OPTIC-4ガスクロマトグラフ質量分析計用多機能注入口Multimode Inlet for Gas Chromatograph Mass Spectrometer

仕様、設置条件

注入口最高使用温度　　600 ℃（GC オーブン温度 35℃）

冷却温度 　　35 ℃（空気）

昇温速度　　　　1～60 ℃/ 秒

温度プログラム　9 ステップ

電子流量制御圧力範囲　　　　7～700 kPa 全流量範囲　　　5～500 mL/min ( ヘリウム )　　　　　　圧力センサ　　　精度 ±1%（フルスケール）　　　　　　　　再現性 ±0.2%（フルスケール） 流量センサ　　　精度 ±1%（フルスケール）　　　　　　　　再現性 ±0.2%（フルスケール）スプリットラインに溶媒センサーを搭載

インターフェースLAN および USB GC とオートサンプラへのリモート開始 / ストップ信号

設置環境寸法　　　　　　幅 140× 奥行 340× 高さ 340 mm　重量　　　　　　8.4 kg（制御ユニット )雰囲気温度　　　18～40 ℃ 　雰囲気湿度　　　40～70 % 主電源　　　　　100～240 VAC、50/60 Hz 消費電力　　　　150 W（通常）、 450 W（最大）

ソフトウェアメソッドの作成と編集リアルタイムの状態表示機能自動最適化シーケンス機能ダイレクトコントロールシステムログファイル２つのアクセスレベルでのパスワード管理

クライオトラップ（オプション）操作温度範囲　　-150～+350 ℃ 昇温速度　　　　1～60 ℃/ 秒冷却　　　　　　液体窒素（加圧容器 150～200 kPa)

分析計測事業部 604-8511 京都市中京区西ノ京桑原町1

101-8448

530-0012

060-0807980-0021963-8877305-0031

330-0843

220-0004

422-8062

（03）3219-（官公庁担当） 5631・（大学担当） 5616・（会社担当） 5685

（06）6373-（官公庁・大学担当） 6541・（会社担当） 6556（011）700-6605（022）221-6231（024）939-3790

（029）851-（官公庁・大学担当） 8511・（会社担当） 8515

（048）646-（官公庁・大学担当） 0095・（会社担当） 0081

（045）311-（官公庁・大学担当） 4106・（会社担当） 4615（054）285-0124

島津コールセンター （操作・分析に関する電話相談窓口）

450-0001

604-8445

650-0033700-0826760-0017732-0057812-0039

（052）565-（官公庁・大学担当） 7521・（会社担当） 7531

（075）823-（官公庁・大学担当） 1604・（会社担当） 1603（078）331-9665（086）221-2511（087）823-6623（082）236-9652

（092）283-（官公庁・大学担当） 3332・（会社担当） 3334

https://www.an.shimadzu.co.jp/

初版発行：2011年9月

東 京 都 千 代 田 区 神 田 錦 町 1 丁 目 3

大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル14階

札幌市北区北七条西2丁目8-1　札幌北ビル9階仙台市青葉区中央2丁目9-27 プライムスクエア広瀬通12階郡 山 市 堂 前 町 6 - 7 郡 山 フ コク 生 命 ビ ル 2 階つ　く　ば　市　吾　妻　3　丁　目　17　-　1

さいたま市大宮区吉敷町1-41 明治安田生命大宮吉敷町ビル8階

横浜市西区北幸2丁目8-29 東武横浜第3ビル7階

静岡市駿河区稲川2丁目1-1　伊伝静岡駅南ビル2階

名古屋市中村区那古野1丁目47-1 名古屋国際センタービル19階

京 都 市 中 京 区 西 ノ 京 徳 大 寺 町 1

神 戸 市 中 央 区 江 戸 町 9 3 栄 光 ビ ル 9 階岡山市北区磨屋町3-10 岡山ニューシティビル6階高 松 市 番 町 1 丁 目 6 - 1 高 松 N K ビ ル 9 階広島市東区二葉の里3丁目5-7 GRANODE広島5階福 岡 市 博 多 区 冷 泉 町 4 - 2 0 島 津 博 多 ビ ル 4 階

東 京 支 社

関 西 支 社

札 幌 支 店東 北 支 店郡山営業所つくば支店

北関東支店

横 浜 支 店

静 岡 支 店

名古屋支店

京 都 支 店

神 戸 支 店岡山営業所四 国 支 店広 島 支 店九 州 支 店

本文書に記載されている会社名、製品名、サービスマークおよびロゴは、各社の商標および登録商標です。なお、本文中では「TM」、「®」を明記していない場合があります。本製品は、医薬品医療機器法に基づく医療機器として承認・認証等を受けておりません。治療診断目的およびその手続き上での使用はできません。トラブル解消のため補修用部品・消耗品は純正部品をご採用ください。外観および仕様は、改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。

0120-131691IP電話等：（075）813-1691

OPTIC

-4

C146-0285E

幅広いサンプル形態に対応可能な注入モードを備えている OPTIC-4は、GC-MSの試料導入

システムにおける究極の注入口です。

GCMS-TQシリーズ/QPシリーズに搭載することにより、その性能を最大限に引き出すことがで

きます。

O P T I C - 4 の 優 れ た 基 本 性 能

スプリット/スプリットレス注入モードの他に、　　大量注入モード　　注入口誘導体化モード　　熱脱離モード　　熱抽出モード　　熱分解モード　　DMI（Difficult Matrix Introduction）モードをひとつの注入口で実現できます。

・・・・・・

■ 多彩な注入モードが可能

O P T I C - 4 は 、切 り 替 え バ ル ブ や ト ラ ン ス フ ァ ーラ イ ン が 存 在 し ま せ ん 。そ の た め 、コ ー ル ド スポットによる成分の吸着を極力抑えることが可能 で す 。高 沸 点 、吸 着 性 、分 解 性 な ど を 有 す る 成分の分析に最適です。

■ 理想的な流路

試料と分離カラムの距離

試料

キャピラリカラム

O P T I C - 4 は 、直 接 加 熱 方 式 の 採 用 に よ り 、最 高昇温速度60℃/秒を実現しました。熱分解分析におけるクロマトグラムピークの拡がりを最小限に抑えます。

（特許：US8180203）

■ 最速60℃/秒で昇温可能

加熱温度とクロマト形状

5℃/s

60℃/s

2.0 3.0 4.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0(×1,000,000)

高 性 能 多 機 能 注 入 口OPTIC-4

さまざまな 形 態 の 試 料 に 対 応 する新 世 代 注 入 口

幅広いサンプル形態に対応可能な注入モードを備えている OPTIC-4は、GC-MSの試料導入

システムにおける究極の注入口です。

GCMS-TQシリーズ/QPシリーズに搭載することにより、その性能を最大限に引き出すことがで

きます。

O P T I C - 4 の 優 れ た 基 本 性 能

スプリット/スプリットレス注入モードの他に、　　大量注入モード　　注入口誘導体化モード　　熱脱離モード　　熱抽出モード　　熱分解モード　　DMI（Difficult Matrix Introduction）モードをひとつの注入口で実現できます。

・・・・・・

■ 多彩な注入モードが可能

O P T I C - 4 は 、切 り 替 え バ ル ブ や ト ラ ン ス フ ァ ーラ イ ン が 存 在 し ま せ ん 。そ の た め 、コ ー ル ド スポットによる成分の吸着を極力抑えることが可能 で す 。高 沸 点 、吸 着 性 、分 解 性 な ど を 有 す る 成分の分析に最適です。

■ 理想的な流路

試料と分離カラムの距離

試料

キャピラリカラム

O P T I C - 4 は 、直 接 加 熱 方 式 の 採 用 に よ り 、最 高昇温速度60℃/秒を実現しました。熱分解分析におけるクロマトグラムピークの拡がりを最小限に抑えます。

（特許：US8180203）

■ 最速60℃/秒で昇温可能

加熱温度とクロマト形状

5℃/s

60℃/s

2.0 3.0 4.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0(×1,000,000)

高 性 能 多 機 能 注 入 口OPTIC-4

さまざまな 形 態 の 試 料 に 対 応 する新 世 代 注 入 口

4 5

高度な不活性処理を施したインサートにより、大量注入分析の注入口としても使用できます。大量注入による感度向上により、試料濃縮の簡便化が可能です。

■ 感度アップ ： 大量注入モード

OPTIC-4の性能をさらに引き出す付属品類OPTIC-4の多彩な注入モード

■ 高分離・高感度に対応

熱脱離（固体吸着-加熱脱離）モードチューブに充填した吸着剤にガス試料を濃縮捕集し、その チ ュ ー ブ を 注 入 口 で 加 熱 脱 離 し ま す 。ク ラ イ オ ト ラッ プ（オプション）を用いることにより、低沸点成分を高感度・高分離に測定することができます。

熱抽出（ダイレクトTD）モード試料を直接充填したライナーを注入口で加熱することにより熱抽出分析が可能です。

熱分解モード600℃まで注入口を加熱できるため、ポリマーの熱分解分析に用いることができます。

多段熱抽出－熱分解モード熱抽出と熱分解をひとつの注入口で実現できるため、各ステップでの発生ガスや熱分解生成物を分析することができます。

■ ひとつの注入口で実現 ： 熱脱離・熱 抽出・熱分解モード

クライオトラップクライオトラップはクロマトグラフのピークをシャープにし、分離や感度を改善します。最大昇温速度60℃/秒により、クライオ部でトラップしたサンプルバンドの広がりを最小限に抑え、分析することが可能です。

フリットライナー、シンティアードライナー、TDライナーやDMIライナーなど各種モードとさまざまな形態の試料に対応できるライナーをそろえております。

ライナーキャップの自動脱着を行います。LINEX-2と組み合わせることにより、サーマルデソープション分析のオートサンプラとして使用できます。

■ 自動化に対応

CDC Station ライナーキャップ自動脱 着

■ さまざまな形態の試 料に対応

用途に適した多彩なライナー

ライナーを注入口に挿入します。 ヘッド部が閉じ、分析を開始します。 分析完了後、ライナーをトレイに戻します。

DMIを用いた注入口誘導体化モード　 マイクロバイアル内で誘導体化反応を行わせることができ ま す 。そ の ひ と つ の 手 法 で あ る T h e r m a l l y a s s i s t e d hydrolys is and methylat ion-Gas chromatography

（THM-GC）法は、極性のマクロ分子を加水分解することに よ り 、弱い極性を有するメチル化合物に変換し、分析を可能にします。

DMIモードDMIは、試料を入れたマイクロバイアルをライナー内にセットし、注入口でライナーを加熱し試料を分析する手法です。注入口温度を調節することにより不揮発成

分のきょう雑物をマイクロバイアルに残すことができるため、簡便な前処理でのGC/MS測定が可能です。

■ 前処理を簡便化：DMI（Difficult Matrix Introduc tion）モード

ライナーとマイクロバイアル。

マイクロバイアルに液体または固体試料を入れます。

試料入れたマイクロバイアルをライナーにセットします。

ライナーを注入口に挿入します。（ライナーの自動交換も可能：オプション）

ライナーを加熱し揮発・半揮発成分を分離カラムに導入します。不揮発成分はマイクロバイアルに残ります。

OPTICLiner

OPTICInjector

LinerNeckMicrovial

Liquid sample in microvial

Sample in microvial

Carry InSplit Flow

Column FlowSolid sample in microvial

LINEX-2 ライナー自動交換

Multimode Inlet for Gas Chromatograph Mass Spectrometer

OPTIC-4

4 5

高度な不活性処理を施したインサートにより、大量注入分析の注入口としても使用できます。大量注入による感度向上により、試料濃縮の簡便化が可能です。

■ 感度アップ ： 大量注入モード

OPTIC-4の性能をさらに引き出す付属品類OPTIC-4の多彩な注入モード

■ 高分離・高感度に対応

熱脱離（固体吸着-加熱脱離）モードチューブに充填した吸着剤にガス試料を濃縮捕集し、その チ ュ ー ブ を 注 入 口 で 加 熱 脱 離 し ま す 。ク ラ イ オ ト ラッ プ（オプション）を用いることにより、低沸点成分を高感度・高分離に測定することができます。

熱抽出（ダイレクトTD）モード試料を直接充填したライナーを注入口で加熱することにより熱抽出分析が可能です。

熱分解モード600℃まで注入口を加熱できるため、ポリマーの熱分解分析に用いることができます。

多段熱抽出－熱分解モード熱抽出と熱分解をひとつの注入口で実現できるため、各ステップでの発生ガスや熱分解生成物を分析することができます。

■ ひとつの注入口で実現 ： 熱脱離・熱 抽出・熱分解モード

クライオトラップクライオトラップはクロマトグラフのピークをシャープにし、分離や感度を改善します。最大昇温速度60℃/秒により、クライオ部でトラップしたサンプルバンドの広がりを最小限に抑え、分析することが可能です。

フリットライナー、シンティアードライナー、TDライナーやDMIライナーなど各種モードとさまざまな形態の試料に対応できるライナーをそろえております。

ライナーキャップの自動脱着を行います。LINEX-2と組み合わせることにより、サーマルデソープション分析のオートサンプラとして使用できます。

■ 自動化に対応

CDC Station ライナーキャップ自動脱 着

■ さまざまな形態の試 料に対応

用途に適した多彩なライナー

ライナーを注入口に挿入します。 ヘッド部が閉じ、分析を開始します。 分析完了後、ライナーをトレイに戻します。

DMIを用いた注入口誘導体化モード　 マイクロバイアル内で誘導体化反応を行わせることができ ま す 。そ の ひ と つ の 手 法 で あ る T h e r m a l l y a s s i s t e d hydrolys is and methylat ion-Gas chromatography

（THM-GC）法は、極性のマクロ分子を加水分解することに よ り 、弱い極性を有するメチル化合物に変換し、分析を可能にします。

DMIモードDMIは、試料を入れたマイクロバイアルをライナー内にセットし、注入口でライナーを加熱し試料を分析する手法です。注入口温度を調節することにより不揮発成

分のきょう雑物をマイクロバイアルに残すことができるため、簡便な前処理でのGC/MS測定が可能です。

■ 前処理を簡便化：DMI（Difficult Matrix Introduc tion）モード

ライナーとマイクロバイアル。

マイクロバイアルに液体または固体試料を入れます。

試料入れたマイクロバイアルをライナーにセットします。

ライナーを注入口に挿入します。（ライナーの自動交換も可能：オプション）

ライナーを加熱し揮発・半揮発成分を分離カラムに導入します。不揮発成分はマイクロバイアルに残ります。

OPTICLiner

OPTICInjector

LinerNeckMicrovial

Liquid sample in microvial

Sample in microvial

Carry InSplit Flow

Column FlowSolid sample in microvial

LINEX-2 ライナー自動交換

Multimode Inlet for Gas Chromatograph Mass Spectrometer

OPTIC-4

6 7

大量注入モードによる食品中の残留農薬分析

DMIモードによるシャンプーの分析

THM法によるペイントキャラクター

捕集管捕集法を用いたサーマルデソープション分析

大 量 注 入 モ ー ド を 食 品 中 の 残 留 農薬 分 析 に 用 い る こ と に よ り 、 微 量な 農 薬 成 分 を 検 出 す る こ と が で きます。例えば、20µLを注入すること に よ り 1 µ L 注 入 に 比 べ 2 0 倍 の 感度向上が可能です。

捕集管捕集法を用いて Tenax TA を充填したチューブに車室内の空気をサンプリングし、加熱脱離分析を行いました。複数の微量揮発性成分が検出されました。

シ ャ ン プ ー の 原 液 を 直 接 マ イ ク ロバ イ ア ル に 入 れ 、 D M I モ ー ド で 測定 し ま し た 。 揮 発 成 分 を 選 択 的 に分析することができました。

絵 画 か ら 得 ら れ た 試 料 を T H M - G C法 で 分 析 し 、使 用 さ れ た ペ イ ン ト 、ニス、コーティング剤や（天然）バイン ダ ー に つ い て 解 析 し ま し た 。アク リ ル 樹 脂（ E A 、M M A ）、亜 麻 仁油（ 有 機 酸 類 ）、植 物 樹 脂 ア ン バ ー

（ ジ メ チ ル エ ス テ ル ）の 存 在 を 確認 で き ま し た 。

foods

surface active agent

coating

1.75

10.0 15.0 20.0 25.0 30.0

1.50

1.25

1.00

0.75

0.50

0.25

3.5

3.0

2.5

2.0

1.5

1.0

0.5

20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0

（×10,000,000）

（×1,000,000）

TIC 1. Fenobucarb2. Pyroquilon

1. Linalool

3. Ionone

5. Tetradecanoate

2. Citronellol

4. Lillial

3. Prothiofos4. Bifenthrin5. Fenarimol

12

3

4

5

1

2

3 4

5

TIC

１

2

3

54

7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

8.0 (×100,000)

TIC1. Toluene 2. Styrene 3. Nonanal 4. Menthol 5. Tridecane（C13）

MMSE法を用いたサーマルデソープション分析

桃のジュースをバイアルに入れ、その 気 相 を 吸 着 剤 で 捕 集 し 、 加 熱 脱離 分 析 を 行 い ま し た 。 桃 の ジ ュ ースに含まれる多数の揮発性成分が検出されました。

resin

4.0

3.0

2.0

1.0

10 20 30 40

（×1,000,000）TIC

１ 2

3

5

4

1. Isoamyl acetate2. Hexyl acetate3. beta-Linalool4. Triacetin5. Nootkatone

TIC

(×10,000,000) 5.0

4.0

3.0

2.0

1.0

5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0

ポリエチレンの熱分解測定注 入 口 温 度 を 4 0 ℃ か ら 6 0 0 ℃ ま で6 0 ℃ / 秒 で 昇 温 し 、 ポ リ エ チ レ ンを繰り返し5回分析しました。高い再 現 性 が 得 ら れ る こ と を 確 認 し ました。

polymer

（×100,000,000）

8.07.06.05.04.03.02.01.0

0.25

0.50

0.75

1.00

1.25

car

Multimode Inlet for Gas Chromatograph Mass Spectrometer

OPTIC-4

6 7

大量注入モードによる食品中の残留農薬分析

DMIモードによるシャンプーの分析

THM法によるペイントキャラクター

捕集管捕集法を用いたサーマルデソープション分析

大 量 注 入 モ ー ド を 食 品 中 の 残 留 農薬 分 析 に 用 い る こ と に よ り 、 微 量な 農 薬 成 分 を 検 出 す る こ と が で きます。例えば、20µLを注入すること に よ り 1 µ L 注 入 に 比 べ 2 0 倍 の 感度向上が可能です。

捕集管捕集法を用いて Tenax TA を充填したチューブに車室内の空気をサンプリングし、加熱脱離分析を行いました。複数の微量揮発性成分が検出されました。

シ ャ ン プ ー の 原 液 を 直 接 マ イ ク ロバ イ ア ル に 入 れ 、 D M I モ ー ド で 測定 し ま し た 。 揮 発 成 分 を 選 択 的 に分析することができました。

絵 画 か ら 得 ら れ た 試 料 を T H M - G C法 で 分 析 し 、使 用 さ れ た ペ イ ン ト 、ニス、コーティング剤や（天然）バイン ダ ー に つ い て 解 析 し ま し た 。アク リ ル 樹 脂（ E A 、M M A ）、亜 麻 仁油（ 有 機 酸 類 ）、植 物 樹 脂 ア ン バ ー

（ ジ メ チ ル エ ス テ ル ）の 存 在 を 確認 で き ま し た 。

foods

surface active agent

coating

1.75

10.0 15.0 20.0 25.0 30.0

1.50

1.25

1.00

0.75

0.50

0.25

3.5

3.0

2.5

2.0

1.5

1.0

0.5

20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0

（×10,000,000）

（×1,000,000）

TIC 1. Fenobucarb2. Pyroquilon

1. Linalool

3. Ionone

5. Tetradecanoate

2. Citronellol

4. Lillial

3. Prothiofos4. Bifenthrin5. Fenarimol

12

3

4

5

1

2

3 4

5

TIC

１

2

3

54

7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 27.5

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

8.0 (×100,000)

TIC1. Toluene 2. Styrene 3. Nonanal 4. Menthol 5. Tridecane（C13）

MMSE法を用いたサーマルデソープション分析

桃のジュースをバイアルに入れ、その 気 相 を 吸 着 剤 で 捕 集 し 、 加 熱 脱離 分 析 を 行 い ま し た 。 桃 の ジ ュ ースに含まれる多数の揮発性成分が検出されました。

resin

4.0

3.0

2.0

1.0

10 20 30 40

（×1,000,000）TIC

１ 2

3

5

4

1. Isoamyl acetate2. Hexyl acetate3. beta-Linalool4. Triacetin5. Nootkatone

TIC

(×10,000,000) 5.0

4.0

3.0

2.0

1.0

5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0

ポリエチレンの熱分解測定注 入 口 温 度 を 4 0 ℃ か ら 6 0 0 ℃ ま で6 0 ℃ / 秒 で 昇 温 し 、 ポ リ エ チ レ ンを繰り返し5回分析しました。高い再 現 性 が 得 ら れ る こ と を 確 認 し ました。

polymer

（×100,000,000）

8.07.06.05.04.03.02.01.0

0.25

0.50

0.75

1.00

1.25

car

Multimode Inlet for Gas Chromatograph Mass Spectrometer

OPTIC-4

OPTIC-4ガスクロマトグラフ質量分析計用多機能注入口Multimode Inlet for Gas Chromatograph Mass Spectrometer

仕様、設置条件

注入口最高使用温度　　600 ℃（GC オーブン温度 35℃）

冷却温度 　　35 ℃（空気）

昇温速度　　　　1～60 ℃/ 秒

温度プログラム　9 ステップ

電子流量制御圧力範囲　　　　7～700 kPa 全流量範囲　　　5～500 mL/min ( ヘリウム )　　　　　　圧力センサ　　　精度 ±1%（フルスケール）　　　　　　　　再現性 ±0.2%（フルスケール） 流量センサ　　　精度 ±1%（フルスケール）　　　　　　　　再現性 ±0.2%（フルスケール）スプリットラインに溶媒センサーを搭載

インターフェースLAN および USB GC とオートサンプラへのリモート開始 / ストップ信号

設置環境寸法　　　　　　幅 140× 奥行 340× 高さ 340 mm　重量　　　　　　8.4 kg（制御ユニット )雰囲気温度　　　18～40 ℃ 　雰囲気湿度　　　40～70 % 主電源　　　　　100～240 VAC、50/60 Hz 消費電力　　　　150 W（通常）、 450 W（最大）

ソフトウェアメソッドの作成と編集リアルタイムの状態表示機能自動最適化シーケンス機能ダイレクトコントロールシステムログファイル２つのアクセスレベルでのパスワード管理

クライオトラップ（オプション）操作温度範囲　　-150～+350 ℃ 昇温速度　　　　1～60 ℃/ 秒冷却　　　　　　液体窒素（加圧容器 150～200 kPa)

分析計測事業部 604-8511 京都市中京区西ノ京桑原町1

101-8448

530-0012

060-0807980-0021963-8877305-0031

330-0843

220-0004

422-8062

（03）3219-（官公庁担当） 5631・（大学担当） 5616・（会社担当） 5685

（06）6373-（官公庁・大学担当） 6541・（会社担当） 6556（011）700-6605（022）221-6231（024）939-3790

（029）851-（官公庁・大学担当） 8511・（会社担当） 8515

（048）646-（官公庁・大学担当） 0095・（会社担当） 0081

（045）311-（官公庁・大学担当） 4106・（会社担当） 4615（054）285-0124

島津コールセンター （操作・分析に関する電話相談窓口）

450-0001

604-8445

650-0033700-0826760-0017732-0057812-0039

（052）565-（官公庁・大学担当） 7521・（会社担当） 7531

（075）823-（官公庁・大学担当） 1604・（会社担当） 1603（078）331-9665（086）221-2511（087）823-6623（082）236-9652

（092）283-（官公庁・大学担当） 3332・（会社担当） 3334

https://www.an.shimadzu.co.jp/

初版発行：2011年9月

東 京 都 千 代 田 区 神 田 錦 町 1 丁 目 3

大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル14階

札幌市北区北七条西2丁目8-1　札幌北ビル9階仙台市青葉区中央2丁目9-27 プライムスクエア広瀬通12階郡 山 市 堂 前 町 6 - 7 郡 山 フ コク 生 命 ビ ル 2 階つ　く　ば　市　吾　妻　3　丁　目　17　-　1

さいたま市大宮区吉敷町1-41 明治安田生命大宮吉敷町ビル8階

横浜市西区北幸2丁目8-29 東武横浜第3ビル7階

静岡市駿河区稲川2丁目1-1　伊伝静岡駅南ビル2階

名古屋市中村区那古野1丁目47-1 名古屋国際センタービル19階

京 都 市 中 京 区 西 ノ 京 徳 大 寺 町 1

神 戸 市 中 央 区 江 戸 町 9 3 栄 光 ビ ル 9 階岡山市北区磨屋町3-10 岡山ニューシティビル6階高 松 市 番 町 1 丁 目 6 - 1 高 松 N K ビ ル 9 階広島市東区二葉の里3丁目5-7 GRANODE広島5階福 岡 市 博 多 区 冷 泉 町 4 - 2 0 島 津 博 多 ビ ル 4 階

東 京 支 社

関 西 支 社

札 幌 支 店東 北 支 店郡山営業所つくば支店

北関東支店

横 浜 支 店

静 岡 支 店

名古屋支店

京 都 支 店

神 戸 支 店岡山営業所四 国 支 店広 島 支 店九 州 支 店

本文書に記載されている会社名、製品名、サービスマークおよびロゴは、各社の商標および登録商標です。なお、本文中では「TM」、「®」を明記していない場合があります。本製品は、医薬品医療機器法に基づく医療機器として承認・認証等を受けておりません。治療診断目的およびその手続き上での使用はできません。トラブル解消のため補修用部品・消耗品は純正部品をご採用ください。外観および仕様は、改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。

0120-131691IP電話等：（075）813-1691

OPTIC

-4C146-0285E