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- 14 - 4 参加者の感想 1班 リーダー 水口 達也(たっつん) サブリーダー 髙橋 里奈(アボ) 村上 友弥(とも) 濱田 駿大(しゅんた) 井上 風美哉(ふみや) 秋山 出海(いず) 和氣 亮太(つるベー) 渡邊 航平(コウくん) 河野 未來(みき) 「御五神島の一週間」 村上 友弥 (とも) この無人島体験に応募したのは、遭難した ときに何かの役にたつと思って応募しまし た。最初に待っていたのは、大切な仲間との 出会いでした。ラッキーなことに、5年生が 多かったので嬉しかったです。無人島に入っ てからは、毎日がワクワクドキドキでした。 料理などは、全くやったことがなかったので 心配でした。でも、そこそこできたので安心 できました。魚をさばいたりするのが得意に なりました。テントの中は、暑くてくさくて 寝ずらかったです。日が沈んでは寝て、日が 昇れば起きました。釣りやシュノーケリング では、生き物の命の大切さを知りました。たっ つんが大物を釣ったのもすごかったです。誰 かさんが小麦粉を生で食べたのにはびっくり しました。ロープワークなどは、普段の生活 の中でもいろいろなところに生かしていきた いです。 「御五神島!!」 濱田 駿大(しゅんた) ぼくは、七月二十九日、日曜日、無人島体 験事業に参加しました。参加しようと思った 理由は、お母さんや先生に勧められたからで す。最初は、不安だったけど、みんなと知り 合えてよかったです。ぼくが一番楽しみにし ていたことは、シュノーケリングと釣りです。 ぼくは、初め料理が下手だったけど、御五 神島で料理をするととても楽しくて、とても うれしい気持ちになりました。マッチがつか ないときは、かんぱんや缶詰でした。無人島 で使う火は、とても貴重だと思いました。バ イトをしてマッチをかせいで火をつけて、そ のときは、みんなで喜びました。 ぼくは、この体験を生かしていろいろなこ とに取り組み、いろいろなことを知り、いろ いろなことを学んで、勉強に生かしていきた いです。普段、こんな体験ができないので、 無人島では、火や料理など普段、家の人がやっ てくれることを一人一人がやらなければいけ ないので、家の人に感謝したいです。また機 会があれば、無人島体験事業に参加したいで す。 「一週間の御五神島村」 井上 風美哉 (ふみや) ぼくがこの御五神島・無人島体験事業に参 加しようと思った理由は、無人島でいろんな 知識を身に付けて、それらをいろんな生活に 生かしていきたくて応募しました。抽選と書 かれていたので、当たるかどうかハラハラド

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4 参加者の感想

1班 リーダー 水口 達也(たっつん) サブリーダー 髙橋 里奈(アボ)

村上 友弥(とも)

濱田 駿大(しゅんた)

井上 風美哉(ふみや)

秋山 出海(いず)

和氣 亮太(つるベー)

渡邊 航平(コウくん)

河野 未來(みき)

「御五神島の一週間」

村上 友弥 (とも)

この無人島体験に応募したのは、遭難した

ときに何かの役にたつと思って応募しまし

た。最初に待っていたのは、大切な仲間との

出会いでした。ラッキーなことに、5年生が

多かったので嬉しかったです。無人島に入っ

てからは、毎日がワクワクドキドキでした。

料理などは、全くやったことがなかったので

心配でした。でも、そこそこできたので安心

できました。魚をさばいたりするのが得意に

なりました。テントの中は、暑くてくさくて

寝ずらかったです。日が沈んでは寝て、日が

昇れば起きました。釣りやシュノーケリング

では、生き物の命の大切さを知りました。たっ

つんが大物を釣ったのもすごかったです。誰

かさんが小麦粉を生で食べたのにはびっくり

しました。ロープワークなどは、普段の生活

の中でもいろいろなところに生かしていきた

いです。

「御五神島!!」

濱田 駿大(しゅんた)

ぼくは、七月二十九日、日曜日、無人島体

験事業に参加しました。参加しようと思った

理由は、お母さんや先生に勧められたからで

す。最初は、不安だったけど、みんなと知り

合えてよかったです。ぼくが一番楽しみにし

ていたことは、シュノーケリングと釣りです。

ぼくは、初め料理が下手だったけど、御五

神島で料理をするととても楽しくて、とても

うれしい気持ちになりました。マッチがつか

ないときは、かんぱんや缶詰でした。無人島

で使う火は、とても貴重だと思いました。バ

イトをしてマッチをかせいで火をつけて、そ

のときは、みんなで喜びました。

ぼくは、この体験を生かしていろいろなこ

とに取り組み、いろいろなことを知り、いろ

いろなことを学んで、勉強に生かしていきた

いです。普段、こんな体験ができないので、

無人島では、火や料理など普段、家の人がやっ

てくれることを一人一人がやらなければいけ

ないので、家の人に感謝したいです。また機

会があれば、無人島体験事業に参加したいで

す。

「一週間の御五神島村」

井上 風美哉 (ふみや)

ぼくがこの御五神島・無人島体験事業に参

加しようと思った理由は、無人島でいろんな

知識を身に付けて、それらをいろんな生活に

生かしていきたくて応募しました。抽選と書

かれていたので、当たるかどうかハラハラド

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キドキしていました。7月に入り、当たった

ということが書いてある手紙が来たので、と

ても嬉しかったです。そして、ついに、無人

島に行く日がやって来ました。ついに入島!

着いたらまず、タ―プを立てて、テントを立

てました。次に、荷物をテントに入れて、石

を積んでかまどを作りました。入島してから

5日目。今日は、自給自足的生活の日です。

使える食材は、小麦粉、調味料、そして、油

だけです。朝食はパンでしのぎ、昼と夜は魚

を食べました。でも、無人島では楽しいこと

だけではありません。苦しいことや、つらい

ことだってありました。毎日2回以上こけた

り、せっかく作ったタ―プが風のために倒れ

てしまったり、大変でした。でもそんなのは、

じょのくち。1番つらかったのは、毎日濡れ

た靴下と靴をはくことです。

この体験で教わったことを生活に生かし、

命を大切にして、みんなで分け合い、道具を

大切にしていきたいです。

「楽しいよ御五神島」

秋山 出海 (いず)

わたしは、この無人島体験にお姉ちゃんが

行って「楽しかったよ。」と言っていて、そ

のころわたしは一年生でした。最初は、あま

り興味をもっていなくて、そのお姉ちゃんの

同級会があって、無人島を体験したたくさん

の人の交流をしました。そこでわたしは、た

くさんの人の話を聞きました。それから一年

して、わたしは行ってみたいなという気持ち

をもちました。それで、参加してみようと思

いました。そして今、わたしは参加している

のです。わたしは、初日どんな人と十日間を

過ごすのかなと思っていました。そしてわた

しは1班。メンバーは、みきとこうくんとつ

るべーとふみやとともとしゅんた。そして、

リーダーのたっつん、サブリーダーのあぼと

の出会いだったのです。最初メンバーの中で

気付いたことは、たっつんはイチローに似て

いて、つるべーはつるべに似ているというこ

とが分かりました。そして、たくさんの人を

覚えていきました。わたしがこの無人島体験

で楽しみにしていたことは、自給自足生活と、

パン作りとシュノーケリングと料理です。わ

たしは、料理が得意でした。でも、さすがに、

丸鳥とナマコは無理でした。でも、楽しみに

していたことがあれば不安なこともありま

す。そうそれは、班のメンバー、他の班のメ

ンバーと仲良くできるかでした。

わたしができるようになったことは、ナマ

コをさばけるようになったことです。得意に

なったことは料理と竹食器洗いです。つら

かったことは、トイレの臭さとお風呂に入れ

ないことと、やっぱり、家族と会えないこと

と友達に会えないことと、ゲームができない

ことです。みんなで喜んだことは、テントサ

イトコンテストで3位になってマッチを3本

もらったことだと思います。

この体験でわたしが学んだことは、物の大

切さや命の大切さです。これから生かしてい

きたいことは、火や水を大切にしていこうと

いうことです。普段の生活についてありがた

いと思ったことは、トイレや電気、そして家

族です。

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「御五神島のマッチ」

和氣 亮太 (つるべー)

はじめにぼくが参加しようと思ったわけ

は、楽しそうだし、御五神島ってどんな所か

気になったからです。

楽しみにしていたことは、釣りとシュノー

ケリングです。釣りもシュノーケリングもと

ても楽しかったです。逆に、不安だったこと

は、火起こしやテントで寝ることです。火起

こしはうまくいったし、青少年交流の家より

テントの中の方がよく眠れました。

できるようになったことと得意になったこ

とは、火起こしです。4点セットを持ち歩く

こともできるようになりました。みんな火が

無事についたときには喜びました。

つらかったことは、火がつかなかったり、

マッチがなくなってバイトをしたり、かんぱ

んと缶詰の朝食を食べたりまきがなくなっ

て、流木を拾いにいったりしたことです。

この体験では、火起こしと竹細工とタ―プ

やテントの立て方とかまど作りや釣りやシュ

ノーケリングを学びました。この体験を日々

の生活やこれから生きていくために大切だと

思うので生かしていきたいです。

家の生活では、お母さんに三食作っても

らっていたのをありがたいなと思ったし、二

日に一食は作ってあげたいです。また来たい

し、大人になったらリーダーになって来たい

です。

「御五神島で学んだこと」

渡邊 航平 (コウくん)

ぼくは、七月二十九日、日曜日、無人島体

験に参加しました。僕がどんな気持ちで参加

したかというと、災害などがあったときに一

人で行動できるように練習するためにこの無

人島体験に参加しました。どんな出会いが

あったかというと、近くのところにはいない

友達に恵まれたり、知らない生き物などに出

会いがありました。

得意になったことは、料理や泳ぐことです。

つらかったこと、苦しかったことは、火がつ

かないときや、マッチが足りないときなど、

特に火についてが苦しかったです。みんなで

喜んだことは、アルバイトをして、マッチを

手に入れたり、他の班と料理を食べたり、は

まちの焼き魚や海鮮ピザなどすごくおいしい

料理を食べたときなど、みんなで楽しいこと

や、嬉しいことをしたときにみんなで喜びま

した。できるようになったことは、釣りやシ

ュノーケリングなどです。

終わりに、ぼくがこの無人島体験で学んだ

ことは火や食べ物や道具のありがたみを知っ

たことです。無人島に行ったとき、火はすご

く貴重なものだったので大事に大事に火を使

いました。日常生活で食べるチョコレートや、

ポテトチップスなどのおいしいお菓子が食べ

られなかったので、料理を丁寧に作りました。

竹はたくさんあったけど、竹食器はすごく大

切なものだったので丁寧に壊さず、使いまし

た。この無人島体験で、これから生かしたい

ことは、料理をお母さんばっかりに頼らず、

自分で作ってみたり、無人島体験で鍛えた泳

ぎを学校の水泳の授業で生かしてみたり、い

ろいろな日常生活で生かしてみたいです。

ぼくは、この無人島生活でいろんなことを

教えてもらいました。楽しみ、苦しみ、悲し

み、などいろいろな感情を教えてくれました。

その感情を教えてくれたリーダー、サブリー

ダー、スタッフ、ご苦労さまでした。そして

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ありがとうございました。

「御五神島での無人島体験の感想」

河野 未來 (みき)

わたしは、無人島体験に本で読んだような

体験がしたいという気持ちで参加しました。

楽しみにしていたことは釣りとシュノーケリ

ングです。不安に思っていたことは、火をち

ゃんと起こせるかということと、テントの中

に虫が入ってくるのではないかということで

す。

そして、できるようになったことは、ナマ

コやウニを採れるようになったことと、火を

持続させることです。得意になったことは、

海で皿洗いをすることとミロパンを作ること

です。マッチの火が消えそうになったときに

は、大変だったけどなんとか火をつけること

ができたときはうれしかったです。

この体験で、水洗トイレがあることや、ス

イッチ一つで電気が付くこと、蛇口をひねっ

たらきれいな水が出てくることはとてもあり

がたいと思いました。家でももう少し自分の

ことを自分で何とかしたいと思いました。

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2班 リーダー 松澤 志帆(ラッシュ) サブリーダー 大野 洋平(ジョイ)

田坂 優真(ゆうくん)

福元 智也(ふくもん)

小笠原 汰一(ちっさん)

玉井 一誠(いっせい)

木原 琴香(こっちゃん)

大西 礼朗(レオ)

樋口 知也(ひぐち)

「無人島体験の感想」

田坂 優真 (ゆうくん)

ぼくは、この体験学習に「ぼうけんするぞ。

楽しそうだな。」という気持ちで参加しまし

た。楽しみにしていたことは、つり、シュノ

ーケリングなどです。逆に、不安に思ってい

たこともありました。それは、ぼくはときど

きまわりを見ずに行動して、失敗してしまう

ことがありました。なので、これを無人島で

やってしまったらどうしようと心配していま

した。

そして、無人島に行って出来るようになっ

たことは、かたづけをするときや集合すると

きにてきぱきと行動することと、次のことを

考えて行動することなどです。つらかったこ

とや、苦しかったことは、マッチなしで火を

おこしたことや、料理をしたことです。得意

になったことは、ナイフやノコギリの使い方

です。みんなで喜んだことは、テントサイト

で小物をほめられたことや火が一発でついた

ことです。それに、無人島では、みんながて

きぱきと行動するので時間がとても長く感じ

られました。がんばったことは、自分のこと

は自分ですることと仲間と協力することで

す。

ぼくは、この体験をもとに、時間を大切に

し、仲間を大切にしようと思いました。この

体験で学んだことをふだんの生活で役立てよ

うと思いました。このきちょうな体験をわす

れず、いつまでも生かそうと思いました。

「御五神島体験」

福元 智也 (ふくもん)

僕がこの体験に参加しようと思った理由

は、友達から声をかけられて、もうしこんだ

ら僕だけ当たってしまいました。そして、友

達ははずれて僕だけ無人島に行くことになり

ました。

僕がこの体験で出来るようになったこと

は、ナイフが使えるようになったことです。

最初は、ナイフで指を切ってけがをしていま

した。でも、無人島でいろいろな道具を作っ

ていくうちになれて、ナイフが上手に使える

ようになりました。あと、料理がある程度の

物なら作れるようになりました。みそしるな

どがさいしょはできなかったけれど、料理を

手伝っているとできるようになりました。時

間があれば、お母さんに作ってあげたいです。

この体験で学んだことは、火の大切さです。

ガスコンロのボタンをおすだけで火はつきま

すが、無人島では、火はマッチでおこすか、

まさつでおこすかなので、大切な物なんだと

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思いました。次に学んだことは、水の大切さ

です。水は水道から出てきますが、無人島に

は水道がなく、かぎられた水しかないので、

水の大切さを知りました。次に学んだことは、

電気の大切さです。無人島には、かいちゅう

でんとうしかなく、太陽にあわせてねるので、

電気の大切さが分かりました。

「御五神島の感想」

小笠原 汰一 (ちっさん)

ぼくは、この無人島体験に他の学校の人と

交流ができていいなと思い参加しました。楽

しみにしていたことは、釣りやシュノーケリ

ングです。不安に思っていたことは、友達が

すぐにつくれるかということです。無人島に

行ってからの出会いが楽しみでした。

この無人島体験で火おこしやロープワーク

ができるようになりました。まきむすびが自

分の中で得意なことになりました。自給自足

生活のときには、自分で食料を採ったりする

ので大変でした。お茶をわかすのも食事をつ

くるのも自分でやる日々が苦しかったです。

キャンプファイヤーでは、みんなで盛り上

がって喜びました。家族と会えないつらい日

々でも、みんなで盛り上がりました。

ぼくは、この体験でたとえ食べ物がおいし

くなくても、生きていくには食べないといけ

ないということを学びました。そして、みん

なで協力すれば、何事も達成できるんだなと

いうことを学びました。この体験で学んだこ

とを学校や人とふれあう時に生かそうと思い

ます。ふだんは、おいしい食事が食べられて

ありがたいと思います。今では便利なものが

増えてありがたいと思います。

「無人島生活の思い出」

玉井 一誠 (いっせい)

ぼくは、自給自足の日やキャンプファイヤ

ーを楽しみにしていました。それと、自給自

足の日が不安でした。ちゃんと貝や魚がとれ

るのだろうかと不安でした。

この無人島体験で、巻き結びや自在結びが

できるようになりました。シュノーケリング

で貝を採ったり、キャンプファイヤーをした

り、御五神島温泉に入ったことが楽しかった

です。火おこしや御五神島と離れるのが苦し

かったです。テントサイトコンテストで「小

物がおしゃれでしょう」をもらったのはうれ

しかったけど、賞品は塩あめじゃなくて、マ

ッチがよかったです。ちっさんがかさごを

釣ったときは、みんなで喜びました。

この体験で命の大切さや友だちの大切さ、

火の大切さを知りました。ふだんの生活で火

の大切さや電気の大切さを知りました。この

体験をふだんの生活や学校で生かし、これか

らも友だちを大切にしていきたいです。

「ありがとう、御五神島」

木原 琴香 (こっちゃん)

私は、この御五神島・無人島体験事業には、

同じ愛媛に住む友達をたくさん作りたいと思

い参加しました。班員が私以外男の子だとい

うのが少し不安でした。

私が御五神島でできるようになったこと

は、周りを見て、考えて行動することです。

この無人島体験では、自分達で考えて行動し

なくてはならないところがたくさんありまし

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た。初めのころは、自分が今、何をするべき

なのか分からず、つっ立っていることが多

かったのですが、日を追うごとに、自分のす

るべきものが見えてきて、みんなで協力して

活動することができるようになりました。み

んなで活動することができ、だれ一人ぼぅっ

とつっ立っていることがなくなり、だれかは、

何かをしていて、1つ1つの活動が早くなり

ました。最後はマッチがなくなり、雨の中バ

イトをしたりしたけれど、離島の朝は、私の

中では、スッキリとした気持ちが広がってい

ました。

この体験で私が学んだことは、ふだんの生

活のすばらしさです。洗たく物はボタンを押

すだけで、洗たく機がやってくれて、ご飯も

お母さんが作ってくれて、テレビもついて、

ゲームもあって、虫もいなくて、ふかふかの

ふとんで寝れる、こんなふつうの生活をふつ

うだと思い、感謝しなかった自分のおろかさ

を思い知らされました。無人島ではすべて自

分でしなくてはならなかったので、日々、今

の生活のすばらしさが分かりました。昔の人

は、私がふつうに使っている物たちを作るま

で、このような生活を送っていたと思うと、

昔の人は今の私達よりとてもすばらしい人達

だなと思います。私はこの体験の後は、今の

生活に感謝し、今を自分のできるかぎりの力

を出しきり、全力で毎日を過ごしていきたい

と思います。

「無人島・御五神島体験」

大西 礼朗 (レオ)

ぼくがこの体験に参加した理由は、母さん

に勝手に応募されたからです。ぼくは、こん

なイベントがあったことも知らなかったし、

多分知っていても行きたくなかったので応募

していなかったと思います。でも、応募され

て当選したので、しかたなく行こうと思いま

した。でも、ぼくは人見知りなので、友達づ

くりが心配でした。

ぼくは、ホールに行った時、どうやって話

しかければいいかな、いやだなと思っていま

した。最初2班のメンバーとは、とても気ま

ずい雰囲気で話しかけることができませんで

した。

2日目からは、僕は同級生のひぐちとち

ょっと話せるようになって、ゆうくんとも遊

べるようになって、一応2班のメンバー全員

と話せるようになりました。それで、無人島

・御五神島へ行きました。無人島は一からの

スタートでなにもかもがとても大変でいろい

ろなコツや技を学びました。それでできるよ

うになったことは、火を強くする方法や火お

こし、ナイフの使い方が分かりました。そし

て、ナイフやうちわの振り方が得意になりま

した。つらかったことは、無人島での生活は、

時間の流れがとてもおそく感じることです。

とても苦痛でした。でも、火がおきたときや

キャンプファイヤーなどでは、みんなが楽し

めて盛り上がれました。とってもきつかった

けど、楽しかったです。

Page 8: New 4 参加者の感想 1班 · 2013. 5. 4. · - 14 - 4 参加者の感想 1班 リーダー 水口 達也(たっつん) サブリーダー 髙橋 里奈(アボ) 村上

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ぼくは、この無人島体験には行きたくな

かったけど、行ってみるととても楽しくなっ

ていったので、いい思い出になりました。こ

の体験で学んだ料理の仕方や刃物の使い方を

家で生かしていきたいです。

「御五神島無人島体験を通して」

樋口 知也 (ひぐち)

僕がこの無人島体験で楽しみにしていたこ

とは、釣りやシュノーケリングです。釣りは

まだ 2 回しかしたことがなく、シュノーケリ

ングは一度もしたことがなかったので、して

みたいと思いました。実際してみると、釣り

では何も獲れませんでしたが、シュノーケリ

ングでは、カニや貝が沢山獲れました。しか

し、結果的に両方共おもしろかったです。

不安に思っていたことは、自給自足の日

しっかり食料が獲れるかとおいしい料理を作

れるかです。しかし、心配することは何もな

くしっかりすることができました。

僕ができるようになったことは、食べられ

る物かどうかの判断、ロープワーク、テント

・タープ立てです。これは将来たぶん必要に

なる時がくると思うので、忘れずに覚えてお

きたいです。

つらかったこと、苦しかったことは沢山あ

り、1 つ目は料理です。普段は親に作っても

らっていました。料理の大変さを実感しまし

た。2つ目は火おこしです。マッチで新聞紙

等の燃えやすいものに火をつけ、その後どう

すれば火を持続させられるかがとても苦労し

ました。普段はボタン一つで火をつけられた

ので、火おこしの大変さを改めて実感しまし

た。3つ目は、寝ている最中にテントの中に

フナ虫が入ってくることです。寝ている最中

に手や足をカサカサと這うので最悪でした。

この体験では、食事のありがたみを実感し、

残さず食べたいと思い、また将来このような

事があったら、今回やった事を生かし、しっ

かりやっていきたいです。

こんないろんな事があったり、リーダー、

サブリーダーに怒られたり、人に迷惑をかけ

たり等沢山ありましたが、楽しかったです。

Page 9: New 4 参加者の感想 1班 · 2013. 5. 4. · - 14 - 4 参加者の感想 1班 リーダー 水口 達也(たっつん) サブリーダー 髙橋 里奈(アボ) 村上

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3班 リーダー 笹田 尚史(ギラッチ) サブリーダー 秋山 さやか(きょんちゃん)

西 楽人(ガッチャマン)

廣本 和貴(かずき)

池田 ねね(ねね)

村上 海人(かいと)

清家 大二郎(大ちゃん)

伊藤 誓(ちかい)

清水 舞(まい)

「一生の思い出」

西 楽人 (ガッチャマン)

ぼくは、昨年から兄が参加したいと言って

いたけど、兄の友達が行くことになり、その

友達からいろんなことを聞いたり「無人島」

という言葉を聞いて、行きたくなりました。

ぼくは特にみんなで食料をとり、食べ物を作

るということを楽しみにしていました。不安

にしていたこともあります。まず一つ目はト

イレです。水が流れないトイレにためていく

のは、くさいだろうなと思いました。二つ目

はおふろです。いつも体をあらわないのでく

さくなるだろうと思っていました。

ぼくは得意になったこともあります。まず

は千切りです。チャーハンのときにいろんな

物を切ることをして、いっぱい教えてもらい

上手だねとほめてもらいました。次はできる

ようになったことです。まずは、がまんする

ことができるようになりました。2つ目は自

分から進んで働くようになりました。食器を

あらうときに、他の物も持っていくようにな

りました。火をつけて、ピンチになったとき

も自分で考え、思いつき、からからにかわい

た木や葉っぱ、かれたおりやすい竹などを

とってきて、よくもえるようにしていました。

つらかったことや、苦しかったことはやっぱ

りトイレ、おふろでした。テントの中もくさ

かったです。けど全部さいこうでした。ポル

コさんの山じいさんの話では、感動して泣き

そうでした。

キャンプファイヤーでは、キセキを歌いま

した。みんなで歌ったのは、おもしろかった

です。ゆうじょうの火が一番おもしろかった

です。島からはなれるときに、みんなで声を

そろえて、せいいっぱいさけんで「やーいい

とこ」をしました。とてもすっきりしました。

けど、帰りたい気持ちも、帰りたくない気持

ちもありました。本当に本当に最高の一生の

思い出になる十日間でした。御五神島ありが

とうと思いました。

命の大切さ、食べ物の大切さ、仲間の大切

さを特に実感しました。これからみんなとく

らす社会の生活に生かして、みんなと楽しい

一生にしたいと思いました。ふだんぼくは、

がまんできない人だったけど、この体験を通

して、がまんできるようになりました。一生

の思い出でした。

「無人島での一週間」

廣本 和貴 (かずき)

ぼくが無人島体験におうぼした理由は、お

もしろそうだったからです。おうぼしてあ

たったときはうれしかったです。受付に行っ

たときは不安になりました。けど、家族には

げまされて行きました。ホールに入って初め

て会う人たちを見て少し心配になりました。

でも、みんな明るく元気だったので心配した

気持ちがいつのまにかなくなりました。楽し

みにしていたことは,シュノーケリングでし

た。不安に思っていたことはつりで魚をつれ

Page 10: New 4 参加者の感想 1班 · 2013. 5. 4. · - 14 - 4 参加者の感想 1班 リーダー 水口 達也(たっつん) サブリーダー 髙橋 里奈(アボ) 村上

- 23 -

るかどうかでした。

いよいよ入島です。船で行くとき、ぼくは

すごく楽しみにしていたので落ち着きがあり

ませんでした。無人島に着いたときは、何も

なくしんみりしたさみしいところでした。ま

ず、村長てるてるの話を聞いて、まずタープ

を立てて次にテントを作りました。けっこう

大変でした。次にかまどを作るために海岸か

ら石をとりに行きました。重たかったです。

やっとの思いでかまどが完成しました。でき

るようになったことは、すもぐりです。前ま

ではもぐったら10秒ぐらいで顔を出してた

けど、今はけっこう長くもぐれるようになり

ました。うれしかったです。得意になったこ

とは火おこしです。つらかったこと、苦しかっ

たことは、くつ下をはかないでくつをはいた

ら皮がむけたことです。ぼくがこれからくつ

をはくときは、くつ下をはくように気をつけ

ようと思いました。

みんなで喜んだことは、六日目の夜のキャ

ンプファイヤーで歌をまちがえずに上手に歌

えたことです。この体験で学んだ事は、命の

大切さや友達の大切さを学びました。この体

験で生かしていきたいことは、食べ物に感謝

しながら食べたいと思います。ふだんの生活

について、ありがたいと思ったことは、ご飯

を作ってくれることがどんなにありがたいか

分かりました。これからも、食べ物に感謝し

て生きていきたいです。

「御五神島という無人島」

池田 ねね (ねね)

私がこの体験に参加した理由は、大三島と

中学校に入ってからの大洲青少年交流の家な

どに生かしていくために参加しました。最初

にみんなと出会ったときは、この子なんてい

う名前なのかなって思っていて話すこともで

きませんでした。つりと料理がとても楽しみ

でした。トイレのことが一番不安でした。

御五神島に行って、できたことはシュノー

ケリング。そして火の番ができるようになり

ました。得意になったことは料理と話すこと

が少しでも得意になりました。親とはなれる

のがつらかったです。一番いやだったのがト

イレです。虫がいっぱいで、くさくてもうだ

めでした。キャンプファイヤーで1~6班、

本部も合わせて私たちの班が最後で歌った後

に、アンコールしてくれたのがうれしかった

です。

この体験では命のありがたみを知りまし

た。魚や虫の命をいただいたおかげです。あ

と道具のありがたみも知りました。道具がな

いと何もできなくてこまりました。この体験

でした火のこと、命のこと、道具のこと、料

理のことを生かしていきたいです。ふだんの

ゲーム・テレビ・時計・販売機・おふろ・ク

ーラー・冷蔵庫・家がふだんの生活では分か

らない道具のありがたみがわかりました。

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「最高の無人島生活」

村上 海人 (かいと)

ぼくは、無人島生活に行ける事になってか

なり不安になりました。なぜかというと友達

とおうぼしたけれど、ぼく一人になってし

まったからです。楽しみにしていたこともた

くさんあったけど不安な気持ちも同じぐらい

にありました。そして初対面の人の出会いは、

かなり不安になりました。いきなり会った人

と十日間の間上手くやっていけるか分かりま

せんでした。でもギラッチとかのスタッフは、

ふつうに話してくれたので安心しました。で

も島での不安もありました。トイレは穴を

ほって使うと聞いていたのでおどろきがあり

ました。あとみんなと上手く協力していける

のか、初めて会って三日目で島に行くのに協

力できるかも心配しました。

ぼくは、無人島で限られた食料で料理をす

るうちに料理が得意になりました。ご飯をた

くのを中心にしていたけれど、それが楽しく

なってきました。それにみんなでいっしょに

していたので料理を作り終わったときの感じ

も、おいしさも感じられたので料理が好きに

になって得意になりました。あと大きな声を

出したり、みんなで歌うなんていうことはあ

まり好きじゃなかったけど、みんなで歌の練

習などをするうちにそのような事をするのも

好きになっていきました。無人島では得意に

なったことはたくさんあるけど、つらかった

事もあります。やっぱりトイレはいつものと

かなりちがうし、ハエはたくさんいるしとて

もいやでした。あとテントの中に入ってくる

フナ虫とかもすごくいやでした。外にはたく

さんいるけれど、せまい所に入ってねる時に

体をはわれたりすると思うと、すごくこわ

かったです。ぼくは、あまりそんな虫とかを

好かないのでよけいこわかったです。そして

みんなで喜べたことはキャンプファイヤーの

時に歌が決まった時はとてもうれしかったで

す。

ぼくはこの体験でふつうにすずしい部屋

で、何もしなくても親がご飯を作ってくれた

りすることがどれだけめぐまれているか感じ

ました。周りの事は全部自分でしないといけ

ないし、暑いし、楽にすわれるところもなく、

ご飯を作って食器を洗ってが毎日で、火が危

ない時もあってドキドキしたし、ふつうの生

活にもどりたいとも思いました。あとみんな

で協力する大切さ。一人一人ががんばれば何

にもなかった所でもかなり充実した生活がで

きるということも学びました。この無人島体

験でぼくは、五つのおきてを中心に学んだ事、

協力する事、初対面の人たちでもきずなは生

まれる事などをこれからの日々の生活に生か

していきたいです。

「無人島最高の思い出」

清家 大二郎 (大ちゃん)

この無人島生活体験に参加した理由は、親

のすすめで入りました。最初はいやいやで

入ったけど、ここで生活していくうちに入っ

て正解でした。そして、いっしょに生活して

いくうちに他の人と仲よくなれたし、話した

りできたし、名前もおぼえました。とてもう

れしかった。7月31日とうとう港をはなれ

御五神島にとうちゃくしました。今日から無

人島です。テントをたてたりタープをたてた

りして終わりました。

ついに8月に入りました。海で海水浴をし

ました。あがったらチクチクいたかったです。

8月2日、つりをしました。ガッチャマンは

大きい魚をつりあげました。けど、ふつうだ

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なーとも思いました。8月3日、テントサイ

トコンテストです。げんかんをきれいにした

り、タープの中をきれいにしたけど、1位に

はなれず、おしくも2位でした。くやしかっ

たけどちかい(班長)がおいしいものセット

を選んでくれました。みんなで喜びました。

8月4日、楽しみにしていた自給自足の生活

です。貝やカサゴやバッタをつかまえて食べ

ました。バッタは油であげて食べたらおいし

かったです。家に帰ったらじまんしたいです。

8月5日、キャンプファイヤーです。まず最

初にぎしきの火をしました。各班の班長がぎ

しきの火をとりに行きました。組木に友情の

火を点火しました。各班の出し物が終わりお

さめの火をしました。文字どおりキャンプフ

ァイヤーをおさめました。8月6日、とうと

う御五神島をはなれることになりました。長

くて短い日々だったけどとても楽しかったで

す。

「無人島生活の思い出」

伊藤 誓 (ちかい)

ぼくは、すぐに困ったりするので、無人島

に来て生活をしてどう成長するのかなと思っ

たから、参加しました。最初はあまり話をし

たりしなかったけど、だんだん話すようにな

りました。ぼくが楽しみにしていたことは、

つりです。思ったより魚はつれなかったけど、

でっかいのを3匹つりました。めっちゃでか

かったのでうれしかったです。次に不安に

思っていたことは、困ることがたくさんない

かなぁということです。でもあまり困りませ

んでした。

できるようになったことは、バッタを食べ

られるようになったことです。バッタをあげ

て食べると、えびのしっぽの味がしました。

意外にうまかったです。得意になったことは、

チャーハンです。もともとチャーハンを作る

のは得意だったけど、無人島ではフライパン

じゃなかったのでちょっと難しかったです。

でも得意になりました。つらかったこと、苦

しかったことは、まずトイレが穴をほったト

イレだったのでそれがつらかったです。苦し

かったことは、台風が来てタープがたおれた

ことです。でもちゃんと建て直したのでよ

かったです。みんなで喜んだことは、キャン

プファイヤーでキセキを歌ったことです。

めっちゃ感動しました。

この体験で学んだことは、命の大切さです。

これからの生活で生かしたいです。

「御五神島での無人島生活」

清水 舞 (まい)

私がこの無人島生活におうぼした理由は、い

つもなら体験できないような楽しくておもし

ろそうなことができそうだと思ったからで

す。でも逆に、無人島生活に行って友達がで

きなかったらどうしようとか、トイレとかお

風呂とか大丈夫かなぁという心配もたくさん

ありました。だけど、会場に来てスタッフの

みなさんが温かく迎えてくれたり、後から来

た班の人とも少しずつ話せるようになって、

不安や心配も少しずつなくなってきて、これ

から十日間どんなおもしろいことがあるんだ

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ろうと、とてもワクワクしました。

私がこの御五神島に来て一番楽しかったの

はシュノーケリングです。一番楽しみにして

いたのもシュノーケリングでした。理由は、

大きなトコブシをとったり、ウニをがんばっ

て一つとったり、けがもたくさんしてしまっ

たけど、海が冷たくて気持ち良かったりして、

楽しかったからです。その他にも劇やかえ歌

や大便ジャーの劇などとてもおもしろかった

キャンプファイヤーや,いつもと作り方が違

うけど楽しくて、他の班の人とも一緒に食べ

た食事作りや食事が楽しかったです。逆につ

らかったこと、大変だったことは、トイレに

ハエやかがいることや、お風呂に入れなくて

かゆかったことや、ねる時に草とか虫とかが

いることです。でも、そのおかげでできるよ

うになったことは、クモやフナ虫などの虫が

さわれるようになったことと、早く寝て、早

く起きることができました。この体験を野外

活動や外でねる時などに生かしていけるよう

にしたいです。

最後に私がこの体験をして帰ってきて、あ

りがたいと思ったことは、水洗トイレがある

こと、海まで食器を洗いに行かなくてもいい

こと、クーラーがあることです。無人島から

帰ってきて感動したことは、ドアが自動ドア

なこと、ご飯がやわらかかったこと、電気が

すぐにつくこと、ふとんでねられることです。

けっこう大変なことが多かったけど、班の

仲間やリーダーやサブリーダーの人と仲良く

楽しく活動することができたので良かったで

す。この体験が、夏休みのいい思い出になり

ました。

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4班 リーダー 山地 美菜(ポンちゃん) サブリーダー 井門 加奈恵(ラン)

髙橋 智大(とも)

西田 凱(ガイ)

尾﨑 映志(えいし)

和田 瑞生(ミッキー)

水野 ひろみ(ひろちゃん)

石川 悟志(さとし)

崎野 琳久(りっくん)

「無人島のくらし」

髙橋 智大 (とも)

なぜこの無人島体験事業に参加したかとい

うと、つり・シュノーケリングがおもしろそ

うだったからです。中でも楽しみにしていた

のが、自給自足の日です。最初は同じ班の人

に会ったときはちょっと暗いイメージがあっ

たけど、意外と明るかったです。不安に思っ

ていたことは、料理ができるかどうかでした。

でもうまくつくってくれたのでよかったで

す。

できるようになったことは、火起こしです。

火をおこすことが楽しくなりました。得意に

なったことは、物づくりとつりです。物づく

りは、あまり好きじゃなかったけれど、得意

になりました。僕とミッキーは手作りの竿で

つりをしました。糸の結び方やつりばりの結

び方を覚えました。つりでは、かさご、ブダ

イなどが釣れました。楽しかったです。つら

かったこと苦しかったことは、火をつけるこ

とです。マッチが 15 本しかないのに7日間火

をつけてないといけなかったので辛かったで

す。

この体験で学んだことは命の大切さです。

普段の生活でありがたいと思ったのは電気が

あったり、コンロですぐ料理ができることで

す。楽しかったです。来年も行けたら行きた

いです。

「無人島体験事業」

西田 凱 (ガイ)

僕は、楽しそうだったし、自分の力を試し

たかったから、参加しました。初めは、仲良

くできるか不安だったけど、9 人全員と友達

になれてよかったです。楽しみにしていたこ

とは釣りやシュノーケリングで、不安だった

ことは病気にならないかでした。でも病気に

ならず、いろいろなことができました。その

おかげで水の中でも長く潜ることができまし

た。得意になったことは、シュノーケリング

と釣りと料理です。ここで学んだことは、命

の大切さと、物の大切さです。この体験をも

とに今日からの生活に生かしたいと思いま

す。

「無人島生活体験」

尾﨑 映志 (えいし)

ぼくは、御五神島体験募集の紙を見たとき、

なぜか、これに行きたいと思いました。なぜ、

これに行きたいと思ったのかよく分かりませ

んでしたけど、たぶん僕は、自然が好きだっ

たからだと思います。

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参加してから、ぼくは、上手くやっていけ

るか少し不安でした。けど、みんなに会って

からは、ちょっと不安がなくなりました。

御五神島に来て、ナイフの使い方や今まで

使ったことのないナタの使い方に慣れてきま

した。その中でもナイフの使い方が得意にな

りました。竹のはしをわりばしのように作る

ことができました。

島に来てから苦しいことも辛いこともあり

ました。火がつかず、お茶がわかせず、のど

が渇いたときもありました。風が強くてター

プが倒れたり、テントの中にフナムシなどが

入っていろいろと苦労したりしたけど、班の

みんなで立ち直りができました。釣りやシュ

ノーケリングでとった海の生き物はとても美

味しかったです。食べたくなかったクモやバ

ッタは意外においしかったです。

この体験で学んだことは、身近にいても普

段はまずそうなクモやバッタでも、もしもの

時には、食べることができると分かりました。

この体験を普段の生活に生かしたいと思いま

した。火がつかなかったとき、普段の生活の

電気はとてもありがたいエネルギーなんだな

と思いました。

「無人島御五神島体験」

和田 瑞生 (ミッキー)

ぼくは、楽しみにしていたことが二つあり

ます。一つ目は、シュノーケリングです。御

五神島は、釣りの名所だと聞いていたので、

いろいろな魚がいると思ったからです。でも

不安もありました。それは、いつもつけてい

たメガネが海中なのでつけられないことで

す。海がにごっていなくても、あまり見えな

いからです。

二つ目は、釣りです。竿は貸してもらえる

とは聞いていたので、とても楽しみでした。

貸してもらえる竿は、どんな竿かとワクワク

していました。でも見てみると、海の中に沈

んでいくのに時間がかかっていたので、その

時に自分で竿を作ろうと決めました。次の日

の朝、友達と一緒に海へ行き、おもりを拾っ

て、ウキを拾いました。タープに帰り、作り

はじめて、釣竿ができました。早く、釣りに

行きたかったのだけど、テントサイトコンテ

ストがあったため、お昼から行くことになり

ました。お昼になり、自分で作った竿で釣り

に行きました。友達に「その竿じゃ、釣れん

やろ」と言われたので、イラっときたので、

絶対に釣ってやろうと思いました。竿にあた

りがきたので釣ったら、予想どおりカサゴが

釣れました。友達にざまあみろと思いました。

でも、釣った時はとても嬉しかったです。魚

の命をいただいているんだと、その時に、強

く感じました。これからの生活に命の大切さ

を生かしていきたいと思いました。

「無人島体験・御五神島」

水野 ひろみ (ひろちゃん)

私が、楽しみにしていることが二つありま

す。一つは釣りと、もう一つはシュノーケリ

ングです。

でもその前は不安がいっぱいでした。でも、

三班の人との出会いがありました。すると心

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の中の不安がなくなってすっきりした気分

だったので良かったです。そのあとタープを

立ててテントも立てました。そのあとみんな

で料理をしました。得意になったことは、野

菜が上手に切れるようになったことです。で

きるようになったのは、ナイフを上手に使え

るようになったことです。最初は危ない使い

方をしているので、大変でした。しまいには

ナイフを失くしてしまったので、大変でした。

でも、最後はみんなで楽しくキャンプファイ

ヤーをして終わることができたので良かった

です。

「御五神島体験」

石川 悟志 (さとし)

ぼくがこの無人島生活に参加したのは、自

分でできることがどれくらいあるか試してみ

たかったからです。

初めてメンバーにあった時、このメンバー

で無人島に行くのはとても不安がでした。け

んかをしないかとか料理はきちんとできるか

などいろいろ不安がありました。

島に来てみたらその不安に思っていたこと

があまりなく、仲良く楽しく生活することが

できました。特に食事を作る時や食べるとき

などに楽しく作ったり食べたりすることがで

きました。時には火がつかないときもありま

した。その時には、カンパンや缶詰などで生

活をしました。朝ご飯がカンパンの時はとて

も辛かったです。

キャンプファイヤーでは、ぼくたちの班は

その日まで本当にすることは決まっていませ

んでした。それからみんなで替え歌を作り、

練習して本番までがんばりました。その練習

をがんばったのでキャンプファイヤーでは、

全力で歌うことができました。

こっちに帰ってきたら電気や家などがあっ

たので、なんだか嬉しいような悲しいような

気がしました。

ぼくがこの体験で学んだことは、火や水は

とても大切だと思いました。それに自分で生

き物をとって食べることで命のありがたさが

改めて分かりました。この無人島生活で学ん

だことを生かして物や人などを大切にしてい

きたいです。無人島生活に参加できてよかっ

たです。

「無人島での生活」

崎野 琳久 (りっくん)

ぼくがなぜ無人島事業に参加したかという

と、僕はもともとこういうのが好きなので、

楽しそうだと思ったからです。そして今年、

3回目の応募で行けました。ぼくが御五神島

でできるようになったのは、料理です。ぼく

は料理好きだったけど、作れる料理が少な

かったけど、今回の体験で作れる料理の種類

が増えました。とても嬉しかったです。でも

その分つらいこともありました。家族と会え

ない、お風呂もないのでとても不便でした。

特にお風呂がないのがとてもつらかったで

す。でも一週間後には、もう慣れました。で

も家族に会えないのが少しさみしかったで

す。でも、仲間とこの 10 日間仲良くできたの

で良かったです。最初は、とても緊張したけ

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ど、今はもう仲良くできているので良かっ

たです。この事業を通して、ぼくは家族の大

切さを学びました。いつもは、けんかしてい

た弟も、口うるさくて少し嫌だった母も、今

は気づいていないで、とても大切な存在と気

づきました。普段何も思わず食べていたもの

も、今ではとても豪華だなと思います。この

ようなことをこれからの生活に生かしていき

たいと、特にさっき紹介した家族と食べ物の

ことはいつも思っていきたいと思います。ぼ

くにとって御五神島は大切なことを教えてく

れたいいものです。これからは、いやだなと

か面倒だなと思ったら、御五神島のことを思

い出してがんばっていきたいです。

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5班 リーダー 上甲 亜紀(ネム) サブリーダー 鈴木 康平(カービィ)

松浦 和睦(あゆくん)

程野 颯真(そくま)

浜坂 元太(ゲンター)

城戸 翔貴(ハッピー)

竹田 早希(さき)

竹田 悠二(ヒノさん)

田辺 光(ゼニス)

「無人島体験で」

松浦 和睦 (あゆくん)

ぼくは、無人島体験になぜ応募したかと言

うと、ちょっと面白そうだと思ったからです。

それで、きせきてきに当たりました。そして、

班のみんなや、ほかの一、二、三、四、六班

の人たちとも出会ったけど、なぜか、みんな

一度出会ったことがあるような気がしまし

た。

そして、ぼくが楽しみにしていたことは、

つりやキャンプファイヤーでした。でも、と

ても不安に思っていたことは、自給自足の日

と電気や水や火や食べ物でした。そして、そ

の中で、とても不安に思っていたことは、食

べ物です。食べ物は、限られた分だけしかな

かったのでとても不安でした。しかもぼくは、

好ききらいがあったのでとても不安でした。

そして、できるようになったことは、整理

整とん、そうじです。得意になったことはち

ょうちょうむすびです。そしてみんなで喜ん

だことは、テントサイトコンテストでした。

でも、マッチをとらなかったのが失敗でした。

ふだんの生活についてありがたいと思ったこ

とは、ぼくたちはとても幸せな生活をしてい

るんだなと思いました。

「無人島で学んだこと」

程野 颯真 (そくま)

僕が今回の無人島体験に参加した理由は一

生に一度しかない経験なので、参加しました。

でも、いざとなると、うまくやっていけるの

だろうか、友達はできるのかなどの不安をか

かえていました。そして、不安をかかえたま

ま青少年交流の家に来ました。やっぱり僕の

知らない人ばっかりでした。一日目だれとも

しゃべらず終わってしまうのか、と思ってい

ると、五班のリーダーが話しかけてくれて元

気が出ました。その後、レクリエーションを

して、みんなとの間が近づきました。すいみ

ん時は、交流の家で五班だけとねるのかと

思ったら、キャンプセンターで、全班とふと

んをしきつめてねたので、びっくりしました。

でもそのおかげで、全班とはいかなかったけ

ど、六班とも少し仲よくなれました。でも、

他のみんながぼくより仲がいい人とうでずも

うをしたりしていたので、ぼくももっとみん

なと仲よくなりたかったです。

二日目。僕が楽しみにしていた無人島体験

の日まであと少しになりました。そして昼食、

みんなとしゃべって少しでも仲よくなろうと

思ったけど、そんなにうまくいきませんでし

た。でも、僕と同じ学年の人は一人しかいな

いので無理もないなあと思いました。そして、

昼食が終わり、竹食器作りをしていると、分

からない所や出来そうにない所を教えてくれ

たりやってくれたりしたので、みんなと親し

くなりました。さらに、「ここを手伝って」

などと言ってくれたのでうれしかったです。

その後、楽しい時が流れて、とうとう無人島

に行ってしまいました。でも、みんなと親し

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くなれたので、安心しました。でも、無人島

は何もない所なので、料理なども、自分たち

でやらなければならないので、とても不自由

でした。それに、テントとタープまではよかっ

たけど、ちょっとしたミスで、蚊が大量に入っ

てきて、たくさんさされました。とくに足が

さされました。そのせいでキンチョールを

ぶっかけました。でもだれも僕に文句を言わ

ないけど、やっぱり悪いことはしたなぁって

思いました。食料もたくさんあったので、安

心しました。

僕が無人島に行って得意になったことは、

ノコギリで木を切ってまきを作ったことで

す。無人島最後の日は、いつもは、一週間っ

て早いなぁって感じるけど、無人島では、長

いなぁって思いました。でもいざ帰るとなる

と、もうちょっといてもいいと思いました。

その後がりゅうの湯で疲れとよごれを落とし

てさっぱりしました。

僕が無人島で学んだことは、人がやってく

れるからだいじょうぶじゃなくて、自分でや

らなければならないこともあるということで

す。今までの生活は、めんどくさいなぁ、な

んでオレが…なんて思っていたけど、これか

らは、自分から積極的に進んで、人まかせで

はなく、自分からやれることはやっていきた

いです。

「無人島での思い出」

浜坂 元太 (ゲンター)

ぼくは、楽しみの気持ちで参加しました。

でも、本当は、不安な気持ちの方がいっぱい

でした。でも、青少年交流の家に来てみて、

仲間の顔を見たら安心しました。それでもま

だ不安がありました。その不安は、食事とト

イレです。それぞれの不安をもちながらも島

にいきました。

島では本当に人もいなかったのでちょっと

だけぶきみでした。

最初は、こんな所でねたりトイレをしたり

すると考えるとこわくなりました。でも一日

たつとちょっとだけ楽になりました。それで

朝ごはんをみんなでつくって食べました。他

にもテントサイトコンテストで一番を取れた

ことが一番うれしかったです。

それで、島での生活が終わって、またこの

青少年交流の家に帰ってきて、ぼくたちの班

のリーダーのお別れ会をしました。本当に楽

しかったです。

ぼくは、いつもの家での生活と島での生活

は、ぜんぜん違うんだなと思いました。

「御五神島無人島体験活動」

城戸 翔貴 (ハッピー)

ぼくは、この無人島体験活動で楽しみにし

ていたことが一つあります。それは、シュノ

ーケリングです。でも、実際にやってみると

意外と水が冷たくて、最悪でした。逆に不安

に思っていたことが自給自足生活です。自給

自足生活では、バッタなどいろいろな物をと

ることができたので、よかったです。

無人島生活で辛かったことは、六日目にマ

ッチがなくて火おこしきを使ったことです。

火がつくまでに一時間か二時間かかりまし

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た。でも、その日は心に残る一日になりまし

た。

最後に、ぼくらのいつもの生活が恵まれて

いるということが、この御五神島の無人島生

活で分かりました。いつもは家の人が料理を

作ってくれていたけど、自分たちで火をおこ

してすることがどれだけ大変かが分かりまし

た。これからは、できるだけ家の人の手伝い

をして、御五神村の最後のおきて、みんなで

分け合うということを忘れずに、楽しみも苦

しみもいろいろな人と分け合っていきたいと

思います。

「思い出がたくさんあった無人島」

竹田 早希 (さき)

私は、自分を試すため、家族のありがたさ

や、ガスや電気がないとどれだけ大変なのか

を知るために応募しました。インターネット

で調べたり、応募用紙を何回も見たりしたく

らい楽しみでした。友達との出会いは、少し

不安で、この無人島で楽しくできるのかとか

友達はできるのかと心配になり、応募した後

から少し後悔してしまいました。私が楽しみ

にしていた事は、キャンプファイヤーと自給

自足生活とつりです。つりはしたことがない

し、自給自足はどんなに大変か知りたかった

ので楽しみでした。不安だったのは、テント

やタープをつくるのと食べ物でした。テント

やタープでは立てる自信はなかったし、食事

は作れるのかと不安でした。

この無人島体験できるようになった事はつ

りや火起こし、タープやテントをたてれるよ

うになったし、前よりもナイフや包丁を使え

たりできました。得意になった事は荷物整理

です。十日間の服を荷物整理するのが上手に

なりました。トイレやマッチがない時はつら

かったです。みんなで喜んだのはテントサイ

トコンテストで一位をとった時、火がついた

時などたくさん喜びました。

この体験で学んだ事は、協力するとできな

い事もできる事や、友達の大切さなどを学び

ました。まき結びや自在結び、まき割りなど

を生かしていきたいなあと思いました。ガス

や電気がありがたい事が分かりました。無人

島体験に参加できてよかったなあと思いまし

た。

「無人島体験」

竹田 悠二 (ヒノさん)

僕がこの無人島体験事業に参加した理由

は、一度でいいからサバイバルの経験をして

みたかったのと、自分の体力と精神力を試し

てみたかったからです。普段、僕は学校では、

ほとんどしゃべらないのですが、班の仲間と

初めて顔を合わせた時は、明るくふるまって

いました。しかし、慣れないことをするのは

とても疲れるもので、一日目から顔がつりそ

うになりました。

学校の友達でも十日間一緒にいることはな

かなかないものです。それだけに班員の素顔

というか、本性がいやでも見えてきました。

本当にこのメンバーで何もない無人島でやっ

ていけるのかとても心配になりました。

三日目。入島の日、不安しかないまま船で

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島に着いてしまいました。

「中学生は集まって下さい。」

と言われ、荷物運びをしました。その時、

中学生が少ないことを知りました。しかも僕

と同じ中三は、三人しかいませんでした。そ

れと同時に僕は参加者の最高学年として班長

としてこの班を動かしていかなければならな

いことを悟りました。

早速そのことを痛感させられることがあり

ました。タープをたてることです。これはぜっ

たい一人では立てることができず、みんなが

協力しなければいいタープは立ちません。

僕は学級委員や、キャプテンの経験があっ

たので、ここぞとばかりにいろいろと言って

みるのですが、なにか班全体での一体感があ

りません。まだまだ絆がないことが分かりま

した。

そんな事を考える日が続き、六日目。入島

から四日目、だんだん班が一つになっていく

のを感じました。それはテントサイトコンテ

ストがあったからです。それぞれ進んで、こ

れはこうした方がいいとか、よし、これを作

れば便利になるなどいろいろ案を出して行動

していました。それだけあって、テントサイ

トコンテスト一位の結果を聞いた時、みんな

で「おいしい物」を選んで喜び合ったのだと

思います。

しかし七日目。入島から五日目、テントの

中は虫がたくさんいて、足も伸ばせなく、日

中は暑くて、たくさん食べ物があっても一人

分はとても少なくなる、という状況は続き、

全員疲れがたまってきて、僕もふくめ、みん

な動きが悪くなってきました。特に食事あと

がみんな腹いっぱいになって動きにくくなっ

て食器がほったらかしになって来ました。

しかし無人島生活最終日、キャンプファイ

ヤーで出し物をしたり見たりして、島にいる

人全員で一つの火を見つめていると、今まで

班員とちょっと気まずくなったことが、炎に

溶けこまれていくようで、まるでなかったよ

うで昔から班全員が友達だったような気がし

ます。

この無人島生活で学んだことは、がまんす

ることです。班員に頭に来ることを言われた

時も、笑顔で返せばその場はなごむ。テント

で足を伸ばしたくても、それぞれがゆずり合

うと、だれかを起こさなくてもすむ。まだ食

べたくても「みんないらない」と聞くと、み

んな食べられる。

この無人島体験、参加して良かったです。

そして、まわりでささえてくれた班員に感謝

です。

「最高の思い出」

田辺 光 (ゼニス)

この無人島体験に行くことになったとき、

ぼくはめっちゃ不安な気持ちになりました。

友達は作れるか、うまくやっていけるか、自

分でできることはちゃんとできるか、たくさ

んの不安がありました。楽しみもたくさんあ

るけれど不安の方がたくさんありました。一

つ目の不安は友達作り、知らない友達が多

かったけど勇気をだして声をかけてみたら、

すぐ友達になりました。うれしかった気持ち

と楽しみの気持ちでいっぱいになりました。

とうとう無人島についたとき、不安の気持

ちはなくなっていました。やってやるという

気持ちの方が多くなりました。無人島はとて

も思っていたほどくらしやすくなかったのに

気付きました。料理を作るのも自分たちで、

火をつけてご飯などを作るのも自分たちで、

とても大変で苦しかったです。そんなときに

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みんな(仲間)がいたから七日間くらせたん

だと思います。みんなで協力する大切さを知

ることができたし一人一人が、がんばったら

結果が出るということに気付きました。班で

協力してテントサイトコンテストに向けがん

ばったから優勝できたんだと思います。僕は

ぜったい優勝なんかできないだろうと思いつ

づけていました。やっぱり協力は大事だなと

思いました。無人島体験でできるようになっ

たことはいっぱいあります。料理やまき割り

やテントたてなどです。できるようになった

こともこれからいろんなことで生かしていき

たいです。泳ぐことも得意になりました。シ

ュノーケルをつけて泳ぐことはあまりしな

かったけど、すいすい泳げるようになりまし

た。

この体験で三つのことを学びました。一つ

目は勇気です。二つ目は協力です。三つ目は

努力です。この三つのことが僕にとってとて

も大切だと思います。やっぱり無人島で家に

帰りたいやおいしいご飯が食べたいと思って

しまいました。どれだけ家で快適にくらして

いるか、家のご飯がどれだけおいしいかとい

うのを知りました。家を快適にしているお父

さんやお母さん、おいしいご飯を作ってくれ

るばあちゃんにとても感謝したいと思いま

す。無人島体験に参加してとてもよかったと

思います。また、たくさんの思い出ができま

した。その中でも最高の思い出です。この体

験で出会った班のみんなやサブリーダーやリ

ーダーのことをぜったいに忘れないようにし

たいです。無人島体験をさせていただきあり

がとうございました。

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6班 リーダー 芝田 敬三(ガイル) サブリーダー 栗原 みなみ(ちばちゃん)

椎森 健詞(けんちゃん)

山川 晃太朗(こうちゃん)

笠岡 愛可(あいちゃん)

渡辺 大斗(ひろっち)

矢野 将隆(マサ)

白石 之弥(ユッキー)

田辺 悠華(はるちゃん)

「一生に一度の経験」

椎森 健詞 (けんちゃん)

この無人島体験に来る前は、自分の長所を、

または、自分の役割をきちんと成し遂げるこ

とができるかどうか心配でした。しかし、開

会式のとき出会った6班の仲間たちがその不

安を吹き飛ばしてくれました。そして、この

班となら無人島で自分の目標を達成できると

も思いました。

無人島に来てから、なぜかいきなり不安が

じわじわと湧き出てきました。それは、ある

ことが起こる前触れだったんだと今になって

思っています。それは、命の火(マッチ)が

全部無くなったということです。ここの生活

は、食べ物にはほとんど火を通して食べなけ

ればなりません。なのにマッチがないとなる

と、火を通すことができません。つまり、食

べ物が食べられなくなるのです。そのとき、

ふと思いました。テレビや学校の授業で、火

おこし器や太陽の光を使った火のおこし方を

学んだ気がすると。そのことはみんなも思っ

ていたらしく、リーダーのガイルや班員のみ

んなで意見を出し合いました。すると、ガイ

ルが、「そういえば、火おこし器やったら本

部にあるよ。」と教えてくれました。

火おこし器で火をおこし始めてしばらく時

間が経ちました。火をおこすのは、他にもや

り方がありました。そうです。太陽光を使っ

た火のおこし方です。ぼくは、みんなに、「懐

中電灯を集めて、太陽の光を使おう。」懐中

電灯には、レンズと反射鏡が付いているもの

があります。そして、みんなの知恵を出し合っ

て火のおこし方の計画を立てました。①紙を

黒にぬる。②豆電球が入っているところに黒

くぬった紙を差し込む。③反射鏡を黒く塗っ

た紙の周りに置く。④レンズで太陽光を集め

て燃やす。この火おこしの二つのやり方のう

ち、太陽光を集めて燃やすほうが早く燃えま

した。みんなや他の班の人たちも大歓声をあ

げました。このときから、火おこしが得意に

なり、仲間がいるからいろんな意見が出て、

いろんな結果が出るということがわかりまし

た。その喜びもつかの間。この班と一緒にい

るのは 10 日間と決まっています。

この事業で学んだことは、一人ではできな

いことも仲間と「協力」をすれば、不可能と

思ったこともできるようになるということで

す。そして、このことを今後の学校生活や日

常生活で生かしたいです。

今までわがままを言ってご飯を残していた

ことがあったり、単独行動をしていた人でも、

今回の事業を経て、ご飯の大切さ(命の大切

さ)を学び、そして一人でできないことでも

協力するとできるということを学んだのでそ

れらのことを他の人に伝えたりしてよりよい

生活を作っていきたいです。

最後に、10 日間は長いようで短かったで

す。

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「無人島体験学習」

山川 晃太朗 (こうちゃん)

ぼくは、無人島体験学習で学びたかったこ

とは、物の大切さ、人への思いやりです。無

人島では、トイレもない、お風呂もない生活

でした。トイレは、無いと思ったけど穴をほっ

てするなんで予想もしませんでした。食事は

自分で作っても、いつも家で食べているごは

んとは大違いでした。なぜかというと、おい

しかったけどとてもかたかったからです。

この無人島でできるようになったことは、

自分で料理をできるようになったことと、洗

濯です。食器は、竹食器で食べにくかったで

す。

この 10 日間の中で一番楽しかったことは、

キャンプファイヤーです。各班がいろいろな

出し物をしたからです。この 10 日間は一生忘

れません。

「無人島体験を終えて」

笠岡 愛可 (あいちゃん)

わたしが、この体験に参加したいと思った

理由は、昔の人たちが生活したように、水道

もガスも、そして電気もない生活は、どのよ

うなものなのか、また、それらの物があって

普通の私たちの生活と、どれぐらい違ったの

かが気になったからです。そして何よりも、

無人島生活にとても興味があったからです。

私は、必死でお父さんとお母さんに頼んで応

募してもらいました。私は、もしかしたら当

たらないかもしれないと思っていたときも

あったし、絶対当たると思ったときもありま

した。そして、その日から一週間たった日、

その体験に参加できるというはがきが来てと

てもうれしかったです。

そして、体験当日になったとき、私はとて

も緊張していて、友達ができるか不安で帰り

たいと思って泣くことはないだろうかと心配

してしまいました。でも、はるちゃんという

仲の良い友達ができました。そして、ガイル

というおもしろいリーダーやちばちゃんとい

うとても優しいサブリーダーのいる班に入れ

ました。そして、この体験のおかげで、少し

海の深い所がこわかったのを克服できたし、

料理が得意になりました。そして、どんどん

時が経って、島を離れる日になりました。わ

たしは、この班の人たちともう会えなくなる

かもしれないと思うととても寂しくなりまし

た。でも、忘れることはないと思います。

わたしは、この体験のおかげで、仲間の大

切さ、火、水、電気、ガスの大切さを知りま

した。このことを、普段の生活、そして他の

体験に生かしていきたいです。

「栄養たっプリン」

渡辺 大斗 (ひろっち)

初めは、班のみんなと仲良くなれるかどう

か、心の中が不安と緊張で満ちあふれていま

した。でも、そんな心配無用でした。だって、

みんながワイワイ・ガヤガヤしていて、いつ

の間にか僕もみんなと同じようにワイワイ・

ガヤガヤしていました。

御五神島で一番したかったことは、火の番

です。なぜかというと、他にすることはある

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と思ったけど、難しそうだったし、火の番は

何回もやったことがあったからです。

僕は、御五神島の無人島生活で、得意になっ

たことは、二つあります。一つ目は薪割りで

す。二つ目は自在結びと巻結びです。

辛かったことは、本部から荷物を運んでく

ることが辛かったというかしんどかったで

す。6班でたぶん一番盛り上がったのは、僕

のダジャレだと思います。それでは、一つ。

プリンの栄養たっプリン!……これが一番楽

しかったです。

僕は無人島生活が始まる前は、自分のこと

を強いと思っていたけど、それは思い込みで

した。自分はまだまだ弱いということがこの

無人島でわかりました。最後に、周りにいて

くれたみんな、ありがとうございました。こ

の無人島生活は最高の思い出になってとても

楽しかったです。

「命の体験」

矢野 将隆 (マサ)

不安、期待、この二つの言葉がぼくの心の

中で、雪のように積もりながら 7 月 29 日この

御五神島・無人島体験事業に参加しました。

そして、楽しみにしていたことは、つりやシ

ュノーケリングです。島で、つりをしたとき

と大きいカサゴを釣れたのでうれしかったで

す。シュノーケリングでは、貝がとれました

が、海が冷たかったです。

不安に思っていたことは、トイレです。島

には、もちろんハエがいるので大便に寄って

きます。だから、気持ち悪いので初めのほう

は、我慢していました。ですが、どういても

我慢できなくなって、ひってみると、トイレ

ットペーパーを下に置かない以外は、ほとん

ど同じだったので、その日から毎日するよう

になりました。

できるようになったことは、早寝・早起き

をすることです。僕は早寝・早起きが大嫌い

でした。しかし、八時に寝て、五時に起きる

という生活を繰り返すことによって、大好き

になりました。これを続けたいです。

この体験で学んだことは、火の大切さ、自

分の生活のだらしなさです。この体験を通し

て成長していきたいです。そして、この体験

でこれから生かしたいことは、大きい確率で

南海大地震が予測されています。もし起きた

としたら、それは火はない、電気もない、ま

さに無人島みたいなものです。だから、こう

いう体験をした僕たちが中心となっていきた

いです。

「御五神島 VS俺」

白石 之弥 (ユッキー)

まず、御五神島の先制攻撃、バケツリレー。

これには、さすがの俺も苦戦した。しかし、

俺たちの反撃。「やーいーとこー」で大きな

あいさつ。すると、御五神島はまたもや反撃、

超嵐攻撃。さすがにこれもしんどかった。で

も、おれたちも反撃。つり、シュノーケリン

グで攻撃。とても大変だったけど、おいしい

ものをたくさんとれた。こういうことをして

いると、御五神島の反撃だー。それは、人間

くるわし攻撃。そして、俺たちは、みんな御

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五神島にくるわされて、けんかをしてし

まった。だけど、おれたちのヒーロー、大便

ジャーが助けてくれて、みんなより一層仲が

良くなった。だから、おれたちは、すごい御

五神島に感謝している。だから、最高の夏休

みを過ごせた。だから、これからの生活にい

ろいろ学んだことを生かしていきたい。

「無人島体験を終えて」

田辺 悠華 (はるちゃん)

私は、最初無人島に行けるというはがきが

ポストに入っていたとき、喜びと同時にどん

な生活をするのかななど、いろいろな不安も

ありました。でも、開会式のとき、6 班のリ

ーダーのガイル、サブリーダーのちばちゃん

が優しく接してくれてとてもうれしかった

し、6班の人たちもみんな友達になって楽し

かったです。

そして、無人島に行って、タープとテント

をみんなで協力してたてました。6班は、ご

飯がおいしく作ることができました。ユッキ

ーのみそ汁は最高でした。でも1つ、お米が

とてもかたいときがありました。今となって

はそれも良い思い出です。自給自足の日は魚

や貝をとって食べておいしかったし、一番み

んなで協力した日になりました。

私が無人島に行ってできるようになったと

ことは、がまんすることと、みんなで協力し

て分け合うことができるようになったことで

す。この体験を普段の生活にも生かしたいで

す。

最後に、あいちゃん、ユッキー、こうちゃ

ん、マサ、ひろっち、けんちゃん、そしてガ

イル、ちばちゃん、みんなありがとう。一生

忘れません。