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平成23年度大阪府新しい公共支援事業 富田林寺内町と農村が連携した6次産業化 による郊外市街地・農村の活性化 農と食と観光まちづくり推進協議会

富田林寺内町と農村が連携した6次産業化 による郊 …富田林寺内町と農村が連携した6次産業化による郊外市街地・農村の活性化 食と農を活かした『寺内町を背景としたブランドづくり』を行い、寺内町の街なみ景観と暮らし文化をとおして発信する。寺内町におけるツアープログラムとファーマーズイベントにより農村と消費者の距離を近づけ

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平成23年度大阪府新しい公共支援事業

富田林寺内町と農村が連携した6次産業化による郊外市街地・農村の活性化

農と食と観光まちづくり推進協議会

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富田林寺内町と農村が連携した6次産業化による郊外市街地・農村の活性化

食と農を活かした『寺内町を背景としたブランドづくり』を行い、寺内町の街なみ景観と暮らし文化をとおして発信する。寺内町におけるツアープログラムとファーマーズイベントにより農村と消費者の距離を近づけ、地産地消を促進する。都市住民が寺内町に泊まって、指導管理サポート・販路付き農園で野菜づくりを楽しみ、寺内町と農村の活性化を図る。

地域資源

①食と農の商品開発、ブランド化

②ファーマーズマーケット・カフェの企画・発信・開催

③ツアーの企画・販売・発信・実施

④寺内町まちづくり団体と農家等との連携コーディネート

(まちまるごとアンテナショップ、まち歩きと食体験)■ツアープログラムの企画・商品化①街並み、暮らし、地産地消型産業の発掘・育成②地域コーディネータの養成○フィールド・インクルーシブワーク

③ツアー企画○ストーリーづくり○オンリーワンのツアーづくり

④ツアーガイド養成○フィールド・インクルーシブワーク

⑤ツアー運営(販売・受付・サービス提供等)⑥ツアーのプロモーション

■地域資源を活かした商品開発(既存商品の活用を含む)①商品化プロデュース商品開発、パッケージデザイン

②地産ブランドの確立■じないまちの集客を活かした発信・PR①四季おりおりの収穫祭・カフェの開催②地産商品によるガーデンランチ③直売所出展、体験農園、販路拡大

■指導管理サポート・販路付き農園の提供

事業推進体制(協議体)・NPO食と農の研究所・NPO観光力推進ネットワーク・関西・OSAKA旅めがね・富田林市自然農法根っこの会・富田林市4Hクラブ・富田林市観光協会・富田林市・大阪府富田林土木事務所・大阪府南河内農と緑の総合事務所

協議会活動概要

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H23年度活動概要事業推進協議会

・H23.9.26 第1回総会・設立総会・H24.3.15 第2回総会

まちの取組分科会

H23.12.15 第1回分科会H24. 1.26 第2回分科会H24. 2.23 第3回分科会

H24.2.28 観光マネジメント講座H24.3.12-13 旅程管理者研修

農の取組分科会

H23.11.14 商品開発基礎MTGH23.11.17 商品開発基礎MTGH23.12. 6 商品開発基礎MTGH24.1.20 商品開発研修会H24.2. 7 商品開発研修会H24.2.21 商品開発研修会

平成23年度活動概要

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農家・農産物のリサーチ

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府内生産量

収穫販売期 主な産地 特長

大阪なす 3位4~7月 (ハウス)7月~9月 (露地)

富田林市、河南町、太子町、千早赤阪村

「大阪なす」、「千両なす」と呼ばれ、Lサイズが他産地の2Lクラス以上と、ボリューム感があるのが特徴。

大阪きゅうり

1位 9~11月富田林市、河南町、太子町、千早赤阪村

きゅうりは鮮度が落ちるのが早いが、大消費地大阪に立地するという産地の強みを生かし、府内の市場を中心に出荷され、新鮮なまま消費者の元に届けられている。

里芋 4位 10月~3月泉佐野市、泉佐野市、泉南市、貝塚市、河南町

大阪で栽培されているのは「石川早生」という品種が主で、この品種は広く全国のさといもの主流。

海老芋 1位 10~12月 富田林市板持地区には、明治初期に海老芋育成の技術が伝えられ、表土が深く有機質を多く含んだ、排水がよく、かつ適度な湿り気を持つ肥沃な土地でえびいもの栽培に適した。

みかん 6位 10~12月和泉市、岸和田市、千早赤阪村

泉州や南河内地域の丘陵部では、古くからコクのある味の良いみかんの生産が盛んである。

イチジク 3位7月下旬~10月上旬

主な産地:羽曳野市、河南町、岸和田市

現在の主要品種は大正時代に導入された桝井ドーフィンで、大きくて甘いのが特長。主に羽曳野市や河南町などの南河内地域で栽培されている。

農家・農産物のリサーチ

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第1回商品開発基礎MTG 平成23年11/14◎寺内町における取組の方向性

地域資源を活かした商品開発

第2回商品開発基礎MTG 平成23年11/17◎商品開発に向けた検討

第3回商品開発基礎MTG 平成23年12/6◎商品開発に向けた検討

第1回商品開発研修会平成24年1/20◎他地域・他事例における農産物商品開発

第2回商品開発研修会 平成24年2/7◎里芋やなすをつかった商品開発

第3回商品開発研修会 平成24年2/21◎里芋やなすをつかった商品開発

商品開発の方向性・手作り・地産地消・顔の見える関係⇒寺内町×お土産⇒寺内町×保存食⇒イベントと連携

今後に向けた意見・在郷町としてのコーディネート・椀だね、漬物パック・里芋やナスの活用・野菜の美味しい食べ方を学ぶワークショップ⇒雛めぐりイベントでのテスト販売 6

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寺内町イベントにおける取組

出展者(鍋提供者)に、富田林の農産物を使った鍋を提供してもらえるようコーディネート⇒地元農産物の利用についてチラシを作成しPR

「寺内町 雛めぐり」(寺内町の4大イベントの一つ・2012年3月)でのブース出展(加工品・生鮮品のテスト販売)

⇒協議会の活動及び周辺の農産物の情報発信⇒商品開発・ブランド化に向けたテスト販売及び試食販売

★参加者とのコミュニケーションによる意見の聞き取りl里芋コロッケは好評・・・クチコミ効果もl“菊芋”や“にしき芋”など珍しい野菜に興味lなすなど一般的な野菜は、試食の仕方等の工夫必要。lイチゴのワークショップにファミリーが数名参加

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寺内町イベントにおける取組

初鍋めぐりにて配布したチラシ

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雛めぐりにて掲示したポスター

寺内町イベントにおける取組

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第1回分科会 平成23年12月15日(木)◎観光プログラムに向けた検討《寺内町ツアープログラムの方向性》

◎サービス人材育成プログラム開発に向けた検討

ツアープログラムの検討

第2回分科会 平成24年1月26日(木)◎観光プログラムに向けた検討《プログラム開発に向けた企画案》《農業との連携について》《今後のツアー造成に向けた課題》

第3回分科会 平成24年2月23日(木)◎観光プログラムに向けた検討《寺内町での料理教室や食事提供の場所》《観光プログラムにおける料理人》

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■古民家 クッキング◎寺内町の古民家で、旬の地場産品を使った料理を学ぶ◎美味しく料理する方法や美味しい産品の見分け方を伝授◎食に敏感な20代~40代女性

■農家体験◎旬の野菜や果物を収穫する。◎地元の新鮮な野菜をPRする。◎食に敏感な女性をターゲットに。

■じないまちめぐり◎寺内町の町なみ・歴史・文化と美味しい料理を楽しむ◎まち歩き+ランチ/ディナー◎ものづくり体験+ランチ/ディナー(+お弁当)

■農家レストラン・ワークショップ◎景色の良い高台や農家の軒先で味わうレストラン◎訪問可能(受入・アクセス)な農家がない?↓野菜の美味しい食べ方WS※野菜を美味しく食べる方法を学び、寺内町に親しんでもらう。

ツアープログラムの検討

•寺内町と農業の連携•寺内町・周辺の資源(農産物)の認知度向上•交流人口の拡大

ツアーの目的

•多様な資源の活用•寺内町の暮らし・古民家体験•四季おりおりの旬の食べ物を提供

ポイント

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人材育成研修

観光マネジメントについて学ぶ。○観光まちづくり総論○観光イベント○観光マーケティング

旅行実務、添乗員実務、旅行業法など、旅行(ツアー)を運営する上での基礎を学ぶ。

地域とビジターをつなげる人材を育成する。○フィールド研修(地域資源を学ぶ)○サービス・テクニック研修(ガイド基礎・心構えを学ぶ)

受講者・・・寺内町で活動する方々、富田林市内の宿泊事業者、ボランティアガイド、行政 など

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農と食と観光まちづくり H23年度の課題と成果

l 【成果】農の取り組みとして、商品開発・マーケティングな

どを実施し、まちの取り組みとしてツアープログラムの検

討や人材育成研修などを実施することによって、次年度

以降の本格的な取り組みに向けた基礎が出来た。

l 【課題】地域の方や地域の団体、農業の団体との更なる

連携が望まれる。

⇒商品開発研究会やサービス人材育成では、専門家による研究会や研修を開催し、有益な機会となった。平成24年度以降は商品開発やツアー開発などのより実践的な取り組みを進め6次産業の進展を図る。

まとめ

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伝統野菜やゆずの漬物 農家訪問(にしき芋生産)

おもてなしマスター研修

雛めぐりでのブース出展 イチゴジャムづくりWS

協議会 総会

商品開発研修会

大阪なすのテスト販売

観光マネジメント講座 14

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ご清聴 ありがとうございました。

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