きな家族なんだと思う

ことが何度もありました。東日本大震災

後の卒業式が終わり、全員の無事を確認

できた安堵で教員の皆さんと涙した時は

特にそう思いました。教職員は学生を大

切にし、学生も兄弟姉妹のように共に成

長する姿を見てきました。四年間の学

びを通し、互いを思いやり、挑戦し合

い、そして手を取り他人に尽くすように

なる学生を見てきました。学生と接して

いるとたくさんの弟や妹がいるような気

持ちになります。弟や妹のためなら何で

もできると思いますし、それは同じ思い

を持つ他の教職員の皆さんからの支えが

あるからだと感じます。Y

ou are yo

ur

bro

ther’ s

keeper. Y

ou are

your siste

r’ s keep

er.

“敬和の教育に携わり、私はこの

言葉の本当の意味を理解できました。

 

来年度からは非常勤講師として、引き

続き敬和家族の一員として、教育に携わ

れることをうれしく思います。今後とも

よろしくお願いいたします。

共生社会学科

 

久島

 公夫

人文学部

   

吉沢

 彩子

お別れのメッセージ

Page 17: Keiwa Campus Report Vol.69

15

新発田学研究センター

学事予告

◆一月◆

四 

休業(創立記念日振替)

五 

講義再開

一一日

卒業論文提出締切日

一三日

AO(三)合格発表

一四日

大学入試センター試験(一五日まで)

一六日

留学生交流餅つき大会

二六日

後期講義終了

二七日

後期末試験(二月四日まで)

二九日

社会福祉士国家試験

   

一般(A)、外国人(一)入学試験

◆二月◆

三 

一般(A)、外国人(一)、

   

センター利用入試(一)合格発表

五 

春期休暇(四月三日まで)

六 

後期集中講義(一〇日まで)

一四日

後期末追試験(一六日まで)

一七日

学内合同企業説明会

   

一般(B)入学試験

二四日

一般(B)、AO(四)合格発表

二八日

再試験(二九日まで)

◆三月◆

一 

図書館蔵書点検(二二日まで)

二 

センター利用入試(二)合格発表

一三日

一般(C)、外国人(二)入学試験

一五日

一般(C)、センター利用入試(三)、

   

外国人(二)合格発表

一六日

卒業式

二三日 AO(五)合格発表

三一日 学年終わり

まちの駅よろず「新発田学研究センター」開所五周年記念講演会

         

および第四回「阿賀北ロマン賞」授賞式のご案内

 

文藝賞「阿賀北ロマン賞」は、今回で

第四回の実施となり、全国から九六作品

の応募をいただきました。当賞の運営に

多くの支援を賜りました新発田市様、聖

籠町様、協賛企業様、そして地域の皆さ

まに厚く御礼申し上げます。第一次審査

会は一一月二九日に、第二次審査会は

一二月二三日にいずれも本学で行われ、

受賞者を決定しました。受賞者名は、本

学ホームページにて近日中に公開しま

す。

 

授賞式は、まちの駅よろず「新発田学

研究センター」開所五周年記念講演会と

合わせ、三月三日に開催します。講演会

は、『いちげんさん』ですばる文学賞を

受賞されたスイス出身の作家、デビット・

ゾペティ氏を講師としてお招きし、今回

の募集作品のテーマであった「食」と文

学についてなど、ざっくばらんに語って

いただきます。当日は、ゾペティ氏と当

賞の審査員長で作家・「三田文学」編集

長の加藤宗哉先生によるシンポジウムも

予定しています。また、加藤先生によ

る「文章講座」を二月四日と三月四日に、

まちの駅よろず「新発田学研究センター」

にて開催いたします。いずれも参加無料

となります。当賞への応募を考えておら

れる方を含めて、皆さまのご参加をお待

ちしております。

 

これまでの「阿賀北ロマン賞」の受賞

作品を、エフエムしばた様の番組「おは

ようしばた769」にて朗読していた

だくなど、当賞の文藝作品を通じて阿賀

北地域の魅力を伝える取り組みも地域に

浸透してきました。今後とも当賞へのか

わらぬご支援をよろしくお願いします。

●講演会・授賞式のご案内

 

三月三日(土)一三時三〇分~ 

 

新発田市地域交流センター

●文章講座

 

二月四日(土)、三月四日(日)

 

一三時から一六時まで

 

新発田学研究センター

※お問合せは、本学教務係

       〇二五四-

二六-

二五一四

       kyo

mu@

keiwa-c.ac.jp

講師のデビッド・ゾペティ氏

Page 18: Keiwa Campus Report Vol.69

チャペルで後輩たちに思いを伝える

一九九四年度卒業

 

近 伸之

16

同窓会は宝さがし

同窓会リレー・エッセイ

21

同窓会リレー・エッセイ

 

今年度の総会にて第二代同窓会長とし

て承認されました、一期生の近伸之です。

現在、新潟市内にあるキリスト教会で牧

師をしています。同じく一期生の米山光

紀くんが卒業以来、会長の重責を担って

くださいました。感謝と共に、その情熱

を引き継いで会長の任にあたっていきた

いと願っています。微力ではありますが、

どうかよろしくお願いします。

 

数年前、大学のCAHにて真珠につい

て話したことがあります。敬和学園大学

は、まさに一つの真珠貝です。真珠はダ

イヤのような最高級の宝石ではありませ

ん。しかし真珠は”生

きている

“貝によっ

て作り出されます。敬和は小さな大学で

す。しかしここには今も昔も、血の通っ

た関係が変わることなく生き続けていま

す。私は母校のすぐ近くに教会がありま

すので、今でもよく訪問します。学生に

とってアニキ・アネゴのような教職員、

ボランティア活動、教室、学食、スクー

ルバス、そこには敬和を卒業したことを

今も誇らしく思える出会いがあり、教育

があり、血の通った関係があります。

 

私事ですが、あるとき地元の郵便局員

が営業で私の教会を訪問してきました。

じつは同窓生であるとのこと。保険には

入りませんでしたが、昔話に花が咲きま

した。またつい先日、新潟市の文化施設

を利用した時、担当職員がやはり同窓生

でした。新約聖書の中に「天の御国は、

良い真珠を捜している商人のようなもの

です」というキリストの言葉がありま

す。”田んぼの真ん中

“の真珠貝から生

まれた無数の真珠が、お互いに、すぐ近

くにいるのです。同窓会は、そのような

一つ一つの真珠のありかを捜し、ひと繋

ぎにしていく働きです。

 

今後の活動として、卒業生名簿の整理、

各地域での同窓会支部の立ち上げなども

視野に入れています。同窓会のホーム

ページも新しくしました。掲示板を通じ

て、ぜひ近況をお知らせください。やる

べきことは無数にあります。母校の近隣

にお住まいで、同窓会事務にご協力いた

だける方は、ぜひ大学にご連絡ください。

寄付者ご芳名

(二〇一一年一一月三〇日現在、敬称略)

〈一 

般〉

 

阿部 

濶、  長谷川 

稔、 

平形 

義人、

 

細見 

昌平、細野 

ヤエ、伊藤 

紳一、

 

笠原佐千子、小宮 

富郎、松村 

三冬、

 

中村 

佐保、中山 

幸子、尾﨑 

秀一、

 

寒河江一雄、坂上 

富男、坂井 

情二、

 

佐藤 

司郎、佐藤 

良、  

相馬 

文子、

 

杉原 

晃、 

杉原 

泰洋、高橋 

眞澄、

 

田坂ゆたか、冨井 

康年・良子、

 

和田 

秀男、和田 

淳一、和田美恵子、

 

和田 

信市、横山キミイ、湯浅 

英雄、

 

婦人矯風会新潟支部、

 

日本キリスト教団新津教会、

 

新潟YWCA、株式会社大西

〈卒業生・在学生・保護者〉

 

近 

伸之(一)

〈学園関係〉

 

新井 

明、鷹澤 

昭一、

 

後援会(2)

 ( 

)内、漢数字は期生、算用数字は回数

 

本学にお寄せくださいましたご

支援・ご厚意に心より感謝申し上

げます。

Page 19: Keiwa Campus Report Vol.69

教授会

チャペル・アッセンブリ・アワー⑲

 説教 山﨑ハコネ 准教授 「愛がなければ」

 講話 本間正一郎 非常勤講師 「新聞、関心ないでしょ」

新発田市立猿橋中学校 職場体験(2 年生 2 名)

1・2 年次生保護者との懇談会(41 名)

選書ツアー

企業との就職懇談会 

 (ANA クラウンプラザホテル新潟、81 社)

加茂市立加茂中学校大学見学(2 年生 8 名)

AFS 日本協会留学生大学見学(7 名、写真④)

チャペル・アッセンブリ・アワー⑳

 説教 大澤秀夫 宗教部長「目から涙をぬぐいなさい」

 講話 杉村使乃 就職委員長「キャリアで考える大学生活」

推薦(指定校Ⅰ、Ⅱ、公募、スポーツ)入学試験

教授会

中条高校大学見学(1 年生 47 名)

チャペル・アッセンブリ・アワー 21 説教 山﨑由紀 准教授

    「今日が人生最後の日であったなら」

 学生団体報告 Keiwa HOPE(災害ボランティアチーム)

        「災害ボランティア報告会」

エコファッションショウ(イオンモール新発田)

新津高校イングリッシュセミナー (1 年生 42 名、写真⑤)

相談援助実習 2、フィールド ・ トレーニング(~ 12 月 3 日)

小千谷西高校大学見学(2 年生 23 名)

理事会

チャペル・アッセンブリ・アワー 22 説教 片岡謁也 日本基督教団若松栄町教会牧師

    「真実な神を信じて」

大学・高校合同クリスマス研修会(敬和学園高校)

 講師 大津健一 アジア学院校長

    「東日本大震災とアジア学院の教育」

チャペル・アッセンブリ・アワー 23 アマリア・ネクラエシェ ポピュラー・ゴスペル歌手

 クリスマス・コンサート「讃美と証し」(写真⑥)

クリスマスツリー点灯式

教授会

チャペル・アッセンブリ・アワー 24  説教 金山愛子 教授

    「クリスマスの希望の光」

 救世軍タンバリンバンド「伝導と社会福祉」

留学生を支える会奨学金贈呈式

クリスマス燭火礼拝

 説教 長倉望 日本基督教団新潟教会牧師

    「希望の光」(写真⑦)

キャロリング、クリスマスパーティー

チャペル・アッセンブリ・アワー 25 説教 大澤秀夫 宗教部長「場所をつくる」

 ブラスバンド部「クリスマス讃美演奏」

冬期休暇(~ 1 月 3 日)

冬期特別休業(~ 1 月 3 日)

共生社会学科・人文社会科学研究所公開学術講演会

 「地域福祉の新たな展望と課題」(写真①)

 講師 牧里毎治 日本地域福祉学会会長

 基調講演 「地域福祉実践の新たな展望と社会起業のあり方を問う」

 (新発田市生涯学習センター、113 名)

聖籠町日中国際交流事業 ぶどう狩り交歓会

 (留学生 16 名)

新潟市北区オープン・カレッジ②(28 名)

 講師 益谷真 教授

    「愛の本質を科学的にとらえる」

教授会

新発田市オープン・カレッジ③ (68 名)

 講師 松本ますみ 教授

    「グローバル化の中の中国イスラーム」

チャペル・アッセンブリ・アワー⑯

 説教 大澤秀夫 宗教部長 「生まれる前から」

 講話 佐脇奈都代 JICA 新潟デスク国際協力推進員

    「世界の中で私たちにできること」

第 7 回新発田朝市 十二斎市

新潟市北区オープン・カレッジ③(29 名)

講師 大澤秀夫 教授 「退職後のハッピーライフ」

新発田市オープン・カレッジ④(62 名)

 講師 丸畠宏太 教授

    「過去の克服と現代ドイツ社会」

チャペル・アッセンブリ・アワー⑰

 説教 山田耕太 副学長

    「共に苦しみ、共に生きる」

 学生団体報告 敬和国際ボランティアサークル(KIV)

        「ボランティアツアー報告会」(写真②)

社会福祉士模擬試験②

新潟市北区オープン・カレッジ④(30 名)

 講師 山﨑ハコネ 准教授 「死ぬまでにすべきこと」

北越高校大学見学(1 年生 168 名)

新潟市立上山中学校大学見学(3 年生 13 名)

新潟市立小針中学校大学見学(2 年生 3 名)

新発田市オープン・カレッジ⑤(58 名)

 講師 山﨑由紀 准教授 「アメリカの宗教保守」

ふれあいバラエティ(87 名)

第 21 回敬和祭(~ 23 日)

ホームカミングデーⅠ部(315 名)

 記念講演会 

 講師 池上彰 ジャーナリスト

    「わかりやすく伝えるとは」

シンポジウム 「今、一番若者に伝えたいこと」

パネリスト 池上彰 ジャーナリスト 

      杉村使乃 准教授

      永野茂洋 明治学院大学教授

ホームカミングデーⅡ部 懇親会

 (ANA クラウンプラザホテル新潟、64 名)

外国語スピーチコンテスト(写真③)

チャペル・アッセンブリ・アワー⑱

 説教 大澤秀夫 宗教部長 「何が見えるか?」

 講話 イザベラ・ガラオン青木 アニマルフレンズ新潟代表 

    「大震災の中の動物たち」

社会福祉士模擬試験③

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キャンパス日誌From Campus

10 October

12 December

11 November

Page 20: Keiwa Campus Report Vol.69

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Gems in

36チャレンジ学生ファイル Vol.

 私は新潟でモデルの仕事をしています。仕事内容は、お金が発生するものもあれば、ボランティアのようなものまでさまざまです。 普段とは違う世界、普段とは違う自分、仕事の思い出には楽しいものが多いです。鏡の中に映るのは全く違う自分の姿です。周りから褒められて、綺麗に写真に収めてもらう、靴を自分で脱ぐことさえせず、その上お給料をもらうのです。こんなに楽しいことは他にないように感じます。その反面、華やかに見えるのにどうして楽しくないのだろうと感じることも多くあります。可愛い、綺麗という言葉に自分がおぼれてしまうのではないかと不安でたまらなくなります。その言葉をそのまま受けて自分を見失った時が仕事を辞める時だと思っています。 相手がどうしてその言葉を選んで、かけるのか。写真でメッセージを伝えるのが難しいように、自分に向けられた言葉を受け取るのも簡単ではありません。何を求められているのか、仕事を通して、本当の意味で使われる言葉を受け取る方法を学ぶことができたと感じています。

言葉の本当の意味の受け取り方

英語文化コミュニケーション学科 2 年

西方 花子

REPORT

「板倉庄三のサロン」様のフライヤー用写真

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