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2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.1 MTD6508 特長 180 度正弦波駆動による高効率と低騒音 位置センサレス BLDC ドライバ ( ホール効果センサは不要 ) パワー トランジスタ内蔵 +2 5.5 V 電源をサポート 逆起電力定数 (K M ) 3.25 52 mV/Hz に適合させる ための可変プログラミング抵抗 (R PROG ) の設定 電源電圧変調 (PSM) とパルス幅変調 (PWM) の両方 またはどちらか一方による速度制御 周波数ジェネレータ内蔵 FG および FG/3 出力信号 (FG/2 および FG/6 対応品はお問い合わせください ) 外付け抵抗でプログラム可能な、起動時の出力 PWM スルーレート制御 ( 調整可能版 ) 調整のための位相目標選択 ( 調整可能版 ) 起動時の出力振幅選択 ( 調整可能版 ) PWM で制御する起動時出力電流 出力電流のソフトスタート ロックアップ保護および自動復帰回路内蔵 過電流制限内蔵 サーマル シャットダウン保護内蔵 過電圧保護内蔵 低速動作のための最低限の速度での起動 パッケージ : - 10 ピン 3 mm x 3 mm x 0.5 mm UDFN - 16 ピン 4 mm x 4 mm x 0.5 mm UQFN ( 可変バージョン ) アプリケーション ノートパソコン用冷却ファン 5 V 三相 BLDC モータ 概要 MTD6508 は、ブラシレス DC (BLDC) モータ向けの三相 全波センサレス ドライバです。このデバイスは、 180 正弦波駆動、高トルク出力、静音駆動が特長です。柔軟 な機能とパラメータを持ち、幅広い電源電圧 (2 5.5 V) で動作する MTD6508 は、必要な外付け部品を最小限に 抑えながら幅広いモータ特性に対応しています。速度は 電源電圧変調 (PSM) またはパルス幅変調 (PWM) で制 御します。 MTD6508 は小型で外付け部品も少なく済むため、 ファン アプリケーションのコストを低減できます。例 えばノートパソコンの CPU 冷却ファンには、低騒音、 低振動、高効率の設計が必要です。周波数ジェネレータ (FG) 出力を使うと、閉ループ アプリケーションで精密 な速度制御が可能です。 MTD6508 は、モータがロックした時に出力電流を OFF にするロックアップ保護モードと、ロック状態が解除 された時にファンを再起動する自動復帰機能を内蔵し ています。より安全な動作のため、モータ過電流制限 とサーマル シャットダウン保護も内蔵しています。 MTD6508は、小型で低熱抵抗の10ピン3 mm x 3 mm x 0.5 mm UDFN パッケージと 16 ピン 4 mm x 4 mm x 0.5 mm UQFN パッケージで提供しています。 三相正弦波駆動センサレス ブラシレス DC ファン モータドライバ 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジ ナルの英語版をご参照願います。

MTD6508 Data Sheetww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/20005359A_JP.pdfFG3_SEL入力Lレベル VFG3_SEL_L 0—0.2 VDD VVDD 4.5 V FG出力ピンLowレベル 電圧 VOL_FG — —

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MTD6508三相正弦波駆動センサレス ブラシレスDCファン モータドライバ

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

特長

• 180 度正弦波駆動による高効率と低騒音

• 位置センサレス BLDC ドライバ ( ホール効果センサは不要 )

• パワー トランジスタ内蔵

• +2 ~ 5.5 V 電源をサポート

• 逆起電力定数 (KM) 3.25 ~ 52 mV/Hz に適合させるための可変プログラミング抵抗 (RPROG) の設定

• 電源電圧変調 (PSM) とパルス幅変調 (PWM) の両方またはどちらか一方による速度制御

• 周波数ジェネレータ内蔵 FG および FG/3 出力信号(FG/2 および FG/6 対応品はお問い合わせください )

• 外付け抵抗でプログラム可能な、起動時の出力PWM スルーレート制御 ( 調整可能版 )

• 調整のための位相目標選択 ( 調整可能版 )• 起動時の出力振幅選択 ( 調整可能版 )• PWM で制御する起動時出力電流

• 出力電流のソフトスタート

• ロックアップ保護および自動復帰回路内蔵

• 過電流制限内蔵

• サーマル シャットダウン保護内蔵

• 過電圧保護内蔵 • 低速動作のための最低限の速度での起動

• パッケージ : - 10 ピン 3 mm x 3 mm x 0.5 mm UDFN- 16 ピン 4 mm x 4 mm x 0.5 mm UQFN

( 可変バージョン )

アプリケーション

• ノートパソコン用冷却ファン

• 5 V 三相 BLDC モータ

概要

MTD6508 は、ブラシレス DC (BLDC) モータ向けの三相全波センサレス ドライバです。このデバイスは、180 度正弦波駆動、高トルク出力、静音駆動が特長です。柔軟な機能とパラメータを持ち、幅広い電源電圧 (2 ~ 5.5 V)で動作する MTD6508 は、必要な外付け部品を最小限に抑えながら幅広いモータ特性に対応しています。速度は電源電圧変調 (PSM) またはパルス幅変調 (PWM) で制御します。 MTD6508 は小型で外付け部品も少なく済むため、ファン アプリケーションのコストを低減できます。例えばノートパソコンの CPU 冷却ファンには、低騒音、低振動、高効率の設計が必要です。周波数ジェネレータ(FG) 出力を使うと、閉ループ アプリケーションで精密な速度制御が可能です。 MTD6508は、モータがロックした時に出力電流をOFFにするロックアップ保護モードと、ロック状態が解除された時にファンを再起動する自動復帰機能を内蔵しています。より安全な動作のため、モータ過電流制限とサーマル シャットダウン保護も内蔵しています。

MTD6508は、小型で低熱抵抗の10ピン3 mm x 3 mm x0.5 mm UDFN パッケージと 16 ピン 4 mm x 4 mm x0.5 mm UQFN パッケージで提供しています。

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.1

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MTD6508

パッケージタイプ

機能ブロック図

* 露出サーマルパッド (EP) 付き ( 表 3-1 参照 )

MTD65084x4 UQFN-16*

MTD65083x3 UDFN-10*

Note: UDFN-10 パッケージにない DIR、SS、RT ピンは、内部でプルダウンされています。SR1 と SR2 は内部固定抵抗 (25 kΩ) で接続されています。

2VBIAS

OUT2

FG RT

PWM

GN

D

FG3_SEL

OU

T1

GN

D

OU

T3

VDD

DIR

SR1

SR2

SS

RPROG EP

161

15 14 13

34

12

1110

95 6 7 8

17VBIAS

RPROG

OUT1

FG3_SEL

VDD

1

2

34

10

9

87 OUT3

PWMFG

EP11

5 6OUT2 GND

Thermal Protection

VBIAS

OUT1

OUT2

CPU + PeripheralsPWM

FGOUT3

VDD

Short-Circuit Protection

Out

put D

rive

Circ

uit

Motor Phase Detection Circuit

Overcurrent Protection

GND

Nonvolatile Memory

RPROG SenseRPROG Adjustable KM

Slew Rate Control

SR1

SR2

RT SS DIR

FG3_SEL

DS20005359A_JP - p.2 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

代表的な応用回路

FG

VBIAS

OUT2

OU

T1

GN

D

OU

T3

FG3_SEL

PWM

RPR

OG

C1

VDD

C2

VLOGIC

RFG

KM0 KM3KM1, 2

RPROG

VBIASVBIAS

RT

DIR

SR1

SR2

SS

RSR

VDD

PWM input(1-100 kHz)

GN

D

VLOGIC = VBIAS or VDD

= Optional

VLOGIC

RPW

M

VLOGIC

VLOGIC

VLOGIC

VBIAS

1

EP17

16 15 14 13

5 6 7 8

2

3

4

12

11

10

9

Legend

推奨外付け部品

素子 タイプ / 値 備考

C1 1 µF IC の入力ピンのできるだけ近くに接続します。

C2 1 µF IC の入力ピンのできるだけ近くに接続します。

RFG 10 kΩ マイクロコントローラ側の Vlogic に接続します (FG プルアップ )。RPWM 100 kΩ マイクロコントローラ側の Vlogic に接続します (PWM プルアップ )。RPROG 3.9 kΩ または 24 kΩ 適切なプログラミング抵抗値を選択します ( 表 4-1 参照 )。

RSR 4.7 ~ 47 kΩ 適切な出力 PWM スルーレートを選択します ( 表 4-2 参照 )。

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.3

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MTD6508

NOTE:

DS20005359A_JP - p.4 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

1.0 電気的特性

絶対最大定格 †電源電圧 (VDD_MAX) .......................................... -0.7 ~ +7.0 V最大出力電圧 (VOUT_MAX)................................. -0.7 ~ +7.0 V最大出力電流 (IOUT_MAX)(1).......................................1000 mAFG 最大出力電圧 (VFG_MAX) ............................. -0.7 ~ +7.0 VFG 最大出力電流 (IFG_MAX) .........................................5.0 mAVBIAS 最大電圧 (VBIAS_MAX).............................. -0.7 ~ +4.0 VPWM 最大電圧 (VPWM_MAX) ............................. -0.7 ~ +7.0 V最大消費電力 (PD_MAX)(2) ..............................................1.5 W最高接合部温度 (TJ) ................................................... +150 全ピンの ESD 保護2 kV

† Notice: ここに記載した「絶対最大定格」を超える条件は、デバイスに恒久的な損傷を生じる可能性があります。これはストレス定格です。本書の動作表に示す条件外でのデバイス運用は想定していません。長期間にわたる絶対最大定格条件での動作や保管は、デバイスの信頼性に影響する可能性があります。

Note 1: 電気的特性の表に規定された値に従いIOUT も内部制限されます。

2: JEDEC規格EIA/JESD 51-9準拠のリファレンス プリント基板 (PCB) 使用時

電気的特性電気的仕様 : 特に明記しない場合、VDD = 2.0 ~ 5.5 V、TA = +25 での特性値です。

パラメータ 記号 最小 Typ. 最大 単位 条件

電源電圧 VDD 2 — 5.5 V

電源電流 IVDD — 5 10 mA VDD = 5 V

スタンバイ電流 IVDD_STB — 15 25 µA PWM = 0 V, VDD = 5 V ( スタンバイモード )

OUTX ハイサイド抵抗 RON(H) — 0.75 — Ω IOUT = 0.5 A, VDD = 5 V

OUTX ローサイド抵抗 RON(L) — 0.75 — Ω IOUT = 0.5 A, VDD = 5 V

OUTX 全抵抗 RON(H+L) — 1.5 — Ω IOUT = 0.5 A, VDD = 5 V

VBIAS 内部

電源電圧

VBIAS — 3 — V VDD = 3.2 ~ 5.5 V— VDD – 0.2 — V VDD < 3.2 V

PWM 入力周波数 fPWM 1 — 100 kHz

PWM 入力 H レベル VPWM_H 0.55 VDD — VDD V VDD 4.5 V

PWM 入力 L レベル VPWM_L 0 — 0.2 VDD V VDD 4.5 V

FG3_SEL 入力 H レベル VFG3_SEL_H VBIAS – 0.5 — VBIAS V VDD 4.5 V

FG3_SEL 入力 L レベル VFG3_SEL_L 0 — 0.2 VDD V VDD 4.5 V

FG 出力ピン Low レベル 電圧

VOL_FG — — 0.25 V IFG = -1 mA

FG 出力ピンリーク電流 ILH_FG -10 — 10 µA VFG = 5.5 Vロック保護動作時間 TRUN — 0.5 1 sロック保護待機時間 TWAIT 5 5.5 6 s Note 1過電流保護 IOC_MOT — 750 — mA Note 2

Note 1: 内部オシレータ周波数によって変わります ( 図 2-1 参照 )。2: 750 mA が MTD6508 の標準値です。これ以外の過電流保護レベルは代理店にお問い合わせください。

各種過電流保護値については代理店にお問い合わせください。

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.5

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MTD6508

過電圧保護 VOV — 7.2 — V

ハイサイドの短絡保護 IOC_SW_H — 2.57 — Aローサイドの短絡保護 IOC_SW_L — -2.83 — Aサーマル シャットダウン TSD — 170 —

サーマル シャットダウン ヒステリシス

TSD_HYS — 25 —

温度仕様電気的仕様 : 特に明記しない場合、VDD = 2.0 ~ 5.5 V、TA = +25 での特性値です。

パラメータ 記号 最小 Typ. 最大 単位 条件

温度レンジ

動作温度 TOPR -40 — +125

保管温度 TSTG -55 — +150

パッケージ熱抵抗

熱抵抗、10 ピン UDFN、3x3 JA — 68 — /WJC — 11 — /W

熱抵抗、16 ピン UQFN、4x4 JA — 31.8 — /WJC — 10 — /W

電気的特性 ( 続き )電気的仕様 : 特に明記しない場合、VDD = 2.0 ~ 5.5 V、TA = +25 での特性値です。

パラメータ 記号 最小 Typ. 最大 単位 条件

Note 1: 内部オシレータ周波数によって変わります ( 図 2-1 参照 )。2: 750 mA が MTD6508 の標準値です。これ以外の過電流保護レベルは代理店にお問い合わせください。

各種過電流保護値については代理店にお問い合わせください。

DS20005359A_JP - p.6 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

2.0 代表性能曲線

Note: 特に明記しない場合、TA = +25 、VDD = 2.0 ~ 5.5 V、OUT1、2、3、PWM 開放での特性です。

図 2-1: 温度に対するオシレータ周波数の偏差

図 2-2: 温度に対する内部電源電圧 (VBIAS)

図 2-3: 電源電圧 (VDD) に対する内部電源電圧(VBIAS)

図 2-4: 温度に対する入力 (PWM) VIL

図 2-5: 温度に対する入力 (PWM) VIH

図 2-6: 温度に対する出力 RON ハイサイド抵抗

Note: 以下の図表は限られたサンプル数に基づく統計的な結果であり、あくまでも情報提供を目的としています。ここに記載する性能特性はテストされておらず、保証されません。下図表の一部には、仕様動作レンジ外で計測されたデータも含みます(例: 仕様レンジ外の電源を使用)。従ってこれらのデータは保証範囲外です。

-4.5

-4

-3.5

-3

-2.5

-2

-1.5

-1

-0.5

0

0.5

1

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

Os

cil

lato

r F

req

ue

ny D

ev

iati

on

(%

)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

VDD = 2V

3

3.02

3.04

3.06

3.08

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

VB

IAS

(V)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5

VB

IAS (

V)

VDD(V)

0

0.5

1

1.5

2

2.5

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

PWM

VIL

(V)

Temperature (°C)

VDD = 5.5 VDD = 5.5 VDD = 5.5V

VDD = 2V

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

PW

M V

IH (

V)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

VDD = 2V

0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

RO

N H

igh

Sid

e (

)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.7

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MTD6508

Note: 特に明記しない場合、TA = +25 、VDD = 2.0 ~ 5.5 V、OUT1、2、3、PWM 開放での特性です。

図 2-7: 温度に対する出力 RON ローサイド抵抗

図 2-8: 温度に対する消費電流

図 2-9: 温度に対するスタンバイ電流

図 2-10: 温度に対する DIR、SS、RT ピン VIL (V)

図 2-11: 温度に対する DIR、SS、RT ピン VIH (V)

図 2-12: 閉ループの代表出力

0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

RO

N L

ow

Sid

e (

)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

0

1

2

3

4

5

6

7

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

I VD

D C

urr

en

t (m

A)

Temperature (°C)

VDD = 2V

VDD = 5.5V

0

10

20

30

40

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

I VD

D_

ST

B C

urr

en

t (μ

A)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

0

0.5

1

1.5

2

2.5

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

DIR,

SS

and

RT P

ins V

IL (V

)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

VDD = 2V

0

0.5

1

1.5

2

2.5

-40 -25 -10 5 20 35 50 65 80 95 110 125

DIR

, S

S a

nd

RT

Pin

sV

IH(V

)

Temperature (°C)

VDD = 5.5V

VDD = 2V

DS20005359A_JP - p.8 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

図 2-13: 起動時の代表出力電流

図 2-14: 動作中にロックしたモータの代表出力

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.9

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MTD6508

3.0 ピンの説明

表 3-1 に、ピンの機能を示します。

表 3-1: ピン割り当て表

MTD6508名前 タイプ 機能3x3

UDFN 4x4

UQFN1 1 FG O モータ速度表示出力ピン

2 2 RPROG I 外付け抵抗による KM パラメータ設定ピン ( フローティング不可 )3 3 VBIAS O 3 V 内蔵レギュレータ出力ピン ( デカップリング専用 )5 4 OUT2 O 単相コイル出力ピン 6 5 GND P 負電源ピン ( グランド )4 6 OUT1 O 単相コイル出力ピン

6 7 GND P 負電源ピン ( グランド )7 8 OUT3 O 単相コイル出力ピン

8 9 VDD P モータドライバ用正電源ピン

9 10 FG3_SEL I FG 周波数分周器選択ピン :- 3 分周した FG 信号 : このピンを VBIAS に接続

- 通常の FG 信号 : このピンを GND に接続またはフローティング

10 11 PWM I 閉ループ速度制御のための PWM 入力信号ピン ( フローティング不可 )— 12 RT I 調整目標ピン – 調整のための位相目標選択 :

- 通常の調整 : このピンを GND に接続またはフローティング

- 低負荷の調整 : このピンを VBIAS または VDD に接続

- UDFN-10 にないピン (「通常の調整」に設定済み )— 13 SS I ストロング スタートピン – 起動時の出力振幅選択 :

- 開ループのソフトスタート ( 低電流 ) – 起動時の開ループ中、出力振幅を入力 PWM デューティ サイクルで定義 : このピンを GND に接続またはフローティング

- 開ループのストロング スタート – 起動時の開ループ中、出力振幅を100% に固定 : このピンを VBIAS または VDD に接続

- UDFN-10 にないピン (「開ループのソフトスタート」に設定済み )— 14 SR2 O 起動時出力 PWM スルーレート制御ピン 2( ハイサイド )

- UDFN-10 にないピン (250 ns (25 kΩ) に設定済み )— 15 SR1 I 起動時出力 PWM スルーレート制御ピン 1( ローサイド )

- UDFN-10 にないピン (250 ns (25 kΩ) に設定済み )— 16 DIR I モータ回転方向ピン (DIR 機能 ):

- 順方向 : このピンを GND に接続またはフローティング

- 逆方向 : このピンを VBIAS または VDD に接続

- UDFN-10 にないピン (「順方向」に設定済み )11 17 EP N/A 露出パッドピン ( 熱特性を向上させるために PCB のグランドプレーンに接続 )

Note: I = 入力、O = 出力、P = 電源

DS20005359A_JP - p.10 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

4.0 機能の説明

MTD6508 は、三相 BLDC モータを駆動する全波波形を生成します。CMOS トランジスタと同期整流駆動方式により高効率と低消費電力を実現しています。

4.1 速度制御

モータの回転速度は、PWM デジタル入力信号または電源 (VDD) を直接制御する事で調整できます。PWM信号が High の場合、モータは最大速度で回転します。PWM 信号が Low の場合、IC の出力はハイインピーダンスに設定され、モータは停止します。 PWM のデューティ サイクルを変化させる事で速度を調整できます。このため PWM の周波数を広いレンジ(1 ~ 100 kHz) から柔軟に選ぶ事ができます。 PWM ピンはフローティング状態にしてはいけません。VDD に接続した外付けのプルアップ抵抗に接続します。

PWM デューティ サイクルが 5% 未満になるとMTD6508は直接駆動を停止(出力をハイインピーダンスに設定 ) し、PWM デューティ サイクルが 5% を超えると初めて駆動を再開します。MTD6508 は、スタンバイモード (PWM デューティ サイクル = 0%) 以外の場合、次の起動の前にファンが十分に休止できるように「待機時間」(TWAIT) が経過しない限り駆動を再開しません。TWAIT は PWM デューティ サイクルが 5% を下回るとただちに開始します。

出力トランジスタのアクティブ化は常に固定周波数30 kHz で発生します。この周波数は可聴域外です。

4.2 周波数ジェネレータの機能

周波数ジェネレータの出力(FG)はホール効果センサに相当するデジタル出力であり、外部コントローラにモータの速度と位相に関する情報を提供します。FGピンは、外付けのプルアップ抵抗によって論理電圧レベルに接続するオープンドレインの出力です。ドライバがロック状態または同期ずれの状態を検出すると、モータが再起動するまでこの出力はハイインピーダンスに設定されます。このピンを使わない場合、開放のままにします。

式 4-1:

FG3_SELピンが有効の場合FG信号周波数は 3で除算されるため、ロータ速度 (RPM) を 3 倍する必要があります。

図 4-1: FG および FG/3 波形

4.3 ロックアップ保護と自動再起動

モータがブロックされ自由に回転できなくなるとロックアップ保護回路がこれを検出し、ドライバの出力をハイインピーダンスにして無効化する事でモータコイルの焼き付きを防止します。「待機時間」(TWAIT)が経過するとロックアップ保護が解除され、一定の期間 (TRUN) 通常動作を再開します。依然としてモータがブロックされている場合、もう一度待機時間のカウントを始めます。TWAIT と TRUN のタイミングは内部で固定されているため、外付けのコンデンサは不要です。

4.4 過電流保護

ドライバはモータのピーク電流を 750 mA( 標準値 ) に制限し、これによってコイルの最大消費電力を制限します。

4.5 サーマル シャットダウン

MTD6508 は、TJ = +170 のダイ温度をしきい値とする過熱保護回路を備えています。この温度に達すると、回路がサーマル シャットダウン モードに移行してOUT1、OUT2、OUT3 出力が無効 (ハイインピーダンス )になり、IC の損傷を防ぐと共に回路を冷却できます。接合部温度 (TJ) が +145 を下回ると通常動作が再開します。 過熱保護回路には +25 のヒステリシスが設定されています。

図 4-2: 過熱保護回路のヒステリシス

Note 1: PWM周波数はモータ速度に直接影響しません。また、出力トランジスタのアクティブ化とは非同期です。

FG 720P S

----------------------- Rotor speed RPM=

P = モータの極の総数

S = モータのスロットの総数

OUT1

FG

FG/3

TJ+145°

Thermal shutdown

+170°

Normal operation

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.11

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MTD6508

4.6 過電圧シャットダウン

MTD6508 は、VOV = +7.2 V を VDD のしきい値とする過電圧保護回路を備えています。過電圧条件では出力OUT1、OUT2、OUT3 は無効 ( ハイインピーダンス )になります。

4.7 内部電圧レギュレータ

VBIAS 電圧は内部で生成し、内部論理ブロックへの給電に使います。VBIAS ピンは外付けのデカップリングコンデンサ (1 µF 以上 ) の接続に使います。これはデカップリング コンデンサの接続のみに使うピンであり、外部ブロックに DC 電流を供給するようには設計されていません。

4.8 逆起電力 (BEMF) 係数の設定

KM はモータの電気機械結合係数です (「モータ定数」、「BEMF 定数」、「逆起電力定数」と呼ばれる事もあります )。KM の定義と計測基準はモータ製造者ごとに異なります。各種モータを使うため、MTD6508 ではモータの BEMF 係数を設定できます。 MTD6508 では、位相間 BEMF 電圧のピーク値をモータの電気的速度に対して正規化したものとして、BEMF係数 (KM) を定義しています。下表に、MTD6508 の KM値を設定する方法を示します。

RPROG の検出は、実際にはファームウェアが制御するシーケンスで行います。任意の RPROG に対して、内部制御ブロックは対応する KM レンジに適合するように出力します。

4.9 起動時の出力 PWM スルーレート制御

振動を低減するため、起動時の出力 PWM スルーレートは RSR で調整できます。RSR 値の選択は表 4-2 を参照してください。スルーレートが遅過ぎると、IC の効率は低下します。RSR の推奨レンジは 4.7 ~ 47 kΩ です。RSR は SR1 ピンと SR2 ピンの間に接続します。起動時の開ループが終了すると、MTD6508 は自動的に 10 kΩに対応する固定スルーレート (100 ns typ.) に切り換わります。

4.10 モータ回転方向ピン (DIR)*出力の電流供給の順序は DIR ピンの状態 ( 回転方向 )で決まります。表 4-3 にこれを記載します。起動後またはスタンバイモードから復帰後、DIR ピンのレベルはラッチされます。DIR ピンは動作中に動的に方向を変更できるようには設計されていません。固定板では、このピンは内部で GND に接続されています。

* 調整可能版のみ

表 4-1: KM の設定

KM の選択肢

KM (mV/Hz) レンジ位相間 RPROG

最小 最大

KM0 3.25 6.5 GNDKM1 6.5 13 24 kΩKM2 13 26 3.9 kΩKM3 26 52 VBIAS

表 4-2: スルーレートの設定

RSR 値

出力 PWM 遷移時間 (10% から 90% まで )

備考立ち上がり /

立ち下がりエッジ

x kΩ x 10.64 ns 遷移時間の式

4.7 kΩ 50 ns 高速遷移

10 kΩ 100 ns 標準遷移

47 kΩ 500 ns 低速遷移

Note: 起動時のスルーレートはMTD6508の調整可能版でのみ行う調整できます。

表 4-3: モータ回転方向の選択

DIR ピンの状態 回転方向出力アクティブ化

シーケンス

GND に接続またはフローティング

順方向 OUT1 -> OUT2 -> OUT3

VBIAS またはVDD に接続

逆方向 OUT3 -> OUT2 -> OUT1

DS20005359A_JP - p.12 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

4.11 ストロング スタートピン (SS)*正弦波起動時の開ループ位相電流振幅は、PWM 入力デューティ サイクルで定義できます。または 100% に固定できます。表 4-4 に、両方の起動方法を示します。固定板では、このピンは内部で GND に接続されています。

* 調整可能版のみ

4.12 調整目標ピン (RT)*RT ピンで位相調整パラメータを調整する事で、軽負

荷に接続した 3 相 BLDC モータを使ったアプリケー

ションで安定性を向上できます。スムーズな挙動を実現するために低負荷での位相調整機能を使うと、速度補正ゲインを 75% 低減できます。表 4-5 に、位相調

整方法を示します。固定板では、RT ピンは内部で

GND に接続されています。

* 調整可能版のみ

表 4-4: 起動時の開ループ電流振幅の選択

SS ピンの状態 起動時の開ループ電流振幅

GND に接続またはフローティング

開ループ ソフトスタート ( 低電流 ) – 起動時の開ループ中、出力振幅を入力 PWMデューティ サイクルで定義 (PWM で設定した目標速度に対して速度のオーバーシュートを起こさずに起動 )

VBIAS または VDD に接続 開ループストロング スタート – 起動時の開ループ中、出力振幅を 100% に固定( 最大トルクで起動 )

表 4-5: 位相調整方法

RT ピンの状態 位相調整目標の選択肢

GND に接続またはフローティング

代表的な負荷 ( ファン、ポンプ ) 向けに最適化済み

VBIAS または VDD に接続 低負荷 ( 軽いロータを備え、動作中の空気抵抗が小さいモータ ) 向けに最適化済み

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.13

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MTD6508

5.0 パッケージ情報

5.1 パッケージのマーキング情報

10 ピン UDFN (3x3x0.5 mm) 例

XXXXYYWWNNN

PIN 1 PIN 1

16 ピン UQFN (4x4x0.5 mm) 例

PIN 1 PIN 1

凡例 : XX...X お客様固有情報Y 年コード ( 西暦の下 1 桁 )YY 年コード ( 西暦の下 2 桁 )WW 週コード (1 月 1 日の週が「01」)NNN 英数字のトレーサビリティ コード 無光沢スズ (Sn) めっきの使用を示す鉛フリー JEDEC® マーク* 本パッケージは鉛フリーです。鉛フリー JEDEC マーク ( ) は

外箱に表記しています。

Note: Microchip 社の製品番号が 1 行に収まりきらない場合、複数行を使います。この場合、お客様固有情報に使える文字数が制限されます。

3e

3e

AAAL1441256

MTD6508I/JQ^^

4412563e

DS20005359A_JP - p.14 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

10 ピン極薄デュアル フラットパック リードレス (NA[Y]) - 3x3x0.5 mm ボディ [UDFN]

Microchip Technology Drawing C04-194A Sheet 1 of 2

Note: 最新のパッケージ図面については、以下のウェブページにある「Microchip Packaging Specification (Microchip 社パッケージ仕様 )」を参照してください。http://www.microchip.com/packaging

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.15

Page 16: MTD6508 Data Sheetww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/20005359A_JP.pdfFG3_SEL入力Lレベル VFG3_SEL_L 0—0.2 VDD VVDD 4.5 V FG出力ピンLowレベル 電圧 VOL_FG — —

MTD6508

10 ピン極薄デュアル フラットパック リードレス (NA[Y]) - 3x3x0.5 mm ボディ [UDFN]

Note:1. ピン 1 のビジュアル インデックスの場所にはばらつきがありますが、必ず斜線部分内にあります。

2. パッケージの端部には 1 つまたは複数の露出タイバーがあります。

3. パッケージはダイサーで個片化されています。

4. 寸法と許容誤差は ASME Y14.5M に準拠しています。

BSC: 基本寸法、理論的に正確な値、許容誤差なしで表示

REF: 参考寸法、通常は許容誤差を含まない、情報としてのみ提示される値

Microchip Technology Drawing C04-194A Sheet 2 of 2

Note: 最新のパッケージ図面については、以下のウェブページにある「Microchip Packaging Specification (Microchip 社パッケージ仕様 )」を参照してください。http://www.microchip.com/packaging

単位 ミリメートル

寸法 MIN NOM MAXピン数 N 10ピッチ e 0.50 BSC全高 A 0.45 0.50 0.55スタンドオフ A1 0.00 - 0.05全長 D 3.00 BSC全幅 E 3.00 BSC露出パッド長 D2 2.40 2.50 2.60露出パッド幅 E2 1.70 1.80 1.90端子厚 (A3) 0.127 REF端子幅 b 0.20 0.25 0.30端子長 L 0.30 0.40 0.50端子から露出パッドまで K 0.20 - -

DS20005359A_JP - p.16 2016 Microchip Technology Inc.

Page 17: MTD6508 Data Sheetww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/20005359A_JP.pdfFG3_SEL入力Lレベル VFG3_SEL_L 0—0.2 VDD VVDD 4.5 V FG出力ピンLowレベル 電圧 VOL_FG — —

MTD6508

10 ピン極薄デュアル フラットパック リードレス パッケージ (NA[Y]) - 3x3 ボディ [UDFN]

Note:1. 寸法と許容誤差は ASME Y14.5M に準拠しています。

BSC: 基本寸法、理論的に正確な値、許容誤差なしで表示

Microchip Technology Drawing C04-2194A

Note: 最新のパッケージ図面については、以下のウェブサイトにある「Microchip Packaging Specification (Microchip 社パッケージ仕様 )」を参照してください。http://www.microchip.com/packaging

単位 ミリメートル

寸法 MIN NOM MAX端子ピッチ E 0.50 BSCオプションのセンターパッド幅 W2 1.90オプションのセンターパッド長 T2 2.60端子パッド間隔 C1 3.10端子パッド間隔 C2 2.00端子パッド幅 (X10) X1 0.30端子パッド長 (X10) Y1 0.75端子パッド長 (X10) Y2 0.25パッド間距離 G 0.20

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.17

Page 18: MTD6508 Data Sheetww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/20005359A_JP.pdfFG3_SEL入力Lレベル VFG3_SEL_L 0—0.2 VDD VVDD 4.5 V FG出力ピンLowレベル 電圧 VOL_FG — —

MTD6508

16 ピン極薄プラスチック クワッドフラット、リードレス パッケージ (JQ) - 4x4x0.5 mm ボディ[UQFN]

Microchip Technology Drawing C04-257A Sheet 1 of 2

Note: 最新のパッケージ図面については、以下のウェブページにある「Microchip Packaging Specification (Microchip 社パッケージ仕様 )」を参照してください。http://www.microchip.com/packaging

BA

0.20 C

0.20 C

0.10 C A B

(DATUM B)(DATUM A)

CSEATING

PLANE

NOTE 1

1

2

N

2XTOP VIEW

SIDE VIEW

BOTTOM VIEW

NOTE 1

1

2

N

0.10 C A B

0.10 C A B

0.10 C

0.08 C

A1

D

E

A

(A3)

16X b

e

e2

2X

D2

E2

K

L

16X

DS20005359A_JP - p.18 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

16 ピン極薄プラスチック クワッドフラット、リードレス パッケージ (JQ) - 4x4x0.5 mm ボディ[UQFN]

Note:1. ピン 1 のビジュアル インデックスの場所にはばらつきがありますが、必ず斜線部分内にあります。

2. パッケージはダイサーで個片化されています。

3. 寸法と許容誤差は ASME Y14.5M に準拠しています。

BSC: 基本寸法、理論的に正確な値、許容誤差なしで表示

REF: 参考寸法、通常は許容誤差を含まない、情報としてのみ提示される値

Microchip Technology Drawing C04-257A Sheet 2 of 2

Note: 最新のパッケージ図面については、以下のウェブページにある「Microchip Packaging Specification (Microchip 社パッケージ仕様 )」を参照してください。http://www.microchip.com/packaging

単位 ミリメートル

寸法 MIN NOM MAXピン数 N 16ピッチ e 0.65 BSC全高 A 0.45 0.50 0.55スタンドオフ A1 0.00 0.02 0.05端子厚 A3 0.127 REF全幅 E 4.00 BSC露出パッド幅 E2 2.50 2.60 2.70全長 D 4.00 BSC露出パッド長 D2 2.50 2.60 2.70端子幅 b 0.25 0.30 0.35端子長 L 0.30 0.40 0.50端子から露出パッドまで K 0.20 - -

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.19

Page 20: MTD6508 Data Sheetww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/20005359A_JP.pdfFG3_SEL入力Lレベル VFG3_SEL_L 0—0.2 VDD VVDD 4.5 V FG出力ピンLowレベル 電圧 VOL_FG — —

MTD6508

16 ピン極薄プラスチック クワッドフラット、リードレス パッケージ (JQ) - 4x4x0.5 mm ボディ[UQFN]

Note:1. 寸法と許容誤差は ASME Y14.5M に準拠しています。

BSC: 基本寸法、理論的に正確な値、許容誤差なしで表示

Microchip Technology Drawing C04-2257A

Note: 最新のパッケージ図面については、以下のウェブページにある「Microchip Packaging Specification (Microchip 社パッケージ仕様 )」を参照してください。http://www.microchip.com/packaging

RECOMMENDED LAND PATTERN

SILK SCREEN

C2

C1

X2

Y2

X1

E

Y1

1

2

16

単位 ミリメートル

寸法 MIN NOM MAXコンタクトピッチ E 0.65 BSCオプションのセンターパッド幅 X2 2.70オプションのセンターパッド長 Y2 2.70コンタクトパッド間隔 C1 4.00コンタクトパッド間隔 C2 4.00コンタクトパッド幅 (X16) X1 0.35コンタクトパッド長 (X16) Y1 0.80

DS20005359A_JP - p.20 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

補遺 A: 改訂履歴

リビジョン A (2015 年 4 月 )• 本書は初版です。

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.21

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MTD6508

NOTE:

DS20005359A_JP - p.22 2016 Microchip Technology Inc.

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MTD6508

製品識別システム

ご注文または製品の価格 / 納期に関しては、弊社または販売代理店までお問い合わせください。

デバイス : MTD6508: 3 相ブラシレス DC、正弦波駆動センサレスファン モータドライバ

温度レンジ : E = -40 ~ +125 ( 拡張温度レンジ )

パッケージ : JQ = 極薄プラスチック クワッドフラット、リードレス パッケージ (JQ) - 4x4x0.5 mm ボディ、16 ピン UQFN

NA = 極薄デュアル フラットパック、リードレス パッケージ(NA[Y]) - 3x3x0.5 mm ボディ、10 ピン UDFN

例 :a) MTD6508-ADJE/JQ 拡張温度レンジ

16ピン4x4 UQFNパッケージ b) MTD6508T-E/NA テープ&リール、

拡張温度レンジ10ピン3x3 UDFNパッケージ

製品番号 T (1) -X /XX

パッケージ温度レンジテープ &デバイス

Note 1: テープ&リールの識別情報は、カタログの製品番号説明にのみ記載されています。これは製品の注文時に使う識別情報であり、デバイスのパッケージには印刷されていません。テープ&リールが選択できるパッケージの在庫 / 供給状況は、最寄りの Microchip 社の営業所までお問い合わせください。

リール

2016 Microchip Technology Inc. DS20005359A_JP - p.23

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MTD6508

NOTE:

DS20005359A_JP - p.24 2016 Microchip Technology Inc.

Page 25: MTD6508 Data Sheetww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/20005359A_JP.pdfFG3_SEL入力Lレベル VFG3_SEL_L 0—0.2 VDD VVDD 4.5 V FG出力ピンLowレベル 電圧 VOL_FG — —

Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して以下の点にご注意ください。

• Microchip 社製品は、該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています。

• Microchip 社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、Microchip 社製品のセキュリティ レベルは、現在市場に

流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています。

• しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解では、こうした手法

は Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります。このような行為は知

的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。

• Microchip 社は、コードの保全性に懸念を抱いているお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。

• Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コード保

護機能とは、Microchip 社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。

コード保護機能は常に進歩しています。Microchip 社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。Microchip 社の

コード保護機能の侵害は、デジタル ミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著作

物に不正なアクセスを受けた場合、デジタル ミレニアム著作権法の定めるところにより損害賠償訴訟を起こす権利があります。

本書に記載されているデバイス アプリケーション等に関する

情報は、ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであ

り、更新によって無効とされる事があります。お客様のアプ

リケーションが仕様を満たす事を保証する責任は、お客様に

あります。Microchip 社は、明示的、暗黙的、書面、口頭、法

定のいずれであるかを問わず、本書に記載されている情報に

関して、状態、品質、性能、商品性、特定目的への適合性を

はじめとする、いかなる類の表明も保証も行いません。

Microchip 社は、本書の情報およびその使用に起因する一切の

責任を否認します。生命維持装置あるいは生命安全用途に

Microchip 社の製品を使用する事は全て購入者のリスクとし、

また購入者はこれによって発生したあらゆる損害、クレーム、

訴訟、費用に関して、Microchip 社は擁護され、免責され、損

害を受けない事に同意するものとします。暗黙的あるいは明

示的を問わず、Microchip 社が知的財産権を保有しているライ

センスは一切譲渡されません。

2016 Microchip Technology Inc.

商標

Microchip 社の名称とロゴ、Microchip ロゴ、dsPIC、FlashFlex、flexPWR、JukeBlox、KEELOQ、KEELOQlogo、Kleer、LANCheck、MediaLB、MOST、MOST logo、MPLAB、OptoLyzer、PIC、PICSTART、PIC32 logo、RightTouch、SpyNIC、SST、SSTLogo、SuperFlash および UNI/O は米国およびその他の国に

おける Microchip Technology Incorporated の登録商標です。

Embedded Control Solutions Company、mTouch は米国に

おける Microchip Technology Incorporated の登録商標です。

Analog-for-the-Digital Age、BodyCom、chipKIT、chipKIT logo、CodeGuard、dsPICDEM、dsPICDEM.net、ECAN、In-Circuit SerialProgramming、ICSP、Inter-Chip Connectivity、KleerNet、KleerNetlogo、MiWi、motorBench、MPASM、MPF、MPLAB Certified logo、MPLIB、MPLINK、MultiTRAK、NetDetach、Omniscient CodeGeneration、PICDEM、PICDEM.net、PICkit、PICtail、RightTouchlogo、REAL ICE、SQI、Serial Quad I/O、Total Endurance、TSHARC、USBCheck、VariSense、ViewSpan、WiperLock、Wireless DNA、および ZENA は米国およびその他の MicrochipTechnology Incorporated の商標です。

SQTP は米国における Microchip Technology Incorporated の

サービスマークです。

Silicon Storage Technology は他の国における MicrochipTechnology Inc. の登録商標です。

GestIC は Microchip Technology Inc. の子会社である MicrochipTechnology Germany II GmbH & Co. & KG 社の他の国における

登録商標です。

その他本書に記載されている商標は各社に帰属します。

© 2016, Microchip Technology Incorporated, All Rights Reserved.

ISBN: 978-1-5224-0240-4

DS20005359A_JP - p. 25

Microchip 社では、Chandler および Tempe ( アリゾナ州 )、Gresham ( オレゴン州 ) の本部、設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています。Microchip 社の品質システム プロセスおよび手順は、PIC® MCU および dsPIC® DSC、KEELOQ® コード ホッピング デバイス、シリアル EEPROM、マイクロペリフェラル、不揮発性メモリ、アナログ製品に採用されています。さらに、開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています。

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DS20005359A_JP - p.26 2016 Microchip Technology Inc.

北米本社2355 West Chandler Blvd.Chandler, AZ 85224-6199Tel: 480-792-7200 Fax: 480-792-7277技術サポート : http://www.microchip.com/supportURL: www.microchip.comアトランタDuluth, GA Tel: 678-957-9614 Fax: 678-957-1455オースティン、TXTel: 512-257-3370 ボストンWestborough, MATel: 774-760-0087 Fax: 774-760-0088シカゴItasca, ILTel: 630-285-0071 Fax: 630-285-0075クリーブランドIndependence, OHTel: 216-447-0464Fax: 216-447-0643ダラスAddison, TXTel: 972-818-7423 Fax: 972-818-2924デトロイトNovi, MI Tel: 248-848-4000ヒューストン、TXTel: 281-894-5983インディアナポリスNoblesville, INTel: 317-773-8323Fax: 317-773-5453ロサンゼルスMission Viejo, CATel: 949-462-9523 Fax: 949-462-9608ニューヨーク、NY Tel: 631-435-6000サンノゼ、CATel: 408-735-9110カナダ - トロント

Tel: 905-673-0699 Fax: 905-673-6509

アジア / 太平洋アジア太平洋支社Suites 3707-14, 37th FloorTower 6, The GatewayHarbour City, KowloonHong KongTel: 852-2943-5100Fax: 852-2401-3431オーストラリア - シドニー

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07/14/15