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MicrosoftWindows での Ruby on Rails のインストール手順
MicrosoftWindows マシンに Ruby on Rails をインストールする場合、下記のような手順でインストールをするといいでしょう。なお、実行ユーザは、必ず管理者権限である必要があります。データベースは、PostgreSQL を使用します。
One-Click Installer – Windows を使った、Ruby のインストール。
「One-Click Installer - Windows」を使って、Ruby をインストールします。
1.ダウンロード「One-Click Installer – Windows」をダウンロードします。http://rubyforge.org/projects/rubyinstaller/
ダウンロードページを表示します。
「Release Candidate」ではなく「Final Release」をダウンロードしてください。
2.インストール
「One-Click Installer - Windows」をインストールします。
ダウンロードした「ruby***-**.exe」をダブルクリックしてください。
ダウンロードした、このアイコンをダブルクリックしてください。
インストーラが開始します。基本的には、すべてデフォルトのまま、進めてください。
ここで、インストール先を指定します。
これで、インストールは完了です。このあと、リリースノートが表示されます。
環境変数が書き換わったのを確認
「コントロールパネル」の中の「システム」で環境変数を確認すると、「Path」に「c:\ruby\bin;」が追加されているのがわかるはずです。これで、コマンドプロンプトから ruby のコマンドが実行できるようになります。
なお、環境変数が変わった場合、それが実際の実行環境に反映されないことが多いので、再起動してください。
3.gem のアップデート
このままでは、gem のバージョンが古いので、gem のバージョンをアップデートします。
まず、コマンドプロンプトを開いてください。なお、WindowsVista の場合、右クリックして「管理者として実行」をクリックしてください。
「gem update rubygems-update」と入力して実行してください。
gems がアップデートされます。
「gem -v」と入力しますと、現在の gem のバージョンが表示されます。
ここで、Rails をインストールしてもかまいません。下記コマンドで、最新がインストールされます。「gem install rails」
なお、別のバージョンをインストールする場合は、下記のコマンドを実行してください。「gem install -v (バージョン) rails」
たとえば、2.1.1 をインストールしたい場合は、下記のコマンドを実行します。「gem install -v 2.1.1 rails」
JAVA のインストール
NetBeans を使うためには、JAVA が必要になるので、ダウンロードしてインストールしてください。
1.JAVA のダウンロードJAVA のサイトからダウンロードしてください。http://www.java.com/
JAVA のダウンロードページからダウンロードしてください。
2.JAVA のインストール
ダウンロードした JAVA のインストールファイルをダブルクリックしてください。
PostgreSQL のインストール
データベースとして「PostgreSQL」をインストールします。
1.PostgreSQL のダウンロードhttp://www.postgresql.jp/
ダウンロードページからダウンロードしてください。
3.ダウンロードしたファイルの解凍LHMelt や Lhaplus などの解凍ツールで、ダウンロードしたファイルを解凍してください。
4.PostgreSQL のインストール
解凍したファイルの「SETUP.BAT」を実行してください。
※マイナーアップグレードの場合は「UPGRADE.BAT」を実行しますが、通常は使用しません。
国際化言語のサポートの部分は念のためインストールします。
サービス構成を設定してください。
アカウント名は、基本的に「postgres」とします。ドメイン名は、デフォルトでマシン名が入ります。パスワードは、あらかじめ決めておいて、入力してください。空欄にすると、PostgreSQL
のインストーラがランダムにパスワードを生成しますが、コピー&ペースト等ができなくて面倒なので、あらかじめ用意することをおすすめします。
最初は、下記のように表示されます。
パスワードが弱いと、下記のように表示されます。
データベースクラスタの設定画面のデフォルトは、下記のように表示されます。
ここで、スーパーユーザとパスワードを設定してください。
インストールが完了しましたら、スタックビルダを使って終了するにチェックが入っていますが、通常はこれを外して終了します。これは、スタックビルダでインストールするものは現時点で基本的にないためです。必要な方は、インストールしてください。また、スタートメニューからもスタックビルダを使うことができます。
データベース管理ツール「pgAdmin III」を使いたい場合、スタートメニューに登録されているので、そこから起動してください。
起動した時の画面
データベースに接続する時の画面
データベース接続中の画面
5.gem で「postgres-pr」のインストール
NetBeans で PostgreSQL を使うため、gem を使って「postgres-pr」をインストールします。
下記のコマンドを実行してください。gem install postgres-pr
NetBeans のインストール
Ruby on Rails の統合開発環境「NetBeans」をインストールします。
1.NetBeans のダウンロードhttp://ja.netbeans.org/downloads/
※JavaScript を有効にしてください。ダウンロードに失敗します。
Ruby 版をダウンロードしてください。
2.NetBeans のインストール
ダウンロードした「netbeans-6.5-ml-ruby-windows.exe」をダブルクリックしてください。インストーラが開始します。
NetBeans のインストールはこれで完了です。
3.NetBeans の設定
NetBeans IDE を起動してください。
右下に更新のメッセージが出ている場合、右下をクリックしてIDEを最新に更新してください。
Subversion をインストールします。
「バージョン管理(I)」→「Subversion(S)」→「チェックアウト(K)」をクリックしてください。
ダイアログボックスが表示され、インストールが始まります。
4.NetBeans で Ruby on Rails を実行
新規にプロジェクトを作成してください。
Ruby プラットホームを JRuby から One-Click Installer でインストールした Ruby にしてください。ディレクトリは、作成したい場所に指定してください。
今回、PostgreSQL をインストールしていますので、データベースアダプタを「postgresql」としてください。また、ユーザ名とパスワードを入力してください。
Rails をインストールしていないと、下記のように「Rails はインストールされていません」と表示されます。ここで「Rails をインストール」をクリックしてください。
Rails のインストールが完了すると、下記のようにバージョンが表示されます。
※もし、別の Rails のバージョンを使用したい場合は、コマンドプロンプト上の gem コマンドで「gem install -v バージョン rails」を実行してください。別の Rails のバージョンが表示されます。
そのまま実行すると、WEB ブラウザが起動され、下記のように表示されます。
このドキュメントについてこのドキュメントについて、再配布は自由に行ってかまいません。また、各自の責任のもと、改変して配布することについても、自由に行ってかまいません。
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