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納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
NEWデッキパック施工手順
フェンス付き
はじめに
・この「施工手順」は施工者の方のために標準的な施工手順をまとめたものです。・現場の状況や条件等によって、手順が変わる場合がありますのでご注意ください。
部材の確認
部材の梱包を解く前に、『梱包リスト』と照らし合わせて必要な部材がそろっていることを確認してください。
130219
・メジャー、直角定規(曲尺)・水糸・水平器(レベル): 長さ900mm程度の
ものがあると効率的です・目地幅確保用スペーサー(5mm)
必要な道具
施工上の注意事項
・デッキ材等の部材はたてかけたまま保管せず、平積みして下さい。・ビス、ナット、固定具等の締め付け部品は『施工手順』に従った位置、数量を守り、充分に締め付けて下さい。・製品に火気を近づけると変形や火災の恐れがありますので、火気や熱を発生する道具類の使用は厳禁です。・デッキ上に重量物を置く場合は敷き板などを使って荷重が分散するようにして下さい。・製品に有機溶剤、洗剤等が付着したままにしておくと、シミなどの原因となりますので、すぐに拭き取って下さい。・ドリルビス使用時に「切り粉」が飛散しますので、清掃を徹底して下さい。・万が一、デッキ面に小さな傷などが付いた場合はサンドペーパー(#40程度)でこすると目立たなくなります。
・インパクトドライバー プラスドライバー(長・短) キリφ3・電動のこぎり(丸ノコ)・スパナ(19mm)
・万力(クランプ)・サンドペーパー(#40)・ウェス、清掃用具等
別途調達部材…現場の状況に応じた下地用の部材及び道具
・束下地用 :コンクリート平板、束石、砕石、スコップなど・束固定用 :コンクリートビス、束固定用接着剤など
オプション品…後付け可能
・束カバー・ステップ
必要に応じてご購入下さい
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
束施工
AM 8:30~
使用部材
梱包 部材名称
O5-A わし束
O5-C 角度調整プレート束配置図 参照
束施工 下地外周寸法を位置出し (寸法・配置は図面参照)
建物側から10mm離す
仕上がりライン
下地外周寸法
建物
コンクリート平板を使用する場合
コンクリート平板用の穴を切削
砕石を敷き、転圧後に平板を設置する
下地外周寸法
デッキを設置する土間コンクリート、コンクリート平板等は水平を出しておいてください。
<寸法は図面参照>
<配置は図面参照>
(大引材、根太材の外周寸法)
(デッキの完成寸法)
束施工 コンクリート平板を設置した状態
下地外周寸法
束施工 束位置の墨だし
束施工 角度調整プレートで水平を調整
角度調整プレート
上ナットを固定
上ナット
水平を調整
O5-A
O5-C
束施工 水平を確認しながら束を固定(コンクリートビス、接着剤等)
コンクリートビス固定
接着剤固定
束施工 束の水平を見ながら束高さを調整
放射線状に水平を確認すると確実な調整が可能です。
束施工 束の高さ調整
下ナットで高さ(デッキ仕上高-97mm)を決めてしっかりと固定 ※根太受けプレートは大引材と並行にする
下ナット根太受けプレート
大引材
並行
デッキ仕上高-97mm
束施工 束施工完了
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
大引材施工
AM 10:00~
大引配置図 参照
使用部材
梱包 部材名称
O1~O3 アイハット鋼大引用1~3
O5-B わしづかみ
M1~M4 幕板材125間口用1~4
M9<デッキ部品箱>
ナベビス 4×20
大引材施工 水平を確認しながら全ての大引材を束の上に乗せる
幕板固定用のビス穴が外周側に来るように乗せる
幕板固定用ビス穴
幕板固定用ビス穴
O1~O3
大引材施工 基準となる大引材の出寸法を確定
下地外周から垂直に立ち上げて基準となる大引材の出寸法を確定する
下地外周寸法
大引材施工 わしづかみで大引材を束に固定
わしづかみ
大引材が根太受けプレートの中心に来るように左右からわしづかみをしっかりと挟みこむ
根太受けプレート
大引材中心
O5-B
大引材施工
四隅束部分及び外側大引ジョイント部はわしづかみでなく、ビス固定(2本/箇所 ジョイント部は4本/箇所)する
ビスで大引材を束に固定
大引材
束材大引ジョイント部
束・大引ビス固定(2本どめ)
束・大引ビス固定(4本どめ)
束・大引ビス固定(4本どめ)
束・大引ビス固定(2本どめ)
大引材施工 同様に全ての大引材の出寸法を揃え、万力等で固定
大引材施工 大引材先端部に、幕板材125間口用に取り付けられたLアングルをビス固定
幕板材を実際のW寸法に合わせてカット(デッキ貼り終部はデッキ貼り終わり時にWにあわせてカット)し、大引材先端部の幕板固定用ビス穴と幕板材間口用に取り付けられたLアングルの長穴位置を合わせながら、大引材の上にLアングルを載せる ビス固定
Lアングル
大引材
※根太は大引材施工後 ※根太は大引材施工後
大引材
Lアングル
M1~M4
M9
幕板材125間口用
大引材施工 幕板固定
幕板の面が合っているか確認
大引材施工 全ての大引材を幕板と固定し、大引材施工完了
大引材
幕板
Point大引材と幕板をあらかじめ固定しておく事で、大引材の位置が固定される
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
根太材施工
AM 11:00~
根太配置図 参照
使用部材
梱包 部材名称
N1~N2 アイハット鋼根太用1~2
N3<デッキ部品箱>
アイハット鋼ジョイント
N4<デッキ部品箱>
ナベテクス 4×16
O4<デッキ部品箱>
アイハット鋼グリッパー
M5~M8-A
幕板材125出幅用1~4張り始め
M9<デッキ部品箱>
ナベビス 4×20
根太材施工 根太材をジョイントする (一部サイズのみ)
根太材を裏返し、幕板固定用ビス穴がない方の端部をピッタリとくっつけ、アイハット鋼ジョイントをハンマー等で叩いてしっかりと差し込む
ビス固定
図の順番にビス固定
①
②
③
④
⑤
⑥
ピッタリくっつける
ピッタリくっつける
N3
N4N1~N2
アイハット鋼ジョイント
アイハット鋼根太用
幕板固定用ビス穴
根太材施工 根太材をジョイントする (一部サイズのみ)
ビス固定した状態 裏返して使用
根太材施工 大引材の根太設置位置にアイハット鋼グリッパー本体を設置
アイハット鋼グリッパー 本体
O4
根太材施工 アイハット鋼グリッパー本体は同じ向きに設置する
根太材施工 アイハット鋼グリッパー本体に根太をグッと奥まで差し込む
幕板固定用ビス穴
幕板固定用のビス穴が外周側に来るように乗せる
根太材施工 アイハット鋼グリッパークリップで固定 全ての根太を固定する
アイハット鋼グリッパー クリップ
アイハット鋼グリッパー クリップを差し込む しっかりと締め付けて固定
根太材施工 根太材先端部に、幕板材125出幅用に取り付けられたLアングルを仮固定
幕板材を実際のD寸法に合わせてカットし、根太材先端部の幕板固定用ビス穴と幕板材出幅用に取り付けられたLアングルの穴位置を合わせながら、根太下側からLアングルを当てて万力等で仮固定 上からビス固定
Lアングル
根太
根太
Lアングル
M5~M8-A
M9
幕板材125出幅用 張り始め
根太材施工 ビス固定した状態
根太材施工 大引・根太・幕板(2方向)完成
Point根太と幕板を固定する事で根太の位置が固定されデッキ全体の出寸法が決まる
根太
幕板
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
デッキ施工
PM 13:00~
デッキ割付図 参照
使用部材
梱包 部材名称
D1~D4 デッキ材220開1~4
D5<デッキ部品箱>
QT
H3<フェンス部品箱>
柱固定金物DP端部用下地
M5~M8-C
幕板下地Lアングル1~4
M9<デッキ部品箱>
ナベビス 4×20
M5~M8-B
幕板材125出幅用1~4張り終わり
M10<デッキ部品箱>
サラテクス 5×45
O5-D わし束カバー(オプション)
デッキ施工 デッキをQTで固定
① 根太の上でQTをひねる(根太から外れない)
② デッキ材にグッと押しこむ(デッキ材と根太を固定)
③ 次のデッキを押しこむ
③
QT
①
②
①
D1~D4
D5
デッキ材220開
デッキ施工 QTで固定した状態
QT
5mmスペーサー
デッキの長手方向目地は目地幅5mmを確保し、QTでデッキ材を固定していく
D5
デッキ施工 最後の1枚のデッキ材を残し、全てのデッキを固定
デッキ施工 「柱固定金物DP端部用下地」を根太に差し込んでおく
デッキ先端部の根太に「柱固定金物DP端部用下地」を大引材まで差し込んでおく 差しこんだ状態
根太
柱固定金物DP端部用下地
H3
柱固定金物DP端部用下地
デッキ施工 デッキ端部の根太に幕板下地Lアングルをビス固定
最後の1枚のデッキ材を仮置きし、デッキ材の側面から5mmの位置の根太先端部に、下側から幕板下地Lアングルを当て、ビス固定 デッキと並行に固定されていることを確認
幕板下地Lアングル
根太
幕板下地Lアングル
根太
幕板下地Lアングル
並行
デッキ
デッキ材側面
5mm
M9
M5~M8-C
デッキ施工 最後のデッキ材を設置し、幕板をビス固定
最後のデッキ材を設置した状態デッキ出幅に合わせて幕板をカットし、幕板の倒れに留意しながら幕板下地Lアングルとビス固定
M5~M8-B
M10
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
デッキ完成
PM 13:30
デッキ完成 ステップ付き (オプション)
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
フェンス柱施工
PM 13:30~
フェンス割付図 参照
使用部材
梱包 部材名称
H2-A<フェンス部品箱>
柱固定金物DP
H2-B<フェンス部品箱>
柱固定金物DP 端部用
H5<フェンス部品箱>
ナベテクス 4×45
H1 フェンス柱DP
H4<フェンス部品箱>
ナベテクス 4×16
フェンス柱施工 デッキにフェンスの柱位置を墨出し
〃 〃
デッキ材芯
幕板から115mm
〃 〃
デッキ材芯
幕板から140mm
フェンス柱施工 柱固定金物をビス固定(下穴φ3)
H2-A
H5
H2-B
H5
柱固定金物DP
柱固定金物DP端部用
デッキ材・根太材に下穴(φ3)加工後、ビス固定
端部中間部コーナー部
中間部
建物側端部
金物の向きは下図参照
建物
H2-B
H2-A
フェンス柱施工 柱の垂直を確認しながら、足元をビス固定
端部中間部コーナー部
中間部
建物側端部
H4
垂直を確認
ビス固定
① ①
② ②
①ビス穴位置を合わせて固定
②垂直を調節しながら固定
建物
H4
フェンス柱施工 フェンス柱施工完了
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
フェンスパネル施工
PM 14:30~
フェンス割付図 参照
使用部材
梱包 部材名称
F1~F3Kフェンスパネル格子1~3
F4<フェンス部品箱>
Kフェンスパネル用L金物
F5<フェンス部品箱>
ナベビス 4×20
H4<フェンス部品箱>
ナベテクス 4×16
建物側端部
フェンスパネル施工 フェンス柱にL金物をビス固定する
中間部
コーナー部 端部
端部中間部コーナー部
中間部
建物側端部
建物
F4
H4
F4
H4
フェンスパネル施工 フェンスパネルを柱の間に置く
F1~F3
フェンスパネル施工 柱間寸法に合わせてフェンスパネル用L金物をビス固定
Kフェンスパネル用L金物
Kフェンスパネル格子
Kフェンスパネル格子フェンス柱やや緩め固定
F1~F3
F1~F3
F4
F5
フェンスパネル施工 フェンス柱とフェンスパネルの上をビス固定
F5
フェンスパネル施工 フェンス柱とフェンスパネルの下をビス固定
H4
フェンスパネル施工 フェンスパネル施工完了
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
笠木設置
PM 15:30~
フェンス割付図 参照
使用部材
梱包 部材名称
T1~T5 K笠木材1~5
T6<フェンス部品箱>
コーナーピース
T7<フェンス部品箱>
ナベビス 4×20
笠木施工 笠木をフェンスパネル上部に当て、位置出し
T5-AT5-B
コーナー部を先に取付する
笠木施工 コーナー部に「コーナーピース」を2つ挿入する
コーナーピース
コーナーピースを笠木断面の中空部に挿入 コーナー部を突き合わせる
T6
笠木施工 笠木コーナー部をピッタリと固定し、フェンスパネルに差し込む
笠木施工 端部側笠木をカットする
5mm
5mm
柱端部から30mm(フェンス柱芯から55mm)に笠木端部の位置を合わせ、目地5mm控えた寸法でカット笠木ジョイント部は水平がとれているか確認する事
55mm
30mm
55mm
30mm
T1~T4
T5-AT5-B
笠木施工 笠木をフェンスパネルにビス固定 (下穴φ3)
下穴(φ3)加工 ビス固定
T7
笠木施工 笠木施工完了
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
フェンス柱化粧
PM 16:00~
フェンス割付図 参照
使用部材
梱包 部材名称
H6~H7 柱化粧材
H8<フェンス部品箱>
サラテクス 5×45
柱化粧施工 フェンス柱に化粧材を笠木に上部を当ててビス固定
端部 中間部
コーナー部 建物側端部
納まり(上面)・取付順序
H7-B
H7-B※
H6
H6
H8
H8
H7-A
H8
H7-A
H8
納まり(上面)・取付順序
納まり(上面)・取付順序 納まり(上面)・取付順序
①
②②
①
①
①
②
①
②
②
※取付スペースが無い場合は省略
柱化粧施工 柱化粧完了
納入部材は必要部材のみとなります。サイズによっては上記部材の一部が含まれない場合がありますが、施工上問題ありません。
デッキ・フェンス完成
PM 16:30
デッキ・フェンス完成
※束カバー及びステップはオプション品です。
束カバーの取付 (オプション) デッキ施工後の取付も可能
h
①根太受プレート下端~設置面までの高さhを確認する
②高さhにあわせてカットし、束材にはめ込む
③下穴(4箇所)位置にビス固定
束材束カバー
束カバー
束材
束カバー
束カバー
束材
ビス固定
ビス固定束材
下穴
下穴