Neutrino status (& plan)

110331

T.Kobayashi

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ステータス• 照明、壁コンセント回復(３月２４日～)• 揚水再開(前置：３月２５日～、一次：３月２８日～)• 上水回復(３月２９日～)• 実験系電源部分的回復(３月３０日～)• 工水：管路にダメージ、復旧していない 空調出来ない。

• 外観調査– 一通り大雑把な調査済

• TSサービスピット、He容器内以外

– より精密な調査必要

• 機器の機能調査：始まったばかり• 一部、応急処置 (カバーをかけるなど。)

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外観調査• 周辺土木

– ターゲットステーション、ダンプ、NU3周りに大きな陥没。

– 陥没に伴い一部配管配線がダメージを受けている

• 建築物– 主要構造物に致命的な損傷は無いように見える

• 建設会社による簡易外観調査済‐>報告待ち

– アッセンブリー棟壁面一部脱落

• 地下– 揚水停止のため、前置床冠水~5cm,一次ライントンネル側溝、一時、すりきれ一杯。

– 揚水再開により危機回避

• 実験装置– 今のところ一見して分かる致命的なダメージは無いように見える

– 機能の健全性調査はこれから。3

機器の健全性 (始めたばかり)• 一次ビームライン (3/24)

– 超伝導磁石断熱真空18Pa– ビームパイプ真空 ２１３Pa– 超伝導He系：～１０気圧程度のヘリウム圧– 大きな破壊は無いように見える

• 陽子ビームモニター(3/30)– 位置モニター、プロファイルモニター信号線の健全性全数OK– CT ２台、コネクター部が水没

• ターゲットステーション ヘリウムベッセル(3/24)– 圧力1055mbar(地震前1066mbar)。正圧を保っている。大きな

破れはなさそう

• ターゲット冷却ヘリウム系– 圧力２．０気圧(地震前２．２気圧)。若干減っている。

– より詳細な調査が必要。

• ホーン、ヘリウムベッセル冷却水系– 大きな漏れはないように見える。

• その他の機器は未調査 4

短期予定• ターゲットステーション地上レベルの大型構造物が傾いてきわめて危険な状態。早急に対処必要。まずクレーンの点検から。

• 地下部の結露が激しい。機器のダメージ進行を防ぐため除湿、換気、空調を急ぐ。

– 工水の管路がダメージを受けているため空調復旧は時間がかかる

– 排気、換気は3/31復旧(TSから)

• 機器の健全性確認続行。４月８日くらいまで。

• ５月初めくらいまでに復旧計画5

一次ビームライン

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磁石は一見普通に見える。ピットの配管配線水没

揚水再開により危機脱出

サブトンネルD Exp.J

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ターゲットステーション周辺陥没

北壁北壁(入口部) 8

2.ターゲットステーション北東の空調

室外機

北東 9

ターゲットステーション内部

10ホーンリモートメンテナンス用ガイドセル。架台から外れて危険な状態

3. NU3周辺陥没

北壁西側入り口

南側11

4. ビームダンプ周辺陥没

南側(ビーム上流から下流を見る) 南西側12

5.実験準備棟外壁落下

東面 西面 13

Near detector hall

一見、普通に見える。大きな外傷はなさそう。ヨーク内部は不明。結露が激しく、水滴が天井全面から落ちてきている。

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Neutrino monitor bld. Bottom floor

15一時、床上～５ｃｍ浸水 揚水再開により危機回避