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Nadegata Instant Party(Tohru Nakazaki+Daisuke Yamashiro+Tomoko Noda) produce this project that t is about teen agers.March 17 road show!!
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プレスリリース2012 年 3月
このたび「アーティスト・イン・児童館 2011」では、中高生の居場所づくり事業「なかなか TIME」を実施す
る練馬区立中村児童館に、アーティストユニット「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」
を招待しました。地域コミュニティにコミットしながら「口実」によて「現実」が変化していくプロセス自体
を作品として展開する彼らが、2年にも及ぶリサーチを経て注目したのは「児童館」という場所そのものでした。
今回、ナデガタとともに " 出来事 " をつくるのは、部活や家庭とは別の場所を求め集まってくる中村児童館の
中高生たちです。彼らはナデガタに翻弄されながら「児童館での文化祭」の準備、そしてその準備風景を撮影
した「ドキュメンタリー映画」を制作しています。さらに文化祭当日の 3 月 17 日(土)、会場となった児童
館では映画のラストシーンの撮影が行われます。これは文化祭のための映画なのか、映画のための文化祭なの
か ―!?誰も見たことのない放課後のスペクタクルをぜひお見逃しなく。
《全児童自動館》開催のお知らせ
中高生とNadegata Instant Party がつくる青春ハプニング!「児童館の文化祭」&「ドキュメンタリー映画」 制作プロジェクト
アーティスト・イン・児童館 2011 ×東京アートポイント計画
|展覧会概要|プロジェクトタイトル:「全児童自動館」
日時:2012 年 3月 17日(土)10:00 ~ 17:00
会場:練馬区立中村児童館(東京都練馬区中村 2-25-3 2F 西武池袋線中村橋駅 南口より徒歩 10分)
入場料:無料(申込不要)
web サイト:http://zenjido.jidokan.net/
主催:東京都、東京都文化発信プロジェクト室(公益法人東京都歴史文化財団)、アーティスト・イン・児童館
後援:練馬区教育委員会
協力:練馬区立中村児童館※当日は会場内で映画撮影が行われております。
※「未完成ドキュメンタリー映画」(約 20分)は終日上映されています。ライブや模擬店に参加される前にご覧下さい。
|全自動児童館の楽しみ方|※西武池袋線中村橋駅 南口より徒歩 10分※車でのご来場はご遠慮ください。
|タイムスケジュール|アクセス
|本プロジェクトの見どころ|
1、舞台は児童館
ナデガタが最初に児童館を訪れたのは 2010 年 8 月 1 日。約 1 年半もの歳月をかけながら、本プロジェクト
はすすんでいきました。「児童館」のことを「すでに完成された場所」と話すナデガタは、「児童館」中に流
れる独特の空気と、そこへ集う子供たちに戸惑いながらもゆっくりと時間をかけながら距離を縮めいきます。
最終的に彼らが着目したのは、放課後に何かを求め集まってくる、学校や部活ではない「児童館」という「機
能/場所」そのものでした。
2、中高生がみせる「振る舞い」を作品とするプロジェクト
青春真只中に居る中高生の振る舞いは、ナデガタに大きな示唆を与えてくれました。分かっているようで分
かっていない、空気を読んでいるようで読んでいない、一見つかみ所のない彼らのそぶりや視線、友人同士
で交わされる気遣い合いは、不器用であまずっぱく映り、時にドキッとさせられ、私たちに触れられない特
別な世界を持っています。ナデガタはそんな彼らの世界観をプロジェクトの中心に据えます。
3、つくられていく「フィクション」と「現実」のパラレル
「文化祭を開催する過程を追ったドキュメンタリー映画を作ります。しかも映画のラストシーンは文化祭本番
当日に撮影します。」このナデガタからの提案をうけた中高生は一緒になって文化祭の準備をしながら映画の
撮影をはじめました。フィクションであるはずの文化祭に巻き込まれていく彼ら。これは文化祭のための映
画なのか、映画のための文化祭なのか ―。何もかもが本番当日である 3月 17 日(土)、あなたはこれまで見
た事のない光景の目撃者となるでしょう。
■アーティスト・ イン・児童館子どもの遊び場である児童館にアーティスト (現代美術家 )を招待し、児童館を創作・表現のためのアトリエ、ギャラリー、
ステージとして活用するプログラム。子どもたちの遊びの活動と、アーティストの創作・表現の活動を対等なものとして
児童館の中に共存させ、遊び・創作・表現を通した子どもたちとアーティストの出会いの場を創出する。本プログラムは「東
京アートポイント計画」の一環として実施されている。
■東京アートポイント計画「東京アートポイント計画」は、東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参
画により創造・発信することを目指し、「東京文化発信プロジェクト」の一環として公益財団法人東京都歴史文化財団が展
開している事業です。
|プロジェクトのお問い合わせ|
アーティスト・イン・児童館実行委員会東京都練馬区南大泉 3-14-27tel: 080-1207-1395 / mail: [email protected]広報 : 臼井隆志
■Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)
中崎透、山城大督、野田智子の 3 名で構成される「本末転倒型オフ
ビートユニット」。2006 年より活動を開始。地域コミュニティに
コミットし、その場所において最適な「口実」を立ち上げることか
ら作品制作を始める。インスタレーション、イベントなどに様々な
人々を巻き込み、「口実」によって「現実」が変わっていくプロセ
スを作品として展開する。代表作に《Riversible Collection》2009
年(水戸芸術館現代美術センター)、《24 OUR TELEVISION》2010
年( 青森公立大学 国際芸術センター青森)、《Yellow Cake Street》
2011 年(Perth Institute of Contemporary Arts)がある。今後の予
定として「水と土の芸術祭 2012」(新潟市内全域)、「街じゅうアー
ト in 北九州 2012 ART FOR SHARE」(北九州市内)、秋に東京都現
代美術館で開催されるグループ展への参加を予定している。 ©Kimiko Kaburaki