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平成28年度指定管理業務評価票 二色の浜公園 指定管理者:二色の浜公園管理連合会 指定期間:平成 24 4 1 日~平成 29 3 31 所管課:岸和田土木事務所 都市みどり課 評価項目 評価基準(内容) 指定管理者の自己評価 施設所管課の評価 評価委員会の指摘・提言 評価 評価 S~C S~C Ⅰ提案の履行状況に関する項目 (1)施設の設置目的及び管理 方針 管理に関する基本的な考え方 に沿った管理運営が出来たか。 ● 二色の浜公園の特色である「日本の白砂青松 100 選」の黒松の適正な維持管理に努めた。クロマツ台帳 を作成し、クロマツに管理プレートを貼り付け、状態 の管理を継続して行いました。 ● 二色の浜公園の特徴である「いつでも、だれもが」 海辺のレジャーに親しめる「海に親しめる公園」とし て、水上オートバイ利用者の安全航行はもとより、利 便性の向上を目的として器材等の販売、走行中に発生 した故障に対する船体整備や航行不能に陥った艇の曳 航サービス等を原則実費でありますが、利便性の向上 を図りました。また水難事故を防ぐ為園内放送を実施 しました。水上オートバイ利用者に対して、ライフジ ャケットの無料貸し出しを実施し、水難事故を防ぎま した。 ● 遊具点検 各点検を実施し、遊具専門業者からの 安全面に関する指摘項目を確実に是正し、責任者は「遊 具の日常点検講習」を受講し、また、巡視員による日 常点検を実施することにより、遊具利用時の安全を確 保しました。 ● 運動施設 各種スポーツ施設において、利用者が 快適にスポーツレクリエーションを楽しめるようメン テナンスを行いました。 テニスコート内の清掃、整備 野球場のグランド整備 (怪我を防ぐ為、小石の除去や外野の芝生整備)を実 施しました。 ● 野外炉 従来からの電話予約に加え、インターネ ット予約システムを導入し、パソコンやスマートフォ ンからでも24時間予約できることにより利用者の利 便性を高め、利用率の向上を図るとともに、使用後の 清掃を徹底し、清潔で良好な維持管理に努めました。 ● 海浜植物の群落の保護・養成 貴重な海浜植物群 落の保護拡大に努めました。沢地区、海浜地区の浜昼 顔群落を保護しました。 ● 二色の浜公園海浜緑地水上オートバイ利用者の増 加を図る為、「安全かつ適正な特殊小型船舶操縦士免許 の講習会」を実施し、併せて国土交通省が実施する小 A 管理要領に定める管理事項及び提案し た管理事項を適切に実施できている。 ○水上オートバイ利用者に安全に利用 していただけるよう、監視体制を構築 し、ルール・マナー啓発などの安全指 導を行っている。 「海に親しむ公園」として、 海浜レジャーに対する取組 みを積極的に実施している ことは評価できる。 また、公園のシンボルともい える松林を適切に維持管理 している。 今後もこの取組みを継続さ れたい。

指定管理者:色の浜公園管理連合会 月1 日~平成 …...平成28年度指定管理業務評価票 色の浜公園 指定管理者:色の浜公園管理連合会

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平成28年度指定管理業務評価票

二色の浜公園 指定管理者:二色の浜公園管理連合会 指定期間:平成 24 年 4 月 1 日~平成 29 年 3 月 31 日 所管課:岸和田土木事務所 都市みどり課

評価項目 評価基準(内容) 指定管理者の自己評価

施設所管課の評価

評価委員会の指摘・提言 評価 評価

S~C S~C

Ⅰ提案の履行状況に関する項目

(1)施設の設置目的及び管理

方針

管理に関する基本的な考え方

に沿った管理運営が出来たか。

● 二色の浜公園の特色である「日本の白砂青松 100

選」の黒松の適正な維持管理に努めた。クロマツ台帳

を作成し、クロマツに管理プレートを貼り付け、状態

の管理を継続して行いました。

● 二色の浜公園の特徴である「いつでも、だれもが」

海辺のレジャーに親しめる「海に親しめる公園」とし

て、水上オートバイ利用者の安全航行はもとより、利

便性の向上を目的として器材等の販売、走行中に発生

した故障に対する船体整備や航行不能に陥った艇の曳

航サービス等を原則実費でありますが、利便性の向上

を図りました。また水難事故を防ぐ為園内放送を実施

しました。水上オートバイ利用者に対して、ライフジ

ャケットの無料貸し出しを実施し、水難事故を防ぎま

した。

● 遊具点検 各点検を実施し、遊具専門業者からの

安全面に関する指摘項目を確実に是正し、責任者は「遊

具の日常点検講習」を受講し、また、巡視員による日

常点検を実施することにより、遊具利用時の安全を確

保しました。

● 運動施設 各種スポーツ施設において、利用者が

快適にスポーツレクリエーションを楽しめるようメン

テナンスを行いました。

テニスコート内の清掃、整備 野球場のグランド整備

(怪我を防ぐ為、小石の除去や外野の芝生整備)を実

施しました。

● 野外炉 従来からの電話予約に加え、インターネ

ット予約システムを導入し、パソコンやスマートフォ

ンからでも24時間予約できることにより利用者の利

便性を高め、利用率の向上を図るとともに、使用後の

清掃を徹底し、清潔で良好な維持管理に努めました。

● 海浜植物の群落の保護・養成 貴重な海浜植物群

落の保護拡大に努めました。沢地区、海浜地区の浜昼

顔群落を保護しました。

● 二色の浜公園海浜緑地水上オートバイ利用者の増

加を図る為、「安全かつ適正な特殊小型船舶操縦士免許

の講習会」を実施し、併せて国土交通省が実施する小

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○水上オートバイ利用者に安全に利用

していただけるよう、監視体制を構築

し、ルール・マナー啓発などの安全指

導を行っている。

「海に親しむ公園」として、

海浜レジャーに対する取組

みを積極的に実施している

ことは評価できる。

また、公園のシンボルともい

える松林を適切に維持管理

している。

今後もこの取組みを継続さ

れたい。

型船舶操縦免許国家試験会場として活用しました。

年間15回実施 受講者数 97名

「自己評価」

計画どおり実施しました。

(2)平等な利用を図るための

具体的手法・効果 平等利用に努めたか。

● 府民の利用に際しては、府営公園管理要領を熟知

し平等な利用の推進、確保に努めました。

● 府営公園管理要領、公園管理マニュアル等を年度

初めの繁忙期を前に従業員が十分に理解できるように

勉強会を実施した。公園利用者への案内やサービス向

上を図り、公平、平等な利用促進に取り組みました。

● 使用許可申請の平等な取り組み 受付担当者は申

請時の内容を十分に熟読し受付業務や利用指導に際し

ては、府営公園管理要領等に基づき平等・公平かつ適

正に行いました。

● スポーツ施設利用者からの「前回はよかった」と

か「車両進入の許可」を利用者の利用状況を見極めな

がら不公平のない対応を心がけました。

● 公園最新情報の発信 当公園のホームページを有

効に活用し広く情報を発信し「いつでも、だれもが」

楽しく、利用できるように環境整備を行いました。

● ボランティア団体への協力 ボランティア団体の

園内清掃ボランティアに対して清掃用具(火ばさみ、

ごみ袋、一輪車)の無償提供し、また園内にごみ収集

場所を提供しました。

毎年7月実施の二色の浜海岸清掃時の参加者に対して

駐車場を無償提供を行いました。

● オーパス利用については、担当職員がオーパス利

用ルールを熟知し、利用者に対して利用時間等を説明

し便宜を図ることのないように「公平・平等」利用に

努めました。

● 利用者間のトラブル防止 だれもが快適に利用で

きるよう、ひとりひとりがルール・マナーを守り、他

の利用者に迷惑が及ばないような公園創りを目指し、

明るく、楽しい公園環境に努めました。

「自己評価」

計画どおり実施しました。

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○ホームページを活用し、公園の最新

情報の発信を行っている。

A

海岸清掃ボランティアに対

して活動を支援している点

は評価できる。

引き続き平等利用の促進に

努められたい。

(3)利用者の増加を図るため

の具体的手法・効果

公園利用者の利便性の向上が

なされたか。(応募時に提案し

た利用者増加のための工夫が

なされたか。スポーツ施設等の

稼働状況を踏まえた、今後の運

営への反映に取り組まれてい

るか。)

※公園を特徴づける有料施設

等の稼働率の確認

● 二色の浜公園を訪れるすべての人が、安全・快適

にすごせる環境を提供した。特にトイレ清掃は、週3

回に加えて繁忙期の土日にも清掃をすることにより来

園者に不快感を与えないようした。

● 二色の浜公園ホームページを利用し、積極的にイ

ベント情報等を発信しました。

● 二色の浜公園 海浜緑地では、近隣にコンビニ等

がない為、便宜施設として売店を営業し、来園者の利

便性に努めました。

● 水上オートバイ施設は、メンテナンスサービスや

特殊免許(水上オートバイ免許)の取得講習会を実施

し、利用者の利便性に努めました。

● スポーツ施設では、地元幼稚園や企業の運動会に

スポーツ広場の利用促進をし、好評を得ることが出来

ました。

● 二色の浜海浜緑地に設置している野外炉は、平成

26年7月からインターネット予約を開始し、現在で

はスマートフォンからの予約が定着してきました。

● 二色の浜公園 沢地区に灰皿を3か所設置し、喫

煙場所を明確にし、禁煙マップを表示して受動喫煙防

止に努めました。

また、利用者からの要望により脇浜地区1ヶ所 海浜

地区3ヶ所に喫煙場所を設置し園内のポイ捨てたばこ

は減少し、園内美化に反映されました。

● 夏場の繁忙期(土日祝日)には、臨時駐車場を開

設し利用者の利便性をはかり、また近隣道路渋滞や不

法駐車の改善に努めました。

「自己評価」

計画どおり実施しました。

Face Book を活用し、公園のイベント等情報発信を積

極的に行いました。

テニスコート稼働率 平成26年度 26%

平成27年度 23.6% 平成28年度 18%

(11月末)

有料バーベキュー施設稼働率

平成26年度 22.6% 平成27年度 30.0%

平成28年度 29.5%(11月末) ※平成26年

7月より2部制・3部制開始

来園者数 平成26年度 746,396 人 平成2

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○水上オートバイ免許の取得講習会を

開催するとともに、試験会場としても

活用することで、利用者の増加と利便

性の向上を図っている。

A

利用者の利便性向上を図る

取組みを積極的に行い、利用

者の増加にも繋げるなど適

切に管理運営していること

は評価できる。

今後もこの取組みを継続さ

れたい。

7年度 773,028 人 平成28年度 627,049

人(11 月末)

魅力的なプログラムの開発。

(応募時に提案した魅力的な

取組がなされたか。)

※イベント等の実施回数及び

イベント等の参加者数の確認

● 二色の浜公園 健康増進プログラムとして「二色

の浜ウォーキング Day」を実施し、今年で9回目を迎

え 二色の浜公園を利用する高齢者の参加が多く好評

を得ております。平成28年11月13日(日)実施

参加者59名

● 二色の浜公園を利用する方に対して、バーベキュ

ー器材のレンタルサービスを継続し好評でした。また

バーベキュー器材を貸出すことによりバーベキュー器

材の不法投棄と投棄ごみもの減少に反映されました。

平成28年度予約件数 沢地区1,313組 海浜地

区179組

● 貝塚市、貝塚青年会議所主催による「サマーフェ

スタ 2016in 二色の浜」の実施に協力しました。協力内

容 開催期間中トラブルに備えて、イベント終了時間

まで従業員を配置し、安全面と適正利用に努めました。

● 毎年好評を得ている「マリンスポーツフェスティ

バル in 二色の浜 公園」を本年度は 『NIS

HIKINOHAMA オータムフェスティバル 2016』とし

て、二色の浜海岸にて開催した。エンジン付きゴムボ

ートの体験乗船会、水上オートバイ乗船会に加え、カ

ヌーやスタンドアップパドル体験会、ビーチヨガ、フ

ラダンスショー、フリーマッケトを加え、グレードア

ップして実施。また、宝探し形式で水難事故防止キー

ワードを集めるゲームを行い安全啓蒙を併せて行いま

した。

● 第2駐車場前園内エリアにて「清水国明直伝!1

Dayアウトドア教室」を上記オータムフェスティバ

ルと併催。タレント清水国明さんをお招きし、カヌー

体験やダッチオーブン料理などのアウトドア体験をし

ながら、災害時に役立つロープワーク・火起こし技術・

水辺でのライフジャケットの重要性などを楽しく学ぶ

プログラムを実施し、来年以降の新事業取組みを調査

研究することが出来ました。

● 地元企業である水間鉄道(株)と岸和田海上保安

署と協力し、ゴムボート体験乗船会とライフジャケッ

トの必要性の講習会を実施しました。

● 二色の浜公園海浜緑地の水上オートバイ施設の特

色を活かし、日本ジェットスポーツ連盟が主催する全

国大会(年 2 回)の開催に協力しました。

●冬期閑散期の公園利用・有料野外炉施設活性化を図

る為、「クリスマス野外パーティー」を実施予定。11

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○閑散期の利用促進に向けて、アウト

ドア教室を開催し、カヌー体験やアウ

トドア料理など、公園利用者に対して、

新たな楽しみ方の提案を行っている。

A

昨年度から継続して多くの

魅力的なイベント実施に取

り組んでいることは評価で

きる。今後もさらなる魅力的

なプログラム創出に取り組

まれたい。

月現在 6組20名が予約済。平成28年12月11

日開催予定

● その他イベントを積極的に誘致し、駐車場の収入

増を図りました。

「自己評価」

一定の成果を得ることができました。

ジェットスポーツ全国大会 開幕戦

平成28年4月16日・17日 最終戦9月10

日・11日 参加選手数延べ800名

5月21日 参加者数33名 Wear IT!! に協力

「 WEAR IT! 」は NSBC(National Safe Boating

Council:全米安全運航評議会)が展開する水辺でのラ

イフジャケットの必要性と常時着用を呼びかける国際

的な活動。参加者33名

7月30日 参加者数(子供 16 名・大人 12 名) 二

色の浜 親子キッズボート教室 地域住民・地域の子

供達にマリンスポーツに触れる機会を提供、水辺での

安全教育・健全な普及活動に寄与しました。

8月21日~27日 貝塚サマーフェスタ 2016 延

べ 5,193 人の来園者

9月25日 NISHIKINOHAMA オータム

フェスティバル 2016 参加者数 514名

9月25日 清水国明直伝!1Dayアウトドア教室

参加者数 6組19名

5月21日・22日 及び 10月22日・23日

「アクアボードジャパン 2016 チャンピオンシップ」

年2回開催 参加者数 71名 来場者数5432人

10月15日 泉南地区 中学校駅伝競技大会 参加

者数 500名10月23日 小学生クロスカントリ

ー記録会 参加人員600名

10月15日・16日 ビーチサッカーフェスティバ

ル in 二色の浜 参加者数約200名

11月3日 二色の浜 8 時間耐久リレーマラソン 参

加選手数560名

11月13日 第9回二色の浜ウォーキングDAY

参加者数 59名

11月6日 貝塚二色の浜 ビーチ&パークラン

2015 参加者数 457名以下 幼稚園、企業の運動

2016.05.21(土) 貝塚中央こども園・マーブル保育園運

動会 参加者数 約400名

2016.09.24(土) こぎ幼稚園運動会 参加者数 約1

000名

2016.10.02(土) 脇浜保育園運動会 参加者数 約2

00名

2016.10.9(日) 沢町運動会 約500名

2016.10.29(土) 第53回キューピースポーツ大会

キューピー泉佐野工場 参加人数 60名

2016.11.5(土) 貝塚子育てネットワーク運動会 貝

塚中央公民館 参加人数約100名

トラブルの未然防止や、発生し

た際の処理方針、今後の管理へ

の反映がなされたか。(接遇等

の職員研修の実施状況、苦情件

数や対応処置の記録について

の確認。)

● 毎朝ミーティングを実施し、時期によって予想さ

れる利用者からの苦情対応や注意方法の再確認を実

施。また日々園内で発生した事に対する情報の共有を

行いました。

● 公園の「見える化」の一環として3ケ所の管理事

務所に公園管理スタッフのスマイル写真を掲示し、利

用者には安心感を、従業員には責任感を高めることが

出来ました。

● 公園の防犯と安全性の確保のため、年間を通して、

当会の制服警備員による巡視を実施し、利用者の音響

機器の持ち込みによる騒音トラブルの防止、飲酒によ

る利用者間のトラブルの抑制、防犯カメラの設置によ

る軽犯罪、悪戯行為の事前防止に努めました。

● 毎年7月~8月の毎日警備員を2名配置し二色の

浜公園沢地区の夜間閉鎖を実施しました。近隣住民へ

の花火等の騒音苦情防止に努めました。

平成28年7月1日~9月4日 午後10時~翌朝午

前5時

● 公園で勤務する全従業員を対象に、外部講師を招

き人権研修、接遇講習、AED講習を実施予定

人権研修 平成28年12月17日 ・ 接遇講習

平成29年1月26日 ・ 手話講習 平成29年2

月18日 ・ AED講習 平成29年3月

● 水上オートバイ利用者に対し、行政関係機関と船

舶免許確認と船舶検査証の確認のパトロールを実施し

ました。

その結果、水上オートバイの利用者の事故件数は0件

となり、安全確保に努めました。

● 水上オートバイ施設利用者に対しては、7月・8月

の海水浴期間中の海水浴場乗り入れ禁止の指導を行い

安全管理に努めました。その結果、水上オートバイ施

設利用者の乗り入れ水上オートバイは無く、水上交通

の安全確保に寄与しました。

● 日本公園緑地協会が主催する「第50回公園緑地

講習会」を受講し、公園運営の現状を受講し、更なる

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施しており、提

案以上の成果を上げている。

○海辺のレジャーに親しめる公園であ

り、飲酒やマナーの問題から利用者間

のトラブル発生が懸念されるが、警備

員による巡視やスタッフのこまめな対

応により、苦情件数が大幅に減少して

いる。トラブル防止に努めていること

は高く評価できる。

苦情等の情報の共有化や迅

速な対応を行うことで、違

反・迷惑行為の未然防止に尽

力し、苦情件数の大幅減を達

成した点は高く評価できる。

引き続きトラブル防止に努

められたい。

知識を深める機会を得ることが出来ました。(受講者

職員 3名)

● 園内に生息する野良猫対策として、地域住民(餌

やり)の方と協力し、「さくら猫事業」を実施し猫の避

妊手術を実施することができました。

平成27年実績21匹 平成28年実績7匹 その結

果、野良猫に関する苦情は減少傾向となりました。

「自己評価」

苦情件数 平成 26 年 447 件 平成 27 年 325 件

平成 28年 11月末 147件 減少傾向

園内施設へ悪質な悪戯行為や騒音苦情が減少しまし

た。

(4)施設の維持管理の内容、適

格性及び実現の程度

草地管理、芝生地管理、樹木管

理、花壇管理について、良好な

管理を行ったか。(頻度・時期

および技術について確認。将来

も含めた植物の育成が図られ

ているかの確認。利用や景観へ

の配慮がなされているかの確

認。)

● 府営公園管理要領及び公園管理マニュアルより、

規定回数以上の除草を行いました。

● 繁忙期を前に、剪定作業、除草作業を集中的に実

施し、来園者が快適に利用できるよう努めました。

● 主要植物であるクロマツは、適宜に剪定を実施し、

大規模な剪定作業は専門業者を招き年 1 回 閑散期で

ある毎年 1 月に実施。

● 薬剤散布は、地域住民の方と調整し、散布時間を

早朝に設定し実施した。平成 28 年5月10日、6月8

日の2日間実施。

● 海浜緑地・脇浜地区において、マツノザイセンチ

ュウによる松枯れが発生し約 130 本の松を伐採処理を

行いました。

伐採した松は、業者により焼却処分しマニフェスト作

成しました。

また、松枯れがこれ以上拡散しない処置として、沢地

区の黒松に松枯れ防止樹幹注入剤「マツガード」80

本を注入し、他の松への伝染を防ぐため早急に対策を

施しました。

● 二色の浜公園に隣接する住居に対しての越境剪定

を実施して、迷惑のならないように配慮しています。

● 冬の風物詩として二色の浜公園正面入口付近のク

ロマツにこも巻きを実施。

● 花壇管理については、花苗株数 4月 3,778株 10

月 3,450 株 を年 2 回植栽し、季節感を演出しました。

「自己評価」

計画どおりに実施できました。

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○主要植物であるクロマツの薬剤散布

や台帳データの更新を行なっている。

また、樹勢回復のための薬剤注入も計

画している。

A

主要植物であるクロマツ管

理の取組みは評価できる。

引き続き適切な維持管理に

努められたい。

園内清掃について、良好な管理

を行ったか。(頻度・時期およ

び技術について確認。利用や美

観への配慮がなされているか

の確認。)

● 府営公園管理要領及び公園管理マニュアルより、

規定回数以上を実施し公園の美化に努めました。

● トイレ清掃は、平日の 3 日に加え、繁忙期の土日

祝日を追加し、衛生管理に努めました。

● バーべキュー施設においては、繁忙期の土日祝日

は、専任の従業員を配置しサービス向上と清掃管理に

努めました。

● 二色の浜公園全体のごみ清掃は、毎日午前中に実

施し、「公園をきれいに」することに努めました。

「自己評価」

苦情もなく 計画どおり実施できました。

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○園内清掃・トイレ清掃において、繁

忙期も含めて常に良好な管理を行って

いる。

A

実施計画書・公園管理要領等

に沿った適正な管理がなさ

れている。

なかでも、園内清掃・トイレ

清掃に関して、繁忙期などの

利用者数に応じた管理作業

は評価できる。

今後もこの取組みを継続さ

れたい。

運動施設について、良好な管理

を行ったか。(頻度および技術

について確認。)

● 府営公園管理要領及び公園管理マニュアルより、

規定回数以上の維持管理を実施しいつでも良好な状態

で使用できるように努めました。

4月~11月実績 軟式野球場 整備 47回 テニ

スコート整備 20回

● テニスコート サーフェス管理や日常の清掃を毎

日実施し、適正な維持管理に努めております。

● 軟式野球場は、外野の芝生管理や整地作業、小石

除去を適宜に実施しており 利用者からは高評価を得

ております。

スポーツ施設 利用状況 平成 26 年 2,482 件

平成 27 年 2,775 件 平成 28 年 2,106 件(11

月末)

「自己評価」

計画どおりに実施できました。

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○運動施設の維持管理日報を作成し、

適切な管理を行っている。

A

テニスコートや軟式野球場

など運動施設の維持管理日

報を作成し、適切な管理を行

っていることは評価できる。

引き続き適切な維持管理・運

営管理に努められたい。

管理対象外施設である海岸管

理者との連携や海岸利用者に

ついて応募時の提案を実施で

きたか。

● 二色の浜海水浴場管理者と、水難事故発生時の連

絡体制を確認した。

平成 28年度は水難事故は、0件でした。

● 潮干狩りや海水浴シーズンの関係車両の園内通行

許可証の発行。

● 海水浴や潮干狩りに訪れる来園者の迷子や落し

物、苦情等の連絡の連携を図り未然にトラブルの発生

を防ぐように努めました。

● 二色の浜海岸の漂着ごみ(医療針、ガラス等)に

関する情報を大阪府港湾局と連携し、海岸利用者へ安

全対策を告知してまいりました。

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○海水浴や潮干狩りでの利用者への対

応や、海岸清掃活動への協力を行って

いる。

A

海岸利用者対応や清掃活動

への協力を行うなど、適切に

維持管理されていることは

評価できる。

今後もこの取組みを継続さ

れたい。

「自己評価」

大きなトラブル、事故もなく計画とおりに実施できま

した。

自然環境の維持創出、自然環境

学習の取り組みについて応募

時の提案を実施できたか。

● 海浜植物保存区域(3カ所)の保護と維持及び拡

大に努めるとともに、貝塚市自然遊学館を通じての学

習の場としての提供を行いました。

● 環境体験学習の実施(さつまいも生育体験・ヒラ

メ稚魚放流・松のこもはずし)。

● 府港湾局に協力して海岸美化運動に協力して環境

の維持に努めました。

「自己評価」

計画どおりに実施できました。

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○季節の風物詩である「松のコモ外し

体験」や貝塚市自然遊学館を通じた環

境教育の機会の提供を行っている。

「松のコモ外し体験」や近隣

施設と連携した環境教育の

機会の提供を行っているこ

とは評価できる。

引き続き、適切な維持管理・

運営管理に努められたい。

利用者の安全確保対策の具体

的方策。(日常巡視や定期点検、

瑕疵の早期発見、事故の未然防

止及び早期対応、衛生管理や防

犯対策などが適格に実施でき

たか。適正なタイミング・手法

の補修が実施されたか。予防保

全となる対応について確認。)

● 水上オートバイ施設利用者の登録検査を実施し、

水難事故防止に努めました。

● 日常巡視要員による、危険木の早期発見と剪定作

業、遊具の日常点検を実施し、事故防止に努めました。

● 遊具専門業者による定期点検を年1回実施し、遊

具の事故防止に努めました。平成29年1月実施予定。

● 日本公園緑地協会が主催する「遊具の日常点検講

習会」を受講し、最新の日常点検の方法を受講し、園

内遊具の知識を高めました。

(受講者 所長、所長補佐の 2名)

● 衛生管理については、園内トイレ施設内を O-157

対策として消毒液を散布し消毒を実施。

関係機関からの情報を園内放送、張り紙で注意喚起を

実施しています。(二色の浜海岸 貝毒情報等)

● 夏休み期間「貝塚市安全な町づくり推進協議会」

に協力し、公園内の防犯活動を行いました。

● 二色の浜公園(沢地区)、海浜緑地の2ヶ所に防犯

カメラ設置し、その結果、犯罪、悪戯の抑止に成果が

見られるようになりました。

● 来園者に危険を及ぼす補修・修繕については、早

期発見に努め最優先に行いました。

「自己評価」

事故を未然に防ぎ、防犯対策は関係機関と連携して効

果は上がっており、計画どおり実施できました。

● 9月3日二色の浜公園海浜緑地にて バーベキュ

ー施設利用者の方が心肺停止になり、公園職員が来園

者と協力し、CPRとAEDを使用して人命救助を行

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○遊具点検の講習会に参加しチェック

シートの改善を図るとともに、危険な

遊具の安全確保を行っている。

遊具点検の講習会への参加

など、スキルアップに努めた

点は評価できる、

引き続き安全確保に努めら

れたい。

った結果、その利用者は回復し、現在は社会復帰する

ことが出来ました。貝塚消防署から感謝状を受け、職

員対象に年 1 回行っている人命救助講習の実施が功を

奏しました。

危機管理体制。(非常時対応に

ついて、訓練や研修を実施した

か。)

● 「二色の浜公園非常時業務実施要領」にもとづき

非常時訓練の実施及び実施要領の再確認を行いまし

た。

● 岸和田海上保安署主催の大規模災害の対応に関す

る「阪南港長意見交換会」の講習会に参加し、情報収

集を図り、公園の安全対策に反映してまいります。

● 二色の浜公園海浜緑地でおこなわれる「3機関合

同訓練」に参加し、水難事故が発生した場合の救難訓

練及び連絡体制の確認を行い、周辺海域の安全確保に

寄与しました。

実施日 : 平成28年6月24日 参加機関 : 岸

和田海上保安署、貝塚市消防署、貝塚警察署、二色の

浜公園管理連合会

● 暴風波浪警報発生時の園内閉鎖実務に備えて配置

要員、備品等の再確認を実施しました。

二色の浜公園 平成 28 年度 園内閉鎖日数 1 日 9 月

20日火曜日 06:18~17:20 の間 台風 16 号暴風警報

の為

● 水上オートバイ施設の担当職員は、水上における

救助法、救急救命に関する講習会に参加しました。(海

上安全指導員 資格者3名)

「自己評価」

計画どおりに実施できました。

● 南海トラフ地震に備えて、津波が発生した場合の

避難方法について関係機関との連携を深めました。

● 平成28年は計7回気象警報が発令されました

が、非常時出勤体制(3名)を配備し、定期的に園内

巡回を実施することにより倒木等や危険個所の早期発

見に努め、大きな被害、来園者の怪我の確認作業を迅

速に行い、安全対策を図りました。

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○気象警報発令時の体制構築や府と連

携した防災訓練を行っている。

実施計画書・公園管理要領等

に沿った適正な管理運営が

なされている。

また、府の防災訓練や各種講

習会への参加など、危機管理

意識の向上に努めたことは

評価できる。

今後もこの取組みを継続さ

れたい。

(5)府施策との整合 応募時の提案を実施できたか。

● 大阪府福祉部にホームレスに関する情報提供し、

二色の浜公園現状を報告しました。

● 大阪府ドクターヘリ運営事業にスポーツ広場を離

発着場所として提供し、医療活動に協力しました。利

用実績0件

● 大阪府母子家庭等就業・自立支援センターからの

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○行政への協力や公益事業への取組み

も積極的であり、十分な成果を上げて

いる。

就労支援事業、環境問題につ

いても、府の施策へ積極的に

協力し、適切な管理運営が行

われている点は評価できる。

今後もこの取組みを継続さ

れたい。

Ⅱさらなるサービスの向上に関する事項

(1)利用者満足度調査

アンケート結果はどうであっ

たか。

これを受けて業務改善を行う

か。

● 総合的評価全般的な満足度、「1.8」という結果は、

昨年より 0.2 ポイント上昇していますが、更なる努力を

重ねてまいります。

● 売店などのサービス施設は、「1.4」ポイントと低い

評価ですが、平成29年度からの自主事業で改善を図っ

てまいります。

● 園内のごみ、トイレ清掃が、0.2ポイント低くな

っていることがことから繁忙期の清掃状況を見直し、改

善を図ってまいりたいと考えます。

● イベントに関してのポイントが0.2ポイントが低

くなっているので、内容を調査し改善を図ってまいりま

す。

○全般的な満足度が「1.8」と水準を大

きく上回る評価を得ている。

○各項目とも偏りなく高い評価を得て

おり、公園の安全に関する項目と職員

の資質向上の項目が特に評価が高い。

しかし、売店などのサービスにおいて

は、今後の更なる魅力向上の取組みに

努められたい。

全般的な満足度は非常に高

い評価を得ている。

引き続き、利用者ニーズの把

握により適切な管理運営に

努められたい。

雇用者1名、障がい者就業・生活支援センターからの

雇用者3名は、勤続9年を経過している。また障がい

者雇用率は、二色の浜公園管理連合会3社とも達成し

ています。C-STEP 加入済

● 府環境農林水産部環境管理室による二色の浜公園

内での航空機騒音実態調査の園内車両乗り入れ等の協

力。

● 潮干狩り前に実施する大阪府健康医療部食安全推

進課の貝毒検査の結果を園内放送、告知の協力。

● 飲酒運転防止策に協力し、注意喚起の園内放送を

実施しています。

● 「なにわなんでも大阪検定」に継続して協力して

います。

● 府治安対策課「こども110番月間」においての

広報活動に協力。

● 樹木、剪定枝をチップ化し、園内肥料として活用。

● エネルギー有効活用として、二色の浜公園事務所

照明と4か所のトイレ照明を LED 照明に変更し、また

外灯(数か所)を LED 照明に平成28年度中に変更予

定。

● 平成27年4月より実施しているフロン機器の調

査を継続実施し、定期的に点検、整備記録簿を作成し

ました。

● 防災フィールドキャラバンへの参加協力。(平成 28

年 11月 12日)

「自己評価」

計画どおりに実施できました。

○また、就業支援事業や府民協働、環

境問題についても本府の施策を理解

し、計画どおりの実績を上げている。

● 指定管理者が実施したアンケート結果では、上記3

点のアンケート結果は 70%以上が良いとの結果が出て

おり、総合的に判断し改善を図ってまいります。

「自己評価」

一定の成果を得ることができました。

(2)その他創意工夫 提案した事項以外に行った業

務があるか。

● 閑散期の運動行事(各教育機関のマラソン行事等)

に協力し、来園者増に努めました。

● 有料バーベキュー施設は、昨年に「引き続き12月

~2月の土日祝日の営業に加え、期間中バーベキュー有

料施設を利用した冬季イベントを計画し、冬季の利用者

の増加策に努めてまいります。

平成28年12月クリスマスイベント参加者20

名 ・平成29年1月餅つきイベント、2月バレンタイ

ンイベント開催予定

● 新規のイベントを誘致し開催に協力しました。二色

の浜公園を訪れたことのない新たな来園者の誘致に繋

がり、リピーターの拡大に努めました。KAWASAKI バイ

クイベント(参加者103名)の誘致、アクアボード全

国大会を年 2回(来場者数 5,432人)実施しました。

● 次年度の収益事業「アウトドアとマリンスポーツを

つなぐ」を9月に試験的に実施しました。

「自己評価」

一定の成果を得ることができました。

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○バーベキュー施設の冬季イベントを

企画し、閑散期の利用促進に取り組ん

でいる。

A

公園の特性を踏まえた閑散

期の利用促進など、通年利用

に向けた取組みは評価でき

る。

引き続き新たな需要喚起策

に取り組まれたい。

Ⅲ 適正な管理業務の遂行を図ることができる能力及び財政基盤に関する項目

(1)収支計画の内容、

適格性及び実現の程

収支は予定どおりか。支出超

過、収入不足となっていない

か。支出計画に沿った支出配分

がなされているか。

● 収入は、若干収入増の予定。支出面においては、計

画どおり予算執行できる見込みです。

A ○事業計画に沿った適正な予算執行管

理を実施できている。 A

ほぼ計画的な予算執行であ

る。引き続き、適切な収支バ

ランスの維持に努められた

い。

(2)安定的な運営が可

能となる人的能力

管理体制表及び職員配置計画。

(応募時に示した管理体制を

構築したか。)

● 計画どおりの管理体制を構築しました。また繁忙期

は、当会の警備員を増員し安全管理に努めました。

● 繁忙期には、貝塚シルバー人材センターの人員を増

員し園内の清掃回数を増やし、衛生管理に努めました。

● 適正な公園管理を行うため、公園管理運営士を常勤

(職員 1名)にて配備。

「自己評価」

A

管理要領に定める管理事項及び提案し

た管理事項を適切に実施できている。

○常勤の公園管理運営士を配備し、必

置技術者の不在を解消した。

A -

計画どおりに実施できました。

○ 職員を最低限以上のポスト数を配置し、大きな事故

や苦情もなく公園運営を行いました。

必置技術者等の配置。(技術者

を配置したか。)

● 1級造園施工管理技士1名が、二色の浜公園管理連

合会として常駐し、樹木管理、植物管理等の業務に従事

しました。

「自己評価」

計画どおりに実施できました。

A ○必置技術者が適正に配置されてい

た。 A -

(3)安定的な運営が

可能となる財政的基

法人等の経営状況。(経営状況

に問題は無いか。指定管理業務

の継続に影響を与えないか。)

● 経営状況に大きな変化はなく、指定管理業務の収支

も予定どおり。

● 全体的に連合会(構成団体)として、財務状況は大

概良好であり、構成団体でも財務状況は改善傾向にあ

り、指定管理業務には影響ありません。

A ○構成団体の経営状況に問題はない。

○公園管理の品質向上とコスト感覚が

適切に維持されていた。

A 全体としての財務状況、損益

状況はおおむね良好である。