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PGRT
06:30-01 発行 11 ja-JP
ダンプトラック
ダンプトラックの概要353 9
33
ティッパトラックの例
工場での準備に関する詳細は、工場取付オプションパッケージに記載されています。
ダンプトラックの概要
ダンプトラックはトーションに関してフレキシブルな架装であるとされています。
ダンプトラックは主として、ばら材料を輸送するために使用されます。 ダンプボディが接続されており、ダンプシリンダーを使って投下作業を行います。
スカニアは工場で架装用の準備を車両に施すことができます。
仕様• リヤダンプトラック: 後方のみに投下が可能なダンプボディを備えたダンプト
ラックです。
• 3- ウェイダンプトラック: 後方と両側への投下が可能なダンプボディを備えたダンプトラックです。 ダンプシリンダーは、ボディ中央の下側に取付けられています。 サブフレームはフロントおよびリヤダンプアクスルを備え、各投下方向に対応するダンプジョイントとして機能します。
1 (24)© Scania CV AB 2016, Sweden
PGRT セーフティ
ダンプトラック
安定性テストやそれらの実施方法に関する詳細は、ロールの安定性ドキュメントに記載されています。
セーフティ例えば、積み荷を後方へ撒きながらの投下時には、アタッチメント付きダンプトラニオン、フレームおよびリヤアクスルのサスペンションは動的交互応力を受けます。 極端なケースでは、これにより車両が転倒することがあります。
転倒を避けるために、傾斜センサを設置します。
国によっては、ダンプトラックの安定性テストが義務付けられることもあります。
警告!
ダンピング中に地面が突然崩れたり、積み荷の片側が凍結した場合、車両が転倒し、怪我をする大きなリスクがあります。
積み荷が凍結することが頻繁に起こる場合、車両にプラットフォームヒーターやバイブレータを取付、転倒のリスクを減らします。
© Scania CV AB 2016, Sweden
06:30-01 発行 11 ja-JP 2 (24)
PGRT セーフティ
ダンプトラック
以下の部品により、困難な条件下にある車両の安全な運行が支援されます:
• 堅いサスペンション / 排気した状態のエアベローズ
• アンチロールバー(構成が許容する場合)
• ダンプスタビライザー
• ボギーのブロッキング
次の点に従うことで、車両損傷や事故のリスクを最小限に抑えることができます:
• 適正にデザインされたダンプフレーム
• 短い軸間距離
• ダンプトラニオンを最後尾のリヤアクスル近くに配置
• 短く、捻じり剛性の高いプラットホーム
• 短く、捻じり剛性の高いリアオーバーハングの使用。例えば、スクエアエンドビームプロファイルなど。
必ず車両の使用法に関するメーカーの説明に従ってください。
© Scania CV AB 2016, Sweden
06:30-01 発行 11 ja-JP 3 (24)
PGRT セーフティ
ダンプトラック
361 9
89
すべてのホイールアクスルがアクスルストッパに接触している、荷の投下中の適切な荷重配分の例。
エアべローズの自動排気の接続に関する詳細は、シャーシの下降ドキュメントに記載されています。
エアサスペンション付きの車両を使ったダンピングに関する重要な情報
重要!
ボギーエアベローズは荷の投下に先立って必ず空にしておく必要があります。 最後部のアクスルが過負荷になることを避けるために、アクスルがアクスルストッパに接触している必要があります。
すべてのリヤアクスルにおいて、アクスルとアクスルストッパ間の距離を点検してください。 地面の水平度合に関する確認を行鵜必要があります。また荷の投下中にも確認する必要があります。 エアベローズが完全に排気した状態であることを確認し、すべてのリヤアクスルにおいてアクスルがアクスルストッパに接触しているか点検します。
荷の投下中、荷重がすべてのリヤアクスルに均等に配分されている必要があります。 荷重が均等に分配されていない場合、過積載に対して最後部のアクスルを保護する必要があります(次ページを参照)。
警告!
荷の投下時に全荷重がリヤアクスルのみにかかる場合の損傷リスク
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PGRT セーフティ
ダンプトラック
303
015
セパレーターインサート
荷の投下時に不均等な荷重配分がある場合のセパレーターインサート
荷の投下時、最後尾のリアアクスルと他のリアアクスルでアクスルとアクスルストッパ間の距離が違う場合があります。 その差が大きい場合は、各フレームのメンバーとアクスルストッパの間にセパレーターインサートを置く必要があります(図を参照)。 セパレーターインサートは積み荷が重いときに最後尾のリアアクスル上の荷重を解放します。
• 皿頭スクリューとナットで、セパレーターインサートをアクスルストッパに取り付けます。 スクリューの寸法は元のアタッチメントと同一である必要があります。
• セパレーターインサートは、リアリブの既存のアタッチメントホールを使ってフレームに装着します。
警告!
セパレーターインサートおよびアクスルストッパ用のアタッチメントホールをフレームメンバーに開けることは禁止されています。
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06:30-01 発行 11 ja-JP 5 (24)
PGRT セーフティ
ダンプトラック
荷の投下時のエンジンスピード増加に関する詳細情報は、文書「荷の投下時のエンジンスピードコントロール」に記載されています。
荷の投下中、ドライブモードセレクターはニュートラルです。
重要!
フルオートマチック Opticruise を装備した車両では、荷の投下時のエンジンスピードコントロールを特殊な接続にして、ドライブモードセレクターがニュートラルポジションになっていない場合のエンジン回転数上昇を防止することができます。
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06:30-01 発行 11 ja-JP 6 (24)
PGRT セーフティ
ダンプトラック
1 370 142 1 370 144
H
363 1
09
アクスルストッパの高さ
361 9
86
361 9
87
スカニアのアクスルストッパ
アクスルストッパの高さ Hは、シャーシフレームの下端からアクスルストッパの下端までの長さです。
部品番号 H (mm)
1 870 119 17
2 088 375 72
1 370 142 43
1 370 144 62.8
1 870 119 2 088 375
361 9
84
361 9
85
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
推奨事項スカニアからの推奨は以下の因子に対する最良の全体的解決を与えます:
• フレーム振動への感応性
• 積荷の配分
• 運転手コンフォート
• ダンプボディをどのようにサブフレームに載せるか、またはシャーシフレーム全体に沿って別の方法でサポートするか。
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06:30-01 発行 11 ja-JP 8 (24)
PGRT 推奨事項
ダンプトラック
サブフレームのデザインに関する詳細は、サブフレームのデザインドキュメントに記載されています。
特定の車両のアタッチメントの選択に関する情報は、サブフレームとアタッチメントの選択ドキュメントに記載されています。
アタッチメントとボディアダプテーションブラケットに関する詳細情報は、「ボディワークアタッチメント」文書に記載されています。
サブフレームのアタッチメントフロント部ではサブフレームをフレキシブルブラケットで固定し、リヤアクスルおよびリヤオーバーハングでは固定ブラケットで取り付けます。 フレキシブルブラケットの数は運転条件によって決定され、 3 個以上必要です。 それはドライビングリアアクスルと台車の上にある固定ブラケットである必要があります。
サブフレームのフロントセクションは、フレームが捻じり運動を受ける際に横方向に動ける必要があります。
重要!
表面同士の摩擦の効果でフレームの振動が軽減されるため、サブフレームはシャシフレームの表面全体の上に乗っていなければなりません。
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06:30-01 発行 11 ja-JP 9 (24)
PGRT 推奨事項
ダンプトラック
サブフレームの寸法取り
表は各種シャシフレームに対するサブフレームサイドメンバーの推奨寸法を示しています。
シャシフレーム F950 付きトラック:
シャシフレーム F957 または F958 付きトラック;
Ix = ビーム当たりの最小表面慣性モーメント
HxWxT = 高さ、幅、厚さ(U- プロファイル付きサブフレーム)
表面慣性モーメントのデータは、サブフレームはスチール製で 310 N/mm2 の最小降伏点を持つことを前提としています。
リヤオーバーハング
後方への荷の投下中、リヤオーバーハングは極めて高いストレスを受けます。 これはこのセクションのサブフレーム剛性および構造に大きな応力を与えます。
操作 H x W x D (mm) Ix (cm4)
非常に軽量 110x80x6 290
軽量 110x80x8 380
操作 HxWxD (mm) Ix (cm4)
中程度 140x80x6 800
重い 160x80x8 900
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
600 327
097
800
エアサスペンションまたはリーフスプリングサスペンション付き車両のフロントエンド
フロントアクスルの中央とサブフレームの前端部との間の距離:
フレーム振動を緩和するには、サブフレームを前方へ移動し可能な限りフロントアクスルに近い位置でシャーシフレームにクランプする必要があります。 これはフロントアクスルにエアサスペンションを装備する車両にとって特に重要です。
フロントアクスルの中央とサブフレームの前端部との間の最大許容距離:
• エアサスペンション付きフロントアクスル: 600 mm
• リーフスプリングサスペンション付きフロントアクスル: 800 mm
フロントアクスルとフロントブラケットとの間の距離
• エアサスペンション付きフロントアクスル:550 ~ 700 mm の範囲で出来る限り前方へ。
• リーフスプリングサスペンション付きフロントアクスル:550 ~ 875 mm の範囲で出来る限り前方へ。
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06:30-01 発行 11 ja-JP 11 (24)
PGRT 推奨事項
ダンプトラック
ブラケットの場所に関する詳細は、「サブフレームとアタッチメント、ボディワークアタッチメントの選択」文書に記載されています。
353 8
96
1 870
8500000
875 A A A 650
1 870
850600200
アタッチメント例
イラスト例のサイズ A は 900mm 以下でなければなりません。
イラスト内に記載されているサイズは例で、車両によって異なります。
875 A A A
1 030
300 350A 875 A A 650 62
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06:30-01 発行 11 ja-JP 12 (24)
PGRT 推奨事項
ダンプトラック
347 7
28
プラットフォームとサブフレーム間のガイディングとサポートの例
荷台
プラットフォーム
ダンプボディは、荷の投下時に荷がダンプボディ前方で動かなくなったときなどに横方向に捻れたり曲がったりしないよう、充分な剛性を持たせる必要があります。
リヤダンプトラック
ダンプボディがその全長において確実にサブフレームに乗っているようにしてください。 上記が不可能な場合は、リリーフサポートを装着してください。
ロアーポジションのプラットホームをフロントサポートおよび中間サポートで支え、荷重を軽減します。 これらのサポートは、プラットホームが正しいポジションに下りてくるよう、コントロール可能であるようにしてください。 フレームの不快な振動を防止するため、荷重がサポート全体に均等に配分されなければなりません。
ダンプトラックの横方向シャシビーム間の中央に、フロントサポートを配置します。これは、走行条件が困難な場合に使用されます。 これによって、シャシフレームからプラットフォームへの捻じれの移行を低減します。
3- ウェイチッパー
3- ウエイダンプのプラットフォームには、必ずダンプサポートシャフトによるサポートポイントに加えて、フレームサイドメンバー当り少なくとも 1 個のプラットフォームサポートを取り付けます。
また、フロントおよびリヤチッパーサポートシャフト間にプラットフォームサポートを設置します。
トラニオンベアリング
トラニオン内のプラットホームベアリングの遊びは、可能な限り少なくします。 サポートベアリングに余分な遊びがある場合、転倒のリスクが高まります。
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
347
736
347
735
ダンプシリンダー
ダンプシリンダーの位置
ダンプシリンダーは、ダンプボディの重心の前に位置している必要があります。 重心の後ろにあると、ダンプシリンダーがダンプボディのリヤエンドを持ち上げようとします。
ダンプシリンダーの縦方向位置は以下の因子によって決められます:
• プラットホームの長さ
• 荷重
• ダンプのタイプ
後方に荷を投下中の安定性を向上させます。
• ダンプシリンダー ( 複数可 ) のアタッチメントをシャーシフレームのできるだけ前方に置きます。
• ダンプの方向の動きのみを許すベアリング付きフロントシリンダーで安定させます。
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
347
745
サブフレームへの取り付け
シングルダンプシリンダーの取り付け
アタッチメントを使ってダンプシリンダーをサブフレームに固定します。
ダブル外部ダンプシリンダーの取り付け
サブフレームのフレームメンバー上にあるリブの所定の位置にシリンダーブラケットをねじで取り付けます。
強い U- プロフィールクロスメンバーを両方のティッピングシリンダーブラケット間に取り付けます。 これによって、捻じれおよび非対称な荷重を防止します。
注記:
ダンプシリンダーはフレームメンバーフランジに取り付けてはいけません。
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
1
2
304
871
クロスメンバーの位置に関する詳細情報は、文書「クロスメンバーの取り外しおよび取り付け」に記載されています。
セントラルマウントダンプシリンダー
フレーム補強
中心に取り付けられたティッピングシリンダ (1) については、外部フレーム補強装置 (2) が適しています。 ダンプシリンダーによる大きな負荷がかかる場合にフレームの下部が外側に曲がることを防ぐために、場合によってはフレームに追加クロスメンバーを付ける必要があることがあります。
クロスメンバーの移動
センターマウントのダンプシリンダー付き架装では、シャーシ上のクロスメンバの移動が必要になる場合もあります。
注記:
いかなるクロスメンバーを移動する前にも必ずスカニアまたはスカニアワークショップに連絡してください。
• クロスメンバーがプロペラシャフトにぶつからないことを点検してください。
• クロスメンバーの移動は最寄りのクロスメンバーまでの距離が 1,500 mm を超えるぼど遠くへ移動してはいけません。
• スプリングブラケットおよびプロペラシャフトベアリングに取り付けられたクロスメンバーは移動してはいけません。
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
B
304
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ダンプシャフトのポジションティッパ ― シャフト位置は、最前部のドライビングギアアクスルからプラットフォームティッパ ― シャフト (B) の中心までの距離によって決まります。
推奨されるダンプシャフトポジションの最大寸法は以下が装備されたトラックに適用されます:
• 推奨の寸法および素材による構造で、リヤオーバーハング部がクロス補強されたサブフレーム。
• シャシフレームタイプ F950、F957 または F958
次ページの表を参照してください。
© Scania CV AB 2016, Sweden
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PGRT 推奨事項
ダンプトラック
30 mm)
タビリティが良好な場合
ティッパ ― シャフト位置は、最初のドライビングギアアクスルからプラットフォームティッパ ― シャフト (B) の中心までの距離によって決まります。
その他の構成に関する詳細情報については、Scania ディーラーにお問い合わせください。
シャシ サスペンション ティッパーシャフトポジションの推奨寸法(B)
4x2 A/B 最大 1,000 mm
6x2/2
6x2/4
8x2/4
4x2 Z 最大 1,230 m(スタビリティが良好な場合は 1,7
4x4
6x2 A/B 最大 2,230 mm
6x2*4
6x4
8x2*6
8x2
8x4
6x2 Z 最大 2,190 mm
8x2
6x4 Z ボギー距離 1,350/1,355 mm で最大 2,120 mm(スは 2,350 mm)6x6
8x4 ボギー距離 1,445/1,450 mm で最大 2,170 mm
8x6
8x8
8x4*4 A/B 最大 3,530 mm
10x4*6
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PGRT スタビリティの向上
ダンプトラック
21
304
873
ダンプトラックのスプリングに対する、無荷重時(1)および最大サスペンション圧縮時(2)における各場合の作動油シリンダーの相対位置
スタビリティの向上
ボギーのブロッキングリーフスプリング装備のダンプトラックは、液圧によりボギーをブロッキングして、荷を投下中のスタビリティを向上させることができます:
• ピストンロッドがリヤスプリングをできる限りホイールアクスルのセンター近くでブロックするように、液圧シリンダーを左右の側に取り付けます。
• インストルメントパネルに警告灯を取り付けます。 これはボギーブロッキングの作動を示す必要があります。
注記:
ボギーブロッキングは 6x2 ホイール構成のトラックでは機能しません。
© Scania CV AB 2016, Sweden
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PGRT スタビリティの向上
ダンプトラック
304
874
ダンプスタビライザーダンプにダンプスタビライザーを装備して、荷の投下時のスタビリティをさらに向上させます。 ダンプスタビライザーは、横方向の力をプラットホームからシャシフレーム下方へと逃がすことによって、プラットホームがラテラル平面上で捩れることを防止します。
ダンプスタビライザーは、プラットフォームおよびサブフレームに取り付けられたジョイントを介して相互に連結された、2 つのリンクで構成されています(図を参照)。
最大の効果を得るために、ダンプスタビライザーはリヤアクスルセンターまたはボギーセンターの真上に取り付けられる必要があります。
Scania では、例えば採石場のダンプトラックや、通常極めて劣悪な路面で荷の投下を行うその他のダンプトラックに対して、ダンプスタビライザーを使用することを推奨しています。
© Scania CV AB 2016, Sweden
06:30-01 発行 11 ja-JP 20 (24)
PGRT サブフレームなしのダンプトラック
ダンプトラック
ティッパ ― トラックの準備に関する詳細は、工場取付オプションパッケージに記載されています。
329
838
Min 10 mm
330
237
Min 75 mm
Min 10 mm
Min 610 mm
330
238
Min 75 mm
Min 10 mm
Min 610 mm
サブフレームなしのダンプトラックサブフレームなしのダンプトラックは特に好適な条件、路面が良好で過積載がない場合に製造することができます。 サブフレームなしのダンプトラックは、ダンプトラック用準備 02、フレーム F957 またはフレーム F958 を装備している必要があります。
ダンプトラック用準備 02 が完了した状態での工場出荷を注文することができます。
ラバーブロック
シャーシフレームへの損傷リスクを低減するために、プラットホームはシャーシフレームに対してラバーブロックでサポートする必要があります。
• 図で示された例のように、寸法が 75x45 で長さが最小 300 mm のラバーブロックを取り付けます。 これらをプラットフォームの下のフレームサイドメンバーに取り付けます。
• 片側に取り付けるラバーブロックの数は次のように決めます:
– アクスル距離が >4,500 mm の車両向けには、ラバーブロック 8 個– アクスル距離が <4,500 mm の車両向けには、ラバーブロック 6 個
ラバーブロックの接触面は、フランジの内端から最低 10mm でなければなりません。
重要!
ダンプボディの全長がすべてのラバーブロックに乗っていなければなりません。
© Scania CV AB 2016, Sweden
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PGRT サブフレームなしのダンプトラック
ダンプトラック
150 150
400 400
361 9
88
ラバーブロックの位置ボギー中心の前または後ろの 150 ~ 400 mm エリアでは、ラバーブロックをスタートまたは終了してはなりません(図の斜線部分)。 しかし、ラバーブロックはダッシュドエリア全体に拡大することができます。つまり、ダッシュドエリアの前50mm からスタートし、後ろ 50mm で終了することができます。
© Scania CV AB 2016, Sweden
06:30-01 発行 11 ja-JP 22 (24)
PGRT サブフレームなしのダンプトラック
ダンプトラック
いては、ラバーブロックを次の場所に設置することをお奨めします
AD A B
,900 4,550 3,700
,100 4,750 3,900
,300 4,950 64,100
ADDx75x45
985
1 6852 085
2 755B
A
JA 2210
1 385
359 5
03
ダンプトラック用準備 02、フレーム F957 またはフレーム F958 を装備する車両につ(サイズはすべて mm)。
AD A B C
5,100 5712 5092 4207 D = 少なくとも 300 mm 3
5,300 5,912 5,292 4,407 4
5,500 6,112 5,492 4,607 4
ADDx75x45
CB
A
JA 2160
3 4352 735
2 0351 635
1 335935
359 5
02
© Scania CV AB 2016, Sweden
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PGRT サブフレームなしのダンプトラック
ダンプトラック
メンテナンスと改変ビームフレンジの摩耗を最小限に抑えるには、継続的にメンテナンスを行う必要があります。
メンテナンスには次が含まれます。
• ラバーブロックとフレームの継続的な点検
• 磨耗したラバーブロックの交換
• ダンプシャフトの潤滑
• ダンプシャフトの過度の遊びの修正
重要!
ビームフランジ外周部に摩耗が生じ始めたら、上記の推奨に従がってプラットホームサポートのポジションおよびタイプに修正を加えてください。
過度の磨耗がある場合、フレームサイドメンバーを補強する必要があります。
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