PMC - koyoele.co.jp · PMC パネルマウント電源 24V 35W 1相/ PMC-24V035W1A 特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度：25℃、入力タイプ：AC電源です。

TECHNICAL DATASHEET

PMC パネルマウント電源

24V 35W 1相/ PMC-24V035W1A□

特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度：25℃、入力タイプ：AC電源です。

www.DeltaPSU.com(2017年12月、Rev. 03)

本和文資料は参考のために光洋電子工業株式会社が英語版データシートを翻訳したものです。

英文と和文に相異がある場合は、デルタ電子株式会社の英語版データシートを正とします。

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PMC特長

ワールドワイドAC入力範囲入力電圧全範囲でも、電力低下は生じません完全耐食性アルミケース高MTBF > 700,000 時間 (Telcordia SR-332に準拠) IEC/EN/UL 60950-1に準拠した安全承認保護構造： IP20

前面コネクタ搭載

安全規格

CB認証されている為、世界規模での使用が可能です。

型番: PMC-24V035W1A☐

単位重量: 0.24kg (0.53 lb)

外形寸法 (L x W x D): 128 x 97 x 38 mm

(5.04 x 3.82 x 1.5 inch)

概要

当パネルマウント電源は、世界最大の電源メーカーでありソリューションプロバイダーであるデルタ電子の新製品です。公称出力電圧24V、-

10℃～+70℃の広い温度範囲、および非常に正確な最小ホールドアップ時間を備えております。最先端のデザインは、過酷な工業環境に耐える

ように設計されており、衝撃・振動にも耐えられるIEC 60068-2-6に準拠した軽量のフルアルミボディデザインが高く評価されています。デルタ電

子製のパネルマウント電源は、過電圧および過負荷保護も備えております。広範囲な入力電圧範設計は、世界各地で互換性があり様々な用途

で使用頂けます。また、入力は125～375VdcのDC動作電圧を備えております。とりわけ、優れた設計と品質にも関わらず決して高価では無い為、

コストパフォーマンスに優れております。

型番情報


型番入力電圧範囲定格測定電圧定格出力電流

PMC-24V035W1A☐ 85-264Vac (125-375Vdc) 24Vdc 1.46A

型式番号

PM C – 24V 035W 1 A

パネルマウント製品タイプ

C - 密閉型

出力電圧出力容量単相 PFCなしコネクタタイプA - 端子台J - 端子台(IP20) *

L - 前面*

*オプション

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仕様

入力定格/特性

公称入力電圧 100-240Vac

入力電圧範囲 85-264Vac

公称入力周波数 50-60Hz

入力周波数範囲 47-63Hz

公称DC入力電圧* 125-250Vdc

DC入力電圧範囲* 125-375Vdc

入力電流 < 0.75A @ 115Vac, < 0.50A @ 230Vac

効率(100%負荷時) > 85% @ 115Vac & 230Vac

最大突入電流(コールドスタート) < 30A @ 115Vac, < 60A @ 230Vac

漏れ電流 < 1mA @ 240Vac

* IEC/EN/UL 60950-1に準拠した安全承認。

出力定格/特性**

公称出力電圧 24Vdc

工場出荷時の設定値許容差 24Vdc ± 2%

出力電圧調整範囲 22-28Vdc

出力電流 1.46A(最大35W)

出力容量 35W

ラインレギュレーション < 0.5% typ.(@ 85-264Vac 入力、100%負荷)

負荷調整 < 1% typ.(@ 85-264Vac 入力、0-100%負荷)

PARD*** (20MHz) < 150mVpp

立ち上がり時間 < 30ms @ 公称入力(100%負荷)

起動時間 < 2500ms @ 公称入力(100%負荷)

ホールドアップ時間 > 15ms @ 115Vac, > 80ms @ 230Vac (100%負荷)

動的応答(Overshoot & Undershoot O/P Voltage) ± 5% @ 85-264Vac 入力、0-100% 負荷

(スルーレート:0.1A/μS、50% デューティサイクル @ 5Hz-

100Hz)

容量性負荷による起動最大8,000μF

**50 °C ～ 70 °C のパワーディレーティングについては、3ページの電源のパワーディレーティング項を参照してください。***PARDは、AC結合モード、5cmワイヤ、および並列の0.1μFセラミックコンデンサおよび47μF電解コンデンサと測定されます。

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機構

ケースシャーシ/カバーアルミニウム

外形寸法 (L x W x D) 128×97×38mm (5.04×3.82×1.5インチ)

単位重量 0.24kg (0.53 lb)

表示緑色LED (DC OK)

冷却システム対流

端子 PMC-24V035W1AA M3.5 x 5 ピン(定格300V/15A)

PMC-24V035W1AJ M3.5 x 5 ピン(定格 300V/20A)

PMC-24V035W1AL M3.5 x 5 ピン(定格 300V/20A)

ワイヤー 7ページ参照

ノイズ(電源から1m) 音圧レベル(SPL) < 40dBA

環境

使用周囲温度動作温度 -10 ～ +70 °C

保存温度 -25 °C ～ +85 °C

パワーディレーティング > 50 °C (2.5 %/ °C)

動作湿度 5～95% RH (結露しないこと)

動作高度 3,000 m(9,840フィート)

衝撃試験(非動作時) 方式： IEC 60068-2-27

30G (300m/S2) 持続時間18ms、

方向毎に3回の計18回

振動(非動作時) 方式： IEC 60068-2-6

10Hz-150Hz @ 50m/S２(5G ピーク);

全てのX, Y, Z 方向に軸当たり90 分

汚染度 2

保護

過電圧 < 32V±10%

SELV出力

Hiccup モード

非ラッチ (オートリカバリ)

過負荷/過電流 > 定格負荷電流の120%

Hiccup Mode

Non-Latching (自動復帰)

過熱 < 75℃ 使用周囲温度 @ 100% 負荷

非ラッチ(オートリカバリ)

短絡 Hiccup モード

非ラッチ (障害解除時のオートリカバリ)。

保護構造 IP20(PMC-24V035W1AJ)

耐衝撃保護 Class I (*PE接続)

*PE:一次接地

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信頼性のデータ

MTBF > 700,000時間 (Telcordia SR-332 に準拠)

I/P:115Vac、O/P:100%負荷、Ta: 25℃

キャパシタ予想寿命 10年間(115Vac & 230Vac、50% 負荷 @ 40℃)

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安全規格/指令

電気保安 Nemko Bauart ：EN 60950-1

UL/cUL認証：UL 60950-1 および CSA C22.2 No. 60950-1

(ファイルNo. E191395)

CCC ：GB4943.1

CBスキーム：IEC 60950-1

CE EMC指令2014/30/EUおよび低電圧指令2014/35/EUに

準拠

材料/部品 RoHS指令2011/65/EU対応

電気的絶縁入力-出力 3.0kVac

入力-接地 1.5kVac

入力-接地 0.5kVac

EMC

EMC /エミッション CISPR 32, EN 55032, FCC Title47: Class B, GB9254.1

イミュニティ汎用規格: EN 55024

静電気放電 IEC 61000-4-2 レベル4 基準A 1)

排気量: 15kV接点放電: 8kV

放射界 IEC 61000-4-3 レベル3 基準A 1)

80MHz-1GHz、10V/M、1kHzトーン/80%変調

電気的高速過渡/破裂 IEC 61000-4-4 レベル3 基準A 1)

2kV

サージ IEC 61000-4-5 レベル3 基準A 1)

共通モード2) : 2kV

差動モード3) : 2kV

伝導 IEC 61000-4-6 レベル3 基準 A 1)

150kHz-80MHz、10Vrms

電源周波数磁場 IEC 61000-4-8 レベルA 1)

10A/m

電圧のディップ IEC 61000-4-11 100%浸漬;1サイクル(20ms);自己回復可能

低エネルギーパルス試験(リング波) IEC 61000-4-12 レベル3 基準A 1)

共通モード2) : 2kV

差動モード3) : 1kV

電圧変動/フリッカ IEC/EN 61000-3-3

1) 基準A:仕様範囲内の通常の性能

2) 非対称:共通モード(ライン・アース間)

3) 対称:差動モード(ライン間)

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ブロック図

装置説明

1) 入力/出力端子台コネクタ

2) DC 電圧調整ポテンショメータ

3) DC OK 制御LED (緑色)

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外形寸法

L×W×D: 128×97×38mm (5.04×3.82×1.5インチ) (PMC-24V035W1AAおよびPMC-24V035W1AJ)

L×W×D: 128×97×38mm (5.04×3.82×1.5インチ) (PMC-24V035W1AL)

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エンジニアリングデータ

出力負荷ディレーティングVS使用周囲温度

図 1 垂直/水平取付方向によるディレーティング

> 50 °C (2.5 %/ °C)

注意

1. 斜線範囲外で電源を使用し続けると、電源部品

が劣化したり、破損したりする恐れがあります。

図1のグラフを参照してください。

2. 使用周囲温度>50℃にて出力容量が低下しない

場合、装置は「過熱保護」状態になります。アク

ティブ化すると、出力電圧はバウンスモードに入

り、使用周囲温度または負荷が低下すると、デ

バイスが動作状態を維持するために必要な範囲

で復帰します。

3. 装置が意図された方法で機能するために、装置

が動作している間、隣接するユニットと20mm

(0.78インチ)の安全距離を維持することが必要で

す。

4. 使用周囲温度および電源から供給される出力負

荷に応じて、装置は非常に高温になる可能性が

あります。

5. 装置を他の方向に取り付ける必要がある場合、

詳しくは[email protected]にお問い合わせくださ

い。

出力負荷ディレーティングVS入力電圧

入力電圧範囲で出力電力が低下することはあ

りません。

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側面取付(水平)ベース取付(垂直)側面取付(垂直)

組立/据付

Ⓐ 電源アセンブリの取付穴を取付面に取り付けます。

電源は、最小5mm長のM3ネジにて、少なくとも2個の取付穴に取り付けてください。

Ⓑ この表面は、電源が取り付けられる顧客のエンドシステムまたはパネルに属します。

Ⓒ コネクタ

図 2 取付方向

- 以下のサイズのフレキシブルケーブル(より線またはソリッドケーブル)を使用してください。

PMC-24V035W1AA PMC-24V035W1AJ PMC-24V035W1AL

AWG 22-14 AWG 22-12 AWG 22-12

- コネクタのトルクは、13Kgf cmを超えてはなりません(11.23 lb・インチ)。絶縁剥離長さは、0.275インチまたは7mmを超えてはなりません。

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取り付けアクセサリー

ねじと内部構成部品との間の安全な距離を維持するため、ベース取付穴にはM3

ネジ (<=6mm (0.23インチ))のみを使用してください。

推奨取付締付トルク: 4～8Kgf.cm(3.47～6.94 lbf.in)。

安全上の注意

– 十分な対流冷却のために、装置が動作している間、常に全ての排熱口のある表面から安全距離(>=20mm (0.78インチ))を維持してください。– この装置は、プラスチックのような、熱伝導率の低い表面の物に配置することは推奨されておりません。– 装置のエンクロージャは、使用周囲温度および電源の負荷に応じて非常に高温になる可能性があることに留意してください。運転中や電源

OFF直後は、装置に触れないでください。火傷の恐れがあります。– 通電中は、端子に触れないでください。感電の恐れがあります。– 設置時に、開口部から異物、粒子、導体が入らないようにしてください。感電、安全上の問題、火災、故障の原因となります。

– 機器は、監視下にあるか指示を受けていない限り、身体的、感覚的、または精神的能力が低下した人物(子供を含む)、または経験と知識の

欠如した人物によって使用されてはなりません。

– 警告: デバイスを接続するときは、L と N を接続する前にアース接続を確保してください。デバイスを切断するときは、アース接続を取り外す

前に L と N の接続を取り外します。

– 装置の影響を受けることが無いように注意し、接地を行ってください。

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機能

起動時間

入力電圧が印加された後、出力電圧が最終定常状態設定値の90%に達するのに要する時間。

立ち上がり時間

出力電圧がその最終定常状態設定値の10%から90%に変化するのに要する時間。

ホールドアップ時間

AC入力電圧の崩壊と出力が定常状態設定値の95%まで下がるまでの時間。

起動時間、立ち上がり時間、ホールドアップ時間のグラフ

突入電流

突入電流は、測定されたピーク瞬時入力電流であり、入力電圧が

最初に印加されたときに発生する。AC入力電圧の場合、突入電流

の最大ピーク値は、印加されたAC電圧の最初の半サイクルの間に

生じる。このピーク値は、AC電圧の後続のサイクル中に指数関数

的に減少する。

動的応答

電源出力電圧は、その定格電流の0%から100%までの動的負荷を

受けたとき、その定常状態値の±5%以内に留まる。

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過負荷・過電流保護(ｵｰﾄリカバリ)

出力電流がIO (最大負荷)の120%を超えると、電源の過負荷(OLP)およ

び過電流(OCP)保護が作動します。このような場合、VOは垂下し始め、

電源がその最大電力限界値に達すると、保護が起動され、電源は

Hiccupモード(オートリカバリ)に入ります。OLPおよびOCPの障害状態

が取り除かれ、IOが仕様範囲内に戻ると、電源は復帰します。

IOの持続時間を延長することは、それがPSUに損傷を引き起こす可能性があるので、100%以上120%である場合には推奨されません。

短絡保護(オートリカバリ)

電源の出力OLP/OCP機能は短絡保護機能を備えています。短絡が

印加されると、出力電流は、このページのOLP/OCP項目の図に示さ

れているように、Hiccupモードで動作します。電源は、短絡が取り除か

れた後に通常動作に戻ります。

過電圧保護(オートリカバリ)

電源の過電圧回路は、その内部フィードバック回路が故障したときに

アクティブ化します。出力電圧は、3ページ保護項目に規定されている

仕様を超えてはなりません。

過熱保護(オートリカバリ)

ディレーティング項目での記載通り、電源は過温度保護(OTP)を備え

ています。100%負荷時で動作温度が高い場合、動作温度がディレーテ

ィンググラフ内で推奨されている温度を超えると、電源はOTPに入りま

す。アクティブ化すると、出力電圧は、温度がディレーティンググラフ内

で推奨されている通常の動作温度まで低下するまで、バウンシングモ

ードに入ります。

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動作モード

冗長運転

電源ユニット(PSUs)の適切な冗長動作を保証するために、2

つのユニット間の出力電圧差は、これらの24V電源に対して

0.45～0.50Vに維持されなければならない。冗長動作を設定す

るには、以下の簡単な手順で行ってください。

ステップ1

PSU 1、PSU 2の出力電圧を測定します。PSU 1がマスタ・ユ

ニットである場合、PSU 1のVOはPSU 2より高くなければなりま

せん。出力電圧を設定するには、各電源を85～264Vacのライ

ン電圧で定格負荷の50%に個別に接続し、PSU 1、PSU 2の出

力電圧を設定してください。

ステップ2

電源ユニットPSU 1、PSU 2を、上図右側のDRR-20N(または

20A)モジュールのVin 1、Vin 2にそれぞれ接続してください。図 3 冗長動作接続図

ステップ3

システム負荷をVoutに接続します。DRRモジュールの出力電圧Voutは、= VO (電源の出力電圧)-Vdrop*(DRRモジュール内)になりますのでご注意ください。

*Vdropは、負荷電流および周囲の空気温度に応じて、0.60Vから0.90V(典型的には0.65V)まで変化する。

並列運転

電力供給ユニット(PSUs)は、出力電力を増加させるための並

列動作用としても使用することも可能です。2つのユニット間の

出力電圧の差は、互いの25mV以内に維持されなければなり

ません。この差は、各ユニットに独立して接続された同じ出力

負荷で検証されなければなりません。

EMI、突入電流、漏れ電流、PARD、始動時間などのパラメー

タは、2つのユニットが並列に接続される場合、データシート上

のパラメータとは異なります。御使用の際は、並列に接続さ

れた2つの電源が、それらの製品/用途において依然として適

切に動作することを継続して検証する必要があります。

図 4 並列運転接続図

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その他

デルタRoHS対応

有害物質の使用制限

欧州指令： RoHS指令(2011/65/EU)は、電気および電子機器で使用するために、鉛、水銀、カドミウム、クロム、ポリブロ

ミネート難燃剤PBBおよびPBDEなどの均質材料の最大不純物レベルを制限しています。RoHSとは、“Restriction of the

use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment”の略です。

本製品は本規格に準拠しています。

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