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MODAL のカーブフィット によるモーダルパラメータの計算

星技術研究所、平成 19 年 2 月

MalTFは基本的に、インパルステストのインパルス力と、応答の時

間波形データを読み込んで、FRF（伝達関数）にするソフトです。

モーダルデータ(固有振動数、モーダルスチッフネス、減衰比など)

の計算は、CutPRO の中の MODAL に MalTF から FRF を読み込んで、

カーブフィットの機能を使って行います。

[1] MalTFから FRFを読み込む手順

ファイル、Select FRF Filesを選び、FRF Type を、

Displacement(変位)に指定します。

読み込む FRFは 加速度/力 または 変位/力 のいずれでもかま

いませんが、MODALの中では変位/力 の FRFに自動的に換算されて

処理されます。

[2] カーブフィットは次ぎの手順で行います。

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A. FRFカーブの中で、ユーザーが取り込みたいモードを、ひとつ

ずつ手動で選んで取り込む操作を上図中の説明のように行います。

これによって、各モードのモーダルパラメターがそれぞれ計算され、

その結果が、グラフ上部の表に記入されていますが、さらに計算精

度を高めるため、次の手順を行います。

B. その後、一次カーブフィットの自動計算、続いて

C. 二次カーブフィットの自動計算を行わせます。

[3] 得られたモーダルパラメータを、ファイルに保存する手順。

FILE、Save Parameters を選び、保存先のフォルダーとファイル

名を指定して、保存します。

保存したファイルのモーダルパラメータは、メモ帳（Note Pad)

で開いて見ることができます。

以上