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20151222 PFOS PFOS PFOS PFOS含有の泡消火薬剤の 含有の泡消火薬剤の 含有の泡消火薬剤の 含有の泡消火薬剤の 取扱いについて 取扱いについて 取扱いについて 取扱いについて

PFOS含有の泡消火薬剤の 取扱いについて - Nittan1.現在のPFOSの取り扱い状況 2 PFOSを含有している泡消火薬剤を用いた泡消火設備の場合、

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Page 1: PFOS含有の泡消火薬剤の 取扱いについて - Nittan1.現在のPFOSの取り扱い状況 2 PFOSを含有している泡消火薬剤を用いた泡消火設備の場合、

20151222

PFOSPFOSPFOSPFOS含有の泡消火薬剤の含有の泡消火薬剤の含有の泡消火薬剤の含有の泡消火薬剤の

取扱いについて取扱いについて取扱いについて取扱いについて

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1.現在の1.現在の1.現在の1.現在のPFOSPFOSPFOSPFOSの取り扱い状況の取り扱い状況の取り扱い状況の取り扱い状況

2

PFOSを含有している泡消火薬剤を用いた泡消火設備の場合、

以下項目に注意をする必要があります。 (2013年1月時点)

(2)泡消火薬剤の機能を維持するための措置が講じられ措置が講じられ措置が講じられ措置が講じられ

ている場合のみている場合のみている場合のみている場合のみ、総合点検時の放射を伴う点検項目放射を伴う点検項目放射を伴う点検項目放射を伴う点検項目

の一部が止水状態での起動試験で代替の一部が止水状態での起動試験で代替の一部が止水状態での起動試験で代替の一部が止水状態での起動試験で代替されます。

(1)消火設備用として所有していても問題はありませんが、

PFOS含有物質が保管されている旨の表示や保管保管されている旨の表示や保管保管されている旨の表示や保管保管されている旨の表示や保管

数量の把握数量の把握数量の把握数量の把握をする必要があります。

該当者は取扱事業者該当者は取扱事業者該当者は取扱事業者該当者は取扱事業者(消防機関・点検事業者)(消防機関・点検事業者)(消防機関・点検事業者)(消防機関・点検事業者)です。

建物の関係者(所有者・管理者)ではありません。

(3)火災発生時に消火のための泡消火設備の使用は消火のための泡消火設備の使用は消火のための泡消火設備の使用は消火のための泡消火設備の使用は

規制の対象外規制の対象外規制の対象外規制の対象外です。

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2.2.2.2.PFOSPFOSPFOSPFOS規制の内容について規制の内容について規制の内容について規制の内容について

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3.3.3.3.PFOSPFOSPFOSPFOS含有泡消火薬剤の表示含有泡消火薬剤の表示含有泡消火薬剤の表示含有泡消火薬剤の表示

PFOS含有泡消火薬剤を入れた容器および保管している場所

の見やすい箇所に、PFOS含有泡消火薬剤を保管している旨保管している旨保管している旨保管している旨

を表示を表示を表示を表示し、保有数量の把握を行います。

ニッタンにて取扱・販売したPFOSPFOSPFOSPFOS含有含有含有含有の泡消火薬剤

型式番号 商品名 製造者名 仕様

泡第51~7号 ライトウォーター FC-3031 住友スリーエム(株) 水成膜泡3%(-5℃~+30℃)

泡第53~5号 ライトウォーター FC-3033 住友スリーエム(株) 水成膜泡6%(-5℃~+30℃)

容器を保管している場所への表示例

泡消火薬剤メーカーより

シールを入手して貼付します

(1)表示の義務(1)表示の義務(1)表示の義務(1)表示の義務(化審法より)(化審法より)(化審法より)(化審法より)

化審法上

対象外対象外対象外対象外

化審法上

対象対象対象対象

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3.3.3.3.PFOSPFOSPFOSPFOS含有泡消火薬剤の表示含有泡消火薬剤の表示含有泡消火薬剤の表示含有泡消火薬剤の表示

ニッタンにて取扱・販売したPFOSPFOSPFOSPFOS非含有非含有非含有非含有の泡消火薬剤等

泡消火薬剤タンク

表示例

(日本消火装置工業会による取組み)

(一社)日本消火装置工業会ではPFOSの含有・非含有泡消火薬

剤を物件毎に調査・表示・報告を行うよう取り組んでいます。

(2)表示の推奨(2)表示の推奨(2)表示の推奨(2)表示の推奨

非含有非含有非含有非含有 含有含有含有含有

型式番号 商品名 製造者名 仕様

泡第1~3号 フロロフィルムフォーム 日新理化産業(株) 水成膜泡3%(-10℃~+30℃)

泡第1~2号 フロロフィルムフォーム 日新理化産業(株) 水成膜泡6%(-10℃~+30℃)

泡第19~13号 DKウォーター 第一化成産業(株) 水成膜泡1%(-10℃~+30℃)

泡第10~3号 DKウォーター 第一化成産業(株) 水成膜泡3%(-10℃~+30℃)

泡第15~2号 DKウォーター 第一化成産業(株) 水成膜泡6%(-10℃~+30℃)

泡第51~18号 ジェットフォーム3 ニッタン(株) 合成界面3%(-5℃~+30℃)

泡第63~4号 ジェットフォーム3 ニッタン(株) 合成界面3%(-10℃~+30℃)

泡第19~20号 スノーラップSD 日新理化産業(株) 合成界面3%(-10℃~+30℃)

泡第20~2号 スパークルフォーム 第一化成産業(株) 合成界面3%(-10℃~+30℃)

ニッタン(株)又は

(株)LIXILニッタン

鑑特第224号 スプレイウォータ 噴霧消火剤1.5%(-10℃~+30℃)

泡第21~3号 ジェットフォーム3s 合成界面3%(-10℃~+30℃)

ニッタン(株)又は

(株)LIXILニッタン

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4.4.4.4.PFOSPFOSPFOSPFOS含有泡消火薬剤の点検基準含有泡消火薬剤の点検基準含有泡消火薬剤の点検基準含有泡消火薬剤の点検基準

点検基準の改正にて、以下の何れかを満たして何れかを満たして何れかを満たして何れかを満たしていることにより、

総合点検の泡放射を伴う試験等の一部泡放射を伴う試験等の一部泡放射を伴う試験等の一部泡放射を伴う試験等の一部を省略を省略を省略を省略(全放射区域の20%以

上の区画で行う放射や最遠区画における泡放射)することができます。

①設置されている泡消火薬剤が、基準年基準年基準年基準年(泡消火設備の

設置年など)から起算して10年以内から起算して10年以内から起算して10年以内から起算して10年以内(界面は(界面は(界面は(界面は15151515年)年)年)年)であ

ること。

②総合点検等で、実際に泡放射してから3年以内実際に泡放射してから3年以内実際に泡放射してから3年以内実際に泡放射してから3年以内で

あること。

③設置されている泡消火薬剤の一部をサンプリングサンプリングサンプリングサンプリングし、

「比重」「粘度」等の項目を検査することによって、泡消

火薬剤の機能を確認してから3年以内機能を確認してから3年以内機能を確認してから3年以内機能を確認してから3年以内であること。

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5.5.5.5.PFOSPFOSPFOSPFOS含有泡消火薬剤の回収と廃棄含有泡消火薬剤の回収と廃棄含有泡消火薬剤の回収と廃棄含有泡消火薬剤の回収と廃棄

総合点検の泡水溶液が出る点検項目については、

水溶液を容器受け等にて完全に回収し廃棄完全に回収し廃棄完全に回収し廃棄完全に回収し廃棄を行います。

・手動起動弁による起動試験

・一斉開放弁の開閉試験

・流水検知装置の試験

等が該当します。

作業時に使用した、

ふき取り用の布等の

PFOS汚染物も廃棄処

理します。

PFOS専門の処理事業者で廃棄

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6.6.6.6.PFOSPFOSPFOSPFOS含有泡消火薬剤交換のご提案含有泡消火薬剤交換のご提案含有泡消火薬剤交換のご提案含有泡消火薬剤交換のご提案

泡消火設備の性能維持のために交換推奨年数交換推奨年数交換推奨年数交換推奨年数を(一社)日

本消火装置工業会にて定めており、新しいPFOS非含有の泡

消火薬剤に交換していただくことを推奨しています。

・水成膜泡消火薬剤・水成膜泡消火薬剤・水成膜泡消火薬剤・水成膜泡消火薬剤 :8~10年:8~10年:8~10年:8~10年(ライトウォーターが該当)(ライトウォーターが該当)(ライトウォーターが該当)(ライトウォーターが該当)

・たん白泡消火薬剤 :8~10年

・合成界面泡消火薬剤:13~15年

(交換対象:泡消火薬剤タンク内、配管内に充填された水溶液)

泡消火薬剤を交換する際、既設のフォームヘッドと既設のフォームヘッドと既設のフォームヘッドと既設のフォームヘッドと

の組み合せにおいて性能評定を取得の組み合せにおいて性能評定を取得の組み合せにおいて性能評定を取得の組み合せにおいて性能評定を取得している薬剤している薬剤している薬剤している薬剤

か確認か確認か確認か確認を行う必要があります。

泡消火薬剤タンク内のラバーバックや一斉開放弁

等の構成機器についても経年劣化が想定されます。

性能維持のためにリニューアルをご検討ください。

泡消火薬剤タンク

交換済み表示例

(日本消火装置工業会による取組み)

フォームヘッド例