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日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日 - 1 - 第 33 回日本骨代謝学会学術集会 開催案内 期: 2015 年 7 月 23 日(木)~25 日(土) 場: 京王プラザホテル(新宿) 長: 松本歯科大学 総合歯科医学研究所 教授 高橋 直之 演題募集期間: 2015 年 2 月 12 日(木)~3 月 12 日(木) 大会ホームページ: http://www2.convention.co.jp/33jsbmr 会長挨拶: 第 33 回日本骨代謝学会学術集会を開催するにあたり 松本歯科大学 総合歯科医学研究所 教授 高橋 直之 この度、平成 27 年 7 月 23 日(木)~25 日(土)に東京都新宿区の京王プラザホテルで開催される第 33 回日本骨代謝学 会学術集会の会長を務めさせて頂くこととなりました。私は日本骨代謝学会が発足した当初より本学会に参加し、骨代謝研 究の面白さと奥の深さを学んできました。私を育んでくれた日本骨代謝学会の学術集会を今回主催させていただくことを大 変に光栄に存じます。 近年の骨代謝研究の進歩には目ざましいものがあります。骨芽細胞、破骨細胞、骨細胞、そして軟骨細胞の研究におい てそれぞれブレークスルーとなる成果が得られてきました。興味深いことは、これらの異なる細胞間においてシグナルネットワ ークが構築され、互いに調節し合っていることが明らかになったことです。さらに、骨代謝は免疫や造血にも密接に関連し合 っていること、骨と他臓器の間でもシグナルネットワークが構築されていることも解明されてきました。一方、これらの基礎研究 の成果を基盤に、様々な骨代謝改善薬が近年開発されてきました。この骨代謝研究における基礎から臨床への迅速な連携 は特筆に値すると思います。骨粗鬆症治療薬に関しては、選択と併用の時代に入って参りました。多くの情報が発信される 中で、価値のある情報を効率よく得ることの重要性がますます高まってきたと実感しております。そのような意味で、重要な情 報を解り易く提供できるようなプログラムの作成を心がける所存です。 日本骨代謝学会は基礎系、内科系、外科系、歯科系、工学系とともに製薬などの企業の研究者が集う学際的な学会です。 本学術集会では、境界を越えた情報交換や交流とともに共同研究成立の場も提供したいと考えております。日本骨代謝学 会のキャッチコピー「骨の謎に迫る 骨の病気に挑む」を本学術集会のテーマとしました。実りある成果を生み、参加してよか ったと実感できるような学術集会にするよう努力しますので、より多くの先生方のご参加をお待ちしております。 *新しい情報、学会内容はホームページ(http://www2.convention.co.jp/33jsbmr)に随時掲載、更新いたします。 JSBMR Newsletter 日本骨代謝学会/ The Japanese Society for Bone and Mineral Research No. 24 〒612-8082 京都市伏見区両替町 2-348-302 アカデミック・スクエア内 TEL: 075-468-8772 FAX: 075-468-8773 E-mail: [email protected] http://jsbmr.umin.jp

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日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日

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第 33 回日本骨代謝学会学術集会 開催案内

会 期: 2015 年 7 月 23 日(木)~25 日(土)

会 場: 京王プラザホテル(新宿)

会 長: 松本歯科大学 総合歯科医学研究所

教授 高橋 直之

演題募集期間: 2015 年 2 月 12 日(木)~3 月 12 日(木)

大会ホームページ: http://www2.convention.co.jp/33jsbmr

会長挨拶: 第 33 回日本骨代謝学会学術集会を開催するにあたり

松本歯科大学 総合歯科医学研究所

教授 高橋 直之

この度、平成 27 年 7 月 23 日(木)~25 日(土)に東京都新宿区の京王プラザホテルで開催される第 33 回日本骨代謝学

会学術集会の会長を務めさせて頂くこととなりました。私は日本骨代謝学会が発足した当初より本学会に参加し、骨代謝研

究の面白さと奥の深さを学んできました。私を育んでくれた日本骨代謝学会の学術集会を今回主催させていただくことを大

変に光栄に存じます。

近年の骨代謝研究の進歩には目ざましいものがあります。骨芽細胞、破骨細胞、骨細胞、そして軟骨細胞の研究におい

てそれぞれブレークスルーとなる成果が得られてきました。興味深いことは、これらの異なる細胞間においてシグナルネットワ

ークが構築され、互いに調節し合っていることが明らかになったことです。さらに、骨代謝は免疫や造血にも密接に関連し合

っていること、骨と他臓器の間でもシグナルネットワークが構築されていることも解明されてきました。一方、これらの基礎研究

の成果を基盤に、様々な骨代謝改善薬が近年開発されてきました。この骨代謝研究における基礎から臨床への迅速な連携

は特筆に値すると思います。骨粗鬆症治療薬に関しては、選択と併用の時代に入って参りました。多くの情報が発信される

中で、価値のある情報を効率よく得ることの重要性がますます高まってきたと実感しております。そのような意味で、重要な情

報を解り易く提供できるようなプログラムの作成を心がける所存です。

日本骨代謝学会は基礎系、内科系、外科系、歯科系、工学系とともに製薬などの企業の研究者が集う学際的な学会です。

本学術集会では、境界を越えた情報交換や交流とともに共同研究成立の場も提供したいと考えております。日本骨代謝学

会のキャッチコピー「骨の謎に迫る 骨の病気に挑む」を本学術集会のテーマとしました。実りある成果を生み、参加してよか

ったと実感できるような学術集会にするよう努力しますので、より多くの先生方のご参加をお待ちしております。

*新しい情報、学会内容はホームページ(http://www2.convention.co.jp/33jsbmr)に随時掲載、更新いたします。

JSBMR Newsletter

日本骨代謝学会/ The Japanese Society for Bone and Mineral Research

No. 24

〒612-8082 京都市伏見区両替町 2-348-302 アカデミック・スクエア内

TEL: 075-468-8772 FAX: 075-468-8773 E-mail: [email protected] http://jsbmr.umin.jp

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2014 年度 日本骨代謝学会 会務報告

(2014 年 4 月~2015 年 7 月末)

■2014年度 第 1回理事会議事録■

日 時: 2014年 5 月 30 日(金) 13 時 00 分~16 時 00 分

会 場: 東京国際フォーラム 5階 G504会議室

議 事: 本理事会の議事録署名人は、高柳理事、福本理事が

担当することとした。

<報告事項>

1. 庶務報告(井樋理事)

井樋理事より、2014 年 4 月 30日時点での会員数、会費納入状

況の報告があり、了承した。また、5年以上の年会費長期未納者

について提示があり、関係の滞納者へ督促する旨、了承した。

2. 各種委員会報告

1)あり方委員会(田中(栄)委員長)

田中委員長より以下の報告があり、了承した。

・次回委員会を第 32 回骨代謝学会会期中の 7 月 25 日(金)に

開催する予定である。

・今後の委員会活動の方針として、会員数増加に向けた取り組

みを強化すること、また、新たなアプローチとして研究者が持っ

ている研究シーズを企業に紹介していくような企画を開催でき

ないか検討している。

2)国際渉外委員会(福本委員長)

福本委員長より以下の報告があり、了承した。

・新委員として竹田 秀先生(東京医科歯科大学)が就任し、松

本俊夫先生(徳島大学)が退任することとなった。

・韓国骨代謝学会より、第 3 回 APBMR(Asia-Pacific Bone and

Mineral Research)を 2016年の第 34回骨代謝学会にて合同開

催したい旨の提案があり、委員会にて了承された。理事会で協

議した結果、宗圓会長の内諾も取れていることから合同開催を

進めることとした。

・ANZBMS 2014 Travel Award に 39 名の応募があった。検討し

た結果、査読平均点が 3.3 以上の 10 名を受賞者とし、1 名に

つき 15 万円のグラントを支給する予定である。

3)JBMM編集委員会(清野委員長)

清野委員長より JBMM の投稿状況、発行状況等について主に

以下の報告があり、了承した。

・採択率は 5 月 25 日時点で 2014 年度投稿論文:8.8%、2013

年度:29.0%、2012 年度:32.7%、2011 年度:27.4%である。

・新規投稿の論文種類は 5 月 25 日時点で Original Article 119

編 、 Case Report 22 編 、 Review Article 6 編 、 Short

Communication 1 編、Special Report 1 編となっている。

・5月 25日時点の国別投稿状況は国内 33%、海外 67%である。

地域別投稿数の上位ではアジア・アセアニア 64編、日本 28編、

ヨーロッパ・ロシア 23編となっており、以前より大きな変動はなく

推移している。

・投稿から判定までの平均日数は採択論文が 71 日、不採択が

21 日となっており、年々短縮されてきている。

・2014年度 JBMM論文賞(Best Paper Award)として花方信孝先

生(物質・材料研究機構)、JBMM論文賞入賞(Excellent Paper

Award)として岡崎 亮先生(帝京大学ちば総合医療センター

第三内科)、四馬田恵先生(藤田保健衛生大学病院内分泌代

謝内科)の各論文を編集委員会から理事会へ推薦したい。

【JBMM論文賞(Best Paper Award)】

-花方信孝先生(物質・材料研究機構)

「Characterization of the osteoblast-specific transmembrane

protein IFITM5 and analysis of IFITM5-deficient mice 」

(JBMM Vol. 29(3))

【JBMM論文賞入賞(Excellent Paper Award)】

-岡崎 亮先生(帝京大学ちば総合医療センター第三内科)

「Vitamin D insufficiency defined by serum 25-hydroxyvitamin

D and parathyroid hormone before and after oral vitamin D-3

load in Japanese subjects」(JBMM Vol. 29(1))

-四馬田恵先生(藤田保健衛生大学病院内分泌代謝内科)

「High prevalence of hypovitaminosis D in pregnant Japanese

women with threatened premature delivery」(JBMM Vol. 29

(5))

・臨床研究における製薬企業との関係をめぐる問題が発生して

いる情勢をふまえ、企業が関与する論文の取扱いについて編

集委員会で協議した。審議の結果、現時点の対応として以下

の提案が出された。

-採択の判定が出た後に、企業が関与する論文に限り事務局

より COI について以下の点を再度著者に確認する。

①内科学会に準じた方針で、資金面での提供について COI

状態を開示してもらう。

②臨床研究については必要に応じて生データの提出ならびに

第 3者による解析をさせていただく場合があることを連絡し、承

諾をもらう。上記の手続きが終了した後に最終判定(Accept)を

通知する。

・評議員以外で昨年の査読担当数が 5 編以上の先生方につい

ては一括で評議員へ推挙することとし、委嘱通知にて積極的

に査読を担当してほしい旨の一文を明記することとした。

・Associate editor の吉川秀樹先生より退任の申し出があり了承

した。なお、整形外科分野の新たなEditor候補者として萩野浩

先生の推薦があり、内意伺いをすることとした。

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日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日

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・平成26年度科研費が採択され、340万円の補助金が交付され

る予定である。

4)臨床プログラム推進委員会(杉本委員長)

杉本委員長より以下の報告があり、了承した。

・委員会企画として第 32 回学術集会にて日本内分泌学会との

合同シンポジウム「What’s new in Vitamin D?」を開催する予定

である。本シンポジウムでは委員会が作成している、くる病骨

軟化症の診断マニュアルおよびビタミン D不足欠乏症のガイド

ラインについて講演する予定である。

・次回委員会を第 32 回骨代謝学会会期中の 7 月 26 日(土)に

開催する予定であり、現行プロジェクトの進捗確認、新たな企

画等について検討したい。

5)骨粗鬆症患者 QOL評価検討委員会:報告事項なし

6)広報委員会(中島委員長)

中島委員長より、広報活動の進捗状況について主に以下の報

告があった。

・新規賛助会員として現時点までに 10 社加入いただき、計 130

万円の増収を見込んでいる(内訳:賛助 10 口、バナー6 口)。

なお、人工関節・歯科系・実験機器・放射線の分野については

関連のある先生方から各企業の担当者にお声掛けいただきた

い。

・ホームページ改訂については、以下の報告があった。

-各先生方に広報企画の執筆依頼を行っている。

-Hot Paper 企画については The Bone(メディカルレビュー

社)とコラボレーションする話が挙がっている。具体的には The

Bone 内で掲載している論文紹介の企画に学会から紹介文を

寄稿するもので、メディカルレビュー社から支払われる原稿執

筆料は学会から著者に支払う予定である。

-骨辞書企画は今後書籍化を考えており、原稿編集は学術

担当の高橋先生が担当する予定である。

-メディカルレビュー社で発行している骨代謝関連の書籍を

紹介するページ(若い研究者向け)の作成を考えている。

-第 32 回学術集会の抄録集を会員専用ページで閲覧できる

よう進めている。

-編集委員会との共同企画である「Most Downloaded JBMM

Articles」「JBMM Best Contributed Reviewers」のページも今後

開設していく予定である。

また、今後の広報活動について理事会で協議した結果、下記の

通り決定した。

・新しく完成したキャッチコピーのロゴマークを、メール配信を

通して会員に周知することとする。また、新ホームページでダウ

ンロードできるよう進める。

7)顎骨壊死検討委員会(米田委員長)

米田委員長より以下の報告があり、了承した。

・デノスマブによる顎骨壊死の報告が出てきたことから、今後第

一三共とも協議の上、デノスマブ用のポジションペーパー作成

を検討している。

8)ステロイド性骨粗鬆症管理と治療のガイドライン改訂委員会

(田中理事長)

田中理事長よりガイドライン 2014年改訂版について主に以下の

報告があり、了承した。

・4月17日にプレスセミナーを開催し、報道各社 46社(計88名)

の参加があった。

・和文簡略版を作成し、現時点までに製薬企業から約 96,000部

の購入申込みがあった。

・今回の改訂を詳しく解説した書籍を作成中であり、今年の学術

集会までに刊行する予定である。

9)椎体骨折評価委員会:報告事項なし

10)教育委員会(田中理事長)

田中理事長より、今後の復興支援委員会の方向性について確

認があった。理事会で協議した結果、教育委員会の中に復興

支援部門を設け講演会等のサポートを継続していくこととし、今

後の方向性についてはあり方委員会で協議していくこととした。

12)利益相反委員会(遠藤委員長)

遠藤委員長より、日本整形外科学会を参考に作成した COI 自

己申告書の提示があり、了承した。また、申告時の取り決めにつ

いて理事会で協議した結果、下記の通り決定した。

・日本整形外科学会や日本内分泌学会にならい、誓約書の提

出は不要とする。

・申告者の対象は役員、委員長、委員、親族(一親等以上)、配

偶者とする。なお、これまで通り JBMM投稿論文の著者は別途

設けている JBMM の COI を遵守することとする。また、学術集

会発表者については発表時に COI 申告に関するスライドを表

示することを義務付けることとする。

・奨学寄付金(委任経理金)も申告対象とする。

・申告期間は 1 年ごとの申告とする。

・申告書は事務局にて保管・管理する(3年間保管後、廃棄)。ま

た、開示の判断については理事会が責任をもって行うこととす

る。

・COI 委員会の運営は理事会が統括することとする。また、倫理

委員会を新たに設立することとし、委員長は田中副理事長が

就任することとした。

・違反者には COI 委員会で調査し、必要に応じて倫理委員会と

も連携し、調査結果を理事会に報告する。対応措置は理事会

で審議、決定する。

・平成 27 年度から申告を行う。

・日本医学会 医学研究の COI マネージメントに関するガイドラ

イン、平成 26 年 2 月改定(日本医学会利益相反委員会)に準

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拠する。

3. 第 32 回日本骨代謝学会学術集会準備状況について(杉本

会長)

杉本会長より、一般演題が 234題集まった旨の報告があった。

4. 学会誌掲載論文の転載依頼について(田中理事長)

田中理事長より前回理事会以降に申請があった転載依頼につ

いて下記の通り報告があった。

-骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2011 年版) ・・・ 21件

-原発性骨粗鬆症の診断基準(2012 年度改訂版) ・・・ 9 件

-その他、JBMMからの転載 ・・・ 9 件

-ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン 2014 年改訂

版 ・・・ 7 件

-BP 関連顎骨壊死に対するポジションペーパー(改訂追補

2012 年版) ・・・ 5 件

-骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2006 年版) ・・・ 2 件

-ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン(2004 年度

版) ・・・ 2 件

-椎体骨折評価基準(2012 年度改訂版) ・・・ 1 件

-原発性骨粗鬆症の診断基準(2000 年度改訂版) ・・・ 1 件

5. IFMRS(International Federation of Musculoskeletal Research

Societies)について(田中理事長)

田中理事長より以下の報告があり、了承した。

・IFMRS での活動が膨大な作業になることが予想されるため、下

記の構成で新たに IFMRS 委員会を設け積極的な活動を推進

していく予定である。

<委員構成(敬称略)>

【委員長】 池川 志郎(理化学研究所骨関節疾患研究チーム)

【委 員】

浅原 弘嗣(東京医科歯科大学医歯学総合研究科システム発

生・再生医学)

今井 祐記(愛媛大学プロテオサイエンスセンター病態生理解

析部門)

田中 栄(東京大学医学部整形外科教室)

田中 良哉(産業医科大学医学部第 1 内科学講座)

中島 友紀(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子

情報伝達学)

福本 誠二(東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科)

6. その他(田中理事長)

ビスホスホネートの表記について、現状では「ビスフォスホネー

ト」と「ビスホスホネート」の表記が混在しているとの報告があり、

学会としては「ビスホスホネート」の表記を採用することとした。ま

た、メールニュースにて会員にも周知することとした。

<審議事項>

1. 2013 年度収支決算報告書(案)について(吉川理事)

吉川理事より、2013 年度収支決算報告書(案)について主に以

下の報告があり、了承した。

<一般会計 収入の部>

-年会費収入:

・正会員、学生会員はほぼ例年通りの納入率ではあるが、予

算より約 270 万円減収となった。

・購読会員は 171,000 円の収入があった。賛助会員は

7,800,000 円の収入があった。

-広告料:

JBMM 広告掲載料として企業 11 社より計 2,677,500 円、HP

でのバナー掲載料として企業 3社より計 315,000円の収入が

あった。

-共同編集費収入:

骨形態計測学会より共同編集費として 50 万円の入金があっ

た。

-雑収入:

主な収入として第 30回学術集会(加藤会長)の上納金、文献

許諾使用料などがあり、計 6,977,153円の収入があった。

-JBMM別刷販売:

主な収入として、各種ガイドラインの転載使用料、BRONJ ポ

ジションペーパーの販売収入があり、計 17,881,617円の収入

があった。

-海外学会 Travel Award:

2013年度 Travel Awardへの寄付金として 130万円(計 3社)

の収入があった。

-特別会計より繰入:

IBMS に支払う 3 年分(2013~2015)の会費として、特別会計

から 1,000 万円を繰り入れた。

<一般会計 支出の部>

-学術集会補助金:

第 32回学術集会補助金として杉本会長へ 300万円を送金し

た。

-学会賞関係費:

第 31回学術集会の賞金・賞状・楯代として 1,988,165円の支

出があった。

-会誌刊行費:

主な支出は例年通りだが、香港で開催した IOF Meetingにて

JBMM のプロモーションブースを出展した関係で若干支出が

増えている。

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日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日

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-会議費、事務印刷費:

委員会開催数の増加に伴い、支出が増えている。

-HP、メーリングリスト費:

ホームページ管理費の他、学会キャッチコピーの賞金を支出

した。

-海外学会 Travel Award:

Travel Award 受賞者 計 16 名へそれぞれ 15 万円を支給し

た。

-IBMS Society Member 会費:

IBMS に 3 年分(2013~2015)の会費を支払った。

単年度収支では 8,638,017 円の黒字決算となった。

また、次年度繰越金は 41,760,422 円となった。

<特別会計・国際交流基金>

利息(64 円)を合わせて 10,000,064 円を IBMS 年会費として一

般会計に繰り入れし、次年度繰越金は 34,809,686 円となった。

<尾形賞基金>

2013 年度受賞者の福本先生に 20 万円を支出した。

2. 2013 年度会計監査について(松本監事)

松本監事より、松本・米田両監事がそれぞれ会計監査を行ない、

帳簿、伝票および銀行口座残高など資料を確認した結果、経理

は適正に執行されていることを確認した旨、報告があった。

3. 2014 年度予算(案)について(吉川理事)

吉川理事より、2014 年度予算(案)について主に以下の報告が

あり、承認した。

<一般会計 収入の部>

-会費収入:

・正会員・学生会員とも納入率を上げ、増収とした。

・購読会員、賛助会員は現在の登録数、口数を計上した。

-科研費補助金:

2014 年度は 340 万円の補助金交付が確定している。

-広告料:

現時点で申込みが確定している 10 社の JBMM 広告収入と

HPバナー掲載料を計上した。

-雑収入:

JBMM 通常許諾料、複写使用料分配金、普通預金利息など

を計上した。

-JBMM別刷関連収入:

各種ガイドラインや JBMM の転載使用料として既に請求が発

生しているものを計上した。

-海外学会 Travel Award:

Travel Award への寄付として既に確定している 40 万円を計

上した。

<一般会計 支出の部>

-学術集会補助金:

第33回学術集会補助金として高橋会長へ300万円の送金を

予定している。

-会誌刊行費:

ステロイドガイドライン 2014年改訂版の和文簡略版作成費や

プレスセミナー運営費が発生することから、前年度よりも支出

を多く見込んでいる。

-会議費:

委員会数が増えていることから、支出額を増額している。

-HP、メーリングリスト費:

学会ホームページの改訂費が発生する予定のため、前年度

と同じ額を計上している。

-海外学会 Travel Award

Travel Grantの受賞者数はまだ決定していないため、概算で

計上している。

<特別会計・国際交流基金 収入の部>

・預金利息として 5,000円を計上している。

<特別会計・国際交流基金 支出の部>

・現在のところ、支出の予定はない。

<尾形賞基金 収入の部>

・2014年度尾形賞賞金として協賛の中外製薬(株)より 20万円

が入金される予定である。

<尾形賞基金 支出の部>

・2014年度尾形賞賞金として 20万円を支出する予定である。

4. 学術賞・研究奨励賞・優秀演題賞・JBMM論文賞の選考につ

いて(田中理事長)

田中理事長より各賞応募者の提示があり、事前審査および理事

会での協議の結果、下記の候補者を今年度の受賞とする旨、

承認した。

【学術賞】

<基礎系>

今泉 和則 (広島大学大学院医歯薬保健学研究院 分子細胞

情報学)

松尾 光一 (慶應義塾大学大学院医学研究科 細胞組織学)

<外科・歯科系>

妻木 範行 (京都大学 iPS 細胞研究所 増殖分化機構研究部

門 細胞誘導制御学分野)

<内科系>

風間順一郎 (新潟大学医歯学総合病院 血液浄化療法部)

【研究奨励賞】

<基礎系>

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菊田 順一 (大阪大学大学院医学系研究科 免疫細胞生物

学)

篠原 正浩 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 シ

ステム発生・再生医学分野)

<外科系>

齋藤 琢 (東京大学医学部附属病院 骨軟骨再生医療講

座)

【優秀演題賞】

<基礎系>

于 太永 (愛媛大学プロテオサイエンスセンター 病態生理

解析部門)

柴 祥子 (埼玉医科大学ゲノム医学研究センター 遺伝子情

報制御部門)

越智 広樹 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 細

胞生理学)

茶谷 昌宏 (東京工業大学大学院生命理工学研究科 生命情

報専攻)

<臨床系>

董 冰子 (徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部

生体情報内科学)

【JBMM論文賞(Best Paper Award)】

花方 信孝 (独立行政法人 物質・材料研究機構)

【JBMM論文賞(Excellent Paper Award)】

岡崎 亮 (帝京大学ちば総合医療センター 第三内科)

四馬田 恵 (藤田保健衛生大学病院 内分泌代謝内科)

5. 学会賞の選考について(田中理事長)

田中(栄)副理事長より、学会賞受賞者として松本監事の推薦が

あり、全会一致で承認した。

6. 尾形賞の選考について(田中理事長)

尾形賞受賞者として福本理事より杉本理事の推薦、田中(栄)

副理事長より高橋理事の推薦があり、協議した結果、杉本理事

に決定した。

7. 新評議員の推薦について(田中理事長)

各評議員より下記 6名の新評議員推薦があり、全会一致で承認

した。

今井 祐記 新評議員

(推薦者:田中 良哉理事長、清野 佳紀編集委員長)

岩本 潤 新評議員(推薦者:同上)

片桐 岳信 新評議員(推薦者:同上)

高田信二郎 新評議員(推薦者:同上)

坪山 直生 新評議員(推薦者:同上)

藤原 幾磨 新評議員(推薦者:同上)

8. 学会の法人化について(田中理事長)

学会を法人化することの是非について協議した結果、今後法人

化を進めていくこととし、次回の総会にて承認を得ることとした。

■2014年度 第 2回理事会議事録■

日 時: 2014年 7 月 23 日(水) 16 時 30 分~18 時 30 分

会 場: 大阪国際会議場 8 階 804会議室

議 事: 本理事会の議事録署名人は、伊東理事、吉川理事が

担当することとした。

<報告事項>

1. 庶務報告(野田理事)

野田理事より、2014 年 6 月 30日時点での会員数、会費納入状

況の報告があり、了承した。

2. 会計中間報告(吉川理事)

吉川理事より、2014 年 6 月 30 日時点の会計中間報告があり、

了承した。

3. 各種委員会報告

1)あり方委員会(田中(栄)委員長)

田中委員長より以下の報告があり、了承した。

・委員会企画の若手シンポジウムは継続していく予定である。ま

た、産学連携プログラムは新たなアプローチとして、研究者が

持っている研究シーズを企業に紹介する内容の企画を検討し

ている。

・日本医学会へ加盟申請を行う予定である。

・次回委員会を第 32 回骨代謝学会会期中の 7 月 25 日(金)に

開催する予定である。

2)国際渉外委員会(福本委員長)

福本委員長より、25 日(金)の評議員会において Herbert

Fleisch Workshop および ANZBMS 2014の Travel Award 受賞

者決定について報告を行う旨、説明があった。

3)JBMM編集委員会(田中理事長(清野委員長代理))

田中理事長より JBMM の投稿状況、発行状況等について主に

以下の報告があり、了承した。

・採択率は 7 月 10 日時点で 2014 年度投稿論文:13.2%、2013

年度:29.5%、2012 年度:32.7%、2011 年度:27.4%である。

・新規投稿の論文種類は 7 月 10 日時点で Original Article 165

編 、 Case Report 30 編 、 Review Article 9 編 、 Short

Communication 2 編 、 Special Report 1 編 、 Rapid

Communication 1 編となっており、Case Report の投稿件数が

Page 7: 日本骨代謝学会/ The Japanese Society for Bone and Mineral …jsbmr.umin.jp/pub/pdf/newsletter24.pdf · よりcoi について以下の点を再度著者に確認する。

日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日

- 7 -

増えてきている。

・地域別投稿数の上位ではアジア・アセアニア 85編、日本 39編、

ヨーロッパ・ロシア 33編となっており、以前より大きな変動はなく

推移している。

・投稿から判定までの平均日数は採択論文が 84 日、不採択が

22 日となっており、年々短縮されてきている。

4)臨床プログラム推進委員会(杉本委員長)

杉本委員長より以下の報告があり、了承した。

・委員会企画として、日本内分泌学会との合同シンポジウム

「What’s new in Vitamin D?」を第32回学術集会において開催

する予定である。本シンポジウムでは委員会が作成した、くる

病骨軟化症の診断マニュアルおよびビタミン D 不足欠乏症の

ガイドラインについて講演する予定である。

・次回委員会を第 32 回学術集会会期中の 7 月 26 日(土)に開

催する予定であり、現行プロジェクトの進捗確認、新たな企画

等について検討したい。

5)骨粗鬆症患者QOL評価検討委員会(田中理事長(遠藤委員

長代理))

田中理事長より、次回委員会を第 32 回骨代謝学会会期中の 7

月 24 日(木)に開催する予定である旨、報告があった。

6)広報委員会(中島委員長)

中島委員長より、広報活動の進捗状況について主に以下の報

告があり、了承した。

-ホームページの改訂について

・ホームページ改訂版が先日公開となり、スマートフォンからも

閲覧が可能となった。

・Hot Paper 企画は The Bone(メディカルレビュー社)との共同

企画として進める予定である。今後、The Boneで掲載している

論文紹介の企画に学会から紹介文を寄稿し、また、執筆者に

はメディカルレビュー社から原稿執筆料が支払われる予定で

ある。

・ 編集委員会との共同企画 「 Most Downloaded JBMM

Articles」「JBMM Best Contributed Reviewers」のページを大

会後に掲載する予定である。

-骨辞書企画について

・羊土社との共同企画として書籍「イラストで徹底理解する 骨

疾患キーワード事典(仮題)」を来年 4 月頃に出版する予定で

ある。今後、執筆予定の先生方に 2,000字程度にてキーワード

解説を依頼する。また、執筆者には原稿執筆料を支払うと共に、

支払い後に発生する印税については学会に納入される予定

である。

7)顎骨壊死検討委員会(米田委員長)

米田委員長より以下の報告があり、了承した。

・カナダ・マックマスター大学の Khan 先生(筆頭著者)が顎骨

壊死に関する論文を JBMR に投稿する予定であるが、

Supporting Societies として本学会の名前が記載されていなか

ったことから、米田先生よりKhan先生に打診し、学会名が掲載

されることになった。

(論文著者の一人として本委員会委員の田口先生(松本歯科

大学)も含まれている)

・国内におけるデノスマブの顎骨壊死が報告されていることか

ら、第一三共とも協議の上、デノスマブによる顎骨壊死につい

てまとめた論文およびポジションペーパーの作成を検討してい

る。

8)ステロイド性骨粗鬆症管理と治療のガイドライン改訂委員会

(田中理事長(名和田委員長代理))

田中理事長よりガイドライン 2014年改訂版について主に以下の

報告があり、了承した。

・ステロイドガイドライン 2014年版が JBMM 32巻 4号に掲載さ

れた。

・書籍「ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン 2014年

改訂版」が大阪大学出版会より発行された。

・ガイドラインに関する抄録を米国リウマチ学会および ECTSに

投稿し、発表を行う予定である。

9)椎体骨折評価委員会:報告事項なし

10)教育委員会(西村委員長)

西村委員長より、次回委員会を第 32 回学術集会会期中の 7 月

25 日(金)に開催する予定である旨、報告があった。

12)利益相反委員会(田中理事長(遠藤委員長代理))

田中理事長より、日本整形外科学会のフォーマットを参考に作

成した COI 自己申告書および運用規則(案)の提示があり、了

承した。

13)国際共同研究委員会(田中理事長(池川委員長代理))

田中理事長より以下の報告があり、了承した。

・国内外 8団体の学会で構成されている IFMRSでは、筋・骨格

系の Big Data を共同で構築するプロジェクトが始動している。

本委員会では国内の骨粗鬆症および骨系統疾患の GWASデ

ータを各機関から集約しデータベース化することで、国際的な

プレゼンスを高めていきたい。

・次回 IFMRS ミーティングは ASBMR 会期中に開催され、池川

委員長および田中理事長が出席する予定である。また、同会

期中に IFMRS のワークショップを行い、座長として池川委員長

が参加する予定である。

・次回委員会を第 32 回骨代謝学会会期中の 7 月 24 日(木)

に開催する予定である。

14)倫理委員会(田中(栄)委員長):報告事項なし

4. IBMS-JSBMR 2013 会計報告について(野田会長)

Page 8: 日本骨代謝学会/ The Japanese Society for Bone and Mineral …jsbmr.umin.jp/pub/pdf/newsletter24.pdf · よりcoi について以下の点を再度著者に確認する。

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IBMS-JSBMR 2013の余剰金として 19,568,328円の計上があり、

余剰金が発生した場合は IBMSと折半する契約になっていること

から、折半分の 9,784,164 円を本学会に上納した旨、野田会長

より報告があった。

5. 第 33 回日本骨代謝学会学術集会準備状況について(高橋

会長)

高橋会長より、第 33 回学術集会の準備状況について以下の報

告があった。

・第 1 回のプログラム委員会を本理事会直前に開催し、プログ

ラムの概要が決定した。

・演題募集期間を 2015年 2月 12日(木)~3月 12日(木)とし

た。

6. 学会誌掲載論文の転載依頼について(田中理事長)

田中理事長より前回理事会以降に申請があった転載依頼につ

いて下記の通り報告があった。

-ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン 2014 年改訂

版 ・・・ 8 件

-骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2011 年版) ・・・ 6 件

-原発性骨粗鬆症の診断基準(2012 年度改訂版) ・・・ 2 件

-原発性骨粗鬆症の診断基準(2000 年度改訂版) ・・・ 1 件

-BP 関連顎骨壊死に対するポジションペーパー(改訂追補

2012 年版) ・・・ 1 件

-その他、JBMMからの転載 ・・・ 1件

<審議事項>

1. 新評議員の推薦について(田中理事長)

各評議員より下記 3名の新評議員推薦があり、全会一致で承認

した。

池川 志郎 新評議員

(推薦者:田中 良哉 理事長、福本 誠二 理事)

射場 浩介 新評議員

(推薦者:田中 良哉 理事長、清野 佳紀 編集委員長)

酒井 昭典 新評議員

(推薦者:田中 良哉 理事長、清野 佳紀 編集委員長)

2. 功労評議員の推薦について(田中理事長)

会則における功労評議員の資格要件が明確に規定されていな

いことから、今後は被推薦者から提出された履歴書および業績

目録を参考に承認適否を判断してはどうかとの意見が出され、

功労評議員の選考方法やあり方について次回理事会で検討す

ることとした。

3. 名誉会員の推薦について(田中理事長)

各理事より高岡 邦夫 評議員の名誉会員推薦があり、全会一

致で承認した。

高岡 邦夫 評議員(推薦者:田中 良哉 理事長、

田中 栄 副理事長、吉川 秀樹 理事)

4. 第 35回(2017 年)、第 36 回(2018年)学術集会会長選出に

ついて(田中理事長)

第 35回(2017年)学術集会会長は内科系の担当であることから

田中理事長、第 36 回(2018 年)は基礎系の担当であることから

小守理事を推薦したい旨それぞれ理事からの提案があり、全会

一致で承認した。また、これまで東京・大阪に固定していた会場

を他の都市で開催することについての提案が出され、あり方委

員会においても検討することとした。

5. 会則の改訂について(田中理事長)

2014 年度に正会員および学生会員の年会費を値上げしたこと

を受け、購読会員の年会費についても 1,000 円値上げすること

の提案があった。また、学会会則第 3章「会員」第 6 条において、

購読会員についての記載を追加する案が合わせて出され、承

認した。

<改訂前>

第 3章 会 員

第 6 条 本会の年会費は次のとおりとし、毎年度支払うものとす

る。

1)正 会 員 10,000 円

(1)ただし、60 歳以上の正会員は 10 年分を一括納入すれば、

以後納入は免除されるものとする。

(2)大学生、大学院生の年会費は 5,000 円とする。

2)単年度会員 5,000 円

3)賛助会員 (1 口)100,000円

<改訂後>

第 3章 会 員

第 6 条 本会の年会費は次のとおりとし、毎年度支払うものとす

る。

1)正 会 員 10,000 円

(1)ただし、60 歳以上の正会員は 10 年分を一括納入すれば、

以後納入は免除されるものとする。

(2)大学生、大学院生の年会費は 5,000 円とする。

2)単年度会員 5,000 円

3)購読会員 10,000 円

4)賛助会員 (1 口)100,000円

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日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日

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6. 2014 年度評議員会議事次第の確認について(田中理事長)

田中理事長より、2014 年度評議員会議事次第について提示が

あり、了承した。

7. その他(田中理事長)

従来定まっていなかった評議員の任期を制定してはどうかとの

意見が出され、次回理事会で検討することとした。

■各種委員会■

<第 42 回 JBMM 編集委員会>

日 時: 2014 年 5月 30 日(日) 12時 15 分~13 時 00 分

場 所: 東京国際フォーラム 6階 G606会議室

[議事:]

1.投稿・審査状況

清野編集長より、投稿状況について主に以下の報告があった。

・2014 年 1 月 1 日~05 月 20 日の新規投稿は 150 編となっ

ており、採択率は、以前より若干上がってきている。

・オンラインファースト(Issue 掲載待ち)論文は 4 号分となって

いる。

・地域別投稿では中国が多く、投稿数が多いが質の良くない

論文も多いため、判定が難しくなっている。

・Case Report について、最近は編集長の段階で投稿数のほ

ぼ 8 割を足切りをしている。

・投稿の Review Article としても、Invited Review と同様に引用

数は高い傾向があるので、常時執筆者を募集している。

2.発行状況

清野編集長より、31 巻 4 号~32 巻 3 号の発行状況、掲載論文

数、ならびに掲載論文の国内外の内訳について報告があった。

3. オンラインジャーナルダウンロードおよび引用について

清野編集長より、オンラインジャーナルダウンロード回数および

引用回数について、シュプリンガー社からの資料に基づき、報

告があった。

4. JBMM論文賞選考について(広報委員会からの提案を含む)

清野編集長より、今年の JBMM 論文賞について、過去 3 年

(Vol.28 から Vo.30;2010~2012)の掲載論文のうち、引用回数

の上位論文について提示があり、前回理事会にて 1 位候補者

の筆頭著者が入会されたことから、同じ論文を受賞としてはどう

かとの提案があり、承認した。

なお、2 位については、原著論文かつ筆頭著者が会員であるこ

とを前提に、次点の上位論文を選出し、承認した。

受賞論文は以下のとおり

【JBMM Best Paper Award】

「Characterization of the osteoblast-specific transmembrane

protein IFITM5 and analysis of IFITM5-deficient mice 」

(Vol.29 No.3)

花方 信孝((独)物質・材料機構)

【JBMM Excellent Paper Award】

「High prevalence of hypovitaminosis D in pregnant Japanese

women with threatened premature delivery」(Vol.29 No.5)

四馬田 恵(藤田保健衛生大学病院内分泌代謝内科)

「Vitamin D insufficiency defined by serum 25-hydroxyvitamin D

and parathyroid hormone before and after oral vitamin D-3

load in Japanese subjects」(Vol.29 No.1)

岡崎 亮(帝京大学ちば総合医療センター第三内科)

今年度より新設する Excellent Paper Awardの副賞については、

各 3万円とし、楯は無しで表彰状を授与することとした。

5. 企業が関与する治験や臨床研究に関わる論文の取扱い

について

清野編集長より、臨床研究における製薬企業との関係をめぐる

問題が発生している情勢をふまえ、企業が関与する論文につい

ての取扱いについて、前回編集委員会で協議した結果、従来

の COI 規程を踏襲し、新たに、「必要に応じて生データの提供

および第 3 者機関での解析を可能とする」ことの断りを一文入れ

てはどうかとの提案があり、了承した。

6.Associate editor の就任および退任について

Associate editor の吉川秀樹先生および中村利孝先生の退任

に伴い、整形外科分野の新任として酒井昭典先生ならびに萩

野 浩先生より内諾を得た旨の報告があった。

7. 平成 26 年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)に

ついて

清野編集長より、平成 26 年度科学研究費補助金について交付

内定通知を受領した旨、報告があった。

8.その他

a.)Editorial Board について

2013 年投稿論文において 5 回以上査読をお引き受けいただい

たレフェリー9 名について、理事長、編集長の連名にて評議員

へ推挙した旨の報告があった。

また、査読回数 3 回以上のレフェリーで Editorial Board ではな

い会員については、就任依頼を送付することとした。なお、昨年

の担当数が 0 回の Board については審査依頼と承諾の状況を

個別に調査した上で継続審議することとした。

<第 43 回 JBMM 編集委員会>

日 時: 2014 年 7月 24 日(木) 16時 15 分~16 時 45 分

場 所: 大阪国際会議場 8 階 802会議室

[議事:]

1.投稿・審査状況

清野編集長より、投稿状況について主に以下の報告があった。

Page 10: 日本骨代謝学会/ The Japanese Society for Bone and Mineral …jsbmr.umin.jp/pub/pdf/newsletter24.pdf · よりcoi について以下の点を再度著者に確認する。

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・2014 年 1 月 1 日~7 月 10 日の新規投稿は 208 編となって

おり、採択率は、以前より若干上がってきている。

・Reject 率は増えているが、オンラインファースト(Issue 掲載待

ち)論文は 5 号分となっている。科研費申請を考慮すると、

Issue掲載待ち論文が増えることは避けたい。

・Case Report について、最近は編集長の段階で投稿数のほ

ぼ 8 割を足切りしている。

・投稿の Review Article としても、Invited Review と同様に引用

数は高い傾向があるので、常時執筆者を募集している。

・採択までの平均日数は毎年減ってきている。

2.発行状況

清野編集長より、31 巻 5 号~32 巻 4 号の発行状況、掲載論文

数、ならびに掲載論文の国内外の内訳について報告があった。

3. オンラインジャーナルダウンロードおよび引用について

清野編集長より、オンラインジャーナルダウンロード回数および

引用回数について、シュプリンガー社からの資料に基づき、報

告があった。

4. Editorial Board について

2013年投稿論文について、非会員レフェリーで 3回以上査読し

ていただいた先生へは、入会を促してはどうかとの提案があり、

了承した。

今後の学会予定

●第 33 回日本骨代謝学会学術集会

会 期: 2015 年 7月 23 日(木)~25日(土)

会 場: 京王プラザホテル(新宿)

会 長: 高橋 直之(松本歯科大学 総合歯科医学研究所)

テーマ: 骨の謎に迫る 骨の病気に挑む

演題募集期間: 2015 年 2月 12 日(木)~3 月 12 日(木)

ホームページ: http://www2.convention.co.jp/33jsbmr

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 34 回日本骨代謝学会学術集会

会 期: 2016 年 7月 21日(木)~23日(土)

会 場: 大阪国際会議場

会 長: 宗圓 聰

(近畿大学医学部奈良病院整形外科・リウマチ科)

関連学会の大会開催予定

●第 14 回日本再生医療学会総会

会 期: 2015 年 3月 19日(木)~21日(土)

会 場: パシフィコ横浜

会 長: 岡野 栄之(慶應義塾大学医学部生理学教室)

テーマ: 究極の再生医療

ホームページ:

http://www2.convention.co.jp/14jsrm/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 88 回日本内分泌学会学術総会

会 期: 2015 年 4月 23日(木)~25日(土)

会 場: ホテルニューオータニ東京

会 長: 伊藤 裕

(慶應義塾大学 医学部 腎臓内分泌代謝内科)

テーマ: PAX ENDOCRINOLOGIA 内分泌至上主義。

ホームページ: http://www.c-linkage.co.jp/endo88/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 59 回日本リウマチ学会総会・学術集会

会 期: 2015 年 4月 23日(木)~25日(土)

会 場: 名古屋国際会議場

会 長: 山本 一彦(東京大学大学院医学系研究科 内科学

専攻 アレルギーリウマチ学)

テーマ: 次世代のリウマチ学を目指して

Toward next generation rheumatology

ホームページ: http://www.jcr2015.com/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●ECTS-IBMS 2015

会 期: 2015 年 4月 25日(土)~28日(火)

会 場: Rotterdam(The Netherlands)

ホームページ: http://www.ects-ibms2015.org

問い合わせ先: 運営事務局

[email protected]

●第 13 回国際骨形態計測学会( 13th Congress of the

International Society of Bone Morphometry)

会 期: 2015 年 4月 27 日(月)~29日(水)

会 場: 東京ガーデンパレスホテル

会 長: 野田 政樹(東京医科歯科大学難治疾患研究所分子

薬理学)

演題登録期間: 2014年11月1日(土)~2015年1月31日(土)

ホームページ: http://www.procomu.jp/isbm2015/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 88 回日本整形外科学会学術総会

会 期: 2015 年 5月 21日(木)~24日(日)

会 場: 神戸ポートピアホテル、神戸国際会議場、

神戸国際展示場

会 長: 吉川 秀樹(大阪大学大学院医学系研究科器官制御

外科学(整形外科))

テーマ: 世界へ 未来へ Be innovative!!

ホームページ: http://joa2015.jp/index.html

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日本骨代謝学会会報 No.24 2015 年 1 月 31 日

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問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 52 回日本リハビリテーション医学会学術集会

会 期: 2015 年 5月 28日(木)~30日(土)

会 場: 朱鷺メッセ

会 長: 里宇 明元(慶應義塾大学医学部リハビリテーション

医学教室)

テーマ: 今を紡ぎ、未来につなぐ

ホームページ: http://www.congre.co.jp/jarm2015/index.html

問い合わせ先: 主催事務局([email protected]

●第 35 回日本骨形態計測学会

会 期: 2015 年 6月 4 日(木)~6日(土)

会 場: 倉敷市芸文館(岡山)

会 長: 曽根 照喜(川崎医科大学 放射線医学(核医学))

テーマ: 骨形態計測 課題と新たな挑戦

ホームページ: http://www.procomu.jp/jsbm2015/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●EULAR 2015

会 期: 2015 年 6月 10日(水)~13日(土)

会 場: Rome(Italy)

ホームページ: http://www.congress.eular.org/index.cfm

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●7th International Conference on Children's Bone Health

会 期: 2015 年 6月 27日(土)~30日(火)

会 場: Salzburg(Austria)

ホームページ: http://www.iccbh.org/

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 48 回日本整形外科学会 骨・軟部腫瘍学術集会

会期: 2015年 7月 9 日(木)~10 日(金)

会場: かがわ国際会議場、サンポートホール高松、

JRホテルクレメント高松

会 長: 山本 哲司(香川大学医学部整形外科学)

テーマ: 肉腫制御への新しいヒント

ホームページ:

http://www2.convention.co.jp/joa-tumor48/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 36 回日本炎症・再生医学会

会 期: 2015 年 7月 21日(火)~22日(水)

会 場: 虎ノ門ヒルズフォーラム

会 長: 坪田 一男(慶應義塾大学医学部眼科学教室)

テーマ: 炎症と再生のネクストステージ

ホームページ: http://www.mediproduce.jp/36jsir/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 12 回 Bone Biology Forum

会 期: 2015 年 8月 21日(金)~22日(土)

会 場: クロスウェーブ幕張

共 催: 第 12回 Bone Biology Forum、帝人ファーマ株式会社

ホームページ: http://www.bone-biology.com

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 41 回日本整形外科スポーツ医学会学術集会

会 期: 2015年 9 月 11 日(金)~12 日(土)

会 場: ウェスティン都ホテル京都

会 長: 久保 俊一(京都府立医科大学大学院医学研究科

運動器機能再生外科学)

テーマ: エビデンスに基づく整形外科スポーツ医学

-選手、指導者、医療チームの一体化を目指して-

ホームページ: http://www.congre.co.jp/jossm2015/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 57 回歯科基礎医学会学術大会・総会

会 期: 2015年 9 月 11 日(金)~13 日(日)

会 場: 朱鷺メッセ

会 長: 影山 幾男(日本歯科大学新潟生命歯学部 解剖学

第 1講座)

テーマ: これからの若手研究者に送るメッセージ-自利利他-

ホームページ: http://shinsen.biz/57jaob/

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●第 17 回日本骨粗鬆症学会

会 期: 2015年 9 月 17 日(木)~19 日(土)

会 場: 広島国際会議場

会 長: 藤原佐枝子(広島原爆障害対策協議会 健康管理・増

進センター)

テーマ: 温故創新-骨折低減に向けて-

ホームページ:

http://www2.convention.co.jp/jos17/index.html

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

●ASBMR 2015 Annual Meeting

会 期: 2015 年 10 月 9日(金)~12日(月)

会 場: Washington(USA)

ホームページ:

http://www.asbmr.org/Meetings/FutureAnnualMeetings.aspx

問い合わせ先: 学会事務局([email protected]

●第 30 回日本整形外科学会基礎学術集会

会 期: 2015年 10月 22日(木)~23 日(金)

会 場: 富山国際会議場

会 長: 木村 友厚(富山大学医学部整形外科)

テーマ: さらなる高みへの挑戦

ホームページ: http://www2.convention.co.jp/joakiso2015/

問い合わせ先: 運営事務局([email protected]

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●ANZBMS Annual Scientific Meeting 2015

会 期: 2015 年 11 月 1日(日)~4 日(水)

会 場: Tasmania(Australia)

ホームページ: https://www.anzbms.org.au/anzbms-asm.asp

問い合わせ先: 学会事務局([email protected]

●2015 ACR/ARHP Annual Meeting

会 期: 2015 年 11 月 6日(金)~11日(水)

会 場: San Francisco(USA)

ホームページ: http://www.acrannualmeeting.org/

問い合わせ先:

学会事務局([email protected]

公募情報

●埼玉医科大学ゲノム医学研究センター 病態生理部門

ポスドク募集のご案内

【研究内容】

我々は、骨と筋を中心とした運動器の制御機構の解明と、関連

疾患の克服を目指しています。特に、BMP と呼ばれる骨誘導因

子のシグナルと、その異常で起こる進行性骨化性線維異形成

症(FOP)と呼ばれる難病の発症機序・治療法を中心に研究して

います。我々と一緒に、この研究テーマに取り組む仲間を若干

名募集します。

1)

http://www.saitama-med.ac.jp/genome/Div04_PPhysiol/index.

html

2)http://fop.umin.jp/fop.html

【応募資格】

博士号取得者、または平成 27年 3月末までに博士号取得見込

みの方(35歳未満)。

【着任時期】

2015 年 4月 1 日以降(任用期間 3年以内)。相談に応じます。

【待遇】

埼玉医科大学の規定に基づく年俸契約。

【応募方法】

(1)履歴書(写真添付)

(2)これまでの研究内容と自己 PR(A4 用紙1-2 枚)

(3)研究業績一覧(論文リスト)

(4)推薦書を頂ける方 2 名の連絡先

上記を下記の宛先まで E-mailまたは郵便等でお送り下さい。書

類選考の上、候補者には面接日をご連絡いたします。なお、原

則として応募書類は返却いたしません。

【応募締め切り】

採用者決定次第。

【勤務地および問い合わせ先】

埼玉医科大学ゲノム医学研究センター 病態生理部門

部門長・教授 片桐 岳信

〒350-1241 埼玉県日高市山根 1397-1

E-mail: [email protected] Tel: 042-984-0443

●(独)国立長寿医療研究センター研究所 運動器疾患研究部

ポスドク募集のご案内

【研究内容】

骨代謝調節メカニズムの解明を目指した研究を行っています。

分子生物学及び細胞生物学を駆使し、特に骨代謝における共

役(カップリング)の分子メカニズム解明を志す意欲のある研究

員を求めます。

http://www.ncgg.go.jp/department/bjd/bjd/index.htm

【機関の説明】

独立行政法人国立長寿医療研究センターは厚生労働省所管

のナショナルセンターです。

【応募資格】

博士号取得者(修了見込みを含む)、修士課程修了者も相談に

応じます。

【着任時期】

2015 年 2月 1 日以降

【待遇】

当センターの流動研究員(非常勤職員)の規程に準じます。社

会保険、雇用保険、労災保険に加入していただきます。通勤手

当、扶養手当、住居手当、期末・勤勉手当などの手当は支給さ

れません。

【応募方法】

(1)履歴書、(2)業績リスト、(3)これまでの研究の概要、志望動機、

今後の抱負、(4)推薦書などを E-mail または郵送下さい。

【選考内容】

送付された書類を選考し、面接により決定させて頂きます(交通

費は自己負担です)。

【応募締め切り】

採用者決定次第

【勤務地、問い合わせ先】

〒474-8511 愛知県大府市森岡町 7-430

(独)国立長寿医療研究センター研究所 運動器疾患研究部

竹下 淳

Tel 0562-44-5651(内線 5047、5513)、Fax 0562-44-6595

E-mail:[email protected]