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第1回全体会議の様子
Robotics Industry
都産技研では、平成 30 年 4 月からサービスロボット事業化交流会(以下、交流会)の活動を開始しました。交流会の会費は無料。サービスロボットを「製造・開発する企業」と、「利用を希望する企業(以下、ユーザー企業)」、「サービスロボットのシステムインテグレーター」など、サービスロボット産業への参入を希望する企業間の交流や情報交換、開発に必要な技術習得の場を提供することが目的です。都産技研は、企業の技術情報や、ユーザー企業の要望をヒアリングし、マッチングすることで、各社の強みを活かしたサービスロボット利用を支援。また、アドバイザーとして参画し、都産技研が開発したロボットを実験機として貸し出すほか、技術支援や各種設備・機器利用などを通じてロボット導入の促進を支援します。なお、交流会では、会員企業の開発状況や技術内容、事業化の状況などを紹介する全体会議を定期的に開催しています。
サービスロボット事業化交流会
交流会会員企業向け検索システム&マッチングサイト
ロボット関連セミナー
都産技研では、交流会会員が手がける開発ロボットの状況をデータベース化し、マッチングサイトとしてご利用いただけます。希望の企業があれば都産技研が仲介し、情報提供や、具体的な仕様検討に対する支援を行います。また、ロボット関連技術の開発企業は、自社の情報をダイレクトにユーザー企業や、システムインテグレーターなどに紹介することもできます。また、ユーザー企業やシステムインテグレーターも、ニーズに応じて開発企業やロボット情報を検索することができます。
都産技研では、より実践的なサービスロボットのための人材育成プログラムとして、各種セミナー、講習会を実施しています。自律移動ロボットの開発手法や、ロボット向け会話知能ソフトウェアの利用方法および実践術、システムインテグレーター向けのサービスロボットを事業化するための手法検討など、順次プログラムを拡充予定です。
講座例ROS 自律移動入門~3日で作る自律移動ロボット~ロボット用フレームワーク 「ROS(Robot Operating System)」の初心者を想定し、自律移動ロボットの開発手法を解説。セミナー内容 [ 日程:全 3 日間、受講料:9,000 円(1 名)]
案内ロボット Libra 用対話シナリオ・ソフトウェア開発実習多言語対応の自律移動案内ロボット Libra(リブラ)を使用し、ディスプレイや音声会話などを使用した対話シナリオの開発手法を解説。セミナー開催内容 [ 日程:1 日間、受講料:3,000 円(1 名)]
サービスロボット事業化交流会の詳細・お申し込みはこちら
「ロボットを使いたい」「ロボットをつくりたい」を多角的にサポートします
会員限定サービス ロボットを導入したいユーザー企業 都産技研 製造・開発企業や
システムインテグレーター
サービスロボット事業化交流会ウェブサイト のお問い合わせフォームからご相談いただきます。
相談内容に基づいて支援方法を検討し、打ち合わせ時に提案します。
希望するロボットが実現可能か、どのような技術的支援が必要か、案を決定します。
希望通りのロボットがあれば販売企業を紹介します。ロボットをゼロから開発する場合などは、交流会会員から導入事業体(開発を行う共同体)メンバーを募集します。
該当する技術開発を希望する企業は、都産技研に参加を検討する旨連絡します。
相談申込み
相談による検討・概要の決定
相談に応じた体制・開発方法の提案(紹介)
案件に対する検討参加希望の連絡
依頼内容をまとめ企業候補の検討会員への情報公開
参加企業の紹介(顔合わせ)、要件の確認調整
見積もり・提案書の提示
開発開始
納品
発注の有無の確認
導入事業体の立ち上げ ロボット導入のための開発・製造の仕様検討
ユーザー企業と、製造・開発企業、システムインテグレーターなどの顔合わせを行います。ロボットの詳細な要件などを確認し、費用や仕様などが実現可能か確認します。
導入開始
https://robotkoryu.tiri-robot.jp/
09T I R I NEWS 2018 N o v .