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社会福祉法人 天嶺会 救護施設 しみず園 2016年 7月 発行 新緑が眩しい しみず園玄関 目次 P2 園長より P3 各係の取組み(1係・2係) P4 各係の取組み(3係・保健係) P5 各係の取組み(給食係・居宅生活係) P6 行事紹介 P7 平成27年度 社会福祉法人 天嶺会・本部 施設会計 P8 新スタッフ紹介 など 長崎 一泊旅行 地域での清掃ボランティア 多久市障害者スポーツ大会に参加 しみず園 広報誌 「あおぞら」

しみず園広報誌 「あおぞら」shimizuen.sakura.ne.jp/siryoho/aozora/no31.pdf · 行 泊旅 一 嬉野千湯楼 (13名参加) 毎年恒例となっている嬉野一泊旅行に行ってきました。天候

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社会福祉法人 天嶺会 救護施設 しみず園2016年 7月 発行

新緑が眩しい しみず園玄関

目次

P2 園長より

P3 各係の取組み(1係・2係)

P4 各係の取組み(3係・保健係)

P5 各係の取組み(給食係・居宅生活係)

P6 行事紹介

P7 平成27年度 社会福祉法人 天嶺会・本部 施設会計

P8 新スタッフ紹介 など

長崎 一泊旅行

地域での清掃ボランティア 多久市障害者スポーツ大会に参加

しみず園 広報誌

「あおぞら」

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園長挨拶

4月14日に発生し

た熊本大震災につきま

しては、心よりお見舞

い申し上げます。震源

に近い救護施設に問い

合わせた所、被害はほ

とんどない旨の回答で

したので安心していま

が、そ

後、断

的に大地震が発生し、

しみず園からも飲料水

や備蓄食料等を届けさ

せていただきました。

1日も早い復興をお祈

り致します。

さて、昨年の通常国

会に提案され継続審議

となっていました社会

福祉法等の一部を改正

する法律が3月31日

に可決成立しました。

全国の183箇所の

救護施設で組織します全

国救護施設協議会では平

に「救

設が取り組む生活困窮者

針」を

し生活困窮者支援として

具体的な取り組む事業を

てお

り、し

みず

も「生

入所事業」「入所者の地域

生活移行を目指す居宅生

活訓練事業」「総合相談窓

口」等

す。

後、救

施設

有す

所謂

多機能型機能や施

設内作業設備等を生かし

た生活困窮者支援を今回

「地

務」の

具現

して

らに

充実、

検討することが必要だと

思っています。

園長

森山

真塩

ら、そ

れの法改正の施行に

令、省

が制定され社会福祉

法人制度の改革とし

て改正法に盛り込ま

れた「経営組織のガバ

ナンスの強化」「事業

運営の透明性の向上」

「財務規律の強化」「地

域における公益的な

取組を実施する責務」

「行政関与の在り方」

について具体的に示

されることになりま

す。一

方、社

題となっている生活

困窮者自立支援に向

けて生活保護制度の

れ、ま

た、生

として生活困窮者自

立支援法が制定され

昨年の4月1日に施

行され1年が経過し

ました。

新緑がまぶしい しみず園玄関

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←おしぼり丸めの様子

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カラオケ

ラジオ体操 散歩

一人一役

リハビリ

園内作業班の活動(散歩や軽スポーツ)

2係は男性・女性利用者合わせ、61名のグループです。平日は園内作業班、脊振

班としての活動やクラブの講師指導、ボランティア活動(除草作業)などに参加

されています。また、年に数回、買い物外出や旅行などにも参加されています。

脊振班の活動

(みかんジュースつくり)

食事付きの買い物外出クラブ活動

1係では、朝のラジオ体操から始まり、リハビリや散歩を中心に体を動かしています。

また、余暇活動としてカラオケ等の時間を設け、楽しまれています。

利用者の方には、ご自身のことは出来る限りして頂き、『一人一役』を目標に生活をされて

います。

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社会生活自立支援班

~作業の輪~

3係では、社会生活自立支援班という活動に参加され、みかん・野菜・椎茸・花

といった活動作業に日々取り組まれています。

また、園周辺の清掃作業・多久駅清掃ボランティアの活動も行っています。

買い物訓練の様子 自炊訓練の様子

しみず園では、平成25年度から開始した居宅生活訓練事業も今年で4年目を迎え、平成

28年度は男性3名で訓練を開始しました。多久市内の一般アパート2部屋と園内の訓練棟

を使用し、金銭管理・自炊・服薬管理などを支援しています。昨年度は、2名の訓練者がそ

れぞれの希望を達成し地域移行を実現されました。また、退所後の支援として独自事業では

ありますが、訪問・通所も行っています。現在、7名の退所者の方と関わりを持ち支援を継

続しています。

今後も訓練者の「夢」に向けての手助けを行い、自己実現に向けて支援を行っていきます。

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桐岡なすのホイル焼き(一人分の分量)

桐岡なす             45gスパゲティー乾麺(早ゆで3分)   10gとろけるチーズ           9gビーフシチューの素 13g(デミグラスソースの素)コンソメ  1g水  40㏄合挽ミンチ 20gしめじ  24g塩・コショウ 少々

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しみず園では社会生活自立支援班で作った野菜(玉ねぎ、しいたけ、グリンピース)など使っ

ています。また、昨年度は多久市地域伝統野菜「桐岡なす」を使ったメニューを取り入れまし

た。桐岡なすは、肉厚で皮も柔らかく種も少ないラグビーボールのような形のなすです。当園

では地産地消をめざし献立に取り入れ、安全で安心な食事提供を行っています。

玉ねぎのマリネ オニオンスープ わらびの白和え

桐岡なす

保健支援係は、看護師3名で構成されています。利用者の健康管理を主に

通院・服薬管理の業務を担っています。地域の先生方にご協力いただき、以下の

ような取り組みも行っています。

リハビリ研修会 インフルエンザ

予防接種

健康診断

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嬉野千湯楼一泊旅行 (13名参加)

毎年恒例となっている嬉野一泊旅行に行ってきました。天候

にも恵まれ絶好の旅行日和となりました。千湯楼では毎回ゆっ

くりとした時間を過ごしています。スタッフの方も利用者の皆

さんの名前を覚えて頂き、夕食後の宴会では一緒に盛り上げて

もらいました。

唐津旅宿よぶこ一泊旅行 (12名参加)

こちらも毎年恒例となっている唐津一泊旅行で「旅宿よぶ

こ」さんにお世話になりました。呼子名物の新鮮なイカをたく

さん食べてきました。宴会も利用者・職員ともに、とても盛り

上がりいい思い出になりました。

今年度も一泊旅行を計画しました。5月~7月の期間で利用者の要望により7プランを計画しました。

まだ、すべての旅行が終わっていませんが、一部を紹介します。

毎年恒例のバーベキュー大会を今年

も実施しました。天候にも恵まれ、過

ごしやすく気持ちいい1日でした。利

用者の方が希望された食材、お肉・魚

介類・野菜・焼きそばなどおいしくい

ただきました。

毎年開催されてます多久市障害者スポーツ大会に今

年も参加しました。8施設、総勢200名でパン食い競

争、瓶倒し、ボーリング等の競技に出場しました。優勝は

就労移行支援事業所のパンちゃんでした。しみず園の

皆様も優勝は逃したものの、競技を楽しまれていまし

た。

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平成27年度 社会福祉法人 天嶺会・本部 施設会計

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H27年度 苦情・相談件数について

苦情・要望件数:3件

(内訳)・地域からの苦情 1件・利用者からの生活相談2件

3件とも解決し、第三者委員へ報告済

-8-

vol.312016年7月 発行

発行: 救護施設 しみず園〒846-0031佐賀県多久市多久町2016-1

℡ 0952-75-6990

Fax 0952-75-6991HP http://shimizuen.sakura.ne.jp/

メール [email protected]お問い合わせ:企画係 (南里・池田)

個人情報の観点から掲載されております記事等については、ご本人の同意を得ております。

浅山 雛子(生活支援員)

原 順子(生活支援員)

しみず園では花の苗作り

にも取り組んでおり、社

会生活自立支援班が種か

ら育てた夏の花マリー

ゴールドの苗を、園内の

花壇に定植しました。季

節ごとの花が花壇を色鮮

やかにしてくれます。

私は大学を卒業して一度、高齢者施設に就職しました。その中で、

「人にとっての生活支援とは何か」ということをもっと幅広い年齢

層から勉強したいという気持ちが強くなり、昨年の10月よりしみ

ず園で働かせていただくことになりました。

救護施設のセーフティーネットとしての役割は、福祉職に携わる一

支援員として最も知っておく必要がある世界だと強く感じています。

これから、利用者の皆様が本当に必要としている環境は何かを共に

考え、歩み寄っていけるような支援員になれるよう精一杯頑張って

いきたいと思います。

私は、49歳で介護福祉士の資格を取得し、特別養護老人ホーム、佐

賀コロニーと勤務した後、しみず園にお世話になっています。救護施設

とはどんな施設なのか、どのような方がいらっしゃるのか全く知識のな

いままに入ってしまいましたが、一番感じたことは、利用者の方々が皆

さん笑顔で暮らしていらっしゃることです。

また、職員と利用者さんの関係が対等でとてもいい関係を築いておら

れると思いました。私はまだまだ失敗も多く、落ち込むことも多い毎日

ですが、先輩職員の方々や利用者さんの笑顔に支えて貰ってここまで続

けることが出来ました。これから先輩職員の方のように利用者さんに信

頼される職員を目指して日々精進していきたいと思っています。

当園では、独自事業では

ありますが平成25年度

より生活相談を行ってい

ます。対象者は問わず受

け付けていますので、お

気軽にお電話ください。

例:一人暮らしでお困りの方

身寄りがなく今後の生活に

不安を感じられている等・・・

相談窓口担当:遠田・南里・池田