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Copyright 2009 FUJITSU LIMITED 富士通シーメンス・コンピューターズ 統合で変革する富士通 富士通株式会社 代表取締役社長 野副 州旦 取締役副社長 富田 達夫 経営執行役上席常務 リチャード・クリストウ 2009330

富士通シーメンス・コンピューターズ 統合で変革する ... - …...環境に配慮した、業界トップクラスの低電力設計 - 高効率新部品の開発(電源

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  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED

    富士通シーメンス・コンピューターズ 統合で変革する富士通

    富士通株式会社

    代表取締役社長

    野副

    州旦

    取締役副社長

    富田

    達夫

    経営執行役上席常務 リチャード・クリストウ

    2009年3月30日

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED1

    本日の発表の骨子

    富士通のポートフォリオにおける

    富士通シーメンス・コンピューターズ統合

    変革する富士通のIAサーバビジネス

    変革するグローバルビジネス

    野副

    州旦

    富田

    達夫

    リチャード・クリストウ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED2

    Fujitsu Siemens Computers

    Fujitsu Technology Solutions

    富士通テクノロジー・ソリューションズ

    – 4月1日より

    http://www.fujitsu-siemens.com/index.html

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED3

    富士通のポートフォリオ

    利益と成長への貢献が、事業リソース投入の判断軸

    利益でのグループ貢献度

    成長でのグループ貢献度

    海外ビジネス

    次の成長への“挑戦”領域 利益・成長両立の領域

    選択・集中検討の領域 利益貢献できる“強い商品”

    プロダクトビジネス

    サービスビジネス

    構造変革の実行

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED4

    富士通のポートフォリオと成長戦略

    プロダクトビジネスの拡大と海外ビジネスの収益力強化

    利益でのグループ貢献度

    成長でのグループ貢献度

    海外ビジネス

    次の成長への“挑戦”領域

    選択・集中検討の領域

    プロダクトビジネス構造変革の実行

    利益・成長両立の領域

    利益貢献できる“強い商品”

    サービスビジネス

    FSC完全子会社化

    北米三社統合

    グローバルサービス強化(GSIP)

    フィールドイノベーション推進SI革新インフラサービス工業化

    国内地域再編テレコム再編

    成長

    利益向上

    コンデンサ事業譲渡(富士通メディアデバイス)

    富士通オートメーションの株式譲渡

    ユーディナデバイスの株式譲渡

    HDD事業の事業譲渡

    FSC : 富士通シーメンス・コンピューターズ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED5

    富士通シーメンス・コンピューターズの統合は、富士通の変革の「軸」

    国内販売体制の強化

    2年後に50万台以上、長期的には

    シェア10%以上のIAサーバ販売

    サーバビジネスの再編

    海外拠点の見直しパートナーシップの強化

    FSCの構造改革

    グローバルグループとして共通の目標を持つ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED6

    富士通のポートフォリオにおける

    富士通シーメンス・コンピューターズ統合

    変革する富士通のIAサーバビジネス

    変革するグローバルビジネス

    野副

    州旦

    富田

    達夫

    リチャード・クリストウ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED7

    $0

    $10,000

    $20,000

    $30,000

    $40,000

    $50,000

    $60,000

    2008 2009 2010 2011 2012

    出典: IDC‘s Worldwide Quarterly Server Forecast As of 2008 Q4

    UNIX

    [CY]

    [USM$]

    世界サーバ市場平均伸長率(08-12年) : ▲3.0%

    11%

    42%

    31%

    16%

    0

    100,000

    200,000

    300,000

    400,000

    500,000

    600,000

    700,000

    2008 2009 2010 2011 2012

    出典: IDC Japan's Japan Quarterly Server Forecast CY2008 Q4

    Linux

    UNIX

    国内サーバ市場平均伸長率(08-12年) : ▲5.0%

    [M¥]

    [CY]

    21%

    43%

    20%

    16%

    富士通は各市場に適した製品を提供メインフレーム/UNIX/Windows/Linuxに対応

    PRIMEQUEST/ PRIMERGY

    SPARCEnterprise

    GS

    Windows

    Linux

    Windows

    メインフレーム

    他メインフレーム

    サーバの市場動向

    (09-12年:▲1.0%)(09-12年:+2.3%)

  • 8

    既存アプリ資産を継承すべく各OSのサポート継続

    共通開発による開発効率化で現行ラインアップ維持

    大規模基幹システム

    大規模基幹システム

    中規模基幹システム

    中規模基幹システム

    オフコンオフコンシステム規模システム規模 メインフレームメインフレームUNIXサーバ(Solaris)

    UNIXサーバ(Solaris)

    IAサーバ(Windows/Linux)

    IAサーバ(Windows/Linux)

    【富士通】 【富士通/FTS】

    GS21/PRIMEFORCE

    SPARC Enterprise

    PRIMEQUEST

    PRIMERGY

    PRIMERGY6000

    【富士通】部門サーバ部門サーバ

    【FTS】

    【富士通/FTS】

    お客様の資産を継承する製品ラインナップ

    FTS : 富士通テクノロジー・ソリューションズ

    BS2000

    Copyright 2009 FUJITSU LIMITED

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED9

    富士通/FTSのサーバビジネス動向

    [出典:IDC Worldwide Quarterly Server Forecast 2008/4Q]

    MF5500億円

    UNIX1.5兆円

    Linux0.8兆円

    Windows2.1兆円

    CAGR 2%で減少金融や社会インフラは

    MF継続意向が強い

    CAGR はフラットOS継続意向の顧客は45%

    CAGR 5%で成長CPUマルチコア化でハイエンド領域へと市場拡大

    MC市場

    SHV市場

    ・Solaris 5,800億・AIX 6,800億・HP-UX 5,000億

    *2008売上

    OS別マーケット予測

    (2012年Worldwide)

    CAGR:2009~2012伸長率

    サーバ市場はIAサーバが主力へ

    メインフレーム/UNIXはIAサーバ(Windows/Linux)へシフト富士通グループでも、サーバビジネスの主体はIAサーバへ移行中

    35% 40%42%

    31%30% 27%

    35% 31% 31%

    0%

    10%

    20%

    30%

    40%

    50%

    60%

    70%

    80%

    90%

    100%

    04年度 06年度 08年度(予測)

    MF

    UNIXサーバ

    IAIAサーバサーバ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED10

    グローバルに競争力のある製品を提供

    グローバルに統一された製品を提供(4月出荷モデルより)

    監視ソフト(Server View)を全世界で統一的に提供

    保守部品のグローバル最適配置

    開発体制の一本化によるスピードアップ

    PRIMERGYの開発業務を富士通テクノロジー・ソリューションズ(ドイツ)に集約

    プロダクト上級幹部/ブレード開発部隊のドイツへの派遣

    富士通側製品評価の重複部分を排除

    量産共通化に向けた製造・試験内容の共通化

    最適な製造体制の確立

    ドイツ(アウグスブルグ)と日本(福島)でグローバルにカバーする体制

    将来的には、アウグスブルグ工場が世界の他地域での工場の

    製造立ち上げをサポート

    富士通シーメンス・コンピューターズ統合でIAサーバ事業を強化

    日本(福島県)

    ドイツ(アウグスブルグ)

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED11

    サプライチェーンの最適化でコスト競争力を強化

    グローバルに統一された調達体制の確立グローバル調達センターを設立し、調達窓口を一本化

    部材毎に共通の調達戦略を策定し、価格交渉力を最大化台湾、中国の国際調達部隊も09年度上期中に統合

    サプライチェーンの最適化によるローコスト化の推進グローバル展開における、双方の強みを活かした品質・コスト・納期

    の最適化共通の評価指標を設定し、互いにベンチマーク評価開始

    - リードタイム

    納期回答遵守率

    - SCMコスト

    在庫回転率

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED12

    IAサーバの製品強化計画

    新製品の早期市場投入(Time to Market)

    インテル新CPU(Nehalem)搭載2Way機のインテルとの同日発表

    - 3/30 富士通シーメンスがドイツで発表(インテルの発表日:3月30日)- 4/ 6 予定

    富士通が日本で発表(インテルの日本での発表イベント:4月6日)

    大規模ブレードサーバ

    (5月発表予定)

    業界トップクラスのブレード実装枚数

    - 独自の構造冷却技術

    環境に配慮した、業界トップクラスの低電力設計

    - 高効率新部品の開発(電源・CPU用電源)

    システム全体での電力コントロール

    - サーバ/ストレージ/ミドルウェアの連携で実現

    PRIMERGY BX600(現行機)

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED13

    IAサーバのビジネスプラン(Worldwide)

    富士通グループシェア

    (2008年)世界x86サーバ市場

    4%(27万台)、4位

    IBM14%

    富士通グループ4%

    HP 35%(274万台)

    Dell 27%

    NEC 2%

    シェア

    10%超へ

    ・・・・・

    2006年 2010年2008年

    4%

    7%

    シェア10%以上

    2010年に50万台達成を目標(シェア7%)

    総数 774万台総数 774万台

    【 世界x86サーバ市場シェア(2008年)

    出典: IDC Worldwide Quarterly Server Tracker, 2008Q4

    富士通グループの目標

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED14

    IAサーバのビジネスプラン(国内)

    IBM9%

    富士通14%

    Dell17%

    HP24%

    NEC 26%(15万台)

    総数

    57万台総数

    57万台

    【 国内x86サーバ市場シェア(2008年)】

    出典: IDC Japan’s Japan Server Quarterly Model Analysis, CY08Q4 2008年 2010年

    14%

    2010年にシェア1位

    (30%超)を目標総数

    57万台総数

    57万台

    富士通グループシェア

    (2008年)サーバ全体の金額ではシェア1位国内x86サーバ市場

    14%(8万台)、4位シェア

    1位(30%超)へ

    富士通グループの目標

    ・・・・・

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED15

    IAサーバ事業本部の設立(2008年12月)

    PRIMEQUESTとPRIMERGYの事業部を一つの本部に集約

    プラットフォームソリューションビジネスグループの設立(2009年2月)

    国内販売推進部隊、パートナー支援/営業部隊、技術支援部隊の3本部を 一つのビジネスグループに集約(700名体制)

    ワンストップで営業/SE/パートナーを強力にサポート

    国内営業体制の強化(2009年4月予定)

    全国の富士通直販営業部隊の中にプラットフォーム専門営業を設置

    新規パートナー/二次販売代理店の開拓専門部隊を設置

    国内シェア1位をめざす組織変革

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED16

    商品競争力の強化

    商品ラインアップの拡充と競合力のある価格設定

    ITインフラデリバリサービス(インフラ工業化)の拡大による 導入/構築の簡便化・迅速化

    長期保守モデルの投入

    パートナー販売の強化

    技術支援体制/構成見積支援体制の拡充

    パートナーの提案力強化に向けた提案資材の提供/共同開発

    パートナープログラムの強化

    ISVとの戦略提携の強化

    マイクロソフトとソリューションビジネス分野で協業(3月26日発表)

    国内シェア1位をめざす拡販戦略

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED17

    欧州のPCビジネスは富士通のグローバルビジネスの一環として、引き続き富士通テクノロジー・ソリューションズを通じて推進

    製品ブランドを富士通に統一し、より付加価値の高い製品中心の

    ポートフォリオへシフト

    グローバルなIT総合ベンダーとして製品やサポートを統一し、お客様への提供価値を大きく高める

    製品開発力の強化と効率化、競争力の高い製品の提供

    グローバルサプライチェーンマネジメント体制の確立による効率化と

    コストダウン

    グローバルなサポート&サービスの提供

    富士通シーメンス統合によるPCビジネスの方針

    欧州:中近東、アフリカ含む

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED18

    富士通のポートフォリオにおける

    富士通シーメンス・コンピューターズ統合

    富士通シーメンス・コンピューターズ統合で

    変革する富士通のIAサーバビジネス

    変革するグローバルビジネス

    野副

    州旦

    富田

    達夫

    リチャード・クリストウ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED19

    グローバルなサーバオペレーションの変革

    サーバの製販チェーンの複線状況(統合前)

    サプライチェーン

    商品企画

    開発・設計

    富士通本社

    調達

    販売サービス

    プロモーション

    日本 米州 APAC 中国 欧州

    サプライチェーン

    商品企画

    開発・設計

    調達

    FSC

    製品部材供給

    プロモーション プロモーション プロモーション

    販売サービス

    販売サービス

    販売サービス

    Act Local

    プロモーション

    販売サービス

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED20

    グローバルなサーバオペレーションの変革

    販売サービス

    Marketing/Promotion

    日本 米州 APAC 中国

    Marketing/Promotion

    欧州

    Marketing/Promotion

    Marketing/Promotion

    Marketing/Promotion

    販売サービス

    販売サービス

    販売サービス

    Act Local

    Planning

    サプライチェーン

    調達

    開発・設計

    Think Global

    グローバルマーケティング機能の新設

    統合オペレーション

    開発・設計、調達、サプライチェーン、商品企画をグローバルに統合

    販売サービス

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED21

    Think Globalをさらに強化する

    日本

    マーケティング

    デリバリー

    クライアントマネジメント

    ファイナンス・コンプライアンス

    グローバル・ステアリング・コミッティ

    海外グループ会社

    プロダクトマーケティング本部

    海外ビジネス支援機能

    グローバルビジネス本部を4つの機能に再編

    海外ビジネスグループ

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED22

    グローバルなデリバリー体制の強化

    北米: 製品、コンサルティング、ソリューションをトータルに

    提供するFujitsu America Inc.を設立(2009年4月1日)

    欧州: 富士通サービスと富士通テクノロジー・ソリューションズの

    連携により、トータルなソリューションを提供(既に開始済)

    中国: 販売体制の再編

    APAC:

    KAZ社の買収*により豪州におけるITサービスと

    テクノロジーの両分野を強化(2009年)

    * オーストラリア当局の承認後

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED23

    富士通テクノロジー・ソリューションズの変革

    ソフトウェア ストレージエンタープライズ

    サーバPC

    エンタープライズ

    サーバ&ソフトウェア

    ストレージ PCIAサーバ

    オペレーションアライアンス

    インフラ・ソリューション/インテグレーションサービス

    マネージド・インフラストラクチャー

    / IaaS

    富士通シーメンス・コンピューターズ

    富士通テクノロジー・ソリューションズ

    プロダクトビジネスからシステムビジネスへ

    Dynamic Infrastructures

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED24

    富士通の目指すビジネスモデル

    24

    富士通はテクノロジーソリューションを中核に

    “ サービスとプロダクトの両輪

    ”でビジネスをグローバルに展開する

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED25

  • Copyright 2009 FUJITSU LIMITED262009/3/30

    このプレゼンテーション資料、及びミーティングで配布されたその他の資料や情報、及び質疑応答で話した

    内容には、現時点の経営予測や仮説に基づく、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来

    の見通しに関する記述において明示または黙示されていることは、既知または未知のリスクや不確実な要因により、実際の結果・業績または事象と異なることがあります。実際の結果・業績または事象に影響を与えうるリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます(但しここに記載したものはあくまで例であり、これらに限られるものではありません)

    •富士通の提供するサービスまたは製品にとって主要な地域(アメリカ合衆国、EU諸国、日本、その他アジア諸国など)のマクロ経済環境や市況動向。中でも当社顧客のIT支出に影響を及ぼすような経済環境要因。•急速な技術変革や顧客需要の変動。及び富士通が参入しているIT市場、通信市場、電子デバイス市場での激しい価格競争。•他社との戦略的提携や、合理的条件下での他社との取引を通じて、富士通が特定のビジネスから撤退し、関連資産を処分する可能性。およびこのような撤退・処分から発生する損失の影響。•特定の知的財産権の利用に関する不確実性。特定の知的財産権の防御に関する不確実性。•富士通の戦略的提携企業の業績に関する不確実性。•富士通の保有する国内外企業の株式の価格下落が、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表に与える影響。およびこの保有株式の株価下落により発生した富士通の年金資産の評価減とこれを補うために追加拠出される費用の発生による影響•顧客企業の業績不振、資金ショート、支払不能、倒産などに起因する売掛債権の回収遅延や回収不能によって、当社が被る損害の影響•富士通が売上高をあげている主な国の通貨、および富士通が資産や負債を計上している主な国の通貨と日本円との為替レートの変動により発生する為替差損益の影響(特に、日本円と、イギリスポンド、アメリカドルとの間の為替差損益の影響)

    免責事項

    富士通シーメンス・コンピューターズ�統合で変革する富士通本日の発表の骨子スライド番号 3 富士通のポートフォリオ富士通のポートフォリオと成長戦略スライド番号 6スライド番号 7サーバの市場動向お客様の資産を継承する製品ラインナップサーバ市場はIAサーバが主力へ富士通シーメンス・コンピューターズ統合でIAサーバ事業を強化サプライチェーンの最適化でコスト競争力を強化IAサーバの製品強化計画IAサーバのビジネスプラン(Worldwide)IAサーバのビジネスプラン(国内)国内シェア1位をめざす組織変革国内シェア1位をめざす拡販戦略富士通シーメンス統合によるPCビジネスの方針スライド番号 19 グローバルなサーバオペレーションの変革 グローバルなサーバオペレーションの変革スライド番号 22グローバルなデリバリー体制の強化富士通テクノロジー・ソリューションズの変革富士通の目指すビジネスモデルスライド番号 26免責事項