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発行：市原市 都市戦略部 拠点形成推進課 コンパクトシティ推進室 発行日：2020 年 5 月 13 日

本市では、地域における良好な環境や地域の価値

を維持・向上させるため、まちづくりの当事者とな

る住民・事業主・地権者等の皆様による主体的な取

組を推進しています。その第一歩として、勉強会を

開催しています。第 2 回となる今回は、第 1 回を受

けた具体的な取組について検討しました。

①「姉崎を〇〇〇なまちにしたい！」「そのために、こんなことしたい！」

について語り合いましょう

～仲間づくりカフェ（フリートーク）～

将来の姉崎のまちについて、理想とする姿とその

姿を実現するためにやってみたいことをグループに

分かれて語り合いました。ワールドカフェ形式で行

い、3 つのテーマについて、参加者の方には自由に

意見を出してもらいました。

さらに、語り合ったテーマやその他のテーマも含

めて、「もっと深掘りして語りたい！」テーマについ

て、意見を出してもらった結果、4 つのテーマが挙

げられました。

〈開催概要〉

日 時：2020 年２月 17 日（月）

15 時～17 時

場 所：姉崎公民館 研修室

参加者：21 名

第２回姉ケ崎駅周辺まちづくりに関する 勉強会を開催しました！

姉ケ崎駅周辺 まちづくりレポート

２ 第

号

司会進行

参加者 ホスト役

ワールドカフェとは…

カフェでくつろいでいるようなリラッ

クスした雰囲気のもと行う会議のこと

で、今回は 1 テーブル３～４人に分

かれて行いました。そして、６～７分

（1 ラウンド）ごとにホスト役の 1 人

以外は別のテーブルへ移動し、新たな

メンバーと語り合いました。

【ラウンド１】

姉崎を「〇〇〇なまち」にしたい

【ラウンド２】

姉崎を「〇〇〇なまち」にしたくない

【ラウンド３】

「〇〇〇なまち」に向けて、残したい資源、

活用したい資源、こんなことしたい！できる！

語り合ったテーマ

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空き地を歌が歌える場所に活用したい！

深掘りしたいテーマ１

・駅周辺にバスを待つ場所や立ち寄りたい場所が無い。

・バスを待っている間に好きな歌を 1、2 曲歌える場所

があるといい。

・また、その場所では、観光情報や地域で頑張っている

団体の紹介もする。

・いろいろな方のお力を借りて連携していくことがで

きれば面白い。

・姉崎の中心部に入ると昔の街並みがあり、そこを集

いの場として使いたい。

姉崎の商店や歴史を知ってもらいたい！

深掘りしたいテーマ２

・姉崎は古墳や城跡といった歴史のある地域である。

・駅周辺の空き店舗を利用して歴史を語るカフェのよ

うなものができるといい。

・将来は歴史ミュージアムとして展示する場をつくる

ことができたら楽しい場になるのではないか。

②まちづくりテーマとやりたい取組み

「地域資源を活用してこんなことしたい！」を発表して、

仲間をつくりましょう

～グループワーク～

①で挙げた深掘りしたい 4 つのテーマについて、参加者自身が

特に関心のあるテーマに分かれ、語り合ってもらいました。

バスを待つ時間

に少し立ち寄れ

る場所があると

いいな…

地域にある資源を

まちづくりに生か

せないかな…？

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・駅の近くに大きなショッピングモールをつくり、

おしゃれなカフェやヨガスクール、英会話スク

ール等があれば人が集まるのではないか。

・駅周辺には塾があるため、塾に通う高校生が利

用できるお店があるといいのではないか。

・他の駅のように、ドイツ村と提携してイルミネ

ーションを設置する等、どこかと提携して素敵

なおしゃれな空間にしたい。

・子ども食堂など、学校に行きづらい子どもたち

が気軽に来られる場所をつくりたい。

若い人が残るまちにしたい！

深掘りしたいテーマ３

・生産者や加工する店があるため、イチジクを活

用するまちおこしはどうか。

・若いアイデアは姉崎高校から借りて、販売は地

元のカフェを販路の一つとするなど。

・もう少し煮詰めて現実性のあるアイデアにでき

ればいいと思う。

深掘りしたいテーマ４

若い人がまちから

いなくなっていく

ことが心配…

空き地のままでは

もったいないな‥

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●今後のスケジュール 次回は、2020 年 4 月頃に、今回の参加者の皆さんから出たアイデアをベースに『地

域主体の拠点将来妄想図』を作成する予定でしたが、現在、新型コロナウイルス感染症

の感染拡大防止のためこれを延期し、実施時期や方法について検討しています。決まり

ましたら改めてご案内いたします。ぜひ、ご参加ください。

●これまでの主な勉強内容

勉強会：地区の課題と将来像について

2019 年 12 月 18 日（水）

第 1 回

取組場所や内容についての具体的な検討

2020 年２月 17 日（月） 第２回

地域主体の拠点将来妄想図の作成

時期や方法について検討中 第３回

これまでのまちづくりは、行政等の「計画する人」が工務店等の「つくる人」を決め、

市民等その場所を「使う人」に説明するという順で進められていました。これからは、

使う人が当事者として先導していくことで、いつまでもしっかりと使われ続ける場所を

つくっていきませんか？市も当事者の一人としてサポートしていきます！

計画する人

・行政

・建築家

・都市計画家

つくる人

・工務店

・ゼネコン

使う人

・市民

・事業者

・テナント

これまでのプロセス

これからのプロセス

みんながまちづくりの“当事者”

これまでの「公共主体」

のまちづくりから「地域

主体」のまちづくりに考

え方を転換し、市民の快

適な暮らしを持続可能

なものにしたい！